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May 28, 2007

●5月28日(月) / クサイチゴの果実・アゲハ4齢から5齢へ・産まれたよ!カマキリの子ども・園内通信

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 <クサイチゴ>(草苺)   バラ科
                   学名 Rubus hirsutus
                       (Rubus=キイチゴ属 hirsutus=粗毛のある,多毛の)

園内はようやく春落ち葉が一段落し、木々の緑が美しい爽やかな季節を迎えています。落ち葉といえば、一般的に晩秋から冬にかけての紅葉後の「秋落ち葉」をさしますが、「春落ち葉」という言葉があります。お山の中の常緑樹も、春から夏にかけて多くの木の葉が落葉し、新葉との入れ替えをします。この春は、“サクラの花びら,ガク,果実”が順に落ちた後、また今年更に大きくなった木馬の上の“クスノキ”が毎日ドッサリと落ちてきました。加えて、連休に入った頃からの約1ケ月は、孟宗竹の葉が黄色くなって落葉しました。ドングリの木やその他いろんな木からの春落ち葉も一段落し、自然はいよいよ夏の深緑の季節に向かう準備が整ったようです。

そんな中、草間から赤く可愛い実をあちらこちらでのぞかせているのが、写真の「クサイチゴの実」。4月半ばに白い花が咲いた後、徐々に果実が大きくなりました。子どもたちがよく見つける「ヘビイチゴ」は食べられますが甘くはありません。このクサイチゴの果実は案外甘くなかなか美味しいのです。たくさん集めるとジャムが作れます。
「せんせい、このいちごの実がほしいの」とある女の子が言うやいなや、側にいた男の子が「はい!」と、直ぐさま採って渡してあげていました。お庭あそびでレストランのお料理に飾るためだそうです。暫くして「せんせい、さっきはいちごありがとう。いちごのお陰でお料理が明るくなりました」と、報告にも来てくれたしっかり屋さんは、年中児の女の子Nちゃん。微笑ましい限りです。
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【その後のアゲハの成長の様子】
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      <4齢幼虫になったよ>          <4齢幼虫から5齢幼虫へ脱皮直後>右は脱いだ皮
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<ミカンの葉をほとんど食べ尽くした5齢幼虫たち>       <元気いっぱい5齢幼虫>

5月8日にやって来た孵化したてのアゲハチョウ1齢幼虫は、この約3週間の間に大きな5齢幼虫(終齢幼虫)に成長しました。ミカンの幼木の葉も、葉脈だけ残し食べ尽くしてしまいました。このままでは食べ物がなくなりそうなので、山の学校玄関前にある“夏ミカン”の一枝をはしごを架けて調達し、早速新しい木の葉に幼虫をそっと移してみたら、やはりミカンの種類が違ったのでしょうか。少しずつ葉を食べ始めましたが、少しためらいがある様子。明朝にはどうなっているか少し心配です。
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【オオカマキリの孵化後1齢幼虫】
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 「今日のお昼に孵ったよぉ~」<オオカマキリの子ども>       <仲間がいっぱーい>

昨年の冬に、当時の年長児(現在1年生)の男の子3人がお庭で見つけ預けていった「オオカマキリの卵」が、お昼間にふと見ると飼育ケースいっぱいに孵っていました。多分100匹以上はいるでしょう。エビやザリガニの幼生とよく似ています。このカマキリの1齢幼虫も、大人と同じく自分でアブラムシなどを捕らえて食べるようです。アゲハ等と同じく脱皮を繰り返して成長し、夏8月頃に成虫になります。今年の秋には、たくさんのオオカマキリがお庭に出てきてくれたら子どもたちも喜ぶことでしょう!
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本日は、園内通信「お知らせ23」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 保育参観(6月1日)のご案内
◇ 送迎について(お知らせとお願い)
(※北白川幼稚園バレー部より、別紙◆新入部員募集のお知らせ◆をお持ち帰りいただきました。)