2016.07.18

7月18日(月) / オニユリ・シャボン玉(夏期保育)

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            <オニユリ>  ユリ科   原産地 北海道~九州
                      学名 Lilium lancifolium Thunb.    英名 tiger lily

真夏に咲くいま満開のオニユリです。今年は先週14日より咲きはじめました。子ども達がお山の最後の石段を上りつめた右手側と、左手の固定鉄棒前を進んだ植え込みの中から数本が顔を出して咲いています(2015オニユリ)。

開花一日目の朝、つぼみがついたままの長い茎が折れていたのを年中児Kくんが見つけたので、そのままクラスに持って行って花瓶に挿してもらうように伝えました。やがてつぼみが反り返りながら開花。クラス内でその様子がみんなの目に留まることとなり、『オニユリ』という花の名前を子ども達が覚えたようでした。お帰りの際も、ここを通るたびに「せんせい、お部屋でオニユリのお花が咲いたよ」「ここにもオニユリが咲いているよ」という女の子や男の子。黒い斑点のあるオレンジ色の濃い花を、強い夏の陽射しとともに子ども達はきっと大きくなるまで覚えていることでしょう。

花言葉は「愉快」「富と誇り」「荘厳」「華麗」「陽気」など。学名の「Lilium」はギリシャ語の「leirion」を表し、「lancifolium」は「披針形の葉の」という意味とのこと。球根はヤマユリと同様にユリ根として貴重な食用になります。
[オニユリを上から見ると↓]
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しゃぼん玉(夏期保育)
本日はシャボン玉の日。天候に恵まれ全学年がシャボン玉を楽しみました。過去にも夏の保育でシャボン玉をしましたが、今年はとてもお楽しみ😊。それは・・・、手作りのお道具に加え、数種類のシャボン玉グッズ(Bubbler各種、Bubbleトランペット、自動Bubble製造マシン等 )が仲間入り。夢のようにオルゴール曲がお庭に流れる中、シャボンと戯れる時となりました。
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みんなでシャボン玉のお話を聞きます。各所のテーブルの上にはシャボン玉液、お道具が並んでいます。
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一人ひとつのシャボン玉ボトルを持ち、お首から下げた自分のストローを使っていよいよ自由にあそびはじめましょう。
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大きなたらいの中に骨うちわや布団たたきなどを使って空中に揺らすと、いろんなシャボン玉がつくれます。
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やさしいオルゴール曲も心地よく流れ、大きなシャボンの玉、小さなシャボン玉がたくさん飛び交います。
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そっと吹くといいかな。強く吹くとどうなるかな。シャボン玉の出具合を一人ひとりが試します。
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あっ、だんだん大きくなってきたシャボン玉。もっと大きくなるから見ていて。
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テーブルの上に浅めに入れたシャボン液にいろいろな型のお道具を浸し、何度も試しているとだんだんコツがわかってきます。
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Aくん、そっと手を動かして、ながーいシャボン玉ができたよ。
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ほ~らHくんもできてきたね。まだもっと長くなるかな。
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このピンク色の穴空きのタイプは簡単に大小たくさんのシャボン玉ができあがります。どんな風に動かすか思案中の様子。 ほうら、とんだとんだ・・・シャボン玉.。o○.。o○
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こんなにあわがたくさんでてきたよ、とAちゃん。 これも見て、とSちゃん。
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液の浸し方にもコツがあるような。そっとつけてシャボンの膜が破れないように。
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Rくん、フ~~と。シャボン玉がいっぱい飛び出します。「じょうずでしょ!」
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両手でやってみるとどうなるかな? 私も両手でたくさんのシャボン玉をつくって飛ばしてみました。 Mちゃんも歩きながらのシャボン玉づくり。
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Hちゃんもシャボン玉。大きくなってとんでいったね。 さあ、大きいのをつくるぞ~、とAくん。 すごいすごい、上手くできたね。
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ゆ~っくり、ゆ~っくり下に落ちてきたシャボン玉。われないように、いつまでも消えないように・・・
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ほうら、もう一つ。こんな形にもなったよ。
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こちらも挑戦。大きくてまる~いシャボン玉はどうすればできるかな。 シャボン玉がつぎつぎに生まれでます。
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す~っと動かしてみると、こんな形に。
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まるで袋のようにのび~るシャボン玉。
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ほらっ、楕円形の特大シャボン玉のできあがり!
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丸窓の下にいたのはRくん。一度に何十個ものシャボン玉が生まれています。
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どうしてシャボン玉ができるのかなあ。あれこれと思索中。 こちらはBubbleマシン。
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次々とシャボン玉が飛び出します。どうなっているのかな?
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ゆ~っくりと試しているSちゃん。もうどれだけシャボン玉ができたかわからないくらいたくさん作っていました。
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こちらは石畳に腰かけた女の子達。次々にシャボン玉がストローの中から飛び出しています。お友だちと一緒にするとさらに楽しいシャボン玉。
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今、第1園舎前に満開に咲いているのは”暁の混合”など各色の朝顔です。
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シャボン玉はフーっと強く息を吐ことで自然と深呼吸ができることにもなります。正しい深呼吸はまず息を吐くことからですが。勿論、子ども達にもとても有効です。
🐧深呼吸🐧
体から息をすべて吐き出して、お腹を膨らませながら鼻から新鮮な空気をゆっくり吸い込むことで疲労回復の効果が大です。やがて全身の血流もよくなり、何より自律神経が安定します。毎日、深呼吸を取り入れる健康法を実践しています。ただし続けてするのは一度に2回まで(あまり続けるとしんどくなるので)。予防医学の先生に一日に30回は取り入れるようにと言われます。シャボン玉をしながらこんなにいいことはない!などと考えつつ、子ども達の笑顔と空高くに飛ぶたくさんのシャボンの玉を見てまた嬉しくなります。
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日に日に咲いている朝顔の緑のカーテンと花。みんなで植えた朝顔がもう屋根に届くくらいに大きくなっています。
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フーっと吐く息とともに真っ直ぐに飛び出すシャボン玉。いよいよお終いの時間となりました。楽しかったね。
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たんぽぽぐみ前の花壇のヒマワリ。こちらも年少児みんなで種を植えたもの。すでに見上げる高さになりました。今年は夏休み前にみんながヒマワリの開花を見られて本当に幸いでした。今もまだまだ生長中。夏休み中もさらに大きく幹も太くなり、夏休み明けにはたくさんの種をつけていることでしょう。楽しみですね。

明日、明後日とお天気は快晴の予報😊。明日はひみつの庭の芝生築山とライオンのプールで遊びます。明後日は夕方から納涼保育です。お山からの夜景とともに皆さまにお楽しみいただけますよう、あれこれみんなで企てております。どうぞお楽しみに💖

2016.07.06

7月5日(火) / 水生植物”コウホネ”・年中児水あそび&ひみつの庭の”ママの日”だより

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        <水生植物”コウホネ”>  スイレン科  学名 Nuphar japonicum  分布 日本、朝鮮半島

沼や池に自生する水生植物の”コウホネ”。こちらはビオトープが完成した2013年にポット苗をいくつか水底に置いただけでしたが、数年後の今は水面が華やかになるくらいに株が広がり、魚類やカエルなどの潜む場所になっています。

