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May 6, 2011

●5月6日(金) / ハナズオウ・思いっきり外あそび・園内通信

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     <ハナズオウ(花蘇芳)>    マメ科  原産地 中国
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たんぽぽぐみ園舎の下のエリアに、4月半ば頃から今なお咲いているのは「ハナズオウ」の花。濃いピンク色の花はよく見ると蝶のような形をしています。
細い木に花だけが密に咲いている少し変わった印象の花ですが、葉は花が咲いたあとに出てきます。江戸時代に日本に入ってきた中国原産の花。
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〔思いっきり外あそび〕
晴天に恵まれた今日は、朝一番から各学年がお庭に繰り出して元気に過ごしました。
「虫かご貸してくださーい!」と一番乗りで元気にやってきたのは年長児Yくん。昆虫が大好きな様子で、園内で出会うたびにキラキラした目で昆虫の話をしてくれます。
続いて年少、年中児も虫かごを借りに来て、お庭で見つけた生き物を入れて観察しています。何と、大きく真っ黒のお父さんダンゴムシを20匹近くも見つけたり(中に1匹だけお母さんダンゴムシがいました)、目の前を飛び交う小型のハチを見ながら急いで図鑑を広げてみる二人組の男の子の姿もあります。草間にそっとカタツムリがいたり、葉を食べる小さな幼虫も少しずつ出てきました。

園内に数本あるクスノキの大木からは、きみどり色やオレンジ色の春落ち葉が風とともに大変ダイナミックに落ちてきますし、サクラの木からは花のあとのガクがパラパラ落ちてきます。ウグイスやカラスの声も嬉しそうです。
身も心も自然と調和して、長時間夢中になって遊ぶ子ども達の声がお山の中に響いた一日でした。
これから約一ヶ月の好季節、空の下で思いっきり体を動かしてそれぞれの外あそびを心ゆくまで満喫したいものです。
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本日は、園内通信「お知らせ15」「お知らせ16」【送りグループ変更届】をお出ししました。
内容は、
「お知らせ15」
◇ 家庭訪問訪問日時
「お知らせ16」
◇ 送りグループ変更開始について
◇ 夏用スモックご用意のお願い

April 27, 2011

●4月27日(水) / チューリップ満開・園内通信

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    <チューリップ>  ユリ科  原産地 地中海沿岸~中央アジア
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いま、年少たんぽぽぐみ前の花壇には、ユリ咲きや八重咲きの色とりどりのチューリップが満開。よく見ると中央がオレンジや黄色のラッパスイセンやアネモネもあります。

ゆきぐみ、ほしぐみの子ども達は覚えているかなあ~。思い返せばこれらの花は、元たんぽぽぐみ担任だった先生と昨秋に土を耕し肥料を加えて植え込んだものでした。そのあくる日には、当時たんぽぽぐみだった子ども達全員が一球ずつ大切に土の中に植えてあげたのでした。
そして毎朝登園するたびに、「早く赤ちゃんちゅーりっぷが芽を出さないかなあ」「大きくな~れ大きくな~れ」と声をかけてあげたお陰で、たくさん雪の積もった冬の時季を経てようやく芽を出し始めたのが今年の2月頃だったかと思います。

その後お陽さまを浴びてすくすく成長し、こんなにたくさんのお花を咲かせてくれたチューリップたち。土の中の肥料の一部に、以前各クラスで飼っていたカブトムシの幼虫のフン(よい肥料となる)が入っていたことも功を奏してか、どれも鮮やかに大きく咲きました。
チューリップの成長の様子は、すべての園児が前を通るたびにそれとなく気にはなっていて、「きれいに咲いたね」「わたしはこのピンク色が好き」と、お花の中をそっとのぞく姿もありました。

チューリップのような小さな球根花でも、太陽を受け、土の栄養や水分を吸収しながらじっくり半年間かけて大きくなることを思うと、幼児期の子どもの日々の成長はめざましいものがあります。一日中お花の芽を見つめていてもほとんど変化は見られませんが、子どもの場合は幼稚園生活で毎日手にとるような成長がどの子にも見られます。そうして半年先、3年先、または10年先という長いスパンで子どもの成長を考えてみると、必ず大きく立派に成長されることは間違いがありませんので、時には少し離れたところからゆったりとお子さんを眺めてみることも大切でしょう。子を思う気持ちにもゆとりが出てきます。

ただ、成長の過程には、当然日照りの日もあれば雪に覆われる厳しい寒さの日もあります。しかし子どもは間違いなく成長していることを信じ、一方親自身も子どもとともにずっと成長できるという信念と感謝の気持ちを持って、あるときは正面から子どもを諭し、あるときには認め褒め、また勇気づけ励ましながら、親子ともに貴重な毎日を過ごしていただきたいと思います。
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本日は、園内通信「お知らせ14」「園児の健康について」をお出ししました。
内容は、
「お知らせ14」
◇ 出席カードお預かりについて
◇ 月末お持ち帰り品
◇ 写真袋のお持ち帰りについて
◇ 明日の遠足について
「園児の健康について」
◇ 紫外線対策として
◇ 手洗い、うがいについて
◇ 発熱について

April 20, 2011

●4月20日(水) / ヤマブキ・嬉しいお弁当・園内通信

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      <ヤマブキ> バラ科  原産地 日本,中国
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こうしてアップで撮ると、オトギリソウ科のキンシバイ(金糸梅)に大変似ていることがわかります。
一重のこのヤマブキは、山の学校「離れ」下の石垣に、ユキヤナギとともに垂れ下がるように毎年姿を見せてくれます。
夕刻の風にのって、ふんわりふんわりと揺れる様子を見つめていると、一瞬時を忘れてしまいそうです。
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〔嬉しいお弁当〕
新年度がスタートして僅か10日足らず、ですが子ども達は着実に園生活に慣れてきてお帰りまでを元気に過ごせるようになっています。時間が許す限り年少クラス(主にことりぐみ)に入っていますが、中でも今週から始まったお弁当タイムは子ども達にとって格別のものだったと思います。側に一緒にいる私たちも嬉しくなってきます。朝お部屋に到着しておカバンを置くなり、いつの間にか素早くお弁当を広げてみる子も毎年数名います。

年少クラスは他の学年より少し早めの11時過ぎから準備を始めますが、お弁当の中身には、ハート型やチョウの型取りのニンジン,小さくカットしたソーセージ,ひと口サイズのおにぎりに見事なカットワークが施された海苔などが巻かれ、小さなお弁当箱の中には幸せがぎっしり詰まっています。
比較的おとなしかった女の子がとても饒舌にお話しているシーンも見られます。スプーンとフォークを駆使して、またお箸を使い、4~5人のグループのお友だちとともにいただくお弁当は何と言っても一日のハイライト。
みんな食欲旺盛で大方ペロリと食べてしまうのですが、お茶を少しずつ飲みながら、ゆっくりもぐもぐみんなで頂くお弁当の栄養は、午後からの活動を支え、自らの足で再び歩いてお山を下りお母さまの元まで帰るための原動力となっています。

明日からはいよいよ2時降園となり本格的な園生活に入りますが、ただ今の季節は花どきのため今日のように雨が降るとひんやりする日もあり寒暖の差があります。
また学年を問わず、少しずつ新生活の疲れが出てきた様子で、微熱や鼻水などのお子さんも見られます。朝のお子さんの体具合によっては続けて幼稚園に行かねばと決して無理をされず、思い切って休養の一日を取られると案外すっきりされることもあります。

明日はまた良いお天気になる模様です。午前中の前半は全園児で4月お誕生会を第三園舎で行いますが、その後は十分にお外遊びを楽しめそうです。
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本日は、園内通信「お知らせ9」「お知らせ10」をお出ししました。
内容は、
「お知らせ9」
◇ 春の親子遠足について(マップつき)
「お知らせ10」
◇ 課外教室お申込み結果について

April 14, 2011

●4月14日(木) / モクレン・お庭めぐり・園内通信

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     <モクレン>(シモクレン)  モクレン科  原産地 中国南西部
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        お山のモクレンの大木 / 合間より市街を見晴るかす

4月半ば、桜のつぎにお山のシモクレンが咲き出したら、今年も確かに春がやってきたことを思います。
外が赤っぽい紫色からピンク色、内側が白色の大きなモクレン花は地球上で最古の花。
1億年以上も前から変わらぬ姿で咲き続けているそうです。
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〔お庭めぐり〕
今日は、9時40分より縦割りグループに分かれて園内をゆっくりとお散歩してまわりました。
お友だちと手をつないで、お山の中に点在するそれぞれのクラスの名前を引率の先生から教えてもらったり、石段から下には勝手に下りてはいけないことなどをお約束しながら歩きました。

通園がスタートしてわずか4日目ですが、さらに少しずつお子さんは幼稚園生活に慣れてこられています。
行き帰りの通園グループでお友だちと手をつないで歩けるようになったり、各お部屋では先生の読む絵本や紙芝居をみんなで興味深く見ることができたり、お部屋のお手洗いに自分で行けるようになったり・・・と、特に年少児さんは日を追うごとにできることが増えて来られています。
先生お友だちのお顔も少しずつお馴染みになっていく貴重な日々を積み重ねながらも、ふとお母さまが恋しくなる時もありますが、先生に抱っこをしてもらったり優しく声をかけてもらうことで、降園まで頑張って元気に過ごすこともできます。

お天気もこのところ順調に味方してくれますので、願わくば明日もこのまま晴れの日となってほしいところです。
晴れたら明日午前中は、お庭でたっぷり遊ぶ予定です。
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本日は、園内通信「お知らせ7」「お知らせ8」をお出ししました。
内容は、
「お知らせ7」
◇ 保護者会でお話した内容について
  ・現在のクラス,送り迎えの状況について
  ・年間行事予定について
  ・園児名簿と電話連絡テストについて
  ・課外教室・ひねもす教室・カプラ教室について
  ・その他
◇ 図書のご紹介
◇ 山の学校よりお知らせ
「お知らせ8」
◇ 保育袋・諸費用袋について
◇ お誕生絵本について
◇ 北白川幼稚園バレー部より「新入部員募集のお知らせ」

April 11, 2011

●4月11日(月) / 陽光桜・園内通信

                                     「哲学の道」にて
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    <陽光桜(ヨウコウザクラ)> バラ科   原産地 日本
                       学名 Prunus cv. Youkou-zakura
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陽光桜は、里桜と寒緋桜から作出されたそうで、過日、哲学の道で一際鮮やかなピンク色が目にとまりました。今満開の染井吉野よりも早く咲き出し、一回り大きく美しい花をつけていました。
別名、紅吉野(ベニヨシノ)とも言われます。
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本日は新年度に入り登園初日、9時前より第5グループさんにつづき各グループが元気に到着しました。
年中児Sちゃんに連れられ最初に到着した新入園児のRくんは、お帰りのときにも一緒に帰れることを確認したらそのままお部屋に入り、上靴にはきかえ、おかばんをフックにかけ、並べられたお椅子に座ってみんなを待っていました。
また、早速園長室にお当番さんに来てくれた年長児男女二人も、昨年度とは違う月ぐみのお部屋からやってきてドアをノックし、誇らしげなにこにこ顔でお役目のお荷物を届けてくれました。

今週は本日のスタイル同様午前中保育を繰り返していきますが、日を追うとともに幼稚園、先生にも徐々に慣れてこられます。毎日、初めての園生活をお子さんなりに精一杯頑張られますので、帰宅後はご家庭でお母さまと十分に休養され、また明日に備えていただきますようお願いします。
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本日は、園内通信「お知らせ3」「お知らせ4」(連絡カード)をお持ち帰りいただきました。
内容は、
「お知らせ3」
◇ 「連絡カード」の使用について
◇ 送りグループ変更について
◇ 幼稚園児のための総合補償制度ご記入のご案内
「お知らせ4」
◇ 送り迎えの様子について
◇ お弁当について
◇ 課外教室について

April 8, 2011

●4月8日(金) ソメイヨシノ(染井吉野)・入園式・園内通信

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     <ソメイヨシノ(染井吉野)> バラ科  原産地 日本 
       学名 Cerasus x yedoensis (Matsum.) A.V.Vassil.

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 〔第三園舎前 冬の間ロゼットを広げ咲いたタンポポ、そこから空を見上げる〕 撮影4/7

哲学の道にも数本あって葉と花が同時に咲く品種“オオシマザクラ”と、“エドヒガン”から生まれたこのソメイヨシノは幼稚園内でいま満開。日本の国花でもあります。

このお山のソメイヨシノは樹齢100年近くになりますが、今週に入って本格的に咲き始め昨日今日の2日間でほぼ満開になりました。
ソメイヨシノの平均寿命は70年ほどと聞きますから、お山のサクラは長寿のサクラになるのでしょうか。
確か昨年の春休み中に、花をつけなくなった大きな枯れ枝をたくさん切っていただき、園内の石段がサクラの古木で埋め尽くされた日がありました。今ではどのサクラもだいぶコンパクトになりましたが、この先もまだまだ長生きして、園内で遊ぶ子ども達を見守っていてほしいものです。

因みに、ソメイヨシノの親であるオオシマザクラは、哲学の道の銀閣寺参道から暫く南へ歩いた辺りに数本見られます。今はまだ咲いていません。ソメイヨシノよりひときわ花びらが白く、葉は桜餅用に塩漬けされることで有名です。
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【入園式】
昨日の始業式につづき、本日は新入園児さんの入園式を行いました。

会場後方からご家族が見守られる中、お祝いの拍手に迎えられピアノにあわせて母子クラス単位での入場となりました。
自分の足で泣かずにしっかりお山を上って来ることができた子ども達は、しっかり前を向いて園長先生のお話を聞きました。

会終了とともにあいにくの雨が降ってきましたので、園庭に上がり満開の桜の下での記念撮影は残念ながら叶わず、第三園舎に急遽場所をこしらえての撮影となりました。
園庭で記念撮影ができなかったことは私たちの過去の記憶にはなく大変残念ではありましたが、一方、会場に集った大勢の方々と椅子,長椅子を移動させたり、会場スペースを譲り合いながら撮影が順に無事できたことをふり返ると、例年とはまた違った大変思い出深い式となりました。
改めて保護者の皆さまのご協力を大変嬉しく思い心より感謝申し上げます。

週が明けると早速送り迎えがスタートします。一日一日を大切に、急がず慌てずゆっくりじっくりとお子さまが幼稚園生活をエンジョイできるように先生一同力を合わせてまいりたいと思います。
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   「同じく室内で記念撮影をしました。どうぞよろしくお願いいたします。」
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本日は、園内通信「お知らせ2」をお出ししました。
内容は、
◇ 担任紹介、送り迎えグループ担当など
◇ 登降園について
◇ 課外教室について
◇ 年間行事予定表について

March 18, 2011

●3月18日(金) / モクレンの下に咲くニホンズイセン・終了式・園内通信

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        <日本水仙>  彼岸花科  原産地 日本
                   学名 Narcissus tazetta var.chinensis

1月中旬から咲き始めたお山の中のスイセンが3月半ば、今なお元気に咲き続けています。
空高くを仰ぎ見ると、青空の中に早モクレンのつぼみが膨らんでいるのが見えました。
ここ数日に降った雪の重みのためでしょうか、モクレンの根本に咲く数本のスイセンが折れていました。緑の濃い葉とともに花を摘んで花瓶に挿すと、素敵な芳香が辺りに漂います。
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本日は、年少児、年中児の終了式を二部式で行いました。
発熱などでお休みの方も若干数ありましたが、この一年間に確実に立派に成長した姿が揃い感慨深い思いでした。

式の途中、どの子もお話をする人の方をしっかりと見て聞く姿勢が身についており、前を向いた横顔はきりりと引き締まっています。
お話は決して簡単ではない内容でしたが、うなずきながら理解できていたのは、ひとり一人が一年間を通して諦めずに頑張って歩んできた何よりの証しです。毎日の歩いての登園、クラスでの数々の取り組み、運動会や発表会などすべてにおいて仲間と頑張って過ごすことができました。

4月になり小さなお友だちが入って来られたら、必ずどの子もが優しく親切に導いてあげられることでしょう。そんな微笑ましい姿が今から思い浮かびます。
春休みが過ぎてサクラやモクレンの花が咲く頃、再びみんなのピカピカの笑顔に会えるのを心から楽しみにしています。
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本日は、園内通信「お知らせ79」をお出ししました。
内容は、
◇ 1学期始業式のご案内 ほか 保育用品・申込み用紙添付

March 7, 2011

●3月7日(月) / カーネーションとラナンキュラス・園内通信

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 <カーネーション ノビオバーガンディ> ナデシコ科  原産地 南ヨーロッパ
 <ラナンキュラス シャルロット> キンポウゲ科  原産地 中近東,地中海沿岸

ワイン色にピンク色の小刻みな縁取りの花は、カーネーション ノビオバーガンディ。
カーネーションは母の日にプレゼントする花の定番ですが、私の小さな頃は、赤,白の2色しかありませんでした。その後ピンク色が出てきてとても嬉しかった記憶があります。
近年、ヨーロッパでは品種改良がすすみ、今では約500種類を越える品種があるそうです。

そしてその横の花は何でしょうか?
春になると咲くアネモネのようにも見えて、アネモネよりも二回りほどは大きくてダイナミック。花の中央にはアネモネに似た黒い花芯がくっきりと見えます。思わずまたアートフラワーかしら?と思いました^^;

アネモネの種類ですか?とたずねると、実はラナンキュラスなんですとのこと。シャルロットという品種だそうで、葉を見ると確かにラナンキュラス独特の葉の形をしています。
一般的なラナンキュラスと随分違いとても驚きましたが、今の季節にしか見られないというシャルロット、素敵な名前です。

グリーンの葉モンステラ、ブルーの実ビバーナムティナス、そして春をつげる黄色のミモザアカシアとともに。
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本日は、園内通信「お知らせ76」をお出ししました。
内容は、
◇ 在園児新年度保育用品について
◇ お別れ会に使用するお菓子について
◇ 3学期終了式
◇ 春休みについて
◇ 今月の絵本貸し出しについて
◇ 3学期生活発表会写真お持ち帰りについて 他

February 18, 2011

●2月18日(金) / ビバーナムコンパクタ・年中リズムバンド・園内通信

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  <ビバーナムコンパクタ>  スイカズラ科  原産地 ヨーロッパ
                     学名 Viburnum opulus 'Compactum'

冬にたわわになる万両の実にとても似ている赤い実は、ビバーナムコンパクタ。
本来、初夏から秋にかけて実がなるのですが、これは暖かい国からはるばるやってきたようです。
白~淡ピンクの花はラナンキュラス“コルテ”。幾層にもなる花びらは清楚なバラを思わせます。
トキワイチゴの葉、ふわふわと垂れ下がるスワイラックスのグリーンとともに。
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〔年中児リズムバンド〕
いよいよ来週末に3学期生活発表会を控え、本日は年中児の初舞台練習の日でした。
様子を見に第三園舎に行きましたが、どちらのクラスも約1ケ月の間、クラス一つになって先生と練習を積み重ねてきた成果を、舞台上で今の力一杯発揮することができたように思います。
リズムバンドでは、受け持ち楽器を手に全員が指揮者をしっかり見ながら演奏できましたし、何より笑顔が溢れる子どもたちの真っ直ぐな歌声は空高くまで響くようでした。
両クラスともワクワク感や緊張を体中で受け止めつつ、幕が開き、そして閉まる最後まで演奏に集中することができました。

いつもながら立派だと思いますが、子どもたちは全員「暗譜」なのです。はじめはクラスで表をつくり見て練習しますが、後半は当然それはもう見ずに暗譜となります。
演奏中、どういう順番でどの楽器が鳴って、自分はどこで鳴らせばよいのかを全部覚えていなければ演奏は成り立ちません。勿論、指揮者さんからそれぞれの楽器に向けて、大まかに合図がくるのは何より大きな支えなのですが、自分のリズム感覚だけが頼りで音を出す楽器もありますから記憶とともに勇気も必要となります。

舞台での練習はもうほんの僅かしかできませんが、毎日みんなで心合わせて行った練習がますます大きな自信となりますように。
来週の前日リハーサル,発表会当日へ向けて、子どもたちの頑張りを心から応援したいと思います。
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本日は、園内通信「お知らせ73」「お知らせ74(年長児用)」をお出ししました。
内容は、
「お知らせ73」
◇ 3学期生活発表会のご案内
「お知らせ74」
◇ 卒園記念大文字登山について

February 10, 2011

●2月10日(木) / モカラ・こんなの見つけた!〔創立時のバッジ〕・園内通信

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     <モカラ>  ラン科   原産地 東南アジア
              学名 Mokara  "ニライビューティー"

モカラはマレーシアを代表する品種で、バンダのほかあと二種類の蘭を高配して作出された花。なるほどよく見ると、バンダの花びらにあるのと同じ花脈が見えます。そこから水分や栄養を吸い上げているのでしょうか。
しかしモカラは大変長持ちします。これは、通りがかった街中のお花屋さんで処分されるところをいただいてきたのが1月末、その時すでに二週間以上は経っていたそうなので、今でざっと一ヶ月です。日中の陽をうけてまだまだ花瓶の中で美しく咲いています。

以前、シンガポールの洋蘭園の写真を見せてもらったことがありますが、現地では蘭が日本のように鉢植えされずに、根をむき出したままその辺りにつり下げてありました。これには大変驚きましたが、実際このモカラもマレーシアではそのようにして生育しているそうなので、花にとって最適な条件さえ揃えばあまり余計な栄養は要らないのかも知れません。
ただ蘭を育てている方にとってはその生育環境の整備コントロールが非常に難しいと聞きます。そう思うと、私たち人間も、日々の足るを知り、健やかに心穏やかに感謝して生きるための自分なりのすべをどうすれば会得できるのか?・・・などと思い巡らせます。
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 【こんなの見つけたよ~!】
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    <創立当時のクレマン帽用バッジ>

これはつい先日の朝、登園してきた年中児の女の子Sちゃんが園庭で拾い見せにきてくれたものです。綺麗なグリーンのバッジで北白川と入っています。

「なんだろうね~?」と二人で顔を見合わせました。よく聞いてみると、ゆきぐみの玄関近くで拾ったとのことです。どうやらこれは、この幼稚園の大分昔(創立当初)の園章のようです。
戦後の当時~今から20年ほど前までは、全員が紺色の制服に首からカバンを斜めがけして通園していましたので(現在は私服通園)、このバッジは制服とともに被っていたフェルト地のクレマン帽につけていた帽子用バッジと思われます。下のバッジは現在のもので、その右写真バッジはやはりクレマン帽用の小バッジです。以前の園児が外で遊んでいたときにも、園内の植え込みの近くで同じくグリーンの部分が赤いバッジを見つけたような記憶があります。その時まだご健在だった先代の一郎先生にお見せすると、バッジを眺めながら懐かしそうに創立時分の話をされたのでした。

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         <現在の園バッジ>

現在のバッジはこの上の写真のもので皆さんよくご存じですが、バッジと言えば、現在も子どもたちが外遊びの最中に裏の留め金がいつの間にか外れて何処かに落としてしまうことが時折あります。大抵探して見つかりますが、残念ながら見つからないこともあります。それを思うと、やはりこれは、昔の園児がうっかり落としたまま園庭の土の中に埋没していたものが何かのはずみで出てきたものに違いありません。
Sちゃんとそんなことをお話した後、「じゃあ、園長先生にも見せておいてね。そしてわたしがここで拾ったことも話しておいてね」としっかり者のSちゃんらしい笑顔でお部屋に入っていきました。

それからわずか数日が経ちましたが、今朝ふとバッジに目をやりつつ、明日(2月11日建国記念の日)はちょうど北白川幼稚園の61回目のお誕生日でもあることに気がつきました。
一郎先生も、きっと天国から昔と変わらぬ子どもたちの声を聞いてにっこりほほ笑んでおられるような気がします。

幼稚園創立については、山下一郎著「保父誕生」をご覧ください。赤い表紙の本で昭和34年瓜生文庫発行260円とあります。園にはいくらか残りがございます。大変古い本ですがご希望の方はお問い合わせ下さい。風化してしまわぬ内にご覧いただけたらと思います。
園ホームページ内では、
http://www.kitashirakawa.jp/50_2.html 「この道50年」/第二章保父誕生 をご覧下さい。
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本日は、園内通信「お知らせ72」をお出ししました。
内容は、
◇ 3学期生活発表会について
◇ 「3学期生活発表会ビデオ」の撮影,製作について
◇ 今月末お帳面のお預かりについて
◇ 絵本の貸し出しについて
◇ 園児の健康について
◇ 住所変更について
◇ PHP推薦図書のご案内

January 28, 2011

●1月28日(金) / ラナンキュラスの思い出・これ何だろう?・園内通信

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<ラナンキュラス> キンポウゲ科  原産地 中近東,地中海沿岸
              学名 Ranunculus asiaticus 別名 花金鳳花(ハナキンポウゲ)

花の名称ラナンキュラスは、ラテン語のrana(ラーナ=カエル)が語源で学名ラヌンクルスを英語読みしたもの。葉の形(写真では見えません)がカエルの足に似ていることが名前の由来とのこと。

ラナンキュラスの花を初めて知ったのは中高生の頃だったでしょうか。その当時、一般にはほとんど流通していない花だったので現実には見たことがなく、デパートのアートフラワー(造花)のコーナーで目にした時にはてっきり創造された花だと思いました。作家がフランス人で、ヨーロッパではラナンキュラスが園芸種としてすでに数多く育てられていたことも後でわかりました。
本物ではない上にそのアートフラワーがあまりに精密に作られていたため、素直にそれを綺麗だとは思えず、“ラナンキュラス”と書かれたプレートをしばらく見つめていた記憶があります。
その時一緒だった母に伝えてみると、母の返事は、これほど本物に近いものが作れるのは技術として素晴らしい、と言うことでした。確かに今になってみると当時の母のようにも思えます。実際にお生花が日持ちしない真夏には、私もアートフラワーを置いてみることがありますから。

当時デパートで見たその作品は、今では花の彫刻家として世界的に有名なフランス人エミリオ・ロバ(クチュールフラワー作家)のものでした。自然を愛し色彩の美しさに魅せられたという彼の数々の花の作品は世界中で人気です。まだご存じない方はいつか現物をご覧になるとちょっと驚かれるでしょう。

上の写真は、お花屋さんで先日一目惚れした勿論お生花のラナンキュラスです。中央のバラと上部のシンビジウム以外はラナンキュラスで、コーラルやオレンジ色が鮮やかです。
ラナンキュラスは他に赤,白,ピンク,紫系などがありますが、八重咲きから万重咲きの花びらをこうして眺めていると、逆に作られたもののようにも思えてくるから不思議です。
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 【ほら、こんなの見つけたよ!】
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昨日の朝、登園してきた年長児Nちゃんが見せてくれました(上写真)。
種がプロペラ様の形になっていて空を飛べるモミジの種のことはみんなよく知っていますが、これは一体何でしょう?
写真ではもう取れてしまっていますが、茶色で細長い種の上に放射線状に白い羽がくっついていました。

Nちゃは、3才児の頃に初めてお母さまとこのお山に来られた頃から、自然の中にいる様子がとても生き生きとした女の子です。木や植物の名前もよく知っているのですが、一緒におられたお母さまも「これは何でしょうね~?」と仰います。
目を近づけて見ていると、「先生にあげるよ!」とキラキラした瞳で差し出してくれました。お山の下の方で拾ったの、とのことでした。

調べてみたところ、どうやらススキの種のようです。でも、ススキと大変よく似たオギという植物の種に更に似ていて、銀白色に光る羽(小穂ショウスイ)はどうやらオギのように思えます。
お山の下辺りに生えていて今まで私がススキだと思っていた植物は、実はオギだったのかしら・・?と思ったり。
また今朝は、ナンテンの葉の真ん中に、まん丸の穴(何かの幼虫が食べた跡)が大きく空いているユニークな一枚の葉を手に登ってきたのは年中児のSちゃんでした。本当に子どもたちは自然のメガネを持っているとつくづく思います。
子どもたちのお陰で、長い間お山に住んでいてもまだまだ新たな発見や?がありそうです。
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昨日、園内通信「お知らせ71」をお出ししました。
内容は、
◇ 節分の豆まき
◇ お山のミニミニ幼稚園(未就園児さん対象)2月3月の予定
◇ 小学校半日入学及び入学説明会の日のお帰りについて(年長児)
◇ 第2グループ朝の出発時刻の変更について
◇ 平成23年度小中学生総合保険のご案内(年長児)

January 21, 2011

●1月21日(金) / a red red rose・園内通信

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       <真っ赤な薔薇>

冬に咲く真っ赤な椿とも、真っ赤な山茶花ともやはり違う、真っ赤な薔薇は特別な花。
たくさん花瓶に入れるととびきり華やかで、テーブルの上に一輪だけ挿してもまた素敵。
毎日すこしずつ表情が変わるのを眺めています。

そして、赤い薔薇のような情熱を、何かにたいして持ちつづけていたい・・・とも思います。
感謝。
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本日は、園内通信「お知らせ70」をお出ししました。
内容は、
◇ 保護者会のまとめ

January 12, 2011

●1月12日(水) / 窓辺の花・園内通信

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常緑の木々や万両の赤い実、あまりに小さな沈丁花の蕾が目に入りますが、外はまだ暫くのあいだ冬景色の日々。せめて室内は明るくと年末に求めた切り花が今もよく咲いてくれています。

夢のように春を想うアネモネ、放射線状に花が咲く紫色のアルストロメリア、大好きなピンクと紫色のモカラ、そしてよく香る紫色のスイトピーにカスピアスターチス。トルコキキョウは開いた花の形がトルコ人の白いターバンに似ているからと名付けられたそう。なるほど~、とうなずけます。
茎を切り詰め、花がらを取りのぞき、毎日お水を取り替えるひと時が幸せだなぁ~と思えてきます。
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本日は、園内通信「お知らせ68」をお出ししました。
内容は、
◇ 保護者会について
◇ 就園奨励費お渡しについて
◇ かいが展のご案内
◇ 焚き火・焼き芋のお知らせ

December 16, 2010

●12月16日(木) / プリンセチア・ポインセチア・魔法のことば!・園内通信

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     <プリンセチア> トウダイグサ科  原産地 メキシコ
                 学名 Euphorbia hybrids 
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       <ポインセチア> トウダイグサ科 原産地 メキシコ
                   学名 Euphorbia pulcherrima

12月が近づくと、クリスマスの花としてよく目にするメキシコ原産のポインセチアです。
上のピンク色は、8年の年月をかけて開発され昨年デビューした新品種。プリンセスのような華やかさという意味に、従来からの赤色のポインセチアの名前をミックスして“プリンセチア”といいます。
プリンセチアは私の妹から、ポインセチアは娘からのプレゼントです。

クリスマスになるとポインセチアを飾るのはなぜでしょう?今回12月の絵本通信では、メキシコに伝わるクリスマスのお話をご紹介しました〔絵本〔ポインセチアはまほうの花〕

昨日、幼稚園の一つ一つのクラスに、真っ赤なお洋服に真っ白のお髭をたくわえた大きな体のサンタさんが来てくれました。大きな袋に入ったプレゼントを持って。
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子どもたちは思いがけないサンタさんの訪問にびっくり大喜びで、自ら握手をした子もいました。最後にサンタさんは、園長室の園内マイク放送から、英語のメッセージを全クラスへ届けられました。
声は低くしわがれていましたが、温かいサンタさんの気持ちはきっと子どもたちの心に届いたことでしょう。その後各クラスから、「サンタさんありがとう~」と、空に向かって子どもたちの大きな声が響いていました。

〔魔法のことば〕
クリスマスの恵みのあるこの時季は何だか楽しくて不思議なことが起こりそうで、子どもたちのみならず私たち大人までもがワクワク嬉しくなるものです。

先日の朝も、「魔法の絵本」を手提げ袋から出して見せてくれた子がいましたし、園庭で私がほうきを持っていると、「魔女の宅急便みたいに、これに乗って空を飛べたらいいなぁ~!」と言ってほうきを手にする子も結構いるのですが、この気持ちには私もただ共感するほかありません。

小さな頃に好きだった、「アラジンと魔法のランプ」「空飛ぶじゅうたん」などのお話を思い出しますが、幼稚園の先生に「空飛ぶじゅうたん」の紙芝居を読んでもらいながらも、頭の中はすぐにでも帰って家のじゅうたんで早速ためしてみたい気持ちで一杯になり、ムズムズしながら座っていたことを思い出します。
『アブラ カタブラ~!』。きっと飛べると信じて、お気に入りの動物柄のじゅうたんの真ん中に座り、聞いたばかりの呪文を唱えてためしてみたのもついこの前のようにはっきりと思い出します。

また、当時のアニメ「魔法使いサリー」では、魔法のことばは『テクマクマヤコーン~!』でしたし、ジュリー・アンドリュース主演のミュージカル「メリーポピンズ」では、『スーパーカリフラジリスティック エクスピアリドーシャス~!』で楽しいことがたくさん起こっていました。『アンデリデリデリ アンデリアー・・・』と、ピアノを弾きながら気持ちよく歌っていたのは小学4,5年生の頃でした。

思い出す度にまた楽しくなってきますが、ここで、私が最近出会い気に入っている“魔法のことば”を皆さまにプレゼントしたいと思います。それは・・・・・

   「ありがとう」  「ごめんなさい」  「ゆるしてください」  「あいしています」

ハワイに伝わる魔法の4つのことば、たったこれだけです。このことばで奇跡が起こると言われています。これは、ハワイの伝統的な問題解決のメソッド「ホ・オポノポノ」というものですが、もうご存じの方もお出ででしょう。実際の奥深い教えは、「愛」と「許し」だそうです。
(4つのことばを代表して「ありがとう」「ごめんなさい」だけでもよいし、またすべてをまとめて「ありがとう」だけでもよいそうです。)

今、自分の(私たちの)目の前に起こっている問題は、自分の過去(潜在意識)の記憶によるもので、この記憶をクリーニングしてゼロの地点に立つことができると、あらゆる問題が解決に向かうとされています。辛いことやトラブルが起こる原因は、すべて自分の中(過去の記憶)にも同じく存在すると考えて、意識を共有する夫婦、家族を中心に、目の前に現れて見えてくることを分かち合う気持ちで、自分の心の中を見つめながらこの4つのことばを唱えてみるとよいそうです。どんな時にも、自分の内なる心を慈しむトレーニングになり心穏やかにもなれ、私も折に触れ心がけながら実践しているところです。
心穏やかでないときには、なかなか「ありがとう」とつぶやくことは容易ではありませんが、次第に慣れてきたら、ただ唱えられるようになります。パソコンのデリートキーを押すように深く考えずに、ただクリーニングするように唱える。

少しずつ、目の前に何かしら変化が現れていることにふと気づくかも知れません。そして次第に、少しずつですが、今までと違った幸せな何かが訪れてくれるようになるでしょう。
子育てと同様、気長にじっくりと楽しみに口にしてみてください。

参考図書/ハワイに伝わる癒しの秘法 みんなが幸せになる ホ・オポノポノ/徳間書店 1500円
      /あなたも魔法使いになれる ホ・オポノポノ/Banksia Books 381円
                                            (以上Amazon取扱参照)

~ご家族で幸せに包まれたクリスマスを過ごされますように~

December 9, 2010

●12月9日(木) / 初冬の薄(すすき)・手づくりの耳あて・園内通信

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          <ススキ>  イネ科  原産地 日本
                   学名 Miscanthus sinensis

薄(ススキ)、芒(ススキ)とも書き、茅葺き屋根の材料で茅(カヤ)とも呼ばれるススキは、日本の秋から冬の風情に欠かせないものです。ある和菓子店の店頭に、ススキとコスモスが信楽焼の大きな花瓶にたっぷりと生けてあるのに見とれていたのはついこの前のこと。
これは、比叡山で撮した夕暮れのススキですが、幼稚園の中にもまだ元気に咲いているススキが見られます。
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〔Sちゃんの耳あて〕
日ごと本格的な冬に向かっています。つい先日の朝、クラスの玄関で登園した子どもたちを迎えていると・・・。
「ほらっ!」と、女の子Sちゃんが自分のしていた耳あてを私につけてくれました。耳がふんわりとても温かです。手袋,マフラー,帽子などが欠かせない時季になりましたが、ここのところ特に女の子は可愛らしい耳あてをしているのを目にします。ですが、このSちゃんの耳あてはお母さんとお父さんの手づくりなのだそうです。
左右の耳あての部分は、お人形さんの枕を再利用して中には芯を入れてあり、頭の輪っかの部分は細めの黒いカチューシャを使ってあるというアイデアものです。

「耳あての中はちゃんとフカフカがはいっているのね」と言うと、「これはお父さんが中にフカフカを入れて、穴を針と糸でチクチクふさいでくれたの」と言います。
「えっ、お父さんが?」と驚いて聞くと、「うん、お仕事で針をつかうから」お父さんがしてくれたということでした。私は驚くとともにすっかり感心してしまい、その手づくりの耳あてから目が離れませんでした。
なるほど、お父さんはお医者さんでしたので針仕事はお得意なのでした。
Sちゃんの耳あての出来映えもさることながら、キラキラした嬉しそうなお顔の後ろに浮かんでくるのはふんわり温かなご家庭の和です。
あまりに見とれていたせいか、「せんせいも、ちょっと痛んでつかわなくなったカチューシャで耳あてつくればいいね!」と、私の頭のカチューシャにチラリと目をやりながら教えてくれたSちゃんでした。心が温かくなった朝の出来事でした。
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本日は、園内通信「お知らせ64」をお出ししました。
内容は、
◇ 「クラスお楽しみ会」で使用するお菓子について
◇ お招き会の送り迎えについて
◇ 子どもたちの健康について

November 19, 2010

●11月19日(金) / 黄葉紅葉・秋いっぱいのお庭・園内通信

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   <ハクモクレン(白木蓮)の黄葉>  モクレン科  原産地 中国
                          学名 Magnoria denudata

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       朝陽にうかぶモミジの葉            空の青 二色のコントラストが美しい
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「紅葉のトンネル」大階段を上りきったら幼稚園  モミジの大木は真っ赤に紅葉中
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     空にうかぶ紅葉の海         固定鉄棒の向こうは少しずつ色づいて
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        朝の石畳、子どもたちが残していったモクレンの落ち葉

毎朝二人の実習生が、熊手,箒を駆使して、くまなく園庭や石段をお掃除してくれます。見事に掃き清められたお庭は、熊手の筋がえがかれていて心が洗われるようです。今日は空気が透き通って一層清らかな朝でした。

『あかー、きいろー、みどりー』
子どもたちの元気な声がお山をのぼってきました。石の大階段をのぼるとてっぺんが幼稚園の入り口。紅葉のトンネルを見上げながら、ニコニコ顔でまず到着したのはまみ先生率いる第2グループさんたち。「おはようございま~す」と明るい声が行き交います。
通路をクラスへ向かう途中、イチョウの落ち葉を束ねて花束をつくったり、同じく黄色のモクレンの葉を並べて比べてみたり・・・。きっと子どもたちは秋一番の自然を体中で感じています。

素晴らしい秋晴れの今日、お庭は大賑わいでした。
年長さんが思いっきり自由あそび、そして年中さんが「ひみつの森」経由でターンして第5グループさんが通る坂道へお散歩に出かけました。
10時半~の「未就園児さん園庭開放」にも大勢の親子が遊びにきて下さり、最後は年少児さんも合流して紅葉の園内をたっぷり満喫していただきました。
過日の園庭開放で、首から小袋をぶら下げてみんなで「ひみつの森」へ出かけたのが楽しかったというのはTくん。また行きたいね。今年は残念ながら実成り年ではなさそうで、森のドングリがどうも少ないのが残念です。
また森へ歩きに行っても楽しいし、お庭で煙もくもく焼き芋をしたら楽しそう・・・というご提案も^^)。

*11月いっぱいは園内の紅葉がきれいでしょう。ここ幼稚園内は結構穴場かも知れません。日中ご家族で見に来られる方もおられます。是非お出かけください。
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本日は、園内通信「お知らせ61」をお出ししました。
内容は、
◇ 年賀状について
◇ 暖房費について
◇ お弁当の保温について
◇ 明日の第4回ふれあいサタデーについて

November 8, 2010

●11月8日(月) / 素敵なバラ・姉妹でお当番さん・園内通信

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      〔Rose〕  愛らしい多種類、色とりどりの薔薇

ローズ、ピンク・イエロー・レッドと取り混ぜられた多彩で幾重ものバラの花、中でもイングリッシュローズは芳しい香りを放ち、辺りは幸せのオーラに包まれるようです。

秋咲きのバラがあちこちでまだ見られる季節ですが、このように美しいバラを、年中育てておられる方のご苦労は計り知れません。私たちはただその恩恵にあずかり、心躍らせ豊かで幸せな気持ちになることができる本当に有り難い特別な花だと思います。
でも実は、この花を届けてくださった方こそ、美しくバラの花のような方だと内心思っているのです。感謝。

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  ピースで記念写真 きいろのお当番さんバッチが目印
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    これ、おおきなドングリ!      ずかんを開くと..あった “マテバシイ”

先週のある日、園長室近くであそんでいた女の子のお当番さんが二人。年少と年中在籍の姉妹AちゃんとMちゃん。嬉しい偶然で二人ともとても嬉しく誇らしげな様子。一緒にいた年少のYちゃんも一緒に入ってくれました。ピース!

Yちゃんはお山の奥に落ちているシイの実を手にしていますが、長くて大きなドングリです。今朝は、年中ゆきぐみのYちゃんが植物園で大きなクヌギのドングリがあったと教えてくれました。少し前のことですが、トチの実は岩倉の公園にいっぱい落ちていると教えてくれたのは年少のIくん。
そろそろ私も擦るとピカピカに光るドングリのシリブカガシを見に(もらいに!)植物園に行きたいなあ~。
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本日は、園内通信「お知らせ58」「「お知らせ59」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
「お知らせ58」
◇ PHP推薦図書のご案内
◇ 運動会ビデオについて
◇ 敬老会について
◇ 福音館おすすめの冬の絵本
「お知らせ59」
◇ 第4回ふれあいサタデーのご案内

October 28, 2010

●10月28日(木) / ホトトギス・歯科検診・園内通信

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       <杜鵑草(ホトトギス)>  ユリ科   原産地 日本
                   学名 Tricyrtis hirta (Thunb.) Hook.

花びらの模様が鳥のホトトギスのお腹の模様に似ていることから名付けられた秋のお茶花ホトトギス。10月初めから園長室玄関でずっと咲いてくれています。

でも、鳥のホトトギスってどんな鳴き方をするのかしら?とふと思い調べてみると・・ありました!
思い返せば今年の5月頃のこと、このお山一帯に大きな声で響くように鳴き続けていた鳥がいて何処で鳴いているのだろう?どんな鳥なんだろう?と数日気になって仕方がなかったのですが、なんとその時の鳴き声の正体こそがホトトギスだったのです!〔ご覧になりたい方はこちら→ホトトギスの鳴き声〕 個性的なとても可愛らしいさえずりでしょう。お腹の模様ははっきりは見えません。卯の花の咲く頃に鳴く、田植え鳥とも呼ばれます。

また、今月10月に入った頃にお花屋さんで求めたホトトギスは上臈杜鵑草(ジョウロウホトトギス)といって、ホタルブクロのように釣り鐘型をした黄色の種類で、蕾が開いた中からはエンジ色の斑点が見えていました。食卓テーブルの隅でとても控えめに花を咲かせてくれましたが、今回調べてみるとなんと絶滅危惧種とのこと。店頭に並んでいていいのかなあ~?。何だかとても申し訳ない気がしたのでした。
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【年長児歯科検診】
本日は、園歯科医の山下和夫先生〔ヒラノ矯正歯科クリニック副院長〕にお越しいただき、年長児歯科検診を行いました。

各クラスおおよそ1時間ずつ、一人一人じっくりと歯の状態(虫歯,咬合,歯列,顎関節,歯垢,歯肉など)を診ていただきました。クラス担任は健康診断票に和夫先生の診断内容を正確に記入、私は一人ずつの診断で取り替えるラテックス手袋やデンタルミラー,フロスを手渡す助手をつとめ、和夫先生は子どもたち一人ずつに優しく声をかけながら穏やかな笑顔で丁寧に診察されます。実際にフロスを使って歯垢をとってみて本人に説明したり、お家での歯の磨き方や子ども自身の嗜好をたずねながら子どもたち一人ずつに見合ったアドバイスもして下さいました。

各クラスで子どもたちみんなにお話されたことを簡単にまとめますと、
①毎日歯ブラシで磨くだけでなく、今日みんなが持って帰るフロスで一日一回は歯間のおそうじをするんだよ。今よりももっと虫歯になりにくくなります。また赤染め液(クラス内では約8名ほどが歯科医院などで体験していました)を使用して磨き残しがないように磨く練習をしてみるのも大切。家に帰ったら、デンタルミラーで自分のお口の中の歯がどのようになっているかを見たり、いつも磨いてもらっているお母さんの歯を見せてもらうのもいいね。
②お口の中で舌(ベロ)を置く場所は、上前歯の付け根の辺がいいんだよ。また息をするときは、なるべくお口を閉じて鼻で息をするように。理由は、お口で息をすると、空気中のばい菌が直接のどにつきやすいしよくないね。口を閉じて鼻で呼吸するとばい菌は鼻の中の毛でストップしてくれるし、また、よい歯並びにもなるんだよ。
などと教えて下さいました。

お友だちが診察している様子を眺めながら、長い時間でしたがお互いに静かにすることを注意しあいつつ最後まで頑張って待つことができたのは感心でした。
各クラスとも最後のご褒美には、和夫先生恒例のミッキーのご本を使ったマジックも楽しくみせていただきました。

明日、それぞれのお子さんの健康診断票(歯・口腔)をお持ち帰りいただきますので、内容についておたずね等があれば園までお問い合わせ下さい。お子さんの診断票は一般歯科医院(虫歯など),矯正歯科医院(歯並び・かみ合わせなど)を受診の際、ご活用下さい。
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本日は、園内通信「お知らせ55」「お知らせ56」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
「お知らせ55」
◇ 園児募集ポスター掲示について
◇ お引っ越しされたお友だち
◇ ひねもす教室について
◇ 実習生の紹介
◇ 歯科検診について
◇ 就学時健康診断の日の送りについて
「お知らせ56」
◇ フリー参観のご案内

October 21, 2010

●10月21日(木) / ヨメナとヤマトシジミチョウ・焼き芋にお団子づくり・園内通信

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   <ヨメナとシジミチョウ>   ヨメナ(嫁菜) キク科 学名 Aster yomena
ヤマトシジミチョウ(大和小灰蝶) シジミチョウ科 学名 Pseudozizeeria maha

そっと薄紫色のヨメナにとまっていたヤマトシジミチョウ。涼しくなってきたからかシジミチョウの表の翅(はね)は明るい藍色がとても美しいです。この写真ではあまりよくわかりませんが。
ヨメナの若葉は食用にもなるそうです。
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『秋を楽しむ』
今週は、各学年ごとに「ひみつの森」で集めてきた落ち葉を燃やして焼き芋をしたり、お月見にちなんでお団子づくりをして秋の風情と味覚を楽しみました。
園長室に子どもたちが届けてくれるホカホカで香ばしいお芋の香りは格別のもの、何より子どもたちの笑顔が得意げでとても嬉しそうです。
ごま付きみたらし団子やきな粉団子を美味しくいただきました。

とろりとした餡のみたらし団子はきっとみなさんお好きでしょう。京都下鴨の加茂みたらし茶屋が、近くにある下鴨神社糺の森の御手洗池(みたらしのいけ)の水泡を模してつくったのがその始まりだそうです。そう言えば、下鴨周辺には昔からお団子の美味しいお店がいくつかあります。
お月見では、今年は昨日20日が十三夜に当たるようです。栗名月,芋名月などとも言われますが、昨日は空に美しいお月さまがでていたのでしょうか。ついうっかり見そびれてしまいました。
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本日は、園内通信「お知らせ54」(年長児用)をお出ししました。
内容は、
◇ 月ぐみ 就学時健康診断について

October 15, 2010

●10月15日(金) / 秋色アジサイ・園庭開放・園内通信

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     <アジサイ>   ユキノシタ科   原産地 日本 
                 学名 Hydrangea macrophylla

夏の6~7月に咲いたふつうのブルーの西洋アジサイが、ここのところ寒暖の差により秋色に変化しているのを目にします。アジサイの種類によっては、何とも言えない枯れ色のグリーンやパープルなどのアンティークなニュアンスをしたさまざまな色に変化するのが楽しめる時季でもあります。
このように色が変化したものを秋色アジサイと呼ぶ一方、実際に「未来」という名で流通している秋色アジサイの品種も存在します。
幼稚園の中にも、何本か秋色アジサイを見つけました。これからもっと赤みを帯びてくるといいな~。楽しみです。
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【小さなお子さまのための園庭開放】
秋の爽やかな空の下、未就園児さんの園庭開放も本日で4回目を迎えました。
10時半。ちょうど園庭では年長さん達が昨日のおいも掘り遠足で掘ったおいもで焼き芋をしていました。同じお芋とお茶でおやつをして遊具で遊んだ後、園庭からつづく“ひみつの森”を親子で歩きました。
きれいな色の落ち葉や松ぼっくりを拾いながら暫くすすむと、年中さん達が森の中で賑やかに遊んでいるところに出会いました。
その近くにはたくさんのシイの実を落とす木があるのですが、残念ながらまだ落ちていませんでした。また秋が深まる頃に行ってみたいと思います。
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本日は、園内通信「お知らせ52」「お知らせ53」をお出ししました。
内容は、
「お知らせ52」
◇ 秋のおいも掘り遠足について
◇ クラス担任との個人面談について
「お知らせ53」
◇ 時代祭について
◇ つき組の卒園写真撮影について

October 13, 2010

●10月13日(水) / ホワイトスター・運動会を終えて・園内通信

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  <ホワイトスター>  ガガイモ科  原産地 ウルグアイ,ブラジル
                学名 Tweedia caerulea cv. white star

可愛い五弁花のホワイトスター。花びらが優しい水色をしたブルースターはよく見かけますが、この純白のホワイトスターは珍しくありませんか?
ネリネ,白コスモスと一緒に花瓶に入れていると、とても可憐で爽やかです。
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【運動会を終えて】
11日(体育の日)に延期した第61回運動会は、ご参加下さった皆さまのお力により爽やかな秋晴れのもと無事終えることができました。

どの競技をふり返っても、子どもたち、先生、そして保護者の皆さまの明るい笑顔が眼裏に浮かんできます。9月中一ヶ月間に渡る子どもたちの練習の成果が発揮され、園児を包むご家族の温かく優しい雰囲気に充ち満ちた一日でした。
特に今年は、最後のフォークダンス“クラリネットをこわしちゃった”を踊る母子の仲むつまじい様子に、思わずマイクを持ちながらも見とれてしまったのでした。お母さまのお子さんを優しく包む眼差し、それを受けて信頼と喜びの笑顔をたたえた子どもたちの表情、そして会場の母子を見守るようなお父さま方のお姿は、幼児教育の何より大切な原点が目前の舞台で繰り広げられているのを垣間見た思いがいたしました。

また、園児の種目により勝敗はつきものですが、今の自分の持つ力をすべて出し切ったことこそが何より尊いことと思うと、この運動会は子どもたち一人一人が一等賞で一番です。
嬉しい思いは自信にして、悔しい気持ちは神さまからのプレゼントにしてつづく成長の糧として生かして欲しいと思います。

朝早くからお手伝い下さいました優しく力持ちの役員のお父さま方、誘導係のお母さま方、各競技にご参加下さいましたすべての皆さまに心よりお礼申し上げます。有り難うございました。
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本日は、園内通信「お知らせ51」,運動会ビデオ申込みをお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 第61回運動会について
◇ 明日のおいも掘り遠足について
◇ 園児さんのお知らせ

October 4, 2010

●10月4日(月) / モカラ(蘭)・園内通信

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       <モカラ>  ラン科   原産地 東南アジア
                学名 Mokara "sunshine"

蘭と言えば、胡蝶蘭やカトレアなど鉢植えで豪華なお花のイメージがありますが、先日近くの食料品店で小さな束にして置かれていたのは「モカラ」でした。それはパープル系の小振りなものでしたが、緑の葉と薄紫色のスターチスを合わせて花瓶に入れ、水をよく替えて茎をこまめに切り戻していたら本当に長い間楽しむことができました。
モカラはほかに、ピンク、オレンジ、イエロー、ブルー、パープルなど多彩な色の種類があります。

昨日は、残念ながら運動会を延期しましたので、いろんな業者さんなどにご連絡をした後、午後から烏丸方面のお花屋さんまで出向きました。いつか行きたいと思っていたところです。そして出会ったのがこの黄色の美しいモカラです。

“サンシャイン”という名がついている通り、太陽の陽差しを受けると見事に美しく輝きます。さすが南の国の花なのですが、来週11日の運動会はこの花の名前にあやかって、是非とも爽やかな秋晴れの太陽が輝く日となりますよう願っています。
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本日は、園内通信「お知らせ48」「お知らせ49」をお出ししました。
内容は、
「お知らせ48」
◇ 運動会の延期について
◇ 役員・誘導係のお申込・競技参加について
「お知らせ49」
◇ 秋の遠足のお知らせ

September 29, 2010

●9月29日(水) / 鈴薔薇の実・園内通信

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    <スズバラ>  バラ科   原産地 ヨーロッパ中部~南部
               学名 Rosa glauca

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                   鈴なりの実

2㎝ほどのローズヒップが鈴なりになっています。
「鈴バラ」と札をつけられ店先に置かれていたのを神戸で見つけ持ち帰ったのです。枝には細かなトゲがいっぱいについています。

鈴バラという名前はこの度初めて知ったのですが、6月頃にピンク系の花をたくさん咲かせるようです。
恐らく鈴なりに咲いているのでしょうか。
少しずつ秋の季節が深まる中、辺りは虫の音が響きます。明るい実が秋の風情によく映えるようです。
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本日は、園内通信「お知らせ47」ほか1枚をお出ししました。
内容は、
◇ 運動会のご案内
◇ 「役員」・「誘導係」のご協力,各種競技出場の確認について

September 24, 2010

●9月24日(金) / 西洋朝顔“ヘブンリーブルー”・金曜日未就園児さん園庭開放・園内通信

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   <セイヨウアサガオ>  ヒルガオ科  原産地 熱帯アメリカ 
    “ヘブンリーブルー”   学名 Ipomoea tricolor 'Heavenly Blue'

前回ご紹介した月Aぐみのアサガオはアジア原産の「ニホンアサガオ桔梗咲き」ですが、月Bぐみのこの種は明治時代に日本に入ってきた「セイヨウアサガオのヘブンリーブルー」。最近人気の種類です。
西洋アサガオの中でも、このように青色の花のものを「ソライロアサガオ」と呼びますが、これはその代表選手でもあります。

みなさんご存じのように、日本アサガオの特徴は葉を触るとふんわり毛が生えてフワフワとした触感ですが、これは表面がつるつるしていて、葉の形もアサガオ独特の形とは異なりハート型をしています。
花の中心をみると、ぽっと黄色味がかっていて美しい青空から光が射しているようにも見えます。

年長月Bぐみさん達が1学期からみんなでお世話をして育ててきたアサガオ。お昼を過ぎてもあまりしぼまずに元気に咲き、陽が沈んだ夜になっても、まだたくさん咲いているのです。
運動会へ向けての日々の練習を見守るように、10月に入ってもきれいな花を咲かせてくれそうな気配です。
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【園庭開放】
今日は、未就園児さんにお庭で遊んでいただける「金曜日園庭開放日(10時半~)」でしたが、先週に引き続き大勢がご参加下さりにぎやかなお庭となりました。
現在のところ、在園児は10月3日の運動会練習が中心の活動となりますが、本日は園庭で年少児の運動会お遊戯をご見学いただきながら、続いて「ジャングルジム」「ブランコ」「グローブジャングル」「お砂場」「すべり台」などで年少児、先生とともに元気にお過ごしいただきました。
太郎先生も私もたっぷり1時間、未就園児さん含む子どもたちとともに過ごせたとても楽しいひと時でした。

*来週10月1日(金)は、平成23年度入園願書受付当日となりますので園庭開放はお休みです。
 次回は、10月8日(金)10時半~です。ご来園の際は園までお電話お待ちしています。
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本日は、園内通信「お知らせ46」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 運動会「役員」「誘導係」「各種競技」について
◇ 総合練習について
◇ お誕生会日程変更について
◇ 1学期活動写真について
◇ 月末お帳面のお預かりについて

September 21, 2010

●9月21日(火) / 桔梗咲き朝顔・外あそび・園内通信

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   <アサガオ>(桔梗咲き)  ヒルガオ科  原産地 熱帯アジア
                     学名 Ipomoea nil

年長月ぐみ園舎前で、今なお元気に花を咲かせているアサガオ。
二種類のアサガオのうち月Aぐみの子どもたちが1学期からお世話をしていて、初めて開花したのは夏遅めのお盆の頃でした。
2学期が始まったと同時に、みんなに会えるのを待っていたかのように次々と満開の花を咲かせていました。

これは花びらの形から、秋の桔梗を思わせるような変わり咲きの品種。この桔梗色のほかに紅色、白色の花も咲きました。見ると、すでに花後の種ができています。
緑色の種が大きくなり十分乾燥して褐色になれば、中には真っ黒のアサガオの種ができています。保存しておいて来年の5~6月にはまた植えることができます。
さあ、全部で何粒ほど種が収穫できるでしょうね。楽しみです。
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【外あそび】
午前中、園長室にやってきたニコニコ顔の年長の女の子に誘われて、鉄棒を一緒しました。
勿論、私はサポート役で鉄棒はしませんが、幼稚園児の頃は、鉄棒,雲梯大得意でした(今だから言える!)。
いま、女の子たちは少しずつ上達しています。お家の近くの公園でも練習していると話してくれます。

今日は「足かけまわり」でしたが、右足の膝を鉄棒にかけて両手で鉄棒を持ち、鉄棒上でそのまま背中をピンとのばします。なかなか美しいフォームです。そのフォームを決めつつ、鉄棒をしっかりにぎり勢いをもってクルっと前回りした反動でそのまま2回目につなげます。2回目ができるようになれば続けて面白いように何度も連続足かけまわりができるようになります。
今日は今にも2回目につながりそうな感覚が得られたので、近いうちに達成できる日がくるでしょう。

また得意の雲梯を披露してくれたのはYちゃん。幼稚園の雲梯はほどよい長さで決して短くはないのですが、年長にもなると最後まで悠々とクリアできる子も出てきます。
「もしも、雲梯が桜の横を通って、そのままたんぽぽぐみ前の木馬の辺りまで長~く続いていたら面白いよね~。」と一緒に楽しく想像していました。
『ジャングルジムの上から勢いよくサツキ畑を越えて下の通路まで続く長~いすべり台』などがあっても楽しいなあ、などと考えています。
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本日は、園内通信「お知らせ44」「お知らせ45」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
「お知らせ44」
◇ 平成22年度私立幼稚園保育料軽減補助について
「お知らせ45」
◇ 運動会母子競技について
◇ 再募集について

September 14, 2010

●9月14日(火) / いま、卵産んだね!・中国堆珠・園内通信

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          <カラタチに産んだアゲハチョウの卵>

なぜか不思議なことに、毎年園内のカラタチの葉に見られるアゲハチョウの幼虫が今年の春は一匹も見られませんでした。夏休み中に、お山の中腹にある夏ミカンの木の上を数匹のアゲハが舞っているのは見かけたのですが・・・。
街に園芸種の花が増え、それを食草とするチョウが増えたために、アゲハの数は比較的減少していると聞いたこともあるし、気候も年々変化してきているし、などと考えていたところ・・・。

つい先日の外遊びのとき、いつものカラタチの木の辺りに目をやると、数匹のアゲハがヒラヒラと優雅に舞っているではありませんか。
何度も空高くに飛んでは舞い降りて、カラタチのトゲの間にある葉に上手く卵を産もうとしているところに遭遇し、その一瞬がくるのを子どもたちとじっと見守っていました。

アゲハは葉に止まるか止まらないかのうちに素早く卵を産みつけます。
一番高いカラタチの葉のところで、アゲハが一瞬腹部をそっと曲げたのを見て、『きっといま、産んだ!』とみんなが思いました。
「行って見てみようよ!」という年中Tちゃんの声で、早速注意して手すりにつかまりながら緑色の小さな葉っぱを見上げてみると・・・、あったあった、透明に近い黄色の卵が一粒、ちゃんとそこへ産み付けられていました。
「見える?」と聞くと、「見えるよ」と真っ直ぐのつぶらな瞳が応えます
ちょうど産卵シーンをみんなで見守ることができて、小さな1mmほどの卵を実際に自分の目で確かめられたことは本当に嬉しいことでした。

あれから数日後の今朝見ると、いよいよふ化が近づいたのか、わずかに色づいています【上の写真】。
ふ化後、幼虫はまず卵の殻を食べますが、よく見るとすでに薄茶色にふ化した1齢幼虫がたくさん育っていました。
中にはすでに2齢~3齢幼虫(黒っぽい鳥のフンのような)に育っているのもあり、緑色の5齢(終齢)幼虫が見られるのももうすぐのことでしょう。

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    アリが触ってみているよ         薄茶色の1齢幼虫       
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        カラタチの実、秋に黄金色になるのが楽しみ
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    3齢幼虫に成長、トゲのあるカラタチには鳥もやってこないので安心
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【中国堆珠】(ちゅうごくついしゅ)
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前回のブログの中にあった銘々皿は塗りのものですか?とお尋ねをいただいたので、再アップです。
これは皆さんご存じの鎌倉彫のようでもありますが、朱色味が強く、なかなか現物の通りの色合いに撮せないため写真によって色合いが違ってしまいます。

これは、中国の堆朱(ついしゅ)で、唐の時代の技法で彫漆の一種。漆を数十回から数百回にも塗り重ねて厚い層を作り、そこへ花、鳥、景色などの模様を彫刻するものです。
中国では剔紅(てつこう)と呼ばれ、日本へは鎌倉時代に伝来し室町時代以降本格的に作られました。
ほかに、黒の漆の堆黒(ついこく)、黄色の漆の堆黄(ついおう)などもあります。
日本では、新潟の村上堆珠、仙台の仙台堆珠などが有名で、一度現地を訪れたいとも思っています。
通常、漆だけでは固くて彫刻は不可能ですが、油を混ぜることで模様が彫りやすくなるそうです。
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                 <香合>
最近、中国の伝統工芸品に触れる機会があり、このような彫漆の技術や中国七宝焼など高度な技術を持つ職人さんが現在は大変少なくなってしまったと聞きました。これは日本でも同じことでしょう。
弟子入りしても長続きせず、手っ取り早く収入が得やすい肉体労働などへ若者が流れてしまうということを聞きました。技術の継承ができずに途絶えるものもあり、中国でも深刻な問題になっているそうです。
新しいものが何でも手に入る使い捨ての便利な時代になっていますが、日本、外国問わず失われつつある古い伝統的な物に意識を向けていたいと思うこの頃です。
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本日は、園内通信「お知らせ42」「お知らせ43」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
「お知らせ42」
◇ お父さま、お母さま方への運動会ご協力のお願い(申込用紙あり)
「お知らせ43」
◇ 保護者出場の各種競技説明(各種競技申込書あり)

September 9, 2010

●9月9日(木) / 黄花秋桜・夏の保育・夏の山蕗で佃煮・園内通信

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         <キバナコスモス>   キク科  原産地 メキシコ
                         学名 Cosmos sulphureus Cav.

