●6月8日(金)/カピテーヌ・ジョン・イングラム・オトシブミ・ゾウムシ・スジクワガタ・コメツキムシ・園内通信
<キャピテーヌ・ジョン・イングラム> オールドローズ
作出 1854年 M.Laffay フランス
オールドローズとは、1867年以前に存在したバラの総称。現代バラにはないたおやかな花の色、豊かな香りを持つため魅力あるバラです。その品種の多くは一季咲きで半つる性。この種も、苔で覆われたようなつぼみがつき、花が咲く前からその姿を楽しむことができます。ダマスク系の香りあり。そう言えば最近、バラの葉にはよく穴が開いていて、その近くにはオトシブミの姿があります。
またこれは、「蓼科高原バラクライングリッシュガーデン」のナーサリーから苗を持ち帰ったもの。思い返せば、初めてこのガーデンを訪れたのは今から約20年ほど前のことになります。そこにいらしたガーデニングに詳しそうな女性と暫くの間直接お話をすることになりました。蓼科にガーデンの場所を定めた理由、また、広大な土地を開墾して英国式ガーデンを作ることに伴う苦労や、イギリスからの種の輸入許可が下りにくく思うようには計画が進まないことなどを、遠くを見るような眼差しで話しておられました。その彼女が、ガーデンプロデューサーでありオーナーの英国園芸研究家ケイ山田さんでした。まだお花より土のほうが多く見えるお庭を眺めながら、「あと10年もすれば良いお庭になると思います。」と仰っていた通り、今では各地から観光バスがツアーを組んで多くの人々が訪れるイングリッシュガーデンとなっています。私も年に一度は訪ねる大好きな場所です。
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【オトシブミ】
<バラの葉裏にオトシブミの成虫がいます>
オトシブミ・・・葉を巻いて中に産卵し、4月~8月に成虫が見られます。
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【ゾウムシ】 ゾウの様な背中のライン
見つけようと思って見ているわけではないのですが、なぜかふと目に入ってしまう虫たち。これは何だろう?ゾウムシかな?ゾウムシと言えば、昨年の秋、子どもたちとクヌギやドングリやクリを拾って、お庭の隅っこで石で割って“ゾウムシの幼虫さがし”をしたものです。子どもたちが覚えやすいゾウムシと言う名のごとく、横から見ると本当に背中を丸めたゾウのような形をしているのがユニークです。
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『本日のお庭遊びでの発見!』
【スジクワガタ】♀ Gちゃんの発見 【オオクシヒゲコメツキ】♂ Sくんの発見
クヌギの樹液に集まる 立派なオスの触角は、くしの歯状
体操服の下から上へのぼっている
↓
【オオクシヒゲコメツキ】拡大↑
コメツキムシの種類はよく子どもたちが見つけ、体を裏返しては「プチン」と音をたてて跳ね返るのを見て遊んでいます。なので私の小さな頃には、「プッチンムシ」と呼んでいました。この種類はそのようにして遊ぶ気がしないくらいの、大きなコメツキムシの種類。この触角の立派さには驚きです。
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本日は、「お知らせ27」と別紙「お誕生ありがとう運動」のご案内をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 家庭教育相談について(期間 6月13日~15日の3日間)
◇ 避難訓練について
◇ 「お誕生ありがとう運動」について
◇ 課外教室(絵画教室)の6月スケジュール変更について
◇ 実習生のご紹介