[👇以下ウィキペディアより引用]
生育環境など
日本、朝鮮半島に分布する。浅い池によく見かけるが、流れの緩い小川に出現することもある。根茎が骨のように見え、コウホネ(河骨、川骨)の名の由来となっている。庭園の池で観賞用に栽培されることもある。沈水葉をアクアリウムで鑑賞する例もある。
生薬として
根茎を縦割りにしたものは川骨(センコツ)と言い、日本薬局方に収録された生薬である。調栄湯(ちょうえいとう)、治打撲一方(ちだぼくいっぽう)という解熱、鎮痛を目的とした漢方方剤に配合される。なお、含有される成分としては、例えばヌファリジンなどが知られている。
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ひみつの庭の”ママの日”だより(7/5(火)記録)
昨日は、一学期最終回のママの日でした。日中は最高気温が36度。天候に恵まれ梅雨明けした真夏日のような一日に。先週末に発表会を終えた週明け4日(月)は、年長、年少児がライオン壁泉プールを楽しみました(年中児は時間の都合でかんたん水あそびだけ)。再び昨日火曜日は、朝一番から水を溜めて10時半頃からやってくる年中児を待ちました。
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たんぽぽぐみ前花壇のミニヒマワリが花を咲かせ、その後部の大型ヒマワリが見上げる高さに育っています。
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第一園舎前の朝顔。こちらは“浜の混合”“浜の輝”などの計5種類ほどの日本朝顔をミックスして植えました。中には矮性種も混ざりどのように咲くのか楽しみです。 右上写真は昨年の年長児が植えたまだ小さなブッドレア。蝶の好む花です。
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ひみつの庭ビオトープ周辺のピンク色のエキナセア。よく咲きました。
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朝の自然の中、ライオン壁泉からの水音が心地よく響きます。勢いよく水を出すと約30分でほぼ満杯に溜められます。
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10時半。ママ達が手入れを始めておられる姿があります。
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ライオンのお口から水がザザー。 年中クラスが出てきました。園庭で準備運動をかねて体を動かしています。
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それっ。ブランコのまわりをぐるり〜とかけっこ。 それでは入りましょう。
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すでに水は溜まり太陽の光が水面を照らしています。上の大木クスノキは春に半端ではない落葉があるので大変ですが、夏にはほどよい木陰を演出してくれます。
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順に体に水をかけてウッドデッキへ移動。 さあ、足をバタバタ~。水しぶきがあがります。
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それでは、いち、にの、さんで水につかりますよ~。と次々にゆきぐみ、ほしぐみ合同で水の感覚を楽しんでいます。
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さあ、自由にあそびましょう。思い思いの楽しい時間。tomomi先生、yoko先生も子ども達とともに水をエンジョイ。
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7月1日より今年はセミが鳴き始めました。蒸し暑くて梅雨空だったのが嘘のように快晴になり嬉しい限り。とても水あそびを楽しみにしていました、とママの声も。
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子ども達の歓声が空まで届くのではないかと思うくらい大きな声が響き渡っています。
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とうとうキャップを脱いで水をすくっています。ザザー。
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くったくのない笑顔で水と戯れる子ども達。
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子ども達と飛び上がる水の粒が見えます。新しいカメラにしてよかったと思うこの頃。
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子ども達が降る雪と戯れる冬のシーンと重なりますが、夏は水です。目の前のしぜんとありのままに戯れることのできる子ども達が素敵です。
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はーい、それでは少し芝生で休憩しましょう。青々と成長した芝生の上を素足で入る子ども達。土、砂、そして草や芝生を素足で踏み込む感覚は大事です。この日は太陽で熱くなったウッドデッキや芝生、水の中の感触など靴をはいた時とは違う感覚を体験できました。お母さま方がコツコツと手入れを施して下さったお陰で芝生が見事に再生。皆さま有難うございました。太陽の光を浴びた芝生が子ども達を待っています。
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寝転がったり、コロコロと芝の斜面を転がり下りたり。
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思い思いに過ごす時間がしばらく流れました。みんな気持ちよかったかなあ。
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私も仰向けに転がり高く空を仰ぐと・・、樫の木の上に広がる青い空が見え感激!空は海のようにも思えます。子どもの頃よりも今は感激が大きいかも知れません。
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再び水で足元を流してプールへ。流れ落ちるライオン壁泉からの水流と戯れる姿を見ているとこちらも嬉しくなります。
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みんな笑顔のひととき。子ども達はとてもフォトジェニック。
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ご来園のママ達も子ども達の声に驚いておられるのでは?大きな歓声が響きます。
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こちらは頭の上にとまったシオカラトンボ。この日はオニヤンマ、シオカラトンボ、ネキトンボ(アカトンボの種類)などの姿がありました。特にシオカラトンボは水が大好き!水場の子ども達の上を仲間に入れてほしいとばかりに飛び回っているので、昆虫好きの子には気になって仕方がないところです。レンガの壁や掛けているTシャツなど同じ場所に舞い戻って止まりにくるので更に面白いね。
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続いてビオトープをみんなでみにいきましょう。水辺に植物や生き物がたくさん生息しているところです。みんなの目に見えるもの、見えないものがここにはありますが今日はなにに出会えるのかな?
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睡蓮の葉の上には巻貝、トンボやカエルなどが休憩しています。子ども達の足元までおたまじゃくしが泳いできてじっとしています。水面がとても澄んでいるので水底に堆積した腐葉土までよく見えます。腐葉土の下には二枚貝をはじめ小さなドジョウ、ヨシノボリをはじめとする土壌生物などがたくさん息づいています。
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オタマジャクシがたくさんいるね。手に届きそうなところまでやってくるお魚などを目で追いかけます。
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シオカラトンボは案外素手でつかまえやすいトンボです。4枚の翅をたたんで一つにして上からそっとつかまえてごらん。目と足を動かしているね。翅がぬれると飛べなくなるかな。
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枕木の間の雑草、モチノキの周りの草抜きなど、細かな部分まで手作業されます。
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ハンディタイプの芝刈り機の音も心地よく響いてきます。最近ではひみつの庭外周の石畳の間やフェンス付近、またコンポスト近くを細やかに手入れされる姿があります。私達は落ち葉を集めるのがやっとの日々ですが、ママ達のお陰で今の庭は維持されています。
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モチノキの足元に植えたミソハギがもうすぐピンク色の花を咲かせてくれる頃です。本来は水辺に生息する植物ですが、案外丈夫に根付いています。植え付け数年間は夜にやってくるシカがこの味を気に入ったようで、紫陽花、ライラックなどとともにこの辺りの植物の葉を食べつくしてしまいました。シカは何でも食べてしまいますが馬酔木、チューリップは食べませんでした。樹木や子ども達が植えた花壇の植物が被害を受けるため、夜中2時頃に起きて出没するシカを追いかけたことも今では懐かしい思い出になりました。現在は森のパトロールなど行政、地域の対策の方々が動いて下さるお陰と感謝しています。
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さあ、水で流してサンダルをはいてクラスに戻りましょう。楽しい水あそびの時間でした。
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エキナセアと矮性ホリホックが開花しています。どちらも昨年の年長児が好きなところを選んで植えた花です。
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石畳の合間や端の方まで手入れのお陰で場所が光っています。
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おもちゃ倉庫前をお掃除中されるママ達。
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ママを見つけたかな😊 一緒に草抜きをやってみる? ビオトープの半円レンガのエリアは水辺の観察ができる場所。横のクリーピングタイムの植え込みの中は結構枯れ葉が落ち込んでいます。この辺りを細やかに取り除いて下さいます。またここは、オニヤンマが土壌に産卵する場所でもあります。もちろんカエルも隠れています🐸
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丸窓の下を手入れ。オレンジ色のてみはすぐにいっぱいになりますが使いやすいサイズです。 芝生のサークルスペースエリアでは親子で活動中の姿が。Kちゃん親子の微笑ましい距離が見られます。
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細やかに電動芝刈り機を使用中のママ。お陰で築山もサークルスペースも、青々とした芝が子ども達の足元に広がっています。 コンポストは実はいろいろな生き物がいる場所。昨年はここから羽化したカブトムシが出てきました。今年はどうでしょう?
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ママに何かを見てもらっているのかな、Tくん。 おかたづけの鐘が鳴りました。一人ひとりがしっかり元の場所に戻しましょう。
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気軽に水あそびを終えた年長クラスが庭から出てきました。    お母さんありがとう。
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ママ達もそろそろ仕上げの頃でしょうか。私達は決して手が届かない草間の手入れを有難うございます。
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ことりぐみの子ども達。元気に飛んでいるトンボを観ているのかな。お母さんいつも有難うございます! 真夏日の最中、大変お疲れ様でした。庭の北側エリアはわずかながら建物と樹木の日陰になります。ささやかですが冷菓、お茶をお召し上がり下さい。
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子ども達がお花を見たり、花苗を植えたり、昆虫や水生生物たちの生き生きとした姿を観察できるビオトープガーデンは、お母さま方のご協力でもって現在支えられ守られています。そして庭を漂う空気に透明感があり、爽やかな意識が行き交う場所にもなっています。そんな中で子ども達が芝生の築山に仰向けになり空を眺めたり、野菜を育て収穫したり、壁泉プールで絵本や紙芝居を先生に読んでもらったり、また夏の水あそびで吹き抜ける風を仲間と感じたり、スイスイ泳ぐ魚類をいつまでも見つめられる自然の庭がひみつの庭です。

