●4月8日(木) / ソメイヨシノ・入園式・園内通信
<ソメイヨシノ(染井吉野)> バラ科 原産地 日本
学名 Cerasus x yedoensis (Matsum.) A.V.Vassil.
春休み中に咲き出した園庭のソメイヨシノです。サクラ吹雪の日もありましたが、本日は穏やかな天候に恵まれました。本日の入園式にご出席された新入園児とご家族をお祝いするように、美しく咲いていてくれました。このお山にはソメイヨシノの他に、ヤマザクラ,シダレザクラ,サトザクラなど数種類が咲きますが、このソメイヨシノは100歳は越える樹齢です。この春休みに、枯れた幹や枝を整理していただきましたので随分すっきりとしました。やがて葉がでて赤い実を落とし、一年を通して子どもたちに自然の贈り物を見せてくれます。
「あれは何ですか?」
入園式が終わり園庭での記念写真撮影後、お孫さんのために長野県からお越しになったお祖母さまが、見上げた木の中に芽のようなものを見つけてお尋ねになりました。お山の中にある幼稚園ですので多くの木々に囲まれています。サクラのほかにカシ,コナラ,メタセコイヤ,モミジ他が新芽を出して春の温かな陽差しをいっぱい浴びています。
これは、大木クスノキの花のつぼみで、5~6月に白っぽい花を咲かせます。子どもたちが入園して暫くした頃に、花のあとにできる黒っぽい果実がポトリポトリとおちてきます。葉枝を手でちぎるとよいにおいがしますし、常緑高木なのに、きれいなオレンジ色の春落ち葉も落ちてきて、子どもたちは手で束ねたり、果実とともに「こどもレストラン」の材料にしたりします。
<北白川幼稚園の先生です>
明日からいよいよ幼稚園生活が始まりますね。毎日幼稚園で楽しく過ごせますように、みんなで楽しみにお待ちしています。よろしくお願いいたします。