夏の間から長らく咲いているこのキバナコスモスはメキシコ原産。大正時代に日本に入ったそうですが、私の小さな頃はコスモスと言えばピンクと白だけでした。そんな頃、はじめてコスモスの種を見たときにはあまりの細さに驚いて、これがあのコスモスになるとはとても信じられませんでした。
普通のコスモスより強い種類で、毎年こぼれ種で咲きつづける生育旺盛なタイプです。
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【夏保育の一日】
本日は、いくぶん暑さが和らいだかなと感じる朝を迎えました。午前中、園内に来られたお母さま方ともやはり同じ言葉を交わしました。暑さ寒さも彼岸まで~と期待したり、なんのなんの、10月入ってもまだしばらくは暑いそうですよ、とお聞きしたり。でも確かに季節は秋に向かっています。

今日、年少はすぐ近くにある川へ出かけ沢ガニを見つけたり、年中は園庭でプールに水をためて水あそびを満喫し、年長Aクラスは踏水会のバスに乗り水泳教室へ(Bクラスは明日!)、それぞれ夏の保育のつづきを楽しみました。
その午前中、年中の水あそびにちょっとお邪魔しました。
子どもたちとジョウロを使って腕や足に水をかけていると本当に気持ちがよく爽やかなひと時でしたが、いつの間にやら遊びがエスカレートした可愛いジョウロ軍団(*^_^*)に包囲されたときには時すでに遅く、服のまま全身ずぶ濡れ状態となってしまいました。嬉しそうな子どもたちの笑顔が今も脳裏に浮かぶ、思わぬ夏の思い出ができました。

また、お庭あそびに誘いにきてくれた年長Bクラスの女の子たちと、虫かご、図鑑片手に香りのする葉っぱ(ローリエの葉、クスノキの葉など)や昆虫をさがしたり、その後は鉄棒で足かけまわりに取り組みました。
昨日、今日と二日続けて足かけまわりに挑戦しているMちゃんは頑張り屋さん。
Yちゃんはもうできるし、Sちゃんはとても上手いのよ!と話しながらも口を真一文字にお顔は真剣そのものです。鉄棒に足がすれると痛いので、小さめのタオルを当てて練習しています。
近いうちに、クルクルと壮快な連続足かけまわりが見られることでしょう。
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【山蕗佃煮】
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蕗(フキ)はキク科の多年草で日本原産の最も古い植物の一つ、山蕗や沢蕗などがあります。
春を知らせる蕗の薹(フキノトウ)ではじまり、春のやわらかな葉や茎を使って炊いたり、また伽羅蕗(きゃらぶき)にしたりします。
これは、夏の間もこのお山で元気に生えていた山蕗です。蕗はカロチン、ビタミンAが豊富で血をきれいにし咳をしずめ喘息にもよいとあります。大きな太い蕗は葉や茎も大きくアクも強いですが、これは茎も細くて小さいので柔らかです。蕗の旬は春ですが夏場の蕗は元気がいただけそうです。
以下はかんたん佃煮レシピ。

【山蕗の佃煮】
①汚れをとってよく洗う
②お鍋に入るくらいにカットし、お湯で塩ひとつまみ5~10分ゆでる
③水に30分ほどさらしてアク抜きする 蕗の皮が厚ければ水の中でむく
④出汁で煮て、醤油、酒、ミリン少々で少し濃いめに味つけ
*ご飯によく合い、疲れがふきとびます!
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本日は、園内通信「お知らせ41」をお出ししました。
内容は、
◇ 保護者会の内容と補足

September 1, 2010

●9月1日(水) / アイビーゼラニウム・2学期はじまり・お山を散歩・園内通信

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   <アイビーゼラニウム>  フウロソウ科   原産地 南アフリカ
                     学名 Pelargonium peltatum

夏の真っ直中もずっと咲いていた赤い縁取りのあるアイビーゼラニウム“メキシカーネリン”。
植物とは本当に強いものです。春~秋まで色を添えてくれる嬉しい花ですが、このタイプは二色取りの花びらで少し変わったタイプでしょう。

そして今夏、灼熱の太陽を受けてなおエネルギッシュに咲く姿が見事だと感じるのは「サルスベリの花」です。あちこちのお家の木に鮮やかなピンクや白の花を咲かせていたサルスベリ。
皆さんお気づきかも知れませんが、白川通り北大路交差点から北大路通りを西へ京福電鉄の踏切までの間、中央分離帯に見事に咲きそろった鮮やかなサルスベリは、いつ通ってもこちらまで元気をいただけるほど今も立派に咲いています。
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【2学期はじまり】
いよいよ今日から2学期がスタートしました。よく陽に焼けて背丈も確実に伸びた子どもたちが1学期と変わりなく元気に登園しました。暑い夏の間に心身ともに一段と成長したようです。
明日よりお弁当も始まりますので、残暑厳しい日々ですがみんなで元気に過ごしていきます。
また明日は、2時以降のカプラ教室も再開です。カプラ袋に変更届とカプラ券を同封してお持たせ下さい。
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【お山を散歩】
夏が過ぎゆくのがとても名残惜しいこの頃ですが、ツクツクボウシの声が響く9月ともなれば残暑の中にも秋の訪れを感じざるを得ません。そんな思いでお山の中をぐるりと一巡してみました。強い陽差しの中、時折風が心地よく吹いてきます。

お山のふもとから石段を上った中腹で、道が二つに分かれます。真っ直ぐ行っても右へ曲がってもどちらもお山のてっぺん(幼稚園)につきます。この分かれ道には、いつも「野ぶどう」がつるになって繁殖しています。写真のように今は小さな花のつぼみが咲いていますが、花後、秋には実が青,紫色に美しく色づきます。
右の道は、子どもたちが登園する園路でもあります。ゆっくりお散歩しながら上っても約10分もあればてっぺんまで着きます。園児さん親子がゆっくりお散歩されているのに出会いました。
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 野ぶどうのつぼみをみて右の道へ、オカメヅタが繁殖。しばらく行くと上にはイチジクの木が見えるかな。
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 大きなヤツデやアブラゼミの抜け殻も。樹木を下から見上げれば鮮やかな緑色につつまれます。
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 ゆっくり上ってきた道をふり返るのも楽しいです。最後の大階段は秋には見事な紅葉になります。

途中、自生のミョウガが白い花をつけていたり、マンリョウが青い実をつけているのも見えるでしょう。てっぺんの園庭からつづく「ひみつの森」がお好みで、親子でよく歩かれる方もいらっしゃいます。
京都市街の町並みを小高いお山の上から望みながら、お天気のよい日にはどうぞお散歩なさって下さい。
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本日は、園内通信「お知らせ38」「お知らせ39」「お知らせ40(ふれあいサタデーのご案内)」をお出ししました。
内容は、
「お知らせ38」
◇ お弁当,手提げ袋,体操服について 他
◇ 月ぐみ水泳教室について
◇ 保育料,カプラ教室について
◇ 平成23年度入園願書発行について
◇ 平成23年度入園説明会について 他
「お知らせ39」
◇ 保護者会のご案内 他 
「お知らせ40(ふれあいサタデー)」
◇ 敬老参観のご案内


July 13, 2010

●7月13日(火) / ヤエカシワバアジサイ・夏の昆虫と子どもたち・園の見学・園内通信

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  <八重柏葉紫陽花>  ユキノシタ科  原産地 北アメリカ
                  学名 Hydrangea quereifolia 'Snow Flake'

緑の木々が茂り梅雨明けが待たれるこの頃、今年も何房もの花をつけてくれたカシワバアジサイです。
一番大きくなりすぎた花は、雨の重さも加わり折れてしまったほど。
学名のハイドランジアHydrangeaは、語源がギリシャ語でhydro(水),angeion(容器)からなるように、アジサイは花の中でも水分が最も必要でかつ雨が最も似合う花でしょう。しかも雨季を知って咲き出すのが植物のすごいところです。太陽の下より、やや日陰の方が生き生きと咲いています。
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  天然記念物 森青蛙〔モリアオガエル〕
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    アオガエル科 学名 Rhacophorus arboreus

夏の朝は、子どもたちといろんな生き物との出会いがあります。ゴマダラカミキリ、ノコギリカミキリ、ベニカミキリ、タマムシ、セミ類、コガネムシ類などなど。
これは、ちょうど子どもたちが登園してきたときに扉の上にのっていたモリアオガエル。「どこからきたのかなあ?」「みんなに会いにきたのかなあ」と、だれかが言ったようにきっと森の中からやってきたのでしょう。
さっそく「つかまえよう!」というところで、ここでワンポイント!
カエルは低温動物、人間とは違って粘膜皮膚です。だいたい25℃くらいの体温で人間の体温は36℃くらい、人間の手の平はカエルにとっては大やけどをするほど熱いわけで、人間だと50度のお湯に入るようなものです。これは可哀想です。どうしても捕まえる場合は、手を水でよく濡らして短い時間そっと載せるくらいでなければいけません。ということで、結構大きなモリアオガエル(恐らくメス)をそっとそのまま観察したのでした。
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  ほら、扉の上にカエルがいるよ     羽化したばかりのニイニイゼミ

朝、みんなが歩く石段の上で羽化していたニイニイゼミ。抜け殻にドロがついているのが特徴ですが、自分の抜け殻にしがみついていたところを保護しみんなで観察しました。午前中いっぱいかかって少しずつ羽が乾くにつれて色づき、お昼にヒマラヤスギの幹に置くとゆっくり上へ、おしっこをしたら(羽化後、体から水分を出す)空高く飛んでいきました。
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【園のご見学など】
この時期、来春入園の方がよくご見学に来られます。保育をご覧いただきながら、また園長室にて園の概要、保育園との違い、お母さまのお仕事との両立、教育について等いろんな観点からお話ししご検討いただいています。本日も雨の中お子さんとご来園でしたので、約30分ほどお話をいたしました。

その中で、「こちらの園の先生は決して怒られないそうですね」と仰います。これはよくお聞きすることですが、感情にまかせて怒るようなことは決して致しませんし、優しいだけでもないことをしっかりお伝えしています。悪いことはその場でしっかり話を聞いて、子ども自身の気持ちが落ち着き納得できたところで「ごめんなさい」ができたり、お友だちを許してあげることへと導きます。

お家でも同じですが、感情にまかせて怒ることと、子どもを信じて静かに諭すこととは全く違います。ただ怒ってばかりでは、より大きな声を出さないと子どもの耳には届かなくなりますし、家の外ではここぞとばかり親を困らせることをしてみたりもします。子ども自身はいけないと承知の上で親の反応を確かめているところが大いにありますから、ここは親の踏ん張りどころ、力の見せどころで、子どもとの知恵比べといったところでしょう。子どもの心に届く諭し方ができたときは、子どもの表情も晴れ晴れしているものです。

本日ご見学の方はこの辺りのことは十分ご理解ご承知の方で、園の先生が「怒ることはしない」ことを評価して下さっていました。その後、7月お誕生会の会場(全園児)をご案内し子どもたちの集う様子をご覧いただきました。

*未就園児対象のミニミニ幼稚園は7月初旬に終えましたので、ご見学希望の方は個別にお出でいただけます。お電話の上、ご来園をお待ちしております→〔TEL781-3200〕
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本日は、園内通信「お知らせ37」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 夏期保育スケジュール
◇ 2学期始業式
◇ 月ぐみが覚えた俳句
◇ 平成23年度園児募集について

July 5, 2010

●7月5日(月) / クリスチャン・コンスタン花の香りのchocolate!・園内通信

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         チョコレートにつけられた柄によって種類が分類
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       〔Christian Constant クリスチャン・コンスタン〕 
     花とフルーツ アロマとスパイスのコフレ・コレクション

今日はちょっとティータイムです!
週末にフランスの方からいただいた、~こんなの今まで知らなかったチョコレート~のお話です。
チョコレートと言えば、一般的にベルギー産のゴディバやノイハウスなどが思い浮かびますが、チョコレートの有名どころは世界中には山ほどあります。そして、一口サイズの食べやすいチョコレートの代表ではトリュフをはじめ、ガナッシュ,プラリネ,ロシェ,ジャンドゥーヤ・・・、そしてオレンジピール,レモンピールをチョココーティングしたオランジェットなども個人的には好きなタイプです。
ですが、今回初体験し、このようなものがこの世にあったことに歓喜してしまったのが、このフランス産クリスチャン・コンスタンのチョコレートでした。

チョコレートのアロマ(芳香)を楽しむと言うことはどういうことでしょう。結局はカカオの甘み,苦み,深みなどの違いを楽しむことでしょうとシンプルに考えていましたが、そんな単純な思いが覆されるくらい、非常に繊細に深く静かに隠されている芳香に酔いしれてしまったといっても過言ではありませんでした。

この社のチョコレートアロマとは、ローズ,オレンジ,ジャスミン,バニラほか多種類のハーブエッセンスの香しい芳香や、シナモン,カルダモン,サフランなどのスパイス香が、それぞれを一粒口に入れると中から静かに溢れ伝わってくるのが自覚できる、という繊細なもの。合成のフレグランスオイルの香りではなく、新鮮で天然のエディブルアロマオイルが秘められているとでも言えばよいでしょうか。

ジャスミンやオレンジのアロマはアラビアやイエメンへ出向き、ベチバーやローズゼラニウムはレユニヨン島の火山の斜面で収穫され、シナモン,紅茶,カカオのためにはセイロンへ渡り、カルダモンを求めてマラバールへ、バニラのアロマのためには蘭によって最も香り高くなるいわれるライアテア島へ・・・、と一粒ずつの作品のために世界各地に材料を求めてつくられ、こちらも一粒いただくごとに世界各地を旅している感覚にも包まれてしまう・・・。チョコレートという嗜好品にとどまらない“幸せ”が詰まったコフレといったところでしょう。味覚や嗅覚により脳が魅せられてしまった生まれて初めての体験、単なるチョコレートではない不思議なものとの出会いをしたように思います。

パリ6区サンジェルマン リュクサンブール公園近くにあるお店でカフェも併設されているようなので、次にパリに行ったときには是非ここを訪れたいわ、と思いつつ外国らしいシンプルなパッケージを眺めています。

チョコレートをこの時季にいただくには、冷蔵庫から出してしばらく時間が経過して多少やわらかくなった頃が香りがよいようです。時間をつくって、ブラックコーヒーや紅茶とともに、またワイン,シャンパンとともにいただくと最高の時間が過ごせるでしょう。
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本日は、園内通信「お知らせ34」「お知らせ35」をお出ししました。
内容は、
「お知らせ34」
◇ カプラ教室について
◇ 1学期生活発表会ビデオのお知らせ
◇ 月ぐみ水泳教室について
「お知らせ35」
◇ 京都市私立幼稚園就園奨励費(京都市補助金)について

June 30, 2010

●6月30日(水) / パッションフラワー(時計草)・園内通信

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  <時計草(パッションフラワー)> トケイソウ科 原産地ペルー,ブラジル
      学名 Passiflora caerulea  英名 passion flower
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はじめて見た人は少しギョッとするかも知れません。和名トケイソウと言う名の通り時計の文字盤の形をした花で、3つある雌しべが、長針、短針、秒針のようにも見えます。
英名 passion flowerパッションフラワーは、「受難の花(キリスト受難)」の意味で、イエズス会の宣教師がこの花を5つの受難としてラテン語で flos passionis と呼んでいたのを訳したことから由来します。

この葉や茎を利用したパッションフラワーは心穏やかになるハーブとしても有名です。神経系の血液循環をよくし、交感神経の調子を整える働きがあるので、痛みや筋肉の痙攣をやわらげる作用やリラックス作用があります。不眠症の場合もこのハーブティーが有効のようです。精神的に安定し、自然に眠りにつくことが出来るのは何より大切なことだと思います。
同じ種類のクダモノトケイソウ(果物時計草)の果実は、フルーツ売り場に並ぶパッションフルーツで、半分に割ってそのまま食べるほかジャムやジュースにもできます。
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本日は、園内通信「お知らせ33」をお出ししました。
内容は、
◇ 尿検査,蟯虫検査について
◇ 1学期生活発表会保護者鑑賞日の会場について
*お知らせとともに、検査キットをお渡ししました。

June 21, 2010

●6月21日(月) / ベゴニア“テネラ”・クロオオアリの観察・園内通信

                                        滋賀にて/
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<ベゴニア テネラ> シュウカイドウ科 原産地/南米アンデス産より園芸種 
               学名 Begonia tuberosa(pendula)

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美しく咲いた花をみると、神さまが創られたものはなぜこのように美しいのかと思います。これは、ある温室に入ったとたん遠くからパッと目についた“球根ベゴニア テネラシリーズ”の一つ。
流通名のテネラには、スカーレット,サーモン,ホワイトがありますが、これは見ての通りのサーモン。この種のベゴニアは、株が大きくなるほどに枝が垂れてきて美しさに磨きがかかります。しばらくはその場を離れがたい思いがして何枚も撮しましたが、実はひときわ魅力的なとっておきの一枚はアップするのをためらい今回はやめておきました。まるで美しい人間の姿にも思えるからです。

ベゴニアの名は、フランス領カナダ総督「ベゴン」に由来するそうで、何百種とベゴニアの花を発見した当時の植物学者を応援した人だそうです。学名は、全世界共通で国際植物命名規約により1つの種に学名が1つ、ところがうっかり1つの種にいくつかの学名がついていることがあるというのがユニークです。実際このベゴニアもしかり、以前は全体で2000種と言われていたのが整理をすると実際には1000種とのこと、それでも驚きの数です。
植物の学名は、6年に1度開催される国際植物学会議により決定されるようですが、学名自体はラテン語でつけられますから、植物学者にはラテン語は必須なのでしょう。
世界中のどこかで新種を発見し自分の好きな名を命名できるとすれば、それはこの上ない幸せなのではないでしょうか。
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梅雨の合間の外あそびが活発です。
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これは先日撮った写真ですが、クロオオアリを見つけるのが大好きな男の子年長児Kちゃんが採ってきたサクラの樹液と、わたしが提供したハチミツを小枝につけて虫かごの中を観察したものです。
はじめ、右側の樹液にも集まっていましたが、予想どおり左側のハチミツには大勢が寄ってたかってあっという間に食べつくしてしまったのでした。
横で見ていた女の子が、上からドクダミの花をそっと入れてくれました。さすが女の子、優しい心配りでした。
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本日は、園内通信「お知らせ29」「お知らせ30」をお出ししました。
内容は、
「お知らせ29」
◇ 内科診断の概要(園医 井上先生とのお話より)
「お知らせ30」
◇ 今月末のお帳面のお預かりについて
◇ 園児名簿について
◇ 左京地区PTAバボール大会のお知らせ
◇ お忘れもののお知らせ

June 16, 2010

●6月16日(水) / 花がらいっぱい・園内通信

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花がらをつぎつぎにブリキのバケツに摘んでいると、ふと目をやった瞬間、たまった花が思いのほか鮮やかなので嬉しくなったのでした。咲き終えた花を摘まないと、次の花にじゅうぶん栄養がまわらず美しく咲いてくれません。バラ,クレマチス,ゼラニウムなど、5月から今までたくさん花を咲かせてくれました。
バラの花がらはとてもよい香りがするので、乾燥させてポプリにするのも楽しみです。
いよいよ緑が目に眩しい季節がやってきます。
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本日は、園内通信「お知らせ28」をお出ししました。
内容は、
◇ 園オリジナルレインコートのお届け
◇ NPO法人誕生日ありがとう運動について

June 10, 2010

●6月10日(木) / アイスバーグ・つきぐみさんのアサガオ・園内通信

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          <アイスバーグ>  バラ科  作出国 ドイツ
                        学名  Rosa ‘Iceberg’

「同じつるバラ “サマースノー”よりも扱いやすいでしょう」とのお勧めで仲間入りしたアイスバーグ。氷山を意味するとおり、爽やかなピュアホワイトの花をたくさんつけました。
白バラは、見ていると確かに心が洗われるようです。
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<年長児つきぐみさんの育てるアサガオ>
各クラスのお当番さんが、お役目の一つとして毎朝アサガオにお水をあげています。
プランターの前で子どもたちが「はやくおおきくなりますように・・」といつも声をかけてあげているんです、と、まみ先生。
たっぷりお水をもらったのでしょう。プランターの下から流れ出た水と、ポンと前に置かれた小さなジョウロが大変愛らしく微笑ましい限り。子どもたちのためにも早くつるをのばし、大きくなってきれいな花を咲かせてくれますように・・。
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 種をまいた頃~まだかなまだかな  今、大きな双葉が出ています          
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 こちらのクラスも少し遅れて芽がでてきました。よかったね。 
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本日は、園内通信「お知らせ26」「お知らせ27」をお出ししました。
内容は、
「お知らせ26」
◇ 第2回ふれあいサタデーのご案内
「お知らせ27」
◇ 内科診断について

June 4, 2010

●6月4日(金) / カレンデュラ・クロオオアリ結婚飛行・園内通信

                        「咲きほこるカレンデュラ畑/滋賀」
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         <カレンデュラ>  キク科  原産地 地中海沿岸
                      学名 Calendula officinalis

この花の名、カレンデュラ(Calendula)は、カレンダー(calendar)の語源で、ラテン語Calendae(毎月の第1日)から由来するようです。
どの月の初めになっても咲いているほど花期が長いことから名付けられ、和名ではキンセンカでお馴染みの花。お陽さまがいっぱい咲いたように見えるため「太陽のハーブ」とも言われますが、スキンケア製品で有名なドイツヴェレダの製品ラインに“カレンデュラシリーズ”があるのはみなさんご存じでしょう。
すり傷,きり傷などの皮膚のトラブルに、またアレルギーやとびひ対策の手だての一つとしてカレンデュラクリームがご一家に一つあると便利かも知れません。
ヨーロッパでは、この葉を食料にしたり、薬用,染料としても使われています。
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  「クロオオアリ結婚飛行の日」
あれは5月21日午後のこと。園庭や園内石段の隙間から「ブーンブーン」 と蜂が飛ぶような羽音が響いてきました。お帰り際のことで気がついた子どもたちもいたようですが、どうやらこの日は年に一度の「女王アリの結婚飛行」の日でした。アリの巣の入り口はいよいよ騒々しくなり、羽を持つアリが動き回っていました。

 <園庭のクロオオアリたち>
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      羽ばたかせながら、グルーミングをしている様子です
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     巣から大勢出てくる       ひときわ大きいのは女王アリ

4月から、子どもたちがダンゴムシとともにアリを観察しながら虫かごに入れる姿が今もありますが、今見られるアリのほとんどは大きなエサを懸命に運んでいます。自分の体の何倍もの、あるいは何十倍もの大きさのエサをひたすら引きずっていたりします。頭の触角で仲間を確認しながら、力を合わせてエサを運ぶ姿に子どもたちが見入っていることもあります。

クロオオアリは、羽の生えたおすアリと体の大きな女王アリ、そしてメスの働きアリから構成されています。やがて、巣穴からからだの最も大きな女王アリが出てきたら、羽のない働きアリだけを残して、みんなで空に飛び立つのです。
女王アリは他の巣から飛び立ったおすアリと空中飛行で交尾をした後、地上に戻り、巣作りの準備をします。不要になった羽は体をよじって自ら落とし、地面から深さ5㎝ほどの所に一日かけて巣を作り、巣が完成したら産卵に入ります。自分の体をいっぱいに曲げて自らの卵を大事そうに取り出します。そうして生まれた幼虫は、働きアリになります。

ほとんどの昆虫は自分の卵を生みっぱなしにするのですが、クロオオアリの女王アリは自分の体から出てきた卵を大事にくわえて下に置きます。卵から働きアリが生まれる間もずっと見守り、羽化がはじまるとまゆを破る手伝いをします。
以前、生んだ卵を二日ほど見届けてその場を去ったオオカマキリのお母さんの姿を見た時にも感動しましたが、5月になれば園内で毎年出会うクロオオアリのお母さんは、人間の母親と変わらない優しさをもっていることに更に感動を覚えます。

5月の風が心地よく爽やかな晴天の日に行われるクロオオアリの結婚飛行。そして、羽を落とした後に、天から与えられたお役目を全うするべく、産卵の場所を探しながら疲れたように歩いているお母さんアリの姿を目にする度に、思わず頑張って・・・と、心の中で応援せざるを得ません。
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飛び立った瞬間の女王アリ。重い体の女王アリは風の動きをみてやっと飛び立ちます。
  〔この飛行写真のみ、科学のアルバム 「アリの世界」より引用〕
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本日は、園内通信「お知らせ24」をお出ししました。
内容は、
◇ 家庭教育相談について
◇ 「お誕生ありがとう運動」について
◇ 「幼稚園総合保障制度」被保険者証のお持ち帰りについて
◇ お山のミニミニ幼稚園について

May 31, 2010

●5月31日(月) / クレマチス・園内通信

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     <クレマチス>     キンポウゲ科  作出国 イギリス
     “キリ・テ・カナワ”    学名 Clematis ‘Kiri Te Kanawa’

ようやく5月らしい気持ちのよい日が続きそうです。
八重咲きのクレマチス“キリ・テ・カナワ”も思いっきり花を咲かせてくれました。青紫色の花弁がとてもふくよかな雰囲気です。
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本日は、園内通信「お知らせ23」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 父親参観のご案内

May 20, 2010

●5月20日(木) / クレマチス・素敵な子どもたち・園内通信

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     <クレマチス>     キンポウゲ科  作出国 イギリス
   “ヴィヴィアン・ペンネル”  学名 Clematis ‘Vyvyan Pennell’
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                  真ん中がまだ蕾

淡い青紫色で八重咲きのクレマチス“ ヴィヴィアン・ペンネル”。今の季節には、薔薇とともに他種類のクレマチスがあちこちで見られます。
ヨーロッパでは、花びらが4枚の白いモンタナ種が年中よく見られ、建物の軒を素敵に飾っています。クレマチスは蔓性でよく伸びたくさんの花を咲かせますが、日本の場合、冬には土から上は枯れてしまいます。蔓が細いので春に芽を出したのに気づかずに、5月になって庭の隅で突然開花しているのに驚かされることがあります。
同じくクレマチスで、ただ今開花待ちのつぼみの株がもう一種類、その名は“キリテ カナワ”。私の好きなソプラノ歌手の名前がつけられていて、咲くのを楽しみにしています。

薔薇も同じですが、昨今は品種改良により他種類作出されるためか、日本の有名人(女性)の名前がずらりとつけられたものも園芸店に並んでいます。それはちょっと違うなあ~と思ったり、羨ましいなあ~と思ったり・・・。
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しとしと降り続けた雨が上がり、お庭に子どもたちの声が聞こえてきたのは11時過ぎ。
本日午前中は、園内交通安全教室を行いました。各送り迎えコース(第1グループ~第6グループ)に分かれ、登降園の通路を歩く上でのお約束や注意事項を、送り迎え担当の先生とともに確認する日でした。今日のお帰りでは、早速先生と学んだことを実践できたのではないでしょうか。

朝、園で子どもたちをお迎えしていると、大変微笑ましく、またいつも感心することがあります。
各グループ出発地点から、年中、年長児は3才児の手を引いて一般歩道を二人一組で列になって歩き、そのままお山を登って、3才児クラスの玄関までをしっかり送り届けてあげます。
玄関に到着すると、3才児はくるりと向きを変え、「送ってくれてありがとう!」とお兄さんお姉さんの目を見てしっかり手を振って言います。
それを受けた年中、年長児は、少々照れながらもとても満足げな笑顔を返しています。お礼を言ってもらえたから嬉しいというだけではなく、自分より小さい子をずっと誘導し、最後まで連れて行って無事を確かめられた、という社会的責任を果たした達成感がベースにある笑顔なので本当に凛々しく思いやりを感じます。

つい先日は、年少の男の子Kくんがあまりに立派に「○○くんありがとうー」と言ったのを受けて、思わず年長の男の子Sくんは、被っていたキャップ帽を片手で素早く取り、「どういたしまして」と今度は会釈をしながら立派な姿でお返ししたのでした。
その仕草を見て、思わずカッコイイ!と感じた3才児のKくんは、同じように自分のキャップ帽を外して「ありがとうございました」とまたお返しをしていました。
そうしながらも、「なんで帽子を取るの?」と疑問に思って尋ねるKくんに、年長児のSくんは、「男の子が挨拶するときには帽子を外して挨拶するんだよ。帽子を取るときはこの辺を持って、さっと外して頭を下げるんだよ」と丁寧に教えてあげています。
一緒にいた私が、どうしてそんなによく知ってるの?と感心して尋ねると、お父さんに教えてもらったということでした。
そしてふと横を見ると、すでにクラスに到着していた3才児の他の男の子も、お部屋から自分の帽子を頭に被りながら出てきて、同じように帽子を外してご挨拶をする“格好いい挨拶”の練習をしている何とも微笑ましい光景がありました。

雨の日も晴れの日も、優しいお兄さんお姉さんと手をつなぎ、先生と一緒に自然の移りかわりを体感しながら歩く経験は、簡単なようで実は大変なことです。毎日歩くことは単に体が丈夫になるから、というだけではなく、感謝や忍耐や達成感など目には見えない大事なものが心身に刻まれていきます。みんなと一緒だから毎日できることかも知れません。

暑い夏日や、レインコートを着るのも嫌になるずぶ濡れの日もあります。朝、クラスでレインコートを脱ぐ補助をしながらタオルで拭いていると汗びっしょりの日もありますが、子どもたちが不平を言うことは不思議とありません。それよりも、ようやく園に着いた喜びやお友達の笑顔を見て嬉しくなる方が先なので、子どもたちは本当に立派だなと思います。
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本日は、園内通信「お知らせ20」「お知らせ21」をお出ししました。
内容は、
「お知らせ20」
◇ 七夕短冊を入れる箱について
◇ 出席カードの平熱記入について
◇ 春の親子遠足記念写真について
「お知らせ21」
◇ 保育参観について

May 13, 2010

●5月13日(木) / フジ・~子どもたちのお道具と仕事~・園内通信

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     <藤>  マメ科  原産地 日本   別名 ノダフジ(野田藤)
            学名 Wisteria floribunda (Willd.) DC.

5月に入り連休中にも満開に咲いていたフジ。今年はひんやりした日が続くためか、未だによく咲いてくれています。
やっと晴れ間がでてきた午後、時おり吹いてくる風に気持ちよさそうにゆれています。
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  【お砂場シャベル~~こんなにつかったの!】
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これは、子どもたちが使っているデンマーク製のお砂場シャベル。
実は、4本とも同じ製品なのですが、上3本はこの春に新調したシャベルの見本で長さ約60㎝ほどあります。一番下のシャベルだけ、先が少し短くなっているのがわかるでしょうか。

これはおよそ20年以上前から、園で代々子どもたちが使い続けてきたものの一つで日本製の同じような製品よりはるかに丈夫です。同じく、お砂場の赤や黄色の使い込まれたスコップも本来の角がすでになくなり、何とも言えず丸みを帯びた愛らしい形になっていますが、こうしてみんなで使い込んだお道具をしみじみと目にすると、これは、日々の子どもたちのたゆまぬ仕事の賜なのだ、と心から感心してしまいます。
そして、ほかに子どもたちの仕事は、と言うと・・・

今から50~60年ほど前のことになるでしょうか。
当時の子どもたちは、遊び場として決められた場所ではなく、園内にある山土の土手をスコップでどんどん掘り起こし削っていくことを何より楽しい遊びにしていたそうです。現在、たんぽぽぐみ~木馬前~雲梯,固定鉄棒につづく通路がありますが、実はあの場所は、当時の園児たちがつくってくれた道なのだよ、と先代園長の思い出話を幾度か聞いたことを思い出します。

年々子どもたちが遊びで削り込んでいくうちに通路部分が徐々に広がり、これ以上掘り続けると、上にあるはずの園庭が崩れ落ちてきたら大変だということになり、ブロックを積んで土留めをすることになったそうです。そうして残っているエリアが、現在サツキを植え込んでいる場所なのです。

そしてまた、この先代の話を証明するような出来事もありました。
何年か前に乗ったタクシーの運転手さんが、偶然にも北白川幼稚園のずっと昔の卒園児さんで、その方はすでに大分年輩の男性でした。
「楽しかったことは、みんなで一生懸命スコップで土手を掘っていったことと、園につづく森の中へ遊びにいったことが一番楽しくて、あの頃のことは今でも忘れません」と、遠い昔を懐かしむ眼差しで話されたことがありました。
森の奥は白川砂の採石場へとつづき、採石された跡と思われる天然の大きな滑り台で昔の子どもたちは思いっきり遊んだようでした。実際に、私も小さな頃にそこで遊んだことが一度ありますが、残念ながら今はすでに樹木が大きく成長し跡形はありません。

すり減ったシャベルの形を見ていると、そんなことなどを思い出しましたが、子どもたちは昔も今も変わりはなく、夢中になって遊ぶことから学んでいきます。幼稚園は、幼児期の小さな体,小さな手を使って毎日仲間と夢中になって過ごし遊び込める時間を守り育てる場であること、そして、大人になった時の、形に現されるものではない、かけがえのない小さな頃の思い出を守っている場所でもあるように思います。
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本日は、園内通信「お知らせ17」「お知らせ18」「お知らせ19」をお出ししました。
内容は、
「お知らせ17」
◇ カプラ教室について
◇ 「幼稚園児総合保障制度」被保険者証お持ち帰りについて(新入園児)
◇ PHP推薦図書のご案内
◇ 劇団飛行船公演のご案内→(同案内は、過日、既にお持たせ済みでした)
「お知らせ18」
◇ 京都市三大祭り休園について
「お知らせ19」
◇ 第1回ふれあいサタデーのご案内

May 6, 2010

●5月6日(木) / ツツジ・園内通信

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    <躑躅>   ツツジ科   原産地 日本,中国
             学名 rhododendron pulchrum 'Akebono'

4月末からゴールデンウィークにかけてはツツジが美しい季節。この辺りでは、蹴上浄水場のツツジが毎年見事です。
この北白川山に咲いているツツジの一つ、淡ピンク色の品種 “あけぼの”は、今が満開。
お山の中腹にあって赤紫に咲く“オオムラサキ”の枝変わり品種で、上の花弁に赤い斑点があるのが特徴です。
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本日は、園内通信「お知らせ15」「お知らせ16」をお出ししました。
内容は、
「お知らせ15」
◇ 家庭訪問日時のお渡し
「お知らせ16」
◇ 【送りグループ変更】開始について(変更届つき)
◇ 夏用スモックご用意のお願い

April 28, 2010

●4月28日(水) / カラタチ・園内通信

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        <枸橘>   ミカン科   中国原産
                 学名 Poncirus trifoliata

   からたちの花が咲いたよ  白い白い花が咲いたよ
   からたちのとげはいたいよ  青い青い針のとげだよ

   からたちは畑(はた)の垣根よ  いつもいつもとおる道だよ
   からたちも秋はみのるよ  まろいまろい金のたまだよ

   からたちのそばで泣いたよ  みんなみんなやさしかったよ
   からたちの花が咲いたよ  白い白い花が咲いたよ
              
          〔からたちの花 山田耕筰作曲 北原白秋作詞〕

トゲだらけの植物ですが、カラタチにはこんなに優しい歌があります。
数日前から、たんぽぽぐみの下にとても小さなカラタチの花が咲いて、顔を近づけるとかすかに香りがします。
よいお天気に恵まれた今日は、外から子どもたちの元気な声が聞こえますが、みんなは気づいているかな?それより、もうすぐやってくるアゲハチョウの幼虫の方が好きかなあ・・・。

今日のお帰りのとき、カラタチにとまっていた小さなカタツムリ。ゆっくり上から水をかけたら、ツノ出し顔出し・・・雨が降ってきたのと間違えて動き出したのを、Yちゃん達と観察しました。
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明日の祝日は、朝方雨が降りますが晴れに向かうとの予報。明後日は、きっとよいお天気になってみんなで遠足に行けますように!
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本日は、園内通信「お知らせ14」・〔園児の健康について〕をお出ししました。
内容は、
「お知らせ14」
◇ 出席カードお預かりについて
◇ 月末のお持ち帰り品お持ち帰りについて
◇ 「幼稚園児総合補償制度」お申込控のお持ち帰り(新入園児対象)
◇ バレーボール大会お手伝いの件
◇ 園オリジナルレインコートについて
〔園児の健康について〕
◇ 紫外線対策として
◇ 手洗い,うがいについて
◇ 発熱について

April 26, 2010

●4月26日(月) / ニワウメ・こいのぼり・園内通信

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       <庭梅>    バラ科    原産地 中国
                 学名 Cerasus japonica

雄しべが長くて可愛らしいニワウメ。別名を小梅(コウメ)とも言うそうで、ふと梅干しの小梅はこれの実だったのかしら?と思いましたが違うようです。
一般的な梅と同じくバラ科の植物で、初夏に赤い実が熟したら生のまま食べられ、核は薬用に使われます。江戸時代に中国から入り、梅のような花が咲くので“庭梅”と名付けられたとのこと。

府立植物園のちょっと素敵な?!園長先生は、園内で時折植物のスケッチをしていらっしゃいます。園長先生手描きの「きまぐれ園だよりNo.246号」には、植物園で開花している旬の花の紹介が載っていますが、ニワウメには、カワユ~イ!とコメントがついています。小さいピンク色の花が株立状にたくさん咲いていて本当に愛らしいです。
植物園正門から入場し、「きまぐれ園だより」をいただいて園内を観てまわると、とても気持ちのよい時間が過ごせます。
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今日は、久しぶりに気持ちのよい朝を迎えました。「ぼくのお家ではもう泳いでいるよ~」と登園した子が言ってたのを思いだしながら、朝のハイホー体操が始まる前に急いで“こいのぼり”を揚げました。みんな驚いたかなあ~!
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風がほとんどなく穏やかなお天気なので、ふんわりふんわりと仲良さそうに泳ぐ親子こいのぼりでした。

明日の左京区は、とうとう朝6時頃から雨が降り出す予報になりました(19時半現在)。
遠足は、今日のお知らせにも書きましたように、どうやら30日に期待のようです。
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本日は、園内通信「お知らせ13」をお出ししました。
内容は、
◇ 家庭訪問について
◇ 明日の「春の親子遠足」について
◇ 毎月末のお持ち帰り品について
◇ 幼稚園児のための総合補償制度について

April 23, 2010

●4月23日(金) / ゲンペイシダレモモ・園内通信

                                      「植物園にて」
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      <源平枝垂れ桃>   バラ科
       学名 Prunus persica var. pendula ’Genpeishidaremomo’
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                見事に三色が混ざります 
      
枝垂れ桜のすぐ横は、また見事な桃の木です。これは、「源平枝垂れ桃」という立派な名前がついています。
一本の木に、白,ピンク,絞りの三色の花が競い合うように咲く様子を、源氏の色「白」と平家の色「紅」に例えてつけられた名前だそうです。
年によって、花の色具合が変化するようですが、今年は少し白が多いようにも思います。そんな花の色彩の変化を見るのも花を鑑賞する楽しみの一つかも知れません。
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本日は、園内通信「お知らせ12」をお出ししました。
内容は、
◇ 電話連絡テストの結果
◇ ひねもす教室について
◇ ホームページ写真掲載の件

April 22, 2010

●4月22日(木) / シダレモモ・今日は雨、明日はまた寒い?・園内通信

                                      「植物園にて」
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       <枝垂れ桃>  バラ科   原産地 中国
                   学名 Prunus persica sp

桃の節句には欠かせない桃の花。植物園では、桜林の南側に見事な花をつける木があります。
濃いめのピンクや純白の花びらが、枝いっぱいに八重咲きで咲いています。このように、桃には花を楽しむために品種改良された「花桃」と、食用にするための「実桃」の2種類があります。
奈良時代以前に、中国から薬用として持ち込まれたのが初めで、江戸時代に入ったらさかんに品種改良が行われたようです。
枝垂れ桜も、枝垂れ桃も、それぞれにまた違う魅力があって素敵です。
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今日は雨がよく降り、行き帰りともレインコートに包まれました。
朝は、年少クラスの次に、年中クラスへ参りますが、特に雨の朝の第1園舎は、黄色のレインコートで到着した子どもたちで大賑わいになります。こんな雨の中でも、黙々と歩いて幼稚園まで到着出来るのは、お山の幼稚園の子どもたちならではのことです。

レインコートの雨をタオルで拭き、長靴を脱いで上靴に履き替えたらお部屋まで上がります。上手い具合に時間差で各グループが到着しますので、先にお部屋に着いてお決まりのご用意を終えた子は、ステップを上ったお部屋からみんなの到着をニコニコ顔で迎えています。そんなクラスのお友だちの元気な表情に迎えられて、雨にぬれて到着した子どもたちの表情もホッとほころんでいます。

今年の春は、やはり異常気象のためか気温のアップダウンが激しいです。昨日は、少し動くと汗ばむくらいでしたが、また明日23日~26日頃にかけて、寒気が流れ込むために気温が下がり冬に逆戻りするようです。そう言えば、満開の桜に雪が積もったのもついこの前でした。気温が大きく変動する4月。5月は春らしく穏やかな日々であってほしいものです。

また一般的に、雨が降る前は温かく、雨に濡れたあとはひんやりしますので、服装の調節とともに帰宅後は十分休養し体を温めて下さい。また本日より、保育時間が長くなりましたので、お帰りにうつらうつら眠たくなるなど、新学期の疲れも見られます。特に年少児さんはお昼寝をされるなどして、十分に休養なさって下さい。

*明日は電話連絡テストを行います。早朝からですが、よろしくお願いします。
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本日は、園内通信「お知らせ11」をお出ししました。
内容は、
◇ 電話連絡テスト実施について

April 20, 2010

●4月20日(火) / リキュウバイ・園内通信

                                      「植物園にて」
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    <利久梅(リキュウバイ)>  バラ科  原産地 中国
                       学名 Exochorda racemosa

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歩いていると、見上げた木の上に純白の愛らしい花がこぼれるように咲いているのが目に入りました。近づいてみたら利久梅とあります。明治末期に日本に渡来したそうで、利久という名は茶人 千利休とは関係はないそうです。他の和名で、ウメザキウツギ(梅咲空木)とも呼ばれます。
梅と同じくバラ科の植物で、夏にかけてたくさんの花をつけるようです。
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本日は、園内通信「お知らせ9」「お知らせ10」をお出ししました。
内容は、
「お知らせ9」
◇ 写真袋お持ち帰りについて
◇ 園児名簿の変更について
◇ 雨の日の靴下ご持参のお願い
◇ 課外教室入会申込みなど
「お知らせ10」
◇ 春の親子遠足について

April 15, 2010

●4月15日(木) / アーモンド・園内通信

                                      「植物園にて」
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    <アーモンド>   バラ科   原産地 アジア西南部 
                 学名 Prunus dulcis  和名 扁桃(へんとう)
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            枝に沿ってたくさんの花がさいている

サクラやウメの花にも似ていますが、これはアーモンドの花。この花をまだ知らなかった頃、イタリアに住んでいた知人から、「こちらは、白いアーモンドの花がたくさん咲いてとても綺麗です」とメールが来たのは5月頃、思わず見てみたい!と思ったのでした。
現在では、ヨーロッパ,アメリカ,オーストラリアなど暖かな地域で栽培されています。秋に実を収穫し、実の中の種を割るとアーモンド(仁)が出てきます。ビタミンEがとても豊富で、種から絞ったアーモンドオイルは料理やキャリアオイルとして使われます。
ほのかにアーモンドの香りがするオイルは、すでに古代ギリシア時代に顔や体用のマッサージオイルとして珍重され、現在もベビーマッサージにはアーモンドオイルが一番よいと言われます。
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本日は、園内通信「お知らせ7」「お知らせ8」<別紙 園児の送迎について>をお出ししました。
内容は、
「お知らせ7」
◇ 保護者会でお伝えした内容のまとめ
◇ 図書のご紹介
◇ 山の学校のご紹介
◇ ホームページの件
「お知らせ8」
◇ 園児名簿について
◇ 山びこクラブのご案内
◇ 「お知らせ」のお届けについて

April 12, 2010

●4月12日(月) / タイハクザクラ・園内通信

                                     「植物園にて」
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     <タイハク(太白)>  バラ科    原産地 日本
                    学名 Prunus lannesiana cv. Taihaku

園のソメイヨシノは花が散り始めた後、きみどり色の新芽が出てきていますが、サクラによってはこれから咲く種類もあります。
これは植物園でいま満開に咲いている「太白」という品種。ソメイヨシノと同じく、山野に自生する12種ほどの野生種から作出された園芸品種(サトザクラ)の一つですが、真っ白な花びらはサクラ一大きく直径5㎝はありなかなか見事です。葉と同時に花が咲いています。
日本では一旦絶滅しましたが、イギリスで保存されていたお陰で昭和に入った頃に復帰したそうです。
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本日は登園二日目、いよいよ雨の中をレインコートに包まれての登園となりました。
朝、年少クラスで待ち受けますが、子どもたちは晴れの日と特に変わりなく全体的にとても落ち着いた表情です。タオルで拭いた後レインコートを脱いだら、更にすっきりとした面持ちです。今日もあっという間に降園の時間になりましたが、今週末にかけて徐々に保育時間が延びるとともに、クラスにも慣れて来られます。
明日は晴れ間もでるようですから楽しみです。また元気に登園されますようお待ちしています。
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本日は、園内通信「お知らせ5」「お知らせ6」をお出ししました。
内容は、
「お知らせ5」
◇ 送り迎えの様子
◇ お弁当について
◇ 課外教室について
「お知らせ6」
◇ 保護者会について
◇ “ちまき”お持ち帰りについて
◇ ひねもす教室生徒募集について

April 9, 2010

●4月9日(金) / シダレザクラ・登園初日・園内通信

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 <枝垂れ桜>  バラ科  学名 Prunus pendula Maxim. f. pendula
             別名  イトザクラ

お山を下りて北白川界隈を歩いていると、あちこちのお宅に見事なシダレザクラが咲いているのに出会います。幼稚園のこのシダレザクラはまだ幼木ですが、愛らしい八重の花びらをたくさんつけています。

葉や花がついた枝が垂れ下がる風情は昔からなぜかとても好きなのですが、そう言えば小学生の頃に、淡いピンク色のシダレザクラと、薄紫のフジの花が垂れ下がった“かんざし”を二ついただいたことを想い出しました。四つ年下の妹にピンク色のかんざしをあげて、ちょっぴり大人びていたフジのカンザシを私がもらいました。でも、本当は、淡いピンク色をしたシダレザクラのかんざしの方がとっても欲しかったのです。みんなが私はフジの方がよく似合う・・と言うので仕方なかったのでした。
今でも、淡いピンク色に憧れがありつつも何となく手が届きにくいのは、そんな小さな頃の思い出も少しは関係があるのかも知れません^^)。
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本日は、歩いての登園初日。9時前には、まず第2グループが元気に到着しました。元ほしぐみにいた男の子Tちゃんは新入園児をクラスまで導いた後、微笑ましいことに、つきぐみ園舎ではなく、何の迷いもなくほしぐみ園舎まで駆け下りていました。
また、一つ年下の新入園児の手を引いて登園し、ついこの前まで自分が過ごしていたクラスへ案内した後、新しい自分のクラスへと向かう新年中児の凛々しい姿もありました。

昨日入園式を済ませたばかりの新入園児たちも、新しい名札を胸につけ手を引かれて登園後、上靴に履き替えカバンをかけたら、予め丸く並べられた椅子に腰掛けます。
しっかりとお話をしてくれる男の子Kちゃんは、「まぁー、きれいにおいすがならべてあるね~」と大人口調で話すので微笑ましい限り。お子さんに付き添われたお母さまもいらっしゃいますが、一日目の今日はどの子も初めてのことばかりで気持ちは一杯一杯です。みんなで急がずゆっくりと準備をしたら、かおり先生の声かけとともに保育の流れに入りました。
来週からは少しずつ保育時間が延び、初めての大きな環境の変化に馴染むまではどの子も毎日精一杯過ごします。帰宅後はお昼寝をしたりお母さまとゆったりと過ごされながら、心身ともに明日へのエネルギーを充電していただきますようお願いします。
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本日は、園内通信「お知らせ3」「お知らせ4」(連絡カード)(バレーボール部からのお知らせ)をお持ち帰りいただきました。
内容は、
「お知らせ3」
◇ 連絡カード使用について他
◇ 幼稚園児のための補償制度のご案内
◇ 送りグループ変更について
「お知らせ4」
◇ 保育袋・諸費用袋について
◇ 住所変更について
◇ お誕生絵本について

April 8, 2010

●4月8日(木) / ソメイヨシノ・入園式・園内通信

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 <ソメイヨシノ(染井吉野)> バラ科   原産地 日本 
                   学名 Cerasus x yedoensis (Matsum.) A.V.Vassil.

春休み中に咲き出した園庭のソメイヨシノです。サクラ吹雪の日もありましたが、本日は穏やかな天候に恵まれました。本日の入園式にご出席された新入園児とご家族をお祝いするように、美しく咲いていてくれました。このお山にはソメイヨシノの他に、ヤマザクラ,シダレザクラ,サトザクラなど数種類が咲きますが、このソメイヨシノは100歳は越える樹齢です。この春休みに、枯れた幹や枝を整理していただきましたので随分すっきりとしました。やがて葉がでて赤い実を落とし、一年を通して子どもたちに自然の贈り物を見せてくれます。
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「あれは何ですか?」
入園式が終わり園庭での記念写真撮影後、お孫さんのために長野県からお越しになったお祖母さまが、見上げた木の中に芽のようなものを見つけてお尋ねになりました。お山の中にある幼稚園ですので多くの木々に囲まれています。サクラのほかにカシ,コナラ,メタセコイヤ,モミジ他が新芽を出して春の温かな陽差しをいっぱい浴びています。
これは、大木クスノキの花のつぼみで、5~6月に白っぽい花を咲かせます。子どもたちが入園して暫くした頃に、花のあとにできる黒っぽい果実がポトリポトリとおちてきます。葉枝を手でちぎるとよいにおいがしますし、常緑高木なのに、きれいなオレンジ色の春落ち葉も落ちてきて、子どもたちは手で束ねたり、果実とともに「こどもレストラン」の材料にしたりします。
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 <北白川幼稚園の先生です>
明日からいよいよ幼稚園生活が始まりますね。毎日幼稚園で楽しく過ごせますように、みんなで楽しみにお待ちしています。よろしくお願いいたします。

April 7, 2010

●4月7日(水) / モクレン・始業式・園内通信

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      <モクレン>  モクレン科  原産地 中国
                 学名 Magnolia quinquepeta

春休み中には園庭のハクモクレンが美しく咲きましたが、これは今まさに満開のモクレン。見上げる大木です。モクレンと一口に言っても多種類ありますが、これは原種の紫木蓮(シモクレン)でお山の中腹にあります。
花が咲いた姿は白川通からも見えるのですが、数年前、「バスの窓から大きなモクレンの木が見えたので思わず下車して見に来たのです。こんなに大きいのは珍しいですね。」と、モクレンを目がけてお山を上り園まで訪ねて来られた方がありました。偶然にも、ちょうど私たちがモクレンについて話をしていた折の来客だったのでした。そんなことを、モクレンが咲くたびに懐かしく思い出します。
1億年も前から同じ姿で咲いているという地球で最古の花モクレン、お山の満開のサクラとともに今年も嬉しい春を運んでくれました。
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本日は、新年中、新年長の2部に分かれての始業式でした。お母さま方が見守られる中、新担任とともに入場し、溢れんばかりの元気な声で園歌“おやまのようちえん”をうたう澄んだ瞳が揃いました。
幼稚園に初めて入ってくる小さなお友だちを思いやり優しく助けてあげること、そして、どうしようかな?と自分が思ったときには「よし、やってみよう!」と勇気をだしてやってみること、など、園長先生より各学年に向けてお話がありました。
明日の入園式を経て、明後日からはいよいよ全園児歩いての登園が始まります。新たな環境での送り迎えとともに新クラスに日一日と慣れ、楽しい園生活が送れますようお見守りしたいと思います。
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本日は、園内通信「お知らせ2」をお出ししました。
内容は、
◇ クラス担任、送り迎えグループ担当紹介ほか
◇ 送り迎えについて
◇ 課外教室について

March 10, 2010

●3月10日(水) / テーブルアート“テネラ”・あとすこし・園内通信

  【テネラTenera】シリーズ
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 ロイヤルコペンハーゲン(Royal Copenhagen)
 “テネラ(Tenera)” トールベース
 デザイン Berte Jessen(ヴェルテ・イエッセン)

ロイヤルコペンハーゲンTeneraシリーズのなかでは、少し高さのある約25㎝のフラワーベースです。
花や実がたくさん描かれていますが、何の花がモチーフなのでしょう。
太陽に向かって伸びる花がとても力強く、深い紺色を主とする男性的でモダンな印象の花瓶です。
1954年~58年までコペンハーゲンのSAC(School of Art and Craft)で学んだ後、1959年から活躍したデンマーク人ヴェルテ・イエッセン(Berte Jessen)の作品です。
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風はまだ冷たいものの、大地に確かな春の訪れを感じる爽やかな一日でした。
一年のしめくくりとなる終了式まであと僅か。子どもたちは一日一日をしっかりかみしめるように過ごしています。今のこのクラスのままでいたい、お友だち先生とこのまま過ごしたい...。特に感受性の豊かな子は、一年間の思い出が詰まったクラスとお別れするは辛いようで、朝から涙が流れてしまうこともあります。年長児にとっては、明日の「クラスお別れ会」をみんなで過ごしたら、残るは早、卒園式となりました。
今朝も、おはよう~と挨拶を交わすなり、ふと立ち尽くしてしまった子。気持ちが伝わったので優しく背中をなでて励ましお部屋まで見送りましたが、きっと皆同じ気持ちなのです。またこの一年でみんな本当に大きく成長しました。

今日は、第三園舎で年長ぐみのお兄さんお姉さんをお送りする会が行われました。
春からも在園する年中少児さんからは、年長児さんに向けて、今までのお礼の言葉や手作りのプレゼントが渡され、年長児さんからは、新しく入園してくる年少児さんたちをしっかり助けてあげて頑張ってほしい、という励ましとお願いのメッセージが届けられたようです。
先輩の年長児さんにあこがれ優しく導かれて過ごした園内でも、また登降園の送り迎えの中でも、先輩からのメッセージを胸のポケットに入れて、きっと優しく強い気持ちで小さい子どもたちを引っ張ってくれることと思います。
明日も子どもたちのために、春の太陽がいっぱい降りそそいでくれますように。
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本日は、園内通信「お知らせ79」「お知らせ80」をお出ししました。
内容は、
「お知らせ79」
◇ 卒園式のご案内(年長児用)
「お知らせ80」
◇ 「卒園おめでとう~思い出コーナー」展示のご案内
◇ お引っ越しされるお友だち
◇ 絵本カードについて
◇ 1年間の『絵のアルバム』について
◇ 「3学期生活発表会ビデオ」について

March 5, 2010

●3月5日(金) / テーブルアート“テネラ”・今日会った人みんなに感謝・園内通信

 【テネラTenera】シリーズ
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 ロイヤルコペンハーゲン(Royal Copenhagen) “テネラ(Tenera)” ソルトボックス
 デザイン Kari Christensen(カリ・クリステンセン)

湿気の少ない北欧では一般的によく使われている形状のソルトボックス。料理の途中に片手でチークの蓋を開け、中に入れたスプンでお塩をすくって取り出せます。お塩は、天然ミネラルも多く鉄分豊富なアンデスの紅塩を好んで使っていますが、他に、ゲランド,カマルグ,日本の海の塩など用途に応じて使うことも。
他にも粉類を入れたり、上に壁掛け用の穴が開いていますから、お部屋でレターケースなどにして掛けて使っても楽しいでしょう。
またまた今回もKari Christensenカリ・クリステンセンの作品ですが、後ろのサインを見ると1960年代のアルミニア工房時代のものです。
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【出会った人に感謝】
今日という大切な一日は、きっとどなたもが多くの人と顔を合わせる一日だったことでしょう。私の場合は、今朝家族から始まり、園の子どもたち,先生たち,お母さま方、そして、山の上まで荷物や郵便物を配達して下さる方,業者さん,地域の方など、一日たくさんの方と出会いお話をしました。この場所はもしかしたら「駅」の改札口みたい?と思うほど、毎日賑やかで忙しい場所なので多くのことがあります。

人生はよく旅に例えられますが、今日という旅の途中で出会った大切な方々のお陰で一日の旅は無事終えることができるのでしょう。旅の途中のドラマには、笑顔だった人もいれば、不安げだった人、涙していた人、怒鳴ってしまう人などさまざまな登場人物があったかも知れません。人間は完全な人など一人もいません。少しでもよく生きようと自分を見つめながら懸命に生きる努力をしているかどうかです。

私は一日ずつを自分なりに精一杯に生きることで、きっと目にはみえない大きな力で見守られ明日を無事迎えることができるのだと信じて生きるようにしています。今日、自分が無事に生きられたのは、決して自分の力ではなく、自分を取り巻いている目には見えない大きな力のお陰のように思えます。そして今日という一日の中で出会った人と、支え合いながら一日の旅を終えることができたのです。

もしも、心配事をずっと夜まで考えつづけたとすると、悩み,不安はどんどんふくらんで自己増殖してしまいがちです。そしてそれはまた次々と新たな心配まで連れてくるので、悩みの連鎖は尽きなくなります。
禅の教えに「悪想念をつなぐな」とあります。十分考えたら、できる限り方向転換して明るい想念を描くように努めた方が心身のためにもよいのですが、またそうできたことによってどんどん明るく嬉しいことが訪れてくれるようにもなるものです。

また、特に一日の終わりの夜には、湯船につかって歌でも歌いながら、頭を空っぽにして体を芯から温めてあげましょう。体の免疫をアップさせるためにも、体を十分に温める方法の一つに、「口の中にお水を含ませながらつかる」というのもあります。マイナス思考のスイッチは切って、一日の頑張りや疲労を癒してお腹の力をゆるめてあげましょう。体は冷たい空気や飲み物によって冷えるだけではなく、悩みストレスで交感神経過多に偏ると本当にすっかり冷えてしまいます。男女関係なく、交感神経過多の生活を続けると、やがて自律神経のシステムが乱れて大切な睡眠がとれなくなってしまいます。眠たいのに入眠できない、これは今の生き方(考え方)を変えてほしいという体からのサインともとれます。

一日を終え休む前には、今日出会ったすべての人に『ありがとう』を。また、両親に、あまり会えない人に、許せないと思っている人に(あればですが^^)、ただ『ありがとう』。
一日の終わりには目を瞑ってそうつぶやいてみませんか。そして、今日のことすべてに『ありがとう』。
三日続けられたら、何かが変わるのに気づくかも知れません。
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本日は園内通信「お知らせ78」をお出ししました。
内容は、
◇ 在園児の新年度保育用品について
◇ お別れ会にしようするお菓子について
◇ お引っ越しのお友だち
◇ 3学期終了式について
◇ 春休みについて
◇ 今月の絵本貸し出しについて
◇ 3学期生活発表会写真お持ち帰りについて ほか

March 1, 2010

●3月1日(月) / テーブルアート“テネラ”・春を待つこの頃・園内通信 

 【テネラTenera】シリーズ
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 ロイヤルコペンハーゲン(Royal Copenhagen) “テネラ(Tenera)” トレイ L
 デザイン Kari Christensen(カリ・クリステンセン)

『ホーー、ホケキョ・・・』
春が近づいてきたのを鳥たちが知らせてくれます。ウグイスは先月25日早朝から鳴き始めました。お山はウグイスの声が早いのでしょうか、遅いのでしょうか?体はまだウグイス色ではなく、薄茶のような色をしています。夏にはすっかりウグイス色をした大人になり元気に鳴く姿も見られます。

濃いウグイス色をしているのでうっかりウグイスと間違えてしまいそうな「メジロ」(目の周りが白の縁取り)も毎日梅の枝にやってきて、小さなつぼみをついばんでいます。初めは1羽だけだったのに、仲間を呼んできて今では6~7羽で楽しそうに食事をしています。メジロはウグイスより大分小柄の鳥です。

ブルーや紫などの鮮やかで大胆な色柄のテネラシリーズをご紹介していますが、これはKari Christensenカリ・クリステンセンのデザイン。約30㎝角の大皿ですが、真ん中の花に集まるように5羽のブルーの鳥が描かれています。高さも5㎝ほどありたっぷりと大きいので、果物やバゲットなどのパン類を盛ったりできます。だいぶ昔から手元にあるものですが、最近はもっぱら飾りトレイとして立てかけています。
若い女性作家たちが、自然の鳥や花をモチーフに多くの作品を生み出していた頃の意気込みが感じられるような気がします。1965年アルミニア工房時代の作品。

このテネラシリーズが生み出された北欧の冬は厳しいとは聞きますが、デンマークの南部に位置する首都コペンハーゲンでも北緯55度。日本の最北端宗谷岬よりはるか北に位置し、朝9時にならないと明るくはならず午後4時にはすでに真っ暗、太陽の光が日中降り注ぐことはほとんどなく暗く寒い冬が続くのだそうです。そう思うと、北欧の国が春を迎える喜びは私たち日本人の感覚とは比べられないほどのものなのでしょう。
私たちは春になったらなったで早速UVケアを意識し始めますが、デンマーク人の方に聞いたところによると、特に夏が来たら少しでも太陽を求めて日光を浴び、海辺などでは大胆にも大人も子どももみんなが裸同然で自然の中に身をゆだね太陽の下でエンジョイするのだそうです。特に白人の人たちに対しては、紫外線が皮膚がんや白内障の発生に影響する心配からUVケアがうたわれますが、服で覆われずUVクリームを塗っていない手の甲や顔に紫外線を浴びることによってビタミンDが吸収され骨が作られることを考えると、目などは大切に保護しながらもそこそこに上手くUVクリームは使いたいものだと個人的に考えたりしています。
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本日は、園内通信「お知らせ77」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 努力賞授与について
◇ つきぐみ『ビデオ撮影について』
◇ つきぐみ『卒園記念大文字登山』について(補足)
◇ 総合保障制度プランお持ち帰りについて
◇ 生活発表会ビデオ申込について ほか  

February 23, 2010

●2月23日(火) / テーブルアート“テネラ”・発表会リハーサル一日目・園内通信 

 【テネラTenera】シリーズ
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 ロイヤルコペンハーゲン(Royal Copenhagen) “テネラ(Tenera)” カッティングボード
 デザイン Kari Christensen(カリ・クリステンセン)

美しい色合いの花と花瓶が描かれた平らな陶器をムラノガラスの前に立てかけてみましたが、これは本当は何に使うものでしょうか。
実はカッティングボードなのです。木製のものは普段よく使いますが、陶器製のものはこのテネラの陶器で初めて出会ったような気がします。いつもはキッチンの飾りにして、卓上でチーズやパンをスライスするときに使えそうです。
ブルー,淡グリーン,モーブ (仏語で薄く灰色がかった紫色),トープ(仏語で少し赤みのある灰色)などの少し大人っぽいニュアンスの配色ですが、近くで見るとモーブがひときわ鮮やかに映えます。
柔らかなタッチのデザインは、やはりKari Christensenカリ・クリステンセンによるものですが、裏面にAのマーク入りなのでロイヤルコペンハーゲン社に合併される前のアルミニア工房の時代の作品とわかります。
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【発表会リハーサル一日目】
今日は9時半スタートで、生活発表会Aグループのリハーサルを行いました。早朝からセッティングされた業者さんの大きなビデオカメラとカメラ各2台ずつが舞台後方より構える中、各学年が精一杯の力を出し発表しました。

はじめは年中リズムバンドです。クラスの歌(うたえばんばん♪)の声はとても大きくどの子も力一杯歌いましたし、リズムバンド(うたえばんばん・ピチカートポルカ)は先生とクラスの子どもたちが一体となった力いっぱいの演奏でした。
「ピチカートポルカ」はヨハンシュトラス2世により弦楽器のためにつくられ、弦を弓で弾かずに指ではじきながら音を出す技法ピチカートにより弦楽器のみで演奏されるとても可愛らしい音色の曲です。ポルカとはボヘミアではじまった2拍子の舞曲。リズムバンドの曲の選定の折り、それを今回のリズムバンドで演奏してみたい..という先生の発案でした。実際にはウッドブロックやスズ,トライアングル,タンバリンが響く音色に大太鼓,小太鼓,シンバル,先生のピアノ演奏が効果的にマッチングした子ども合奏団となりました。