「子どもたちが出会う事実ひとつひとつが、やがて知識や知恵を生みだす種子だとしたら、さまざまな情緒や豊かな感受性はこの種子をはぐくむ肥沃な土壌です。幼い子ども時代はこの土壌を耕すときです。」と述べているのはアメリカの海洋生物学者であり作家のレイチェル・カーソンです。自然を感じられる環境の中で、好奇心と豊かな感性が育まれることがまず大事です。
一学期の間、お母さま方にはご多用の中お力添えをいただきまして感謝しています。来る二学期も引き続きどうぞよろしくお願い致します。

7月4日(月) / エキナセア”パープレア” ・ひみつの庭で水あそび・園内通信

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<エキナセア”パープレア”>  キク科 耐寒性宿根草  原産地 北アメリカ
学名 Echinacea purpurea  別名 紫馬簾菊(ムラサキバレンギク)

娘が幼稚園児の頃、夏の庭をかざる黄色のルドベキアの群生をバックに何枚も写真を撮った記憶があります。色違いのようにそれとよく似た花のエキナセア”パープレア”です。こちらはハーブとしての効能があり風邪のお薬として有名ですが、詳しくはこちらをご覧下さい。ハーブ エキナセア
こちらは昨年の年長児がしぜんの活動の一環として、自分の好きな場所を選んで植えた苗です。大きな花芯と明るい色に心弾む気持ちになります。
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ひみつの庭で水あそび(年長・年少児/年中児は短時間の水あそび)
週が明けて7月4日(月)。幸い気温、水温を心配する必要がないほどの夏の天候となりました。
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朝一番、ライオン壁泉からプールに水を溜めています。セミの声もしていよいよ夏本番です。
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今日は第6グループの姿がはじめに見えてきました。水着の袋を持って登園しています。 ひみつの庭入口から壁泉プールを臨みます。こちらのサークルスペースも芝生の手入れのお陰で青々とした芝が育ちました。伸びた箇所は刈り込みをされます。刈り込むとより芝が密に生えてくるようです。
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芝生の築山もフサフサと芝が生え揃いました。今年は芝地のエアレーション、施肥などママの日の作業のお陰で見事に野芝の生育が成功し、いよいよオープンとなる築山。
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ハーブエリアもエキナセア、クガイソウ、ブロンズフェンネルなど次々に宿根草が根付き花を咲かせてくれています。 ビオトープには頻繁にトンボの来訪があり、こちらはこの日に初めてお目見えしたアカトンボの一種ネキトンボ。メスとともに水面に産卵している姿も見られました。
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エキナセア、バーベナ”ボナリエンシス”、アキレア”テラコッタ”など、ビオトープ奥に植栽の花たち。
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さあ、年長児がひみつの庭壁泉プールに入ってきました。まず芝生で準備運動です。 ウッドデッキで男の子達が眺めているのは・・・。
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小さな可愛らしいカマキリの子どもです! 最近園内の植え込みのあちこちで孵化したカマキリが大きくなって姿を見せています。手にとると上手い具合に動き回ってとてもソフトタッチで可愛らしい姿をしています。
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いち、に、さん、し・・・、とかけ声とともに体をストレッチ運動。ぐーんと腕を頭の上まで伸ばしてパッとはなす。
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久しぶりの芝生の感触。長い葉がフサフサと柔らかく足に痛くありません。ついでにコロコロコロ~と転がってみる年長児達。
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しばらく芝生で遊んだらいよいよプールに入ります。足元を水で流してもらっています。
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プールの際にはほぼ2クラスが腰かけられるように設計しています。他の保育でもこの場所を使いますが今日は楽しみの水あそび。 まず水を蹴りバタバタバタ~と足を動かします。
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みんなで勢いよく水しぶきをあげて楽しんでいます。 子ども達の歓声が響いてきます。
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誰かのTシャツにとまったシオカラトンボの姿。何度も飛んできて同じ場所にとまるのはなぜかな?
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後ろを向いてバタバタバタ~と水を蹴ります。白い水しぶきとともに子ども達の声が賑やかです。
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この日から年長クラスにお仲間入りしたKくんもにこやかなお顔。子ども達の輪にすぐにとけ込み自然な笑顔がこぼれています。
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それでは時計まわりにぐるぐるぐる~っと歩いてまわりましょう。 あとは自由あそびを楽しみましょう。
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水水しぶきと歓声がミックスし、太陽の光に照らされる子ども達の様子です。
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二人はなかよし! 手をつないでみています。
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元気いっぱいの男の子達。どんぐりクッキーを試したことのあるSちゃん。みんなが認める昆虫博士Sくん。小さな生き物の命を守ってあげるSちゃん。そう言えば三人ともSくん。
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自分もみんなも同じ楽しい気持ちでつながっているつきぐみさん達。
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気づくとライオン壁泉からの水流に大喜びの子ども達。
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思わず流れ出るお口からの水を押さえてみているKくん。
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ライオンの下で水流を浴びながら。 打たせ滝のポーズ?
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楽しんでるよ~とAちゃんの笑顔。 打たせ滝修行は続いている?
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年長クラスが賑やかに楽しんでいる間にひみつの庭に来た年少クラスの子ども達。足をブラブラブラ~、手もブラブラ~。よく動かしましょう。
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いち、にで、ジャンプ! いち、に、さん、し、と足のストレッチ体操。
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つきぐみさん~、最後にバタバタバタ~、水が踊り跳ねています。 年少児にとっては裸足の芝生は初めての体験です。どんな気持ち?気持ちいいかな! コロコロ~と転げる体験も少しずつ。
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さあ、みんな、てっぺんまであつまれ~。 さあ、初めて水に入る年少児さん達。 お友だちが来たら手でタッチしましょう。
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次は足をバタバタバタ~。年少さんも勢いよく水をキックしています。 驚いて泣くこともなく、3クラスみんな一緒に楽しい体験ができました。
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さあ、次はお楽しみがありますよ~。  年長児は芝生の上で。育てていた枝豆を収穫しアウトドアで茹でていただくことに。
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子ども達のすぐ上ではブッドレアの花高くにやってきてクロアゲハの姿があります。ペアでこの辺りを乱舞する様子が見られました。
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ほら、くっついている枝豆があったよ。さあ、一人ずつそっとお湯の中に入れましょう。そっとね。
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こちらのクラスもそろそろお湯に入れて柔らかくなったらいただきましょう。
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ライオンさんのお口からやさしくお水が出てきましたよ。じっと眺める眼差しも。 水流の下に入るのは勇気がいるね。
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子ども達は何も言わなくても自分なりの楽しみ方で水を楽しんでいました。
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はやく食べたいな~。しばしみんなで過ごして待つ時間も楽しみですね。 年少クラスの子ども達もみんなでお楽しみが続いています。
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ベンチにのせたみんなの水筒。 枝豆ぐつぐつ、もうできあがり!
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ウッドデッキ横に並べられた子ども達のサンダル。カラフルで素敵な色合い。 さて、つきぐみさん。みんなで育てた枝豆を今日はお鍋でぐつぐつ茹でていただくことができます。
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いいにおいがするね。美味しいかなあ・・・
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枝豆だ~。これはとっても美味しい枝豆にちがいないぞ。はやく食べたい!
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みんなで、いただきます! ひみつの庭で育てた枝豆を育てた場所でいただく喜び。 一口パクリ。
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おいしいね。いくつ豆が入っているかな。ふたつ、みっつ・・・。  仲良しでなにを話しながら食べているのかな。
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私も一緒にいただきます。枝豆の中をみるときれいなグリーンです。甘くてとても美味しい!少しずつですが自分たちが育てた野菜をいただく喜びを感じ感謝でいただきます。
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お昼までの時間がなくなりましたが、年中クラスが短時間の水あそびにやってきました。朝一番から水を溜めるライオン壁泉を眺めていた子ども達。クラスが近いのでこの日入れないのは可哀想、とtomomi先生と打ち合わせ少しだけ水あそびをすることに。本格的には次の日に入ります。
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暑いからお水がとっても気持ちいいね。まず、ゆきぐみさんの様子です。
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その後は芝生築山へ。昨年、芝生に寝そべって気持ちよさそうに目をつむっていたFちゃんを思い出す光景。 ほしぐみさんも水あそび。お弁当までのひととき、暑さを忘れて楽しい笑顔。
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芝生から庭の外に出たら、ソレッ、先生に続いて裸足で一周してみよう!! ひみつの庭の外にはミルテの花が咲いています。新芽がきれいなグリーンで年々の少しずつ大きくなっています。
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たんぽぽ横の植え込みに毎年この時季に咲くヤエクチナシの白い花。とても甘くよい香りが漂います。子ども達は気づいているかなあ。
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園内通信「お知らせ38」をお出ししました。
内容は、
◇ 途中入園のお友だちご紹介

