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October 11, 2007

●10月11日(木) / ポポーの実・おいも掘り遠足無事終了!

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   <ポポーの果実>  バンレイシ科  原産地アメリカ東部,南部
                 学名 Asimina triloba  別名 ポーポー  
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                  <大きな葉っぱは、なんと25㎝もある!>

『う~ん!とてもいい香り!』。
ポポーの実ってご存じですか?私はつい最近まで知りませんでした。とても可愛い名前です。これは、幼稚園音楽教室の美都子先生のご自宅にできたポポーの木になる果実だそうで、顔を近づけなくても甘く、パイナップルにバニラの香りを混ぜたような何とも言えないよい香りが漂ってきます。
日本名はアケビガキ、英名はpawpaw(ポウポウ)と呼ばれ、日本には明治時代中期に入ってきました。春に紫色~チョコレート色がかった花をつけて、そのあと秋に黄緑色の果実が成ります。果実は勿論食べられて、中にたくさんの黒い種があります。
原産地アメリカでは栽培が盛んなようですが、日本市場で目にすることはほとんどないので(輸送中にとても痛みやすく長期貯蔵が難しいとのこと)、実を試したい方は、苗を仕入れて気長に育ててみられてはいかがでしょうか。花が咲くのが楽しみですよ。
樹高は3m~10m位になるようです。いただくのがもったいないくらい、可愛らしい実です。
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【おいも掘り遠足を終えて】
今朝目覚めるなり、ポトンポトンと雨の音。「え~?」予報は昨日からまん丸の晴れマークだったのに、どうして??急いで外に出てみると、西の空まで一面雲が広がり徐々に雨音が増してきます。それから、大慌てで電話連絡をお回しする算段となりました。各ご家庭のご協力を、有り難うございました。

早朝、静原「橋本農園」さんにお電話しますと、あちら方面は霧雨なので、水たまりができることもないだろうから大丈夫でしょうとのことでした。降水確率もわずか10%で晴れに向かう予報に願をかけ、無事、9時20分に配車をお願いしていた京都バス3台に学年毎に分乗し、9時30分過ぎには出発にこぎつくことが叶いました。
幸い、宝ケ池通り~北稜高校北の大きな道路~市原方面経由でスムーズに農園へ到着し、橋本農園さんからのご挨拶の後、ひなびた田園風景に包まれてのおいも掘りがスタートしました。畑はまったく濡れずによい土で、一人一つのスコップを手に、「ヨイショ、ヨイショ」と土と大奮闘。シャベルがほしいと思うくらい、大人でも結構の力が要りますが、どの子も忍耐強く頑張って掘り進めていきました。

今年のおいもは、長細い「べにあずま」と丸く大きな「なるときんとき」の種類が混ざっているとのこと。例年と比べてどの株もとてもジャンボなおいもだったように思います。ビニール袋が収穫したおいもでふくらむ度に、子どもたちの表情からは満足と達成感がうかがえました。
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     <大きな大きなおいも! 手前のは約35㎝もあるビッグサイズ>

その後は記念写真を撮影しました。掘った中で一番大きなおいもを選んで写りますが、一瞬“猫”を抱っこしているのかと思うくらいの大きなおいもを、頑張って抱えている子もいました。
力を出し切った後は、「お腹空いたよ~」の声が相次ぎ、田舎の風景と空気を吸いながらお弁当をいただきました。

1時前には、みんなの何より大事な収穫物のおいもを、ワゴン車に山積みにして出発。各公園に無事届けることができました。静原発の京都バスも予定通り、木ノ本町着。そして、各学年ともお母さんの待たれる公園まで元気に歩いて戻ることができました。

お昼には晴れ間も出てきて、幸運にも実施できた「おいもほり遠足」でしたが、来週は園庭での“焼きいも”などを予定しています。このまま週末予定している運動会が無事に行えて、たっぷりと実りの秋を楽しむ活動が来週からできますように祈りたいところです。
今晩は、おいもの天ぷらかな? おいもご飯かな? お母さんにお料理してもらっての楽しい夕飯のシーンが目に浮かぶようです。