続く年少お遊技は、どの子もにこにこ笑顔が愛らしく最後には全員で「ヤーッ!」と声をそろえてポーズで決めます。

年長の劇(おおきなはし)は、本当にどの子も愛らしく、自分の個性をたっぷりに表現したふり付きのセリフで全員大きな声でしっかりと演じました。橋の上で二人のクマ役の子たちが迫真の掛け合いののちに橋の下に落っこちてしまう場面では、お客さん役で一生懸命見守っている年小中児も思わず大笑い..年長児の劇に引き込まれながら鑑賞しました。

明日は続いてBグループのリハーサルですが、今日に続いてまた力一杯の発表をしてくれることと思います。25日26日の保護者鑑賞日を楽しみにもう少し練習は続きます。
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本日は、園内通信「お知らせ75」「お知らせ76(年長児用)」をお出ししました。
内容は、
「お知らせ75」
◇ 3学期生活発表会ご案内
「お知らせ76(年長児用)」
◇ 卒園大文字登山について

February 16, 2010

●2月16日(火) / テーブルアート“テネラ”・幼稚園は60歳・マヌカハニーはおすすめ!・園内通信

   【テネラTenera】シリーズ
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     ロイヤルコペンハーゲン(Royal Copenhagen) 
     “テネラ(Tenera)” ベース
     デザイン Kari Christensen(カリ・クリステンセン)

園の花壇には、「小学生しぜんクラス」の子どもたちが植えたクロッカス,アネモネ,チューリップの小さな芽が顔を出し、日光を精一杯浴びながら成長しています。
上の花瓶は、描かれた花と曲線ラインがやさしくて、全体を包む淡いパープルの色合いに安らぎを覚えながら陽のあたる窓辺に置いてみました。窓の向こうには京大の時計台が見えています。
とても女性的な美しいデザインは再びKari Christensenによるものですが、裏のサインをみると1960年以前のアルミニア工房時代のもの。テネラシリーズの6人の女性作家が活躍し多くの作品を産み出した活気溢れる時代のものです。
いつもは、同じ薄紫の色合いの花をさしてリビングに置いています。
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【創立60周年の一日】
本日は、今年で60歳になる北白川幼稚園のために、全園児がお腹の底から声をだしてお歌をうたってくれました。2月お誕生会後の第三園舎の中でしたが、子どもたちの一生懸命の歌声は幼稚園中に響くようで、それはあたかも耳元に大型スピーカーがセットされているように聞こえました。
~幼稚園に特別な年はなく、子どもたちにとってはどの年のどの日も同じく大切な一日~と仰って50周年を迎えておられた天国の一郎先生も、きっと笑顔で見守っておられたことでしょう。
今日もまた子どもたち先生たちといつもと変わりなく迎えられ、昨日と同じく大切な一日として過ごすことができたことに感謝します。明日もまた今日と変わりない同じ一日でありますように。
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   【ニュージーランド マヌカハニー】
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ハチミツと言えば、『バターの上にハチミツをのせたパン』が大好きで、大急ぎのある朝にそれが食べられずに涙で登園した園児を思い出します。入園して数ヶ月たったある日、どうしても涙が止まらずにクラスの先生が抱えてこられたので、お母さんと同じ(ような)ハチミツつきパンを急いで用意して園長室前の小さなお椅子にすわってお口に入れたら、しばらくしてようやく笑顔になった女の子Kちゃん。あれはいつのことだったかしら・・・、ふと懐かしく思い出しました。

Kちゃんのお家で使われていたハチミツがどの花のハチミツだったのかはわかりませんが、クローバー,アカシア,ミカン,レンゲなどハチミツには他にもたくさんの種類があります。
ニュージーランドに生息するフトモモ科の植物「マヌカ」の花から採れるマヌカハニーは、他のハチミツよりも大変高い殺菌,抗菌,抗ウィルス効果を持っています。スプンにとって一口いただくと、よい香りと風味があって大変美味しいです。私の場合は、朝の紅茶や午後の空腹時に欠かせないほど愛用しています。

美味しいだけではなく、各国の研究の結果、ブドウ球菌,連鎖球菌,大腸菌,サルモネラ菌などに対して確かな殺菌作用があり、強酸性の胃の中で存在するピロリ菌抑制の効果も期待されているほどです。最近では、血液検査でピロリ菌検査をする方もありますが、ピロリ菌が胃潰瘍や十二指腸潰瘍,胃ガンなどに関係しているのではないか・・とWHO(世界保健機構)が発表していることも少しは気になります。ピロリ菌だけが発病の原因ではないとしても少なからず関わりがあるとすれば、普段から胃のコンディションを整えておく一つの手だてとしてマヌカハニーを摂るのは悪くないかも知れません。

私は、マヌカハニーを使うようになってからは昔のように驚くほど胃腸の調子がよくなったことや、喉が少し痛いと感じたときにも、うがいをした後などに1スプーンずつ日に2回ほどマヌカハニーをそのままいただくと、しばらくで痛みも解消するなど有り難い効能に感謝しています。日にコーヒーを何度も飲む人などはカフェインや酸化作用が気になるので、できれば数回に一度は抗酸化作用のあるビタミンCをたっぷり含むローズヒップティーなどにマヌカハニーを加えついでに実も食べるととても安心です(*^^*)。
実際、ニュージーランドの先住民マオリ族が昔から珍重しているだけでなく、ニュージーランドでは医療にも使われている上に、解熱,腹痛,創傷,火傷の治療などでもマヌカハニーの効果が世界で認められているようです。マヌカを選ぶときには、抗菌活性力の値UMF10以上の記載のあるものがよいでしょう。幼児の体にもよく副作用の心配などないので有効に利用したいものです。ニュージーランド産のハチミツの中にはポツリヌス菌が見つかった例はないようですが、念のため1歳以下の乳児には使用しない方がよいでしょう。
同じくフトモモ科の植物で、葉から採れる精油ティートゥリーのオイルも殺菌,抗ウィルス作用があることで有名です。
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本日は、園内通信「お知らせ74」をお出ししました。
内容は、
◇ 3学期生活発表会について
◇ 「3学期生活発表会ビデオ」撮影,製作について
◇ 今月末お帳面のお預かりについて
◇ 市P連後期総会並びに第2回全市家庭教育セミナー申込をされた方へ
◇ 進学小学校について
◇ PHP推薦図書のご案内

February 5, 2010

●2月5日(金) / テーブルアート“テネラ”・外あそびなど・園内通信

 【テネラTenera】シリーズ
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 ロイヤルコペンハーゲン(Royal Copenhagen) “テネラ(Tenera)” リーフトレイ
 デザイン Marianne Johnson(マリアンヌ・ジョンソン)

トランプのスペードのような、そしてお庭のスコップ形をしたロイヤルコペンハーゲン テネラシリーズの小皿です。11~12㎝ほどなのでアーモンドやクルミなどのナッツ類やピクルスを入れられますが、ちょうど今の時季に、お山のふもとのセンダンの大木から落ちてくる白っぽい実をたっぷりと、もう一つの小皿にはどこかで拾ったフウの実を入れて飾っています。

どちらもデザインは、スウェーデン人のマリアンヌ・ジョンソン。裏をみるとAのマークが入っているので、ロイヤルコペンハーゲン社に合併される前のアルミニア窯時代のものと分かります。製造番号も記載されていて一点ずつ大切につくられた作品とうかがえます。1960年代にアルミニアのマークは廃止されロイヤルコペンハーゲン社に統一されたため、その後のものはファイアンス窯と裏に記載されています。
この人のデザインは、見ていると楽しい気分になります。やはり植物や木をモチーフにした女性らしい柔らかな色合いが素敵です。
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立春を迎えただけに、ユキヤナギが小さな白い花を一つだけ咲かせていたり、日中のやわらかな陽射しをうけて梅の花も微かにほころんでいます。こんな季節の便りが届く中、今日も子どもたちの元気な声が響きました。

雲梯(うんてい)が真ん中まですすめるようになったり、鉄棒の逆上がりに挑戦する姿など、やはりお友だちの勇姿に触発されてやる気が湧いてくるようです。
今日、雲梯が最後まで到達できた年長児のSくんは、達成感に満ちた嬉しい笑顔でした。私も幼稚園の頃は走ることとともに雲梯,鉄棒が大好きでした。鉄棒は前まわり後ろまわりを最低連続10回続ける、足掛けまわりの変形で、鉄棒に足をかけたまま鉄棒は手で持たずに膝の前で両手を組み左足の反動を利用してそのまま前まわり、後ろまわりを連続10回。一番楽しかったのは、鉄棒に座ったまま連続前まわり後ろまわりが何回できるかを、隣で一緒に回るお友だちと競うこと、これは慣れてしまうと案外難しくなく、何十回と回って楽しみました。すべては、自分より年長の子や小学生がしているのを見て、憧れのお手本にしていました。初めてで上手くいかないときには何度かリクエストをお願いし、よく見て自分のものにしていたことを思い出します。勿論今では怖くてできませんが、いつか一度やってみようかなぁと思ったりします^^)。
まだまだ空気が冷たい日々ですが、このまま雲梯,鉄棒人気が続くと、子ども自ら分厚いジャンバーを脱いでがんばりマメを作りながら達成感を得る子が増えてくるでしょう。体をつかって楽しみながら更に次のことにチャレンジする気持ちを応援したいと思います。

一方、2月末の発表会に向け、各クラスとも練習に励む傍ら、合間に園庭につづく「ひみつの森」へ出かけるクラスもあります。落ち葉を踏みしめながら先生と一緒に進む森の道は、多くのものを子どもたちに与えてくれますし、春夏秋冬は勿論、毎日でかけてもきっと違う何かが見つかるものです。
年中児は、発表会でうたとリズムバンドをしますが、受け持ち楽器の音とリズムを楽しみながら頑張って覚えています。今年は、スズ,トライアングル,ウッドブロックをリニューアルします。スズは、小さな鈴がたくさんついた優しい音のものから、大きな鈴が5つついた木製の大きなタイプに、トライアングルはアングルが太くて響きがよいものに、ウッドブロックはとてもよい音が鳴るものです。いずれも今暫く練習がすすみ、本番用の楽器に持ち替える頃に子どもたちにはお目見えする予定です。
クラス一体となってつくりあげるアンサンブルの音色が今から楽しみです。
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本日は、園内通信「お知らせ73」をお出ししました。
内容は、
◇ 卒園アルバム代について
◇ 園児の健康について
◇ 平成21年度市P連後期総会並びに第2回全市家庭教育セミナーのご案内

January 25, 2010

●1月25日(月) / こどもの見る夢・テーブルアート“テネラ”・園内通信 

子どもたちが、朝に昨晩見た夢の話をしてくれることがあります。楽しい夢もあれば、精神的な葛藤や日常の心配事がおばけの姿になって出てきたり、追いかけられる夢を見たりすることがあるようです。
私も小さな頃には、気持ちよく空を飛ぶ夢もあれば川岸からとうとう落っこちてしまう夢など、色んな夢を見ました。大変なおてんばだったせいか、何度か見た川岸すれすれから手をバタつかせながら落ちる夢にはオーケストラ仕様のドラマチックな音までもがBGMに鳴る始末でしたので、目を覚ましてはお布団にもぐったことを懐かしく思い出します。

先日の朝、あるお母さまが「子どもが幼稚園の園長室の下の桜の木が火事で燃える夢を見て、涙を流しながら目を覚ましたものですから」と登園に付き添われた折にお話されることがありました。
このお山の中に何本の桜の木があったか数えたことはありませんが、確かにその木は中でも最も老齢の桜であることや、木が弱ってきたために幹にサルノコシカケも生えてきたこともあり、あと何年桜が咲いてくれるかと思っていることなどをお話していました。
しかし一方、子どもの立場を察すると、心の不安がちょうど寝ている間に聞こえてきた消防車のサイレンの音と重なって燃える夢となったのかも知れませんし、子どもの心が知らせる何らかのサインかも知れないと少し気をつけて見守ることも必要でしょう。このケースの夢の結末は、女の子のお父さまが駆けつけて助けてくれたそうですので、さすがに心強いご家庭でのお父さんの存在が思い浮かんできます。
子どもの様子をお聞かせいただくことで、さり気なく様子を見守りながらクラスでも安心できる声かけをしたり、不安を安心に変えられるように気分転換をはかったりしています。

現在、子どもたちの健康面では、喉の痛み、咳、鼻水、鼻づまりなど粘膜の炎症からくる症状と、ウィルスの活躍からくる嘔吐などが少しですが出てきましたので、普段から体調を整えておくとともに、発症のきっかけとなる睡眠不足、食べ過ぎ、冷え、強いストレスなどの無理がかからないような配慮が必要でしょう。
健康状態とともに子どもを包むご家庭と園とが相互にお子さんを見守りながら、もう暫くの冷たい季節をできるだけ元気に過ごしていきたいと思います。
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 【テネラTenera】シリーズ
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 ロイヤルコペンハーゲン(Royal Copenhagen) “テネラ(Tenera)” バードホイッスル
 デザイン Inge-Lise Koefoed(イング・リサ・コエフォード)

冬は、他の季節以上に鳥たちが食欲旺盛なことに気づきます。朝の静かな時間に石段を歩くと、気配に驚いたカラスやキジバトが一気に空に飛び上がります。今朝ふと見ると、園長室前にたわわになっていたナンテンの実も、もうすっかり食べ尽くされていました。部屋の窓から外を眺めたとき、ナンテンの枝にしがみついて実をつつく様子も見られます。自然界に残されたものをしっかり食べて、冬を乗り越えるために一生懸命生きています。

これは、同じくテネラシリーズ デンマーク人の女性作家による鳥笛です。10㎝ほどの可愛らしいサイズで、ブルーの色合いの違いを楽しみながらオブジェとして飾っています。
鳥笛になっていますが、手前は「ホッホー」と低音でハトのような声、向こう側は僅かに高めの音がします。

そう言えば、以前の保育で“鳥笛”を空き缶とストローでつくった年がありました。空き缶とストローでどんな音が出るの?と思われるでしょうが、結構よい音が出ます。ストローをセロテープでとめるだけ。
紙を貼って鳥の絵を描いて、お家でもお子さんと一緒に楽しみながら作れるでしょう。
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どんな音がでるか?は作ってからのお楽しみ!
この黄色の鳥笛は、フクロウのような低い音がします。私は春に聞こえてくるフクロウの鳴き声が好きなので気に入っています。上の陶器製の鳥笛とも少し似た音がします。
春になったら、親子で鳥笛をふきながら森の中を歩いてみるなんていうのはいかがでしょうか。いろんな鳥と交信できるかも知れません。春は鳥たちがとてもよくさえずります。
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本日は、園内通信「お知らせ71」をお出ししました。
内容は、
◇ 保護者会のまとめ

January 15, 2010

●1月15日(金) / 氷が張る朝・テーブルアート“テネラ”・園内通信 

昨日よりも空気の冷たさが心ばかりましかとは思えるものの、今朝も園内のバケツや水たまりなどにしっかりと氷が張る朝を迎えました。子どもたちは氷をあちこちに見つけては歓声を上げています。
昨日の朝も、第三園舎前に置いてあったバケツにしっかり厚い氷が張っているのを見つけて、大喜びでお友だちに伝える声が響き、午前中の外あそびでも氷のかけらを手に大事そうに見せに来てくれました。
そして今朝は園庭横のゆきぐみ前のバケツに、まるで鳥の羽根をバケツ一杯に差し込んだかのような氷の結晶を子どもたちと見ることが出来ました。それは、私も今までに見たことのない美しい自然からの贈り物で、透明の羽根のレースのようでした。あわててカメラを取りに戻りレンズを交換した後、走って元の場所に戻ったときにはすでに氷は撮影不能の状態でした^^)。あの美しい氷の結晶を見て、触りたくない子はきっといないでしょう。
冷たい冬日の中、昨日は年少児クラスが上終公園へ凧あげを楽しみに、そして本日は年中長児が公園いっぱいにトラックの線を描いてリレーに取り組んだり、地域へ出かけて園外保育を楽しみました。
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 【テネラTenera】シリーズ
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 ロイヤルコペンハーゲン(Royal Copenhagen) “テネラ(Tenera)” ベース
 デザイン Kari Christensen(カリ・クリステンセン)

これは前回ご紹介したのと同じく、ロイヤルコペンハーゲン テネラシリーズ。一見すると、ヒマワリのような、またアネモネのような花にも見えます。優しく柔らかな藍色系と紫系の配色が調和し、見ているとほっとさせてくれるような可愛らしい形のベース。両サイドにも縦長につぼみのついた花が描かれており、あたかも子どもが描いた絵のような魅力も感じられる素朴さが魅力です。
何も入れずに置いておくだけでもよいし、茎が長めの小さな花やグリーンの葉だけを入れてあちこち場所をかえて置いて楽しめる高さ14㎝ほどの小ぶりなサイズです。
今から約半世紀前にテネラシリーズの作家として大変人気のあったノルウェーのカリ・クリステンセンのデザイン FAJANCE(ファイアンス窯)のベースです。
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本日は、園内通信「お知らせ70」をお出ししました。
内容は、
◇ 保護者会について
◇ 2月期保育写真展示のお知らせ
◇ 就園奨励費について
◇ かいが展のご案内
◇ その他

January 7, 2010

●1月7日(木) / 3学期スタート・テーブルアート“テネラ”・園内通信

明けましておめでとうございます。いよいよ3学期がスタートしました。
石段を登りつめてお山に到着すると、どの子も元気にお部屋に向かって走ります。クラスの先生と久しぶりに会ってちょっぴり恥ずかしげだったり、「いっこせんせい、ひさしぶりやなあ~!」と声をかけてくれたり、小雪のちらつく中懐かしいみんなのお顔が揃うとともに、冬休み中にひと回り確実に成長された様子もうかがえる嬉しい朝でした。
毎年3学期は、一日一日があっという間に過ぎていきます。今日は新年明けてから一週間目の七草粥の日ですが、これから1月半ばの大寒に向けていよいよ冬らしい日々が続くでしょう。明日からはお弁当も始まります。寒さを吹き飛ばすくらいの元気と笑顔が溢れる日々を、子どもたちとともに過ごしたいと思います。
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 【テネラTenera】シリーズ
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 ロイヤルコペンハーゲン(Royal Copenhagen) “テネラ(Tenera)” トレイ
 デザイン Marianne Johnson(マリアンヌ・ジョンソン)

昨日ある方のご紹介で来園された、ドイツ人のBenno氏とともに数名でお話をする機会がありました。その後、氏が話の中で大好きな国と言われるデンマークに想いをめぐらせていると、我が家のリビングに飾っていた幾つかのデンマーク製の陶器が目に入りました。どれも自然の花や鳥をテーマに手描きデザインされ、紫とブルー系の調和が昔から魅力的だなあと思うものです。

ロイヤルコペンハーゲンは、1775年にデンマーク王室御用達として設立された陶磁器メーカーとして有名ですが、1889年パリ博で発表されて以来世界的に周知となった「ブルーフルーテッド」のシリーズは皆さんご存じでしょう。日本の染付にも通じるような洋食器で、和食器にも上手く調和し、細やかな手描の青色で下絵付けしてあります。また、1年に1枚ずつ発表される「イヤープレート」(1908年~現在も毎年制作)も、結婚記念や子どもの誕生記念などに記念の品として揃えている方もおられるでしょう。径18㎝でちょうどパン皿に使える大きさなので時折思い出したように使いますが、自分の生まれた年のプレートなどはさすがに珍しく記念に欲しいなあと思います。

上の写真は、ノルウェー、デンマーク、スウェーデン出身の6人の若手女性の陶磁器作家が作り上げた「テネラ」というシリーズの中の一つです。テネラとは、若さ、つぼみ、溌剌たる精神を意味するラテン語です。私の小さい頃にはあちこちでよく目にしたもので、紫とブルーが織りなす美しい色とデザインに子ども心ながら大変魅了されていた記憶があります。自然豊かな北欧らしく花や鳥をモチーフにデザイン化して描かれており、お部屋や窓辺に1枚飾っているだけで明るいムードが漂います。このシリーズは現在はもう作られていませんから、すべてがヴィンテージとして扱われています。
これは、スウェーデン人のMarianne Johnsonのデザインで裏にはMJのサインとFAJANCE(ファイアンス窯)のサインがあります。
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本日は、園内通信「お知らせ68」「お知らせ69」をお出ししました。
内容は、
「お知らせ68」
◇ 諸連絡
◇ 1月分保育料の取り扱いについて
◇ 第2回左京地区家庭教育セミナーについて
◇ お引っ越しのお知らせ
「お知らせ69」
◇ 第5回ふれあいサタデーのご案内

December 11, 2009

●12月11日(金) / ドライ ハイドランジア・化石みたい!・園内通信

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    <アジサイ> ユキノシタ科  学名 Hydrangea macrophylla

アジサイの季節から約半年、夏に美しい青だった西洋アジサイが緑のドライフラワーに姿を変えていました。
紅葉のモミジの下にも映え、年に二度楽しませてくれます。
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『化石みたい!不思議な石』
「おにわで、こんなの見つけたあ!」と言ってRちゃんが見せにきてくれた石。よく見ると何だか面白い。シダ類のような植物が見えるのです。

過日、年長クラスのYくんが、休日に大文字山の自然観察会で採石した珍しい「桜石(菫青石キンセイセキ)」などをクラスで紹介したことをきっかけに、その日のお外遊びは岩石探しにみんなが夢中になった日がありました。子どもたちは大変目のつけどころが素晴らしいので、大人なら見逃してしまう色んな石を発見し、「これも岩石だね!」と喜々として石探しをした日のこともよく覚えているのでしょう。

Rちゃんが見つけた不思議なこの石を一緒にしみじみと観察しながら、「化石探しができるといいね・・」という話をしていましたら・・・、次の日の外遊びの時間には、園長室の戸をたたくRちゃんの後ろにはニコニコ顔の女の子の仲間数名が揃って立っているのでした。あとで担任の先生に聞くと、Rちゃんはクラスで化石探しのメンバーをしっかり募っていたとのことでした。

早速、どの辺りで見つけたのかをみんなに教えてもらい、辺りを探すことになりました。気がつくと素早く人数分の竹スコップが並び、一人ずつに割り当てられた採掘場所!には丸印がついていました。そこを掘るのだそうです。何と素早い!あとは掘るのみです。
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 靴の足跡などではなく、確かに植物の形がくっきりでています。
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 けっこう、かたいよ。この土。     まっ黒の土がでてきたよ。    
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 ここは濃い黄色の土がでてきた。  掘った石は水で洗って板にのせる。
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   これに入れてみよう。       いろいろな色の石が出てきたね。 

途中でやってきた男の子は採掘した石をあちらで洗って並べる役目に、こちらでは女の子たちがせっせと固いグランド^^;)を掘る作業が続きました。短い時間でしたが、珍しい岩石に出合えるかもしれない期待で胸躍らせたワクワク楽しいひと時でした。私も幼稚園のグランドを掘ったのは、これが初めてかも知れません^_^。

この北白川をふくむ大文字山~比叡山付近は、約9800年前、もともとの堆積層の下から地中のマグマが上昇し隆起してできた花崗岩の地層からなります。そしてマグマに接したもとの堆積層部分が熱変成してできたホルンフェルス(固い変成岩石)により、大文字側と比叡山側の両側から花崗岩の山が支えられるように保たれている地形となっています。
約1億年前にさかのぼるこの頃は、大型の爬虫類恐竜がもっとも栄えた時代なので、この北白川辺りにも恐竜が闊歩していたのかも知れない・・と想像するととてもロマンがあります。
園外保育で時折たずねる川の辺りでも、数年前に山の学校しぜんクラスのメンバーで、珍しい「褐れん石」を見つけたこともありました。大文字山でも、石英,長石,黒雲母や水晶などが見つけられますし、銀閣寺からの登り口左手には、上記のホルンフェルスの地層がむき出しになっている場所もあります。この辺りは、古代に思いを馳せつつ石に着目して散策してみるのも面白い場所です。
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本日は、園内通信「お知らせ66」をお出ししました。
内容は、
◇ 「クラスお楽しみ会」で使用するお菓子について
◇ 子どもたちの健康について

December 4, 2009

●12月4日(金) / 赤もみじ・ハートかめむし・押し葉・園内通信

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 <イロハモミジ> カエデ科 原産地 日本~中国  別名 イロハカエデ
              学名 Acer palmatum  英名 Japanese maple
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              「ふーちゃん、こっち !」

日に日に、2009年締めくくりが近づいています。
今朝は雨上がりの上に朝陽がふりそそぐ、それはそれは美しい朝を迎えました。
 『すごいすごい、ずーっとずーっとつづいているよーー』と、驚き顔で叫ぶのはたけちゃんの声。
 『ほんとだー、ほしぐみまで真っ赤がつづいてるー』
第2グループで真っ先に登園した子どもたちは、上のことりぐみから段下のほしぐみまでが見事なモミジのじゅうたんで一面覆われているのに気づき、嬉しくてしかたのない様子です。
『いっこせんせい、きてきて』とせかされて行くと、そこへ到着したのりこ先生もまたびっくり。次々に通過する子どもたちみんな「うわあ、モミジのじゅうたんだー」「モミジのマットみたーい」と、目に飛び込んでくる真っ赤な光景をそれぞれに上手く表現しながら通過するという楽しいひと時がありました。
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 ♪最近、子ども達がお庭でよく見つける背中にハートの柄を持ったカメムシを紹介します。
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        <エサキモンキツノカメムシ>  ツノカメムシ科
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ハートかめむしと呼んでいます。
『あっハートがついてる!』と、子どもにとってはお庭で見つける貴重な昆虫。おうちでは、緑や茶色のが出てくるとのこと。子どもと見ている手元の図鑑には、ざっと40種のカメムシが勢揃い。赤黒の縞模様もあればブルーメタリックやグリーンメタリックもあります。こうして見ると、カメムシも結構面白いかも。

また、こんなに寒くなったのにカマキリがいたり、コオロギが潜んでいるのも子どもたちは見逃しません。今日はお昼前に時雨がきたのでさすがに昆虫の姿はそう見当たりませんでしたが、お庭はそれはそれは大変な賑わい。お部屋に戻っていただいたお弁当は、温かくどんなに美味しかったことでしょう。
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園内の落ち葉があまりに美しいので、多くの子が落ち葉を一枚二枚と集めます。ある時、落ち葉を本の間にはさんで押し花のような押し葉をつくったら素敵ね、など話をしていたら、数日後の朝にほらっと見せてくれたのがこれです。
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『せっかくだから紙を車の形にしてタイヤをつけたの』とのこと。年長さんになると、閃きをすぐに作品にしてみる好奇心と実行力が素晴らしいです。
昔、公園のトウカエデがあまりに美しいのでカバンの中から英語辞書を取り出して、赤や黄色のトウカエデをいっぱいはさんだ思い出があります。
自然の美しさ、変化に子どもたちの心が響きキラキラした表情をしているのを見るととても嬉しくなります。今年はあとどのくらいお庭の紅葉の色彩を楽しめるのでしょう。
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本日は、園内通信「お知らせ65」をお出ししました。
内容は、
◇ 新入園児お招き会出演について
◇ 途中入園のお友だち

November 30, 2009

●11月30日(月) / メタセコイア・園内通信

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     <メタセコイア>  スギ科  原産地 中国
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          紅葉の枝と実 ~実からこぼれ出た種子~

青空に映えるオレンジ色は、このお山で一番大きな「メタセコイア」の木。周辺までいくと紅葉した短い枝と実がたくさん落ちています。春に花が咲いた後、秋にはたくさんの球花(実)がなり、その割れた隙間からは種子がパラパラとおちてきます。
生きた化石とも呼ばれるメタセコイアは、樹形が美しく公園や街路樹として植えられています。
各地で見られるメタセコイアの並木道は、緑の季節、紅葉の季節、冬景色と、オールシーズン素敵です。
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本日は、園内通信「お知らせ64」(年長児用)をお出ししました。
内容は、
◇ 園長先生との家庭教育相談について

November 20, 2009

●11月20日(金) / 紅葉の錦 神のまにまに・園内通信

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          < 足元の紅葉 >   埋込瓦の上にも~
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            < 紅葉の合間より南方を望む >
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      『 ほら こんなの!』 女の子たち~ 真っ赤な柿や桜の葉

紅葉たけなわの今日、お庭遊びで年少児の女の子が経営するレストランのスープの中をのぞいて見ると、真っ赤なモミジとサクラがふんわりと浮かんでいました。紅や黄色に包まれたにぎやかな園庭は、実りの秋景色が毎日つづいています。虫かごと図鑑小脇に虫探し(きっと今日も出てくると信じて!)をする子、クヌギあつめに興じる子とともに私もお庭の秋を満喫しました。
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             <埋込瓦の模様がユニーク>
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静かに足元の紅葉を眺めていると、庭の通路の埋込に使っている古瓦(熨斗瓦)にもふと目がいきました。
瓦は今から2800年前に中国で発祥し、日本には仏教伝来(538年)とともに百済から入り飛鳥寺で使用されたのが最初とのこと。当時、瓦は寺院でのみ使用が許され、建立する寺院の近くには窯を作り瓦を焼いたそうです。
神社などでも瓦を埋め込んだ道を見かけることがありますが、道や土塀に瓦を埋め込むこのような技法は日本古来からあったようで、今も土止めの策としても庭づくりに生かせるかも知れません。側面に施された模様がそれぞれ違うのもまた一つの風情で楽しいものです。
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本日は、園内通信「お知らせ63」をお出ししました。
内容は、
◇ 年賀状について
◇ 暖房費について
◇ お弁当の保温について
◇ 現在の子どもたちの健康について
◇ 明日の第4回ふれあいサタデーについて

November 6, 2009

●11月6日(金) / ペンタスとオオスカシバ・フリー参観日・園内通信

                                    「植物園にて」
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    <ペンタス>   アカネ科   原産地 東アフリカ~アラビア
                学名 Pentas lanceolata K. Schum
                別名 Egyptian star flower(エジプシャン スターフラワー)
   <オオスカシバ> スズメガ科  分布 本州,四国,九州,沖縄
                学名 Cephonodes hylas

植物園正門を入ったところに鮮やかに咲いている星形の花はペンタス。花色はピンク,ラベンダー,白などがありますが、これは真っ赤なタイプ。思わずカメラを向けたのは、一匹の可愛いらしい「オオスカシバ」があっちのペンタスこっちのペンタスと嬉しそうに飛び回っていたから。

オオスカシバは、春~秋にかけて花の間でよく見られる昆虫で、鳥のようでもあり、蜂のようにも見えますが、さて一体何なのでしょうか・・・? 実は蛾(ガ)なのです(^_^)。
大型のスズメガの仲間で、翅(はね)が透明なので透翅(スカシバ)と呼ばれます。大方の蛾は夜に活動しますが、これは昼間飛ぶので日常によく見られます。卵からかえった幼虫は、クチナシの葉をモリモリ食べて育ち、終齢幼虫を経て土の中でサナギで越冬し翌年羽化します。
写真は鳥のホバリングのように、静止しながら口吻(こうふん)を伸ばして蜜を吸っているところです。ビロウドのような美しい体は思わずつまんでみたくなります。
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昨日今日の二日間は、秋のフリー参観日でした。朝の登園から降園までのお好きな時間にお好きなシーンを目指して保護者にご来園いただき、お始まり~俳句、保育~お買い物ごっこに向けての取り組み等、外遊び、お弁当、お帰りと、テーマをしぼってご参観いただけたことと存じます。お母さまがいらした嬉しさから普段とは違うクラスのムードも見られたかも知れません。二日目の今日は幸い秋晴れのすがすがしいお天気でしたので、各学年時間差で、外遊びの賑やかな声が響きました。
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本日は、園内通信「お知らせ59」「お知らせ60」をお出ししました。
内容は、
「お知らせ59」
◇ PHP推薦図書のご案内
◇ 実習生のご紹介
「お知らせ60」
◇ 第4回ふれあいサタデーのご案内

October 26, 2009

●10月26日(月) / 遅咲き金木犀・園内通信

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   <キンモクセイ>  モクセイ科   中国原産  
                学名 Osmanthus fragrans Lour.aurantiacus Makino

例年なら10月に入ると咲き始めるキンモクセイですが、今年は9月末の早い時期から開花しました。ほとんど花期は過ぎましたが、場所によってはまだ一生懸命咲いている木もあるのです。陽の当たり具合によるのかも知れません。
キンモクセイは、江戸時代に中国の桂林から入ってきた木ですが、桂林の桂は木犀(モクセイ)を意味するそうで、有名な桂林には金木犀の木がたくさん植えられてよい香りを漂わせていたのでしょうか。

そして秋が深まる中、金木犀の次は白花の銀木犀(ギンモクセイ)が少し遅れて咲き出します。小さな頃、少し冷んやりしてきた夕方に、庭の銀木犀の花が夕陽をうけて楚々と咲いている姿を眺めているのがとても好きでした。香りはこの上なく上品な白い香りです。
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本日は、園内通信「お知らせ56」(年長児用)をお出ししました。
内容は、
◇ 就学時健康診断について

October 14, 2009

●10月14日(水) / パンパスグラス・an exhibition・園内通信

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  <パンパスグラス> イネ科  原産地 南米(アルゼンチン,プラジル)
                学名 Cortaderia selloana Asch. et Graebn.

昨日おいも掘り遠足に行った静原の街道沿いは、ススキがたくさん咲いていてめっきり秋の風情でした。
これは同じくイネ科の植物で、ススキを大型にしたようなパンパスグラス。植物園で初めて見たのですが、その大きさには圧倒されるほどです。原産地アルゼンチンの大草原パンパス平原の名前がつけられています。
直径3~4m、高さは3m以上でとにかく大きく、薄金色にキラキラ輝く花穂をしています。夏から秋にかけて咲きますが、これは一見の価値ありです。
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昨日の遠足につづき、早速園庭では焼き芋の煙が漂っています。お山の奥の「ひみつの森」で集めてきた落ち葉をいっぱい使って、みんなで焼き芋です。先ほど「おいもをどうぞ!」と焼きたてホカホカのお芋が園長室にも届けられました。焼き芋は、明日、明後日と続きます。
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 「昆虫と彼らの愛する草花たち」accessary exhibition~ 10月10日~16日まで
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過日、白川通りにある鄙びたアンティーク屋さんに置いてあった1枚の展示会の葉書が目に入りました。フェルトやビーズで作った可愛い昆虫のアクセサリーのようです。行ってみようかなあ。可愛らしいのでご案内まで。

アクセサリー作家/佐々木弥生さん(http://www.yayoi-mimi.com/)
展示場所/Marilu 左京区一乗寺大新開町14 TEL723-5361
            OPEN13:00 CLOSE19:30
            (http://www.marilu66.com/)
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本日は、園内通信「お知らせ54」をお出ししました。
内容は、
◇ 秋のおいも掘り遠足について
◇ クラス担任との個人面談について
◇ 進学小学校調べ(月ぐみ)

October 9, 2009

●10月9日(金) / 杜鵑草(ホトトギス)・園内通信

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      <ホトトギス>  ユリ科   原産地 日本
                  学名 Tricyrtis hirta (Thunb.) Hook.
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今年もまた咲いてくれたホトトギス。白地に紫色の斑点で、真ん中に突起状の部分がありユニークな形です。名前の由来は、紫色の斑点が鳥のホトトギスの胸の斑点に似ていることから名付けられました。

ホトトギスと言えば、年長児が覚える俳句に、「目には青葉 山時鳥(ヤマホトトギス) 初鰹」(素堂)の句があります。そして、小さな頃に父がよく口ずさんでいた歌~「卯の花のにおう垣根に、ホトトギス早も来鳴きて…」という唱歌がとても懐かしいです。
ホトトギスは、5月半ばに日本にきて夏を知らせる鳥で、卯の花(ウツギの花)が咲く田植えの季節には“田植鳥”と呼ばれるほどよく鳴いています。ホトトギスの咲くちょうど今頃にさえずってくれるとピッタリなのですけれど・・・。
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本日は、園内通信「お知らせ53」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ おいも掘り遠足延期日程など
◇ 左京地区父親セミナー再募集について

October 5, 2009

●10月5日(月) / 酔芙蓉(スイフヨウ)・第60回運動会をふり返って

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     <スイフヨウ>  アオイ科   原産地 中国,日本
                 学名 Hibiscus mutabilis L. ’Versicolor ’

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お散歩をしていると、この時季よく目にするのは柔らかな色合いのスイフヨウ。ふんわりと優しい印象の花です。
ムクゲ(木槿)やハイビスカスと同じアオイ科の植物ですが、朝方は白かった花が時間が経つにつれ淡いピンク色~濃いピンク色になり、そしてその日のうちに散ってしまう一日花。
酔いがまわって頬に赤味がさしてくるのに例えられた名前ですが、なかには白い色が変化しない種類もあります。これは夕方5時頃に撮したものなので、きっと酔わない白花のタイプでしょう。
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昨日はこの上ない天候に恵まれて、また多くの方々のご協力ご支援をいただき第60回運動会を滞りなく行うことができました。澄んだ青空に、赤帽白帽を被った子ども達のキラキラした笑顔が輝く素晴らしい一日であったことを心から嬉しく思い返しております。

朝早くからご協力いただきました大勢の役員のお父さま方、そして誘導係や母子競技にご参加下さいましたお母さま方、またお孫さんとの競技にご出場下さいましたお祖父さまお祖母さま方、ご来賓の皆さま、設備準備等にお力添えを下さいました業者の方々皆さまに心より御礼申し上げます。

子ども達にとっては、9月からの日々の練習の積み重ねにより、更に成長した姿をご家族の方々に見ていただき、褒めていただくことのできた誇らしい発表会となりました。
園児単独の種目だけでも、旗体操,お遊戯,徒競走,クラス対抗リレー等たくさんに取り組みました。
ツクツクボウシの声が響く9月残暑の中を、額を汗いっぱいにしての練習が進んでいくと、勝ち負けに対する喜びや悔しさが芽生えてきて涙を流すこともありました。また、クラスのために自分が力いっぱい頑張ればいい、という大きな気持ちを持てるようになったことも成長だと思います。

各学年母子競技では、いつも支えて下さる大好きなお母さまと一緒に競技に出場し、大きくなっても心に残るよい思い出となったことでしょう。
見事に首尾よく動かれるお父さま役員のお働きは勿論、グランド上で競技する子ども達を間近で見守られる眼差しがどのお父さまも大変優しく温かいのが印象的でした。「子どもを包むご家庭のすべては、この力強く温かな笑顔に支えられている」と確信する思いで、皆さまの様子を拝見しつつマイクを握っておりました。

最後の閉会式で、クラス担任からお首にご褒美の金メダルをかけてもらった子ども達は、一人一人が一等賞、ピカピカ輝く笑顔でした。
今回の運動会の経験が、子ども達の更なる成長の糧となりますよう祈りたいと思います。

September 30, 2009

●9月30日(水) / 山茱萸(サンシュユ)・園内通信

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     <サンシュユ>  ミズキ科  原産地 中国,朝鮮半島  
                 学名 Cornus officinalis Sieb. et Zucc.
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            樹高6~7メートルほどのサンシュユの木

春(3~4月頃)に植物園に行くと、クスノキ並木の中ほどに、黄色い花を枝いっぱいにつけた木が見られます。サンシュユの木ですが、先日同じ場所に行くと、グミのような鮮やかな赤い実がいっぱい成っていました。別名を「秋珊瑚」とも呼ぶようですが、なるほどとうなずける明るい色です。

サンシュユは日本には薬用植物として江戸時代に入りましたが、果実は果実酒にできて、また干したものは漢方で滋養強壮薬として使われ、体の冷えを取って体を温める作用があるようです。簡単に飲めるサンシュユのエキス剤もあり、飲むとポカポカとしてきて体の冷えが取れていくそうです。特に女性にとっては有り難いものかも知れません。一度試してみたいものです。
ミズキ科ですから、ハナミズキなどとも同じ仲間の植物です。
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昨日は、左京南部の天気予報「弱雨」と出ていたものの、お山の上からの西空の雲行きも幾分明るさが続いていたために、予定通り総合練習に向かいました。途中、雨がぱらついたためお迎えのお問い合わせを十件ほどいただきましたが、公園でお弁当もいただき体調が大きく変化する子もなく解散の流れとなりました。

現在園内では、発熱や体調の調整で大事をとってお休みされる方は僅かにいらっしゃいますが、全体的にはみんな元気に登園しています。

園庭で運動会の練習を行い、続いてたっぷりと外遊びを楽しんで発散したあとは、手洗いうがいを十分にしてお弁当です。
思いっきり走りまわって遊んだ興奮もあり、しばらく食欲が出ないなどお昼くらいに体調が変わることがあります。お熱を計ってみると、平熱からプラス一度ほど体温が上がっていたりします。でも、しばらく落ち着いてお弁当をゆっくり食べ出してみると、副交感神経が働いて元の体温にすっと戻り、その後はいつもと変わりない体調に戻ります。特に3才児は、体温の調整などがまだ難しい年齢でもあるので、一人ずつの普段の様子をきめ細かく見守れるよう、ご家庭との連携を取っていきたいと思います。

子どもたちの毎朝の登園後は、まず手洗い,うがいを十分に実施しています。自分のコップが使えない時には、各クラスに備えた使い捨て紙コップを使っています。クラス内の窓は常に開け放して空気が一カ所に充満せずに流れるようにして過ごしています。保育中にも、手洗い,うがいは頻回に行うよう心がけていますが、お家に戻られてからも十分に休養をお取り下さい。体調に変化があった場合は、園までご連絡下さいますようお願いします。
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本日は、園内通信「お知らせ50」「お知らせ51」をお出ししました。
内容は、
「お知らせ50」
◇ 運動会(10月4日)のご案内 別紙あり
「お知らせ51」
◇ 秋の遠足(10月9日)のお知らせ

September 18, 2009

●9月18日(金) / 山萩・園内通信

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     <ヤマハギ> マメ科  原産地 日本,中国,朝鮮半島
                学名 Lespedeza bicolor Turcz.

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思わず手を合わせたくなるほど爽やかな秋空のもと、お山のあちこちは萩の花が美しく映えます。目立たない小さな花の集まりですが、垂れ下がるように咲く姿が風にゆれとても風情があります。萩の名所をゆっくり訪ねたくなります。

そんな中、近頃ちょっと素敵な鳥のさえずりも時折聞こえてきます。それは、通称「雨鳴き鳥(あめなきどり)」と昔に教わったまま、実際にはどのような鳥かは知りませんでした。ようやく、~鳥のさえずりサイト~で探したところ、どうやら「イカル(斑鳩)」という鳥のようでした。文鳥のようにはっきりとした色で大きい鳥です。先日、小雨が降りだした時にも鳴いていました。雨が好きなのかも知れません。

聞きなし(鳥のさえずりを人間の言葉にして当てはめたもの)では、「ツキヒホシ(月、日、星)」や「イカルコキー」と鳴いていると表現されています。面白いことに、確かにそのようにさえずっているようにも聞こえます。
夜になると虫の音がお山一面に心地よく響いています。季節の便りに静かに耳を傾けるのが嬉しいこの頃です。
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運動会役員、誘導係、各種競技につきましては、本日までに多くのお申込をいただき有り難うございました。再募集の競技は、24日までにお申込みをお願いします。
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本日は、園内通信「お知らせ48」「お知らせ49」をお出ししました。
内容は、
「お知らせ48」
◇ 母子競技について
◇ 再募集について
「お知らせ49」
◇ 運動会 総合練習日程など
◇ お誕生会日程変更について
◇ 今月末お帳面のお預かりについて

September 15, 2009

●9月15日(火) / 野葡萄・園内通信

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    <ノブドウ>   ブドウ科  原産地 日本~中国
               学名 Ampelopsis brevipedunculata (Maxim.)
                   Trautv. var. heterophylla (Thunb.) Hara

夏にはまだ青かったノブドウの実が、美しい色に染まりつつあります。
これから、白,紫,水色,瑠璃色など、さらに深みのある色に変化していくのが楽しみです。
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本日は久しぶりの小雨模様。レインコートに身を包んでみんな元気に登園しています。お風邪でお休みのお子さんもごくわずか、コンコンと咳をしている子も見られません。

今日は、運動会のおけいこを終えてやっと外遊びに出られたと思ったらまた雨がパラパラ・・・。残念だけど気持ちをすぐに切り替えて、虫かご,図鑑片手にぴゅ~と走って返しにくる年少児さん達。運動会に向けて練習を進めている時期、体がとても機敏にスムーズに動くようです。
引き続き、健康管理の方をどうぞよろしくお願いいたします。
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本日は、園内通信「お知らせ45」「お知らせ46」「お知らせ47」をお出ししました。
内容は、
「お知らせ45」
◇ 運動会役員(お父さま方による)ご協力のお願い
◇ 誘導係(お母さま方による)ご協力のお願い
「お知らせ46」
◇ 保護者,祖父母出場の各競技種目について
「お知らせ47」
◇ 平成21年度私立幼稚園保育料軽減補助について

September 7, 2009

●9月7日(月) / コナラのどんぐりの謎・園内通信

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     <コナラ>  ブナ科  原産地 北海道~九州,朝鮮半島
              学名 Quercus serrata

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                年々大きくなってきたコナラの木

秋の気配が漂う9月になると、このお山のドングリも日に日に大きくなります。カシ,クヌギ,コナラなどですが、まだ今は赤ちゃんどんぐりです。
近ごろ、朝の園内で、また外あそびの最中に、ある場所までやってくると昨日と同じ形のものがポトンと落ちているのに気がついていました。
「あっ、きょうもおちてる」と、気づいて拾う子もいます。今朝も、黄緑色のどんぐりがついたままの枝葉を見つけました。やはり数本が落ちていて、上にあるコナラの木には黄緑色のドングリがいくつも実をつけています。落ちていた細い枝先を手にとって見てみると、どれも同じような切り口でカットされているのがわかります。
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葉をくるくる巻いて中に卵を産みつけるオトシブミなどは、それをチョキンと切って下(土の上)に落とすものがいるように、もしかするとドングリに卵を産みつける「コナラシギゾウムシ」の仲間の仕業かも?と思って調べてみました。

コナラシギゾウムシは9月後半に現れて、どんぐりのほぼ真ん中まで穴を開け、卵を産んだら枝は切り落とさずにそのままぶら下げておくので、これではありません。落とされた枝についたどんぐりをじっくりと見てみると、殻斗(帽子の部分)に小さな穴がほぼ一つずつ開いています。
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   ぼうしの左の方に穴がある            中央に穴が見えます      

どうやらこれは、同じくゾウムシの仲間の「ハイイロチョッキリ」のようでした。
ドングリの中でかえったゾウムシの幼虫は中身をたべて育ちますが、大人は灰色の体をしていて卵を産んだらチョッキリと枝を切り落とすのでこんなユニークな名前がついているとか。なぜ、わざわざ枝を切り落とすのかと言うと、他のゾウムシが同じドングリに卵を産んでしまうと、卵からかえった幼虫が大きくなるための十分な食料が足らなくなるから・・・とのこと。だから先にチョキリと切り落としてしまうのです。このゾウムシのお母さんの知恵には思わず脱帽~です。ドングリを食べて大きくなった幼虫は、殻に穴を開けて出てきた後、土にもぐりサナギになります。

さらに、ハイイロチョッキリは、ドングリの固い殻斗(ぼうし)の上からわざわざ穴を開けるそうで、確かに写真を見ると殻斗に小さな穴が開いているのが見えます(手元のドングリにも穴がありました)。
今朝、年中児の女の子Mちゃんは、「この前に落ちてたドングリは、おぼうしに小さな穴が開いていたよ」と言っていました。ちゃんと気づいているではありませんか。子どもの細かな観察力にも脱帽です。

大事な卵が育つ場所は、固い殻で保護された場所の方がより安全だから・・・。人間でもじっくりと思案しなければ閃かない知恵を、自然界の生き物はすでに知っています。私たちの理解や想像を遥かに越えた自然界の不思議は、他にもたくさんあることでしょう。
自然が私たちに見せてくれる小さなことにも気づき目を見張る子どもたちも、深い自然の不思議そのもののように思えます。実物のハイイロチョッキリに出会えるのもそう遠くないことかも知れません。
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コナラは、ミズナラ(オオナラ)とともに日本の雑木林を代表する樹木。縄文時代からドングリは食用とされ、木は薪や炭の材料、またシイタケのほだ木にも利用される。
昔から、日本家屋では、スギやヒノキなどの軽量材で作った家具が重宝されたが、ヨーロッパではナラ(オーク)に勝るものはないと、家具材やぶどう酒、ウイスキー,ブランデーの樽などに使われている。
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本日は、園内通信「お知らせ44」をお出ししました。
内容は、
◇ 保護者会の内容と補足
◇ 川あそびについて
◇ 北白川幼稚園ママさんバレー部新入部員募集について
   (新入部員募集のお知らせ添付)

September 1, 2009

●9月1日(火) / キバナコスモス・2学期スタート・園内通信

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    <キバナコスモス>  キク科  原産地 メキシコ
                   学名 Cosmos sulphureus Cav.
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長かった夏休みが開け、いよいよ2学期がスタートです。
これは、朝から子どもたちの登園を待ちわびるように咲いていた「キバナコスモス」。もうすぐ賑やかな声が聞こえてくる頃です。
秋に咲くピンクや白のコスモスとは種類が違い、夏を越して秋まで咲く品種。暑さに強いのでしょう。他に、黄色,レモンイエロー,赤などがあります。赤は、品種改良により日本人の手で作出された人気の色でもあります。キバナコスモスは、自然のこぼれ種で増えていく野性的な強さが魅力です。

石段を登り切って園庭に到着したグループ毎に、引率の先生とお帰り時のお約束をしてそれぞれのクラスへ向かいます。陽に焼けたお顔は目がキラキラ輝き、久しぶりの幼稚園,お友達との再会をしてどの子も嬉しそうでした。
子どもたちが手渡ししてくれたのは、葉書のお返事、ネコの切り紙(ウサギ?)、手にした葉っぱなど、どれも嬉しいプレゼントでした。

本日は、発熱のためにお休みのお子さんが数名いらっしゃいましたが、皆インフルエンザではなく夏風邪のようです。これから爽やかな季節に入りますが、一日に気温差があり子どもたちは体調を崩しがちになります。喉が痛くなったり咳が出たりしますが、お知らせにも記しましたように日々の体調管理に十分ご留意下さい。
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本日は、園内通信「お知らせ41」「お知らせ42」「お知らせ43」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
「お知らせ41」
◇ お引っ越し(転園)されたお友だち
◇ お弁当について
◇ 手提げ袋について
◇ 体操服について~購入について
◇ 月ぐみ水泳教室について
◇ 保育料について
◇ 新型インフルエンザに関する対応について
◇ カプラ教室について
◇ 平成22年度入園願書発行について
◇ 平成22年度入園説明会について
◇ 平成22年度園児募集ポスターについて
「お知らせ42」
◇ 保護者会のご案内
◇ 園の水道水について
「お知らせ43」(第3回ふれあいサタデーのご案内)

July 16, 2009

●7月16日(木) / オニユリ~ユリの思い出ほか

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       <オニユリ>  ユリ科   原産地 北海道~九州
                  学名 Lilium lancifolium Thunb.
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      ムカゴをつけた茎            うつむき加減に咲いた花

本日は終了式。汗をにじませて元気に当園した子どもたちは、いつもは何もない草間に突然ニョキッと現れて咲く大きな花を見つけ、「せんせい、あれはなんのはな?」とたずねます。「オニユリよ」と伝えると、言いにくそうに呼んでみていました。夏らしい個性的な花です。

下から見上げている子どもたちにすると、黒い斑点のついた橙色の花びらは反り返っているし、何だか不思議な感じのする変な花だな~と思ったことでしょう。

私のユリの花の思い出をふり返ると、夏場、幼稚園で大きな花瓶にいつも飾られていた白いユリのこと、そして幼なじみのお友だちの家のリビングに掛かっていた白いユリの花の絵(お母さんのお名前が百合子さんでしたので)のことがとても懐かしく思い出されます。
ユリと言えば白い花、と思いこんでいたので、小さい頃に山で初めてオニユリに出会ったときには大変驚きました。
また、幼なじみとは、「知っている花の名前をお互いに言い合いっこする遊び」をよくしましたが、ユリは、夏のダリアやグラジオラスとともに、すぐに口にはせずに最後まで大切にとっておく憧れの花でもありました。
大きくなってから、お節料理の白い百合根がオニユリの球根であることを知り、意外に思えました。小学生の頃に流通しはじめた「カサブランカ」も、当時は香りが素晴らしいのでブームになったユリ科の花でした。
こうして、ユリのことを思い返していると、暑い最中ですが、涼しいお部屋の中ではユリの花を飾ってみたくなりました。子どもの思い出のためにも、是非、たくさんのお花を見たり、育てたり、また絵に描いたりするなど親子でいろいろ楽しんで下さい。
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園内で、セミの声を木々の中にたどってみると、アブラゼミやニイニイゼミが木にしがみついて勢いよく鳴いているのに出会います。夏の外遊びでは、普段あまり見かけないくらいの大型のアブラゼミの抜け殻を見つけたり、ニイニイゼミの抜け殻(乾いた泥がついているのが特徴)を子どもたちが手にする風景もありました。
ピカピカのタマムシがハネを広げて飛んでいたり、ヘビがカエデの木をするすると上っていたり、また、尻尾の大きなリスが素早く木々を飛び交う姿も目にしました。
本日で、1学期は一旦終了ですが、明後日18日からは、夏期保育ならではのアクティブな体育あそびやシャボン玉あそびが待っています。20日海の日には、ご家族お揃いで夜の納涼保育にお出で下さいますのをお待ちしています。
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【お知らせ】
本日午前10時、食中毒注意報第1号が府南部に出されました。本日10時より96時間(4日間)は食品の取り扱い及び衛生管理に十分ご注意下さい。
(注意事項)
・調理した食品は、できるだけ早く食べる。
・食品は、室温で放置しない。
・冷蔵庫は過信せず、庫内温度に注意し早めに食べる。
・まな板、包丁、ふきんを消毒する。
・ねずみ、はえ、ごきぶりを駆除する。

July 13, 2009

●7月13日(月) / ノブドウ・園内通信

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      <野葡萄>  ブドウ科  原産地 日本~中国
                学名 Ampelopsis brevipedunculata (Maxim.)
                     Trautv. var. heterophylla (Thunb.) Hara

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                ~思わずパチリ!~
     <ノブドウ下の日陰 / 風をうけてくつろぐ近隣の猫(Chappy)>

梅雨の合間、朝から爽やかな風が流れる比較的凌ぎやすい一日でした。7月半ばに入りお山の周辺を眺めてみると、早、栗や柿が小さな可愛らしい実をたわわにつけて、秋に多くの実りをもたらす準備をしています。

上の写真は、お山の中腹に自生していて通園中の子どもたちもよく目にするノブドウです。蔓を巻きつけながら成長します。山ブドウのように食べることはできませんが、薄緑色の花が咲いた後に、赤,青,紫,水色など実に多彩で宝石のように美しい実をつけるため観賞価値のある植物です。
面白いことに、このノブドウは日本各地で、イヌブドウ,ウシブドウ,カラスブドウ,サルブドウ,ネコブドウ,ヘビブドウ・・他まだたくさんの別名を持って呼ばれているようです。なぜ、このように動物の名が頭についているのでしょうね?
葉や茎を煎じたり、葉をお茶にしたり、また収穫した果実を焼酎漬けや酢漬けにするなど実用的に利用できるようです。効能として人間の持つ免疫力を高める働きをする、よく効く薬草とされています。
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本日は、園内通信「お知らせ39」「お知ら40」をお出ししました。
内容は、
「お知らせ39」
◇ 尿検査,蟯虫検査の結果について
◇ 京都市就園奨励費について
◇ 1学期生活発表会ビデオお持ち帰りについて
◇ 夏休み中の連絡などについて
「お知ら40」
◇ 夏期保育スケジュール
◇ 2学期始業式
◇ 1学期に学んだ俳句(年長児)
◇ 平成22年度園児募集業務について

July 6, 2009

●7月6日(月) / ヤエクチナシ・園内通信

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 <八重梔子>  アカネ科   原産地 日本西部,中国(東アジア)
            学名 Gardenia jasminoides Ellis f. ovalifolia (Nakai) Hara

じめじめとした蒸し暑い季節には、よい香りのお陰で爽やかな気分になれることがあります。
午前中に子どもたちとお庭を歩いていたら、純白の芳香を漂わせる八重梔子が園舎の隙間に4,5輪咲いているのが見えました。隣には、先が綺麗に捻れた蕾が見えましたが、これは徐々に5~6枚に分かれて開き始めます。
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      <ヒメクチナシ(姫梔子) 一重咲き> 宇治/白雲庵にて~

クチナシは、普通一重咲きですが、八重咲き,大輪咲きもあり、また最近では一回り小振りなヒメクチナシもよく見られるようになりました。秋にできるクチナシの果実は、漢方薬,着色料としても使われます。
果実が熟しても割れないことから名付けられたクチナシ。夜間はお昼間以上によい香りが漂っていることでしょう。クチナシはガーデニアとも言いますが、お風呂あがりなどに、ガーデニアのボディーミルクやボディーパウダーはいかがですか!とてもよい香りです。
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本日は、園内通信「お知らせ38」(1学期生活発表会ビデオ販売のお知らせ)をお出ししました。
内容は、
◇ 1学期生活発表会ビデオのお知らせ
◇ 京都市私立幼稚園就園奨励費について
◇ 保育で描いた絵について
◇ 1学期終了式について

July 2, 2009

●7月2日(木) / ブラックベリー・リハーサル・園内通信

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     <ブラックベリー>  バラ科   原産地 北アメリカ~中部
                   学名 Rubus fruticosus
                   別名 セイヨウヤブイチゴ(西洋藪苺)

とても艶やかな木の実は木苺の仲間「ブラックベリー」。お店のジャムのコーナーにも必ず置いてある種類ですが、ラズベリーの果実のように赤ではなく、果実は熟すと赤色からだんだん黒っぽく変化します。酸味があるので、ジュースやジャムにしたり、ケーキのトッピングに使われます。

ブラックベリーの葉はメディカルハーブとしても使われるように、喉荒れや口内炎にもよく、また、血液をきれいにし皮膚を強くするそうです。果実は、ブルーベリーよりもアントシアニンを豊富に含むため、眼精疲労や肉体,精神疲労にもよいようです。ビタミンCも豊富で抗酸化作用があります。

一粒いただいてみると、とても新鮮で甘酸っぱいお味がしました。音楽教室(課外教室)の美都子先生のお宅でお母さまと栽培されていて、沢山の実がなったのだそうです。丸い実を通り越して、とても長くて大きな果実には驚きました。きっと土がよいのでしょう。たくさん穫れたらジャムにされるそうです。
私も、以前植えていた株がだめになってしまったので、つい先日、新たに苗を購入したところでした。
こんなに大きな実が成る数年先を予想して、ますます植えるのが楽しみになりました。感謝。
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【生活発表会リハーサル】
本日午前中は、1学期生活発表会リハーサルでした。
カメラマンさんとビデオカメラさんが後方から撮影される中、無事、A,B両グループが力いっぱいのお遊戯をしました。毎年、発表会リハーサルは、自分が舞台で発表する時だけではなく、他のお友だちの一生懸命の発表を、客席では心の中で応援しながら最後までしっかりと観賞することをお約束しています。今回発表会が初めての年少さんも、長い時間自分たちの出演を待ちながらようやく舞台に上がり発表した年中,年長さんも、皆が精いっぱいに力を合わせられたリハーサルの時間だったと思います。

各クラスとも今日の発表にいたる過程には、個々の練習の積み重ねがあり、暑い日々汗びっしょりになりながら担任と共に励まし合ってきた各クラスごとのドラマがあります。明日は、そんな子どもたちの頑張りの日々も含めて、優しく温かな応援をいただきますようお願い申し上げます。
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本日は、園内通信「お知らせ37」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 短縮保育について
◇ カプラ教室について
◇ 「お誕生ありがとう運動」について
◇ 山の学校入会について(小学生対象)
◇ 月ぐみ水泳教室について(年長児対象)

June 29, 2009

●6月29日(月) / 隅田の花火・園内通信

                                   「三室戸寺にて」
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     <隅田の花火>  ユキノシタ科  原産地 日本
                  学名 Hydrangea macrophylla 'Hanabi'

本州~四国にかけて自生する額紫陽花からつくられた新種の園芸品種。人気がある種類で、隅田川の打ち上げ花火を思わせることから、「隅田の花火」とネーミングされたそうです。
上から見ると、確かに星形の八重咲きの装飾花が花火のように咲いています。
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本日は、園内通信「お知らせ36」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 尿検査,ぎょう虫検査について

June 26, 2009

●6月26日(金) / シチダンカ(幻のアジサイ)・今朝のお客さん・園内通信

                                   「三室戸寺にて」
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     <七段花>   ユキノシタ科  原産地 日本
                学名 Hydrangea serrata Ser. f. prolifera

この種は、幻の紫陽花とも呼ばれます。過日のセイヨウアジサイのページにも記しましたが、シーボルトは日本原産の多くの植物をヨーロッパに紹介しました。その彼の著書フロラ・ヤポニカ(日本植物記)の中に掲載されていた小形の山紫陽花で、その後、日本国内では見かけられない“幻の紫陽花”といわれていたのが、この「七段花」です。著書の中では、「Shitsidankw'a」と記されています。
昭和34年になって、神戸六甲山の谷間に自生していた株が地元小学校の職員によって発見され、その後、挿し木により増やされて今では各地でも見られるほど広がってきました。

現在、紫陽花は学名のハイドランジアという名前でも流通していますが、フロラ・ヤポニカの中では、学名Hydrangea Otaksa(ハイドランジア オタクサ)と名付けられています。Otaksaとは、シーボルトの日本の妻、楠本滝(通称お滝さん)の愛称ですが、シーボルトがヨーロッパに帰国した後、紫陽花の学名に妻の名をつけたというとてもロマンチックなお話は有名です。

幻の紫陽花のこと、また、学名の由来に思いを馳せると、古来日本の花である紫陽花がとても魅力的な花に思えてなりません。
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【今朝のお客さん】
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     <ノコギリクワガタ>        <タマムシ> 英名Jewel beetle
  学名 Prosopocoilus Inclinatus     学名 Chrysochroa fulgidissima

早朝には、ウグイスが心地よい声を響かせていますが(山の中では夏もウグイスが元気です)、夜中には夏の昆虫がぼちぼち活躍し始めました。
昨日の山の学校「しぜんクラス」の途中には、懐かしいお顔のTちゃんSちゃん達が、近くの公園にいたゴマダラカミキリ数匹を持ってきて見せてくれました。昨夜は、ノコギリカミキリが一晩中元気に飛んでいる羽音が聞こえていました。少し前までは、日が暮れるとカブトムシが窓に向かって飛んできてはコツーンとよく当たっていましたが、最近は本当に少なくなりました。原因は、お腹を空かせたイノシシが、山の土の中を掘り起こしてはカブトムシの幼虫やミミズを根こそぎのように食料にしてしまうためです。

そんな中、上の「ノコギリクワガタ」は、今朝、ほしぐみの扉にとまっていたところを太郎先生が見つけたものです。明け方森の中に戻らずに、つい幼稚園に長居してしまったのでしょう。ちょうど外遊びに出てきた年長さんは、そっとクワガタに触れてみたり、アカコガネを数匹見つけて手の平で遊ばせる姿がありました。
右の写真、赤や緑のラインが美しいタマムシは、夕方に飛んできて私の目の前にとまったものです。これも夏の昆虫で、サクラやエノキの上を飛びます。
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今日は各学年とも、発表会のお遊戯練習を済ませたら、順にお外遊びを思いっきり満喫しました。溝にたくさんの水を流して大笹でつくった笹舟を流したら、たんぽぽぐみ前~つきぐみ前までとても勢いよく流れていきます。つい私も、子どもたちのアンコールに応えて、上から何度バケツの水を流したかわかりません。
暑いお陽さまのもと、お庭ではお部屋に入る前にホースのシャワーが降り、思いっきり遊んで汗いっぱいの子どもたちはとても気持ちよさそうです。
来週も、お遊戯のおけいこの合間には、思いっきりお外遊びに花が咲きますように。
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本日は、園内通信「お知らせ33」「お知らせ34」「お知らせ35」をお出ししました。
内容は、
「お知らせ33」
◇ 1学期生活発表会のご案内
「お知らせ34」
◇ 左京区PTAバレーボール大会の結果
「お知らせ35」
◇ 悪天候の場合の保育について

June 22, 2009

●6月22日(月) / ヤエカシワバアジサイ・園内通信

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   <八重柏葉紫陽花>  ユキノシタ科  原産地 北アメリカ
                   学名 Hydrangea quereifolia 'Snow Flake'

この八重咲きの柏葉紫陽花“スノーフレーク”は、鉢植えから地におろしてからそろそろ10年くらい経つでしょうか。年々株が大きくなり、今年もよく咲いてくれました。
今日の午前中は雨でしたので、白い花の色が一際鮮やかに見えました。
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本日は、園内通信「お知らせ31」「お知らせ32」をお出ししました。
内容は、
「お知らせ31」
◇ 内科診断の総括
「お知らせ32」
◇ 今月末お帳面のお預かりについて
◇ 当園グループ担当変更について
◇ 左京地区PTAバレーボール大会のお知らせ
◇ 福音館おすすめ図書

June 17, 2009

●6月17日(水) / ヒトエカシワバアジサイ・園内通信

                                   「三室戸寺にて」
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    <一重柏葉紫陽花> ユキノシタ科  原産地 北アメリカ
                   学名 Hydrangea quereifolia 'Snow Queen'

愛らしい一重の柏葉紫陽花“スノークィーン”。柏葉紫陽花は円錐状に美しく咲くタイプでとても魅力的です。これは満開の一歩手前ですね。お山には、同じく“スノーフレーク”と言う八重のタイプがただ今満開に咲いています。
柏葉紫陽花は、日本原産ではなく北アメリカ原産。一般的な紫陽花の葉とは異なり、柏の葉によく似ているのが特徴で、秋には温かみのある赤銅色に紅葉するのでそれも楽しみです。
花後の7月頃に、花より下二節ほどで刈り込むと、翌年も沢山の花を咲かせてくれます。剪定が遅いと上手く咲いてくれません。
他に、“ハーモニー”という品種もあります。
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本日は、園内通信「お知らせ30」をお出しします。
内容は、
◇ 第2回ふれあいサタデーについて
◇ 18日はカプラ教室お休み
◇ 京都市私立幼稚園協会からのご案内

June 15, 2009

●6月15日(月) / ヤマアジサイ・“お掃除隊”その後~・ヨツボシホソバ・園内通信

                                   「三室戸寺にて」
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  <深山八重紫>  ユキノシタ科  原産地 日本
               学名 Hydrangea serrata f.Miyama-yaemurasaki

咲き始めは青色ですが、だんだん濃い青から紫がかった美しい色に変化します。土質により、アルカリ成分が強いとピンク色にもなります。

これは、山紫陽花の種類の「ミヤマヤエムラサキ」。山紫陽花は、西洋紫陽花にくらべると小ぶりで清楚なイメージがあります。この種は、京都府北部の周山街道を若狭~小浜方面に向いた美山町「堀越峠」で発見されたのだそうです。堀越峠周辺では、今でも自生しているのかしら?
是非一度、実際に訪れてみたいところです。
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【年長お掃除隊!】
本日は、爽やかな晴れ間のもと各学年ともたくさん外遊びが楽しめました。過日、ご紹介しました年長児「お掃除隊」は、今も活動が続いています。今日、はじめにメンバーから声がかかった時には、ちょうどお弁当のお茶を沸かしている最中だったので、暫く後で駆けつけました。

すると、『今日は、たんぽぽぐみからゆきぐみへつながる溝が気になっている・・』とのこと。何と、その目のつけどころに感心せざるを得ませんでした。長バサミを数個持ってきて、溝の中の落ち葉を摘みながらチリトリに入れていくと、すっかり綺麗になりました。次に場所を変えて、オレンジ色の木馬からことりぐみの前までの溝を溝蓋の上から眺めていくと、中にはクスノキの葉っぱが詰まっているところが2,3箇所ありました。「よいしょ」と溝蓋を持ち上げながら、長バサミで取り除いていく作業を、根気強く、数名で力を合わせながら続けました。(実は、ここは先生たちとも日頃から気がけている場所ですが、大木からの落葉は毎日お掃除してもきりがないほどです)

お掃除隊が、ことりぐみ前を過ぎて、固定鉄棒までの溝に差しかかっている時に、沢山の水がことりぐみから流れ出てくるのを誰かが見つけました。活動をしていた数名は、自分たちが溝を美しくしてすっかり綺麗になった所に、サラサラと水が淀みなく流れていく様子を確認すると、安堵のような、上手くいったね!といったような満足の表情が浮かんでいました。

続いて、固定鉄棒から石段に流れ込む溝までの長い距離をくまなく手入れしている様子を見て、カメラを取りに戻りたくなったほどでした。
私は、この幼稚園で子どもたちとともに過ごすこと約20年ほどになりますが、子どもたちがホウキやクマデに興味はあって少し試してみることはあっても、自らが希望して仲間とお掃除に取り組む姿をともに応援することになったのは、今回が初めてのことです。

多くの木々に囲まれたお山の幼稚園を、このような形で子どもたち自身が大切にしたい・・と思って、決して遊びにはならずに、毎日視点を動かしながら真面目に取り組んでいけるボランティアな姿は本当に尊いことと思います。
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【ヨツボシホソバ】
今日、子どもたちが降園した後で虫かごを整理していると、中に一つポツンと残っている虫がありましたが、すぐに年長児のMくんが今日の外遊びで見つけたことを思い出しました。

年少児の頃、恐竜のトリケラトプスが大のお気に入りだったMくんは、最近子どもカマキリやカノコガを見つけては図鑑で確かめているので、外遊びの終わりには自然に戻してあげることは当然知っています。でも今日は、どうしてもこの何とも言えない虫が手放し難くて、虫かごの中に入れたままにしていたことが容易に想像され、何だか微笑ましくて思わず頬がゆるんでしまいました。

早速、Mくんのかわりに図鑑を開くと、「ヨツボシホソバ」のオスでした。メスには名前の通り4つの黒紋がありますが、オスにはありません。オレンジ色の部分がとても綺麗な昆虫です。明日、Mくんに伝えられたらと思います。
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   <ヨツボシホソバ>  ヒトリガ科 学名 Lithosia quadra
                 分布 北海道~九州
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本日は、園内通信「お知らせ29」をお出ししました。
内容は、
◇ 内科診断について

June 10, 2009

●6月10日(水) / ガクアジサイ・園内通信

                                   「三室戸寺にて」
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     <紅額紫陽花>  ユキノシタ科  原産地 日本
                  学名 Hydrangea macrophylla var. acuminata

額紫陽花は、中心部分は咲かずに周辺の花びら(装飾花)だけがフレーム(額)のように開花します。咲いたばかりの真っ白の花びらがとても清楚で素敵ですが、このあと、徐々に花びらの先から赤味を帯びた淡紅色に変化していくのも楽しみです。
ヨーロッパに渡った日本古来の紫陽花は額紫陽花ですから、おそらくこのようなイメージだったのでしょうね。
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本日は、園内通信「お知らせ28」(送りグループ変更届,連絡カード)をお出ししました。
内容は、
◇ カプラ教室について
◇ 第2回ふれあいサタデーについて
◇ 「幼稚園児総合保障制度」について 

June 9, 2009

●6月9日(火) / セイヨウアジサイ・園内通信

                                   「三室戸寺にて」
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   <西洋紫陽花>   ユキノシタ科   原産地 日本
                 学名 Hydrangea macrophylla (Thunb. ex Murray)
                      Ser. f. hortensia (Lam.) Rehd.