2016.06.28

6月28日(火) / 西洋紫陽花 ・ひみつの庭の”ママの日”だより・ピーマンいただきます!(年中ゆきぐみ)・園内通信

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 <西洋紫陽花>
 ユキノシタ科
 学名 Hydrangea macrophylla
    (Thunb. ex Murray)
  Ser. f. hortensia (Lam.) Rehd.
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私達の身近に一般的に咲いている西洋紫陽花。こちらは園長室前に今も咲いているものです。先日も一乗寺の辻児童公園を通ると見事な色合いで西洋紫陽花がたくさん咲いているのを見かけました。紫陽花は日本原産の花木ですが、こちらは日本原産の額紫陽花がシーボルトによって欧米にもたらされ、華やかな園芸種として改良されたのち逆輸入されたものです。樹形は半円形、大きな房状に咲く花が魅力です。

[参考サイト]

http://enet3.edu-c.pref.miyagi.jp/agri/hyakka/zatugaku/za1.html

http://www.lb.nagasaki-u.ac.jp/search/ecolle/igakushi/Siebold2/siebold2.html

先日より生活発表会に向けての各学年の舞台練習を応援しています。今日は11時前より年中2クラスが3グループずつ舞台練習を頑張りました。まだまだ心許ない場面はありつつも真剣に、また笑顔で楽しむ姿が見られました。

先日、年少クラスのお遊戯を見た時に、舞台で踊っている子ども達が思いがけずとても大きく見えて驚いたことがありました。自ずと笑顔が溢れており、年少児なりに精一杯リズムに合わせ楽しんで体を動かしていることが伝わってきます。練習を楽しく取り組んできたことは勿論、子どもの意識として自己肯定感を持ってお遊戯に臨めていることが大きく見えた理由だろうと思います。先生とともに各クラスの練習で、リズムに乗ってお遊戯の隊形が理解できるようになるとまずは自信が生まれますが、その後に練習を重ねる度に、認め、褒めてもらいながら自ら動けるようになるまでの過程がとても大切です。それぞれの子の自信を育てながら、どのようにバックアップしてあげられるかが私達の日々の課題でもあります。明日、明後日と子ども達の頑張りを応援していきたいと思います。
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ひみつの庭の”ママの日”だよりとお昼前の園庭あそび中の年少児(ことりぐみ)たち。
本日の舞台練習が終わると11時半近くになりました。第三園舎を出ると石段を上って来られたMママにお会いし、一緒に庭へ上るとすでにFママも少し前に到着されたとのことですでに作業をされていました。本日のバレーボールチームの試合に応援に行っていた太郎先生もちょうど園に戻り、ママ達は水たまりの残る曇り空のもとでお昼までの時間を活動されました。
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すくすく成長中のクローバーの若芽。今日来られたMママが四つ葉のクローバーの種をご持参下さり、子ども達のいつかのお楽しみのために密かにどこかに植えて下さいました。これは楽しみです。いつ、だれが見つけるかな!
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雨がよく降る梅雨間の雨上がり。落ち葉や雑草が散乱していたことでしょう。
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水が澄んで底まで見えるビオトープ。水の状態は日によって異なります。最近はお魚もよく見えてトンボの飛び回る姿がいつも目に入ります。今朝、子ども達と朝のご挨拶を門のところでしていたら、到着した昆虫大好きのAくんが「下の方にトンボがしんでしまってたんだよ。あれってなんだろう?」と少し名残惜しそうに教えてくれたので、石段を下りて探してみると確かに動かなくなった大きく立派なトンボがいました。あとで子ども達と図鑑で調べてみるとそれは”オオシオカラトンボ”のメスでした。鮮やかな黄色の体が特徴でした。
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昆虫大好きの年少児Tくん、走っています。 Aちゃん満面の笑みでブランコ中。
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Hちゃん達も気持ちよさそうにブランコに乗っています。Mくんはダントーイ社のスコップがお気に入り!
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長椅子ではお昼ごはんをつくっているのかな。 カゴを椅子にしてお鍋がたくさん並んでいます。 yuuka先生と子ども達。ハーイ、みんな気持ちいいかな~!
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最近、昆虫好きの子ども達のリクエストで簡単な虫の標本を作っています(勿論動かなくなった虫の場合です)。すでに幾つつくったか忘れましたが後ほど少しご紹介します。 目の前に夏の虫の一つノコギリカミキリがいたのでお庭あそび中のTくんに見せてあげました。少し前、第4グループの公園にゴマダラカミキリが出てきた時期がありましたが、幼稚園ではこの頃、元気に動き回るノコギリカミキリがよくお目見えします。
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お口にはさまれると痛いからこうして体の横を持ってつかんでごらん。 Tくんしっかりと上手につかんでいます。
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ほうら、持ち上げた。5月~8月に里山で夕方によく飛ぶカミキリムシです。カナブンやセンチコガネなど、毎日いろんな昆虫を見つける子ども達がいます。ここ暫くは雨降りが多いので久しぶりの来訪かも知れません。この時ちょうどTくんは、数日前に手の平に入れて観ていたグリーンメタリックの可愛いマメコガネ(年長さんが育てる枝豆の葉が好物)を探していたところでした。
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図鑑にたいてい載っているので確かめてみましょう。他にタマムシなども近いうちに姿を見せてくれることでしょう。また各クラスで育てているカブトムシもいよいよサナギになり、あとは羽化するのを楽しみにしている子ども達です。
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「お口に手がはさまれたら大変。とても痛くて切れちゃうくらいだからね」とちょうど手にしていた紙切れを噛ましてみています。カミキリムシという名だけあります。そこへGくんが虫かごのふたを開けてくれたので一緒に入れてあげました。
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お砂場でも作業が続いています。向こうにはアサガオも随分ツルを伸ばして大きく育ってきています。
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ほしぐみ前にいた年中児Kくん。こちらも昆虫大好き少年ですが、年少のTくんがノコギリカミキリを紹介していました。次に会ったときにも虫の話をするのかも知れません。
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ミルテの花が数個咲いています。少しずつ徐々に大きく成長しています。 先日植えたホリホックも根付きアナベルとともに柔らかなイメージのエリア。
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芝生やクローバーの中の雑草など、細かな手入れのお陰で庭は維持されています。 コンポスト横にそっと置いてあるふるいとバケツ。きっと残しておきたかったのでしょう😊
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こちらも草間にそっとしのばせている虫かご。つかまえた虫を残しておきたかったのかも知れませんね。このあと、ひみつの庭のトピアリーの中にも虫かごが一つ隠れていました^^。いくつか太郎先生と集めて微笑ましく思いながら持って帰りました😊
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ミルテの植栽エリア。いつもママ達が上のクスノキからの落ち葉を取って下さる場所です。
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Bosch製コードレス芝刈り機。お家でお野菜栽培の際、畝に肥料用として生やしておられる植物を刈り込む用途のものを園の芝刈りにご持参いただき恐縮です。園でも手にいれなくては・・。手押し型の芝刈り機とは用途が異なり、芝のエッジ部分など細かな作業で使用されています。 年長児が育てている枝豆が大分大きくなっています。「大豆になる前に食べないといけませんよ~」とFママ。枝豆は若いうちの名称でそのまま育っていくと大豆になります。明日、おゆうぎ練習の合間をみて年長児クラスで収穫することにしましょう。
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今日もご来園本当に有難うございました。火曜日以外にもお出で下さる方のお働きに感謝申し上げます。
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いよいよ、フサフサに生えてきた芝生築山。発表会後にはライオン壁泉プールで水あそびも楽しみです。裸足で芝生を楽しみ転げ下りるのも今から楽しみですね! 芝生育成にご協力下さいましたママ達、お陰様です💜
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年中ゆきぐみ ピーマンを収穫して食べたよ!(6月27日(月)記録)
5月初めに子ども達か植えたこどもピーマン(品種ピー太郎)がたくさん実をつけてきました。苦くない!子供に大人気!肉厚ジューシー!というピーマンは行きつけのお店のおすすめです。ビタミンCを豊富に含み、カロテン含量は従来ピーマンの約2倍だそうです。
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梅雨の晴れ間の昨日、まずは年中ゆきぐみがtomomi先生と一緒にお味見をしました。ピーマンを全員手に取って香りを確かめたり、輪切りにした中をのぞいてみたりしました。
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大量に収穫できてお料理にできるほどあってもいいのですが、初めて栽培し上手に育ってくれたピーマンをみんなで大事にいただきました。白いお皿に入れ、目にも嬉しいようにミニトマトを添えて。
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「いただきます!」大きく育って実がなったお野菜をみんなで感謝していただきました。苦味がないのであまりピーマンが好きではない子も美味しくいただけたようです。viviちゃんもパクリ!
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「ほうら、すぐにたべちゃった」とCちゃんAちゃん。 「ほうら、トマトとピーマン、どっちもたべちゃうぞ」Sちゃんも。
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私達もおすそ分けを頂戴しました。しっかりしたお味の確かに苦味のない子どもピーマン。無農薬で無事育ってくれて感謝。 7月に入るとこちらの石英板のプールは子ども達の歓声と水しぶきが響きます。
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「かんたん昆虫標本」
年長児S太郎くんは昆虫大好き。そのお兄ゃんで卒園児小学生のK汰郎くんとともに昆虫博士です。すれ違いざまに昆虫の話題を投げかけてくれるので頼もしい限り。自然の中で動かなくなった昆虫を虫かごに見つけ図鑑で調べてみるとたいてい見つかりそれは嬉しいものです。過日、お帰り間際で急いでいる時に「しらべておいてね」と頼まれました。残していた小さな紙箱があったことを思い出し図鑑の箇所をカラーコピー。本来の標本で使う脱酸素剤、乾燥剤、針なども何も使用しないかんたん標本です。なのでいずれはお墓を作って入れてあげなくてはと思います。ごく最近のものをご紹介します。
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左上写真は今朝、年中児のKちゃんから依頼を受けた”コクワガタ メス”。標準サイズよりも大きく立派です。お昼間に聞くと上終公園で前に見つけたものだそうです😊大事に虫かごに入れて登園したので微笑ましいことです。  右上写真は第三園舎前にいて子ども達も見つけた”キマダラカミキリ” 立派な触角です。いずれも生きてはいないのでじっくり観察もさせてもらえます。
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こちらは登園した年中児Aくんと見つけた”キョウトアオハナムグリ”。グリーンメタリックがとても光る昆虫です。京都限定種でしょうか😊 赤ちゃんカマキリがいたりコガネムシ、カミキリムシの種類が出没したり、これから夏の園内で見られる自然の生き物との出会いもとても楽しみです。
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本日は園内通信「お知らせ35」をお出ししました。
内容は、
◇ 尿検査について *容器など一式をお持ち帰りいただきました。

