季節は、春の嵐真っ直中の先週でしたが、週末の18日は朝から穏やかな天候に恵まれて、第56回卒園式が静かに進んでいきました。年長卒園児一人ずつが立派な姿で卒園証書を受け取る姿を見守りながら、幼稚園生活を通して見られる子どもの大きな成長を振り返っていました。
ご家庭でお誕生後、1年先にはよちよち歩きが出来るようになり、その後オムツが取れたか取れないかといった頃にはもう幼稚園へ通う年齢に達しています。幼稚園での集団生活へ突入してからの3年間に、お子さんが園とご家庭の中で学んでこられた一つずつは、今後の人生を生きるための何より大切な基盤に他ならないことだと改めて感じました。そしてその過程で学び経験したことすべてを6歳を迎えた心身にしっかりと蓄えて、明るく前を向いて進めるピカピカの一年生になられますように・・・その後ろ姿を想い、いつも幼稚園から応援しています。
午後からは、穏やかな声が響くお父さまによる司会進行で、保護者の皆さま方からお心のこもった謝恩会を催していただきました。園舎スペースを上手く使われたミニコンサート(クラリネット,ホルン,打楽器,琴,ピアノによる演奏など)から始まりましたが、今思い返しても、それぞれの楽器の音色が美しく調和した癒しのひと時でありました。続く、数々の出し物すべてが笑いあり、涙ありの連続で、お母さま方のきめ細かなパワーの結集が次々と披露されました。子どもたち,お母さま方と共に集い、一体となって喜びの時間を持てましたことに心から感謝申し上げます。有り難うございました。
Posted by ikuko at March 22, 2006 01:15 PM | TrackBack