花菖蒲や紫陽花など、雨の似合う花が美しい頃になりました。
現在、私たちがよく目にしている西洋アジサイは、日本の神奈川県や伊豆半島の海岸に近い山地に自生していた額紫陽花(ガクアジサイ)を原種として、品種改良されたものです。19世紀後半にシーボルトによって日本からヨーロッパに渡り、その後、数多くの園芸品種が産出され、また日本に里帰りしていることになります。園芸店では、毎年多種多彩な紫陽花が目を楽しませてくれます。

今季、このお山の紫陽花も、青,ピンク,白など美しく色づいてきていますが、昨日代休日を利用して、あじさい寺としても有名な「宇治三室戸寺」を訪れてみました。小鳥が気持ちよさそうにさえずる境内をお散歩しながら、約1万株の紫陽花の色と種類を楽しみました。紫陽花は、午後の太陽の下ではしんなりとしていることが多いのですが、スギの木立に囲まれ環境もよいためか、予想を覆すほど見事な紫陽花でした。
三室戸寺の紫陽花は、7月半ば頃まで見られますが、今週末から6月一杯の土・日のみ、夜のライトアップも楽しめるようです。下記参照。

<あじさい園ライトアップ>
 期間 平成21年6月13日~6月28日の間の土・日曜日のみ
 時間 19時~ 21時 (20時30分受付終了)
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本日は、園内通信「お知らせ27」をお出ししました。
内容は、
◇ 第2回ふれあいサタデーのご案内

June 5, 2009

●6月5日(金) / サツキと子どもカマキリ・防火映画会・『ほうきかしてください!』・園内通信

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          <サツキの花にしがみつく子どもカマキリ>
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         ~まだ幼虫ですが、秋には立派なオオカマキリに~

幼稚園のてっぺんの園庭と、もう一段下のことりぐみ前の通路で挟まれたエリアは「サツキ畑」になっています。ツツジは4月に咲きますが、よく似たこのサツキは同じくツツジ科の植物でサツキツツジとも呼ばれ、5月以降に本格的に咲き始めます。

気候のよい今の時季、園内の外遊びでは、虫かごとお庭図鑑を小脇に“虫探し”をする姿がたくさんありますが、小さな虫かごの中にはこの「子どもカマキリ」が入っていることもあります。よく観察して図鑑でカマキリのページを確認したら、小さなカマキリを草間に返してあげます。
サツキ畑の周辺は、毎年オオカマキリのお母さんが秋にたくさんの卵を産みつける場所でもあります。春に卵のうから孵った幼虫が、季節の移ろいとともに大きく成長している「子どもカマキリ」の姿を目にしながら、同じく日を追うごとに確実に成長している子どもたちの姿があります。
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【防火映画会】
本日は雨降りのために、年に一度の避難訓練は実施できませんでしたが、左京消防署から消防士さん2名にお越し頂き、第3園舎で防火映画を見ました。
お話の上手な楽しい消防士さんで、「消防士さんって、どんなお仕事をするのかな?」という質問から始まり、火事を消すことの他にも色々なお役目があることもお話されました。

避難するときの一番大切なお約束として、例年、消防士さんからお聞きする「お(押さない)・は(走らない)・し(しゃべらない)」に加えて、今日は「も(戻らない)」も教わりました。
消防士さんが、「お・は・し」のお約束はそれぞれ何だったか?をクイズ形式でみんなに問いかけられましたが、昨年の消防士さんのお話をしっかりと覚えていたためか、大きな声で応える姿が見られました。
後半に観賞した防火アニメ映画『しまじろうの消防隊』と『ちびまるこちゃんの火の用心』では、火の扱いの大切さについて全員で学ぶことができました。映画のシーンによっては、少しお目目を手で伏せながらも、面白いシーンでは思いっきり声をあげて賑やかな声が響く楽しい時間となりました。
観賞後に、①避難するときにはまず先生のお話をよく聞くことと ②「お・は・し・も」の4つをしっかりと覚えておくことを再度お約束しました。また、火は怖いけれども、ご飯が作れたり、体を温めたりすることができる大切なものであることもお話され、子どもたちはしっかりと頷き理解している様子でした。
この機会に、ご家庭でも防火,防災についてのお話合いなどをなさってみて下さい。
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『ほうきかしてくださ~い!!』
あれは、5月末の保育参観後のひと時のこと。園長室の外で『ほうきかしてくださ~い!!』と大きな声がしたので出てみると、年長児のSくんでした。「ちょっとお掃除をしたいので、ほうき借りにきました」とのこと。
「ついでに少し手伝ってもらえませんか・・」とのことなので(笑)、私も嬉しくなって大きな落ち葉入れを抱えてお庭に出ると、すべり棒の下に茶色くなってたまっているサクラの落ち葉の山を、ほうきを上手く使って手際よく集め出していました。お庭掃除と言うと、季節によっては園の先生たちと日に何度集めてもきりがないほどの落ち葉が溢れる園内ですが、Sくんが見つけたこのすべり棒の箇所は、日頃なかなか手が入れにくい場所だったため、落ち葉のお掃除をしてくれることは勿論、手を入れるべきこの場所によく気がついたものだと心から感心してしまったのでした。2本のすべり棒の右側から左側に移動しながら、見事にすっきりと落ち葉を履き下ろしてくれたので、持ってきた特大サイズの落ち葉入れに満杯になったほどでした。きっと何年分かの落ち葉に違いありません。近くにお母さんがいらっしゃった訳でもなく、自らお帰りまでの時間を使って胸に温めていたお掃除を申し出てくれたことに本当に驚いた日でありました。

ところが、この「お掃除」は、現在に至るまで毎日続いているのです。しかも、お庭遊びの時間を上手く使いながらメンバーも増えています。このお掃除隊(と、子どもたちと名付けました!)は、今は場所を移動させ、園庭横のお地蔵さん前に積もっているクスノキの落ち葉群に目をつけて、熊手,ほうき,チリトリ,落ち葉入れを駆使して庭の奥の茂みへ運ぶ作業が続けられています。日によっては、近くで遊んでいた年少,年中児たちが手で落ち葉を一生懸命集めて落ち葉入れに入れてくれる姿もあります。
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ほうきを使いながら、「ぼくら月ぐみがやらなくてだれがやるの?」と使命に燃えたセリフや、また、「落ち葉を集めているといろんな虫が見つけられるでしょ」という一石二鳥を楽しむセリフも聞こえてきます。
道具を使う時には、ほうきや熊手の先が、お互いお友だちの顔などに当たらないように注意しています。こうして山積した落ち葉を相手に子どもたちが自由に体を動かす中で、落ち葉の下に石畳が現れたり、少しずつでもきれいになっていく変化を、仲間と力を合わせながら心地よい喜びにしているようにも思えます。

梅雨までの晴れた日には、もう暫く、お掃除隊の活躍が見られるのかも知れません。
そう言えば、思い出しました。今は5才児のSくんが3才児の春、とてもお腹の大きかったお母さんとようやく泣かずに「行ってきます」ができるようになった頃、お庭のオレンジ色の木馬に乗って空を眺めながら、『僕はレスキュー隊になるんだ』と話してくれたことを・・・。
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本日は、園内通信「お知らせ25」(別紙あり)「お知らせ26」をお出ししました。
内容は、
「お知らせ25」
◇ 本日の防火映画会について
「お知らせ26」
◇ 家庭教育相談について
◇ お誕生ありがとう運動について

May 28, 2009

●5月28日(木) / ヨメナ・園内通信

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         <ヨメナ>  キク科  原産地 日本 (本州~九州)
                  学名 Aster yomena (Kitam.) Honda
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日陰にひっそりと咲いていた涼しげなヨメナ。近づくと、一つの花の花粉部分にちょうど一匹ずつのアリが何やらうごめいているのが見えました。柔らかそうな黄色い花粉のクッションの中を動き回り、中には頭から花粉につっこんで後ろ足をバタつかせているユニークなアリもいました。

この時季、お庭を動くアリを子どもたちと目で追っていると、自分よりもはるかに大きな荷物をせっせと運ぶ働きアリをよく目にするためか、こんなに柔らかくて気持ちよさそうな場所を見つけて蜜と戯れるアリは、もしや、お役目を忘れてしまっているのかも?とも思えてしまいます。
でも、私たち人間に当てはめてみても、真面目に頑張りすぎるとどこかに必ず歪みが出てくるものです。一休さんの、『一休み、一休み・・』のように、一息いれてゆったりと呼吸ができる時間を上手く取り入れることはとても大切です。なかなか難しいことですけれど。
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本日は、園内通信「お知らせ24」をお出ししました。
内容は、
◇ 父親参観のご案内

May 22, 2009

●5月22日(金) / フレンチラベンダー・お庭あそび・園内通信

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    <フレンチラベンダー>  シソ科  原産地 地中海沿岸
                     学名 Lavandula stoechas L.

地中海沿岸地帯に自生するラベンダーは、ヨーロッパ古典語のラテン語ではlavare(洗う)を意味するように、古代ローマ人はお風呂にラベンダーで香りをつけて洗っていたと言われます。
以前、イタリアトスカーナ地方の丘陵地帯を訪れた時には、辺り一面にラベンダーが自生していて素晴らしい香りに包まれていました。日本に比べて空気が乾燥しているためか、それは日本でのラベンターの香りとは全く違った香しいものでした。その地方では、ラベンダーは小さな子どもを悪魔の目から守ってくれる~と言う言い伝えもあるハーブです。

ラベンダーの種類としては、イングリッシュラベンダーがより有名ですが、このフレンチラベンダーは別名をストエカスラベンダーとも呼び、花の上にあるウサギの耳のような形の苞が特徴的な半耐寒性常緑小低木で、毎年5月頃から咲いています。全草に香りがあり、暑さにも強く育てやすい種類です。
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【お庭あそび】
本日は、終日雨がしとしと降っていましたが、今週を振り返って、各学年とも外遊びでは園庭に子どもたちの花が咲いているようでした。昨日は、長い時間を子どもたちと園庭で過ごしました。

年少児は、ブランコ,すべり台は勿論のこと、黙々とお砂場で作業をしたり、竹ぽっくり,一本下駄にもトライする姿がありました。また、お庭図鑑と虫かごを持って、颯爽と虫さがしをする子、サナギからチョウになる様子を石段にすわって図鑑を見てうなずきながら葉の辺りを探しているチームなど、一生懸命の微笑ましい風景が至るところに見られます。

「見てみて!」と固定鉄棒まで引っ張られていった時、両手を広げてピョンと鉄棒に飛びつくなり軽くくるりと前まわりをしたSちゃん。見事に軽やかだったので、「どこで練習したの?」と尋ねると、『カラオケでー』と無邪気に応えます。
「えっ、カラオケはマイクで唄うところでしょう?そこで鉄棒も練習できるの?」と聞くと、『そうよ』とこっくりうなずいていたので、今はそんなカラオケがあるのでしょうか。

また、グローブジャングルでも年少数名が遊んでいましたが、「しっかりおててを持ってね~」と言うと、そんなこと当然・・というように、三人がスイスイと一番てっぺんまで登っていきました。てっぺんの縦棒を持って勇ましく立つ三人を見て思わず私も上まで登っていきましたが、降りる時にも足場を確かめながら決して無理をせずゆっくり急がずに上手く手足を使えるので大変感心しました。

年中児で、一番高い鉄棒も手を伸ばして飛びつけるようになったFちゃんと鉄棒が得意気なTちゃんたちとは、続いて数名でとても楽しい鬼ごっこをしました。お砂場近くでは、出来たてのランチセットが届けられたり、サクラの実が山盛りのケーキを一緒に作りました。普段は大人しげな女の子が裸足で元気に走りまわる姿も目にし嬉しかったし、お友だちと様々に関わりを広げながらどの子もが力いっぱい遊び込んでいる尊い姿がありました。

つい最近、年長児の男の子たちが園長室の外で仲間内で虫探しをしている気配があり、そこにふと聞こえてきたため息混じりのツブヤキの声がありました。今も思い出す度に太郎先生と笑ってしまうのです。

『あ~~あ、ぼくは、ミミズになりたいなぁ~~。だって、ミミズって、切られても切られても生きていられるにゃろー』 (真剣モード)

これには何とも可笑しくて思わず吹き出してしまいました。まだほんの5歳児なのに、十分人生の厳しさ辛さを芯から分かっているかのようです。潰れてしまっても健気に生きているミミズを見て、偉いなぁすごいなぁ・・と思ったことがあったのかも知れません。
昨年、年長児の男の子数名と虫探しをしていた時にも、何だか忘れられないセリフがありました。数名で虫かご片手に草間を探していたのですが、
「なあ、○○ちゃんは大きくなったら何するう?」
「う~ん、だいがくかなあ?おとうさんみたいに・・。じゃあ△△ちゃんは~?」
「ぼくはなぁ、おとうさんがなぁ、これからはやっぱり、のうぎょう(農業)や、っていうんや~」
と、少し真面目な面もちでうつむき加減に振り返っているようでした。
女の子は案外現実的に目の前の遊びに夢中になっていますが、男の子は遊びの傍ら、早くも将来の使命を意識しているようでもあります。
だからこそ、幼児期~児童期には思いっきり遊び込んでほしいという気持ちになります。でも、そんな話を交わしつつも、ふと目の前に現れた昆虫に思いっきり無邪気に熱中できる切り替えのよさも持ち合わせていて、みんな将来が頼もしい子どもたちです。
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本日は、園内通信「お知らせ21」「お知らせ22」「お知らせ23」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
「お知らせ21」
◇ 短冊を入れる箱について
◇ PHP推薦図書のご案内
◇ おやまのミニミニ幼稚園のお知らせ
「お知らせ22」
◇保育参観について
「お知らせ23」
◇新型インフルエンザの対応について(2)

May 18, 2009

●5月18日(月) / バラ・オオカマキリの幼虫が産まれたよ・園内通信

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   <ハイブリッド ティー系ローズ>  バラ科  (学名など詳細不明)

今、ハニーサックルやテイカカズラなど、毎年咲く小さな花が満開で、周辺には甘く柔らかな香りが漂っています。
これは、5月になると咲いてくれるHybrid系のバラ。昔からお山の石垣の上にあるので調べることもしないまま、未だ名前もわかりません。昨年、すっかり刈り込んだにもかかわらず今年も多くの花を咲かせていたので、思わず朝のうちにカメラを向けました。
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5月は、バラが一番美しい季節ですね。お山の中には、現代のバラ品種の原種である野生バラの一つ「ロサ・ムルティフローラ(Rosa multiflora)(小さく白い小花が密集して咲く野イバラ)日本原産」も石垣から垂れるように咲いています。この種はお山の中の風景によく似合っていますが、先日、一乗寺の友人が可愛いこのバラが気に入ったので、一枝カットしてあげました。ご家庭のナチュラルガーデンにもよく映えそうです。
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   「オオカマキリの卵がかえったよ!」
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今年の冬に、Kちゃん(卒園児1年生)が園庭のツツジの辺りで見つけ、預けていったオオカマキリの卵のう。在園中は何度も確かめにきていましたが、寒い間は孵りません。
虫かごに入ったまま、最近まで特に変化はなかったのですが、先週末に1㎝あるかないかのこどもカマキリがいっぱいふ化して出てきていたのに気付きました。あまりに小さいので不鮮明ですが、体はとても柔らかそうです。固くなるまでには数日かかりますが、すぐに脱皮して1齢幼虫になったら、早速に草間のアブラムシなどを捕らえて食料にします。ですので、大方がふ化した頃に草の中に返してあげました。

これから脱皮を繰り返し、夏8月頃には成虫になり、秋には9㎝~10㎝もある大人オオカマキリになることでしょう。生き物が大好きだったKちゃん、今頃小学校でもいろんな生き物を見つけているのでしょう。
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本日は、園内通信「お知らせ20」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 園児名簿について
◇ 新型インフルエンザ当座の対応について

May 7, 2009

●5月7日(木) / クレマチス・樹木の手入れ・園内通信

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 <クレマチス>  キンポウゲ科  原産地 中国,日本,ヒマラヤ,北米
             学名 Clematis hybrida  別名 テッセン,カザグルマ

今日は一日中雨模様。そんな中ふと見ると、雨粒を受けながら紫色のクレマチスが今年も咲いていました。蔓が鉄のように強いことから、日本では別名を鉄線(テッセン)とも呼びます。今では、花の色や型も増えてきて品種は約200種にもなるようです。園芸品種として中には驚くほど華麗なものもあります。
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<樹木>
連休の数日をかけて、片石造園さんがお山の中の大きくなりすぎたスギやモミに梯子をかけて刈り込みをしたり、サクラの枯れた太い枝などをカットして下さいました。子どもたちが遊んでいるときに落っこちてきたら大変ですからと・・。
ソメイヨシノは寿命約百年、このお山のソメイヨシノもそろそろよいお年になるようです。それでも、毎春たくさんの新芽を出して花を咲かせてくれる元気なお山の樹木たち。

早朝より、木々の緑が光合成を始め新鮮な酸素を空気中に放出するので、お山の小鳥たちも早朝4時45分になると一斉に鳴き始めます。それはそれは賑やかな声です。今日のような雨の日は比較的静かですが、それでもウグイスは雨の中をしっかりと鳴き始め、一日中元気な声を響かせてくれます。
そんな自然営みに子どもたちの声が加わって、お山の中はいつも元気いっぱいです。
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本日は、園内通信「お知らせ16」「お知らせ17」「お知らせ18」「お知らせ19」【送りグループ変更届】【連絡カード】をお持ち帰りいただきました。
内容は、
「お知らせ16」
◇ 京都三大祭り休園について
「お知らせ17」
◇ 家庭訪問日程のお知らせ
「お知らせ18」
◇ 送りグループ変更について
◇ 夏用スモックご用意について
「お知らせ19」
◇ 第1回ふれあいサタデーのご案内

April 30, 2009

●4月30日(木) / ヤブヘビイチゴ・鯉のぼり・園内通信

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   <ヤブヘビイチゴ>  バラ科  原産地 日本・アジア南東部
                  学名 Duchesnea indica (Andr.) Focke

お散歩の途中にいろいろな野いちごを目にする時季です。ヘビイチゴもその一つですが、一口にヘビイチゴと言っても、多くの種類があります。オオヘビイチゴ,シロバナヘビイチゴ,ヒメヘビイチゴほかまだ数種類があり、花の色や食用になるならないはそれぞれ異なります。

これは五弁花のヤブヘビイチゴ。ヘビイチゴよりひとまわり大きめです。黄色で可愛らしい花をつけたあと実は赤く熟しますが(写真左/赤い果実)、食べても美味しくありません。数年前に勇気を出して試してみたら、やはり美味しくありませんでした。イチゴの種類では、白やピンク色の花をつけるものは果実も甘く食用になるものが多いです。ですからヘビイチゴの中でも、シロバナヘビイチゴやエゾヘビイチゴのように白花をつける種類は、実も甘く食用になります。これはなぜでしょうね?

では、なぜヘビイチゴという名がついたのでしょう?ヘビが出そうな草むらなどに生えているのでそんな名前がつけられたのでしょうか。まさかヘビはイチゴを食べないでしょうから・・・。

今、お山の中には、クサイチゴの白い花も、あちこちに咲いています。クサイチゴの実がたくさん採れたら、ジャムにすると美味しいです。
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お天気のよい日が続きます。今朝子どもたちの登園前に、お庭の空高くに鯉のぼりを上げました。縄を引くキュルキュル・・という音とともに空へ上ってゆく鯉のぼりを眺めていると、去年のことをついこの前のことのように思い出しました。
風を吸い込んで東へ西へ気持ちよさそうに泳いでいる鯉のぼりを眺めながら、今日も子どもたちは力いっぱいそれぞれの遊びに取り組んでいました。
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本日は、園内通信「お知らせ14」「お知らせ15」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
「お知らせ14」
◇ 出席カードお預かりについて
◇ 月末お持ち帰りの印刷物について
◇ 幼稚園児総合保障制度に関して  
「お知らせ15」
◇ 家庭訪問について

April 24, 2009

●4月24日(金) / モミ・ヒマラヤスギ・園内通信

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 <モミ> マツ科 学名 Abies firma Abies   <ヒマラヤスギ> マツ科 学名 Cedrus deodara

ヤマブキの花もほぼ咲き終わり、木々の新緑が目に飛び込んでくる季節に入りました。お山に数本あるクスノキが、毎日どっさりとオレンジ色や黄色の春落ち葉を落としていたのがようやく一段落した今、常緑針葉樹のモミやヒマラヤスギの葉先には、見るからに柔らかそうな新芽が芽吹いています。

ヒマラヤスギで思い出すのは、私の通っていた幼稚園にあったヒマラヤスギの大木。鬼ごっこでその周囲を走りまわったり、陣地の場所に決めたりしていましたが、傍らいつも私たちや幼稚園を見守ってくれているような、身近でありながらも大変威厳を持った存在だと感じていたことが思い出されます。
モミも、ドイツトウヒとともにクリスマスツリーの木として有名ですが、常緑樹でありながら春の新芽の柔らかさと黄緑色の鮮やかさは、またとても見事です。
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本日は、園内通信「お知らせ12」と**園児の健康について**をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 電話連絡テストを終えて
◇ 園児の健康管理に関して

April 20, 2009

●4月20日(月) / セイヨウタンポポ・園内通信

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    <セイヨウタンポポ>   キク科  ヨーロッパ原産
                     学名 Taraxacum officinale Weber
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タンポポと言えば、だいたい外国からやってきたこの「セイヨウタンポポ」を指しています。お山の中のあちこちに、また白川通り沿いにもこの黄色のタンポポをよく目にする時季です。

セイヨウタンポポの特徴は、花の下の総苞片が下向きに反り返っているところ。もともと日本に生えていた在来種のカンサイタンポポやカントウタンポポなどは、総苞片は開かずに上向きに花に沿うようについています。昔ながらの田畑や神社の境内などには、今も日本のタンポポが見られます。タンポポと言っても白花のシロバナタンポポなど他ざっと40種類ほどもありますが、お散歩をしながらタンポポを見つけたら、セイヨウタンポポかな?日本のタンポポかな?と、確かめてみるのも楽しいです。

ヨーロッパでは、食料として育てられたタンポポ。もしたくさん採れたら、葉をお浸しや胡麻和えなどにするとほろ苦く美味しい一品ができます。また、花や葉をよく洗ってグリーンサラダに混ぜてもよいし、根も火を通して食べられます。
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本日は、園内通信「お知らせ10」をお持ち帰りいただきます。
内容は、
◇ ミニミニ幼稚園ポスターお持ち帰りについて
◇ 写真袋お持ち帰りについて
◇ 雨の日の靴下ご持参のお願い
◇ 園オリジナルレインコートについて
◇ 課外教室入会お申込など

April 13, 2009

●4月13日(月) / シダレザクラ・園内通信

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    <枝垂れ桜>  バラ科  別名 イトザクラ
               学名 Prunus pendula Maxim. f. pendula

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今年も園庭のシダレザクラがよく咲きました。6年前に記念植樹をしたまだ幼木ですが、お庭で遊ぶ子どもたちを見守りながら年々少しずつ大きくなっています。
園内のソメイヨシノに目をやると、早、花びらは落ちて黄緑色の葉が出てきました。すっかり花びらが散ってしまったあとは萼が落ち、最後に赤い実が少しずつふくらんで落ちてくる頃になると、子どもたちも大分新しい環境に馴染んでいることでしょう。

明日は、今日に続き2日目の園庭めぐりですが、あいにくの雨模様となりそうです。今週16日まではまだ午前保育なのであまり時間的なゆとりが持てません。でも、お天気のよい日は少しでも時間を見つけてお日様のもとで遊べたらと話し合っています。
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本日は、園内通信「お知らせ5」「お知らせ6」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
「お知らせ5」
◇ 送り迎えの様子について
◇ お弁当について(17日~)
◇ 課外教室について 
「お知らせ6」
◇ 保護者会のご案内
◇ ちまき(子どもの日)お持ち帰りについて
◇ ひねもす教室生徒募集について

April 9, 2009

●4月9日(木) / ソメイヨシノ・新学期スタート・園内通信

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 <ソメイヨシノ(染井吉野)>  バラ科   原産地 日本 
                    学名 Cerasus x yedoensis (Matsum.) A.V.Vassil.

春休みから咲き始めたお山の桜も、今週に入り満開を迎えています。この種は普通によく見かける桜ですが、葉が出る前から淡ピンク色の五弁花を咲かせてくれます。葉を塩漬けにして桜餅に使用する「オオシマザクラ」と、「エドヒガン」の雑種で、明治時代に染井(東京)から全国へ広まりました。

このお山では、メジロやヒヨドリなどくちばしの細い鳥たちが桜の花の蜜を吸っている姿を見ることがありますが、スズメはくちばしが太いので蜜を吸うことはできません。桜の下を歩いていると、花が一輪ごとポトリと落ちているのを見かけるのですが、大抵は、スズメが花の根もとからくちばしでちぎったものです。ちぎってから、後に残る花の元にある子房の蜜をなめるようです。

また、桜と言えば、満開が過ぎた頃の夜、桜の下を通ると素晴らしい香りが漂っていることに気づくことがあり思わず感激することがあります。それは何とも言えない甘くてパウダリーな香りで、これが桜の香りなのだと思わされます。これは、色んな桜の芳香成分が混ざった香りのようです。
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今週7日の在園児始業式,昨日は入園式を終え、いよいよ本日から歩いての送り迎えが始まりました。ほぼ9時頃には各グループともお山の上に到着し、小さい組さんは年中年長組のお兄さんお姉さんの真ん中でしっかり手をつないでもらったままお部屋まで連れてもらいます。
登園一日目だけど、長い距離を自分の力で歩いてきたという達成感もあるためか、足元の新しいお靴を誇らしげに指さして見せてくれる女の子もいました。自分のお部屋に入ると、刺繍の目印のついた上靴と交換して大切そうに靴箱に納める姿がありました。
朝の各グループお迎えの先生とクラスの先生のお顔をしっかり覚えて、日に日に園生活に慣れていかれるよう願っています。
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本日は、園内通信「お知らせ3」と連絡カードをお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 連絡カードの使用について
◇ 用園児のための総合保障制度のご案内(年少児対象)持ち帰り
◇ 送りグループ変更について

March 18, 2009

●3月18日(水) / 卒園式,新入園児保護者会を終えて~

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ようやく温かな春の陽射に心が和む日々となりました。園は、3学期を見送った後、新入園児保護者会を終え、来る4月からの新年度準備に入っている今日この頃です。

振り返ると、14日(土)卒園式は前日からあいにく雨模様でしたが、お昼頃には春の光が差し込む嬉しい天気となりました。午前中の卒園式で、背中をピンと伸ばして保育証書を受け取る姿は、全員が本当に凛々しく立派な姿でした。保護者の皆さまも同じ思いで見守って下さったことと存じます。その後の卒園記念写真は、あいにく雨が上がる前でしたので、大勢で室内での撮影となりました。ご協力有り難うございました。

ゆきぐみに特設された“お山のレストラン”での楽しい昼食会のあと、続く卒園記念謝恩会では、お母さま方からのリズムバンドやお遊戯のプレゼントなどで賑わい、思い出に残る楽しいひとときでした。
念入りに準備を重ねられた真剣な演奏は、子どもたちもよく知っている楽器の他に、ギターやフルートも仲間入りして少し大人っぽい雰囲気も漂う素敵なものでした。幕が閉じるとともに、子どもたちからも「すごーい!」と思わず歓声が上がったほどでした。歌を歌いながら全員で体を動かした体操も、リズムにのって楽しく、またクイズやマジックなどの楽しい出し物も続きました。

お心づくしの会に心から感謝しつつ、子どもたち一人一人を眺めながら、あまりにも早く過ぎ去ったように感じる三年間の思い出を振り返ったり、一人ずつが絵に描いた「将来の夢」に向かって歩む姿に思いを馳せたり、幸せな時間を過ごさせていただきました。会の締めくくりに保護者代表の方より頂いたお言葉は、この先大切に胸に留め、今後も太郎先生ともども精進していくための糧にさせていただきたいと思います。
会を催して下さったお母さま方と、いつも温かく見守りご協力下さいましたお父さま方に、心からお礼を申し上げます。
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   <ありがとう!子どもたちからもらった花束が満開に/花束贈呈>

March 13, 2009

●3月13日(金) / シロバナジンチョウゲ・園内通信

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    <白花沈丁花>  ジンチョウゲ科   原産地 中国~ヒマラヤ
                 学名 Daphne odora Thunb.

園内の草木の芽も少しずつほころび、すでに春の準備を済ませている様子が見られます。風の中で遠くを見ながらたたずんでいると、よい香りが漂います。先に目をやると、このシロバナジンチョウゲが目に入りました。とても魅力的な香りです。思わず枝を数本もらって、花瓶に飾りました。
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本日は、園内通信「お知らせ78」(年少・年中児用)をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 1学期始業式について ほか 
◇ 保育用品追加注文用紙 など 

March 11, 2009

●3月11日(水) / アセビ・園内通信

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   <アセビ(馬酔木)>  ツツジ科   原産地 日本
                  学名  Pieris japonica (Thunb.) D. Don

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                  アセビの果実

2月下旬~3月下旬にかけて咲く、日本人には昔から親しみのある花木です。学名にjaponicaとあるように、万葉集にも登場する日本古来の花。スズランより小さい釣鐘型の可愛らしい小花が密集して咲いているので、この時季にはあちこちで目にすることができます。
花や葉には有毒成分があり、この木を馬が食べてしびれてしまったことから馬酔木(あしび)とも呼ばれます。果実も枝に残っていました。
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本日は、園内通信「お知らせ76」(年長児用),「お知らせ77」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
「お知らせ76」
◇ 卒園式のご案内
「お知らせ77」
◇ 書道教室作品展のお知らせ
◇ 諸連絡
◇ お引っ越しのお友だちのご紹介
◇ 絵本カードについて
◇ 1年間の「絵のアルバム」について
◇ 「3学期生活発表会ビデオ」について
◇ 下鴨警察よりアンケートのお願い

March 6, 2009

●3月6日(金) / フクジュソウ・園内通信

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      <福寿草>  キンポウゲ科   原産地 日本、東アジア
                学名 Adonis ramosa Franch.

子どもたちの大好きなうた「カレンダーマーチ」の歌詞の中にも、・・・にがつの にわには ふくじゅそう・・・と謡っているように、フクジュソウは春を告げる黄色い花、別名は元日草(がんじつそう)とも呼ばれます。1月~3月、特に自然界では3月に開花する可愛らしい花ですが、種子~開花までには何と5年もかかる耐寒性多年草で、キンポウゲ科のため特に根に多くの毒を持っています。
パッと花が勢いよく開いたところを撮りたかったのですが、どの花びらもほぼ半開きの開花なのは曇り空だからでした。大変光に敏感に左右される花なので、陽射しが当たるとすぐに大きく開花するようです。絶滅危惧種にも入っているため、大切にしたい花でもあります。

また、学名Adonisはギリシャ神話に由来し、猪に殺されたアドニスの死を悲しむ女神アフロディーテの涙と少年の血から生まれたのがフクジュソウと言われています。そう言えば、日本ではフクジュソウと言えば当然のように黄色ですが、ヨーロッパのフクジュソウは赤系(オレンジ系)があります。
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本日は、園内通信「お知らせ75」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 在園児の新年度保育用品代について
◇ クラスお別れ会でのお菓子について
◇ 3学期終了式
◇ 春休み
◇ 今月の絵本貸し出しについて
◇ 3学期活動写真について ほか

March 2, 2009

●3月2日(月) / 明日は桃の節句・園内通信

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   <お内裏さまとお雛さま>

 今年も3月3日雛祭りがやってきます。雛祭りは桃の節句とも呼ばれ、昔から桃の花や白酒などと共に雛飾りをする習慣があります。その昔、災いなどを人形(ひとがた)にして川へ流す風習があり、それが雛人形の起源となっているそうです。ですから、雛人形は、女の子の誕生を初節句でお祝いした後、その子の成長を見守りながら厄を受け取ってくださる有り難いお守りのような存在でもあるわけです。
 毎年、お雛さまを箱から出し入れするのはとても楽しみである一方、取り扱いやお天気に気を遣わねばならない作業でもあります。私の場合、小さな頃に母と一緒に一体ずつお飾りをしていくのは、とても特別な気持ちで嬉しかった思い出があります。そして、大勢のお雛さま方が、私を見守って下さっているという、漠然としたものですが何だかとても嬉しく有り難い気持ちを持っていたことも覚えているものです。
 お雛さまを出すのも片づけるのも、「手を洗ってから」とか「お顔は触らないで」など、お子さんとお約束を決めて、大きくなってからも嬉しい思い出が残る桃の節句の時季をどうぞお過ごし下さい。
 明日は、園より「雛菓子」をお土産にお持ち帰りいただきます。

~うれしいひなまつり~

あかりをつけましょ ぼんぼりに
おはなをあげましょ もものはな
5にんばやしの ふえだいこ
きょうは たのしいひなまつり

おだいりさまと おひなさま
ふたりならんで すましがお
およめにいらした ねえさまに
よくにたかんじょの しろいかお

きんのびょうぶに うつるひを
かしかにゆする はるのかぜ
すこし しろざけめされたか
あかいおかおの うだいじん

きものをきかえて おびしめて
きょうはわたしも はれすがた
はるのやよいの このよきひ
なによりうれしい ひなまつり
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本日は、園内通信「お知らせ74」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 退職の先生のお知らせ
◇ 努力賞お渡しについて
◇ つき組ビデオ撮影について
◇ つき組“卒園大文字登山”について補足
◇ 平成21年度プラン総合保障制度のご案内
◇ 3学期ビデオ申込について  ほか

February 23, 2009

●2月23日(月) /  lovely rose !! ・園内通信

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             <薔薇と緑のアレンジメント>

雪が雨に変わり、氷が融けて水になる頃~という意味で、ちょうど今の季節は「雨水」の中候。なるほど、昨夜は一晩中絶えず雨が降っていましたし、今朝の朝刊の週間天気予報は傘マークがずらり・・・。
お帰りの時、やっと雨が上がったので思わず空を仰いでいると、お天気に詳しい年長児の女の子Rちゃんがやってきて、『でも今週はまだずっと雨が降るらしいよ!』と教えてくれるのでした。まだまだ、ウールのセーターが手放せませんね。薄着でうっかり冷えてもいけませんから、今暫くは気が抜けません。

そんな時季、目にぱっと入る鮮やかな花の色と香りは、心を明るく励ましてくれるようです。これは頂戴したものですが、このフローリストショッププーゼさん(お花屋さん)は、いつか寺町を市役所近くまでぶらりと下がっているときに見つけたとても素敵なお店です。藤井大丸の中にも、小さなコーナーがあります。
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本日は、年中組さんのおうた,リズムバンドの舞台げいこでした。いよいよリハーサルを明日と明後日にひかえ、今日はどちらのクラスも力一杯演奏しました。
おうたは大きなお口を開けてしっかり歌えましたし、リズム演奏では、「タウタウ ストスト」(タはタンバリン、ウはウッドストック、スはスズ、トはトライアングル)や「ウチウチ ソトソト」等、楽器の演奏順の覚え方があるのですが、それを声に出してつぶやきながらの演奏も聞こえてきて、クラスみんなで一生懸命に練習を重ねてきた努力のあとがそのまま見えるような、大変微笑ましいリズムバンドの発表でした。
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本日は、園内通信「お知らせ72」「お知らせ73(年長児用)」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
「お知らせ72」
◇3学期生活発表会のご案内
◇住所変更のお友だち
「お知らせ73」 
◇年長児“卒園大文字登山”について

February 9, 2009

●2月9日(月) / センダンの実・園内通信

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    <栴檀(センダン)の果実>
       センダン科  学名 Melia azedarach L. var. subtripinnata Miq.

この実は何でしょう?
実は、お山の麓を見上げてみると、遥かに見上げる大木があります。春5~6月頃には、薄紫の花が咲きますが、先日、石段を上ろうとしていると、上から白っぽい実がポトリ、またポトリと、まるで拾ってほしいとばかりにたくさん落ちている最中でした。
これは、よく街路樹などに使われている「センダン」の木の果実です。軸がついたまま落ちてきたものもあります。

この実を天日で乾燥させたものは、苦楝子(くれんし)と言って、鎮痛剤などに用いられます。また、木は、建築材料やラケット,下駄などに使われるようです。
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本日は、園内通信「お知らせ70」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 卒園アルバムについて
◇ 実習生のご紹介
◇ 園児の健康について

January 30, 2009

●1月30日(金) / スイセンと甘夏みかんとネーブル・園内通信

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 <スイセン(ニホンスイセン)>  ヒガンバナ科  原産地 地中海沿岸地方
                     学名 Narcissus tazetta L. var. chinensis

宅配便で届いた箱を開けるなり、春を待つみかんの甘酸っぱい香りが広がりました。そしてその中央には、さり気なくスイセンの花が添えられているという農園の素敵な演出に感動してしまいました。
これから、伊予柑,ポンカン,セミノール,ハッサクなどが美味しい季節がやってきます。

スイセンは、この辺りでもちょうどよく見られる時季になりました。現在、このお山の途中にもたくさん咲いているところがあります。地中海から中国を経て随分古くに日本に渡来したようですが、何と言ってもスイセンは香りが魅力だと思います。
スイセンが一面に咲く名所として、福井県の越前海岸,淡路島の黒岩水仙郷などがあります。今が一面に咲き誇っている見頃でしょう。
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本日は、園内通信「お知らせ69」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 豆まきについて
◇ ミニミニ幼稚園のお知らせ
◇ 小学校入学説明会及び半日入学の日のお帰りについて
◇ 平成21年度プラン総合保障制度のご案内について

January 23, 2009

●1月23日(金) / パフィオ・リズムバンド・園内通信

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    <パフィオペディラム>  ラン科  東南アジア原産
                     学名 Paphiopedilum

学名のパフィオ(paphio)はビーナス(女神アフロディーテ)、ペディルム(pedilum)はギリシア語でサンダル
を意味し、別名“女神のスリッパ”とも呼ばれるように、大きな袋状の唇弁(ポケット)が独特の洋蘭です。

この大きなポケットは何のためにあるのでしょうか?上からのぞくと中に何かを入れられるくらいの袋になっています。はじめは、植物園の温室で見た食虫植物の類かなと思いましたが、実は、花の香につられてやってきた虫が袋の中に入り、出ていく時に雌しべに花粉をつけてくれるしくみになっているようです。
東南アジア一帯に分布し80種類もの原種があり、花も長い間咲いてくれます。何となく、顔みたいでイヤ・・という人もいますが、個人的には惹かれる花でもあります。
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<年中リズムバンド>
先日、年中組で、みんなの好きな楽器の一つタンバリンを使って「リズムチェック」を行いました。よく知っている曲だったので、事前の少しの練習で結構上手くリズム取りができました。このリズム取りを手がかりの一つとして、リズムバンドの受け持ち楽器を決定します。毎年、マーチ曲とおうたで始まる曲の二曲に取り組みますが、今年は人数の加減から一曲ごとに楽器を持ち変え、一人が二つの楽器を演奏することになります。いよいよ昨日からは、おうたの練習が始まりました。徐々に楽器練習も進んでいきます。

「年中リズムバンド」は、曲選びから各楽器の構成に至るまで、子どもたちの人数や園内の楽器の種類により、既成の楽譜を利用するのではなく、各クラス毎に一からオリジナルに組み立てた手作りのリズム演奏を行っています。指揮のもと、トライアングル,スズ,ウッドブロック,タンバリンなどが奏でる各音色をベースに、大太鼓,小太鼓,シンバルが曲を引き締め、ピアノ演奏とともにクラスが一体となって練習を重ねていきます。保護者の皆さまには、発表会までの約1ヶ月の子どもたちの取り組みを、温かくお見守りいただきますようお願いします。
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本日は、園内通信「お知らせ68」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 保護者会のまとめ ほか
◇ 退園のお友だちについて

January 16, 2009

●1月16日(金) / バンダ・園内通信

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     <バンダ>  ラン科  原産地 インド,オーストラリア 
               学名 Vanda sp.

冬は、室内で楽しめる蘭の花が多く出回りますね。何と言ってもこの「バンダ」は、シンビジュームやカトレアなどにはない鮮やかな青色や紫色がとても魅力的なので大好きな蘭です。
インド,オーストラリアの熱帯林の木の枝などに生育し、白く太い根を樹皮に張り巡らせて樹皮から栄養を吸収して生育する「着生植物」と言われます。
蘭の花はどれもが大変鮮やかなので、一輪挿しに飾るだけでも辺りを明るくしてくれます。
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昨日よりも今日は特に、園内の溝や水たまり,バケツの上にしっかりと氷が張っています。最初に登園した子がすかさず見つけて、続いてやってきたお友だちが次第に増え、輪になりみんなで観察している姿が見られます。日中も手を真っ赤にしながら、まだ残っている氷を大切そうにビニール袋に入れる姿があります。寒さなんて構っていません。風の子の子どもたちは、ワクワクする遊びを身近に見つけながら、冬の太陽が温かく照らす中を、今日も思いっきり走りまわっています。
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本日は、園内通信「お知らせ67」をお持ち帰りいただきます。
内容は、
◇ 保護者会について
   *2学期保育写真展示のお知らせ
◇ 就園奨励費について
◇ かいが展のご案内

December 18, 2008

●12月12日(木) / もうすぐクリスマス!・園内通信

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       <クリスマスリース/自然の恵みで作ったもの>

クリスマスには、葉や花で作ったリースをドアなどに飾る習慣があります。リースは輪を意味し、終わりがない永遠の意味でもあります。ギリシャ・ローマ時代には、花や枝、葉で作った丸いリースを宴の席で用いたり、賞を授けたりしたことに起源があるようです。

クリスマスリースで思い出すのは、幼稚園のとき。12月に入る頃になると、礼拝堂の天井から鮮やかなモミの木で作られた大きなアドベントクランツが吊され、そこへ一週間ごとにろうそくが一本ずつ灯されてやがて四本になり、そうして近づいてくるクリスマスを心待ちにしながら過ごしていたことが懐かしく思い出されます。

この上の写真は、夏に伸びすぎたカヅラの蔓をカットしてクルクル巻いていたものの上に、ノイバラの実をからませ、マツボックリ,ドングリ,センニチコウの花など手近にあった植物を載せたもの。いつの間にか娘が作ってくれたのですが、普段真ん中にはロウソクを置いて飾っています。
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今年も、幼稚園にサンタさんが来て下さいました。昨日の、各クラスおたのしみ会の時でした。
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「ここは、階段がいっぱいだ。 プレゼントを落とさないように、いち、に、さん・・・」
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   「さあさあ、次は月ぐみさんに行くよ。きっとみんなよい子だろう。」
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   「ここはちゅーりっぷぐみさんだ、おやおや、よい子が大勢いるよ。」
   「ほしぐみさんも、メリークリスマス!」

あと一週間でクリスマス。今朝、年少児のSちゃんは、お家でのクリスマスのお楽しみについて、ニコニコ顔でこっそり教えてくれました。子どもたちに、夢がいっぱい届きますように。
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本日は、園内通信「お知らせ64」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 諸連絡
◇ 年長児の2学期の俳句について

December 12, 2008

●12月12日(金) / フユイチゴ・園内通信

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     <フユイチゴ(冬苺)>  バラ科  日本,東アジア原産
                     学名 Rubus buergeri Miq.

フユイチゴの蔓に赤い実がなって、今年もまた冬が来たことを教えてくれます。園庭につづく「ひみつの森」から向こうへ下りた小川の周辺も、きっと今頃は赤い実をたくさんつけていることでしょう。
このフユイチゴ、実はとても甘くて天然のビタミンCがたっぷりです。本来、ヨーロッパのクリスマスケーキには、この冬の時季にだけできるフユイチゴの種類のものが飾られていたようです。
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本日は、園内通信「お知らせ63」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 「クラスお楽しみ会」で使用するお菓子について
◇ 今学期の保育について
◇ カプラ教室について
◇ 住所変更のお友だち
◇ 福音館図書のお持ち帰り
◇ パンフレット持ち帰りについて
◇ インフルエンザ予防~など

December 5, 2008

●12月5日(金) / イタリアンベリー・おちば・園内通信

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   <イタリアンベリー>   ユリ科  原産地 ヨーロッパ南部
                    学名 Smilax aspera

秋の初めにはきみどり色だったナンテンの実もすっかり赤くなったこと・・!と思いつつ、お山を下りて出かけた先のお馴染みのお花屋さんで出会いました。実のものはどれも素敵ですが、これは今までに見たことがないタイプ。ハート型の葉はヤマノイモの葉にも似ているし、ユリ科のサルトリイバラにも似ています。
実はイタリアからの輸入だそうで、ガラス瓶に無造作に入れこぼれ落ちるような赤い実を楽しんでいます。
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      <おちばのアレンジ>    Fちゃん作
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     「ならんだならんだ」     「一枚ずつ丁寧に水をつけていくよ」

そう言えば、昨年の紅葉の時季にもこの溝の縁に、色とりどりの落ち葉がずっと並べてあったことを思い出しました。思わず「Fちゃんだったの~!前もしてたでしょう」と聞くと、「そうだよ」と、黙々と葉っぱを並べていきました。そこへ女の子もやってきて、一緒に完成しました。
『落ち葉そうめん』だそうで、“流しそうめん”からイメージが沸いたようです。
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本日は、園内通信「お知らせ62」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ お招き会のメンバーについて
*「お知らせ61」は、年長児用でした。


December 2, 2008

●12月2日(火) / スダジイ・園内通信

 「府立植物園にて」
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 <スダジイ>  ブナ科  原産地 日本  別名 ナガジイ,イタジイ 
           学名 Castanopsis sieboldii (Makino) Hatusima ex Yamazaki et Masiba
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             スダジイの大木を見上げると

見上げるほどの大木。下には実がたくさん落ちています。昔からシイの実と言えばこの種のことで、細身の円錐状卵形ドングリで可愛らしい帽子(殻斗)を被っている独特な形です。渋みがないドングリなので、カリッと歯で割って、中の実はそのまま食べられます。甘味があるほどです。
5月~6月に花が咲き、2年型ドングリのため果実は翌年に成ります。葉や果実は漢方薬にしたり、殻斗は下痢止めにも使われるとのこと。
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本日は、園内通信「お知らせ61」(年長児のみ)をお持ち帰りいただきます。
内容は、
◇ 園長先生との家庭教育相談について

November 21, 2008

●11月21日(金) / シリブカガシ・園内通信

  「府立植物園にて」
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   <シリブカガシ>  ブナ科  分布 近畿以西,四国,九州,台湾
                学名 Pasania grabra Oersted.

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1.5㎝~2.5㎝ほどの中型ドングリで、2年に一度果実がなる2年型のドングリ。「シリブカガシ」と言う名のとおり、果実の底面中央部がへこんでいるのが特徴。嬉しいことに、このドングリを手の平で擦ってみるとピカピカに光ってきます。オリーブオイルを一滴使えば、更に光沢が増します!
植物園正門玄関を入ってすぐ右手、また、クスノキ並木の途中から大芝生地に入る辺りなどにも見られます。
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本日は、園内通信「お知らせ60」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 年賀状について
◇ 暖房費について
◇ お弁当の保温について
◇ 11月後半現在の子どもたちの健康について
◇ 「福音館」のおすすめする図書のご案内

November 14, 2008

●11月14日(金) / ハナミズキ・園内通信

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       <ハナミズキ>(アメリカヤマボウシ)  ミズキ科
        学名 Benthamidia florida (L.) Spach

紅葉の季節!園内は、朝から真っ赤なサクラの落ち葉があちこちに落ちていて、みんなの目を楽しませてくれます。

あまりに見事な美しさに紅葉していたのは「ハナミズキ」の葉。これは、イチョウがきれいに色づく理学部構内を歩いていて見つけました。
ハナミズキは、4~5月に花が美しく咲き(花のように見えるのは実は総ほう片ですが)、果実が秋に成ります。北アメリカ原産で、街路樹や庭木として見られます。
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本日は、園内通信「お知らせ59」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ カプラ教室について
◇ 「PHP推薦図書」のご案内
◇ 新入園児さんのご紹介
◇ 実習生のご紹介

October 30, 2008

●10月30日(木) / コムラサキ(小紫)・歯科検診(年長児)・園内通信

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   <コムラサキ> クマツヅラ科  別名 コシキブ(小式部)
              学名 Callicarpa dichotoma (Lour.) K. Koch

一般に、これを「紫式部(ムラサキシキブ)」と呼んでいますが、正しくは「小紫(コムラサキ)」という名です。
夏には淡い紫色の花が咲いていましたが、秋になり今年も実をつけてくれました。
クマツヅラ科の同属のものに、ヤブムラサキ,シマムラサキほか、多くの種類があります。
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本日午前中、ヒラノ矯正歯科クリニックより山下和夫先生に来ていただき、年長児歯科検診を行いました。一人ずつ咬合,歯列,顎関節,歯の状態をじっくりと診ていただき、最後は「ありがとうございました」とご挨拶をしました。
各クラス約1時間ほど必要ですが、自分の順番が来るまでの時間と、診察が終了してから続いて椅子に座り最後の人が終わるまで待つ時間の両方を、よく頑張って待つことができたと思います。僅かに話し声はあるものの、全体的に「今はどうするべきときか」をよく理解して「待つ」ことができたのは、さすがに月ぐみさんでした。
検診結果の詳細は、それぞれ明日お持ち帰りいただく予定です。一般歯科医院(虫歯など),矯正歯科医院(歯並び・咬み合わせなど)を受診される際にご活用下さい。
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本日は、園内通信「お知らせ57」「お知らせ58」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
「お知らせ57」
◇ 園児募集ポスターのお礼など
◇ 敬老会ご出演について
◇ 歯科検診について
◇ 就学時健康診断の日の送りについて
「お知らせ58」
◇ フリー参観のご案内

October 24, 2008

●10月24日(金) / ポリゴナム(姫蔓蕎麦)・園内通信

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 <ポリゴナム> タデ科   ヒマラヤ原産  別名 ポリゴナム(Polygonum)
            学名 Persicaria capitata (Buch.-Ham. ex D.Don) H.Gross
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一般には、ヒメツルソバと言うちょっと美味しそうな名前で呼びますが、最近園芸店では、「ポリゴナム」と言う洒落た名前で出ています。
お山の中では石の間から咲いていたり、お山のふもと近くでは壁面を覆うようにカバーしてして、なかなか強健な性質のようです。ほぼ通年咲いているように思いますが、この花のポイントは葉の紅葉が美しいところでしょう。これからの寒い季節は、ちらっと目に入る赤い葉っぱがよく映えます。
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先週のお庭での“焼きいも”につづき、この一週間は、秋の「おだんごづくり」で賑わいました。子どもたちは、丸めるのがとてもお得意の様子。それもそのはず、粘土あそびで鍛えた!要領で、いろんな大きさのおだんごが出来上がります。真っ白にゆであがったおだんごに、ゴマとみたらしあんがかかったものが園長室にも届き、食後に頂戴しました。
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本日は、園内通信「お知らせ55」カプラ教室について(送りグループ変更届つき)、「お知らせ56」月ぐみ就学時健康診断について、をお持ち帰りいただきました。

October 20, 2008

●10月20日(月) / 聖護院だいこん,青首だいこん・園内通信

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        <聖護院だいこん・青首だいこん>  アプラナ科
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          みてみて! 『よーい、ドン』と、今にも走り
          出しそうな形がユニークなお大根
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秋~冬にかけて、お大根が美味しい季節がやってきました。
九条葱,壬生菜,加茂茄子などと同じく京野菜として有名で、どっしりと丸い形をしたものは「聖護院だいこん」。元々は長大根だったそうですが、170年ほど前に、尾張の国から奉納された大根を京都の聖護院周辺で作るうちに丸大根になったのだそうです。

京都では毎冬12月中ばに、中風除けを祈願し千本釈迦堂で「大根焚」が行われます。あつあつのとろけそうな「聖護院だいこん」のお味が、寿命を延ばしてくれることを願って長い行列ができます。
似た形の京野菜に、千枚漬の材料で有名な“聖護院かぶら”がありますが、大根と蕪は葉の形が違います。

その季節の地野菜は、体にとって何より有り難く大切なものです。長大根とはひと味違った甘みがありとろけるような柔らかさになる丸大根は、炊き合わせやおでんなどなど、どんなお料理にしていただこうかしら・・・と考えるのもまた楽しみです。感謝。
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本日は、園内通信「お知らせ54」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 敬老会出演について

October 17, 2008

●10月17日(金) / ホトトギス・ハラオカメコオロギ・園内通信

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     <ホトトギス>  ユリ科   原産地 日本
                 学名 Tricyrtis hirta (Thunb.) Hook.