2016.06.21

6月21日(火) / 紫陽花”アナベル” ・ひみつの庭の”ママの日”だより・はじき絵(年少児🌼七夕飾りのひとつ)

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   <アナベル>   ユキノシタ科  原産地 北アメリカ  学名 Hydrangea arborescens cv. Annabelle.

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紫陽花のきれいなこの季節に清楚なイメージのアナベルは欠かせません。黄緑色のつぼみが、いつの間にか雰囲気のある白く可愛らしい花を咲かせていました。

こちらのアナベルは現在一年生のKくんが昨年の今頃、この花を気に入ってレンガの丸窓の下にお友だちと植えてくれたものでした。小学校の先生からも元気に通学されていることを窺うことがありとても懐かしいですが、その時の笑顔までが脳裏に甦ってくるから不思議です。

昨日をもって、5月からスタートしたクラス写真撮影が全クラス分終了しました。子ども達一人ひとりがほんの一瞬で表情が変化したり、また瞬きの瞬間も含めると、クラス全員が真っ直ぐに前を向いての撮影が上手くいくことは実はなかなか容易ではありません。一枚撮るごとに少しずつ手足や顔が動き、また、さっきまで集えなかった子がようやく気持ちを切り替えて頑張って臨むことができた途端、他の子の集中が途切れてしまったり。写真が出来上がる以前の内幕はさまざまありますが、全員が集中してこそのクラス写真が撮影できたことは新年度スタートから僅か数ヶ月間の大きな成長の証です。現在頑張って取り組んでいる1学期生活発表会のおゆうぎと同様、先生とともにクラスが一つになって達成できた取組みでした。

また本日は6月のお誕生会を行いました。予定時刻より早く第三園舎に集合し、会場は全員が静かに集い会が始まりました。6月全学年合同の歌「はをみがきましょう」、年中少合同の「ながぐつマーチ」はどちらも歌いやすくとても楽しい曲。リズムにのってみんなでしっかり歌うことができました。年長児はお気に入りの曲「虹のむこうに」。ピアノ前奏に続いて声を合わせ、凛々しい笑顔での合唱でした。6月お誕生の子が名前を呼ばれたら前に出て、園長先生からプレゼントを受け取ります。その後全員が並び、会場の園児と先生達からお祝いの歌を歌っていただき、生まれたことを讃えられる喜びと感謝の日でした。

