<フレンチラベンダー> シソ科 原産地 地中海沿岸
学名 Lavandula stoechas L.
地中海沿岸地帯に自生するラベンダーは、ヨーロッパ古典語のラテン語ではlavare(洗う)を意味するように、古代ローマ人はお風呂にラベンダーで香りをつけて洗っていたと言われます。
以前、イタリアトスカーナ地方の丘陵地帯を訪れた時には、辺り一面にラベンダーが自生していて素晴らしい香りに包まれていました。日本に比べて空気が乾燥しているためか、それは日本でのラベンターの香りとは全く違った香しいものでした。その地方では、ラベンダーは小さな子どもを悪魔の目から守ってくれる~と言う言い伝えもあるハーブです。
ラベンダーの種類としては、イングリッシュラベンダーがより有名ですが、このフレンチラベンダーは別名をストエカスラベンダーとも呼び、花の上にあるウサギの耳のような形の苞が特徴的な半耐寒性常緑小低木で、毎年5月頃から咲いています。全草に香りがあり、暑さにも強く育てやすい種類です。
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【お庭あそび】
本日は、終日雨がしとしと降っていましたが、今週を振り返って、各学年とも外遊びでは園庭に子どもたちの花が咲いているようでした。昨日は、長い時間を子どもたちと園庭で過ごしました。
年少児は、ブランコ,すべり台は勿論のこと、黙々とお砂場で作業をしたり、竹ぽっくり,一本下駄にもトライする姿がありました。また、お庭図鑑と虫かごを持って、颯爽と虫さがしをする子、サナギからチョウになる様子を石段にすわって図鑑を見てうなずきながら葉の辺りを探しているチームなど、一生懸命の微笑ましい風景が至るところに見られます。
「見てみて!」と固定鉄棒まで引っ張られていった時、両手を広げてピョンと鉄棒に飛びつくなり軽くくるりと前まわりをしたSちゃん。見事に軽やかだったので、「どこで練習したの?」と尋ねると、『カラオケでー』と無邪気に応えます。
「えっ、カラオケはマイクで唄うところでしょう?そこで鉄棒も練習できるの?」と聞くと、『そうよ』とこっくりうなずいていたので、今はそんなカラオケがあるのでしょうか。
また、グローブジャングルでも年少数名が遊んでいましたが、「しっかりおててを持ってね~」と言うと、そんなこと当然・・というように、三人がスイスイと一番てっぺんまで登っていきました。てっぺんの縦棒を持って勇ましく立つ三人を見て思わず私も上まで登っていきましたが、降りる時にも足場を確かめながら決して無理をせずゆっくり急がずに上手く手足を使えるので大変感心しました。
年中児で、一番高い鉄棒も手を伸ばして飛びつけるようになったFちゃんと鉄棒が得意気なTちゃんたちとは、続いて数名でとても楽しい鬼ごっこをしました。お砂場近くでは、出来たてのランチセットが届けられたり、サクラの実が山盛りのケーキを一緒に作りました。普段は大人しげな女の子が裸足で元気に走りまわる姿も目にし嬉しかったし、お友だちと様々に関わりを広げながらどの子もが力いっぱい遊び込んでいる尊い姿がありました。
つい最近、年長児の男の子たちが園長室の外で仲間内で虫探しをしている気配があり、そこにふと聞こえてきたため息混じりのツブヤキの声がありました。今も思い出す度に太郎先生と笑ってしまうのです。
『あ~~あ、ぼくは、ミミズになりたいなぁ~~。だって、ミミズって、切られても切られても生きていられるにゃろー』 (真剣モード)
これには何とも可笑しくて思わず吹き出してしまいました。まだほんの5歳児なのに、十分人生の厳しさ辛さを芯から分かっているかのようです。潰れてしまっても健気に生きているミミズを見て、偉いなぁすごいなぁ・・と思ったことがあったのかも知れません。
昨年、年長児の男の子数名と虫探しをしていた時にも、何だか忘れられないセリフがありました。数名で虫かご片手に草間を探していたのですが、
「なあ、○○ちゃんは大きくなったら何するう?」
「う~ん、だいがくかなあ?おとうさんみたいに・・。じゃあ△△ちゃんは~?」
「ぼくはなぁ、おとうさんがなぁ、これからはやっぱり、のうぎょう(農業)や、っていうんや~」
と、少し真面目な面もちでうつむき加減に振り返っているようでした。
女の子は案外現実的に目の前の遊びに夢中になっていますが、男の子は遊びの傍ら、早くも将来の使命を意識しているようでもあります。
だからこそ、幼児期~児童期には思いっきり遊び込んでほしいという気持ちになります。でも、そんな話を交わしつつも、ふと目の前に現れた昆虫に思いっきり無邪気に熱中できる切り替えのよさも持ち合わせていて、みんな将来が頼もしい子どもたちです。
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本日は、園内通信「お知らせ21」「お知らせ22」「お知らせ23」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
「お知らせ21」
◇ 短冊を入れる箱について
◇ PHP推薦図書のご案内
◇ おやまのミニミニ幼稚園のお知らせ
「お知らせ22」
◇保育参観について
「お知らせ23」
◇新型インフルエンザの対応について(2)