我が国で、古くから愛されてきた日本原産の植物です。この時季になると毎年花をつけてくれます。花は白地に紫色の鮮やかな斑点。茎が少し垂れ下がるような形で先に花が咲いています。
名前の由来は、花びらの斑点模様が鳥のホトトギスのお腹の模様に似ていることからつけられました。花の色が、黄色の種類もあります。
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  <ハラオカメコオロギ> 分布 本州,四国,九州,種子島
                  学名 Loxoblemmus arietulus.
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          はねを広げ擦り合わせて鳴きます
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    メスのあとを追います        オスは背中の柄が独特

別名オカメコオロギ。エンマコオロギより僅かに小さめで、よく草原にみられるコオロギです。年長さん達が虫かごに何十匹と捕まえたコオロギを、降園前には自然に返してあげる・・・ということで預かっていたら、「リリリリー、リリリリー・・・」と2個の虫かごから虫の呼び合うよい声が聞こえてきました。コオロギの鳴き声をBGMに昼食をしたのは初めてでしたが、なかなか風情あるひと時でした。

コオロギの仲間は成虫になるとはねを擦り合わせて鳴きメスを誘います。オスは別のオスを威嚇して、縄張りを主張して戦います。虫かごの上から、メスの後を追いかけているオスの様子を観察していたKちゃんは、「オスがけっこんしよう!って言っているのかなあ~」と呟いていました。

お山の夜は虫の声に包まれています。リーンリーンとスズムシが、チンチンチンとカネタタキが、リー・リーという大きな声はアオマツムシ。耳を澄ませて聞き比べするのも楽しいです。バッタの仲間は鳴きません。
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本日は、園内通信「お知らせ53」と「運動会ビデオ販売のお知らせ」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
「お知らせ53」
◇ 京都府からの補助金確認書について
◇ 運動会ビデオのお知らせ
◇ Y先生(昨年度末退職)の結婚式について

October 15, 2008

●10月15日(水) / アベマキのドングリ・園内通信

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   <アベマキ>  ブナ科 コナラ属  原産地 日本,中国,ヒマラヤ
              学名 Quercus variabilis Bl.
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高い木の下にコロンと落ちていた大きな実は、「アベマキ」の果実。葉や実もクヌギに似ていますが、一回りほど大きいようです。クリほどのイガイガではないけれど、大きな殻斗(ドングリのぼうし)に覆われてなかなか見応えのあるドングリです。西日本の雑木林でよく見られ、樹皮はコルク層が発達してコルクの代用や薪炭材などに使われます。
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いよいよ秋が深まりつつある10月半ば、登園した子どもたちの手の中にはいろんなドングリが溢れんばかり。今朝は、年長児の男の子と女の子が、集めた木の実に似合うきれいな色の落ち葉を探していました。子どもたちとともに、実りの季節を謳歌したいものです。

早速今日は、先日のおいも掘り遠足で掘ったお芋を使って、年長児さん達がお庭で焼き芋をします。予めみんなで森へ行き、集めておいた落ち葉で焼き芋をするのです。
そろそろ香ばしい匂いがしてきそうです・・・!
晴天のもと、年中児さんは森の中へ落ち葉拾いに出かけたところです。
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本日は、園内通信「お知らせ51」「お知らせ52」をお持ち帰りいただきます。
内容は、
「お知らせ51」
◇ 第59回運動会について
◇ 秋のお芋掘り遠足について
◇ クラス担任との個人面談について
◇ 時代祭について
◇ 年長児対象歯科検診について
「お知らせ52」(年長児対象)
◇ 進学小学校について
◇ 卒園写真について

October 6, 2008

●10月6日(月) / クリ・園内通信

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 <栗>  ブナ科  原産地 日本,中国,北アメリカ,地中海沿岸地方
        学名 Castanea crenata Sieb. et Zucc. 
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秋が深まるにつれ、お山のナラ類,カシ類,クヌギ,アベマキなどの果実(ドングリ)が色濃く実ってきています。
また、ドングリの仲間と同じブナ科の樹木「クリ」も、トゲトゲの殻斗(イガ)に覆われた実がいよいよ落ちてきました。見上げると、たくさんの実がなっています。

秋の味覚を代表するクリには、私たちが食する“ニホングリ”、天津甘栗で知られる“チュウゴクグリ”、マロングラッセや栗のジャムに使われている“ヨーロッパグリ”、そして今は栽培される数が少なくなった“アメリカグリ”があります。

日本では縄文時代から食料として栗が使われてきましたし、今もお料理やお菓子の材料となる身近なものです。栗にはカリウム,食物繊維,ビタミンC,ビタミンBなどが豊富に含まれているため、是非秋の味覚の一つとしていただきたいものです。
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気候の変化とともに、日々体調管理が難しい季節でもあります。
本日は、保育中に体調を崩され発熱などでお帰りのお子さんが結構いらっしゃいました。行事が相次ぐ時期でもありますので、お家に帰られたらゆっくりと過ごされ、食欲のない場合は温かいスープなどで体を温め早めにお休みになるなどお大事をとって下さい。
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本日は、園内通信「お知らせ50」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 運動会延期について
◇ 役員・誘導係のお申し込み・競技参加について

October 1, 2008

●10月1日(水) / ヒガンバナ・園内通信

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    <彼岸花>  ヒガンバナ科  原産地 日本,中国
              学名 Lycoris radiata Herb.
              別名 曼珠沙華(マンジュシャゲ)

ちょうど今頃の9月半ば~末にかけて、川辺や田畑のあぜ道などでよく見られる鮮やかな美しい花。学名リコリス(Lycoris)はギリシャ神話の女神リコリスが由来で、ラディエイタ(radiata )は放射状の舌状花をもつの意味。日本では、秋のお彼岸の頃から咲き始めることでついた名前です。
別名の曼珠沙華は、仏教の経典の中でおめでたいことが起こる兆しを表す花で、「天上の花」の意味があるそうです。ヒガンバナには白花曼珠沙華と呼ぶ、白色もあります。
また、根の部分にはリコリンという毒があることが知られています。何度も水でさらせば取れるので昔の人は食料にも使用したようです。

ヒガンバナは、他の植物が休眠している冬の間にしっかり葉を出し光合成でエネルギーを蓄え、夏場にその葉はなくなってしまい球根の状態で休眠し、秋になり突然のように花が咲き出す時には葉はなく花だけが咲いています。植物が強くたくましく生き抜くための知恵なのでしょうけれど、何だかユニークで不思議です。
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本日は、園内通信「お知らせ48」「お知らせ49」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
「お知らせ48」
◇ 運動会について *参加内容の確認について
◇ 開催にあたってのお願い
「お知らせ49」
◇ 秋の遠足のお知らせ
◇ つき組踏水会参加費用について

September 26, 2008

●9月26日(金) / アオジソ・キボシカミキリ・園内通信

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       <紫蘇>  シソ科     原産地 中国南部
               学名 Perilla frutescens (L.) Britton var. crispa
                   (Thunb.) H.Deane f. viridis (Makino) Makino 
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            <シソの葉の上のセセリチョウ>

花が咲き終わって、実がなりかけているアオジソ。白い花がたくさん咲きます。別名をジャパニーズバジルと言うように、日本では昔から、薬味や天ぷらなどに欠かせない植物です。丈夫な一年草で、毎年こぼれ種で育ちます。
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    <キボシカミキリ>  学名 Psacothea hilaris hilaris
                  分布 本州,四国,九州,対馬

夏~秋にかけて、イチジクの葉を見るとよく見られるのは「キボシカミキリ」。イチジクやクワの葉を食べます。背中にはきれいな黄色の斑点があり、触角がとても長いのが特徴。

夏場によく見かけるのは、標準(約3㎝ほど)の大きさのキボシカミキリですが、これは大分成長したからか4~5㎝くらいはあったように思う。元気で長生きしてほしい。
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本日は、園内通信「お知らせ46」「お知らせ47」をお持ち帰りいただきました。
「お知らせ46」
◇ 運動会「役員,誘導係,各種競技」について
◇ 総合練習について
◇ 今月末お帳面のお預かりについて
「お知らせ47」
◇ 絵本の貸し出しについて
◇ 第2回家庭教育セミナー開催のお知らせ

September 22, 2008

●9月22日(月) / ニラの花・園内通信

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      <韮(にら)>  ユリ科   原産地 東南アジア
                 学名 Allium tuberosum Rottl.

ニラの花が咲いていました。葉からぐんと伸びた花はたくさんの小さな花の集まりで、中に茶色い虫がとまっているのが見えます。花ニラとニラは、また別の種類になります。

ニラの葉はご存じのように、卵とじ,にらまんじゅう,お手製餃子の具などのお料理に使います。
匂いの成分アリシンが強いですが、大変青々とした葉はビタミン,ミネラル,カロチンがとても豊富で、疲労回復や風邪予防には欠かせません。
私の場合、熱したオリーブオイルにまずガーリックを入れ、たっぷりのニラとほうれん草や小松菜,白ねぎ,人参,木くらげ等のきのこ類に、予めよく火を通した新鮮な牛レバーか豚レバー(ヘム鉄,ビタミンB摂取のため)を合わせ、中華風に味つけをしていただきます。
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本日は、園内通信「お知らせ45」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 母子競技について
◇ 役員・誘導係再募集について

September 19, 2008

●9月19日(金) /ヤマハギ・園内通信

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 <山萩> マメ科  原産地 日本,中国,朝鮮半島
        学名 Lespedeza bicolor Turcz.  別名 エゾヤマハギ 

朝、萩の花の間から、元気にお山に上がってくる子どもたちが見えかくれします。
萩は、すすき,葛,撫子,女郎花,藤袴,桔梗とともに秋の七草の一つで、一つずつの花はとても小さくチョウがハネを広げたような形ですが、株になって垂れ下がるように咲いて、秋風に揺れる様子などは大変趣があります。
この時季にいただく「おはぎ」は、この萩の花が広がって咲くところが小豆が散らばった様子に似ているところから「萩のもち」、「おはぎ」という名前がついたそうです。

また、萩の花と言えば、「出町柳駅」を下がった東側の常林寺は「萩の寺」として有名です。ピンクや白の萩が境内一面に咲く様子はなかなか見事です。
少し遠方になりますが、奈良の百豪寺の萩も大変素晴らしいです。いま時分から9月一杯くらいは咲いているでしょうか。娘の小さな頃に、彼岸花が咲く山辺の道を、随分歩きながらようやく辿り着いたお寺でした。とても懐かしく思い出します。
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日中の園内は、あちらこちらから運動会のお遊戯曲が流れ、クラス毎にまたは学年合同で、毎日子どもたちは各種目の練習に励んでいます。
本日の「お知らせ43」で運動会保護者役員,誘導係のご協力のお願い、「お知らせ44」で各競技のご案内をさせていただきました。どうぞ皆さま奮ってご参加下さいますようお待ちしております。

September 10, 2008

●9月10日(水) / コナラの若いドングリ・ハンミョウ・園内通信

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   <コナラ> ブナ科  原産地 日本,朝鮮半島
           学名 Quercus serrata Thunb. ex. Muuray

9月に入ったお山の中は、いろいろなドングリの実がしっかりとふくらんできています。これは、ことりぐみの横にあるコナラ。熟すにつれて茶色くなります。
木の下に落ちていた帽子つきドングリを、早速見つけて手にする子もいます。
昔の人は、ドングリの実を、アク抜きをして食べていました。コナラの木は、薪や炭にしたり、シイタケ菌をうえつけるホダ木にも使われています。
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   <ハンミョウ>  別名 道おしえ
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           学名 Cicindela chinensis japonica

毎年、夏休みになると出現し、お山の石段を先へ先へと誘導してくれるのは「ハンミョウ」。別名を道おしえと言うように、人間の歩く前を、飛びながらこまめに移動するのがユニークな昆虫。
夏休み後、園内のあちこちにいくつもの小さな穴が出来ているのに気づいた子は、「これは、きっとハンミョウの幼虫が成虫になって出てきた穴だよ」と目星をつけています。
とても動きが速い昆虫ですから、容易には捕まえられません。虫かごのフタをとって追いかけたり、帽子の中にハンミョウを捕まえたりしながら、キラキラ光るメタリックの体を観察します。
私の小さな頃、夏に修学院の赤山神社の境内に行くと、砂地にたくさんのハンミョウがキラキラと光りながら動いているシーンをよく見ましたが、今はどうなのでしょうね。懐かしい思い出です。
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本日は、園内通信「お知らせ42」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 平成20年度私立幼稚園保育料軽減補助について
◇ 写真代について
◇ お忘れ物のお知らせ

September 5, 2008

●9月5日(金) / 落ちてきた青柿・園内通信

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         <柿> カキノキ科  原産地 日本,中国
               学名 Diospyros kaki L

お山の道を歩いていると、目の前にいきなり何かがぽとんと落ちてくることがあります。ミカン,木の実などさまざまです。
つい先日目の前に落ちてきたのは、少し色づいた青柿でした。この種は、橙色の実になってから吊しておくと甘くなる渋柿ですが、見上げるとすでにたくさんの実がたわわになっていました。近くの栗の木も、すでに大きくなった実をたくさんつけています。
自然によって生かされている私たちは、こうして季節の移ろい、深まりを思う時、「昨日、今日を元気に生きられた、また明日も元気に生きていける」という確かな実感をもち、心から嬉しくまた有り難く思えるものではないでしょうか。体の具合のよくない時などは尚更のこと、目の前にある当たり前の自然を見て生きていられることに感謝したい気持ちで一杯になります。

一方子どもたちは、朝から青や緑の小さな実を手の平いっぱいに握っています。とんがり帽子のついたクスの実をあっちにもこっちにも見つけ、喜々として集めている姿はとても幸せそうです。
昨日は、美しいピカピカのタマムシが目の前のサクラの木に羽を広げて飛んできて、登っていく様子をちょうど集まっていた子どもたちと見守る時間もありました。その様子を最後までしっかりと見つめていた子は、「ずっと向こうの一番高い竹の木の上まで飛んで行ったよ」と教えてくれました。草間でバッタやカマキリと戯れる姿も見られます。
運動会の練習も徐々に進んでいます。お庭遊びでは、夏の名残のツクツクボウシの声を背に、夏から変化しつつある自然に触れられる楽しい9月になればと願っています。
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本日は、園内通信「お知らせ41」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 一昨日の保護者会の内容について
◇ 園児の住所等変更のお知らせ
◇ 北白川幼稚園バレーボール部からのお知らせ

September 1, 2008

●9月1日(月) / 野葡萄とアオドウガネ・園内通信

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  <ノブドウ(野葡萄)>  ブドウ科  原産地 日本
                  学名  Ampelopsis brevipedunculata (Maxim.)
                      Trautv. var. heterophylla (Thunb.) Hara
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                           <アオドウガネ>
夏の最中にも葉が繁り、美しい青,紫,白など多彩に色づけされた果実をつけるのは蔓性の「ノブドウ」。ところが、今夏はお山にコガネムシ類が非常に多く繁殖し、サクラの葉でもエノキの葉でも、またこのノブドウの葉でも「なんでも食べるの?」と聞きたくなるほどたくさんいて葉をかじる音が聞こえてきそうでした。
上のコガネムシ科の「アオドウガネ」は、ノブドウの実を食べていました。実の中に産卵した場合には、果実が大きくなって赤くなり「虫えい」をつくります。
ヤマブドウと違い、ノブドウの実は食べられません。観賞用ですね。
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子どもたちの元気な笑顔がいっぱいに戻ってきた園内でした。今日は始業式後はすぐに降園しますが、明日からはお弁当も始まります。2学期も元気いっぱいで過ごしましょう。
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また本日は、午後2時~第1回入園説明会を行います(第2回は9月10日(水)午後2時~です)。後半は体験入園も行いますで、お子さん同伴でお越し下さい。なお、本日の各新聞折り込み広告に「入園募集及び入園説明会のお知らせ」が入る手筈でしたが、業者さんの大きな手違いが発生しました。広告が入っていないことのお問い合わせもいただいております。来春入園ご検討の方には誠に申し訳ございませんが、本日午後2時~、または10日午後2時~、お繰り合わせの上ご来園下さいますようお待ち申し上げております。
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本日は、園内通信「お知らせ38」「お知らせ39」「お知らせ40」(ふれあい秋祭りご案内)、他グループ変更届,連絡カードをお持ち帰りいただきましたのでお確かめ下さい。

July 14, 2008

●7月14日(月) / ヤブカンゾウ・園内通信

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         <薮萱草(ヤブカンゾウ)> ユリ科 中国原産
         学名 Hemerocallis fulva L. var. kwanso Regel
         別名 オニカンゾウ,アキノワスレグサ

今年は、例年よりも少し早めに咲きそろった「ヤブカンゾウ」。キツネノカミソリとともに、橙色がとても鮮やかな花です。中華材料店ではこの花のつぼみを乾燥した金針菜(きんしんさい)がありますが、水で戻してスープに入れると美味しいです。葉も食べられて、根は生薬として用いられます。和歌の中では、夏の季語(忘れ草)として登場します。
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本日は、園内通信「お知らせ37」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 夏期保育のスケジュールについて
◇ 2学期始業式日程
◇ 年長児で行った俳句について
◇ 園児募集業務(願書お渡し,募集ポスター掲示,新聞折り込み広告等)は、
   9月1日~、願書受付は10月1日~です。
◇ 夏休み中のおやくそく

July 11, 2008

●7月11日(金)  / キツネノカミソリ・オオセンチコガネ・園内通信

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      <キツネノカミソリ>  ヒガンバナ科  日本原産
                     学名 Lycoris sanguinea Maxim

毎年今頃になると、山のあちらこちらで咲いているのは「キツネノカミソリ」。春先にのびる細長く白っぽい葉が、キツネの剃刀(かみそり)のようだと言うのが名前の由来だそうです。キツネの・・というのは、花がとても艶やかで、キツネの色のようだということでしょうか。

学名のLycoris(リコリス)はギリシャ神話に出てくる女神の名前で、花の色がとても美しいところから由来します。園芸店では、リコリスの名前で売られています。
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        <オオセンチコガネ>  学名 Phelotrupes auratus

夏の園内では、クロアゲハ,アカタテハなどのチョウが飛び、ノコギリクワガタ(今年は多い),オニクワガタ,チビクワガタ,ゴマフカミキリ,コフキコガネなどなど、たくさんの種類の昆虫に遭遇します。子どもたちとは、次はきれいなタマムシが来ないかなあ・・!シロスジカミキリがいないかなあ・・などと話をしながら、お庭に出て色んな昆虫に出会えるのが楽しみです。

今朝、子どもたちの登園時に、今年初めて現れたこの「オオセンチコガネ」はコガネムシの仲間。私たちの目の前を勢いよく飛びまわり、大きく円を描きながら第3園舎にすんなり入って行ったのを見て、後を追いかけたUくんが捕まえました。センチコガネより少し大きく、赤,緑,るり色の三色がありますが、これは赤色メタリックのタイプのオオセンチコガネ。キラキラして美しいです。

  『せんせい、これ明日まで預かってくれる?』
  「明日って幼稚園あったっけ?」
  『あ、お休みだ・・、じゃあ、月曜日まで?』
  「わかった。じゃあ、月曜日に見てまた逃がしてあげようね」
  『エサ入れてあげといてな!』
  「何を入れたらいい?」
  『フンムシやし、フンやなあ。』
  「何のフンを入れる?」
  『さっきの鳥のフンにしよっか!』
  「そ、そうやね(^^;)」

フンはやめにして、フンのような土のかたまりを探して飼育ケースに入れたら、早速土を相手に何やら取り組んでいる様子。昆虫ゼリーを入れてみたら、すぐさま体ごとカップの中に入ってもう出てきません。キノコも食べるそうなので、また入れてみよう。

数年前の冬、子どもたちが捕まえた土入りのセンチコガネが入っていたケースの中身を取り出したところ、中から小さな丸い土の塊(土まゆ)が数個でてきました。何だろう?と不思議に思いつつ、土と一緒に元に戻してそのままそっとしておいたら、初夏になって中から成虫のセンチコガネが二匹出てきました。フン虫*の仲間なので、フンで土まゆを作り中に卵を産みつけ、中で幼虫~サナギになり羽化したのでしょう。土まゆには、小さな穴が開いていました。

{*フン虫・・・動物のフンに集まりフンで土まゆをつくって中に卵を産む。ふ化した幼虫はフンを食べて大きくなる。辺りのフンのお掃除をしてくれる、有り難い昆虫。}
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本日は、園内通信「お知らせ36」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 尿検査,ぎょう虫検査の結果報告
◇ 京都市就園奨励費について
◇ 1学期生活発表会ビデオお持ち帰りについて

July 7, 2008

●7月7日(月) / ブッドレア・園内通信

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             <ブッドレア>  フジウツギ科
             学名 Buddleja davidii Franch.

ほしぐみの前に、枝を大きく広げて咲いているブッドレアはチョウが大好きな花。イギリスではバタフライブッシュと呼ばれますが、この花が咲き出すといよいよ本格的な夏がやってきます。
穂状に咲いた花はよい香りがして、アゲハ,クロアゲハ,アカタテハ,オオスカシバ(昼間に飛ぶスズメガの仲間),ハチなどの憩いの場所となっています。どこからとなく、いろんなチョウが集まってくるから不思議です。ほかに、薄紫,ピンク,白,黄色などがあります。
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本日は、園内通信「お知らせ34」「お知らせ35」(別紙、生活発表会ビデオ申込書)をお持ち帰りいただきました。
内容は、
「お知らせ34」
◇ 祇園祭の日の保育について
◇ 1学期生活発表会ビデオ申し込みについて
◇ 保育で描いた絵について
◇ 「福音館夏の本」について
◇ 「お誕生ありがとう運動について」
◇ 「就園奨励費について」
◇ 1学期終了式について
◇ チラシ類お持ち帰りについて
「お知らせ35」
◇ 就園奨励費について

June 30, 2008

●6月30日(月) / アジサイ・セミの幼虫,ノコギリカミキリ・園内通信

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  <紫陽花> アジサイ科   原産地 日本 
  学名 Hydrangea macrophylla (Thunb. ex Murray) Ser. f. macrophylla

これはアジサイでも、ブルーがかったもの。土壌が酸性の場合土の中のアルミニウムがとけ出すので、花色がブルーになるようです。日本の土壌はもともと酸性気味のため、アジサイと言えばこの色が多いイメージがあります。土壌がアルカリ性に傾くと、ピンクから赤みがかった色になります。リトマス紙の反応と逆ですね。
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   <アブラゼミの幼虫> 学名 Graptopsaltria nigrofuscata
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もうすぐセミの鳴き声が響く夏がやってきます。これは、石の下にそっといて、
地上へ出て羽化する時期を待っているアブラゼミの終齢幼虫。
枯れ枝などに産み付けられた卵は翌年の梅雨の頃にふ化し、幼虫は土に
もぐり、木の根からしるを吸って大きくなります。
卵期間が1年、幼虫期間が4~6年、成虫になるまでにとても長い時間が必要
です。

      <ノコギリカミキリ> 学名 Prionus insularis
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6月半ばより、子どもたちがお山の中でよく見つけるのは「ノコギリカミキリ」。
これは体も大きく、触角の部分が鋸の刃のようにギザギザになっているのが特徴。
力が強く大変元気に動き回り、大顎が発達しているので噛まれるととても痛い。
「気をつけて」と声をかけるが、体の両脇をしっかりと掴んで平気でつかまえる子ども
たちもすごい。

夜行性なので、夜には家の灯火に向かって飛んでくる。夜中に賑やかな音をたてて
飛び回るので、羽音でつい目を覚ましてしまうほど。しかし、日中にかけても活動して
いるので、よほど元気なのだろう。羨ましい限り。
幼虫は針葉樹の根や切り株を食べて育ち、数年かかって成虫になる。
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本日は、園内通信「お知らせ32」「お知らせ33」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
「お知らせ32」(年長児用)
◇ 月ぐみ水泳教室について
◇ 月ぐみ視力検査について
「お知らせ33」
◇ 尿検査,ぎょう虫検査について

June 27, 2008

●6月27日(金) / カシワバアジサイ・園内通信

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   <柏葉紫陽花>  アジサイ科(ユキノシタ科)  原産地 北アメリカ
                学名 Hydrangea quercifolia Bartr.

淡い黄緑色をした円錐状の花穂をつける頃から楽しませてくれるアジサイは、八重咲き品種の「カシワバアジサイ」。鉢植えから地面におろしたら、株が大分大きくなりました。葉の形が一般のアジサイとは異なり、柏の葉に似ているのがこの名の由来。本来、アジサイは日本原産種ですが、この種は北アメリカ原産で、テネシー州~フロリダ州、ミシシッピ川周辺で多く自生しているそうです。
1700年代に、アメリカの植物学者ジョン・バートラム親子よって発見されたという花。
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本日は、園内通信「お知らせ31」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 1学期生活発表会のお知らせ
◇ 左京地区バレーボール大会の結果報告

June 23, 2008

●6月23日(月) / アジサイ・ラミーカミキリ・園内通信

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 <紫陽花> アジサイ科   原産地 日本 
  学名 Hydrangea macrophylla (Thunb. ex Murray) Ser. f. macrophylla

市内の街路樹にも、色とりどりの紫陽花が植えられていて今がいちばん美しい季節。紫陽花は実は日本原産の花です。この種も、本州や四国の沿岸地域の林の中に自生していた野生のガクアジサイを改良した園芸種で、普通、紫陽花と言えばこの花をさします。私たちの小さな頃から、一番身近に咲いていた種類ですね。

園芸店で見られる紫陽花の品種は年々増えており、花がグリーンのままのものや、花びらのピンクやブルーの部分が斑入り(ふいり)のもの、また、アンティーク風の渋い色合いのものなど・・多種多様の園芸種を目にします。何と今年は、レインボーカラーの多彩な色づけがなされた紫陽花が開発されていて、それをテレビで見たときにはびっくり。すでに紫陽花ではなく、何もそこまで・・・と、とても微妙な気持ちになりました。
他に、ヤマアジサイ,ツルアジサイ,コアジサイ,タマアジサイなど、紫陽花にはいろいろな仲間があります。
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<ラミーカミキリ> カミキリムシ科  学名 Paraglenea fortunei(Saunders, 1853)

夏になると、いろいろな昆虫が少しずつ姿を現してくれるお山の中で、この梅雨の合間にも時折姿が見られるのは、水色が美しい小型の「ラミーカミキリ」。イラクサの周辺でよく見かけるので調べてみると、江戸時代後期、繊維をとるための植物(ラミー=カラムシの葉)とともに外国から長崎に入り、その後各地に広まったようです。名前も、このカミキリムシの食草のラミーからついたそうです。成虫は他に、イラクサ,ムクゲの葉も食べます。西日本で見られる昆虫。
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来週末の1学期生活発表会に向けて、各お部屋からは耳馴染みのお遊戯曲が聞こえてきます。精一杯練習をしたら、今日もお庭に賑やかな声が響きました。
雨上がりの今日は、カタツムリは勿論のこと、サクラの樹液がたくさん落ちていたり、ハムシやオトシブミ,ゾウムシなどを、花壇の花の中や木の葉の上に結構見つけることができます。樹液の塊をサクラの葉の上に乗せたものを大事そうに手に持って、昆虫が見つかったらその樹液を食べさせてあげようという訳です。大人には目を細めても見づらいほどの小さな虫の形の特徴を子どもたちはしっかりと認識して、ハムシなのか、オトシブミなのか、ゾウムシなのかを見分けながら図鑑を開く姿があります。
梅雨があけたらいよいよ夏本番、チョウや昆虫などのいろいろなお客さんがいっぱい来てくれるといいですね。
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本日は、園内通信「お知らせ28」「お知らせ29」「お知らせ30」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
「お知らせ28」
◇ 内科診断の総括
「お知らせ29」
◇ 今月末お帳面のお預かりについて
◇ 新入園児さんのご紹介
◇ 左京地区PTAバレーボール大会のお知らせ
◇ お預かり品のお知らせ
「お知らせ30」
◇ 悪天候の場合の保育について

June 16, 2008

●6月16日(月) / ホタルブクロ・園内通信

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    <蛍袋>  キキョウ科  原産 日本~朝鮮半島
            学名 Campanula punctata Lam.

毎年ホタルが飛ぶ6月になると、この釣り鐘形のホタルブクロも咲いてくれます。名前の由来は、花が下向きに垂れているから“穂垂る袋”という説と、ほたるという呼び名の提灯がありそれを“火垂る”と呼んでいたから・・という説などがあるようです。
お庭の向こうをちらりと見たところに満開に咲いていますが、子どもたちはまだ気づいていない様子。また一緒に見てみましょうね。
この愛らしい花を、お吸物や胡麻和えでいただく習慣が日本には残っています。
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本日は、園内通信「お知らせ26」「お知らせ27」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
「お知らせ26」
◇ 福音館のおすすめ図書
◇ 「幼稚園児総合保障制度被保険者証」のお持ち帰りについて
◇ 忘れ物のお知らせ
◇ 園長先生からのお知らせ
「お知らせ27」
◇ 内科診断について

June 10, 2008

●6月10日(火) / キンシバイ・園内通信

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     <キンシバイ(金糸梅)>   オトギリソウ科  中国原産
                        学名 Hypericum patulum Thunb. 
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        キンシバイ                     栗の花
今日は予報通り、お昼からは夏日のようです。この陽射しにも負けず、日中はしんなりとしているアジサイをよそ目に、生き生きと咲いているのはキンシバイ。ちょうど梅の花を拡大したような形で、美しい黄色の花びらが5枚と長い金の糸のような雄しべが見事です。

晴天のお陰で、今日は各学年とも青空のもとを元気いっぱい駆け回っていました。また子どもたちの好きな“ベニカミキリ”もたくさん飛んでいて、しかも数名が素手で捕まえたようでした。子どもたちと一緒に移動しながら、「この辺はベニカミキリが何だかよく飛んでいるね」などと、話をしていたのでした。その後、その近くにあったこの花にカメラを向けたファインダーの中に、赤いベニカミキリの姿がチラリと映ったのです。カメラを外して空高くを見てみると、このキンシバイの植え込みを目がけて飛んでくる沢山のベニカミキリの姿を見つけました。どうやらこの花が好きだったようです。そして、すぐ近くに満開に咲いている栗の花にも集まっていました。

昆虫の命は短いけれど、太陽が燦々と照りつける中、満開の花の間を羽を思いっきり広げて飛び交う姿はお見事でもあり、今この一瞬を懸命に生きている姿は尊いとさえ思えます。
子どもたちが純粋で輝いているのも、今を精一杯生きることができるからでしょう。お庭で大縄跳びをする子、鉄棒をする子、小さな花を見つける子、虫さがし不思議なものさがしに余念のない子、みんなそれぞれ無心になり取り組んでいる姿は何より輝いています。私たち大人も、そうありたいものです。
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本日は、園内通信「お知らせ25」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 第2回ふれあいサタデーのご案内

June 6, 2008

●6月6日(金) / 白バラマニングトンカスケード・ベニカミキリ・園内通信

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      <マニングトンカスケード>   Mannington Cascade

今年も、気がつかないうちに咲いてくれていた芳香のあるマニングトンカスケード。イギリスのMannington hallで偶然に発見されたという古い種類のバラ。
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 <ベニカミキリ> 学名 Purpuricenus temminckii.

真っ赤なボディーのベニカミキリは、幼虫の頃は孟宗竹などの竹の中で育ち、サナギから成虫になると穴をあけて外に出てきます。このお山では、5月半ば頃から小型のベニカミキリがよく飛ぶ日がありますが、それを子どもたちは素手で上手く捕まえます。

このベニカミキリは、すこし大きめサイズ。昆虫好きの年長児の男の子の手から腕を歩き回り、「キィキィ」とカミキリムシ特有の鳴き声を出す姿は確かに可愛らしいものです。
みかんやクリの花が好きらしいので、山の中のクリの花を取って与えてみました。お腹が空いていたのでしょう。しっかりとしがみついて、花を食べていました。
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本日は、園内通信「お知らせ23」「お知らせ24」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
「お知らせ23」
◇ 家庭教育相談について
◇ 園児に関するお知らせ
◇ お誕生ありがとう運動について(別紙あり)

「お知らせ24」
◇ 本日の避難訓練について

May 30, 2008

●5月30日(金) / テイカカズラ・園内通信

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  <テイカカズラ(定家葛)>  キョウチクトウ科   原産 日本
                     学名 Trachelospermum asiaticum
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           ツルが垂れ白い花をつけている  

4月末から、石段周辺にぎっしりと小さな白い花をつける「テイカカズラ」は、20年近く前に小さな苗をたった一つ植えたもの。花はよく見ると風車のような形をしていて、小さいのに大変魅力的な香りを持っている。蔓性で、新芽を伸ばしてはそこからしっかりと根を下ろし、上へ上へと這い上っていく強い品種。和名テイカカズラは、藤原定家の恋のお話から連想してつけられた名称とのこと。
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本日は、園内通信「お知らせ22」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 父親参観のご案内

May 23, 2008

●5月23日(金) / ハニーサックル・ヤツメカミキリ・園内通信

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      <ハニーサックル>  スイカズラ科   原産 日本
                     学名 Lonicera japonica Thunb.
                     別名 ニンドウ(忍冬),キンギンカ(金銀花)

もう長い間咲いてくれている石段横の「ハニーサックル」。いつか苗を植えたいなあと思っていたら、知らない間にかツルが延びて小さな花を咲かせているのに気づきました。鳥が種をはこんでくれたのか、一年ごとにたくさんの花を咲かせ、クチナシのような麗しい香りを漂わせてくれる嬉しい花。ミツバチもとても嬉しそう。はじめは白色の花が咲き、次第に花色が黄色に変化するため、金銀花とも呼ばれます。
ハニーサックルの香りの石鹸,入浴剤などをよく見かけます。とてもよい香りです。
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  <ヤツメカミキリ>
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  カミキリムシ科  学名 Eutetrapha ocelota /朝方の園内にて
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     よいしょ、よいしょ            グルーミング中 (左前足で)               
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    やっと葉に乗れたよ                  とぶっ!
     
カーキ色の体で、頭部から背中にかけて黒色の斑点が規則的に並んでいる小型のカミキリムシ。背中に八つの斑点だからヤツメ・・なのだろう。ウメ、サクラなどの幹に集まる。

5月。自然の中で、子どもたちの元気は溢れんばかり。小さな虫や大人には見えないほどの小さな花も見逃さずに観察している姿がある。あちこちで歓声が上がると仲間が次々に集まってくる。
「何だろう、何がいたのだろう?」。私も子どもたちとともに好奇心を共有する、嬉しい日々がある。
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昨日は、園内通信「お知らせ20」「お知らせ21」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
「お知らせ20」
◇ 七夕用品について
◇ 園児に関するお知らせ
◇ おやまのミニミニ幼稚園開催のお知らせ
「お知らせ21」
◇ 保育参観のご案内

May 14, 2008

●5月14日(水) / アキグミの花・オトシブミって?・園内通信

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     <アキグミ>   グミ科  原産地 日本,中国,韓国
                学名 Elaeagnus umbellata Thunb.

ふと気づいたアキグミの花。4月末から5月にかけて、ささやかな白っぽい花を咲かせています。秋10~11月頃には、甘酸っぱい赤い果実をたくさんつけます。果実は、ジャムや果実酒にも使われます。
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オトシブミを見つけたよ。パラの葉の上に二匹いて、何やら始めようという気配・・・。
この季節、オトシブミのメスは、お好みの葉の上で幼虫のためのゆりかごづくりを始めます。朝の園内には、思わぬところにこのオトシブミのゆりかごが落っこちているのを見ることもあります。眺めていると、オトシブミのお母さんの素晴らしい知恵といのちの大切さを感じます。
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 オトシブミがいた! これは、“ヒメコブオトシブミ”。体は6~7mmとても小さい。
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 主脈をかんで葉を巻きやすくして、くるくると形を整えながら巻いていくよ。
 ほら、ゆりかごの出来上がり!葉を少し巻いた頃に中に産卵し、ゆりかご
 を完成させました。中で幼虫がサナギになる種類と、ゆりかごを地上に落と
 した後、幼虫が土の中でサナギになる種類がいます。
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これからの季節は、お庭に出ればいろいろな生き物に出会えます。最近、少しずつカミキリムシの種類が出てきましたし、クロアゲハ,アオスジアゲハなどの蝶も気持ちよさそうに飛んでいます。年少さんにかかわらず年長さんもダンゴムシはやはり大好き。カルシウムが必要なので、苔のついたコンクリート塀には必ずいます。今日、子どもたちと見つけた大きなお母さんダンゴムシは、いよいよお腹に白い卵を抱えていました。

最近は図鑑を見て、この虫を見つけるには何処に行けばよいのか見当をつけて探しにいく子もいます。なかなかのアイデアですね。エサとなる葉のまわりを探すわけです。「きっといる!」と思って体を動かさずに見ていると、ふと目の前に現れてくれることがあります。あちらから姿を見せにくるのです。これは、何にも代え難い嬉しい瞬間です。

過日、滋賀県立琵琶湖博物館のファーブル展を訪れました。南プロヴァンスの空き地で、虫を追い続けたファーブルの見事なコレクションも展示されていました。8月末まで開催されるようです。
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明日の天気予報は「晴れ」です。葵祭も無事実施されることでしょう。
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本日は、園内通信「お知らせ19」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 父親参観日について
◇ 園児名簿に関するお知らせ
◇ PHP推薦図書のご案内

May 7, 2008

●5月7日(水) / 竹の子・自然の恵みをいただく・園内通信

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   <孟宗竹のタケノコ>  イネ科   原産地 中国  
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          「たけのこごはんとタンポポの胡麻和え」

日本には、孟宗竹,黒竹,真竹などその他いろいろありますが、世界には約600種の竹があるそうです。地下茎が横に長く伸びて、4月後半に「パン、パン」と竹がはぜるような音がしたら、そろそろ竹の子が顔を出します。

今年は、タケノコがたくさん生えてくれました。雨が降る度にグングン成長しますから、一日に50cm~1m近く伸びることもあります。ここ数年は、山の奥で食べ物を失ったイノシシ(夜行性)が、毎年のように夜中に数匹で出没してはすっかりタケノコを食べ尽くしてしまいましたが、今年は別の場所に食料を見つけたのか夜中にやって来ている気配はほとんどありません。久しぶりに、生き生きとした青竹が大きく成長してくれるよう願っています。

また、伸ばすべき竹と間引く竹との見分けをつけながら、造園業さんが竹やぶの手入れを毎年してくださいます。その中の自然の恵みを一部いただき、“竹の子ごはん”をつくりました。横にあるのは、このお山に生える“タンポポの葉の胡麻和え”です。ほろ苦みがあって、案外美味しくいただけるのです。
自然の残っている野原などには、いろいろな食べられる葉っぱがあります。よい香りのするヨモギを摘んで、ヨモギ団子などを作っても楽しいですね。ヨモギは花の咲く前が栄養があります。
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明日は、いよいよ春の親子遠足です。お天気は晴れ、降水確率もゼロのようです。ほぼ問題なく実施できるでしょう。
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本日は、園内通信「お知らせ15」「お知らせ16」「お知らせ17」(別紙送りグループ変更届つき)「お知らせ18」(ふれあいサタデーご案内)をお持ち帰りいただきました。
内容は、
「お知らせ15」
◇ 京都三大祭り休園について
◇ 母の日のプレゼントお持ち帰りについて
「お知らせ16」
◇ 家庭訪問日程など
「お知らせ17」
◇ 送りグループ変更開始について
◇ 夏用スモックご用意のお願い
「お知らせ18」
◇ 第1回ふれあいサタデーのご案内
   (参加申込書つき)

May 2, 2008

●5月2日(金) / フジ・粽(ちまき),柏餅

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               <満開に咲いた藤棚のフジ>
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                  (花びらのアップ)
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    <フジ>  マメ科  原産地 日本   別名 ノダフジ(野田藤)
            学名 Wisteria floribunda (Willd.) DC.

この春は、なぜか鳥のさえずりが例年よりも非常に賑やかです。桜の頃から今もなお、多くのウグイスの鳴き声が山中に響きわたるので、早朝に目覚めてしまうこともしばしばです。勿論今では、「ホー、ホケキョ」のさえずりもすっかり板について、今日の日中などもそれは気持ちよさそうに、「キョ キョ キョ キョ キョ・・・」と、飽きることなく何度もリフレインを続けているほどです。

そして、ここお山にクマンバチの羽音が聞こえてきたら、このフジの季節。今年もよく咲いたフジの花房は、長いもので60㎝~70㎝ほどはあるでしょう。日本固有種のフジは、このノダフジとヤマフジの二種。他に、シナフジやアメリカフジなど外国産の多くの種類もある美しい花です。
またフジは、観賞用のみならず食用としても我が国では使用されてきました。房ごと揚げる美しい花穂の天ぷら,和え物,佃煮など、また若葉をお茶にしたり、花も葉も食される風流な歴史が日本には残っています。
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             <粽>                         <柏餅>

本日は、子どもの日を前に、お一人ずつに「ちまき」をお持ち帰りいただきました。お休みされた方には、連休明けの7日にお渡しいたします。

端午の節句といえば、健やかな子どもたちの成長を祈って鯉のぼりをあげ、「ちまき」や「柏餅」をいただきます。ちまきは、平安時代に中国の端午の節句が伝来したときに伝えられたそうで、抗菌作用のある熊笹に包まれた趣ある代表的な京菓子の1つ。熊笹が手に入れば自家製ちまきも手作りできます。一方、柏餅の由来は日本独自のもので、柏の葉を二つ折りにして餡が入ったお餅を包んだ形。ともに、今の時季ならではの自然の恵みに感謝したい大変風情ある和菓子です。是非、子どもたちの世代にも伝えていきたいものです。
このちまきも、「鍵善」さんが特製でお作りくださいました。感謝。
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明日より、連休に入ります。お風邪,水ぼうそうでお休みの方も数名いらっしゃいますが、7日にはまた元気なお顔に会えますことを楽しみにしています。

April 30, 2008

●4月30日(水) / ヤマブキ・園内通信

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<ヤエヤマブキ> バラ科  原産 日本,中国   <ヤマブキ> バラ科  原産 日本,中国
  学名 Kerria japonica (L.) DC.           学名 Kerria japonica (L.) DC.
        f. plena C.K.Schn.

お山には、一重と八重の二種類の山吹が咲いています。桜が散って、ツツジが咲き始めた今もなお、長い期間春の色添えをしてくれる嬉しい花。ヤマブキ色と言えば、子どもたちもよく知っているこの花の色のこと。
一重咲きの、白色のシロバナヤマブキの種類もあります。
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本日は、園内通信「お知らせ12」「お知らせ13」「お知らせ14」
別紙**園児の健康について**ほかを、お持ち帰りいただきました。
内容は、
「お知らせ12」
◇ 出席カードについて
◇ 月末お持ち帰り品について
「お知らせ13」
◇ 春の親子遠足について(別紙案内図添付)
「お知らせ14」
◇ 家庭訪問について

**園児の健康について**
◇ 紫外線対策として
◇ 手洗い,うがいについて
◇ 発熱について

April 25, 2008

●4月25日(金) / シャガ・鯉のぼり・園内通信

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    <シャガ>   アヤメ科  中国原産   別名 胡蝶花
              学名 Iris japonica Thunb.
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白い花びらの中に、紫と黄色の模様が入っていて、このお山に最近確実に増えてきた花の一つ。草間に群生して清楚なイメージで咲いている。学名にjaponica(日本の)とありますが、大分昔に日本に入ってきた中国原産の花だそうです。

「せんせい、この花なんて言うの?」と聞くのは女の子。そう言えば何人かの女の子が聞いていました。「シャガって言うなまえよ」と言うなり、「あっ、知ってる。わたしはシャンシャンって呼んでるの」と言うのは年長児のMちゃん。素敵な呼び方です。それからしばらくお花の話になりましたが、やはり女の子はお花が好きなようです。一方、男の子はやっぱり昆虫ウォッチングがお好みで、虫かご片手に幼虫,いろいろなサイズのアリ,ダンゴムシなどを追いかけています。図鑑を片手に「この虫、ゴミムシかと思ったらマイマイカブリだったよ・・」と言っていたのは、年長児の男の子Yちゃんでした。
今日の園庭は、子どもたちの花が所狭しと元気に咲き乱れ、近く5月が来るのがとても待ち遠しいところです。
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     <やねよりたかい こいのぼり>
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毎年、子どもたちが登園する前にそっと鯉のぼりをあげているのですが、今日はtomoko先生と子どもたちのヘルプにより、無事青空高くに鯉のぼりが舞い上がりました。綱や鯉をしっかりと持って支えてくれて、賑やかで頼もしい男の子たちでした。
カメラを向けていると、「せんせい、あのこいのぼり、空気満タンやなあ!」と言うのには笑いました。本当にそのとおり。来週一杯は、お山の空高くにお目見えする予定です。
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本日は、園内通信「お知らせ11」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 電話連絡テストを終えて
◇ 園児の健康管理に関して
◇ 写真袋お持ち帰りについて(年少児入園式写真持ち帰り)
◇ 雨の日の靴下ご持参のお願い
◇ 園オリジナルレインコートについて
◇ 課外教室についてのご連絡

April 24, 2008

●4月24日(木) / シャクナゲ(石楠花)・園内通信

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    <アズマシャクナゲ>  ツツジ科  原産地 日本
                    学名 Rhododendron degronianum

サクラにつづいて私たちを楽しませてくれる花に、「シャクナゲ」があります。これは、お山の奥に咲いている日本原産のアズマシャクナゲ。白に微かに淡ピンクが添えられて、とても優しい雰囲気があります。現在では、シャクナゲの園芸品種が多くなり、西洋シャクナゲの中には、花も大きくカラフルな彩りのものも多く見かけるようになりました。
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本日は、園内通信「お知らせ10」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 電話連絡テスト実施(明日)のお知らせ です。

April 21, 2008

●4月21日(月) / サトザクラ(八重桜)・園内通信

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 <サトザクラ>(八重桜 関山)  バラ科  原産地 日本
                      学名 Prunus×yedoensis cv. Sekiyama

何となく、甘い春の空気が漂っているような一日でした。園内の桜の花が散ったあとには、たくさんの萼(ガク)が落ちてきています。一方、桜の時期はもう終わったのに・・・という、この4月半ば頃から咲き出す八重桜の代表的な品種「関山(カンザン別名セキヤマ)」は今が満開。お山の奥にあって、枝から垂れるように花がたわわに咲いています。花びらは約5㎝ほどあり、一重を代表するソメイヨシノなどと比べると、何十枚もの花びらがなかなか美しく華やかです。「桜湯」でいただく、桜の塩漬けに使われる品種でもあります。
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今日はとてもよいお天気でしたので、元気にお外遊びができました。学年毎に園庭に出て思い思いに過ごした後は、お待ちかねのお弁当の時間。年少児さんの中には、朝到着するなりおかばんからそっとお弁当を取り出し、確認している微笑ましい姿もあります。大事なお弁当が入っているから、ちゃんと掛けておこうね・・・と声をかけると、しっかり自分の場所に置いてから、次にやってくるお友だちの到着を待ったり、お椅子に座ってお話している姿があります。お部屋のお友だちにも先生にも、大分慣れてこられた頃です。今週も一日一日、大事に過ごしていきましょう。
明日からは、いよいよ2時降園となります。帰宅後は十分に休養され、また明日へのエネルギーを充電なさって下さい。
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本日は、園内通信「お知らせ9」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ お忘れ物のお知らせ
◇ 遠足の日程について
◇ ミニミニ幼稚園ラミネートポスターお持ち帰りについて
◇ 課外教室お申し込みについて
◇ お休みの日の「お知らせ」のお届けについて

April 17, 2008

●4月17日(木) / シデコブシ・園内通信

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<四手辛夷(シデコブシ)>  モクレン科  別名 ヒメコブシ 原産地 日本 
               学名 Magnolia stellata (Sieb. et Zucc.) Maxim.

あら、モクレンかな?コブシかな?っと間違えそうになるけれど、これは山の奥に咲いている「シデコブシ」。ほのかに淡いピンク色が愛らしい。街路樹として時折見かけることがありますが、この種もモクレンなどと同じく、葉が出る前に先に花が咲きます。写真の奥の方に見える花は、毛に覆われたつぼみが割れて開き始めたところのようです。このシデコブシも、絶滅の危険が増大している種類の一つ。
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本日は、一日中雨。それでも健気に、レインコートに身を包んでみんな元気に登園しました。雨の中を頑張って上ってきたので、年少児さんの中にはお部屋の前で少し涙がでることもありますが、いつものようにお部屋に入れば一安心の笑顔も出てきました。帰りも雨でしたので、どうしても体のあちこちが濡れてしまいます。冷たくならないように、帰宅されましたらお着替えをされて十分お大事をおとり下さい。
一日一日の積み重ねで早一週間が過ぎました。明日からはいよいよお弁当!背中にはお母さんの愛情こもった手作りお弁当を背負っての登園、とても楽しみですね。降園は、1時半となります。
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~お忘れ物です!~
本日のお手紙に書き忘れましたが、昨日の保護者会の会場(第3園舎)に婦人傘のお忘れ物がありこちらに届いています。黄緑,茶色,グレーの細ストライプに茶色の縁取りがあり、革製の細い柄の物です。お心当たりの方は、園までご連絡をお願いします。お申し出がない場合は、来週にお出しするお知らせにて掲載させていただきます。
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本日は、園内通信「お知らせ8」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 保護者会でお話した内容のまとめ
   ①現在の各クラス、送り迎え状況について
   ②年間行事予定について
   ③園児名簿と電話連絡テストについて
   ④課外教室・ひねもす教室・カプラ教室について
   ⑤その他
◇ 「幼稚園児のための総合保障制度」のお申し込みについて
   (新入園児対象)
 *別紙、園児の送迎についてのプリントあり

April 16, 2008

●4月16日(水) / レンギョウ・園内通信

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     <連翹(レンギョウ)>  モクセイ科  原産地 中国
                     学名 Forsythia japonica Makino

これもミツバツツジと同じく、葉が開く前に花が咲く春の木の一つで、鮮やかな黄色が特徴です。小さい頃の遊び場の近くに、毎年春になると一面レンギョウの茂みができる場所がありました。その近くを通るのが、子ども心ながら嬉しかったことを思い出します。環境の変化によっては、絶滅危惧の可能性がある種類とのこと。大事にしたい気持ちになります。
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本日は、園内通信「お知らせ7」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 園児名簿について
◇ 「お山のミニミニ幼稚園」について
◇ 「山びこクラブ」開催のご案内

April 14, 2008

●4月14日(月) / ミツバツツジ・園内通信

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      <三葉躑躅>   ツツジ科    原産地 日本
                  学名 Rhododendron dilatatum Miq.

早春から、葉よりも先に可愛らしいピンク色の花が咲く「ミツバツツジ」。園庭からお山の奥に目をやると、結構の高さがある木に毎年明るく咲いているのが見えます。花によっては横から眺めたとき、おしべやめしべが上向きにカールしている様子が何とも愛らしい。通りがかりの郵便屋さんが、思わず携帯で写真を撮っておられたり・・・。このミツバツツジも春を知らせてくれる嬉しいお山の花の一つです。
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本日は、園内通信「お知らせ5」「お知らせ6」の2号をお持ち帰りいただきました。
内容は、
「お知らせ5」
◇ 送り迎えの様子について
◇ お弁当について
◇ 課外教室について(課外教室申込書つき)
「お知らせ6」
◇ 保護者会のご案内
◇ “ちまき”のお持ち帰りについて
◇ 「ひねもす教室」生徒募集について

April 11, 2008

●4月11日(金) / シダレザクラ・園内通信

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 <枝垂れ桜>  バラ科  学名 Prunus pendula Maxim. f. pendula
            別名 イトザクラ

今年もよく咲いてくれた園庭の2本のシダレザクラ。シダレザクラは、日本各地に自生し長寿の桜として有名なエドヒガン(江戸彼岸)が原種だそうですが、花色の濃淡,一重や八重など多くの種類があります。シダレザクラと言えば、京都では円山公園(なかなか老齢?だから立派)や植物園西側の賀茂川沿いも美しく、また伏見醍醐寺など有名なシダレザクラの名所があちこちにあります。
平安時代に糸桜として和歌に出てくるところから、イトザクラとも呼ばれています。
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昨日の雨天があがり、今日は子どもたちの元気な声が園内に響きました。新年度登園二日目となりましたが、朝は2,3人の年中長児さんが年少児さんの手をつないで、お部屋までしっかり送り届ける微笑ましい姿が見られます。
新入園児さんにとっては、昨日できなかったことが今日はできたり、昨日は緊張で涙も出なかったけれど今日は先生の顔を見てほっとして涙が出たり、お帰りではお母さんを思い出されて、「おかあさん」と呟きながらもお友だちに手をひかれつつ頑張って帰ることができたり、日一日と重ねるごとに確実に成長されています。来週からは、保育時間も少しずつ延長し週末にはお弁当も始まります。この週末はゆっくりとご家庭で休養され、また元気なお顔に会えるのを楽しみにしています。
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昨日は園内通信「お知らせ3」、本日は「お知らせ4」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
「お知らせ3」
◇ 「連絡カード」のご使用について(連絡カード添付)
◇ 幼稚園児のための総合保障制度ご加入のご案内(新入園児対象)
◇ 送りグループ変更について
「お知らせ4」
◇ 保育袋・諸費用袋について
◇ 住所変更届について
◇ お誕生絵本について
◇ 「お知らせ3」の補足
◇ 園児さんに関するお知らせ
*幼稚園バレー部のお母さま方より、新入部員募集のお知らせ添付

April 9, 2008

●4月9日(水) / 第59回北白川幼稚園入園式

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  <ソメイヨシノ> バラ科  学名 Prunus x yedoensis Matsumura

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 ~お庭のソメイヨシノ,シダレザクラが今年も満開に咲いてくれました~

昨日の新年度始業式につづいて、本日は満開の桜に包まれ無事入園式を行うことができました。会場内に座られたお子さんを眺めていますと、お母さまとご一緒に今日の日を待ちわびていらしたご様子で、それは嬉しそうにどのお子さんもニコニコされていたのが大変印象的で嬉しく思いました。
そして式後は、園庭で各クラス毎に記念写真を撮影しました。写真は、少し幼稚園生活に慣れてこられた頃に、お手元にお届けできると思います。

さて、明日よりいよいよ幼稚園生活が始まりますね。朝から送り迎えもスタートします。保護者の皆さまには、決して急がず焦らずお子さんの一日一日の成長をお見守りご支援いただけたらと存じます。幼稚園のメンバー一同で、毎日楽しみにお待ちしております。どうぞよろしくお願いいたします。
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              『よろしくおねがいします!』
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             <祇園 鍵善さんのお饅頭>
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本日、それぞれのご家庭に、入園をお祝いして園よりお持ち帰りいただきました紅白のお饅頭は、ご縁あって、祇園 鍵善さんが特別にお作り下さいました。鍵善さんは子どもたちの食育のためにもと、小豆を使った体によい品をひとつ一つ大切に手作りされています。
お饅頭を半分にしてみると、私の大好きな粒あんが二重に包まれていて、一口いただくと小豆のよい香りが広がります。白の方はこしあんですよ。どうぞお楽しみにご賞味下さいましたら幸いに存じます。

January 29, 2008

●1月29日(火) / クスノキの果実・園内通信

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  <クスノキの果実>  クスノキ科  原産地 中国,日本  別名 クス  
                 学名 Cinnamomum camphora (L.) Presl

お山の奥には何本かのクスノキの大木がありますが、園内には木馬の上とゆきぐみクラスの上に木があります。クスノキは4月に白い花が咲き、11月~冬の間に濃い紫色を帯びた黒い実が熟し、毎日ポツリポツリと落ちてきます。登園した子どもたちの小さな手の平には、いくつかのクスの実が大事そうににぎられていることがあります。
クスノキの葉や実は、手で擦るとよい香りがし、お料理の香りづけに使うローリエ(月桂樹)やシナモンと同じく、クスノキ科の仲間です。一般には、神社の境内や街路樹に植えられたり、樟脳の原料でもあり防虫効果があるために、仏像,木魚,家具などに使用されます。

むかし、くす玉鉄砲という細い竹筒で鉄砲をつくり、玉のかわりにクスの実を入れて飛ばす昔あそびがあったそうです。私の小さな頃は、プラスチックのおもちゃの鉄砲だったので、鉄砲玉がなくなったときに、近くにある植物の実を入れて飛ばしました。柔らかいネズミモチの実を入れたら、実が中に詰まってしまったことを思い出しました。
クスノキの果実は、スズメやヒヨドリ,カラスの好物、春の柔らかな葉は、アオスジアゲハの幼虫の大好物です。
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本日は、園内通信「お知らせ79」をお持ち帰りいだきました。
内容は、
◇ 節分の豆まきのこと
◇ おやまのミニミニ幼稚園(2月,3月)のご案内
◇ 小学校入学説明会及び半日入学の日のお帰りについて(年長児)
◇ 健康に関するお知らせ

January 24, 2008

●1月24日(木) / センリョウ・園内通信

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  <センリョウ(千両)の果実>  センリョウ科  原産 日本,中国,インド
                     学名 Sarcandra glabra (Thunb.) Nakai

この赤い実は、お正月のお飾りに欠かせない「センリョウ」の果実。一年で最も寒さの厳しいこの大寒の中、昨年11月からお正月を経てこうしてしっかりと赤い実をつけています。
ふと横を見れば、沈丁花(ジンチョウゲ)も目に入ります。季節を忘れることなく、今年もきちんと咲く準備をしているのです。嬉しくなるとともに、植物は本当に偉いなあと思います。
同じくセンリョウで、黄色の実が成るものに「キミノセンリョウ」があります。
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午前中から、雪が降ったりやんだりの風の冷たい一日でしたが、子どもたちは元気に登園しています。雪の舞う中も、お当番さんが行き交い、また、園内のお手製郵便ポストへ“おてがみごっこ”のお手紙を投函しにいく、嬉しい笑顔が溢れています。

今週より、いよいよ2月末の生活発表会に向けて、年少児はおゆうぎ、年中児はリズムバンド、年長児は劇のお稽古に入りました。始めは多少の戸惑いがあっても、毎日少しずつ繰り返し続けていくことで楽しくなり、クラスの絆も一段と深まっていくことでしょう。子どもたちの頑張りの日々を、保護者の皆さまとともに励まし応援したいと思います。
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本日は、園内通信「お知らせ78」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 保護者会のまとめ
◇ 卒園記念品について
◇ 名作おやこ映画会のチケットについて
◇ お忘れの物のご連絡

January 17, 2008

●1月17日(木) / ナンテンの果実・雪がふったよ!・園内通信

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    <南天(ナンテン)の果実>  メギ科  原産 日本,中国,インド
                       学名 Nandina domestica Thunb.

学名の「Nandina」は、日本語のナンテンが語源で、「domestica」は国内の、の意味から、このナンテンもマンリョウ,センリョウなどと同じく、日本古来の「古典園芸植物」の一つです。学名の後ろには必ず命名者の名前が記載してありますが、この場合のThunb.は、スウェーデンの植物学者ツンベリー(C.P.Thunberg)となります。名前を簡略化した最後には、必ずピリオドをつけるのがルールです。
植物は、和名,英名などさまざまな呼び方をしていますが、本来はラテン語で表記するのが世界共通のルール(国際植物命名規約)となっています。海外の園芸店では、植物は学名で表記されているのがほとんどのようです。この学名を見ると、属名,種名などが分類して表されており、そこから学ぶことは多々あります。

ところでナンテンは、玄関まわりや庭木として植えられることが多いのですが、それはナンテンという音が「難を転ずる」と言い換えられて、縁起のよい木として重宝されているためでしょう。
このお山では、冬によく目に入る赤い果実を鳥が好んで食べるためか、山のあちらこちらで今も実がたわわに成っています。そう言えば、今朝も幾種類もの小鳥たちが、とても賑やかに木々の間を飛び交っていました。
果実は、“南天のどあめ”にもあるように、乾燥したものを咳止め薬として使用し、また、葉には健胃,解熱,殺菌などの作用があるので生薬として利用されています。小さい頃、母がお赤飯の上には必ず庭のナンテンの葉を飾っていたのを思い出します。
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【雪がふるふる】
朝からうっすら雪景色・・かと思ったら、子どもたちがお山に到着した頃から、どんどん雪が降り出してきました。早速、積もった雪を集めて雪のボールをつくったり、お洋服についた雪をじっと観察していたり、まだ背中のおかばんをかけたまま、思わず一番高いアスレチックの上までいって今年初めての雪空を眺める子どもたちの姿がありました。雪が大好きな子どもたちです。いつか、お庭で雪合戦ができるくらい降るといいね!
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 ほら、てぶくろがこんなになった       いっぱいふってきてるよ!       
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   ここにも雪がつもってる       ちいさな雪だるまが出来上がり!
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 Fちゃんたら !! お口にはいるかな   雪のお花が咲いたよ、と言うTくん
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本日は、園内通信「お知らせ77」をお持ち帰りいだきました。
内容は、
◇ 保護者会について
◇ 2学期保育写真展示のお知らせ
◇ 就園奨励費について
◇ 休園のお友だちのお知らせ
◇ かいが展のご案内
◇ 健康に関するお知らせ

January 11, 2008

●1月11日(金) / ピンクザクロの果実・園内通信

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  <石榴(ざくろ)>  ザクロ科  学名 Punica granatum L.
               英名 pomegranate   原産地 ペルシャ(現イラン)

もともとザクロは、昼夜の温度差がある砂漠地帯の国イランで育ちました。砂漠の強い太陽を浴びて、長く乾燥した秋を越し、厳しい冬の寒さで害虫がつくこともないために、完全に無農薬の甘味あふれる食用ザクロができるので、イランでは「生命の果実」として食用や生薬に大事に利用されています。
やがて地中海沿岸へ、そしてヨーロッパにも広がり、日本にはシルクロードを通って平安時代に入ってきました。日本のザクロは食用よりも観賞用として植えられることが多く、6月頃から夏の間に咲く赤い花がとても目をひきます。9月~10月にはザクロ独特の小さな果実が成り、冬1月頃には実がざっくりと割れて中の赤い種がのぞくほどになります。

ザクロで思い出すのは、小さい頃からずっと一緒だった幼なじみの友だちの家の庭で、夢中になって遊んでいたときに見える夕陽に照らされたザクロの木でした。夏には赤オレンジ色の花が、冬の最中にはかじかむ手を擦りながら、ボール遊びで空を見上げたときに、赤く実ったザクロの果実がよく目に入ったものです。
このザクロを見つめつつ、そんな遠い昔に思いを馳せていると、その時、友だちと話していた内容までが色鮮やかに思い出されて来るのです。
真っ暗になるまで遊んでいた頃が、本当に懐かしいです。
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3学期が始まり、早1週間が過ぎました。各クラスでは、冬休みの楽しかった思い出を絵を描いたり、昔あそびの独楽回し、福笑い、けん玉などに挑戦しています。外遊びでは、思い思いの遊びに思いっきり取り組む子どもたちの声が響いています。
今日、年中児の一人が、「せんせい、とんだよ!とんだよ!」と大喜びの声をあげて呼びにきました。手には手作りの凧を持っていて大変得意気です。どこまでもついてきてくれる自分だけのお手製凧を、頭の上から引っ張りながら園庭まで勢いよく走っていきました。
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本日は、園内通信「お知らせ76」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 第7回ふれあいサタデーのご案内
   -親子で昔あそびを楽しもう!-
   (竹馬,けん玉,独楽,お手玉,竹ぽっくり,羽子板,おはじきetc.)
   奮ってご参加下さい。

January 7, 2008

●1月7日(月) 干支ねずみとサルトリイバラの実・園内通信

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   <サルトリイバラ> サルトリイバラ科  学名 Smilax china L.

