●10月5日(月) / 酔芙蓉(スイフヨウ)・第60回運動会をふり返って
<スイフヨウ> アオイ科 原産地 中国,日本
学名 Hibiscus mutabilis L. ’Versicolor ’
お散歩をしていると、この時季よく目にするのは柔らかな色合いのスイフヨウ。ふんわりと優しい印象の花です。
ムクゲ(木槿)やハイビスカスと同じアオイ科の植物ですが、朝方は白かった花が時間が経つにつれ淡いピンク色~濃いピンク色になり、そしてその日のうちに散ってしまう一日花。
酔いがまわって頬に赤味がさしてくるのに例えられた名前ですが、なかには白い色が変化しない種類もあります。これは夕方5時頃に撮したものなので、きっと酔わない白花のタイプでしょう。
---
昨日はこの上ない天候に恵まれて、また多くの方々のご協力ご支援をいただき第60回運動会を滞りなく行うことができました。澄んだ青空に、赤帽白帽を被った子ども達のキラキラした笑顔が輝く素晴らしい一日であったことを心から嬉しく思い返しております。
朝早くからご協力いただきました大勢の役員のお父さま方、そして誘導係や母子競技にご参加下さいましたお母さま方、またお孫さんとの競技にご出場下さいましたお祖父さまお祖母さま方、ご来賓の皆さま、設備準備等にお力添えを下さいました業者の方々皆さまに心より御礼申し上げます。
子ども達にとっては、9月からの日々の練習の積み重ねにより、更に成長した姿をご家族の方々に見ていただき、褒めていただくことのできた誇らしい発表会となりました。
園児単独の種目だけでも、旗体操,お遊戯,徒競走,クラス対抗リレー等たくさんに取り組みました。
ツクツクボウシの声が響く9月残暑の中を、額を汗いっぱいにしての練習が進んでいくと、勝ち負けに対する喜びや悔しさが芽生えてきて涙を流すこともありました。また、クラスのために自分が力いっぱい頑張ればいい、という大きな気持ちを持てるようになったことも成長だと思います。
各学年母子競技では、いつも支えて下さる大好きなお母さまと一緒に競技に出場し、大きくなっても心に残るよい思い出となったことでしょう。
見事に首尾よく動かれるお父さま役員のお働きは勿論、グランド上で競技する子ども達を間近で見守られる眼差しがどのお父さまも大変優しく温かいのが印象的でした。「子どもを包むご家庭のすべては、この力強く温かな笑顔に支えられている」と確信する思いで、皆さまの様子を拝見しつつマイクを握っておりました。
最後の閉会式で、クラス担任からお首にご褒美の金メダルをかけてもらった子ども達は、一人一人が一等賞、ピカピカ輝く笑顔でした。
今回の運動会の経験が、子ども達の更なる成長の糧となりますよう祈りたいと思います。