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2014.05.13

5月13日(火) / ライラック“エスタースターレー”・土の感触を楽しんでミニトマトの苗を植えたよ! ・園内通信

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        < ライラック>    モクセイ科      原産地 ヨーロッパ
                      学名 Syringa×hyacinthiflora ‘Ester Starey’

少し前まで咲いていたライラック“エスター・スターレー”。ヨーロッパ産でフランスではリラと呼ばれ愛されています。これはプレイルーム横の庭に数年前に植栽したものですが、肥料が少なかったためか昨年より淡い色合いの花でした。昨春に植栽したひみつの庭前のライラック並木(まだ幼木ばかり(^^))にも、今年は品種ごとに小さな花が咲きました。
昨年、ひみつの庭周辺の植物は、お山の中から夜に遊びにやってくるシカにすっかり葉を食べられてしまいましたが、今年は夜間にセットするセンサーの音やライトで対策を講じた成果もあって無事にしっかりと育っています。
ライラックは、国内では出回っていないヨーロッパ産の小さな苗を持ち帰り、自宅のナーサリーで現在育成中です。
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5月。毎日の体育あそびとともに、“ひみつの庭”や“ひみつの森”に出かけ自然に触れる時間が増えてきました。水槽に取り分けたビオトープのオタマジャクシを手に取って観察したり、早、数匹生息しているカエルを追いかけて水に飛び込む様子を見た子ども達から歓声が上がったり・・。同時中継であれこれお伝えしたいところですが、ブログをアップする暇がなく残念です。