「あけましておめでとうございます。」
今年は干支の筆頭のネズミ年です。ネズミと言えば・・・小さい頃にテレビでやっていたイタリアの人形劇「トッポ・ジージョ」が懐かしい、また、今年いただいた年賀状にもよく登場していたディズニーのミッキーマウス、そして身近なのはパソコンのマウス!、昔、お祭りで連れて帰ってきて飼っていたのは白いハツカネズミだったなぁ・・と、いくつかが思い浮かんできます。
ネズミは大黒天の使いで、富をもたらし、子孫繁栄を導き、家を守ると言われます。ネズミにあやかり、皆さまの今年一年が幸多く、健康で元気にこまめに動き回れる年になりますよう願っています。

いよいよ昨日より寒の入りとなり、2月の節分までのほぼ1ケ月間は、1年で一番厳しい寒さを迎えます。今週末くらいから冬型の寒さが戻ってくる模様です。睡眠をしっかりとり、温かいスープなどで体を冷やさないよう注意したいものです。

また今日1月7日は、春の七草粥をいただく日。お正月からのご馳走で疲れた胃を休めたり、若草の芽をいただいて新しい生命力を身につけようと願うものです。七草は、せり,なずな,ごぎょう,はこべら,ほとけのざ,すずな(かぶ),すずしろ(大根)の七つ。今朝、このお山をざっと見回したところ、はこべはまだ芽吹いていないし、ようやく芽を出した「ごぎょう(母子草)」くらいしか見当たりませんでした。
七草でなくても、春菊,ラディッシュ,かいわれ大根,ゆずの千切りなどを使ってお母さんオリジナルのお粥を作られてもよいですね。私は、無農薬の大根葉が手に入ったら、細かく刻んでちりめんじゃことごま油で炒め、七味唐辛子,お醤油で味付けしたものを、白粥にトッピングしていただいたりもします。
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           【“The Animals” 村田 肇一氏作】
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                     <陶の動物たち・アフリカシリーズ>

園長室の玄関内に昔から飾っている陶器の動物たちがいます。とても愛らしくて私も気に入っています。よくお尋ねをいただきますのでここでご紹介しますと、上の写真のネズミも同じく、これは村田肇一さんという作家さんの作品です。このネズミを昨年ある所で見つけたとき、一目でこの方のものだとわかり仲間に迎え入れました。
干支の動物たちも作っておられるとのこと、毎年一つずつ集めていくのも楽しいかも知れません。
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本日は、園内通信「お知らせ75」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ ごあいさつ
◇ お弁当,カプラ教室,ひねもす教室開始日。各課外教室開始日のお知らせ
◇ 1月分保育料の取り扱いについて
◇ 園児名簿関連のお知らせ

December 17, 2007

●12月17日(月) / クリスマスホーリー・サンタさんがきたよ!・園内通信

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 <セイヨウヒイラギ>(西洋柊)  別名 クリスマスホーリー  モチノキ科
                      学名 Ilex aquifolium L.
                      原産地 地中海~西アジア

赤い実をつけたクリスマスホーリーは、モミの木やドイツトウヒとともにクリスマスにはお馴染みの木の一つ。クリスマスカードにもよく描かれており、ヨーロッパでは神聖な木とされこの木を魔除けに玄関に飾ったり、またお料理のお皿に添えたりします。緑の葉と赤い実が、子どもの頃のクリスマスケーキには必ず飾られていたものです。
また、ひいらぎと言えば口ずさむ歌に、「ひいらぎかざろう」(賛美歌[第二編129])があります。

   ひいらぎかざろう ファララララ ラ ラララ
   はれぎにきかえて ファララララ ラ ラララ
   カロルをうたおう ファララ ラララ ラララ
   たのしいこのとき ファララララ ラ ラララ

あちこちで歌われているので、多分聞き覚えがおありでしょう。

もうすぐクリスマス!先週末のお昼頃、山の上から西に広がる街の景色を臨みながら、「サンタさん、きてくれるかなあ?きてくれたらいいなあ」と呟いていたのは年中児のTちゃん。みんなみんな、憧れのサンタさんをずっと心待ちにしていたのです。すると、今日の11時頃のこと・・・。

“シャン シャン シャン”と鈴の音を鳴らし、トナカイの引くソリにのった大きなサンタさんが、お山のてっぺんに降り立ちました。手に、子どもたちへのプレゼントで大きくふくれた白い袋を抱えてお山を下りてこられました。
そしてそれぞれのお部屋で過ごしている子どもたちの所へ、『メリークリスマス!』と、低くしわがれた声で扉をノックして入ってこられたので、子どもたちはみんなびっくりおおよろこび!! 一つ一つの園舎をまわり、そして最後には園長室にも来られました。
あまりに大きな体なので、玄関の扉がこわれるかと思ったほどです。そして、園内のアナウンスで園長先生に紹介された後、直接マイクで子どもたちへのメッセージを届けてくださいました。間もなく、サンタさんは、園長先生と私とりょうま先生が見送る中、急ぎ足で園をあとにされました。
子どもたちが、サンタさんからのプレゼントを先生と一緒に開けて見ていた頃、多忙なサンタさんは、再びてっぺんに停めていたソリに乗り、鈴の音とともに空高く見えなくなりました。
「サンタさん!ありがとう~!」と、各お部屋から駆け出してきた子どもたちの声が園内にこだましたちょうどその時、青い空高くにピカッと光るものが見えました。きっと、子どもたちの声がサンタさんに届いたのに違いありません・・・・・
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   『ここは、たくさんお部屋があるぞ。よしよし、つぎはどのお部屋に行こうかな? 』
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 <たんぽぽぐみ園舎へ>    <ちゅーりっぷぐみ園舎へ>     <月ぐみ園舎へ>

あと一週間でメリークリスマスがやってきます。よい子にしていたら、みんなのお家にもサンタさんがきっときてくださることでしょう。
どうぞ、子どもたちの夢が叶いますように!!
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本日は、園内通信「お知らせ74」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 冬休み期間と3学期始業式について
◇ 3学期お弁当スタート日について
◇ カプラ教室スタート日について
◇ 1月分保育料について *学期末手提げ袋のお持たせのお願い
                  *暖房費未納について
◇ 休園,退園(ご家庭のご都合により)のお友だちのお知らせ
◇ 月ぐみ園児が2学期に覚えられた俳句
◇ 園HPについて
◇ ごあいさつ

December 13, 2007

●12月13日(木) / マンリョウの果実・ジャポニスム展・ツチグリを見つけたよ・園内通信

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      <万両>   ヤブコウジ科  原産 日本 
               学名 Ardisia crenata Sims

フユイチゴが一面に広がる中に、また一段と赤く艶やかな実を成らせるのは「マンリョウ」の果実。同じく、新年用の生け花によく使われる「千両(センリョウ)」に比べて、葉の下に沢山の実が垂れ下がるように密に成るのが特徴。
センリョウは、葉の上に実が成るため鳥に食べられやすく、マンリョウは下に成るので長い間実が残る、という縁起を担いで名付けられた名のようです。加えてマンリョウは実が重く垂れ下がるからとも言われています。
何と、ほかに百両,十両と名付けられた植物もあるのです。同じく赤い実をつけますが、実の数が、センリョウ・マンリョウより確かに少ないようです。特に十両の実はあっさりと成っています。でも、何とも言えない名付け方ですね。
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【 ジャポニスム展 】
上の「マンリョウ」も日本原産の植物の一つですが、もともと日本の自然には自生植物の種類が多く、ツバキ,サクラ,カエデ,キク,アジサイ,ノイバラ,ユリなどをはじめとする日本原産の古典草花,古典植物が大変豊富にありました。それらは、江戸~明治時代に来日したシーボルト(日本の植物研究の末、『フロラ・ヤポニカ』を完成)らにより、日本原産約2000種類の植物が海外に渡りました。現在、世界中で愛好されている多くのバラやアジサイなどに、日本原産の花を原種として品種改良された花が大変多く見られます。
一方、日本の植物は国内でも大切に育種され、当時の江戸,明治時代の美術工芸品の中に豊かな色彩で自然描写がなされる対象となっていました。欧米の美術家・工芸家は、またそれらにも心を魅了され影響を受けたために、欧米当地ではジャポニスムの新しい芸術が誕生することとなりました。

そうした流れで1850年代後半から1910年頃にかけて作り出された、欧米の美術作品に見られる日本の美意識“ジャポニスム”は、テーブルウエアやインテリアなどの生活工芸品の中で、“ジャポニスム工芸”として愛好され、ミントン,ウエッジウッド,ロイヤルコペンハーゲンなどの陶磁器、ほか銀器,ガラス製品の中にも、洗練された美しいジャポニスムの装飾が取り入れられたほどでした。

先日、信楽焼で有名な滋賀県信楽(滋賀県立 陶芸の森)で、ジャポニスム当時の欧米各国の陶磁器ブランドが製作した、素晴らしいアンティークコレクション展覧会<ジャポニスムのテーブルウエア>があり、日本の美を観賞する嬉しい機会がありました。私事ではありますが、その美術品には大変心が踊り、その細工,絵柄の素晴らしさに感動しました。現代の陶磁器製品とは全く異なる、当時のヨーロッパのクラフトマンシップが見事に表現された200点を越えるコレクション展覧会でした。アンティーク陶磁器がお好きな方は、是非一度ご覧になってみてはいかがでしょうか。
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【子どもたちのすきなツチグリって何かな?】
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     <ツチグリ>  ツチグリ科  学名 Astraeus hygrometricus
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  園内の、あちらこちらに見られるツチグリ どこにあるかわかるかな?

森の中の神秘的な美しさにふれる楽しみの一つに「きのこさがし」がありますが、これはこの瓜生山周辺の森で出会えるきのこの一つで「ツチグリ」と言います。とても珍しいこのツチグリは、今では園内の子どもたちには周知のきのこになっています。

小さな球形の幼菌が土の中から顔を出していたり、すでに成菌になって星形に開いているものもあります。球状の袋は先が小さく開孔して胞子を出します。よく晴れた日などは、子どもたちが袋をシュッシュッと摘んで、胞子のけむりをフワッ~と立ち上らせては楽しんでいます。
今朝も、到着した第5グループの子どもたちは、「あっちにも、ほら、ここにもあるよ!」と次々に見つけてはしばらく観察をしていました。
また、お昼前には、ツチグリの生えている近くを、ビニール袋を持った男の子が目に見えぬ速さで通り過ぎましたが、中には茶色く開いた山ほどのツチグリが沢山入っていました!
年中児Kちゃんは、何しろ好奇心旺盛で元気な男の子、むかご(ヤマノイモ)でもアキグミでもフユイチゴでも、何でも一通りは試してみています。
ツチグリは、お母さんに作ってもらうソーセージのタコみたいな形をしているからか、とにかく子どもたちが面白いなあと思うきのこなのでしょう。そう言えば、年長児の男の子で、「バクダンキノコ」と呼んでいた子もいましたよ。

本来は、初夏から秋にかけてよく見られるのですが、今年は暖かいためか、ここ数日できのこの子どもたちもたくさん顔を出したようです。食用きのこですが、お山にできるアミガサタケ(お肉料理のつけ合わせ)やキヌガサタケ(スープ)のように、まだレストランのお料理でお目にかかったことはありません。そのうち何処かのお店で出会えるのかなあ!でも、一度体験したいような、したくないような。。。面白いきのこです。
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本日は、園内通信「お知らせ73」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 「クラスお楽しみ会」で使用するお菓子について
◇ カプラ教室は、18日(火)まで
◇ 園児住所変更のお知らせ
◇ 「福音館」「PHP」図書のお持ち帰り
◇ 各種パンフレットお持ち帰りについて

December 5, 2007

●12月5日(水) / フユイチゴの果実・園内通信

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          <冬苺>    バラ科  キイチゴ属
                    学名 Rubus buergeri

お山の中のある斜面の植え込みに、毎年冬になると赤い実を一面に成らせてくれるのがこの“フユイチゴ”。白い花が9~10月頃に咲きます。つる性で、枝先にはたくさんの果実が連なってついていて、私たちの食用となります。実をとって食べるととても甘く美味しくて、つくづく自然の恵みには感激します。西日本の山や林に自生しています。
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本日は、園内通信「お知らせ71」「お知らせ72」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
「お知らせ71」
◇ お招き会出演メンバーのお知らせ
「お知らせ72」
◇ 今学期の保育について
◇ 忌引きによるお休み(mami先生)と、合同保育のご報告
◇ 冬の風邪,インフルエンザの予防など

November 28, 2007

●11月28日(水) / モミジ紅葉・不思議なツバキの実・園内通信

         ◆紅葉の向こうに、黒谷さん,平安神宮鳥居,岡崎公園を臨む◆
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   <イロハモミジ>  カエデ科  学名 Acer palmatum  英名 Japanese maple
                        別名 イロハカエデ,タカオモミジ

11月末。園内は、最高のモミジ紅葉が見られます。これは、「イロハモミジ」でカエデ科の落葉高木。カエデ科の種類は北半球に150種ほどあるそうですが、日本の代表種は何と言ってもこのイロハモミジ。
京都の高雄の名に因み、別名「タカオモミジ」、また、“イロハニホヘト”と数えることから「イロハカエデ」とも呼ばれます。カエデと言うのは、葉の形がカエルの手に似ているからついた呼び名とのこと。

10月に入り、翼果(種)がプロペラのように、クルクルまわりながら落ちてきました。11月中旬には、種が例年にないほど園内にたくさん落ちていて、登園した子どもたちが手の平いっぱいに集める姿がつい先日まで見られました。
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紅葉黄葉は、木々が冬休みの準備をしている証です。これ以上葉から木の水分や養分が逃げないように、木の枝と葉の柄の間に仕切りをつくり栄養を蓄えます。そして、気温が下がり葉緑素が分解されて少なくなると、残った葉の細胞の色素の種類によって、赤色(アントシアニン)や黄色(カロチノイド)の色素が紅葉や黄葉に変化します。美しく紅葉するためには、澄んだ空気のもと、葉に十分日光があたり、昼間あたたかく夜は急に冷え込むとともに、湿気もほどほどにあって葉が乾燥しないことが条件です。
園の紅葉は、今年もとても綺麗です。
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         【ツバキの実って、いくつに割れているの? 子どもがくれたツバキの実】
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      3つに割れるツバキの実  右のは4つ            裏返したところ

冬1月~4月頃まで咲き、冬景色を明るくしてくれるツバキの花。花後、春から実が徐々に大きくなり、初夏にはピンポン球くらいの大きな黄緑色の実が成ります。この実が熟して、秋には実が3つに割れて中からツバキの種が出てきます。種からは椿油がとれます。
写真左のツバキの実は年中児のSちゃんが大事に折り紙に包んでくれたもの、右の実は小学生のMちゃんが見つけたものです。どちらも可愛いツバキの実。私は4つに割れた実は初めてみました。なぜでしょうね?
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本日は、園内通信「お知らせ69」(年長児用)をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 園長先生との家庭教育相談について(面談申込書つき)

November 26, 2007

●11月26日(月) / イチョウ(銀杏)・コーヒータイム・園内通信

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           <いま黄葉が素晴らしい京大構内イチョウ並木>
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      <イチョウの実 銀杏>      イチョウ科  学名 Ginkgo biloba L.           
 
高さ20~30mにもなる落葉高木。幼稚園に1本あるイチョウも黄色く落葉して、子どもたちが扇形の葉を拾い集め、お花のように束にして持つ姿が今日も見られました。

上の写真は、日が暮れてから昨夕歩いた、京大理学部構内の銀杏並木。日中はどんなに美しかったかしらと思いつつ、黄色の葉がライトに照らされ夜空に浮かび上がっている様子を眺めました。今が一番美しい並木道です。
この周辺は、小学校低学年の頃によく遊んだ場所でもあり、昔は川が流れて農園があり、蝶が飛んで鄙びた自然が今よりたくさん残っていました。

昨日も銀杏が落ちて香りがしていましたが、この同じイチョウの木の下で、遠い昔に銀杏を拾って家に持ち帰ったことを思い出しました。近くにいた大人の人から、「手がかぶれるから、気をつけて持たなあかんよ」と教えてもらい、しばらくの期間、勉強机の上に置いて眺めていましたが、もう要らなくなって横の窓から庭へポンと投げたのでした。そして数年が経ったある食事時に、父が「誰が庭にイチョウの木を植えたのかな?」とたずねたので、さぁ?と思いながらも、「銀杏を窓から捨てたことはあるけど・・」と白状したのでした。
このイチョウという植物は、中生代ジュラ紀から氷河期を耐えて現在も生き残っている「生きた化石」と言われるだけあって、そうして土の上に落ちただけて4個すべてが発芽したことがわかりました。たしかに強い生命力を持った木です。当時小さかったそのイチョウの赤ちゃんも、ざっと40年ほどが経過した今は、大きな木になっています。
先日も、「イチョウは街路樹にするように、いくらでも大きくなるから毎年の刈り込みが大変なんだ」と黄葉しかけた木を見て父は笑って言います。でも、まだ他に、密かに木の実を庭の土の中に埋めたものがあるのです。多分両親は気づいていないでしょうけど・・!

銀杏並木と言えば、昔訪れたことのある東京の明治神宮外苑の絵画館を臨む銀杏並木も大変素晴らしく、感動した記憶があります。そこは世界的に有名な並木道のようです。とにかく銀杏並木はステキです。
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【コーヒータイムの楽しみ】
昨日はUさん邸にお邪魔し、お越しになっていた珈琲専門家の方より上手なコーヒーの入れ方をご教授いただきながら美味しいコーヒーを頂戴しました。キッチンで、たっぷりと沸かしたお鍋のお湯を傍らに、レードルを使いドリップさせるという目からうろこの入れ方でした。要は、豆の挽き具合を大切にしてフィルターに入れよくならしたら、細かなことは考えずに生きている珈琲を自信と愛情をもって入れることが大切!そうすれば濁りのない香り高い珈琲がいただけますと笑顔たっぷりのお話でした。多忙な中にあっても、お茶を心をこめていれる、また、いただくことのできる心のゆとりは是非とも忘れずに大切にしたいものと思いました。
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本日は、園内通信「お知らせ68」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 運動会ビデオのお知らせ
   (申込書つき)

November 22, 2007

●11月22日(木) / スダジイの実・今週の園内・園内通信

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   <スダジイ>  ブナ科 シイ属 
              学名 Castanopsis cuspidata var. sieboldii
              別名 イタジイ,ナガジイ   

このスダジイの実は、よくあるドングリと少し形が違います。殻斗(かくと)が実を包んでいて、成熟すると先が裂けて開いてきます。大きさは長さ1.7 ㎝ほど、細く小さめの独特な形をしているのがユニークです。また、この中の実はアク抜きせずに食用になり、渋みもなく甘味があるほどです。
「どんぐり」と言う呼び名は、ブナ科の木の実の総称で、実際に「どんぐりの木」というのはありません。京都の四条方面に「団栗(どんぐり)通り」という名の通りもありますが、団栗と書くのは、団は丸いの意味で栗に似ていることからつけられた当て字とのこと。

日本には約20種類、そして世界には約300種類ものどんぐりの成る木(ナラ,カシ)がありますが、我が国日本でも縄文時代からどんぐりを主食とし、その調理用具として縄文土器が作られました。
先日、京都国立博物館の常設展に立ち寄ったところ、日本の縄文土器やどんぐりをつぶして粉にする道具をちょうど見ることができました。一方、ヨーロツパでもどんぐりのなるナラ類やカシ類をオークと呼び、およそ2000年前のローマ時代にも、どんぐりを干し砕きパンにして食べていた歴史があります。人類は、どんぐりを食料として重宝し木を大切に扱い、また今もなおどんぐりを食料としている地方があると聞いています。

加えて、私の中でどんぐりと言えば最近ピン!とくるのが、昨今ブームとなっているスペインの「イベリコ豚」です。イベリコ豚は、昔風にほぼどんぐりだけを食べて育っています。その脂身と香りが大変魅力なのですが、どんぐりを食料としていることから、脂身も果実オイルと同じ100%オレイン酸で健康にもよいとのこと、美味しいし嬉しく有り難い限りです!
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【今週の園内は】
今週は、寒さとともにまた一段と秋が深まりました。イチョウ,サクラの葉は勿論のこと、大階段のもみじも大半が真っ赤に紅葉してきましたので、お庭の雲梯辺りからの眺めは最高です。
年長児は自分で描きたい場所を見つけて写生をしたり、年中児は園庭に大きく長い紙を広げて青空の下、「ぼくたちわたしたちの街」をイメージして絵を描いたり、上着とおかばん持参でピクニック気分でお庭の青空弁当を楽しんだり、園外の公園へ遊びに行っては、ポケットいっぱい木の実拾い,おしくらまんじゅう,色おになど、体を動かしゆく秋をたっぷり満喫する日々を過ごしました。
また、年長児の室内遊びではクラスの垣根を隔てて、“お絵描きコーナー”“折り紙コーナー“おもちゃコーナー”“ボールころがし輪投げコーナー”などをつくって合同で自由に遊べる体験もしました。子どもたちの表情も真剣且つ大喜びで、大変楽しい時間を持てた一週間でした。
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本日は、園内通信「お知らせ67」と『歯科検診報告』(年長児のみ)をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 年賀状について
◇ 暖房費について
◇ 12月お弁当の保温について

『歯科検診報告』については、【虫歯】【歯垢の状態】【歯肉の状態】【咬合】【顎関節症】について、本園園児対象にオリジナルデータをとってくださり、細かなアドバイスが記載された内容です。歯科検診当日にお持ち帰りいただいた「検診票」と併せて、じっくりご覧いただけたらと存じます。

November 13, 2007

●11月15日(木) / アキグミの果実・お買い物ごっこ・園内通信

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    <アキグミ 秋茱萸>  グミ科  原産地 日本,中国,韓国
                    学名 Elaeagnus umbellata
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今、アキグミの木に、赤く可愛らしい実がたくさん成っています。さすがの子どもたちも、すぐ下を通っているのに気がついていないようです。樹高は2~3メートルほどで葉は白っぽい緑色をしています。11月に入り、実は随分赤くなりましたが、口に含むとまだ強い酸味があります。勿論食用で、日毎に少しずつ甘味は増してきます。アキグミの木が山ほど生えているところがあれば、たくさんアキグミ摘みができて美味しいジャムが作れるんだけどなあ・・・。
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本日は、秋の大イベント「お買い物ごっこ」でした。子どもたちと先生が、約1ケ月間、ひとつ一つ作り溜めてきた品物が園庭と第一園舎を使って一同に披露され、爽やかな青空の下笑顔溢れる一日となりました。昨日、園長室に、きのこ型のお手製招待状と、どんぐりのお買い物バッグが届きました。バッグには、これまたお手製のお金(お札とコイン)が詰められ、クレパスで描いた可愛い数字がいっぱい並んでいました。
さあ、いよいよ10時ちょうど。お買い物ごっこがスタートです!

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  スタートの合図を待っています     そろそろ始まるかしら      いらっしゃい、いらっしゃーい!
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  お庭の看板がにぎやか         さあ、はじまるわよ!       お祭りの提灯いっぱいのお庭
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  動物くんのお帽子いろいろ      かわいいヨーヨーですよ       くじびきの提灯看板がいいね  
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  輪投げはいかがですか~      ライオンのお口にボールポン!  金魚すくい、していってやぁ~!
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人気抜群!ドングリ迷路のおもちゃ   売り切れ続出!優秀作品!   びっくりドングリも楽しいよ~
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ゆらゆらドングリはいかがですかぁ~ 今チェンジ待ち、買いに行くぞぉ  ドングリハウス お一つずつどうぞ!     
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                   **今日の私のお買い物勢揃い!**

こんなに楽しいお買い物ごっこは、子どもたちも私たちも夢中になりました。本当に欲しくなる品物ばかりがずらりと並んで目をひきます。「これください!」と声をかけると、『はい、どうぞ!』とまずおつりを渡されたあと、すぐ横から品物が3つほどさっと素早く出てきます。「えっ?こんなにたくさんいいの?」とたずねると、『もちろん』とコックリ笑顔でうなずいてくれる年少児さんたち。でも今年は、どの学年のどのお店もほぼ同じで大変気前がよく、「ください」と言うと3つほどくれるのが不思議で、何だかとっても幸せな気持ちになりました!!! どの子も、はじめは少し勇気を出して欲しいものを買いに行き、お目当てが買えたときにはやはり満足げな表情です。買い手売り手の役割が交代してからは、精一杯「いらっしゃーい、いらっしゃーい」と声をかけて、どのコーナーもすぐに売り切れ続出。力を合わせて売り切れたとき、年長児さんはみんなでバンザイをして、達成感の笑顔でいっぱいでした。
品物づくりの段階から、保育の中で色々なエピソードが織り込まれた夢いっぱいの作品と、子どもたちのさまざまな思いが行き交った大ショッピングモールは、秋のやわらかな陽射しに包まれて幸せな笑顔がキラキラと輝く場所となりました。
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本日は、園内通信「お知らせ66」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 週末第5回ふれあいサタデーについての補足
◇ 11月現在の子どもたちの健康についてのご報告
◇ 福音館・PHPのおすすめ図書のご案内

November 7, 2007

●11月7日(水) / 木の実や落ち葉で作るかんたんポプリ・鳥のお客さん・今日に感謝・園内通信

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    <かんたんポプリ>   ポプリ=フランス語 pot-pourri が語源

ほんとうのポプリは、すべて干して乾燥させ、最後にお好みのエッセンシャルオイルを振りかけて1~2ケ月間暗い場所で発酵させてから使いますが、これは昨日、「山の学校しぜんクラス」で子どもたちと一緒にお山の材料を集めて作った、即席ミニポプリです。子どもたちも一皿分ずつ、花,木の実,葉っぱをとりどり拾い集め、最後にみかんの皮を添えて完成させました。

今、この季節、自然に色づけられたお庭の葉のグラデーションは一枚一枚がすべて異なり、真っ赤,オレンジ,黄色・・・などなど、目に入った落ち葉を手に取るたびに、心がワクワク浮き立つ思いがしてきます。
この小さなポプリの中には、サクラ,ミズナラ,クス,ムクゲ,スギ,ドクダミの葉、そして濃ピンクのセンニチコウ,アジサイ,ド゛クダミ,オオバヤシャブシの花、メタセコイヤ,コメツガ,ヒマラヤスギの松ぼっくり、クヌギ,マテバシイ,シリブカガシ,アラカシのどんぐり、最後にみかんの皮・・・、こんなにたくさんの植物が詰まっています。眺めているとつい嬉しくなります。
みかんの皮の香りもありますが、最後にマンダリンオレンジの果皮油(エッセンシャルオイル)を数滴落としました。暫くの間、楽しめそうです。
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     【フリー参観日一日目 月ぐみ園舎内に来た朝のお客さん】
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         <名前は何だろう?ウグイス科の鳥かな?>

「おはよう!」と、あるグループの子どもたちが元気に到着した5日の朝。元気に走ってお部屋に入っていった後すぐさまUターンで戻ってきて、『せんせいせんせい、お部屋に鳥が入って飛び回っているよっ』とのことで、すぐさま虫取り網を手に月Bに行くと、窓のカーテンの奥に入って飛び立てなくなった一羽の可愛らしい鳥がいました。驚いて動けなくなっていたので、網に入れて上から手で体をつかみ救出しました。虫かごを使い慣れたGちゃんが、すかさずケースを開けてくれたので、暫くだけ観察させてもらうことになりました。ふと横を見ると、既に鳥図鑑を手にしたGちゃんがページをパラパラめくって調べてくれていました。全体が褐色で目の上に白いスジがあります。お山では、春だけではなく夏の間もずっと鳴いている「ウグイス」の種類のようですがはっきりわかりません。緑がかったり褐色のものも多く、ウグイスの仲間は見分けるのがなかなか難しい鳥です。
「今日はお母さん達が来られるから、きっと鳥さんもみんなを見に来はったのかもね!」と、tomomi先生。あと、みんなでお山に返してあげたそうです。朝の嬉しびっくりのひとときでした。
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【今日のことすべてに感謝】
秋の一日が暮れました。人生は旅にたとえられることがあります。旅の途中でさまざまな人たちと出会いそしてまた進んでいきます。短かな今日一日を振り返ってみても多くのことがありました。また多くの方と言葉を交わしました。
朝のはじまりから出会うのは子どもたち、先生方、そして配達の方や課外教室の先生、お電話でお話した方、懐かしくなって久しぶりにお山を訪れてくれた小学生のYちゃんTくんKくん達、そして幼稚園と山の学校の保護者の皆さま、大事なお手紙を下さいましたこと、すべての方に感謝の気持ちです。
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本日は、園内通信「お知らせ65」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 第5回ふれあいサタデーのご案内

November 1, 2007

●11月1日(木) / キバナコスモス・年長児歯科検診・園内通信

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                                 [府立植物園にて]
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  <キバナコスモス>  キク科  コスモス属    原産地 メキシコ
                 学名 Cosmos sulphureus

そう言えば、10月半ばの静原(おいもほり遠足の日)も、満開のコスモス畑がありとても綺麗でした。コスモス(秋桜)自体は明治20年頃に日本に渡来し、今では秋を感じさせる人気のある花になっています。
この「キバナコスモス」は、ピンクや白の「コスモス」とは違い、花の色はオレンジ,黄色,レモンイエローや赤色の品種などがあります。草丈もコスモスより少し低めです。あと、チョコレートのような色と香りをした「チョコレートコスモス」も魅力的ですが、最近、キバナコスモスとチョコレートコスモスの交配種で、「ストロベリーチョコレート」という品種も作られました。深みのある鮮やかな赤色です。何だか、甘いケーキの香りがしてきそうです。

かつて園芸店で、コスモスとキバナコスモスの種を仕入れ、全色(7色ほど)を一度に地植えしてみました。さあ、どうなったでしょうか?
結果は、キバナコスモスのオレンジ一色だけが一面に咲きました。他の種はなぜ成長しなかったのかよくわかりません。このオレンジ色のキバナコスモスは、次の年にもこぼれ種で同じ場所に咲いてくれました。その土壌に合っていたのと、どうもこの種は生育旺盛な品種のようです。
今日から11月、来春用のチューリップ球根もすでる植える時期に入っています。そろそろ急がないといけません。
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【年長児歯科検診】
本日午前10時より、ヒラノ矯正歯科クリニック 山下和夫先生による年長クラスの歯科検診を行いました。一人ずつ先生の前で、虫歯の有無や咬合,歯列,顎関節,歯垢の状態などをきめ細かく診察していただきました。一人ずつ健康診断票に記入した結果は明日お持ち帰りいただきますので、今後、一般歯科医院や矯正歯科医院をおたずねになる際にご活用いただけたらと存じます。また後日、和夫先生より『歯科検診報告まとめ』が届きましたら、お持ち帰りいただく予定です。
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本日は、園内通信「お知らせ63」「お知らせ64」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
「お知らせ63」
◇ フリー参観のご案内(各学年タイムテーブル)
「お知らせ64」
◇ 敬老会にご出演される方へ
◇ 就学時健康診断の日の送りについて
◇ 11月からのカプラ教室について

October 30, 2007

●10月30日(火) / ムクロジの実・園の秋・園内通信

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              <無患子(ムクロジ)の果実>  
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                 ムクロジ科 ムクロジ属
                 学名 Sapindus mukorossi

ムクロジの実ってご存じですか?木は山地にはえ、15m~20mにもなる落葉高木です。ムクロジ科の植物は世界には1100種類ほどもあるそうですが、日本には2~3種類しかなく、お寺などによく植えられています。
このムクロジの実は黄色っぽい色をしていますが、振ってみるとコロコロと音がします。割ると、中には黒くて丸い種が入っていますが(写真左端)、これはお正月の羽子板で使う羽根つきの球に使われています。そう言えば小さい頃、羽根についた球から白い毛のようなものが出ていて、なぜ?こんなの要らないのになぜついているの?と思ったものでした。
また、果実の皮には「サポニン」という洗剤成分が含まれていて、容器に水とこのムクロジの皮をちぎって入れ蓋をしてよく振ると、白い泡がたくさんでてきます。これでお皿を洗ったり油分を落としたりできるという有り難い実なのです。

実はこの果実は、<京都府立植物園>の“園長さんときまぐれ散歩”(月一度、月末近くの日曜日に開催される) に先日参加して拾ったもの。予定時間になると、定員30名のところにざっと100名近くの方が集まって来られました。そして、その季節の木々や花の見所について、一般によく知られている話題から学名を含む専門的な内容までを、その日の気分できまぐれに案内して下さるという気軽で楽しいひとときでした。

印象的な内容が幾つかありましたが、その一つにロウバイ(蝋梅=冬12月頃~香りの強い蝋細工のような色つやの黄花を咲かせる)の木に案内された時のお話がありました。園長先生のお家にはロウバイの大きな木があり、冬の時季がくると毎年咲いてくれるそうですが、実はその木は、ご自身が幼稚園の頃に当時の植物園の園長先生からお話を聞いて、ロウバイの実をもらって帰ってご自分の家に植えたものが今大きな木になっているということでした。
そして年月が経過した今、植物の専門家として幼い頃にも来られたロウバイの木の下で、大好きな植物の話を大勢の方にしておられる様子をうかがい、とても感慨深く素敵なお話だなと思いました。

「12月に入ると花の数は少なくなるけれど、冬の大芝生地の真ん中に立って360度見渡してください。すると、いろんな声や音、また香りがしてくるかも知れない、そうして辺りの雰囲気を五感で感じとることができます。また寒い雪の日にこそ植物園は最高、是非植物園に来てほんまもんの植物に接して下さい。」という熱いメッセージもウェブに載っていました。今はドングリがいっぱい落ちています。私はつい、マツボックリ拾いに夢中になります。
皆さんも一度お出かけになりませんか!
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【園の秋】
いま幼稚園の中は、紅葉した落ち葉でいっぱいです。真っ赤なサクラの葉や色とりどりのカキの葉が目にとまります。お馬さんの上のクスノキの黄色の落ち葉も、見逃せない魅力的な色です。

今日はこどもたちと、“むかご”(ヤマノイモの実で、ご飯と炊いたりそのままでも食べられる)をとったり、何だか不思議な実をいくつも拾ったり、マテバシイのドングリを見ながら食べられるスダジイの話をしたり、どの学年もそれぞれに実りの秋を満喫して自然の中でとても元気に過ごしています。

花壇のセンニチコウにはキチョウがたくさん飛んでいて、横のカラタチの木にはアゲハの幼虫が何匹も見つけられます。カラタチのトゲに包まれた葉の中に卵を産むチョウの知恵に感心するとともに、どんなものもすぐに見つけてしまう「しぜんのめがね」を持つ子どもたちにかかったら、アゲハチョウのお母さんの知恵もお手上げだなあ・・と思わず笑いがこみ上げてきます。手の平に乗せたり虫かごで観察したら、また元の葉っぱの上にかえしてあげています。
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本日は、園内通信「お知らせ62」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 園児募集ポスター掲示のお礼など
◇ 途中入園のお友だちのご紹介
◇ 歯科検診(年長児対象)のお知らせ

October 19, 2007

●10月19日(金) / 鹿ヶ谷かぼちゃ・母の与える愛・園内通信

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  <鹿ヶ谷かぼちゃ>  ウリ科  別名 唐茄子(とうなす)
                 学名 Cucubita moschata var meloniformis f.toonas

京野菜の「鹿ヶ谷かぼちゃ」を、ご存じですか?
この瓢箪にも似た珍しい形のかぼちゃは、200年近く京都で栽培されてきた京野菜の一つです。昔、山城国粟田村(現在の東山粟田口で平安神宮周辺)のお百姓さんが津軽の国を旅し、お土産に持ち帰った種を鹿ヶ谷村のお百姓さんが栽培したところ、偶然このユニークな瓢箪型のかぼちゃができ上がったのだそうです。そして、戦前までは、とくにこの鹿ヶ谷かぼちゃが日本でのかぼちゃの主流だったようです。今では京都も畑が少なくなり、「京野菜 鹿ヶ谷かぼちゃ」は綾部市でその多くが生産されているとのことです。これは、小学生のMちゃんが、畑でお父さんと一緒につくられた手作りのかぼちゃだそうです。

始めはみどり色、熟するにつれて綺麗な褐色から橙色に変わります。また、よくある西洋かぼちゃと比べるとリノレン酸が約7~8倍,ビタミンCは約1.7倍など、非常に栄養価が高いようです。煮くずれしにくいので、“そぼろあんかけ”や“いとこ煮”などにしていただきます。感謝!
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【子を育てる愛】
よく、栄養と水分を与えるだけではなく、語りかけ愛情を注ぎながら育てた植物は立派に花をつけ実がなるといいます。言葉を口にしなくても、一つ一つ花がらを摘みながら手をかけると、また次々と花を咲かせてくれます。そこには、思わず植物が伸び伸びしたくなるような穏やかな空気(オーラ)があるのでしょう。

では、子どもの成長にとって不可欠なものは何でしょう?
ある研究結果が報告されています。子どもたちを非常に自然環境のよい施設に入れ、正しい栄養を与え、きわめて厳格に規則正しい生活を2年間続けました。一方、同じ生活階層の家庭で育った子どもたちとを比較したところ、完璧な条件を満たした施設の子どもたちが、家庭で育った同年齢の子より身長,体重ともに成長が滞っていたそうです。そして、その原因を分析し最終的に残った問題点は、施設長である女性の厳格すぎる性格にあると考えられました。そして次には、情緒豊かな人と交代し、また2年後に前回と同じように比較したところ、今度は施設の子どもの成長がぐんと伸びたということでした。
このような実験ですべてが結論づけられる訳ではありませんが、ここから考えられたことは、栄養の効果がよく現れるかどうかは、それを与える人の「愛情の質」によって変わるのではないか・・ということでした。

子どもの成長にとって、五感の感覚は非常に大切です。五感を駆使しあらゆる情報をインプットして脳を成長させています。上にご紹介しました“親子で土に触れる活動”などはとても大切なことです。そして9歳くらいまでに脳のハードウェアはほとんど出来上がることになります。ですから、子どもが心身共に健やかに成長するためには、愛情に包まれた家庭の空気の質が何より大事になります。一見よいようですが、あまり、「こうでなければ」といった真面目で厳格な空気が漂うと、子どもでなくても周りも辛く窮屈になるものです。

加えて、子どもの脳が出来上がる過程では、親の手で『触ってあげる』という感覚の刺激が大変大きく発達をうながすと言われます。子どもたちを見ていると、もしや親子のスキンシップが足らないのではないかな?と思うことも時折あります。「キレる脳」「キレない脳」などと一時よく言われましたが、親子の愛情のある触れ合いが、脳に深く関係しているとも言われています。ですから、赤ちゃんは勿論、幼稚園から無事帰宅されましたら、よく頑張ってきたねと言って抱きしめて上げたり、頭を撫でてあげたり、忙しい中にもお母さんのゆとりを何とか捻出していただき、ある程度のベタベタは脳の栄養と思って男の子女の子隔てなく、遊びを通してなど子どもに触れるスキンシップの時間を大切になさって下さい。
一方、子どもにとって、お父さまの愛情も不可欠です。お休みの日などは、お父さまとお子さんが手をつないで楽しそうに歩いておられる微笑ましい姿をたびたびお見かけしています。貴重な父と子の触れ合いの時間も、是非積極的にアレンジなさってはいかがでしょうか。
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本日は、園内通信「お知らせ59」「お知らせ60(年長児用)」「お知らせ61」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
「お知らせ59」
◇ 敬老会出演について
◇ 京都府補助金について
◇ 山びこクラブについて
「お知らせ60(年長児用)」
◇ 年長児 就学時健康診断について
「お知らせ61」
◇ カプラ教室について

October 16, 2007

●10月16日(火) / カラスウリ・funeral・園内通信

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   <カラスウリ>  ウリ科  学名 Trichosanthes cucumeroides
              
毎年お山の中腹に成り、実が1つか2つほどぶら下がっているのにふと気づかされる「カラスウリ(烏瓜)」はツル性の多年草。花は見たことがないのです。夏の夜にだけ咲いて、白いレース飾りが華やかな幻想的な花だそうです。
多くの花は日中に花を咲かせますが、海辺でよく見られる“オオマツヨイグサ”や“カラスウリ”は夜に花を咲かせ、夜に活動する“スズメガ”などに花粉を運んでもらいます。そしてできた果実はもっと赤く熟します。

同じくウリ科に「キカラスウリ」があります。秋に黄色い果実が成りますが、地中の大きくふくらんだ根からはデンプンが採取されます。これを昔は、天花粉(てんかふん)と呼んで赤ちゃんのお風呂上がりやあせもの部位に使っていましたが、私の子育ての頃からは、体の毛穴をふさぐためあまり使わない方がよいとなった記憶があります。
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【出会えたことに感謝】
先日、娘の幼稚園時代のお母さん仲間のお一人が天に召され、昨日お別れをいたしました。暫くご無沙汰していた間に密かに闘病生活を送っておられ、別の友人より突然の連絡が入ったのが13日夜のことでした。
ご夫婦ともに、お父さまが大変著名人である境遇を共有されることもあってか大変仲むつまじく、ご家族皆さんが幸せに過ごしておられましたから、なぜそんなに早く逝かれたのか私の理解の及ぶところではありませんでした。
ただ、終始お参りの場をお供させていただきながら、最前列に座られた大学院生の長男さんをはじめ計三人のご子息が、当幼稚園~小学校の時を経て立派に凛々しく成長された姿は確かに間違いのない事実でした。
女性としてとても穏やかで優しいお人柄でしたが、三人のお子さんそれぞれの成長の節目節目では、母親として私が知る由もないほど身を捧げるような思いで見守られたことと察します。

『渇(かつ!)』と言う、禅宗の葬儀の中ほどに叫ばれる言葉に、彼女の魂があの世に送り出されたことを思い我にかえりました。同時に祭壇の上を眺めると、生前と変わらない彼女の遺影が微笑んでいました。私たちはなぜ生きているのか、どう生きればよいのかを思いました。
この世の試練の限りを全うし、三人の子どもたちに身を分けて逝かれた彼女のご冥福と、ご子息の今後の栄えある成長をお祈りしたいと思います。合掌。
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本日は、園内通信「お知らせ57」「お知らせ58(年長児用)」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
「お知らせ57」
◇ 第58回運動会についてのお礼
◇ 秋のおいも掘り遠足代金について
◇ クラス担任との個人面談について
◇ 時代祭について
◇ 10月ふれあいサタデーについて
「お知らせ58(年長児用)」
◇ 進学小学校について
◇ 月ぐみ卒園写真撮影について

October 11, 2007

●10月11日(木) / ポポーの実・おいも掘り遠足無事終了!

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   <ポポーの果実>  バンレイシ科  原産地アメリカ東部,南部
                 学名 Asimina triloba  別名 ポーポー  
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                  <大きな葉っぱは、なんと25㎝もある!>

『う~ん!とてもいい香り!』。
ポポーの実ってご存じですか?私はつい最近まで知りませんでした。とても可愛い名前です。これは、幼稚園音楽教室の美都子先生のご自宅にできたポポーの木になる果実だそうで、顔を近づけなくても甘く、パイナップルにバニラの香りを混ぜたような何とも言えないよい香りが漂ってきます。
日本名はアケビガキ、英名はpawpaw(ポウポウ)と呼ばれ、日本には明治時代中期に入ってきました。春に紫色~チョコレート色がかった花をつけて、そのあと秋に黄緑色の果実が成ります。果実は勿論食べられて、中にたくさんの黒い種があります。
原産地アメリカでは栽培が盛んなようですが、日本市場で目にすることはほとんどないので(輸送中にとても痛みやすく長期貯蔵が難しいとのこと)、実を試したい方は、苗を仕入れて気長に育ててみられてはいかがでしょうか。花が咲くのが楽しみですよ。
樹高は3m~10m位になるようです。いただくのがもったいないくらい、可愛らしい実です。
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【おいも掘り遠足を終えて】
今朝目覚めるなり、ポトンポトンと雨の音。「え~?」予報は昨日からまん丸の晴れマークだったのに、どうして??急いで外に出てみると、西の空まで一面雲が広がり徐々に雨音が増してきます。それから、大慌てで電話連絡をお回しする算段となりました。各ご家庭のご協力を、有り難うございました。

早朝、静原「橋本農園」さんにお電話しますと、あちら方面は霧雨なので、水たまりができることもないだろうから大丈夫でしょうとのことでした。降水確率もわずか10%で晴れに向かう予報に願をかけ、無事、9時20分に配車をお願いしていた京都バス3台に学年毎に分乗し、9時30分過ぎには出発にこぎつくことが叶いました。
幸い、宝ケ池通り~北稜高校北の大きな道路~市原方面経由でスムーズに農園へ到着し、橋本農園さんからのご挨拶の後、ひなびた田園風景に包まれてのおいも掘りがスタートしました。畑はまったく濡れずによい土で、一人一つのスコップを手に、「ヨイショ、ヨイショ」と土と大奮闘。シャベルがほしいと思うくらい、大人でも結構の力が要りますが、どの子も忍耐強く頑張って掘り進めていきました。

今年のおいもは、長細い「べにあずま」と丸く大きな「なるときんとき」の種類が混ざっているとのこと。例年と比べてどの株もとてもジャンボなおいもだったように思います。ビニール袋が収穫したおいもでふくらむ度に、子どもたちの表情からは満足と達成感がうかがえました。
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     <大きな大きなおいも! 手前のは約35㎝もあるビッグサイズ>

その後は記念写真を撮影しました。掘った中で一番大きなおいもを選んで写りますが、一瞬“猫”を抱っこしているのかと思うくらいの大きなおいもを、頑張って抱えている子もいました。
力を出し切った後は、「お腹空いたよ~」の声が相次ぎ、田舎の風景と空気を吸いながらお弁当をいただきました。

1時前には、みんなの何より大事な収穫物のおいもを、ワゴン車に山積みにして出発。各公園に無事届けることができました。静原発の京都バスも予定通り、木ノ本町着。そして、各学年ともお母さんの待たれる公園まで元気に歩いて戻ることができました。

お昼には晴れ間も出てきて、幸運にも実施できた「おいもほり遠足」でしたが、来週は園庭での“焼きいも”などを予定しています。このまま週末予定している運動会が無事に行えて、たっぷりと実りの秋を楽しむ活動が来週からできますように祈りたいところです。
今晩は、おいもの天ぷらかな? おいもご飯かな? お母さんにお料理してもらっての楽しい夕飯のシーンが目に浮かぶようです。

October 9, 2007

●10月9日(火) / 金木犀・クロアゲハがうまれたよ!・園内通信

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 <キンモクセイ> モクセイ科 学名 Osmanthus fragrans var.aurantiacus

突然、よい香りを漂わせ開花したことを知らせてくれるのは、このオレンジ色の金木犀の花。今年は、先週半ばくらいに咲き始めたようでした。金木犀は、中国南部桂林地方の原産で、日本へは江戸時代に渡来しました。「桂=木犀」を意味しますが、中国の有名な桂林は、この金木犀の花がたくさん植わっていたことからついた地名とのこと。中国では、花で桂花陳酒をつくったり、お茶にまぜて花茶として使用されます。中華街では、確かにキンモクセイ茶などよく目にします。同じ種類に、白花をつける銀木犀がありますが、こちらは控え目でとても上品な香りがします。銀木犀は、金木犀の母種のようです。
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 【羽化したばかりのクロアゲハ】 チョウの好きなブッドレアの花を入れて
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今朝、次々に各クラスからお手紙などを届けてくれるお当番さんを迎えながら、子どもたちのお弁当用のお茶を沸かしていたときのこと、近くの出窓に置いていた透明のケースの中で、何やらフワフワと動いているのが目に入りました。ふと見ると、何と、大きなクロアゲハがケースの中を所狭しとはためいているではありませんか。一瞬、なぜ?と不思議に思いました。
理由は、以前、誰かが連れてきた幼虫は、てっきりアゲハの幼虫だと思い込んで子どもたちと2齢幼虫からの成長を見守ってきたものですから、近いうちにアゲハがサナギから羽化するところは見ることができるだろうと思っていたからでした。お陰で今回、アゲハより二周りほど大きなクロアゲハの羽化を初めて見ることができました。キアゲハの幼虫などは体にラインが多く他と区別がつき易いのですが、クロアゲハはアゲハの幼虫と大きさも柄もよく似ています。

さなぎから羽化後、縮んだハネを徐々に広げる様子は残念ながら見られませんでした。幼虫の頃からの経過を知る子どもたちは、小さなさなぎから大きなクロアゲハが出てきたことを思い、不思議そうに見たりハネや体に触れたりして観察していました。
図鑑で見比べながら、カラスアゲハではないし、オナガアゲハにも似ているけど、やっぱりクロアゲハに違いないとの結論に落ちつきました。
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本日は、園内通信「お知らせ56」・園長便り5をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 運動会(延期日)のご参加について
◇ 秋の遠足のお知らせ(お知らせ55追加事項)
◇ 年長児対象歯科検診について

October 4, 2007

●10月4日(木) / ノブドウの果実・足の先までメタリック!・園内通信

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   <ノブドウ>  ブドウ科 学名 Ampelopsis brevipedunculata

お山の中腹にあるノブドウの実。葉はブドウ科の葉の形そのものですが、どこかヤブガラシにも似ています。今春に出たこのノブドウの新芽は、ヒメコガネ(コガネムシの仲間)や何かの幼虫が食べ尽くしてしまい、見る見る枝だけの無惨な姿になっていました。しかし、夏にはまた青々とした葉や蔓が伸び花が咲いて、この秋にはところどころにブルー,紫系の綺麗な実が成りました。山ブドウとは違い、この実は食べられません。
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今日は爽やかな一日でした。年長,年少クラスは、昨日,今日と“おだんご作り”をして楽しみました。自分の手で丸めた白く可愛らしいおだんごを、みたらしあんやゴマ,きなこをまぶしてみんなペロリと食べてしまったようです。子どもたち,先生から園長室にも届けられ、特製のおだんごを美味しくお腹いっぱいいただきました。
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お外遊びでは、15㎝ほどはあるジャンボサイズの“ショウリョウバッタ”や“オオカマキリ”が、園舎の壁やサツキ畑などあちらこちらに出没したので、虫かごを持った子どもたちは懸命に追いかけていました。特に年少児に人気のダンゴムシ(冬が近づくとほとんど見られなくなる)は勿論のこと、みんな素手でいろんな虫を捕まえることができます。ビッグサイズのショウリョウバッタを見つけた子から順に、手の平にのせたりつかんでみたり、ケースに入れて前から横からのぞいてみたり、それぞれ納得がいくだけ観察をしたらみんなで草間へ放してあげました。今日のショウリョウバッタの大きさには、私も大変驚きました。
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    【触角や足の先までメタリックカラーのこれはなに?】           (こたえ↓)
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              獲物をつかまえるポーズ ↓
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きれいな砂地に住み、人間が歩く前を先に先にと進んでいく“ハンミョウ”はみんなよく知っている昆虫で、子ども図鑑にも必ず載っています。タマムシも夏場には時折お庭に出てくる美しい色をした昆虫ですが、このハンミョウもカラフルさでは負けていません。夏休み中も、たくさんのハンミョウが石段を飛び交っていましたが、動きがあまりに早く、とまってもすぐに飛んでしまうためにじっくり観察するのは殆ど無理かと思っていました。

昨日の午後、偶然目にしたハンミョウは、心持ちゆっくりと動いて何かを探しているような様子。また、こんな間近にハンミョウが見られたのも初めてでした。子どもの頃には赤山神社の境内でよく見かけ、カラフルで綺麗だけど、何だかせわしなく飛び回るムシだなあという印象がありました。
早速カメラを向けると、しばらくじっと静止してくれます。撮り終えると、また動き出します。こちらもまたそっと近づいてカメラを向けると、今度はキラキラした前足で頭や体をきれいにグルーミングして見せてくれます。ポーズをとっているようにも思えます。ネコの毛づくろいと同じように、カマキリやバッタの仲間もこの動きをよくするのでユニークです。最後は、立ち上がって獲物を探すポーズも見せてくれました。
ハンミョウは肉食性。大あごが発達しているので、獲物を捕まえて食べます。
一方これは、羽化したばかりの可愛い子どもハンミョウだったのかも知れません。 (こたえ→はんみょう)
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本日は、園内通信「お知らせ55」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 秋のおいもほり遠足のお知らせ
◇ 途中入園のお友だちのご紹介
◇ 左京地区家庭教育セミナーのご案内
◇ 年長児クラス踏水会参加費用について

October 1, 2007

●10月1日(月) / What a lovely rose !! ・ カマキリが卵を産んでたよ!・園内通信

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  <赤,ピンク,白,コーラル,淡ピンク,淡イエローなどなど、
                        色とりどりの美しいバラ> 感謝!

バラは、その美しさ,香り,バラ水や香油などの効用,トゲまでもが魅力となり、人々に愛され続けている麗しい花です。今も次々に新しい品種が生み出されていますが、原初のバラは今から約7000万年前、白亜紀末頃に、ヒマラヤ山系のどこかで最初のバラが咲き始めたのではないかと考えられています。そこから世界中に分布して広がり、それぞれの環境に適した性質に変化していきました。
実際の有史に登場するのは、紀元前2600年頃。メソポタミアに実在した最古の都市ウルクの王ギルガメシュの神話『ギルガメシュ叙事詩』の中に、バラの花の美しさ,トゲについて記されているそうです。

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    【ハラビロカマキリの産卵の様子】  一昨日9月29日夕方
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                <産卵はじめ>
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<産卵後、乾燥したら褐色に> <ずっと卵を見守るカマキリのお母さん>

一昨日の夕方、ドイツトウヒの中の落ち葉を拾っていたら何と!その横でカマキリのお母さんが卵を産んでいる最中に遭遇しました。実は先日も、目の前でふわふわと飛んでいたクロアゲハがカラタチの枝にとまり、ちょうど産卵するシーンを見せてもらったところでしたので、またこんな貴重な場面を見せてもらえるなんて!と、突然の出来事に思わず急ぎ足でカメラを取りに戻ったのでした。
前ばねの左右に白い点々が見えますから、これは「ハラビロカマキリ」。低木の上によくいて、体の幅が案外広く褐色をしたものもいます。

長い間かかって産卵を終えたら、すっかりお母さんカマキリのお腹はぺたんこになっていました。それから丸二日、今日の夕方まで卵を大事そうに見守るように周辺をゆっくりゆっくりと動いていました。しかも昨日は一日中雨でした。今日の日中は、そんな様子を外遊びの子どもたちも観察していましたが、先ほど、お母さんカマキリの姿はついに見えなくなりました。
お腹の中の大切な命をこの世に残し、安全を見届けてから姿を消したカマキリのお母さん。昆虫にも備わっている子を守る尊い姿を見たように思います。これから涼しくなります。卵で越冬し、来年の初夏にはきっとたくさんの子カマキリが羽化することでしょう。
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本日は、園内通信「お知らせ54」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 運動会の延期について
◇ 役員,誘導係のお申し込み・競技参加について

September 27, 2007

●9月27日(木) / ノイバラの実・遊びのあと・園内通信

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      <ノイバラの果実>  バラ科  学名 Rosa multiflora

今年の5月半ば、ここには白い可愛らしい日本原産のノイバラ“ロサ・ムルティフロラ”が甘くやさしい香りを漂わせ満開に咲いていました。最近ふと見ると、花のあとには、緑色の営実(ローズヒップ)がたくさんできていました。これもやがて、赤い実になります。

ノイバラは約10種類ほどありますが、ビタミンCが大変豊富で美容にもよいと言われ、ローズヒップティーに一番利用されるのはヨーロッパ原産の“ロサ・カニナ”という種類です。オレンジがかった赤い卵形をした果実です。
我が家では、チリ産のローズヒップ(チリは、ローズヒップ世界シェアのほとんどを占める)を果肉とパウダーをブレンドして大瓶で保存し、温かいハーブティーにしていただきます。カップに大さじ一杯強ほどを入れ、熱湯を注いで十分に色が出たら、ハチミツを加えます。少々酸味のあるローズヒップティーは、確かにビタミンがたっぷり摂れそうです。これから涼しくなる季節には、とてもおすすめです。カップに残った果実は、そのまま食べられます。
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   【お外遊びが終わり、子どもたちがお部屋に入ったあとには・・・!】
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今日は上終公園での総合練習のため、全園児が10時前に園を出発。この約1ケ月を振り返ると、厳しい残暑の中を子どもたちはそれぞれに力いっぱい各競技の練習に取り組んできました。いよいよあと2日で、お楽しみの運動会がやってきます。
9月の練習の合間の外遊びでは、夏を惜しむツクツクボウシの声を聞きながら、思い思いの遊びをエンジョイしていました。ある日ふと見ると、色とりどりの落ち葉が園内の溝に沿って点々と並べてあるのに気づきました。誰があそんでいたのでしょう?子どもたちは遊びを発見する天才ですが、こんなに素敵な飾りを見たのは初めて。年長児さんたちかな!30日の日曜日は、よいお天気に恵まれて、きっと楽しい運動会ができますように・・・。
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本日は、園内通信「お知らせ53」・運動会にあたってのお願い・園長だより4をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 運動会(9月30日 於/北白川小学校)のご案内
◇ 役員・誘導係のご協力,各種競技参加出場の確認について
◇ 絵本の貸し出しについて(今月末よりスタート)

September 21, 2007

●9月21日(金) / 紫式部・美しいお干菓子・園内通信

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  <ムラサキシキブ>  クマツヅラ科   原産 日本
                 学名 Callicarpa japonica
                    (Callicarpaは、ギリシャ語で「美しい実」の意)

夏の間、淡紫色のたくさんの花をつけていた「ムラサキシキブ」。これは、娘が幼稚園の頃に園芸店で見かけ、一株だけ購入して一緒に植えた木です。場所が場所だけにそう大きくはならず、しかし毎年必ず紫色の美しい実をつけてくれます。平安時代の紫式部を連想してつけられた名とのこと。よく似た種類に、山に自生する「ヤブムラサキ」、実がムラサキシキブよりもボール状につく「コムラサキ」、そして異変種の「シロシキブ(白式部)」などがあります。
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          【園の賑わい】 祇園 鍵善さんのお干菓子
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秋の気配を感じると、ほっと温かいお茶に甘いお菓子がいただきたくなります。昨日はお彼岸の入りでしたので“おはぎ”をいただきました。おはぎは、小豆の粒をこの季節に咲く萩の花に見立てたものだそうですが、確かに毎年この時季になると、園内のあちらこちらに萩の花が可愛らしく咲いています。

和菓子の世界はとても深く美しく、ひとつ一つのお菓子の奥にある京都の歴史,文化,知恵に触れられるその芸術品としての素晴らしさに感動します。
お干菓子と言えば、個人的には来客時などに銘々皿の和菓子の横に飾ったり、昔、茶道のおけいこの時によくお茶請けに使われていました。お干菓子には幾つもの種類があり、四季折々の植物がかたどられた一つずつを手の平にのせて、愛でながら楽しめるお菓子だと思います。

桜,青楓,流水,桔梗,菊,どんぐり,すすきなど・・・。箱の中に賑々しく描かれた自然植物の絵の詰め合わせのようにも見えます。落雁(←らくがん。餅米が原料の極みじん粉に、砂糖,蜜を入れ木型で抜いてつくる)・和三盆(←わさんぼん。香川県,徳島県で伝統的に生産とれている砂糖の一種。製造工程が複雑で製造時期も限られる為、最も高価な砂糖)・干錦玉(←ほしきんぎょく。寒天を使った外はカリッと中身はゼリー状のみずみずしいお菓子)・生砂糖(←きざと。寒梅粉という細かな粉に砂糖と蜜を合わせて練り型抜きをする。薄いため、イチョウや松葉などの葉ものがよくつくられる)などなど、それぞれに違ったお味と食感があります。いつまでも眺めていたい美しさです。
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本日は、園内通信「お知らせ52」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 運動会母子競技について
◇ 役員・誘導係の再募集のお願い
◇ 総合練習について
◇ 今月末のお帳面のお預かりについて

September 19, 2007

●9月19日(水) / 栗の実が落ちてたよ・園内通信

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     <栗> ブナ科  原産地 日本  開花期 6月 
           学名 Castanea crenata
               (Castanea=クリ属 ギリシャ語の栗castanaが語源, crenata=円鋸歯状の)
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            <幼稚園の下 山の学校にある大きな栗の木>

実りの秋。見渡せばいろいろな果実がなる季節です。子どもたちは、帽子をかぶった黄緑色のドングリやクスノキの実を片手にお山を登ってきます。季節が移り、いつもにない珍しいものが木々の上から落ちていたら、一番最初に発見して教えてくれるのが子どもたちです。そうして辺りを見渡すと、自然の中に秋の表情をたくさん見つけることができます。
これは、幼稚園の下方にある小学生以上の学びの場「山の学校」に成っている栗の実。この夏は、猛暑の中、たくさんの小さな実をつけていました。昨日、山の学校の縁側廊下からふと外を見たら大きな実が落っこちているのが見えたので、早速、玄関入口のつくばいの上に飾っておきました。とげとげの殻斗(いが)の中には実がしっかとり詰まっています。

日本産の栗は和菓子・洋菓子によく利用されるほか、茹で栗,甘露煮,渋皮煮,栗ご飯などにしていただきます。あと、中国栗(天津甘栗などで有名な焼き栗,中華料理),西洋栗(マロングラッセなど),アメリカ栗の4種類がありますが、やはり日本原産の日本栗は実が一番大きく、ほどよい水分,粘りと上品な甘味があります。我が国では縄文時代から身近に栗を食べてきた歴史があり、今でも私たちの大切な秋の味覚となっています。栗のジャムやペースト状にしたものも売られていますし、お肉料理の付け合わせなどにしても楽しみたいですね。
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本日は、園内通信「お知らせ50」「お知らせ51」<ママさんバレーボールチームからのお知らせ>を、お持ち帰りいただきました。
内容は、
「お知らせ50」
◇ お父さま方による運動会役員のご協力のお願い
◇ お母さま方による誘導係のご協力のお願い
   (以上、申込書つき) 
「お知らせ51」
◇ 各種競技のご案内とお申込のお知らせ
   ・お父さま単独競技
   ・お祖父さまお祖母さまと園児の競技
   ・お父さまお母さまと先生の混合競技
<ママさんバレーボールチームからのお知らせ>
 新入部員募集 “ご見学など奮ってご参加下さい!”

September 13, 2007

●9月14日(金) / “マントカラカサタケ”が出現・絵が好き!・突然の雨・園内通信

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  <マントカラカサタケ> ハラタケ科      ~大きなキノコが見られてよかったね~
                 学名 Macrolepiota sp.

