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June 30, 2010

●6月30日(水) / パッションフラワー(時計草)・園内通信

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  <時計草(パッションフラワー)> トケイソウ科 原産地ペルー,ブラジル
      学名 Passiflora caerulea  英名 passion flower
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はじめて見た人は少しギョッとするかも知れません。和名トケイソウと言う名の通り時計の文字盤の形をした花で、3つある雌しべが、長針、短針、秒針のようにも見えます。
英名 passion flowerパッションフラワーは、「受難の花(キリスト受難)」の意味で、イエズス会の宣教師がこの花を5つの受難としてラテン語で flos passionis と呼んでいたのを訳したことから由来します。

この葉や茎を利用したパッションフラワーは心穏やかになるハーブとしても有名です。神経系の血液循環をよくし、交感神経の調子を整える働きがあるので、痛みや筋肉の痙攣をやわらげる作用やリラックス作用があります。不眠症の場合もこのハーブティーが有効のようです。精神的に安定し、自然に眠りにつくことが出来るのは何より大切なことだと思います。
同じ種類のクダモノトケイソウ(果物時計草)の果実は、フルーツ売り場に並ぶパッションフルーツで、半分に割ってそのまま食べるほかジャムやジュースにもできます。
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本日は、園内通信「お知らせ33」をお出ししました。
内容は、
◇ 尿検査,蟯虫検査について
◇ 1学期生活発表会保護者鑑賞日の会場について
*お知らせとともに、検査キットをお渡ししました。

June 21, 2010

●6月21日(月) / ベゴニア“テネラ”・クロオオアリの観察・園内通信

                                        滋賀にて/
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<ベゴニア テネラ> シュウカイドウ科 原産地/南米アンデス産より園芸種 
               学名 Begonia tuberosa(pendula)

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美しく咲いた花をみると、神さまが創られたものはなぜこのように美しいのかと思います。これは、ある温室に入ったとたん遠くからパッと目についた“球根ベゴニア テネラシリーズ”の一つ。
流通名のテネラには、スカーレット,サーモン,ホワイトがありますが、これは見ての通りのサーモン。この種のベゴニアは、株が大きくなるほどに枝が垂れてきて美しさに磨きがかかります。しばらくはその場を離れがたい思いがして何枚も撮しましたが、実はひときわ魅力的なとっておきの一枚はアップするのをためらい今回はやめておきました。まるで美しい人間の姿にも思えるからです。

ベゴニアの名は、フランス領カナダ総督「ベゴン」に由来するそうで、何百種とベゴニアの花を発見した当時の植物学者を応援した人だそうです。学名は、全世界共通で国際植物命名規約により1つの種に学名が1つ、ところがうっかり1つの種にいくつかの学名がついていることがあるというのがユニークです。実際このベゴニアもしかり、以前は全体で2000種と言われていたのが整理をすると実際には1000種とのこと、それでも驚きの数です。
植物の学名は、6年に1度開催される国際植物学会議により決定されるようですが、学名自体はラテン語でつけられますから、植物学者にはラテン語は必須なのでしょう。
世界中のどこかで新種を発見し自分の好きな名を命名できるとすれば、それはこの上ない幸せなのではないでしょうか。
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梅雨の合間の外あそびが活発です。
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これは先日撮った写真ですが、クロオオアリを見つけるのが大好きな男の子年長児Kちゃんが採ってきたサクラの樹液と、わたしが提供したハチミツを小枝につけて虫かごの中を観察したものです。
はじめ、右側の樹液にも集まっていましたが、予想どおり左側のハチミツには大勢が寄ってたかってあっという間に食べつくしてしまったのでした。
横で見ていた女の子が、上からドクダミの花をそっと入れてくれました。さすが女の子、優しい心配りでした。
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本日は、園内通信「お知らせ29」「お知らせ30」をお出ししました。
内容は、
「お知らせ29」
◇ 内科診断の概要(園医 井上先生とのお話より)
「お知らせ30」
◇ 今月末のお帳面のお預かりについて
◇ 園児名簿について
◇ 左京地区PTAバボール大会のお知らせ
◇ お忘れもののお知らせ

June 16, 2010

●6月16日(水) / 花がらいっぱい・園内通信

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花がらをつぎつぎにブリキのバケツに摘んでいると、ふと目をやった瞬間、たまった花が思いのほか鮮やかなので嬉しくなったのでした。咲き終えた花を摘まないと、次の花にじゅうぶん栄養がまわらず美しく咲いてくれません。バラ,クレマチス,ゼラニウムなど、5月から今までたくさん花を咲かせてくれました。
バラの花がらはとてもよい香りがするので、乾燥させてポプリにするのも楽しみです。
いよいよ緑が目に眩しい季節がやってきます。
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本日は、園内通信「お知らせ28」をお出ししました。
内容は、
◇ 園オリジナルレインコートのお届け
◇ NPO法人誕生日ありがとう運動について

June 10, 2010

●6月10日(木) / アイスバーグ・つきぐみさんのアサガオ・園内通信

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          <アイスバーグ>  バラ科  作出国 ドイツ
                        学名  Rosa ‘Iceberg’