後半は先生たちからの楽しい出し物です。6月の「歯と口の健康週間(6/4~10)」にちなみ、とても分かりやすい寸劇が繰り広げられました。「歯を磨かずに寝てしまったらどうなるかな?」しっかりみがいて寝た時との違いを、寸劇で子ども達にわかりやすく伝えていました。ナレーター役の先生も加わり、歯の大切さ、磨き方のポイントを楽しく学べるとても大事な時間でした。子ども達はお話の流れに集中して耳を傾けていました。最後にはみんなで「はをみがきましょう」を再度合唱し、園長先生からのお話とともに会は終了しました。歯はしっかりと噛んで美味しく食事をしたり、はっきりと声を出したり、また姿勢にとっても大事な部分です。80歳になっても自分の歯を20本は残しておこうという8020(ハチマルニイマル)運動を目指すためにも、今から歯を大事に手入れする習慣を守りましょう。
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ひみつの庭の”ママの日”だより
昨夜から早朝まで雨が降り続いた今日。日中は青空が広がる晴天と、急激な雨降りが交合に訪れるという珍しい一日でした。子ども達の登園後9時以降は小雨。お誕生会を終えた10時過ぎには再び空が明るくなってきました。すでに数名のママの姿があるようです。急いで庭へ上りましょう。
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たんぽぽぐみ花壇のひまわりはすでに150㎝ほどはあるでしょうか。ぐんぐん伸びて大きな葉を広げています。 Hママは芝生の中に生えた雑草引きの作業中。背の高いジギタリスの花がもう終わりそうなので、夏の庭を引き継いでくれる同じく背の高い花ホリホック(タチアオイ)を数種類用意しました。
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アプリコット色のホリホックで中心部が濃い赤紫Alcea rosea Halo’s Apricot(ハロ・アプリコット草丈160cm)×4、藤紫色半八重咲きのAlcea rosea Creme de Cassis(クレム・ド・カシス草丈140cm)×1、黒紫色の花と黄色の芯が特徴Alcea rosea Blacknight(ブラックナイト草丈150cm)×1、ロセアチャターズレッド(スカーレット草丈150~200cm)×10の計16株。毎夏、疏水沿いに背の高いホリホックが咲いているのを見かけます。宿根草なので毎年時季がくると咲いてくれます。 Gママも手入れ中です。
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青々とした葉を伸ばしているところの築山の芝生。随分元気になりました。
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Yママはてみを持ちビオトープの向こう側方面の手入れをして下さいます。
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苗を運ばなくちゃ、はさみを忘れたわ、帽子、カメラも忘れたわ、と庭まで何度往復したでしょうか。年少クラスが「はじき絵」で七夕飾りの製作を終えたところのちゅーりっぷぐみさんに出会いました。これからたんぽぽぐみへ集合し、みんなでおゆうぎ練習をするようです。年少児ことりぐみさんもクラスを出てやってきましたよ。何だかとても楽しそうです。
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こちらは先週のママの日に大勢で蒔いたシロバナクローバーの発芽。播種後3日目の17日(金)には小さな赤ちゃんの芽が顔を出していました😊。たくさん密に密集して出ていますが野芝の発芽は未だのようです。種蒔きして本当によかったです😊
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オオシマザクラの足元のハーブエリア前を手入れ中のNママとYママ。 こちらはMママ、シャクナゲ横の芝生の中の雑草などお手入れ中。
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私は花後のクリサンセマム ノースポールを根を残し地上部をカットしています。株があちこちにたくさんあります。冬にはまた白い花を咲かせてくれるこちらも宿根草でとても丈夫な花。 
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子ども達は築山の下を通ってお野菜の成長をみてきたようですね。 ビオトープまわりはトンボが飛び、お魚も気持ちよく泳ぐ姿が見られます。
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いたいた、オタマジャクシ。こちらの半円の張り出しまで泳いでくるオタマジャクシ。休憩できる落ち着く場所らしくいつもここに並んでいます。 フェンス外では石畳沿いの手入れをされるHママ。お母さんありがとう。
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年中児が外あそび中、ひみつの庭を行き来します。 「これなに?」とSちゃん達。これはお花の栄養よ。
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「ほら、オタマジャクシいっぱいいるね。つかまえてみる?」 Yママとホリホックの植栽エリアを思案中。
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みんな集まってきています。なんのお話をしているのかな。何か生き物でもいたかな!
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「こんな貝がいたんだよ」とSちゃん。そう、これはどこからやってきたのかよくここで見られる貝。アンモナイトみたいな形をしています。 ギボウシの花が高く咲き、その横で水の生き物に夢中の子ども達。カエルも時折顔を出します。
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Yママ、シャベルでホリホックを植えるところの土をほぐし中。 私は昨年子ども達が植えた高さ80㎝くらいの矮性種 ホリホック“スプリングセレブリティーズ(ピンク)”の横並びに真っ赤なホリホック”ロセアチャターズレッド”をスコップで植えはじめます。
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オタマジャクシ、貝、ヌマエビなどに夢中の男の子達。前の睡蓮の葉の上にはイトトンボが遊んでいます。
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MママとUちゃん。ここに植えるといいかしら、と相談。 落ち葉が溜まる場所もきめ細かな手が加わり整えられるダイオウグミの下。
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「ここに植えてみる?」とSちゃんの手ほどきをされるYママ。穴を開けほぐしたところに新たな土と栄養を入れ、ホリホックの苗を植えていきます。
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こちらはMママが手ほどき。最初に植える場所に苗を置き、スコップでほぐして栄養を加えて植えます。
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グローブジャングルであそぶ年中児達。青空が広がりラッキーな外あそびのひと時。
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カエルはどこかな。カエルをどうしても捕まえたいKくん達。 私もお花を植えるわ、とYちゃんも。
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じゃあ、ここに植えましょう。アナベルの白い花がたくさん咲いている丸窓の下。さあここに植えてごらん。
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自分でできるよ、とYちゃん。ポットから上手に苗をはずしてやわらかくなった土に入れてあげました。
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こちらも真っ赤なホリホックを植えています。Mママと一緒にいくつも植えた女の子達。上手くいけば今年花が咲くといいね。もしかすると開花は来年になるかも知れません。
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ウッドデッキ際にハロ・アプリコットを。これは大き目のポット苗なので上手く根付くよう願いを込めて。 Kくん、お帽子にシオカラトンボがとまっているの、知ってる!?
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静かな夏の水辺。 と思いきや、とうとうカエルを捕まえたKくん。ほらっ、ツチガエルだ。素手でよく捕まえたね。
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いくつもお花を植えられたね。あと2つ残ってる。全部植えちゃおう・・、栄養も入れるね・・
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Kくん、まだカエルを探してます。日中は鳴かないのにどこにいるのかわかるKくん。カエルももう逃げられない(^^)! はいはい、こちらが珍客、本日発見したハクビシン。通路の向こうからこちらを見ています(小さくて分かりづらいですが)。ふと太郎先生が見つけ撮影。年少さんの育てているイチゴが赤くなると食べられた跡があると言ってたasami先生。それ以来ネットで対策をしていますが・・。イタチやらタヌキやらハクビシンやら、なんで集まってくるのかな。ここはお山でございますので💦
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ピンクのエキナセア、綺麗に咲きましたね。 雨上がりにもかかわらず身軽に足を運んで下さるママ達。みんな☀女(はれおんな)かも😊。楽しいひと時。
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本日も活動お疲れ様でした。医療、子どもの体、健康法の相互伝授など、有意義な時間を共有し青空のもと解散となりました。
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年少児「はじき絵」~七夕飾りの一つ(枠づくり)
本日のお誕生会後、年少クラスに行きました。他の学年も訪問の予定でしたが時間の都合で叶いませんでした。
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こちらは絵の具をお皿に溶き、子ども達が順番に筆を使って予めクレパスで描いた紙皿に色を落としていきます。紙皿の凹凸でブツブツと筆が動きます。
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何色かの色合いが重なりなかなか面白い作業です。以下、各クラスの取り組みの様子を一部ご覧下さい。表ができたら裏返し。クレパスの色はじきが見られたり、それぞれが選んだオリジナルのカラーで作品をつくります。いずれ、枠の中央には現在育てているイチゴの絵を描いて後で取り付ける予定です。一つの作品もじっくりいろいろな体験をしながら数日に渡り仕上げていきます。筆は本日がほぼ初めての体験になります。年少児は色を十分に楽しむ導入からスポンジなどを使用して色あそびを重ねてきました。
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テーブルはカバー無しでそのまま使用していますが、天板は最後にダスターで一気に綺麗に拭き上げることが可能です。
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Fママが過日に植えて下さったエリア。中央にアンティークピンクのコスモス、手前にはキク科の花アスター”ネネ ブルーフロスト”が植えてあります。後部にはミックスカラーのコスモスを秋に開花するよう7月半ば頃に蒔く予定です。夏を越え、風に揺れる爽やかなコスモスが咲く季節も今から楽しみです。
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ひみつの庭のブッドレアの木が一斉にたくさん花をつけました。毎年数種類のチョウがやってきますが、本日はクロアゲハの到来でした。翅がすこし傷んでいます。花の蜜を吸ってまた元気に飛んでいけますように。