一昨日水曜日のお昼頃、ふと見えたのは巨大キノコ。高さは30㎝はあり、傘の直径は15㎝以上はあります。今まで何もなかったところに突然出現したキノコにはみんな驚きました。先生たちも、思わず驚きの声をあげました。やっぱり秋、キノコの季節です。昨日から、草間にツチグリ(これも面白いキノコです)を食べるダンゴムシを追いかけていた子どもたちも、目線の先にある大きな白いきのこを思わず目にして、キョトンと眺めています。
昨日のお帰りの時には、年少クラスちゅーりっぷ組さんたちが全員出てきて、大きなキノコを先生と一緒に観察していました。早速名前が知りたくて、三冊のキノコ図鑑を調べましたがすぐには見つかりませんでした。食用キノコの「カラカサタケ」と酷似していますが、微妙に違います。やっと調べ当てたら「マントカラカサタケ」でした。食べられるきのことのこと(食べませんが)。傘の部分は、フライにしたり、オリーヴオイルとガーリック,塩こしょうで調理すると美味しいそうです。柄(茎)は案外固くしっかりしています。
このお山には、春から秋にかけていろんなキノコが出てきます。変わった形をした珍しいキノコとしては、春のアミガサタケ(いつかフレンチに出てきました),初夏に竹やぶに生え優雅に白いスカートを広げたようなキヌガサタケ(北京料理のスープに使われていました),夏~秋のツチグリ(海のヒトデの上に丸いお団子を乗せたような面白い形で、子どもたちは上に小さく開いた穴の部分からシュッシュッと胞子を煙のように出して遊びます)などがあります。
秋は森を歩くといろんなキノコに出会えます。ポケット図鑑を片手に、おにぎりをもってハイキングなどはいかがでしょうか。
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【描くのが好き】
お外遊びに行く前に、園長室の入口で鉛筆と紙を借りてさらさらと昆虫の絵を描いていく年長クラスのYくん。昨日はタマムシ、今日はクワガタを描き、最後に色鉛筆でさっと色をつけて仕上げます。描く場所や描くフォームにこだわりがあるようで、自分流に仕上がったらお外に走っていきました。
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カマキリやバッタを見つける子,コガネムシやカナブンやダンゴムシを見つける子,お気に入りの昆虫図鑑を石段に座って真剣に見入っている子、みんなそれぞれに秋の虫と夏を惜しむツクツクボウシの声を聞きながら楽しく過ごしています。
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【突然の雨】
本日午後2時、降園間際から何やら怪しげな黒雲が広がり始め、急ぎ足で下りるお山の道中で大粒の雨が降り始めたかと思うと、雨が川のようになって道を流れていく久しぶりの大降りに見舞われました。これほどの雨は珍しく、お馴染みの送り迎えグループの先生やお友だちと一緒とは言え、突然の天候の変化に子どもたちは心細い思いだったことでしょう。しかし、大人の誘導にしたがって思いの外泣く子もほとんどなく、落ち着いて安全第一で待機しつつお山を下りることができました。レインコートも雨を通してしまうほどでしたが、そんな中、多くのお母さま方のお迎えのご協力をいただきまして有り難うこざいました。お風邪などひかれませんように、お家でごゆっくり大事をとって下さいますようお願いします。
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本日は、園内通信「お知らせ49」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 入園説明会に向けてのお声かけ・ポスター掲示などご協力のお礼
◇ 園児募集ポスターについて
◇ 原稿ご協力のお願い
◇ 写真代について
◇ 住所変更のお知らせ

September 6, 2007

●9月6日(木) / クロアゲハがおちてたよ・セミの抜け殻・コジャノメ・おそうじじょうず・園内通信

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        <クロアゲハ>  アゲハチョウの仲間
                    学名 Papilio protenor

今朝、外に落ちていた「クロアゲハ」。細長い体部分はすでにアリが食べてしまったらしく、綺麗なハネがそのまま残っていました。このお山にはクロアゲハが多いのですが、幼虫はあまり目にしません。きっと、高いミカンの木などに卵を産みつけるのでしょう。竹やぶを気持ちよさそうに飛んでいるのを見かけますが、クロアゲハの雄は明るさや季節によって飛ぶコースを決める習性があり、その道を「チョウ道(ちょうどう)」と呼びます。道案内をしてくれるように、前を飛ぶこともあります。チョウには不思議がたくさんあるように思っています。
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今日のお帰りの時、すれ違いざまに『せんせい、セミの抜け殻おいといたしな!』と、おかばんを揺らして走っていったのは、MくんとSくん。戻ってみたら嬉しい置きみやげが3つ(^-^)。並べてみると、
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    <左から、アブラゼミ → ニイニイゼミ → ツクツクボウシ>
ニイニイゼミは殻にどろがついていて判りやすい ツクツクボウシはアブラゼミより細長く小さめで繊細な抜け殻。
その辺子どもたちはよく知っている。勿論オスかメスかも。

**セミと言えば***
今朝早朝5時半のこと、頭上から鳴り響くセミの大きな声で目が覚めました。夏の終わりを告げる「ツクツクボウシ」は、これでもかこれでもかと夏を惜しむように鳴きつづけています。「朝の自然のヒーリングミュージックだわ」と思ってもう一度目をつむっても、どうも賑やかすぎます。仕方なく横のドアから外に出て見ると、真上の木からさらに大きな声を鳴り響かせていました。耳を澄ますとお向かいの山やもっと遠くの方からも、ツクツクボウシの大合唱が聞こえてきました。そろそろ秋が近づいているのかなあ。
早朝に小鳥たちが一斉に鳴き出すのも、日の出とともに木々の緑が光合成を開始し、新鮮な酸素を空気中に大放出するから・・・とのこと。私も、すがすがしい朝の香りを胸一杯に吸い込み、すっかり目が覚めたところで今日の一日がスタートしました。
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  【コジャノメ】 タテハチョウ科
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「あっ、せんせいのおへやにチョウチョが入っていったよ!」と数人が指さして教えてくれました。後になって室内をチョウがヒラヒラ飛んでいるのに気がついて見たら、タテハチョウの仲間「コジャノメ」でした。デジカメを向けるとそっとハネを広げて静止してくれます。カシャッと撮り終えたら、またハネを閉じます。以前お庭でタテハチョウを撮ろうとしたら、あちらに飛んでいったチョウが戻ってきて目の真ん前にとまってくれたこともありました。チョウはやっぱり不思議です。
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 『ぼくもおそうじするよ!』
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お山の桜の葉は、夏休み中からハラハラと黄色い落ち葉を落とします。履いても履いても・・の季節がまたやってきました。年中児Sくんは、朝私が落ち葉掃きをしていたら何処からかほうきを持ってきて手伝ってくれます。今日のお昼前ふと見ると、今度はRくんもりょうま先生のお手伝いをしていました。郵便屋さんもチラリと偉いなあってお顔で下りて行かれました。おそうじは大変だけど楽しいね!またお願いします。
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本日は、園内通信「お知らせ47」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 昨日の保護者会でお話した内容と補足
 ①平成20年度園児募集について
 ②来年度の諸費用について
 ③秋の行事(第58回運動会,静原おいも掘り遠足)について
 ④京都府の保育料軽減補助制度について
 ⑤その他 カプラ教室開催についてなど

September 3, 2007

●9月3日(月) / 2学期スタート・千日紅・ふ化後の幼虫がいたよ!・園内通信

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       <センニチコウ>   ヒユ科 熱帯アメリカ原産 
                     学名 Gomphrena globosa
            
暑い夏の最中の園内には、オレンジ色をした大きな“ヤブカンゾウ”や白い“ムクゲ”の花が咲いていました。つい先日、濃ピンクのセンニチコウが目に入ったので、これは園芸店で求めました。千日もの間、花の色が褪せないことからついた名だそうですが、そう言えば私の娘時分に淡ピンクのセンニチコウを束にして、長い間部屋に飾っていたことをふと思い出しました。よくドライフラワーに使われ、他に白,赤,ピンク,オレンジ色などがあります。

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       【もう、卵からふ化したての2齢幼虫がいたよ!】<夏型アゲハ>9月3日

今朝見つけた赤ちゃん幼虫。そう言えば、夏の猛暑の中も、アゲハ,クロアゲハ,アオスジアゲハなどが涼しげに飛んでいるのをよく見かけました。竹やぶの狭間を乱舞する2匹のクロアゲハを見たときには感激しました。竹の節から出た水分を求めて飛んでいたようです。竹と言えば、夏の夜に竹の節々からシャワーのように水分を放出することがあります。きっと吸い上げた樹液の量を調節しているのでしょう。竹やぶ全体の現象ですが、それは一瞬雨と間違えるくらいの水の音がして、これもとても神秘的な気分になります。
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子どもたちの元気な声が幼稚園に戻り、いよいよ今日から2学期がスタートしました。日焼けして、お休み中に確実に成長された懐かしいお顔が次々に揃い、夏休みのお話を嬉しそうに聞かせてくれました。長い夏休みでしたから、ご家庭でのペースから毎日少しずつ登園のペースにまた馴染んでいただけたらと思います。早速明日からはお弁当も始まり午後降園となりますので、毎日の帰宅後は十分に休養をされまた次の日に備えていただきますように。
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本日は、園内通信「お知らせ44」「お知らせ45」「お知らせ46(ふれあいサタデーのご案内)」(連絡カード)(送りグループ変更届)をお持ち帰りいただきました。
内容は、
「お知らせ44」
◇新入園のお友だちのご紹介
◇お弁当について
◇手提げ袋について
◇体操服などについて
◇月ぐみ水泳教室について
◇保育料について
◇平成20年度入園願書発行について
◇平成20年度入園説明会について
◇平成20年度園児募集ポスターについて

「お知らせ45」
◇保護者会のご案内
◇ふれあい秋祭りのご案内
  9月9日(日) 午前10時 ~カプラで遊ぼう!~
           於/北白川小学校体育館
「お知らせ46」
◇第4回ふれあいサタデーのご案内

July 12, 2007

●7月12日(木) / 紫陽花アナベル・園内通信

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<アナベル> ユキノシタ科  学名 Hydrangea arborescens cv. Annabelle.
                    別名 ハイドランジア アナベル

ふんわりと優しく上品な紫陽花は、“アナベル”。緑色のつぼみがだんだん薄緑色のつぼみとなり、花は大手毬のように真っ白の花になります。ヨーロッパ的な雰囲気のあるアナベルの群生を信州の田舎町で初めて見たときに、思わず立ち止まって見とれてしまったことがありました。高さは150㎝くらいになるため、日陰のガーデンに植え込むととても明るく華やかにしてくれそうです。また、白花の種類で織りなす「ホワイトガーデン」にも欠かせない素敵な紫陽花です。
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梅雨の最中ですが、今朝園内の植え込みにセミの抜け殻がコロンと落ちていました。そう言えば最近の雨上がりの夕方には、早セミの鳴き声が時折聞こえてきます。でも、暑い夏はもう少し先。たった一ぴきで鳴く声はやはりまだ寂しげに聞こえます。今日は、府南部に大雨洪水警報が発令されましたが、天候の崩れもさほどなく無事降園にいたることができました。ここしばらくは雨続きですので、お庭で思いっきり遊べないのがとても残念です。ぜひ夏期保育中には、子どもたちの声が晴れ間にいっぱい響くことを願っています。
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本日は、園内通信「お知らせ42」「お知らせ43」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
「お知らせ42」
◇ 夏期保育スケジュールについて
◇ 2学期始業式
◇ 年長児が1学期に覚えた俳句
◇ 園児募集について
「お知らせ43」
◇ 夏期保育について(補足)
◇ 「1学期生活発表会ビデオについて」(補足)

July 10, 2007

●7月10日(火) / 額紫陽花・朝の一こまから雑感・園内通信

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<ガクアジサイ> ユキノシタ科  学名 Hydrangea macrophylla (Thunb.)Ser.
                      別名 ハイドランジア

幼稚園の石段を下りてきた“山の学校”の入口に、雨の中に一つ咲いていた「額紫陽花」はとても涼しげで質素なイメージです。その昔奈良時代に、日本の海岸に多く自生していた額紫陽花は、今世界中に咲く多くの園芸種紫陽花の原種となるそうです。額紫陽花の内側にある小さなプツプツとした花が本来の花で、周りの大きな花はガク=装飾花(おしべやめしべのない飾りの花)です。今みる西洋紫陽花のすべては、この中央の花をすべて装飾花にした園芸種なので、とても華やかさがあります。
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雨ふりの一日となりました。8時45分から、次々にしっかりとレインコートに身を包んだ子どもたちが各お部屋に到着してきます。着いた子から順に、長靴を靴箱に入れて上靴に履き替え、レインコートやおかばんを所定の位置にかけて、出席シールをお帳面に貼りながらクラスの先生やお友だちを待っています。そんな、お友だちと話して過ごす朝のひと時がとても楽しそうです。
今朝一番に到着した年少クラスの女の子二人は、いつも仲良し。今日は保育でスイカ割りをするので、お家から持参したおしぼりタオルをケースから取り出し、そこにある自分のお気に入りのキャラクターを指して、「ねえ、これ、かわいいでしょ?」「これは?」「じゃ、これは?」と聞き合いっこをして、お友だちが「うん、かわいいよ」と言ってくれたらとても満足そうな笑顔をします。やはり女の子、自分の持ち物が素敵ね・・と相手に共感してもらえたら嬉しくなります。そんな様子をうかがいながら一緒に過ごしていると、次は男の子グループが到着しました。
「おはよう」と声をかけるやいなや、『せんせい、ぼく恐竜好きやねん』と言いいながらお部屋に入り、取り出したのは恐竜のついたハンカチ。得意げな表情です。
「せんせいは、そのティラノザウルス好きやなあ」と言うと、『ぼくはスピノザウルス』と返ってきます。トリケラトプスは草食でティラノやスピノは肉食であることやその意味をすでに知っています。やはり、恐竜の姿や何億年前の恐竜の戦いは男の子の憧れの対象のようです。自分自身が恐竜になった気持ちで、格好いい戦いの真似をしたくなるかも知れません。
ご家庭では、子どもとゆっくり話をしたり健康面のケアをするのはお母さんが大方ですが、一方お父さんとは「レスリング遊び」や「すもう遊び」が楽しめるのではないかと思います。お父さんとは、子どもが本気になって全力でぶつかっていき叩くこともできますが、この親子のスキンシップをともなうレスリング遊びは元気な女の子にとってもとても楽しいものです。私も小さな頃は、よくこのような遊びをしてもらったものです。子どもなりにも勝てると思って向かっていくのですが、当然大きな力でスルリッと転がされてしまいます。悔しくて悔しくてこれでもかと向かっていきますが、一線を越える時こそ、お父さんの出番だと思います。
「それはダメや!」と反則の場所を教えることで戦いごっこのルールを覚えることができます。そんな遊びを家庭で取り入れていると、子ども自身が自分で痛みを知り、また相手の痛みも察することができるので、「どこでやめるか」を知ることもできます。そんな親子のスキンシップの中で、特に元気を持て余し気味のお子さんには、お父さんの大きな存在から体で学ぶことが大変貴重なことではないかと思います。
夏は自然とともに、子どもたちがぐんぐん成長する時期でもあります。ご家庭でも、この夏はアウトドアで、または家の中で、体をつかう色んな遊びの体験を教えてあげて下さい。
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本日は、園内通信「お知らせ41」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 尿検査,ぎょう虫検査の結果についてご報告
◇ 「お誕生ありがとう運動」の参加カードの持ち帰りについて
◇ 各課外教室,ひねもす教室について

July 6, 2007

●7月6日(金) / 紫陽花・視力検査・園内通信

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   <アジサイ> ユキノシタ科   学名 Hydrangea macrophylla
                        別名 ハイドランジア

紫陽花と言えば、まずこのブルーのイメージが思い浮かびます。これは、第3園舎の下にありますが、毎年結構長い間咲き続けてくれます。夏が過ぎて秋になる頃、ブルーの色がほどよいレトロ色のドライフラワーになるのも自然からの贈り物だと思い、毎年楽しみにしています。紫陽花の花自体、夏場の強い太陽の元だとしんなりしていますが、日陰にある紫陽花はどれも生き生きしています。どちらかと言えば、日陰にあった植物なのでしょう。日陰の庭造りとして、葉がふんわりしている紫陽花をいろんな種類植えられたらとても素敵でしょうね。

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本日と月曜日の2日間、年長児クラスの視力検査のため各クラスへまいりました。視標(ランドルト環→C)から約5m離れた位置に立って、片方ずつ遮眼子を押さえて計ります。ドーナッツ型の開いている方をうまく指さしたり、「右」「左」が解る子はお口でしっかり答えられます。見えにくい場合は、一段大きい環を指すとやはり見え易くなります。立って検査をしているお友だちの横で順番を待っている子が、同じように目を隠しながら一生懸命予備練習している姿は微笑ましく、また少しでも見えるようにと遮眼子をそっとずらしながら頑張って答えようとする姿もとても可愛らしいです。
視力が0.7未満の場合は、小学校の教室の一番後ろの席から黒板の字が見えにくくなりますから、出席カードの視力欄に赤丸の記入をしています。視力が0.7以上の場合は青丸(1.0以上は緑丸)を記入しています。
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本日は、園内通信「お知らせ40」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 短縮保育について
◇ 祇園祭について(園則)
◇ 絵のアルバムについて
◇ PTAバレーボール大会府下大会出場の結果報告
◇ 園児さんの休園について
◇ 「福音館がおすすめする夏の本」について
◇ 就園奨励費(京都市補助金)について
◇ 1学期終了式について
◇ ミニミニ幼稚園開催について
    明日7日(土)  前10時~11時
    テーマ “たなばたかざりをつくろう!”
    ・幼稚園のお山の笹を使って、親子で七夕飾りをつくって結びましょう!
  *皆さまお誘い合わせの上、奮ってご参加下さい。
    

July 3, 2007

●7月3日(火) / 紫陽花・夏の活動・園内通信

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   <アジサイ> ユキノシタ科  学名 Hydrangea macrophylla
                        別名 ハイドランジア

お山の中に、同じスペース内なのにピンクとブルーの紫陽花が混在しているのが面白い場所があります。紫陽花は土壌のpHによって色が変わり、酸性の土だと青色にアルカリ性の土だと赤くなりますから、土質が微妙に違うのでしょう。この西洋紫陽花も、日本原種の「額紫陽花」や「山紫陽花」などの品種から作り出されたもので、ピンク色がとても愛らしいです。先日あるお店で、ピンクの西洋紫陽花と少々くすんだピンクのバラが花瓶に生けてあり、素敵だなあと見とれたことがありました。
ここは、イノシシが土中のミミズを物色に来て土を掘り返していくので、今年も紫陽花が咲くかどうかと実は案じていたのです。きれいに咲いてくれてよかった、有り難う!
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今日のお昼前は徐々に晴れ間が出てきて、年少クラスは無事、近くの川までサンダルをはいて川遊びに出かけました。今年は小さなサワガニがたくさんいたそうです。その後、元気に園に戻りお弁当を食べました。残る1学期は、各学年とも夏の活動が続きます。明日は、年長クラスが“スイカ割り”をする予定です。目隠しをして、みんなのかけ声をたよりに真っ直ぐ進んで、お目当てのスイカを上手くたたけるかな?ここ暫くのお天気は、湿度があり気温も20℃以上ありますから、きっと気持ちよく夏先取りの活動をいっぱい楽しめることと思います。
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本日は、園内通信「お知らせ38」「お知らせ39」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
「お知らせ38」
◇ 京都市・大津市就園奨励費について
◇ 1学期生活発表会ビデオのお知らせ(申込書つき)
「お知らせ39」
◇ 京都市就園奨励費記入のための詳細について
 ・ご質問等ありましたら、園または市教委までお電話して下さい。

June 27, 2007

●6月27日(水) / 紫陽花・発表会リハーサル終了・当園バレーボールチームが優勝!・園内通信

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   <アジサイ> ユキノシタ科  学名 Hydrangea macrophylla
                       別名 ハイドランジア

今年は、薄紫色系のアジサイがたくさん咲いています。日本原産の紫陽花は国内でも昔から愛されている花ですが、最も古くは桃山時代の狩野永徳作の障壁画「松紫陽花図」(重要文化財指定/南禅寺)が、紫陽花を描いた初期の頃の絵として残っているようです。
アジサイの花後は短く刈り込んでも、また次の年には新芽がしっかり伸びてきてくれます。この地植えのアジサイの下に、以前に鉢植えで手に入れてからずっと花が咲かないままだったアナベル(ヨーロッパアジサイの種類)を置いたままだったことを思い出しました。そろそろ手入れをしてあげなければいけません。
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昨日、今日の二日間、1学期生活発表会のリハーサルを9時半より行いました。ビデオカメラ2台とカメラ2台での撮影も無事終了しました。演技をする子は日頃の練習の成果を笑顔で力いっぱい発揮できましたし、一方演技を終えて舞台を見守るお客さんとしての態度もなかなか立派なものでした。各クラスで作り上げてきたお遊戯を、28日29日の保護者鑑賞日にはお家の方々に楽しみにご覧いただけたらと存じます。
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 【左京地区PTAバレーボール大会 北白川幼稚園バレーボールチーム優勝!!】
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昨日の試合終了後、優勝トロフィーと賞状が、チームのお母さまの手により園に届けられました。お母さま方は、常々何よりバレーボールを楽しむこと、そしてチームの調和を第一に日々練習を重ねている旨仰っておいででした。そして昨日、突き抜けたようなお二人の笑顔にはうっすら涙が浮かんでいました。ユニフォームに刻まれたラテン語Concordia(コンコルディア=調和)のように、一人一人の調和の心がこんなにも大きな結果に結びついたことを、とても嬉しくお祝い申し上げました。二日間のリハーサルに臨む子どもたちがお遊戯に取り組んできた姿と、お母さま方の試合の姿が重なります。
バレーボールチームのお母さま方、心よりおめでとうございます。
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本日は、園内通信「お知らせ36」「お知らせ37」を持ち帰りいただきました。
内容は、
「お知らせ36」
◇ 生活発表会保護者鑑賞日について(補足)
◇ 「中学生生き方探求・チャレンジ体験」受け入れについて
◇ 「保護者の声(HP)」について
◇ 祝優勝!左京地区PTAバレーボール大会速報
◇ 絵本貸し出しについて

「お知らせ37」(年長用)
◇ 月ぐみ水泳教室について
◇ 月ぐみ視力検査について

June 25, 2007

●6月25日(月) / 柏葉紫陽花・園内通信

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     <カシワバアジサイ>   ユキノシタ科
                      学名 Hydrangea quercifolia
                      別名 スノーフレーク

色とりどりのアジサイが美しい頃、このカシワバアジサイも今年はさらに大きな株になり、多くの白い円錐状の花穂をつけてくれました。葉の形が、柏餅を包む柏の葉に似ていることから柏葉アジサイと名付けられました。これは八重咲スノーフレークの種類。

紫陽花の原産地は日本です。京都には、宇治の三室戸寺のあじさい園,西京区大原野の善峯寺などその他アジサイの名所がたくさんあります。そう言えば大原三千院にも、多くのアジサイが咲く裏庭がありましたが今も咲いている頃でしょうか。
その昔、P.F.シーボルトが日本のアジサイに魅せられてヨーロッパに持ち帰ったことにより、ヨーロッパでも多くの品種改良が行われて、800~1000種以上のアジサイが育てられています。
フランス北部、ノルマンディ地方ジヴェル二ーには画家モネの庭がありますが、日本がとても好きだった彼の庭にもフジ,スイレン,アジサイなどの美しいブルーの花々が咲いている頃でしょう。同じくノルマンディのヴァランジュヴィル・シュル・メールという小さな村に、神秘的なアジサイ庭園「「シャムロック庭園」」があります。ヨーロッパ一のアジサイの収集家であるコリンヌ・マレさんという女性がご夫婦で維持管理するシャムロック庭園も、日本と同じアジサイの季節6月から9月一杯まで開園しています。酸性が勝ったシャムロックの土は、アジサイを魔法のように見事に咲かせてくれるそうです。
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      【御結婚おめでとうございます】
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週末は、3月末に退職された純世先生の挙式,披露宴が北山ル・アンジェ教会で執り行われました。梅雨の最中の夏日のように晴れた一日、まさにカシワバアジサイと同じく純白の美しいジューン・ブライドでした。挙式後の中庭には、元ほし組の子どもたちや保護者の方々が中心に大勢がお越しになり、先生のご両親もその様子には驚いておいででした。最後に撮影された子どもたちが取り巻く記念写真は、先生ご夫婦の思い出の宝物になることでしょう。岩倉にお住まいですから、今後たびたびお目にかかれることと存じます。お幸せをお祈りしています!
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本日は、園内通信「お知らせ34」「お知らせ35」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
「お知らせ34」
◇ 内科診断(先週末21日,22日実施)の総括
「お知らせ35」
◇ 尿検査,ぎょう虫検査について
  ・検査用品5種類をお持ち帰りいただきました。 

June 21, 2007

●6月21日(木) / ホタルブクロ・カブトがいたよ!・園内通信

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   <ホタルブクロ>(蛍袋)    キキヨウ科 ホタルブクロ属
                      学名 Campanula puncutata

ラテン語学名の「Campanula」は小さな鐘を意味しますが、カンパネラと言えばリストの代表作で、鐘の音が遠くから響いてくるように、オクターブの指使いで音色を効かせる美しい曲「ラ・カンパネラ」が思い浮かびます。また、別名ツリガネソウとも言うように、下向きに揃って咲く様子はなるほど可愛らしい鐘のようです。私は、小学生の時に信州の山で高山植物の存在を知り、ヤマホタルブクロに出会ったのがこの植物を知るきっかけでした。
このお山にも、たった一株ですが、毎年同じ場所に咲いてくれるホタルブクロがあります。この和名ホタルブクロの名の由来は、子どもがちょうどこの花が咲く季節に現れるホタルを中に入れて、虫かご代わりにしていたからとか、提灯を「火垂る(提灯の古語)」と呼んだからなどと言われていますが、どちらも風情豊かな初夏の風物詩を思わせます。実際に、ホタルがこの花の中にいることがあるようで、実はこの中で休憩するのが好きなのかも知れません。
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6月も早後半。お山は毎朝、ウグイスの声やコゲラ(キツツキの仲間)が木の幹をつつく音が響きます。そして朝9時前になると、入れ替わりに子どもたちの元気な声に包まれてお山の一日がはじまります。

子どもたちの大好きなダンゴムシは、昆虫ではなくエビやカニと同じ甲殻類の仲間です。お母さん(メス)は、真っ黒のお父さんダンゴムシとは異なり、背中に金色の点々がついていることは今ではみんなが知っていますが、そのお腹をひっくり返してみるとお腹の袋(育房←いくぼう)に、たまごをたくさん抱いているのが近頃見られます。お庭遊びの最中、子どもの手の平でお腹の袋が破れ、薄黄色の赤ちゃんが山ほど(100匹以上)出てくるところに出会うこともあります。赤ちゃんは、秋を過ぎて冬を越して、来年の夏まで約1年かけて大人になります。ほかに、糸のように細いカマキリの子どもにも出会います。手の平に乗せて観察しているシーンをよく見かけます。

こうしてたくさんの命が育っていることを嬉しく思うこの頃、保護者のお母さま方の中には、ご出産を控え大切な命を身ごもっていらっしゃる方が大勢いらっしゃいます。先日、「陣痛が始まりましたので、お迎えは代わりの○○さんに・・・」とお電話を頂戴したときには驚きましたが、無事ご出産されますようにと、ただただ祈るような心境になりました。そして、無事のご出産をお聞きした折りには、皆で安心しました。今後、夏休みから秋にかけ、暑い夏を乗り越えてご出産される方もおいでです。どうぞお体ご自愛下さいますように。
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【お庭にカブトムシがいたんだ!】 / 年少児外遊びのとき        
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  <カブトムシのメス♀>     <ぼくが見つけたよ!ってKくん>
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<昆虫ゼリーをあげたら、ペロリと二つ食べちゃったよ。またお山に帰してあげよう>
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本日は、園内通信「お知らせ31」「お知らせ32」「お知らせ33」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
「お知らせ31」
◇ 昨日の避難訓練(左京消防署より消防士さん3名来園)についてのご報告
「お知らせ32」
◇ 1学期生活発表会(保護者鑑賞日)・左京地区PTAバレーボール大会のお知らせ
「お知らせ33」
◇ 悪天候(注意報,警報発令)の場合の保育について

June 19, 2007

●6月19日(火) / アジサイ・週末アゲハが羽化したよ!・園内通信

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   <色づきはじめた紫陽花>  学名 Hydrangea macrophylla 
                      ユキノシタ科
                      原産 日本

「山の学校」に紫陽花の花を飾るため、カットした不要な葉を5,6枚重ねたときにふと昔の懐かしい思い出が浮かんできました。小さい頃の“おままごと”のときに、みどり色の瑞々しく葉脈のくっきりとした紫陽花の葉を重ねて、緑のお野菜用として使っていたことでした。あまりよく切れないナイフ(おもちゃ用なので)でしたが、葉が肉厚なのでそれなりに切り応えがあるのが嬉しかった記憶があります。青い匂いが漂い、普段の食卓にのる本物のお野菜のような出来映えは思わず食べてみたくなるくらいでした。

紫陽花の原産地は日本で、古く中国からヨーロッパにも広まりました。樹高1~2m、梅雨時6~7月にブルー,パープル,ピンクなどの雨に映える美しい花を咲かせてくれるのが楽しみです。
花の色が土壌のpH濃度によって微妙に変化するのも、毎年ちょっとした楽しみ。花のつぼみのころは薄緑色から白く変化、次に淡いブルーやピンクなどになり徐々に花色は濃くなっていきます。
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            【羽化後のアゲハ(ナミアゲハ)】
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         <触角,複眼,口吻がはっきり見えます>
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   <キアゲハに似た色>        <抜け殻>         <本棚でサナギから羽化後>
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<サナギの皮を破って約30分程で外へ出ます。ハネが空気に触れて徐々に広がり、約5分間でハネ
が伸びきります。体が固まるまで1時間ほどは動かずにじっとしていますが徐々にハネを動かします>
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<同じ場所で、ハネを閉じたり広げたりしています。前バネ後ろバネ左右2枚ずつ計4枚のハネがあります>
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<幼虫時代、サナギになる時にもあまり遠くへ行かず、育ったミカンの枝で羽化した一匹>
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<ハネがのび切ると、体の余分な水分などを出します。さあ、いよいよ飛び立つ準備OK!>
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<窓を開けたら、梅の若枝に止まりました。少しずつ動きながら、今にも飛び立ちそうです。
西の空からは夕陽が射して、アゲハの旅立ちを見守り照らしてくれています>
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先週金曜日の午後3時頃、近衛中学校の生徒さん達が園を訪問され、室内で7月来園(チャレンジ体験)の打ち合わせの会話をしていた時のこと。窓ガラスの隅から何だかハタハタと動く気配がしているので、おやっと目をやると、大きくハネを広げたアゲハチョウが三匹、いよいよ羽化後に飛び立つための練習をしているところでした。続いて、中学生の「あっ」という表情で背後を振り返ると、本棚の隅でさなぎになっていた一匹が、同様にハネを広げはためかせているところでした。アゲハがたくさんいる室内に居合わせた中学生は、突然のことなので驚きが隠せない様子でした。
残念なことは、今回、さなぎが殻から抜け出る瞬間を一度も見るチャンスがなかったことと、週末の降園後の羽化だったので、子どもたちはみどり色の幼虫の頃からさなぎまでを折りに触れ観察していたにもかかわらず、チョウは自然に帰してあげなければならないために、見せてあげることが叶わないことでした。
土曜日のふれあいサタデーが終了し、午後に山の学校でのある会合を終えて園長室に戻ったところ、その数時間の間に再び残りの数匹が羽化していました。15日16日とも、旅立ちに相応しい梅雨間の太陽が照る午後3時半頃に羽化したアゲハチョウ。名残惜しくもあり、でも、元気に飛び立って新しい命を残してくれますようにと祈りながら、太郎先生,亮馬先生とともに西の空に飛び立つ姿を見送ったのでした。
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本日は、園内通信「お知らせ29」「お知らせ30」・(園長便り2)をお持ち帰りいただきました。
「お知らせ29」
◇ 内科診断について 21日(木)・22日(金)両日の実施要領について
「お知らせ30」
◇ 北白川幼稚園オリジナルレインコートについて(購入申込つき)
◇ 福音館おすすめ図書について
 

June 13, 2007

●6月13日(水) / 初夏の花たち・京都の夏がくる・セイヨウオニアザミ・園内通信

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   アジサイの季節がきた     なんの花だろう?つぼみがついているね←昨日の登園時のこと
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   ほらっ 咲いたわ!           はいピース!       大きなアザミの花でした←今日のこと           
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 白バラ “マニトンカスケード”        キンシバイ         今、花いっぱいのドクダミ

初夏と言えば、「コンコンチキチン コンチキチン!」。早、祇園囃子(ばやし)の練習の音が聞こえてくる趣ある季節になりました。先日、久方ぶりに三条通りを歩いていましたら、ある店先に木製の長刀鉾が飾られていて、思わず顔を近づけて見入ってしまいました。今年も7月17日の巡行の日まで京都の街は祇園祭一色になります。私は、やはり先頭長刀鉾の勇姿を見るために、出来るだけ毎年四条へ出向きます。

平安期の貞観11年(869年)に京都に疫病が流行ったとき、その退散を祈って始められた行事だけに、厳かに鉾がすべり出す姿を眺めていると、言葉に出来ない感動がこみ上げてきます。確かに病があっても、ひととき忘れさせ、また吹き飛ばしてくれるかのような力強さがあります。幾多の危機にも直面しつつ、山鉾町関係者の熱意と努力により、今日の日本を代表する祭りを今年もまた見ることができるのは、本当に嬉しいことです。
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 <セイヨウオニアザミ> キク科 アザミ属   
学名 Cirsium vulgare (Savi) Tenore

「あら、こんなところにアザミの葉のようなものが・・」と気づいたのが、5月の半ば頃。アザミ独特の特徴ある葉には刺があります。取りあえず、どんな色の花が咲くのかを楽しみにしましょうと思っていたら、暫くの間にたった一株のアザミが驚くほど大きくなりました。昨日はチクチクとしたネギボウズのようなつぼみがついていましたが、今日のお昼に見ると薄紫色のきれいな花が開いていました。多分、鳥が種を運んできたのでしょう。知らぬ間に植わっているのは大歓迎ですが、葉も花もチクチクするので子どもたちには「触らないで見るだけにしようね」と声をかけています。野に咲くアザミと言うより、あまりに立派なオニアザミは虫媒花の花です。
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本日は、園内通信「お知らせ28」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ お忘れ物のお知らせ(紳士用傘)
◇ 幼稚園の「貸しレインコート」について
◇ 昨年度末退職されましたS先生の結婚式について


June 8, 2007

●6月8日(金)/カピテーヌ・ジョン・イングラム・オトシブミ・ゾウムシ・スジクワガタ・コメツキムシ・園内通信

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  <キャピテーヌ・ジョン・イングラム>  オールドローズ 
                           作出 1854年 M.Laffay フランス

オールドローズとは、1867年以前に存在したバラの総称。現代バラにはないたおやかな花の色、豊かな香りを持つため魅力あるバラです。その品種の多くは一季咲きで半つる性。この種も、苔で覆われたようなつぼみがつき、花が咲く前からその姿を楽しむことができます。ダマスク系の香りあり。そう言えば最近、バラの葉にはよく穴が開いていて、その近くにはオトシブミの姿があります。
またこれは、「蓼科高原バラクライングリッシュガーデン」のナーサリーから苗を持ち帰ったもの。思い返せば、初めてこのガーデンを訪れたのは今から約20年ほど前のことになります。そこにいらしたガーデニングに詳しそうな女性と暫くの間直接お話をすることになりました。蓼科にガーデンの場所を定めた理由、また、広大な土地を開墾して英国式ガーデンを作ることに伴う苦労や、イギリスからの種の輸入許可が下りにくく思うようには計画が進まないことなどを、遠くを見るような眼差しで話しておられました。その彼女が、ガーデンプロデューサーでありオーナーの英国園芸研究家ケイ山田さんでした。まだお花より土のほうが多く見えるお庭を眺めながら、「あと10年もすれば良いお庭になると思います。」と仰っていた通り、今では各地から観光バスがツアーを組んで多くの人々が訪れるイングリッシュガーデンとなっています。私も年に一度は訪ねる大好きな場所です。
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                【オトシブミ】
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       <バラの葉裏にオトシブミの成虫がいます>
        オトシブミ・・・葉を巻いて中に産卵し、4月~8月に成虫が見られます。
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      【ゾウムシ】                              ゾウの様な背中のライン
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見つけようと思って見ているわけではないのですが、なぜかふと目に入ってしまう虫たち。これは何だろう?ゾウムシかな?ゾウムシと言えば、昨年の秋、子どもたちとクヌギやドングリやクリを拾って、お庭の隅っこで石で割って“ゾウムシの幼虫さがし”をしたものです。子どもたちが覚えやすいゾウムシと言う名のごとく、横から見ると本当に背中を丸めたゾウのような形をしているのがユニークです。
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『本日のお庭遊びでの発見!』 
【スジクワガタ】♀ Gちゃんの発見  【オオクシヒゲコメツキ】♂ Sくんの発見
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   クヌギの樹液に集まる       立派なオスの触角は、くしの歯状
                        体操服の下から上へのぼっている
                                ↓                                    s-DSC_6310.jpg
【オオクシヒゲコメツキ】拡大↑
コメツキムシの種類はよく子どもたちが見つけ、体を裏返しては「プチン」と音をたてて跳ね返るのを見て遊んでいます。なので私の小さな頃には、「プッチンムシ」と呼んでいました。この種類はそのようにして遊ぶ気がしないくらいの、大きなコメツキムシの種類。この触角の立派さには驚きです。
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本日は、「お知らせ27」と別紙「お誕生ありがとう運動」のご案内をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 家庭教育相談について(期間 6月13日~15日の3日間)
◇ 避難訓練について
◇ 「お誕生ありがとう運動」について
◇ 課外教室(絵画教室)の6月スケジュール変更について
◇ 実習生のご紹介

June 4, 2007

●6月4日(月) / シャポー・ド・ナポレオン・オトシブミのゆりかご・アゲハはさなぎになったよ・園内通信

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 <シャポー・ド・ナポレオン>  オールドローズ   
                    学名 Rosa centifolia var. 'cristata'
                    1827年頃スイス西部の修道院で発見される
                    
5月後半より、また今年もいくつかの蕾をつけてくれたバラ“シャポー・ド・ナポレオン”。「ナポレオンの帽子」という素敵な名前は勿論、名の通りの苔で覆われたようなつぼみの形から、一目で気に入ったバラの一つ。ダマスク香のよい香りがします。
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 【オトシブミのゆりかご】
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クルクル巻いたサクラの葉    あっ、穴があいてるよ      アリがのぞいてるね

オトシブミは、秋に、コナラ,クヌギ,バラの葉など、葉をクルクルと折り込んで巻き、その中に産卵します。そして、葉っぱのゆりかごが完成したら、それを茎から切り落として土の上に落とすものもいれば、枝にぶら下げたままにするオトシブミの種類もあります。園内では春と秋の時期に、サクラの木の下にこのゆりかごが落ちているのをよく見かけます。今日、子どもたちが巻いた葉を広げて見ていましたが、中は幼虫のフンだけが残りさなぎも成虫も見当たらず、どのゆりかごも、もぬけの殻。木の上で越冬し、この春、成虫に羽化した後、穴をあけてゆりかごの外へ巣立っていったのでしょう。ではなぜ今、黄葉した空っぽのゆりかごが、あちらこちらに落ちてくるのでしょうね?
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 【アゲハのその後】 やはり、週末に脱皮し無事、さなぎになりました。
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上の写真の蛹の下は脱皮した皮。椅子の下や、花瓶の取っ手、ミカンの枝など思い思いの場所で蛹になりました。でも時々、ピクッピクッと左右に動きます。残るは最後の一匹、今朝じっとしていたのでいよいよ蛹になるのかと思ったら、何のなんの。まだまだ元気!とミカンの葉の上で歩きまわっています。
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本日は、園内通信「お知らせ26」を、お持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 第3回ふれあいサタデーのご案内
   ・『歯科医 山下和夫先生より』効果的な歯のみがき方についてご指導いただきます。
   ・歯に関することで、日頃お持ちの不安,疑問についてご質問いただけます。
    (参加申込14日まで)
*別紙「園長だより1」を、お持ち帰りいただきました。

June 1, 2007

●6月1日(金) / ドラセナドラコ・アゲハ5齢が前蛹に・園内通信

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  <ドラセナ・ドラコ> リュウゼツラン科 ドラセナ属  別名 リュウケツジュ(龍血樹)
               学名 Dracaena draco  英名 Dragon tree  原産 カナリア諸島

たんぽぽ組の玄関前に、見上げるほどの高い木があります。そこからは、50cm~60cmの細長い剣のような葉がいくつも落ち、時折その長い葉を束ねながら遊んでいる子どもたちの姿があります。
先日の朝、「なんか匂いがするよ」と口々に子どもたちが言うように、確かにランの花のようなよい香りがしていたので、見上げとみると白い大きな穂状(すいじょう)の花が咲いていました。
木の高さは20m以上にもなり、これはドラセナの中でも最も大きくなる種類。別名を龍血樹と呼ぶように、幹を傷つけると龍の血(ドラゴンズブラッド)と呼ばれる赤い樹液が出てきます。木は千年の寿命を持つとも言われており、実際にカナリア諸島テネリフェ島には、推定樹齢6000年~7000年,幹周15mにもなる木があったそうです。
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【アゲハ幼虫~前蛹へ】
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 <前蛹(ぜんよう)になったアゲハの5齢幼虫/糸で体を固定>

今朝、何気なく夏ミカンの葉にいる幼虫を数えたら、何だか足りない。ふと横を見ると、棚の横に前蛹になるフォームをしたまま動かなくなったアゲハが目に入りました。夜の間に、葉から下りてはい出して、それはまた長い旅をしたものだ・・と驚いてしまいました。そして下右の写真にあるように、上体を左右にモソモソと動かしながら、どうやら口から糸を出しているようでした。暫くすると、後ろから左右に1本の糸でしっかりと固定し一段落です。誰に教わったわけでもないのに、糸で上手く体の支えを完成しました。感心!

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  「あら、こんなところに!」         「何をしたいのだろう?」
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「花瓶の外側を下りてきてストップ」 「あんなに高い場所まで昇ったアゲハも・・」
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<まだまだ、葉を元気に食べ続ける5齢幼虫もいます。体長6~7cmはあり、よく食べよくフンをして健康そのもの>

幼虫は、サナギになるための場所を求めて歩き回るため、意外な場所でサナギに出会うことがあります。この週末には、前蛹から脱皮していよいよサナギになることでしょう。そして、あと10日前後すれば・・・羽化が楽しみです!
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本日は、園内通信「お知らせ24」「お知らせ25」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
「お知らせ24」
◇ 父親参観のご案内
「お知らせ25」
◇ 園の飲料水について
◇ 住所変更のお友だちについて
◇ 実習生のご紹介
◇ 下鴨警察署 婦警さん(元交通巡視員さん)による登園指導
◇ PHP推薦図書のお持ち帰りについて

May 28, 2007

●5月28日(月) / クサイチゴの果実・アゲハ4齢から5齢へ・産まれたよ!カマキリの子ども・園内通信

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 <クサイチゴ>(草苺)   バラ科
                   学名 Rubus hirsutus
                       (Rubus=キイチゴ属 hirsutus=粗毛のある,多毛の)

園内はようやく春落ち葉が一段落し、木々の緑が美しい爽やかな季節を迎えています。落ち葉といえば、一般的に晩秋から冬にかけての紅葉後の「秋落ち葉」をさしますが、「春落ち葉」という言葉があります。お山の中の常緑樹も、春から夏にかけて多くの木の葉が落葉し、新葉との入れ替えをします。この春は、“サクラの花びら,ガク,果実”が順に落ちた後、また今年更に大きくなった木馬の上の“クスノキ”が毎日ドッサリと落ちてきました。加えて、連休に入った頃からの約1ケ月は、孟宗竹の葉が黄色くなって落葉しました。ドングリの木やその他いろんな木からの春落ち葉も一段落し、自然はいよいよ夏の深緑の季節に向かう準備が整ったようです。

そんな中、草間から赤く可愛い実をあちらこちらでのぞかせているのが、写真の「クサイチゴの実」。4月半ばに白い花が咲いた後、徐々に果実が大きくなりました。子どもたちがよく見つける「ヘビイチゴ」は食べられますが甘くはありません。このクサイチゴの果実は案外甘くなかなか美味しいのです。たくさん集めるとジャムが作れます。
「せんせい、このいちごの実がほしいの」とある女の子が言うやいなや、側にいた男の子が「はい!」と、直ぐさま採って渡してあげていました。お庭あそびでレストランのお料理に飾るためだそうです。暫くして「せんせい、さっきはいちごありがとう。いちごのお陰でお料理が明るくなりました」と、報告にも来てくれたしっかり屋さんは、年中児の女の子Nちゃん。微笑ましい限りです。
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【その後のアゲハの成長の様子】
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      <4齢幼虫になったよ>          <4齢幼虫から5齢幼虫へ脱皮直後>右は脱いだ皮
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<ミカンの葉をほとんど食べ尽くした5齢幼虫たち>       <元気いっぱい5齢幼虫>

5月8日にやって来た孵化したてのアゲハチョウ1齢幼虫は、この約3週間の間に大きな5齢幼虫(終齢幼虫)に成長しました。ミカンの幼木の葉も、葉脈だけ残し食べ尽くしてしまいました。このままでは食べ物がなくなりそうなので、山の学校玄関前にある“夏ミカン”の一枝をはしごを架けて調達し、早速新しい木の葉に幼虫をそっと移してみたら、やはりミカンの種類が違ったのでしょうか。少しずつ葉を食べ始めましたが、少しためらいがある様子。明朝にはどうなっているか少し心配です。
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【オオカマキリの孵化後1齢幼虫】
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 「今日のお昼に孵ったよぉ~」<オオカマキリの子ども>       <仲間がいっぱーい>

昨年の冬に、当時の年長児(現在1年生)の男の子3人がお庭で見つけ預けていった「オオカマキリの卵」が、お昼間にふと見ると飼育ケースいっぱいに孵っていました。多分100匹以上はいるでしょう。エビやザリガニの幼生とよく似ています。このカマキリの1齢幼虫も、大人と同じく自分でアブラムシなどを捕らえて食べるようです。アゲハ等と同じく脱皮を繰り返して成長し、夏8月頃に成虫になります。今年の秋には、たくさんのオオカマキリがお庭に出てきてくれたら子どもたちも喜ぶことでしょう!
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本日は、園内通信「お知らせ23」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 保育参観(6月1日)のご案内
◇ 送迎について(お知らせとお願い)
(※北白川幼稚園バレー部より、別紙◆新入部員募集のお知らせ◆をお持ち帰りいただきました。)

May 23, 2007

●5月23日(水) / ハニーサックル・アゲハ2齢幼虫・愛しの薔薇・園内通信

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 <ハニーサックル "ハリアナ">  スイカズラ科
                        学名 Lonicera japonica "Halliana"

もう随分の間、ほしぐみクラスの石垣にあるノイバラの向かいに咲いているハニーサックル。ずっと以前にソープ類の香りから花の名前を知りましたが、それがいつの間にやら勝手に近くに咲いてくれていたので、何だか不思議な嬉しい花。お山の中ではこの花は見かけないので、幸運にもきっと鳥が種を運んでくれたのでしょう。朝、外に出ると、辺り一面にくちなしの花に似た香りが漂っていました。日本,中国などの原産で、花の色が白から淡い黄色になるので「金銀花」とも呼ばれます。
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   <アゲハチョウ2齢幼虫>  アゲハチョウ科

前回の“山の学校 小学生しぜんクラス”の最中に、中学生になったしぜんクラスの先輩Sくんとお母さまが届けて下さったアゲハの幼虫。その時には、まだ卵から孵化したての1齢幼虫でしたが、卵が産み付けられていたみかんの葉を毎日モリモリと食べて随分大きくなりました。こんなに小さくても足元から糸状のものを出してしっかりと葉の表面にしがみつきながら移動しますし、音で驚いたり強い風を感じるとちゃんと肉角(にくかく)を出し強い匂いを出して敵に備えています。今後の成長の様子は、折りにふれお届けいたします。この2齢幼虫は、葉の上に全部で何匹いるでしょうか?  [こたえは↓]
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      <白バラ,ローズマリー,ラベンダー>

チャイムが鳴って出てみると、美しい花束を手にした男性の姿がありぴっくり!! お庭に咲いた薔薇だそうで、実はその持ち主は小学生の男の子Rちゃん。そのニコニコ笑顔は、あたかも絵本の中からやってきた凛々しい騎士のようでした。花の魅力は、人を癒しなぐさめ、元気づけ喜ばせてくれること。声をかけ、手をかけ心を尽くすほどに、美しく咲いて応えてくれます。子育てにも通じるところがあります。昔、私の従兄弟が、「お花を見て怒る人はいないので、僕はお花屋さんになりたい。」と言っていたことを思い出します。子どもたちも含め、最近の若い方は、とても心優しい人が多いと感じるのは私だけではないでしょう。

先日園内で、奇妙な姿でモコモコと歩いていた幼虫がいました。恐らく寄生バチが幼虫の体に卵を産みつけたために、背中に山ほどの縦長の卵を乗せてなお、元気に移動している様子は、確かに痛々しいものがありました。そこへ集まっていた子どもたちが、「せんせい、このイモムシはなにをしてるの?」とたずねたので、「きっと、ハチがこのイモムシの体に卵をたくさん産んだんやね。そして、このイモムシを栄養にして大きくなろうとしているの」と話したところ、すぐさまその中の一人の男の子が素手でイモムシを手につかみ、背中に刺さるように産み付けられていた細長い卵を、一つ一つはずしてあげるのには側にいた私も驚いてしまいました。
生き物の世界は、食うか食われるかといった命がけの世界です。卵を産み付けられた幼虫の命に関わる、神経や消化器官は避けて寄生し、成虫になるとともにイモムシの幼虫は命尽きるしくみになっています。そんなイモムシの事情を理解した男の子たちは、「全部はずれたし、もうそっとしといてあげよ、触らんとこうよ」と話し合って草の植え込みの方へ置いてあげたのでした。それは、子どもならではの正義感からなる立派な態度だったと思います。確かに、卵を産み付けたハチの子の命も同じく大事な命ではありますが、目の前の幼虫の姿を見て見ぬふりは出来ない命に対する正義感と優しさが、5才児たちにもしっかり宿り育っていることを本当に嬉しく思った瞬間でした。

美しい花の後ろには、大切に守り育てておられる姿が思い浮かびますが、一人一人のお子さんをお見受けしていても、やはりその後ろには、大切に愛おしく育てておられる親御さんの姿が眼裏に浮かんでくるようです。
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本日は、園内通信「お知らせ22」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 短冊(七夕製作)を入れる箱について
◇ おやまのミニミニ幼稚園開催のお知らせ
◇ 春の親子遠足について

↑上のこたえ 「アゲハの幼虫は、8匹います」

May 14, 2007

●5月14日(月) / ノイバラ・ハーブティーをつくりましょうか!

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     <ノイバラ>  学名 R.multiflora

今年もまた、ほしぐみ下の石段横に先日から咲き始めたバラは、日本原産のノイバラ。日本の野山で5月に咲き、小さく純白で甘くやさしい香りの花をつける。日本の古典や俳句(一茶など)にも登場するが、1810年頃にヨーロッパに渡って紹介されてから、この日本産ノイバラを元にフロリバンダ種ローズが作られたのです。秋には赤い実がなり、果実は「営実」と呼ばれる漢方薬としても使用されます。
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今朝は早く目が覚めました。山の小鳥たちが競い合うようにさえずる、あまりの賑やかさに「きっと5時頃かな?」と思って手元の時計を見ると、やはり5時10分前。--「そう、夏には、クマゼミが4時に鳴き始めて、続いて5時は小鳥たちがさえずって・・・」などと考えていたら、もうすっかり目が覚めてしまいました。そして6時頃、再び辺りはピタリと静かになりました。着替えをすませて手にカゴを持ち、お山の中を散歩して「ドクダミ」「スギナ」「ミント」を摘んでまわりました。早速日陰干しにしました。あと、天日干しの無農薬ミカンの皮を調達したら、ミックスしてハーブティーを作ります。自然植物は生命力に富むんでいるため、多くの効能があります。ドクダミも、花が咲くまでに摘むとよいようです。昨日、いただいたハーブティーを真似て、早速作ってみようという訳です。
午前中の子どもたちの外遊びの時間に、石段を駆け上がっていたら、何と、目の前にお山の“夏ミカン”が上から“ボトン!”と落ちてきたのです。タイミングが良すぎてびっくりしました。上にはミカンの木があります。あー何てラッキー!これで、無農薬ミカンの皮もすんなり調達できました。美味しい和製ハーブティーの出来上がりが楽しみです。
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本日から、家庭訪問週間がスタートしました。よいお天気に恵まれ、先生たちは午後から元気な笑顔でそれぞれのご家庭へ向け出発しました。また、明日は、葵祭りも無事実施されることでしょう。稚児の衣装もこの度新調されたようですね。皆さま是非、思い思いの場所でお子さんとご覧になってはいかがでしょうか。

May 10, 2007

●5月10日(木) / ハハコグサ・園内通信

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     <母子草>  キク科  ハハコグサ属
               学名  Gnaphalium affine

春4月から5月に、園内のところどころに見られるハハコグサ。葉や茎全体が白い綿毛でおおわれ、黄色の丸い花をたくさんつけます。全体に淡いやわらかなイメージの花で、春の七草(セリ,ナズナ,ゴギョウ,ハコベ,ホトケノザ,スズナ,スズシロ)のゴギョウ(御形)でもある。昔、草餅と言えばこのハハコグサが刻んで用いられたが、平安時代からヨモギに代わっていったそうです。この花の名を知ったのは、小学生の頃。散歩をしている時に母が教えてくれました。同じくキク科で「チチコグサ」もあります。
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本日は、あいにく雨風の天候となりました。残念ながら、明日予定しておりました「植物園親子遠足」は現地にて中央園児大会が延期開催されるために、暫く先の24日(木)に延期となります。願わくば、その日が改めてよいお天気になりますよう願っています。
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本日は、園内通信「お知らせ20」「お知らせ21」をお持ち帰りいただきました。
「お知らせ20」
◇ 家庭訪問の実施について(5月14日~21日まで<15日葵祭りの日は除く>)
   各ご家庭に、訪問日時をお持ち帰りいただきました。
「お知らせ21」
◇ 遠足の日程について
◇ 母の日プレゼントお持ち帰りについて

May 8, 2007

●5月8日(火) / ワスレナグサ・園内通信

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  <忘れな草>  ムラサキ科 ワスレナグサ属
             学名 Myosotis sylvatica  英名 forget-me-not
             原産 ヨーロッパ

中高生の間、毎週土曜日の午後は下鴨のあるお宅へ英語の手ほどきをしていただく為に通っていました。先生は、明るく大らかな女性で、産まれたばかりの三人目のお子さんを左手に抱っこしながら、新聞広告の裏を使った手書きプリントで英語を教えて下さいました。また英語のみならず、ご自身がご家族とともに長く過ごされた留学先ボストンでの思い出話を折りに触れしてくださったり、秋になってクリスマスが近づくと、天井まである本棚のあちこちに外国からのメッセージ入りのカードが飾られ、それぞれのご家族との思い出話をまた懐かしそうにされるのでした。

その先生のお宅の門から玄関までの長いアプローチの両サイドに、春になるといつもこの「ワスレナグサ」がいっぱい咲いていました。花の名前ははじめは知りませんでしたが、毎年春がやってくると小さく可憐に咲いているこの花に沿って、玄関まで歩いていくのが嬉しかった思い出があります。ある時、中学の英語の教科書に、ワスレナグサ“forget-me-not”の名前の由来が英文で出てきました。その時、「そう言えば、この家の玄関に咲いているのは、確かこの“forget-me-not”だったわよ」とその先生が教えて下さり、それからはいよいよ忘れられない花になりました。
それからずっと年月が過ぎ、私が結婚してから娘の小さな頃には種から色んなお花を一緒に育てました。その中で、春に花が咲いたあとに、指の隙間からこぼれ落ちるくらいに小さくて真っ黒な種ができて、そのこぼれ種から次の春がくると必ず一面に花を咲かせてくれたのは、このforget-me-not忘れな草でした。その先生は、お若くして神さまに召されたのでもうこの世にはいらっしゃいません。青いこの花を見るたび、いつも女性として憧れだった懐かしい先生のことを思い出します。
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 <テントウムシを見つけたよ>    <ほら、ダンゴムシ>
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 <虫かごいっぱい見つけたよ><虫探しに取り組む男の子たち>

今日も、爽やかな5月の晴天のもと、クラスでの取り組みが終わると各学年が思いっきりお庭遊びを楽しみました。子どもたちが自然に包まれて思い思いの場所で遊び込めるこの季節を、一日一日謳歌したいと思います。
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本日は、園内通信「お知らせ19」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 出席カードについて
◇ 絵画教室新講師のご紹介
◇ 被保険者証お持ち帰りについて


May 7, 2007

●5月7日(月) / なんの鳥の羽根かな?・園内通信

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         「こげ茶色に赤茶色のふちどりの羽根、
          誰の落とし物でしょう?」
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<キジバト> ハト科 全国に広く分布し、市街地では街路樹に巣をつくる

今朝は早く目が覚めました。早朝午前4時のこと、竹やぶから物音がするので外へ出てみると、大きなイノシシが雨を含んでグンと芽を出したタケノコを、美味しそうにパクリパクリと食べている音でした。見事に4,5ケ所を全部食べていました。暗がりなので灯りをつけると、Uターンして山奥に帰っていきました。それから5時、静かだった山の中が、一斉に何種類もの鳥のさえずりに包まれ、それは賑やかな小鳥たちのオーケストラが暫くの間続きました。夏の早朝は、クマゼミの声から始まるのですが、春は春で結構にぎやかな朝でした。

先日のある朝、第5グループさんをお迎えにお山を下りて行ったら、きれいな茶色い縁取りの羽根が落ちていました。ちょうどそこへ到着した列の先頭のGちゃんも、もう一枚同じ羽根を見つけ拾いました。「誰の羽根だろうねー?」と話しながらお山の道を登りました。
年長児Sくんは、昆虫などの生き物に大変興味があり鋭い観察力を持っています。お昼頃、ちょうど虫かごを借りにやってきたSくんは、「図鑑をちょっと貸してみて」と、200ページはある中から、あっという間にその羽根の持ち主を見つけてしまったのでした。一枚の鳥の羽根から、どの鳥のものかを探し当てるのはそう簡単ではありません。彼の根気と目の鋭さには再び驚くものがありました。ハトと言えば灰色のイメージですが、体羽はきれいなオレンジ系の茶色をしているのです。
今現在、明るい夕陽が照っています。窓の外からは『デーデポポポッ デーデポポポッ』と、キジバトの声が聞こえてきました。
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本日は、園内通信「お知らせ16」「お知らせ17」「お知らせ18」の3号をお持ち帰りいただきました。
内容は、
「お知らせ16」
 ・第2回ふれあいサタデーのご案内 5月19日(土) 午前9時30分~
「お知らせ17」
 ・春の親子遠足について
「お知らせ18」
 ・家庭訪問について
 ・京都三大祭り休園について
 ・園児電話番号について

May 2, 2007

●5月2日(水) / タンポポの綿毛(種子)・園内通信

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 <風を待つ種子>  タンポポ(蒲公英) キク科 タンポポ属
                           学名 Taraxacum platycarpum

春になって、子どもたちが一番に見つける明るい黄色のタンポポは、もともと日本に生えていた日本タンポポと外国からきたセイヨウタンポポがあります。道ばたや空き地でよく見かけるのは、人によって持ち込まれたと考えられるセイヨウタンポポがほとんどです。日本タンポポ(カンサイタンポポ,カントウタンポポ,トウカイタンポポ,エゾタンポポ,シロバナタンポポなど)は、昔からあまり変わらない環境下に咲いています。
タンポポは、実は花を形成している細長い花びらひとつ一つが花(舌状花)なので、それぞれに種子がなり、綿毛(冠毛)が放射線状につき愛らしい形になります。種子は、できるだけ遠くへ、風に乗って旅立ちます。何キロメートルも移動することもあります。小さい頃に、綿毛を吹いたのが耳に入ると耳が聞こえなくなるよ・・と言いながら、いっぱい飛ばして遊んだのも遠く楽しかった記憶です。本当はそんなことはありません。
また、タンポポの葉は、ゴマ和えや天ぷらにするとなかなか美味しいです。根を干してつくったタンポポコーヒーは、子どもたちも飲めるし案外美味しいお味です。
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今日は、園より「ちまき」をお持ち帰りいただきました。「今日は幼稚園から帰ったら、動物園にいくのよ!行く前に“ちまき”をひとつ食べて、帰ってきたら残りのひとつを食べるの!」と、今朝の登園後、嬉しそうにお話してくれた子がいました。各クラスでつくった手作りの鯉のぼりも今日はお持ち帰りの日でした。明日から連休に入りますが、みなさまどうぞお元気でお過ごし下さい。また7日にお会いできるのを楽しみにしています。
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本日は、園内通信「お知らせ15」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 夏用スモックについて(再掲)
◇ PHP推薦図書のご案内


April 27, 2007

●4月27日(金) / クスノキ落ち葉・切り株レストラン・園内通信

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                **クスノキの葉っぱ**
クスノキの葉は、春と秋の年に二度落葉しますが、今春の落ち葉の量はそれはそれは大変なものです。これほど毎日どっさりと落ちてくる年は、珍しいです。何かしら、意味があるのでしょう。そのお陰で、毎日のお掃除は手に負えませんが、子どもたちは秋のモミジやイチョウの落ち葉を集めて花束を作るように、クスノキの葉をたくさん束ねて手にしたり、お料理の材料に使ったりと有効活用をしています。色も、黄緑,黄色,中には少しオレンジがかった色もあって楽しいです。
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              <クスノキ>  クスノキ科
                        学名 Cinnamomum camphora

これは、切り株横のコンパン製木馬の上にあるクスノキですが、他にもクスノキの大木が数本あり、大きな木陰を作ってくれます。同じクスノキ科の月桂樹(ローレル)と同じく、葉をちぎるとよい香りがし、その葉からは樟脳(ショウノウ)の原料が採れます。
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**切り株レストラン**
昨日は、年中児の男の子たち数人が、この切り株でお店を開く話し合いをしていました。私も仲間に入りました。「きつねうどん」を売ろう、いや「どんべえうどん」を作ろう、やっぱり「親子どんぶり」を作ろうと、お弁当をひかえたお昼前の会話は、みんなお腹も空くしで真剣そのもの。まだ続きます--「きつねうどんって言ったって、きつねが怖い人もいるかもしれないよ・・」 「おそばの方がいいって人が来るかもしれないよ・・」と、さまざまな意見が出てきます。
そこへ、あっちからSくんがやってきて「ぼくは、肉まんを作りたい!」と主張したので、その場は収集がつかない雰囲気になりました。「ここは、どんぶり屋さんだから、肉まんは売れないの」と、誰かが言ったあとで、大分気分を損ねてしまって戻らなくなりつつあるSくんのことを可哀相に思ったみんなは、再び話し合いを続けて、『それじゃあ、みんなで肉まんを作ろうよ!Sくんも嬉しくなるし』と意見が一致しました。それからは、肉まんの皮にするクスノキの葉っぱと笹の葉っぱを用意する人、肉まんだからミンチ肉を集めに、石段に山ほど落ちている桜のガクを、虫かごいっぱい集めに行くチームに分かれて作業が始まりました。
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 材料のミンチ肉を集めます   肉まんのいい匂いがしてきたよ  女の子がお店にやって来た!