<土の感触を手で楽しんだあとは、ミニトマトの苗を植えました! >
5月1日(木)の記録。
以前、花壇にいちごを植えましたが、実がなるといち早くダンゴムシがいちごの中にもぐって食べ尽くす始末。“ひみつの庭”が完成して一年後の春、今年は子ども達のお弁当にも必ず見られるミニトマトを植えてみることにしました。事前に先生達と土壌づくりをし、新たにもう一つミニ畑をウエーブエッジで仕切って作りました。スペースの都合と苗の扱いから今回は年中長児の取り組みとしました。
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秋10月頃には飛来するであろうアサギマダラ蝶を観察するためのフジバカマ植栽横の空きスペースを利用して年長児用畑に。トマト用培養土とミニトマト品種“シュガーミニ”の苗を仮置き。
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こちらは年中児用スペース。予報に反して朝から弱雨が降り始め、やがて本降りになってきたためプランは延期と考えていました。傍ら庭の反対側のビオトープの水抜き作業(ビオトープ清掃作業については後ほどアップ予定)を業者さんと打ち合わせながら畑の土の状態を確認すると、不思議なことに土はまったくと言ってよいほど雨の影響を受けておらず、予定通り活動に入ることにしました。
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やがて年中児の姿が見えてきました。大勢なので、少人数ずつに分かれて一人ひとりが土に触れ、苗の植え込みが体験できますように。トマトは弱アルカリ性の土が育ちやすいので、あらかじめ有機石灰や成長に必要な栄養分も入れています。
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「これはトマトの赤ちゃん苗。大きくなったらみんなもよく知っている赤いミニトマトができます。とても茎が折れやすいのでそっと気をつけて触りましょう。」
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「みんなでがんばって植えましょうね。エイエイオー!」耕した畑の土の上にさらにトマト用の土を追加投入してフカフカの土に。
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お砂場の砂の感触は子ども達はよく知っていますが、土はまったく別です。コンポストの土も少し前に子ども達と確かめてみた日がありましたが、よい土は黒くサラサラとして手触りがとても気持ちいいものです。
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感触を楽しむ遊びには泥あそび、水あそび、ヌルヌルを楽しむスライムあそびなどありますが、土の感触はしっとりとして特別です。この日はトマトを植えるよりも土に触れた感覚をみんなに感じてほしいと思いました。スモックの腕まくりをして準備します。土の手触りをゆっくり確かめています・・・。
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順番を待つ間、先生のお話に耳を傾けています。雨は結構降りましたが芝生が濡れるほどではありません。
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こちらも土を足しながら元の土と新しい土とをよく混ぜ込んでいきましょう。フジバカマ植栽横なので数名ずつ順番にやってみましょう。
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はじめは少しずつ手に触れていますが、慣れてくると素手もまったく平気。どんどん土を混ぜていきます。
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『なんかいい匂いがするよ』 「お隣にセージ(ハーブ)が植わっているからかもね」
『わたしのおとうさんは畑をつくってはるよ』 「そうなの! いろんなお野菜がみんなで食べられるわね」 いろいろな話題が出てきます。
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先生がスコップで穴を掘ったところにトマト苗をそっと入れて上から優しく土をかけて押さえていきます。
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赤ちゃんをそっと触るような子ども達の優しい手のタッチ。植え込みと株元に土をかけてあげる作業がつづいています。
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『こうしてやさしく土をかけてあげるのよ』 『ぼくはこのくらいたっぷり土をかけてあげるよ』 などとお話しながら。
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みんなで柔らかくしたミニトマトのベッドに赤ちゃんトマトをそっと植えていこうね、とお隣と一緒に確認しながら土をかけています。
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『ここの土もきれいにしてあげる』 『もう土をかけてもいいかな』 土の中の小さな生き物も見つけたのかな。幼虫かな?
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ゆきぐみ、ほしぐみ混合で交代でトマト植えに取り組む時間が流れました。
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鳥の声を聴きながら時間が流れています。植え終えたら、庭のヒノキの切り株で遊んでいる姿も見えます。
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子どもの凛々しいくらいに真剣なまなざしが映ります。手にのせた黒い土が指の間からサラサラこぼれています。
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『みんなとても上手だね』 お友だちと協力して土をそっとかけてあげます。
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土の感触は気持ちいい?                    さあ、次の苗がきましたよ。
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築山の芝生の上は5月のポカポカの陽射しです。傍ら、トマト植え込みに取り組む女の子たち。
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みんなで最後まで頑張って植えられましたね。ぐっと体を伸ばしてストレッチ。さあ、次は園庭にしゅっぱーつ!
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見事に年中児トマト植え込み完了。。すくすく大きく成長して1学期末7月頃には赤い実が収穫できるといいね。小鳥さんカラスさん達が食べないかなあ。また観察してみましょう。
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さて、園庭でスタートダッシュに取り組んでいた年長児がひみつの庭にやってきました。
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先生のお話のあと、早速土を混ぜ合わせる作業に入りました。年長さんはさすがに勢いもあり土を触る手も大きく動きます。
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ギュッギュッと土をにぎってみる。そっと触ってみる。柔らかいかな? サラサラしてるかな?
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まったく濡れていない柔らかな土。この土からみんなが食べているお野菜ができます。
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真剣な眼差しと力強い手が土をしっかり混ぜていきます。 築山では順番を待っている子たち。ジャンケンポン!
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「茎が折れやすいからそっとだって! 」   ほんと、小さくてかわいいね・・という声が聞こえてきそうです。
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茎を指の間に挟んでゆっくりポットから抜きます。大切に土をかけている女の子の優しい手です。慈しむような作業を他の子に見守られながら。
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『そうそう、そっとおさえるんだって』              定位置に次の穴を掘っていく先生。
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最後まで、粘り強く頑張って取り組んでいる姿。 さあ、次は手を洗ってお楽しみのお弁当の時間ですよ。
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もう少し茎が伸びてきたら全部の苗に支柱を立ててあげ、土は乾いたらお水をあげます。トマトは乾燥気味が好きなので水のあげすぎに注意です。
右写真はひみつの庭の外のライラック“センセーション”が小さな花を咲かせている様子です。年々株が大きくなるとピンク色に白い縁取りの花になりとてもよい香りが漂います。

今回、子ども達は植物を育む土の触覚の刺激を仲間と一緒に手から感じてくれたと思います。あれから約10日が過ぎた今、ひみつの庭を訪れるとミニトマトの苗に小さな黄色の花が咲いていることも子ども達は自ら気づいています。ミニトマトのお世話をしながら生育を観察する一方、芝生や土の裸足の感覚を楽しむなど、緑の自然の中で幼児期のやわらかな感性の土壌を耕すことも大切です。

また、新学期がスタートしてようやく1カ月ほどが経過しました。全体として送り迎え、新しいクラスにもだいぶ慣れてきました。お母さまお父さま方にお力添えをいただくプランについては楽しいアイデアなど頂戴することもあり、急がずに検討しています。
今年1月、親子でヒノキの皮むき体験に続きひみつの森の奥の史跡をたどったふれあいサタデー以降、週末には親子でひみつの森へハイキングに出かけられる姿もあります。
子ども達を中心に幼稚園に関わる私たち大人が、意識を広く共有しながらよりよくつながることができる場づくりなども想っています。
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本日は、園内通信「お知らせ20」をお出ししました。
内容は、
◇ 京都三大祭り休園について
◇ PHP図書のご案内

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