2016.06.15

6月15日(水) / 紫陽花の季節 ・ひみつの庭の”ママの日”だより(6/14(火)記録)

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<八重柏葉紫陽花“スノーフレーク”> ユキノシタ科 原産地 北アメリカ  学名 Hydrangea quereifolia ‘Snow Flake’
<西洋紫陽花“パリジェンヌ”> ユキノシタ科 2007年ドイツ作出  学名 Hydrangea macrophylla “パリジェンヌ”

梅雨の最中。ひみつの庭のビオトープ背景に満開に咲いている紫陽花は、柏葉紫陽花と中央がパリジェンヌ、そして写真には写っていませんが左端にブルーの西洋紫陽花。柏葉紫陽花は白い花びらに雨粒をのせて爽やかにたわわに咲いています。中央はパリジェンヌという名前らしく植栽一年目はとても鮮やかな赤花でしたが、土壌が酸性に傾いているためか紫色でシックな装いです。来年こそは元の赤色パリジェンヌらしくなるように有機石灰を施し土がアルカリ性を保てるようにしようと思います。
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ひみつの庭の”ママの日”だより(5/14(火)記録)
昨日は、ひみつの庭の北側クローバーのエリアにシロバナクローバーと野芝の種を蒔きました。
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芝生築山のエアレーション作業後約二週間。皆さんの作業が功を奏し芝生が青々と育ってきているところです。一方、クローバーエリアは現在は地肌がむき出しで、所々に白い花を咲かせ点在している状態です。本日はFママの提案により、野芝とクローバーの種をミックスして植えてみることになりました。
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調達した二種の種を見てFママと播種量などについて確認中。 いつものように庭まわりの手入れをして下さるママの姿もあります。
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まずクローバーの中に生えるオオバコなどを草取りヅメやご持参の道具で取り去り、その後整地します。 後方には子ども達が植えた野菜がすくすく育ち実がなっています。それらも芝生地の方へ移動し、芝生地との境界まで新たな種を蒔きます。
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ツゲのトピアリーも若葉がすくすく成長していますが、その上にも中にもクスノキの葉や枝がたくさん落ち込んでいます。そこをコツコツと手入れをして下さるママ。有難うございます。 野菜プランター間の落ち葉も熊手で取ります。熊手というものがなければ落ち葉集めはどうすればよいのでしょう、と思うくらい便利な道具だといつも感心します。子ども達もダントーイ社のレーキ(熊手)を持っていますが、砂場のそれと変わらないくらいお山の幼稚園では大事な道具の一つです。
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年中児が植えた朝顔が随分ツルを伸ばしています。支柱を立てて園庭お砂場の横に早く置かなければいけません。(→この日の夕方にプランターを移動。持ち合わせの支柱を立て、短い支柱はレンガにテープ止めをして完了!) ママを見つけた年少児Kちゃん。さすが、ママを見つけるのが早い😊
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「これはね、こうして草を抜くのよ。」とママ。抜く草と抜かない草があるから難しいね。自由あそびの時間、ママの姿を見て嬉しくて涙が出る子もありますが気持ちはよくわかります。やがて涙も出なくなり笑顔に変わる瞬、お母さまも私達園としても子の成長を嬉しく思うものです。
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大変です!またまた北側に広がる竹藪から竹の地下茎がこんなお庭の中まで侵入しているのを発見したママ。スコップで、シャベルですさまじい竹の根を掘り上げようと必死です。
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生やしたまま放っておくとここも竹林になりそうです。まるで固い骨でも埋まっているような状況です。シャベル二本で頑張った末、のこぎりでカットするためにりょうま先生に出動していただきました。
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なかなか手ごわい竹の地下茎。北側の竹藪は最近勢いがあり、春からすでに何本も竹の地下茎と戦っております。生活発表会の日にお持ち帰りいただく笹も、未就園児ミニミニ幼稚園(7/2)で使うミニ笹もこちらの竹藪から朝採りで調達しています。
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「よーーいしょっ」ママの手助けとともにりょうま先生のお陰で三本の竹の地下茎が掘り上げられました。でも少し横を見ると庭の中に地下茎がチラッと見えます。春には竹藪からの地下茎の根切りもお願いしましたが手に負えない竹の力。やむを得ない場合は掘り上げますがあまり対抗してもキリがないでしょう。植物の力はスゴイですね。「タケノコがニョキッと生えたら子ども達は嬉しいでしょうけれどね」とママ。
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さて、いよいよ種を蒔きましょう。[アップ写真]左が白クローバーの種。粟より小さ目です。右が野芝の種。稗より細めです。同時に蒔くとどうなるかな?
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ザザーっと二種類の種を容器へ。面白い~、とこちらが思うと同時にそんなところを見つけるのがとても素早い子ども達。こうして手でよく混ぜましょう。
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気持ちいいね~。年中児Kくん、グルグルグル~と混ぜましょう。実は手触りが楽しい作業です!
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紙コップですくって蒔いてみましょう。年長児Kくんも試してみる? こうしてコップから手に取ってパラパラッと。
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どちらもとても小さな種です。種を蒔く前にはシャベルなどで耕すことはせず、草取りツメなどを使い、地面を搔いてほぐしていく作業を行いました。
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すでにお野菜プランターは芝生側へ移動済み。みんなで種蒔きの作業が始まりました。
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あちらのテーブルセットまでのエリアはこうしてみると結構広さがあります。年長の子ども達もやってきて種蒔き体験です。
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みんなでパラパラ~と地面をよく見ながら蒔いていきます。年中児もやってきました。
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大勢での種蒔きタイム。
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プランターや畑に種を蒔くことはあっても、そのまま地面に種を蒔くことはなかなかない体験かも知れません。
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年中児、年長児さん、お母さん達のところへやってきました。
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まだまだ種がありますよ。Cちゃん、はいどうぞ。 てみにたっぷりの種をもらってみんなで丁寧に蒔きましょう。
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コップからパラパラパラ~。      コップにしっかり種を詰めて、もう一回。
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だいぶ蒔けてきたようですね。     僅かに残っているまばらなクローバーの中にもパラパラ~。 
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手の平の指の間からサラサラ・・・。   みんなで種を蒔きましょう。
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一粒一粒の種がやがて芽を出し、クローバーと芝生で一面のグリーンになりますように。種蒔き後は、その上から芝生用の目土をみんなでかけて終了となりました。約8日〜10日ほどで発芽が見られる予想です。
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自宅庭でできたバジル、ペパーミント、ひみつの庭のローズマリー、レモングラス(Fママのお庭から株分けでいただき収穫)、無農薬レモンピールの自家製ハーブティー。 暑い中皆さまお疲れ様でした。冷たいうちにどうぞ。プチクッキーとともに。差し入れも頂戴し有難うございます。お話にまぎれ封を開け忘れてしまいました。次回頂戴いたします。
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種蒔きをしたエリアの後方にて記念写真をパチリ。
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移動前のお野菜プランター。小さ目の甘い子どもピーマン、枝豆、いちごコーナー。
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さて、ここからはこの日の朝に取り組んでいた年長児の鉄棒→ケンパ→走る→鉄棒のシーンです。逆上がり、頑張っています。私も昔あたり前にしたケンパ、みていると結構簡単にいくとは限りません。最後まで頑張って、と応援しながら。
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今年の一番花のブッドレア、チョウの好きな花。          昨年度の年長児が植えた宿根草エキナセア。
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ビオトープ東端オオシマザクラの根元のバーベナ”ボナリエンシス”が満開。
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擬宝珠(ぎぼし)の上にやってくるシオカラトンボ。何周もまわってやはりここがお気に入りの様子。 ビオトープ奥には水生植物コウホネ、アサザが満開に。
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夕刻、tomomi先生、yoko先生と子ども達が植えた朝顔プランターをお砂場横に移動。支柱を設置し上へと伸びていくのを楽しみに。朝顔のツルは左巻きでしたね。斑入り、矮性種などさまざま混植となってしまったため(矮性種は大きくならない種類なので一緒に植えていないのになぜ混ざったのか不思議?)、どう成長するのかはお楽しみにしましょう。お野菜、朝顔いずれも土が乾いている時は子ども達がいつも水やりのお世話中です。
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現在のビオトープの紫陽花全景。飛び回るギンヤンマ、シオカラテンボにイトトンボ。オタマジャクシもいよいよ見られます。