上の写真は、昨日に続く今日の「肉まんづくり」の様子です。みんなで力を合わせて美味しい料理を作るのは本当に楽しいこと。男の子もお料理作りが得意なんです。
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本日は、園内通信「お知らせ12」「お知らせ13(送りグループ変更届つき)」「お知らせ14」「園児の健康について」「絵本だより4月号」「左京消防署からのお知らせ」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
「お知らせ12」
◇ 出席カードのお預かりについて
◇ 本日の月末持ち帰り品について
「お知らせ13」
◇ 送りグループ変更について
◇ 夏用スモックご用意のお願い
「お知らせ14」
◇ 電話連絡テストを終えて
◇ 園児の健康管理に関して
◇ 園児名簿訂正のお知らせ
◇ 課外教室についてのご連絡
「*園児の健康について*」
◇ 紫外線対策,手洗いうがい,発熱について

April 26, 2007

●4月26日(木) / パンジー・園内通信

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    <パンジー>  スミレ科  学名 Viola x wittrockiana
                      和名 三色菫(サンシキスミレ)
                      英名 パンジー

春の園芸植物の中でとても身近なパンジーは、北欧で1800年代に野生スミレ数種の交配により生まれたもの。今では何百種類もの品種があり、暖かい地方では冬から開花が見られる。近くの食材店ではクリスマス用食用パンジーを見かけたこともあった。パンジーの名の由来は、花を人間の顔に見立てると、少し物思いにふけるように傾いた様子から、フランス語の単語パンセ(思想を意味する)に因んで名付けられたとのこと。
最近、パンジーが各地でたくさん育てられるようになったためか、スミレ類を食草とするタテハチョウ類がとても増えているように思う。現にこの園内でも、サンショウやカラタチ,ミカンなどの葉にくるアゲハチョウはぐんと減り、毎年卵を産みつけていたカラタチの葉に幼虫が見られない年も出てきた。その代わりに、タテハチョウ科のツマグロヒョウモンなど、オレンジ色系のチョウをよく見かけるようになった。

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             <大空をおよぐ鯉のぼり>

一昨日から、園庭に鯉のぼりがお目見えしました。風が、園庭奥のクスノキやカシの木の葉を揺らし音をたてて通り過ぎるとき、隣の鯉のぼりも勢いよく体をふくらませています。今日もその下で、子どもたちの元気な声が響き、小さなレストランがいくつもオープンしていました。お好み焼きやピザ、そしてケーキ屋さん、パレットに生地をのせる手つきもなかなかのものでした。
明日は、年中児の男の子たちが得意に経営するお店 “切り株のどんぶり屋さん”をご紹介します。
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本日は、園内通信「お知らせ11」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 電話連絡テスト実施のお知らせ
  ・明朝は、早朝からではございますがよろしくお願いいたします。

April 25, 2007

●4月25日(水) / クサイチゴ・園内通信

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  <クサイチゴ>(草苺)   バラ科
                   学名 Rubus hirsutus
                       (Rubus=キイチゴ属 hirsutus=粗毛のある,多毛の)

学名Rubusは、ラテン語ruber(ルベル=赤)が語源とのこと、宝石のルビーrubyの語源とも関係あり、恐らく赤い実ができることに由来しているのだと思う。
ちょうど今、お山のあちらこちらでも見かける「クサイチゴ」ですが、ある山奥の斜面には一面に咲き誇っている場所があります。白い5弁花の一つ一つは地味な花ですが、もう暫くすると可愛らしい赤い実を一面につけます。実は、そのまま食べると甘酸っぱいのですが、たくさん採ってジャムにすると案外いただけるお味になります。身近に見かけるイチゴには、このクサイチゴによく似たキイチゴ,そしてヘビイチゴなどがあります。
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本日は、園内通信「お知らせ10」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 遠足日程の変更について
◇ 母の日「お母さんの絵」の展示ご案内
◇ 途中入園のお友だちのご紹介

April 20, 2007

●4月20日(金) / ヤエヤマブキ・お庭あそび・園内通信

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<ヤエヤマブキ>(八重山吹)  バラ科ヤマブキ属  別名 ヤマブリ(山振)
                     学名 Kerria japonica 'Pleniflora'

もともとヤエヤマブキの原種は、一重咲きで花びらが5枚の「ヤマブキ」。これは、お山を上る途中にあるヤエヤマブキで、毎年4月に入ってから同じ場所で案外長い間咲いてくれています。
24色の色鉛筆には、このヤマブキ色が大抵含まれていますが、私の小さな頃、黄色とひと味違ったヤマブキ色がお気に入りの時期がありました。先日、山の学校の小学生に「色鉛筆にある色で、黄色ではない色は?」とたずねたら、すぐに『ヤマブキ!』と返ってきました。本当は、みんなよく知っている花です。
私が花のヤマブキの名を知ったのも、小さかったその頃。お決まりの歌を歌いながら、当時流行っていた「ゴムとび」を近くのお友だちとする時に、長い紐ゴムの一端を結ぶのにいつもヤマブキの枝を借りて楽しんでいました。ところが、ヤマブキの高さ自体がせいぜい1~2mで、案外細い枝をしている上に、ゴムとびをする度に花をたわわにつけたその細い枝ごと上下に大きく揺れてしまい、子ども心にも「ちょっと悪いなぁ」と思いつつ、でもやっぱり友だちが集まってはいつも練習をする定番の場所に決まっていました。なので、今もヤマブキの花を見ると、何だか有り難いような悪いような思いが頭の片隅に残っています。
ヤマブキの花に近い仲間に、同じバラ科の“シロヤマブキ”があるので、一度見てみたいと思う。
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本日は、昨日につづき爽やかな青空の下、各学年ごとに思いっきりお庭遊びを楽しみました。お砂場,ブランコ,すべり台,ジャングルジムとどこも大賑わいの大繁盛。子どもたちで鈴なりのグローブジャングルは壮観でしたが、あれは年中児グループさん。年少児さんは、一人一人が黙々とそれぞれの遊びに取り組み、お庭を歩いていた1匹のダンゴムシを大事そうに手に包みながら、続いて落ち葉の下からたくさんのダンゴムシの仲間を見つけて虫かご一杯に集める姿もありました。ジャングルジムもとても人気がありましたが、驚いたことに、年少児さんどの子もが手摺をしっかり掴み、足場を確かめながら、ジャングルジムの中を横へ移動して端っこまで行ったら、次は上へ登り、また横に移動して戻ってきたりと、黙々と忍耐強く取り組む姿は偉いものでした。園でじっくり遊びはじめてからたった2日目なので、思わず、「ジャングルジム上手ねー、どこで練習したの?」と聞くと、「ここー」と今登っている鉄の横棒を指さしてくれます。「公園のは、大きいからしないの」ということでした。すべり台もお砂遊びも、みんな真剣そのもの。その姿が、黙々と仕事をしている大人とどこも変わらず、手抜きなどは一切ないので、子どもたちって本当に偉い・・とつくづく思いました。
今日で、早一週間が経ちましたが、やはり初めての環境に慣れつつある今、日々お疲れのことと思います。年少児さんに限らず、週末はご家庭で十分休養と充電をされまして、また来週にはみんなの元気なお顔に会えることを楽しみにしています。
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本日は、園内通信「お知らせ9」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 保護者会でお話した内容のまとめと補足
◇ 年間行事予定について
◇ 園児名簿と電話連絡テストについて
◇ 課外教室・ひねもす教室・カプラ教室について
◇ 「幼稚園児のための総合保障制度」のお申し込みに関すること

April 18, 2007

●4月18日(水) / シャクヤク・園内通信

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     <シャクヤク>(芍薬)   ボタン科  学名 Paeonia

今年も、シャクヤクが麗しいシーズンがやってきました。淡ピンクのシャクヤクもとても好きですが、今年はこの中国芍薬をお花屋さんで見つけました。花型はお椀型にキュッと締まった形で、毎日の水あげが良すぎて驚くほどです。シャクヤクは、和芍,洋芍,中国芍薬の3つのルーツに分けられ、花の形は一重咲き,八重咲き,翁咲きなどがあります。これは、翁咲きの種類。洋芍は、特にフランスでは、花びらの多いバラを思わせるような豪華な千重咲きになるように、品種改良を重ねられたようですが、中国では、花の中心が盛り上がった翁咲きが美しいとして愛されています。漢方薬としても有名で、根の効用は、消炎・鎮痛・抗菌・止血・抗けいれん作用など。
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本日は、大勢の保護者の皆さま方が保護者会にお越しくださいました。会終了後、続いて各課外教室で親子見学の機会がありました。絵画教室については、「お知らせ」でお伝えしましたように、絵画分野の親子体験となりました。次回25日(水)は、工作分野「でんでん太鼓を作る」を予定をされています。他教室につきましては、本日同様の親子見学をしていただけます。
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本日は、園内通信「お知らせ8」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 本日のお持ち帰り品について
◇ お山のミニミニ幼稚園のご案内
◇ 山びこクラブのご案内

April 17, 2007

●4月17日(火) / チューリップ・園内めぐり・園内通信

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  <チューリップ>  ユリ科  原産地 地中海沿岸~中央アジア
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  <石畳に座ってお話を聞きます>  <ここは、たんぽぽ組さんですよ>
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   <ことり組さんを通りすぎて>      <お庭にもどります>

石段に散った桜の花びらが、風で舞い上がる朝でした。今日も元気に登園後、午前中は恵まれたお天気のもと、全園児が縦割りグループに分かれて「園内めぐり」を行いました。先生に導かれながら、園内に点在するみんなの園舎(お部屋)の場所,諸注意,お約束を一つずつ確かめながら歩きました。すでに園内をよく知っている年中,年長児さんも、自分のいた元のクラスを懐かしく通ったり、送り迎えで手をつなぎ一緒に歩いている小さい組さんとすれ違いながら手を振ったりして、楽しいひとときを過ごしました。お帰りのグループに並んでいるときに、「お腹が空いたなぁー」と言う声が聞こえてきました。帰宅後、楽しみのお昼ごはんを済まされたら、特に年少児さんは、暫くお昼寝をされるなど十分に休養され、また明日に備えていただけたらと思います。
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本日は、園内通信「お知らせ6」「お知らせ7」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
「お知らせ6」
◇ 送り迎えの様子について
◇ 今後のお帰りの時間・お弁当について
◇ 上靴価格改定のお知らせ
◇ 課外教室について(申込書つき)

「お知らせ7」
◇ 明日の保護者会,続く課外教室見学のご案内
◇ “ちまき”お持ち帰りについて
◇ ひねもす教室生徒募集について

April 12, 2007

●4月12日(木) / オオシマザクラ・登園二日目・園内通信

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     <オオシマザクラ>(大島桜)   バラ科
                          学名 Prunus lannesiana

春らしいよいお天気が続きます。銀閣寺の哲学の道は桜の名所。今も桜が美しく咲いていて、淡ピンクの花びらが舞う小径となっています。舞い落ちた花びらが、疏水の水の流れに乗ってゆったり動いていく風情は、眺めているとつい時の経つのを忘れてしまいます。
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法然院をめざして歩いていくと、ソメイヨシノよりひときわ白い“オオシマザクラ”が随所に見られます。これは画家の橋本関雪夫人が寄贈したもので、「関雪桜」とも呼ばれています。開花と同時に芽吹く若葉の色が美しく、他の桜より一回り大きな葉になります。塩漬けにされた葉は桜餅に使われることで有名で、伊豆大島でそのほとんどが作られているそうです。ビニール製の葉で巻いた桜餅もありますが、やはり塩漬けの葉で包んだ方が嬉しいものです。私の場合、塩漬けだからこその香りある葉っぱごと、いただいてしまいます。白い花びらは、ほのかなよい香りがします。
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今日は、新年度登園2日目を迎えました。9時前になると、一段一段お山の石段を上り各グループが到着します。年中長のお兄さんお姉さんに手をひかれ各お部屋に入ります。
昨年度、日によっては少し心許ない朝があった年長児Nちゃんが、淡々と新入園の妹をお部屋まで誘導してきます。
「また、帰りに迎えに来るからね!」と言って、円らな瞳の妹にタッチをしたら自分のクラスに向かっていきました。その颯爽とした姿には、昨年度のNちゃんを思いだしてつい微笑ましい笑いがこみ上げてきます。一方、その姉の後ろ姿を信頼の眼差しで見送る妹を見ていると、Nちゃんの年長クラスになった自意識と、妹を確実に送り届ける使命の芽生えを改めて感じ、今度は胸が熱くなる思いがしました。
今は、お母さまとご一緒に登園のお子さんも、一日ずつ先生,お部屋に慣れられ楽しく安心の日々を重ねていただけたらと思います。近いいつの日にか、「いってきま-す」とグループの列へ一人立ちされる風景を想い、今一日ずつを大切に、貴重な思い出を刻んで頂きますようお願いします。
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本日は、園内通信「お知らせ5」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 保育袋・諸費用袋について
◇ 住所変更届について(住所変更届付き)
◇ お誕生絵本について
◇ 落とし物のお知らせ

April 11, 2007

●4月11日(水) / ソメイヨシノ・園内通信

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     <ソメイヨシノ>(染井吉野)   バラ科
                         学名 Prunus Yedoensis

5弁のピンクの花びらのソメイヨシノは、身近で私たちが一番よく見かける桜。オオシマザクラとエドヒガンの雑種と考えられています。江戸時代末期頃に、東京の染井(現在の駒込)から日本全国に広まりました。
実は、開花したての花びらの中は、とてもパウダリーな桜独特の芳香があります。以前、桜の香りの入浴剤を試してみて、本当にこんな香りがするのかしら?と思ったことがありましたが、やはりその通りのとてもよい香りなのです。静かな夜に桜の木の下を通った時、素晴らしい芳香が辺りに漂っていて感激したことがありました。
ミツバチや虫も桜の花にはやってきますが、ヒヨドリやメジロなどの鳥も桜の花が大好きです。花びらの中の萼筒(がくとう)の底にたまった蜜がお目当てで、長いくちばしを入れて蜜を吸います。でも、スズメはくちばしが短いので、中の蜜が上手く吸えません。それで、萼筒(がくとう)をくちばしで切ってしまいます。桜が咲き始めた頃にポトンと花ごと落ちているのは、鳥の仕業なのかも知れませんね。桜の花ごと縦に半分に割いて、下を少し舐めてみたら、確かに甘いお味がしますよ。
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本日は、園内通信「お知らせ4」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 「連絡カード」のご使用について
◇ 幼稚園児のための総合保障制度ご加入のご案内(新入園児対象)
◇ 送りグループ変更について
◇ 課外教室について

April 10, 2007

●4月10日(火) / しだれ桜・始業式~入園式

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   <枝垂桜>(しだれざくら)   バラ科
                      学名 Prunus pendula
                          (Prunus サクラ属,pendula つり下がる)

いま、お山は桜が満開です。先代園長一郎先生の幼少の頃には、桜の木がお庭を埋め尽くすように植わっていて、「春には所狭しと咲き誇っていたんだよ」という話を聞いたことがあります。今から数年前に園庭に仲間入りしたお砂場横の“しだれ桜”も、この春から5年目に入ります。この4月に入ってから、お庭の先輩桜たちから少し遅れて咲き出し、今満開を迎えています。まだまだ幼木ですが、春には毎年、子どもたちを見守るように咲いてくれています。
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昨日の在園児さん始業式、続いて本日は新入園児さんの入園式が、両日晴天のもと無事終了致しました。早くも最高学年の年長児になった月ぐみさん、園生活を1年経た年中児のゆきぐみ,ほしぐみさんが、本日入園したばかりの小さい組さんの手を引いて、明日から歩いての送り迎えがスタートします。幸いなことに、今週はよいお天気が暫く続くようです。
「明日から幼稚園に行けるのを、とても楽しみにしているんですよ」と仰る方や、「明日は無事に行けるかしら」とご心配な方もありますが、みんなワクワク、ドキドキの気持ちに違いありません。私たちも、少しずつ幼稚園が楽しく大好きな場所になってもらえるように、また、安心してお母さまがお子さんをお寄越し下さいますように日々努力していきたいと思います。

March 16, 2007

●3月16日(金) / ハクモクレン・3学期終了式・園内通信

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     <ハクモクレン>(白木蓮)   モクレン科 モクレン属
                         学名 Magnoria denudata
                         原産 中国

園庭のハクモクレンのつぼみが膨らんできた。卵形で真っ白なので、青空にとてもよく映える。ヨーロッパではマグノリア(学名)と呼ばれており、その名は18世紀のフランスの植物学者「Magnol」氏の名前が由来である。花には芳香があり、お昼間は半開きに開花し、夜には花びらを閉じる。

このお山の石段を上る途中に、大きなモクレンの木がもう一本ありますが、それは紫色の花びらの紫木蓮(シモクレン)。毎年4月に入ってから山ほどの花が咲きます。花が満開になった数年前の春、この山の上までモクレンを捜して上って来られた方がありました。「白川通りでバスに乗っていたところ、東の山の方を見ると大きなモクレンが見えたので、思わずバスを下りて見に来たのです」とのことでした。それは、ちょうど今日のような春の陽射しが嬉しく思える午後のことでした。その方の、春の自然を喜ばれるお気持ちは勿論共感するのですが、私が何より不思議に思ったのは、私自身がその時「モクレンの写真」を本の中に見ていたことでした。共にお仕事をしていた、りょうま先生,たろう先生とともに、思わず顔を見合わせたのを懐かしく思い出します。
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本日は、2部式で3学期終了式を行いました。お母さま方に見守られつつ入場する、年少児,年中児さんの会場入場の姿を見ながら、この1年間の一人一人の確かな成長を思い浮かべ心から嬉しく思いました。春から初めて幼稚園に来られる小さい組さんをお迎えすることで、また更に、お兄さんお姉さんに成長される4月を楽しみにしたいと思います。
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本日は、園内通信「お知らせ91」,平成19年度年間行事予定表をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 平成19年度1学期始業式の要領
◇ 新年度新クラスのお知らせ
  ・保育用品追加注文の申込用紙付き

March 15, 2007

●3月15日(木) / ミモザの花・クラスお別れ会・園内通信

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     <ミモザ>(銀葉アカシア)   マメ科 オトギリソウ属       
                         学名 Acacia baileyana
                         樹高 5~15m
                         
2月終わり~3月一杯にかけて咲く、レモンイエローの花。そう言えば、ミモザのことを知ったのは小学生の頃です。
お風呂の中で、『このシャンプーは南フランスに咲くミモザの香りで・・・』と説明のついた容器の裏ラベルを読みながら、こんなに素敵な香りの花はどんな花だろう?とずっと憧れていたのでした。
南フランスでは、春の代名詞となるほどいたるところで黄色い花が咲き誇り、ボルム・レ・ミモザ市では春の到来を喜ぶ「ミモザ祭り」が行われます。ミモザの花で飾られたパレードがあり、町はミモザ一色となります。花は砂糖漬けにされ、ケーキのトッピングなどに使えます。一度試しましたが、なぜかとても固いのです。葉は食用、花からは精油が作られています。
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    本日、あるお母さまから届けられたお手製アレンジメントの素敵な花。
    とっても色鮮やかで辺りがぱっと明るくなりました。感激です。あらっ、ミモザも!
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今日は、年長クラスのお別れ会にお邪魔しました。一人ずつ袋詰めされたお菓子をいただきながら、ゆみ先生,のりこ先生お手製の、紙芝居大に作られた思い出のアルバムを見ました。みんな一緒に過ごしてきたこの一年を、大切に振り返る時間でした。最後の生活発表会で演じた“うさぎのゆうびんや”のページでは、流れてきた音楽とともに先生たちがダンス、そして子どもたち全員が手拍子で楽しみました。一番最後は、子どもたちのリクエストで決まった大好きな映画「ミッキーの大時計」「力たろう」の2本を園長先生に見せてもらいました。一人一人がそれぞれに思い出を噛みしめながら過ごした、あっという間のひと時でした。
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本日は、園内通信「お知らせ90」,歯科検診報告書(年長児のみ)をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 書道教室作品展のお知らせ
◇ 諸連絡
◇ 退園・転居の方のお知らせ
◇ 住所変更のお知らせ
◇ 絵本カードについて
◇ 山の下の駐車について

March 14, 2007

●3月14日(水) / ノグルミ(野胡桃)の実・園内通信

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     <ノグルミの果実>  クルミ科 ノグルミ属
                    学名 Platycarya strobilacea
                    別名 ノブノキ

ノグルミは、本州,四国,九州に分布する木。樹高は、5~10m。6,7月頃、しっぽのように細長い雄花雌花を咲かせ、秋には果実が軸ごと落下してくる。葉はクヌギの葉に似て細長く、縁に細かな鋸歯(きょし)がある。チクチクして可愛いこの実を、二つだけ拾った。長さ3~4㎝。
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園庭のハクモクレンのつぼみが膨らんできました。青空の下、いつもと変わらず元気に登園してきた子どもたち。にこにこ笑顔でやってきて、颯爽と園内を走り抜けていく。また、一歩一歩を噛みしめるように、静かに辺りを見回しながら歩いてくる女の子もいる。
「せんせーい」と抱きついてきたのは、週末卒園式を迎えるMちゃん。3年間も通ってきたこのお山の道も、あと残りわずかになりました。あしたもきっと、晴れますように・・。
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本日は、園内通信「お知らせ89」をお持ち帰りいただきました。(年長児のみ)

内容は、
◇ 卒園式のご案内
   日 時 3月17日(土) 10時~
   会 場 第3園舎

March 9, 2007

●3月9日(金) / フランスの松ぼっくり・園内通信

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     <多分!フランスカイガンショウの松ぼっくり>
<お尻からみた松ぼっくり>s-KICX5920.jpg
果鱗が渦のように整っていてきれい

これはフランス産松ぼっくり。セーヌ河を隔ててエッフェル塔の真向かい、シャイヨ宮(パリ博の際建築)横のベンチに腰掛けたときに気づいて拾ったもの。フランスカイガンショウ(フランス海岸松)は、ナポレオンがはじめフランス南西部の海岸に防風林として植えたのが始まりだそうです。そう言えば、すぐ隣は「海洋博物館」でした。そして、もしこれが海岸松だとすると、なんと!あの、カプラの木の松ぼっくりということになります。カプラは、無農薬で防腐剤やニスを一切使わないフランスの海洋松だけを使って作られていることはよく知られたお話。そう考えると、たった一個の松ぼっくりを見ても、何だか心が弾んでしまいます。そうか、カプラの松ぼっくりだったんだーって!

『カプラあそび』
今日午前中に、未就園の可愛いご兄弟が見学のために来園されました。近くにお引っ越しをして来られるとのこと。親子が年少児クラスとお庭見学をされるまでの暫くの間、“カプラ”を使って長い道路や高い塔を作って一緒に遊びました。初めての小さなお子さんでも、結構の時間を集中して遊べるカプラは、確かによく考えられた優れ物の積み木です。
そして午後。今年度最終となった放課後のカプラ教室は、36名の大賑わいでした。数人のグループになって、また一人で、着々と積み木に取り組んでいる姿はみんな真剣なもの。私は年少児のAちゃんと一緒に、ハートのお風呂を作りました。お風呂が出来上がると、Aちゃんは「ザザー」と中にお湯(これもカプラ)を入れていました。
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本日は、園内通信「お知らせ88」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ クラスお別れ会(木)に使用するお菓子について
◇ 3学期終了式について
◇ 体操服などのご注文について
◇ 春休みについて
◇ 今月の絵本貸し出しについて
◇ 3学期生活発表会写真のお持ち帰りについて
◇ その他

March 7, 2007

●3月7日(水) / コウヨウザンの松ぼっくり・園内通信

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 <コウヨウザン(広葉杉)の松ぼっくり> スギ科 コウヨウザン属
                          学名  Cunninghamia lanceolata (Lamb.)Hook.
                          原産  中国南部地方 台湾 インドシナ

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      <学名プレート>        <樹高30m以上ありそうな高木>

松ぼっくりが枝についたまま沢山落ちていたのが面白いところ。名前のごとく、杉に比べて少し幅広の葉をしている。一粒は直径2.5㎝~3.5㎝くらいでとても愛らしい形をしています。木は、円錐形の樹形で大きな美しい木です。
木材としては香りがよく、シロアリの害にも強いことから、建築材,船舶材、マッチの軸などに使用されるとのこと。日本には、江戸時代末期に植えられるようになりました。
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園内のチューリップの芽が大分大きくなってきました。花壇の前を通る子が、「あっ」と気づいて振り返り、立ち止まって眺めている姿が見られます。子どもたちは見ていないようで実はとてもよく見ていて、特に物事の変化には敏感ですね。また、その違いの的確な指摘に驚くことさえあります。
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本日は、園内通信「お知らせ87」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 在園児の新年度保育用品代について
◇ 園児ご家庭の電話番号変更のお知らせ
◇ 大文字登山(年長児)についての補足


March 5, 2007

●3月5日(月) / アブラスギの松ぼっくり・園内通信

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  <アブラスギの松ぼっくり>  マツ科 アブラスギ属
                      学名  Keteleeria davidiana var.formosana
                      別名  ユサン,シマモミ
                      原産  台湾,中国西部
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      <学名プレート>         <下から見上げたところ>

このアブラスギの松ぼっくりは、4,5年前に京大構内で樹木の手入れをしていた方が下さったもの。すっかり乾燥して果鱗が反っていますが、水につけておくと数時間で元に戻ります。
先週末、同じ場所に立ち寄ったところ、今年も松ぼっくりがいくつか落っこちていました。高さは何メートルほどあるかしら。木の下に立って見上げてみると、てっぺんは遥か上、枝葉の隙間から遠く青空が見えました。
木に油成分が多いことからアブラスギと呼ばれます。京都府立植物園には有名な大木があるようなので、又今度、行ってみよう!
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本日は、園内通信「お知らせ85」「お知らせ86」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
「お知らせ85」
◇ 退職される先生のお知らせ
◇ 平成19年度総合保障制度のご案内について
◇ 3月12日のひねもす教室について

「お知らせ86」
◇ 卒園記念大文字登山(年長クラス)実施要領について

*ほか、「山の学校」より、新年度会員募集のご案内をお持ち帰りいただきました。


March 2, 2007

●3月2日(金) / ダイオウショウの松ぼっくり・3学期生活発表会

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 <ダイオウショウ,コメツガの松ぼっくり> ダイオウショウ(大王松) 別名 ダイオウマツ
                            学名 Pinus palustris
                            原産 アメリカ東南部

高さ20㎝もある大きな松ぼっくりは、3葉松の「ダイオウショウ」のもの。近所を歩いていた時に、卒園児さんのお祖母さまが「珍しいわよ」と下さいました。確か、修学院離宮の松と仰っていた記憶があります。私が今までみた中で最大級の松ぼっくりでしたので、思わず驚きの声をあげてしまいました。
クロマツは2葉,ゴヨウマツは5葉ですが、このダイオウショウは3葉で、葉の長さは何と20㎝~60㎝もあります。日本には明治末期に入ってきて、東北以南の各地で庭木などとして植えられているようですが、この松ぼっくりが木からぶら下がっている様子はお目にかかったことがありません。
写真の下に転がっているのは、「コメツガ」の松ぼっくり。よく見かける、アカマツやクロマツの松ぼっくりなどよりはるかに小さく1.5㎝~2.5㎝ほどしかありません。このお山の奥で拾ったかなあ、御所で拾ったのだったかなあ、失念してしまいました。とても愛らしい松ぼっくりです。
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昨日、本日で、3学期生活発表会が無事終了しました。どのクラスのどのお子さんも、約1ヶ月間に渡る取り組みの過程でまた一段と成長されたご様子を、ご家族の皆さまには大きな感動とともにご覧いただけたことと思います。舞台上の子どもたちも、温かな手拍子,拍手を何より嬉しく受け止め、更に力のこもった今までで一番素晴らしい発表をされました。

春に花を咲かせるために、冬の間も休む間もなく力を蓄えている桜の木ように、日々の繰り返しで蓄積してきた力がなければ素晴らしい成果に至ることは困難でしょう。子どもたちは、毎日力を抜くことなく全力で園生活を過ごしておられます。自然の生き物にとっても養分や水分の補給が不可欠なように、力の限り活動して帰宅されたお子さんは、今度はご家庭がしっかりと受け止め愛情を注がれることで再び明日への力を充電されます。そしてまた、元気一杯の笑顔で登園する子どもたちを迎えながら、ご家庭の強力なバックアップ体制をとても心強く思います。これからも保護者の皆さまとともに、子どもたちの成長を、あせらず、じっくり見守り、楽しみに待つ日々を大切にしたいと思います。

February 23, 2007

●2月23日(金) / メタセコイアの松ぼっくり・年中クラス舞台稽古・園内通信

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   <メタセコイアの松ぼっくり> ↑ 大きさ 直径2~2.5㎝くらい  
                          スギ科メタセコイア属
                          学名 Metasequoia glyptostroboides
                          和名 アケボノスギ

これは、ここのお山の一番大きな木「メタセコイア」の松ぼっくり。春には花が芽吹き、秋には緑色の松ぼっくりがだんだん大きく膨らみ、2個セットでよく落ちてきます。10月,11月、やがて茶色に熟すと果鱗が割れてすきまからタネがこぼれ落ち、その頃、葉は褐色がかったオレンジ色に染まります。

この木をあちこちで見かける度に、大きな樹形の美しさは勿論、恐竜時代からの歴史を思わせるロマンチックな木だなあと思います。この種の原生種の「セコイア」は、今から1億9500万年前の中生代ジュラ紀~新生代第三紀に繁栄し北半球の各地で湿地林をつくって北極圏まで勢力を広げていたようです。現代では、化石だけしか残らない絶滅種と考えられていたところ、1940年代に日本の学者(三木茂博士)が原生種にほぼ近いメタセコイア(メタ=ギリシャ語/あとの,少し変わった)を日本で発見,学名登録し、また、その数年後には絶滅したと考えられていた原生種セコイアが中国で発見されました。化石に見られる特徴そのものが確認されたことから、この木は『生きた化石』と呼ばれるようになりました。
中国から日本へは100本の苗木が送られ、挿し木で増やした苗が日本各地の学校や公園に植林されたということです。因みに、このお山の種類は、葉の形(対生)と紅葉することから、日本自生の「メタセコイア」の種類のようです。
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今日は、年中両クラスが、発表会に向けて取り組んできたリズム演奏を、第3園舎の舞台を使い試みた日でした。始まりのお歌では、一つずつの言葉を大切にしながら、最後まで戸惑うことなく大きな声で歌いました。リズム演奏は、お休みのお子さんの分もフォローしながら、それぞれの受け持ち部分を大切に奏で、クラス一つになって力を発揮できたと思います。

このリズムバンドの練習を開始する前に、両クラスを訪問したのは1月末のことでした。子どもたちが馴染みのある曲でタンバリンを使ってリズム打ちを行い、そして一人一人の受け持ち楽器が決まりました。この2月の取り組みの期間は、いろいろな楽器の音の合間に大きな大太鼓の音が、“ボ~ン、ボ~ン”とお山を響き渡っていました。
分からないところがあれば何度も繰り返し練習したり、自信がない時には先生やお友だちに励まされて頑張り、不安が笑顔にかわったこともあったでしょう。今日の子どもたちのピンと伸びた姿勢からは、この1ヶ月間にそんな幾つもを乗り越えてきた自信と成長が感じられ心から嬉しく思いました。
いよいよ来週は、ビデオ撮影日に続き、大好きなお母さんに見ていただける発表会がやってきます。十分に体に気をつけて、全員が舞台で集えることを祈っています。
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本日は、園内通信「お知らせ84」をお持ち帰りいただきました。

内容は、
◇ 3学期生活発表会日時のご案内

でした。

February 21, 2007

●2月21日(水) / ドイツトウヒの松ぼっくり・園内通信

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 <おいしそうな?松ぼっくり>  別名  ヨーロッパトウヒ,オウシュウトウヒ
                     学名  Picea abies  マツ科トウヒ属
                     原産地 ヨーロッパ
<友人から届けられたドイツトウヒの幼木> s-KICX5819.jpg   

モミ類の松ぼっくりは木に上向きにつきますが、トウヒの種類は下向きにぶら下がります。松ぼっくりが熟すと緑色からだんだん明るい褐色になり果鱗が開きます。写真は、数年前にフィレンツェ(伊)の山手を歩いていて思わず拾ったものですが、原産地では高さ50~70メートル,直径2メートルの大木になり、街路樹,公園樹,クリスマスツリーに利用されています。また、建築材やピアノの鍵盤,バイオリンなど弦楽器の素材にも使われています。鳩時計についている重りは、この松ぼっくりを模したもの。
よく似た木に、モミの木,ツガの木などがありますが、ドイツトウヒはヨーロッパでは森林を構成する代表的な木として周知で、特に、ドイツのシュヴァルツヴァルトで有名です。
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本日は、年長児月ぐみクラスの卒園記念のビデオ撮影を行いました。よいお天気にも恵まれ、有り難いことに両クラスとも全員が元気に集うことができ、園歌、続いて子どもたちのリクエストで決まった大好きな歌「カレンダーマーチ」「青い空に絵をかこう」をそれぞれ歌いあげました。
この1年を思い浮かべつつピアノ伴奏をしながら、後ろから響いてくる子どもたちの凛々しく大きな声、まさに天井を突き抜けるくらいの迫力いっぱいの合唱を賛美したい気持ちでいっぱいになりました。
早すぎるくらいに毎日が過ぎていきますが、どの学年も学期末を迎え、一人一人が自信をしっかりと蓄えておられることを折々に確信し、何より嬉しく思っています。
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本日は、園内通信「お知らせ83」をお持ち帰りいただきました。

内容は、
◇ 3学期生活発表会 ビデオ撮影日,保護者鑑賞日・服装について
◇ 今月末お帳面のお預かりについて
◇ パンフレットお持ち帰りについて
◇ ひなあられ持ち帰りについて

February 16, 2007

●2月16日(金) / ヒマラヤスギの松ぼっくり・園内通信

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 <バラの花のような松ぼっくり>  “ ヒマラヤスギ”・・・マツ科  ヒマラヤスギ属
                        原産国 アフガニスタン,インド,ヒマラヤ,ネパール
                        学 名  Cedrus deodara

これは、北白川小学校の校庭で、1月ふれあいサタデーの帰りに拾った松ぼっくり。年中児のYちゃんが見つけて教えてくれました。小学校の大きなクスノキの北側にある、もっと大きな“ヒマラヤスギ”のてっぺんから落ちてきたものです。木を見上げると、高いところにまだぶら下がっているのが見えました。今までに、いろいろな松ぼっくりに出会いましたが、こんなバラの花のように愛らしいのは初めてです。これもまたコレクションの仲間入りに!
この松ぼっくりの完全形はもっと大きいのですが、果鱗がぱらぱらと半分ほど落ちてしまい、残ったてっぺんがバラの形で落ちてきます。
ヒマラヤスギは、枝葉に強い香りがあって原産地ヒマラヤでは神聖な木とされています。仲間のレバノンスギも神聖視され、古代エジプトではその樹脂を防腐剤としてミイラづくりに使ったそうです。
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本日は、年中児1クラスのお歌・リズムバンド練習を覗いてきました。お歌は、『さあ冒険だ』と言うタイトル通り、全員の大きな声がまるで冒険に誘ってくれているかのように心に響いてきて、胸がいっぱいになりました。リズムバンドは、指揮者さんを中心に、先生はピアノ、子どもたちは大太鼓小太鼓シンバルなど、大きな音の出る楽器が各所のポイントに堂々と音を出し、またトライアングル,スズ,ウッドブロック,タンバリンが、よく覚えられたなあ!と感心するほど各リズムをきっちりと奏でており、まさにクラス一つになっての作品の出来上がりを垣間見るひとときでした。
一人一人がドキドキする不安な気持ちを、毎日の練習の積み重ねで確かに克服しています。3月発表会に向かう子どもたちのストレートな度胸と力が、我がことのように誇らしく思えてくる幸せな時間でした。
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本日は、園内通信「お知らせ82」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ つき組ビデオ撮影について
◇ 名簿関連の変更について
◇ 卒園アルバム代について
◇ 実習生のご紹介
◇ 左京地区親善バレーボール大会の結果のお知らせ
◇ 第5グループ通園路付近の工事のお知らせ

  以上でした。

February 6, 2007

●2月6日(火) / ヒメツルソバ・園内通信

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 <ヒメツルソバ(姫蔓蕎麦)>  別名ポリゴナム  タデ科  花期5月~1月頃
                     ヒマラヤ原産   学名Polygonum capitatum

昨日の、強く健気に生きている「ロゼット葉」につづき、今日は、お山の中腹や麓の石垣の辺りに、いつも元気に咲いている小さな可憐な花のご紹介です。よく見ると淡いピンクのポンポン状の花が、芝のように這うように咲いています。お庭のグランドカバーに使用されることもありますし、しゃれたお花屋さんに「ポリゴナム」と書いて置かれていたのを見かけたこともあります。
小さな鉢植えにしてテーブルの隅に置くと、ハーブの花の一種のように楽しめるかも知れません。
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本日は、園内通信「お知らせ81」をお持ち帰りいただきました。

内容は、
◇ 第8回ふれあいサタデー “親子大文字登山” のご案内です。
   申込は15日(木)まで。奮ってのご参加お待ちしております。

February 5, 2007

●2月5日(月) / タンポポのロゼット・園内通信

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              <タンポポのロゼット>

今日のお山周辺は、春先のような温かな陽射しに包まれた一日でした。山の木々も春の準備を急いでいるかのように、いろいろな芽吹きが見られます。
ロゼットというのは、本来はバラの花びらの形・咲き方の一種類(ロゼット咲き)を意味する言葉ですが、上の写真のロゼット葉は、冬の時期に植物の葉が地面にはりついた状態をいいます。寒い季節には、葉を広げて太陽を体いっぱい浴びて、寒さ,風から地中の根を守っています。たとえ、葉を刈り取られるダメージを受けても、根に蓄積した栄養分で葉を再生する力を備えています。寒さを凌ぐための家も暖房器具もない自然の中で、たくましく生き延びようとする自然植物の智恵には、驚くものがあります。
路地を歩いていると、電柱の陰やコンクリートの隙間など、こんな所に・・という場所に発見できる、“ロゼット探し”もなかなか楽しいものです。オオバコ,ヒメジオン,アザミなど、きっといろいろな種類のロゼットが目に入りますよ。親子で“ロゼット探し”の楽しいお散歩はいかがですか!
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本日は、園内通信「お知らせ80」をお持ち帰りいただきました。

内容は、
◇ 大文字登山(年長児)の日程変更のお知らせ
◇ PHP推薦図書についてのご案内
◇ 左京地区親善バレーボール大会のお知らせ

以上でした。

January 31, 2007

●1月31日(水) / スイセン・郵便ごっこ・園内通信

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  <水仙>  彼岸花科  学名Narcissus tazetta var.chinensis
          開花時期 12月~2月頃

この時季になると、お山のいつも決まった場所に咲く早咲き系の「日本水仙」。香りが大変素晴らしくうっとりするほどで、切り花にするととても長持ちします。学名のナルキッソスは、ギリシャ神話に出てくる美少年の名前で有名。“ナルシスト”の語源。
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 色とりどりのお手紙がいっぱい!      お返しのお手紙

 しろやぎさんから おてがみついた
 くろやぎさんたら よまずにたべた
 しかたがないので おてがみかいた
 さっきのてがみの ごようじ なあに・・・

お手紙と言うと、幼稚園の時に覚えたこの歌を思い出しますが、今月1月中の園内は、郵便ごっこで大賑わいでした。登園したら一番に、お友だちから、そして先生から、お返事のお手紙が届いているかどうかを自分専用のお手紙ボックスを見て確認するのがお楽しみだったのではないでしょうか。園長室にも過去にないくらいのお手紙が子どもたちから届けられ、とても嬉しい毎日でした。とりどりの色画用紙に描かれた力作の絵や、心温まる言葉に胸が熱くなる思いでした。やぎさんのように、「よまずにたべる・・」なんてとんでもない、一枚一枚大切に重ねて宝物にしたいと思います。
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本日は、園内通信「お知らせ79」をお持ち帰りいただきました。

内容は、
◇ 節分の豆まきをします 2月2日(金) 「やさしい鬼さんが来てくれるかな?」
◇ おやまのミニミニ幼稚園のご案内(未就園児さんとそのご家族対象)
   ・2月3日(土) “ようちえんごっこをしよう!”(体験保育)
   ・3月3日(土) “ようちえんまであるこう!”(体験登園)
  *いずれも、AM10:00~11:00開催です。詳しくはお問い合わせ下さい。
    奮ってのご参加お待ちしています。
◇ 小学校入学説明会及び半日入学の日のお帰りについて
◇ 第44回かいが展(京都府私立幼稚園連盟主催)のご案内
◇ 園児住所変更のお知らせ

以上でした。

January 29, 2007

●1月29日(月) / リュウノヒゲ・園内通信

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<リュウノヒゲ> 和名 ジャノヒゲ  スズラン科(ユリ科) ジャノヒゲ属
           原産地 日本,中国  学名Ophiopogon japonicus

お山をゆっくり上っていたら、細い葉の間からチラリと見えたのは“リュウノヒゲ゜”の実。1株に20枚ほどの細い葉が生えて庭園では芝生のようにして使われるが、これは斜面に自生していたもの。地下茎でどんどん増えている様子。初夏に薄紫色の小さな花をつけ、秋~冬に青い果実がなる。
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本日は、園内通信「お知らせ78」をお持ち帰りいただきました。

内容は、
◇ 過日、第7回ふれあいサタデー“鉄棒であそぼう”に関すること
   ・体育館内の落とし物 2品
   ・ミズノ製キッズシューズのご注文取り扱いについて
◇ 就園奨励費に関すること
◇ 「遺稿集」「この道50年について」
◇ 「山びこクラブ」のご案内
    日時 2月9日(金) 4時~5時半
    場所 幼稚園園庭
    対象 小学生
    内容 どろじゅん・竹馬であそぼう!
  *奮ってのご参加お待ちしています。

January 25, 2007

●1月25日(木) / チェッカーベリー・園内通信

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  <チェッカーベリー> ツツジ科 学名Caultheria procumbens  原産地 アメリカ東北部
                      英名Checker berry  和名ヒメコウジ

夏にベル状の白い花が咲き、秋から春に赤い実が楽しめる。地植えにすると横に広がりグランドカバーにできる。葉は、実はアロマテラピーの精油(ウィンターグリーン)として使われるように、メントール系のすっきりした香り。オイルは主に筋肉痛などのマッサージに使われる。
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いよいよ、各学年が今年度の最後の3月生活発表会に向けて、年長児は劇,年中児はリズムバンド,年少児はお遊戯の練習をはじめつつあります。配役や受け持ちの楽器が決まり、その発表がありました。自分の受け持ちを大切にしっかりと守り、クラスで過ごす日々の積み重ねが先の大きな成果につながるようにと願っています。
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本日は、園内通信「お知らせ77」をお持ち帰りいただきました。

内容は、
◇ 昨日の保護者会のまとめ
   ・卒園までのスケジュール
   ・3学期生活発表会における劇の練習について(年長)
   ・      〃    の発表について(年少,年中)
◇ 卒園記念品について
◇ 第7回ふれあいサタデー「鉄棒遊び」をお申し込みのお子さんの上靴持ち帰りについて
◇ 京都映画センター「名作おやこ映画会」チケットお持ち帰りのこと

January 19, 2007

●1月19日(金) / サザンカ・園内通信

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    <サザンカ>  ツバキ科  学名Camellia sasanqua

サザンカの品種は6000種類を越える。ツバキと同じ日本原産種で、江戸時代に長崎のオランダ商館に来ていた外国人医師がヨーロッパに持ち帰り、その後広まる。お花の少なくなった秋の頃から咲いてくれる秋冬の嬉しい花の一つ。
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今週は、園内が郵便ごっこでとても賑わっています。園内通路に置いた一般のポストに負けないくらいの大きさの赤いポスト前では、クラスを越えたお友だちや先生宛に書いたお手製の可愛い絵はがきを投函する姿が行き交っています。
園長室にも、電車や雪だるまや鳥,☆,ハートにチューマーク!などの絵入りのはがきを手に、笑顔いっぱいのハンドメールが子どもたちから届けられ、とても嬉しく毎日お返しのメールを書いています。幼稚園ポストの郵便物回収→配達をしてくれるのは、やさしい先生たちの郵便やさん!
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本日は、園内通信「お知らせ76」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 保護者会について 1月24日(水) 午前 9時30分~10時10分(年長児対象)
                         午前10時20分~11時20分(全園児対象)
◇ 2学期保育写真展示のお知らせ
◇ 就園奨励費お渡しについて
◇ 健康に関するお知らせ
以上でした。

January 18, 2007

●1月18日(木) / 乙女椿(おとめつばき)・園内通信

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  <乙女椿> ツバキ科  学名 Camellia japonica f.otome

椿の種類はとても多く、一重咲き,八重咲き,千重(ちえ)咲きなど咲き方もさまざま。
こちらは、千重咲きの“乙女椿”でとても淡いピンク色。山茶花(サザンカ)もツバキ科の植物で、冬に開花することから俳句では「冬の季語」となっていますが、この椿(ツバキ)は木へんに春と書くように春を通じて咲くことから「春の季語」になっています。
いつか見た女性誌の中に、多種類のツバキを平たい花器に盛るように素敵に生けたものがあったのですが、その中にちょっと珍しい唐子咲きのものがありました。赤,白,ピンクなどあり普通の椿とは風情が少し異なりとても可愛いのです。お花が少ないこの季節、いろんな種類を植えて冬は椿を楽しむのもいいですね。
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本日は、園内通信「お知らせ75」(第7回ふれあいサタデーのご案内)をお持ち帰りいただきました。

 テーマ “健康な体づくり 鉄棒あそびをしよう!”
 日 時 1月27日(土) 午前10時~11時30分
 場 所 北白川小学校体育館
 服 装 動きやすい服装上下と上靴
     
・お馴染みエール(株)の居関先生をお招きし、ご家族の協力のもと「鉄棒遊び」に挑戦します。
・後半は、子どもの土踏まず(足裏)の形成を左右する大切な「靴選び」について、スポーツメーカー ミズノ(株)のスタッフにお出でいただき、お子さんの足について共に考える時間を持ちたいと思います。皆さまの奮ってのご参加をお待ちしています。

January 9, 2007

●1月9日(火) / メタセコイヤのてっぺんには?・園内通信

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     <ハシブトカラス> カラス科
             
  ・ハシボソカラスより太いくちばしを持つ
  ・春にかけ巣作り→産卵 6~7月は幼鳥の巣立ちの時期

「カァー、カァー、カァー」と、一番高いメタセコイヤの木の上で声を響かせて鳴いているのは、ハシブトカラス。毎年この周辺の高い木に巣作りしてヒナを育てます。そう言えば、まだ心許ないヒナがなぜかお庭に落っこちていて、パニックに陥っている親鳥に見せるようにして山奥へ運んだことがありましたっけ。あれは数年前の初夏のある朝のこと。

いよいよ今日は始業式で幼稚園3学期がスタートです。朝、第5グループを先頭に、各グループの元気な声が次々にお山にもどってきました。カラスも「子どもたちがやってきたよ、おはようーおはようー」と声をかけているようです。
朝、年中クラスのゆきぐみさんに暫くいると、お正月の一日二日はおせち料理を食べたけど、三日目は食べなかったこと、田舎でお餅つきをみんなでして丸めて食べて美味しかったこと、そして、おじいちゃんおばあちゃんとみんな大勢で温泉に行ったこと等々、冬休みの間を十分に満喫して過ごした満足の笑顔がいっぱいでした。
3学期は雪がいっぱい降ればいいね!寒さに負けず毎日元気一杯で過ごしたいです。
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本日は、園内通信「お知らせ74」と府補助金(各園児宛)のお知らせをお持ち帰りいただきました。

内容は、
◇ お弁当11日~,カプラ教室15日~,各課外教室10日~,ひねもす教室15日~開始
◇ 1月分保育料の取り扱いについて
◇ 第7回ふれあいサタデーの日程変更について

January 5, 2007

●1月5日(金) / センリョウ(千両)・新春

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  <センリョウ> センリョウ科 学名Sarcandra glabra
マンリョウとならんで、お正月の飾り花として使われる植物。寒い季節、赤い実が嬉しい。
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「新春のお慶びを申し上げます。皆さま佳いお年をお迎えのことと存じます。
各ご家庭にとって今年が思い出に包まれた幸多き一年となりますようお祈り申し上げます。」
1月5日。新年に入り穏やかな日々がつづいております。お山の上では、本日元気に全員が集い3学期に向けてささやかに新年会のひとときを持つことが出来ました。
9日(火)には、元気いっぱいに充電した子どもたち,お母さま方と再会できますことを、一同心から楽しみに準備をしています。

December 18, 2006

●12月18日(月) / モミの木・一郎先生遺稿集・園内通信

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    <モミ> マツ科 常緑高木 学名Abies firma Sieb.et Zucc.
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   樹高20~40m          「この道50年」(再版) ・「遺稿集」

クリスマスシーズンです。モミの木と言えば、

 もみのき もみのき いつもみどりよ
 もみのき もみのき いつもみどりよ
 かがやくなつのひ ゆきふるふゆのひ
 もみのき もみのき いつもみどりよ・・・

と有名なドイツのフォークソング(民謡)を思い出します。小学生の頃、大好きなクリスマス賛美歌とともに、この曲もお決まりのピアノ伴奏をしながら歌うのがとても好きでした。また、寒さの厳しいヨーロッパの冬にも、一年中元気に緑の葉をつけているこのモミの木は、ドイツトウヒとともに強い生命力の象徴とされました。一方、モミの木には小人がすんでいて幸せを運んできてくれると信じられていたので、クリスマスがやってくると庭のモミの木に子どもたちと飾りをつけて灯りをともす習慣ができました。

先日の朝、モミの木の幹から白い樹液が垂れて固まっているのを見つけた年長の女の子が、「あっ、これいい匂いがするよ」と、香りを確かめていました。この香りでピンときたのが、ヴェレダ*の入浴剤の一つです。針葉樹の森の香りで、確かこの木と同じモミのオイルで出来ています。お風呂ですっきりと温まりたいときにはおすすめです。
 http://www.weleda.jp/cgi-bin/product/pdt_dtl.cgi?id=79

*ヴェレダ製品は、『人間と自然、それは良きパートナーのように互いにバランスをとりながら調和しあうもの』というルドルフ・シュタイナーの考えに基づき、合成成分は一切使わず100%自然由来でつくられた自然化粧品ブランド。
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「お知らせ71」でお伝えしておりました図書【この道50年】【山下一郎遺稿集】が、出版社より本日到着しました。お申し込み下さいましたご家庭は、明日お子さんにお持ち帰りいただきます。追加購入のご希望などございましたら、年明け3学期にお受けいたします。
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本日、園内通信「お知らせ73」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 冬休み期間について
◇ 3学期お弁当再開は11日~,カプラ教室は15日~
◇ アンケートご協力のお願い(絵本研究/ひねもす教室中村先生より)
◇ 2学期に覚えられた俳句(年長児)
◇ 1月保育料について

December 7, 2006

●12月7日(木) / メタセコイアの下は? ・園内通信

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 <メタセコイア> スギ科メタセコイア属   <メタセコイアの足元に丸い型どり これはなに?>
            学名 Metasequoia glyptostroboides
                (Meta=後の,sequoia=セコイア,glyptostroboides=水松に似た)

このお山には、メタセコイアの大きな木が数本あります。高さは25m~30mにもなります。メタセコイアは、日本で産出する植物化石の研究者 三木茂博士によって1939年に化石で発見され『メタセコイア』と命名されました。絶滅種とされていたメタセコイアは、その後1945年に中国で現存が発見されたことから、“生きた化石”と呼ばれることになります。秋には、可愛いらしい球花(松ぼっくり)が落ちてその間からはたくさんの種子が飛び散っていきます。
今、お山のメタセコイアの木の下には、先日年少児さんたちが「葉っぱのお風呂」で楽しんだ後の、赤や黄色のモミジが足元を温かく取り巻くように積んであります。今朝見ると、まあるいお風呂のような跡がそこへ残っていました。さて、これはいったい何でしょう?

(答えは、「ネコのお風呂(ベッド)」でした!冬の夜、重なり合うようにしてお山の猫ファミリー5匹(野良ちゃん)が葉っぱの上で眠っています)
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本日は、園内通信「お知らせ71」をお持ち帰りいただきました。

内容は、
◇ 図書出版(瓜生文庫)のお知らせ
   ① 『この道50年』 幼稚園創立50周年記念誌再版について
   ② 『山下一郎 遺稿集』 故・山下一郎先生のエッセイ,遺稿をまとめたもの

◇ 瓜生文庫についてのお知らせ

December 4, 2006

●12月4日(月) / ツマグロヒョウモン・園内通信

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   <ツマグロヒョウモン> タテハチョウ科  学名Argyreus hyperbius
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「せんせいおはよう!ちょっと大変、見に来て!」と言う年長の女の子の呼びかけで駆けつけてみると、第3園舎に下りる石段にじっとしがみつくように動かないでいる一匹の蝶がいました。こんなに寒い季節になったのに・・・その上、ハネが破れています。子どもたちも蝶の様子を心配してながめていたのでしょう。でも蝶は、ゆっくりとハネを動かして飛んでいきたそうな様子をするので、庭のサザンカの上にのせてあげました。あとは自然に任せましょう。
このお山では、アゲハチョウ,シロチョウやキチョウの他、タテハチョウの仲間も春から秋にはたくさん見られます。園芸ブームによりスミレ栽培などが増えたため、タテハチョウの数も増えているそうです。チョウが飛んでいると幸せな気持ちになりますね。
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本日は、園内通信「お知らせ69」をお持ち帰りいただきました。

内容は、
◇ 入園のお友だちのご紹介
◇ 2学期は短縮保育はなく、通常保育です
◇ 園内のお風邪の状況に関すること・インフルエンザ,ウィルス感染症の予防について

*12月に入りました。日頃から体調を整えて、風邪に対する抵抗力を高めておくようにしましょう。

November 30, 2006

●11月30日(木) / フユイチゴ・歯科検診

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   <フユイチゴ>(冬苺)  バラ科 キイチゴ属 
                  学名Rubus buergeri. 常緑つる性低木
【食べられる木の実】
花や実などの明るい色が少なくなってきたこの季節、山道を少し入ったところの紅葉の木々の下にちらりと見えたのは「フユイチゴ」。秋9月~10月に白い花が咲き、冬にかけて実がなるのでフユイチゴという名です。食べると甘酸っぱい味がします。お山に夏にできる「クサイチゴ」をたくさん摘んでジャムにしても美味しいノイチゴジャムができました。草が枯れこれから辺りが寂しくなる冬にかけて、ふと目にする赤い色は嬉しいものです。
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本日午前中は、ヒラノ矯正歯科クリニックの山下和夫先生に来ていただき年長児歯科検診を行いました。
 「お誕生日はいつかな?」 「もうすぐ一年生だから、歯磨きは自分でしっかりするんだよ」
 「指すいはしていないかな?どの指をお口に入れてるかな?」 
 「恐竜が好きみたいだね。このスモックについてる恐竜は何ていう名前かな」 『ティラノザウルス!』
一人ずつと色々なお話をしながら、全てのお子さんが無事検診を終えることができました。
最後には、しっかりお椅子に座って待っていられたご褒美に、和夫先生から不思議なマジックをしてもらいました。種も仕掛けもない?真っ白なノートなのに、魔法のマジックを取り出し何やらさらさらと手を動かしてからノートを開けると、あ~らびっくり?どのページからも絵がいっぱい出てきましたね! そしてもう一度、魔法のクレヨンを使ってからノートをパラパラとめくっていくと、さっきの絵が今度は鮮やかな色つきの絵になっていましたよ・・・。子どもたちからは思わず驚きの拍手があがりました。午後のお帰りのときには、そのマジックの謎を教えてほしいという子どもたちの問い合わせに困ったほどでした。

最近虫歯は少なくなりましたが、昔と食べ物が変わってきたこともあり、咬合,歯列,顎関節について定期的観察が必要なお子さんが時代とともに増えています。食後,寝る前の歯磨きは勿論のこと、食べ物も堅いものをしっかり歯を使って噛む、骨のある小魚などをよく噛んで食べると顎がしっかり大きくなるんだよというお話も子どもたちに向けてありました。
本日、お持ち帰りいただいた健康診断票(歯・口腔)について、何かおたずねがある場合は園までご遠慮なくご連絡下さい。歯医者さんを受診の際は、本日の診断票をご持参なさって下さい。

November 21, 2006

●11月21日(火) / もみじ紅葉・園内通信

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「大きなモミジ?と思ったら、2枚重ねでした。すでに翼(よく=果実)も落ちています」
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11月後半に入り、今朝はモミジの色がまた一段ぐっと赤くなりました。サクラの木はほとんど葉を落としましたが、時折落ちてくる一枚一枚も実に鮮やかで目をひきます。大階段の上を見上げるとその美しさには心が踊ります。園内のすべり棒の上のモミジも今真っ赤です。
今日の午前中、温かな太陽の陽射しをポカポカ背中に浴びながら、年中児全員がブルーシートを園庭一杯に広げて“お神輿”を真ん中に、白い画用紙いっぱいにその絵を描いていました。先日からお神輿づくりにはじまり、お神輿をみんなでわっしょいわっしょいと担ぐ体験もしてきました。どの絵も力作、力いっぱい取り組んでいました。明日は色づけでしょうね、楽しみです。
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そのまま石段を下りていると、今度は年長児グループがみんなで秋探しにお散歩に出てきました。落ち葉やドングリなど、みんなにこにこ顔でとても嬉しそうでした。秋最後を十分に満喫したいものです。
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本日は園内通信「お知らせ67」をお出ししました。
内容は、
◇ 年賀状について
◇ 暖房費について
◇ お弁当の保温について
◇ 福音館のおすすめ冬の図書について

October 30, 2006

●10月30日(月) / サクラの枝・園内通信

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         <一枚ずつ葉を落としてゆくサクラ>
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           <とりどりの色の落ち葉あつめ>

紅葉は、木が冬へ向かう準備をはじめたということ。冬越しをし春に新芽を出せるための栄養を蓄える体制にはいったのでしょう。葉に水分や養分がいかなくなると、葉の中の葉緑素がこわれて黄色の色素だけが残り黄葉となります。さらに黄葉の葉に光が当たると、赤い色素がつくられて紅葉します。サクラは、赤かったり黄色かったり色とりどりで美しいですね。葉を落とす前に美しく紅葉してくれるなんて、私たち人間を喜ばせてくれる為かしらと嬉しくなります。園内のサクラの向かいにある柿の葉の紅葉は、さらに一段と色鮮やかですけれど。

そんな紅葉の落ち葉を横目に、子どもたちはカシの実やクヌギの実を集め、中にゾウムシの幼虫が入っているか入っていないかを探すのに懸命な今日この頃。実に小さな穴が開いていたら、それはコナラシギゾウムシやハイイロチョッキリが中にたまごを産みこんだしるし。幼虫は中の実をしっかり食べつくして外に出て、土の中でサナギになります。実を割って中から幼虫が出てきたら、特に女の子は「かわいい~」と言って順番に手の平でモクモク動くのを観察しています。そして、再び実の中に収めてあげて落ち葉の中や土の中にそっと入れてあげています。
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本日は、園内通信「お知らせ62」「お知らせ63」をお持ち帰りいただきました。
内容は、

「お知らせ62」
◇ カプラ教室についての詳細
   ・11月7日(火)よりスタートします。
「お知らせ63」
◇ 園児募集ポスター掲示のお礼その他
◇ ふれあいサタデー予定変更の件について
◇ 新入園児さん(2名)のご紹介


October 25, 2006

●10月25日(水) / 朝の樹幹,ねずみさんのお当番さん・園内通信

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         <木の幹から沸き立つ白い水蒸気>

昨日の朝は、前日の雨があがり、朝陽がまぶしいくらいの朝でした。登園した子どもたちを迎えていたところ、ふと見ると、雲梯の横に生えているサクラの幹から、まるでお風呂上がりに湯気が立つように白い水蒸気がモクモクと沸いているのが見えました(画像では不鮮明です)。東からの太陽の熱で苔をともなった幹が温まったのでしょう。あんなにも湯気が沸き立つところを見たのは初めてです。子どもたちも不思議なものを見るように、暫く見つめていました。

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<ちゅーちゅーねずみのお当番さん>

コンコンとドアをノックして、「おねがいします!」とお部屋からのおつかいに来てくれたのは、小さい組のお当番さん二人。何て可愛いこと!頭にはネズミさんの被りもの、後ろには可愛いしっぽがついていました。この日、年少組さん3クラスは、絵本『14ひきのあきまつり』(いわむらかずお著)の絵本にちなみ、みんなが可愛いネズミさんに扮して、裏山につづくお庭を舞台にたくさんの秋を楽しんだようでした。きっと絵本にでてくる秋の味覚や生き物もたくさん登場したことでしょう。
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本日は、園内通信「お知らせ61」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 年長クラス 就学児検診について(各小学校検診日ほか)
◇ 復園園児さんご紹介


October 20, 2006

●10月20日(金) / 子どもとホトトギスとルリタテハ

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   <ホトトギス>  ユリ科  学名 Tricyrtis hirta

これも、秋が来ると毎年咲いてくれる花。名前の由来は、この花がホトトギス(鳥)の胸の斑紋と似ていることから名づけられ、色も他に黄色,白などがあり日本の季節の風情が感じられるお茶花でもある。

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「せんせーい、毛虫毛虫すごいのがいるよー」と知らせてくれたのは年中児の男の子。葉っぱの下にポトンと落ちていたそう。「まあー、すごい形してるねー」といいながら、早速いつものように子どもたちと図鑑のページをめくり確かめる。実は、この瞬間の子どもたちの目は一途で真剣そのものなので(よく見ていないが恐らくそう感じられる)、まったが許されない気さえする。小学館の昆虫図鑑に載っている幼虫の種類には限界があるため、図鑑の中に探し当てられなかった時にはとても残念な思いが残っていた。きっと子どもたちもそうだろう。確実に、園内の植物に産みつけた蝶や蛾などの幼虫のお名前が調べられるように『日本産幼虫図鑑』(学研)なるものを探し抜いて調達した。これは重いが素晴らしいと言わざるを得ない図鑑だ。子どもたちの目はとても鋭く、ページをめくる度に「ちがう、ちがう」と厳しいくらいの声が応える。

ついに、「これやー!」「そや、これや」と一斉に声がした。アップで見ると、虫が嫌いな人は恐らく飛び上がるかと思われるくらいドラマチックな姿のこの幼虫は、『タテハチョウ科 ルリタテハ』の幼虫と判った。タテハ蝶類の成虫はオレンジ色の美しい色のものが多いが、ルリタテハの成虫のハネは黒っぽく、しかし端っこにルリ色のあしらいがあり案外美しい蝶である。食物は、・・・ホトトギス・・・ヤマユリなどと出ている。なるほど、成虫がすぐ横のホトトギスの葉裏にいつか産み付けたのだろう。それが判ったところ、男の子たちは近くにあったサクラの葉の上にそっと載せてあげ、もといただろうホトトギスの葉に戻してあげたところで、ほっと一息ついたようでした。
園内は秋、カシやクヌギの実やカクト(殻斗)を採って懸命に集めている。「それ、ほしいの」という年少の女の子のつぶらな瞳と言葉に、うーんと考えた末、「はい」と渡してあげる男の子の優しいシーンも見られこちらも嬉しくなる瞬間がある。

October 16, 2006

●10月16日(月) / 子どもの手 “ミズヒキ”・園内通信

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 <ミズヒキ> タデ科  別名 ミズヒキソウ,ミズヒキグサ 
                学名 Polygonum filiforme

子どもの可愛い手が見つけた赤いミズヒキソウ。10月初め頃から、いつの間にか静かに咲いている秋の野草。紅白の水引が名前の由来なので、なるほど花びらに見えるがく片は、上から見ると赤く下から見ると白い。
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本日は、園内通信「お知らせ58」をお持ち帰りいただきました。

内容は、
◇ 過日の秋のおいも掘り遠足について
◇ クラス担任との個人面談について
◇ 年長クラス歯科検診延期について
◇ 絵画教室の担当講師交代について
◇ 第5回ふれあいサタデーお申し込みについて

October 11, 2006

●10月11日(水) / キンモクセイ・園内通信

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 <金木犀> キンモクセイ科 中国原産

10月に入った頃より、ふと香りで気づかされるのがキンモクセイの開花です。毎年秋が来たことをさりげなく教えてくれる嬉しい木です。キンモクセイのお茶(桂花茶)やスープ,桂花陳酒などでもお馴染みですね。
また、キンモクセイより少し遅れて開花するのに、同じくモクセイ科中国原産のギンモクセイ(銀木犀)があります。私の幼い頃、庭にギンモクセイの木がありキンモクセイと同じ形の白い花をたくさんつけていました。キンモクセイより一段上品な白いその花の香りが私はとても好きでした。
この時季園内では、小さな手の平を広げて、オレンジ色のキンモクセイの花びらを1つずつ大事そうに集めている愛らしい女の子の姿が見られます。
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本日は、園内通信「お知らせ57」をお出ししました。

内容は、
◇ 第57回運動会についてのお礼
  ・ビデオ編集について
  ・運動会会場のお忘れ物について
◇ お知らせ56(第5回ふれあいサタデー)の補足(持ち物について)
◇ 明日のおいも掘り遠足について

October 5, 2006

●10月5日(木) / 子どもの手 “クヌギ”・園内通信

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    「お山のクヌギがだいぶおおきくなってきたよ!」
 
クヌギ (ブナ科)  果実は球形で大きく、葉は細長くぎざぎざ】
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            「いっぱいとれた」

園庭から“ひみつの森”へ行く入口あたりに、クヌギやドングリの実がたくさん落ちてきました。お庭遊びで集めた手の平いっぱいの木の実を見せてくれます。
クヌギの実に小さな穴が開いていたことから、クヌギを石で割ってみて、中に“ゾウムシの幼虫”がいるかどうかを確かめてみるのも最近の遊びの一つです。ゾウムシの成虫は実の若いうちに中に卵を産みつけます。中で孵った幼虫は木の実を食べながら大きくなり、実が地面に落ちると固い殻をかじって外へ出てきてすぐ土にもぐり、サナギになる準備をするのです。
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本日は、園内通信「お知らせ55」をお持ち帰りいただきました。

内容は、
◇ 「秋のおいも掘り遠足」の実施要領
◇ お友だちの住所変更のお知らせ

October 3, 2006

●10月3日(火) / 子どもの手 “笹舟”・園内通信

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          <ぼくの笹舟は、こんなの!>

1日の運動会が、あいにくの急な天気の崩れにより続行できなくなりました。大変残念でしたし、早朝から皆さまにご準備いただき、また新潟や岐阜といった遠方から新幹線でお出でいただいた方もいらっしゃいましたので、がっくり意気消沈の一日でした。来週こそは何とか・・と天に願うのみです。
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今日は爽やかな天候の中、みんないつもと変わらず元気に走りまわっていました。子どもたちと草むらを手で触っていくと必ずショウリョウバッタがいるし、キチョウが飛ぶ,カマキリがいた,虫の声が大きく聞こえてくる暑いくらいの一日でした。
最近、大きめの笹で笹舟をつくっておいて、園庭の散水栓から流れた水が下へ勢いよく流れてきたところを見計らって、「それっ、今だ!」と流れにのせて笹舟を流します。スイスイと流れに乗って月ぐみの第3園舎まで気持ちよく流れていくこともあります。子どもたちは手がとても器用、上手く笹舟をつくる子が増えてきました。運動会に思いを馳せつつ、今週は季節の変わり目を健康に過ごせますよう願っています。朝晩冷えてきましたので、足元から温かくなさって下さい。

(サーバー調整の為に、暫くブログも書き込み不可能な状態でした。機械には限界があるといつも感じますが、それに比べて人間の体はすごいです。自分次第で機械のように規則正しく動くこともできるし、時折体が壊れかけたかな?と思って意気消沈しても、暫くすると必ずや再生する生命力を持っているからです。)
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昨日,本日と、園内通信「お知らせ53」「お知らせ54」をお持ち帰りいただきました。

内容は、
「お知らせ53」
◇ 運動会延期について
◇ 役員・誘導係のお申し込み・競技参加について
◇ 園児さん一家の帰国復園のお知らせ
◇ 実習生のご紹介

「お知らせ54」
◇ 月ぐみ踏水会参加費用について(月ぐみ対象)