●6月21日(月) / ベゴニア“テネラ”・クロオオアリの観察・園内通信
滋賀にて/
<ベゴニア テネラ> シュウカイドウ科 原産地/南米アンデス産より園芸種
学名 Begonia tuberosa(pendula)
美しく咲いた花をみると、神さまが創られたものはなぜこのように美しいのかと思います。これは、ある温室に入ったとたん遠くからパッと目についた“球根ベゴニア テネラシリーズ”の一つ。
流通名のテネラには、スカーレット,サーモン,ホワイトがありますが、これは見ての通りのサーモン。この種のベゴニアは、株が大きくなるほどに枝が垂れてきて美しさに磨きがかかります。しばらくはその場を離れがたい思いがして何枚も撮しましたが、実はひときわ魅力的なとっておきの一枚はアップするのをためらい今回はやめておきました。まるで美しい人間の姿にも思えるからです。
ベゴニアの名は、フランス領カナダ総督「ベゴン」に由来するそうで、何百種とベゴニアの花を発見した当時の植物学者を応援した人だそうです。学名は、全世界共通で国際植物命名規約により1つの種に学名が1つ、ところがうっかり1つの種にいくつかの学名がついていることがあるというのがユニークです。実際このベゴニアもしかり、以前は全体で2000種と言われていたのが整理をすると実際には1000種とのこと、それでも驚きの数です。
植物の学名は、6年に1度開催される国際植物学会議により決定されるようですが、学名自体はラテン語でつけられますから、植物学者にはラテン語は必須なのでしょう。
世界中のどこかで新種を発見し自分の好きな名を命名できるとすれば、それはこの上ない幸せなのではないでしょうか。
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梅雨の合間の外あそびが活発です。
これは先日撮った写真ですが、クロオオアリを見つけるのが大好きな男の子年長児Kちゃんが採ってきたサクラの樹液と、わたしが提供したハチミツを小枝につけて虫かごの中を観察したものです。
はじめ、右側の樹液にも集まっていましたが、予想どおり左側のハチミツには大勢が寄ってたかってあっという間に食べつくしてしまったのでした。
横で見ていた女の子が、上からドクダミの花をそっと入れてくれました。さすが女の子、優しい心配りでした。
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本日は、園内通信「お知らせ29」「お知らせ30」をお出ししました。
内容は、
「お知らせ29」
◇ 内科診断の概要(園医 井上先生とのお話より)
「お知らせ30」
◇ 今月末のお帳面のお預かりについて
◇ 園児名簿について
◇ 左京地区PTAバボール大会のお知らせ
◇ お忘れもののお知らせ