「同じつるバラ “サマースノー”よりも扱いやすいでしょう」とのお勧めで仲間入りしたアイスバーグ。氷山を意味するとおり、爽やかなピュアホワイトの花をたくさんつけました。
白バラは、見ていると確かに心が洗われるようです。
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<年長児つきぐみさんの育てるアサガオ>
各クラスのお当番さんが、お役目の一つとして毎朝アサガオにお水をあげています。
プランターの前で子どもたちが「はやくおおきくなりますように・・」といつも声をかけてあげているんです、と、まみ先生。
たっぷりお水をもらったのでしょう。プランターの下から流れ出た水と、ポンと前に置かれた小さなジョウロが大変愛らしく微笑ましい限り。子どもたちのためにも早くつるをのばし、大きくなってきれいな花を咲かせてくれますように・・。
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 種をまいた頃~まだかなまだかな  今、大きな双葉が出ています          
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 こちらのクラスも少し遅れて芽がでてきました。よかったね。 
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本日は、園内通信「お知らせ26」「お知らせ27」をお出ししました。
内容は、
「お知らせ26」
◇ 第2回ふれあいサタデーのご案内
「お知らせ27」
◇ 内科診断について

June 4, 2010

●6月4日(金) / カレンデュラ・クロオオアリ結婚飛行・園内通信

                        「咲きほこるカレンデュラ畑/滋賀」
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         <カレンデュラ>  キク科  原産地 地中海沿岸
                      学名 Calendula officinalis

この花の名、カレンデュラ(Calendula)は、カレンダー(calendar)の語源で、ラテン語Calendae(毎月の第1日)から由来するようです。
どの月の初めになっても咲いているほど花期が長いことから名付けられ、和名ではキンセンカでお馴染みの花。お陽さまがいっぱい咲いたように見えるため「太陽のハーブ」とも言われますが、スキンケア製品で有名なドイツヴェレダの製品ラインに“カレンデュラシリーズ”があるのはみなさんご存じでしょう。
すり傷,きり傷などの皮膚のトラブルに、またアレルギーやとびひ対策の手だての一つとしてカレンデュラクリームがご一家に一つあると便利かも知れません。
ヨーロッパでは、この葉を食料にしたり、薬用,染料としても使われています。
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  「クロオオアリ結婚飛行の日」
あれは5月21日午後のこと。園庭や園内石段の隙間から「ブーンブーン」 と蜂が飛ぶような羽音が響いてきました。お帰り際のことで気がついた子どもたちもいたようですが、どうやらこの日は年に一度の「女王アリの結婚飛行」の日でした。アリの巣の入り口はいよいよ騒々しくなり、羽を持つアリが動き回っていました。

 <園庭のクロオオアリたち>
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      羽ばたかせながら、グルーミングをしている様子です
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     巣から大勢出てくる       ひときわ大きいのは女王アリ

4月から、子どもたちがダンゴムシとともにアリを観察しながら虫かごに入れる姿が今もありますが、今見られるアリのほとんどは大きなエサを懸命に運んでいます。自分の体の何倍もの、あるいは何十倍もの大きさのエサをひたすら引きずっていたりします。頭の触角で仲間を確認しながら、力を合わせてエサを運ぶ姿に子どもたちが見入っていることもあります。

クロオオアリは、羽の生えたおすアリと体の大きな女王アリ、そしてメスの働きアリから構成されています。やがて、巣穴からからだの最も大きな女王アリが出てきたら、羽のない働きアリだけを残して、みんなで空に飛び立つのです。
女王アリは他の巣から飛び立ったおすアリと空中飛行で交尾をした後、地上に戻り、巣作りの準備をします。不要になった羽は体をよじって自ら落とし、地面から深さ5㎝ほどの所に一日かけて巣を作り、巣が完成したら産卵に入ります。自分の体をいっぱいに曲げて自らの卵を大事そうに取り出します。そうして生まれた幼虫は、働きアリになります。

ほとんどの昆虫は自分の卵を生みっぱなしにするのですが、クロオオアリの女王アリは自分の体から出てきた卵を大事にくわえて下に置きます。卵から働きアリが生まれる間もずっと見守り、羽化がはじまるとまゆを破る手伝いをします。
以前、生んだ卵を二日ほど見届けてその場を去ったオオカマキリのお母さんの姿を見た時にも感動しましたが、5月になれば園内で毎年出会うクロオオアリのお母さんは、人間の母親と変わらない優しさをもっていることに更に感動を覚えます。

5月の風が心地よく爽やかな晴天の日に行われるクロオオアリの結婚飛行。そして、羽を落とした後に、天から与えられたお役目を全うするべく、産卵の場所を探しながら疲れたように歩いているお母さんアリの姿を目にする度に、思わず頑張って・・・と、心の中で応援せざるを得ません。
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飛び立った瞬間の女王アリ。重い体の女王アリは風の動きをみてやっと飛び立ちます。
  〔この飛行写真のみ、科学のアルバム 「アリの世界」より引用〕
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本日は、園内通信「お知らせ24」をお出ししました。
内容は、
◇ 家庭教育相談について
◇ 「お誕生ありがとう運動」について
◇ 「幼稚園総合保障制度」被保険者証のお持ち帰りについて
◇ お山のミニミニ幼稚園について