2016.06.07

6月7日(火) / フェイジョア ・こどもの表現(絵)・園内通信

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  <フェイジョア(Feijoa)>  フトモモ科   原産地 南米  学名 Feijoa sellowiana(フェイジョア・セロウィアナ)
                    別名 パイナップルグアバ   原産地 南米

週明けの雨の中、いま鮮やかに咲いているこちらは”フェイジョア”の花。別名パイナップルグァバと言い、花も実も食べられる果樹です。花は肉厚で反り返り、中心に真っ赤なおしべが見られる個性的な形をしています。
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花は何十個とたくさん咲いていますがまだつぼみもあります。 ひみつの庭を入ってウッドデッキの方向へ、左手の木がフェイジョア。右側はダイオウグミ。
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この木は2013年春に植栽しました。花のあと秋になると楕円形のパイナップルに似た香りの果実ができますが、なぜか未だお目にかかったことがありません^^。株がだいぶ大きくなったので今年は実が見られるか楽しみです。
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6月。紫陽花が美しい季節に入りました。本日は雨天のため”ママの日”ははじめてお休みとなりました。ひみつの庭では子ども達が育てているイチゴ、ピーマン、枝豆、朝顔がぐんぐん育っています。また、たんほぽぐみ前の花壇に年少クラスが植えたヒマワリも葉を広げ、細かった茎も随分太くなりただ今生長中です。

外は梅雨空ですが各クラス内は何種類もの絵を掲示し、鮮やかな色で描いた自分達の作品に包まれ元気に過ごしています。日頃の活動の表現としてクレパス、絵の具などで最近描いた作品です。年長→年中→年少の順にほんの一部ですがご紹介します。

       * * * * * 

[年長児] 色あそび(下絵)+スパッタリング
自分の好きな絵の具をつかって自由画を描いたのが5月。その後5月末に網をつかって色を飛ばしスパッタリング。下絵の上に広がっていく楽しい世界を体験しました。
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子ども達は芸術家さながら、色の世界を積極的に楽しみました。下絵の上では、スパッタリングでブラシ圧を加減して使うことを見出し(色を弾くのが大人でも難しい)、自分なりの感性で納得がいくまで画用紙に向かう姿が印象的でした。
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[年中児] クラスで育てていたカタツムリを描きました!
雨の中、カタツムリの姿が身近に見られる季節。カタツムリの絵は過日(5月中)の絵になりますが、子ども達それぞれの表現を観ているととても微笑ましくなります。クレパス画+好みの色をのせて仕上げました。ごく一部のご紹介です。
(現在は森の絵を展示中。みんなで森であそんだ様子を思いだしパステル画で描き、別の日にその上から”たんぽ(綿をガーゼでくるんだ道具)”でトントンと色をのせながら楽しい森あそびを表現)
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[年少児] サインペンでにじみ絵体験・手でスポンジを持って色の変化を思い切り楽しみました。
(自由画帳に描く自由時間の絵以外に、4月はクレパスで自分の好きな絵を描いたり、にじみ絵、スポンジ絵などを体験。筆を使う導入として混色、色の広がりを楽しんでいます)
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サインペンと水でにじみ絵
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スポンジを使って絵の具の色の変化を楽しみながら~
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5月の光る森。森のイメージをスポンジで表現し、上からはさみでカットした色紙を好きにのせていきました
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       * * * * *

年少児が5月2日に植えたヒマワリ。手前はミニヒマワリ(混色)で後部は大型ヒマワリです。現在、各クラスで育てているカブトムシのフンが肥料です。カブトムシは腐葉土を食べて育つのでフンにも栄養があり、また抗菌作用があるので植物がよく育ちます。
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本日は、園内通信「お知らせ28」をお出ししました。
内容は、
◇ 第2回ふれあいサタデーのご案内

2016.06.01

6月1日(水) / ホスタ “フランシスウィリアムズ” ・ひみつの庭の”ママの日”だより(5/31(火)記録)

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  <ホスタ ”フランシスウィリアムズ”>
   ユリ科  原産地 東アジア全域  学名 Hosta ‘Frances Williams’
   1986年F.&C.Wiliams作出  H.‘Elegans’の突然変異種
   (学名のHostaはオーストラリアの植物学者N.T.Host氏とJ.Host氏に因む)

ビオトープが完成した後、初期の頃に植えたのがこちらのホスタ。冬~春は落葉期で何もなくなりますが、年々株が大きく成長し今年も鮮やかなグリーンの葉がまわりを明るくしてくれています。橋やお寺の欄干に取り付けられる擬宝珠(ぎぼし)の形と似ていることから名付けられたので和名はギボウシ。そう言えば、ビオトープに来たトンボの休憩場所にもなっていますが、御影石の擬宝珠がビオトープ中ほどにあります。
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日本では江戸時代からホスタの園芸種が作られていましたが、江戸後期にはシーボルトによって欧米に紹介され今では世界中の庭で植えられています。花言葉は「落ち着き」「沈静」。パーフェクトプランツとも呼ばれ、空いたスペースにはギボウシを植えるとよい、とも言われます。和風、洋風どちらの庭にも植えられる上、日陰のシェードガーデンにもとても似合います。もうすぐ淡いラベンダーカラーの花が涼しげに咲いてくれるでしょう。
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ひみつの庭の”ママの日”だより(5/31(火)記録)
昨日は日中は30度近くなり快晴の日和でした。いよいよ予定していた芝生のエアレーション作業が始まります。
ガーデナーママことFママによる作業手順としては、
 1ーホウキで堆積した枯れた芝をかきだす
 2ーローンパンチ等で穴をあける
 3ー肥料をやる
 4ー目土を入れる
という順番です。

芝生が薄くなっている箇所があるため種蒔きの手段もありましたが、一応まんべんなく生えているので以上の方法で手入れをすることに。

思い返せば数年前。園の理事会で「園庭をすべて芝生にされたらどうでしょう」と提案されたN先生。先生の留学先のスコットランドではあちこちに芝生地が多くあり、子ども達や学生はその上で伸びやかに気持ちよく過ごしていましたから、とお話が出たことがありました。その言葉をひみつの庭づくりの際に思い出し、現在のビオトープの場所にあった土を盛って山をつくり(築山)、その築山を芝生地にするアイデアが浮かびました。そうして一年目二年目の夏には特に手をいれることなく青々とした芝生が育ち、その上で寝転がったり、転げ下りたり、また秋にはグラスホッパーと戯れる子ども達に目を細めていましたが、三年目の春には驚くほど芝生が生えなくなりました。特に冬の雨や雪のあと、子ども達が遊んだあとの築山のすそ周辺は泥のぬかるみとなり、芝の根ごと抜けてしまうことも度々でした。土壌の排水の問題もあります。その辺りを継続してFママと談義を重ね、手入れをしながら現在に至ります。
「芝生は植えた年と次の年くらいはそのままでも綺麗ですが、その後がなかなかどこも難しいようです」と施工された方が仰った記憶がありますが、それはこのことなのだと思い至ります。育てつつ、使用しながらメンテナンスを施す。確かに御所などでも芝生養生中と書かれた看板があり、ケア中のエリアを見かけることがよくあります。
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足元に左右二箇所穴が空いたローンパンチを使用し、ママ達が芝生のエアレーション作業をされています。年々土壌が固くなり枯れた芝生が堆積して芝生地も少しずつ老化しますが、それを防ぐために芝生に穴を開け、酸素を供給しやすくし、新たに肥料、目土を充填します。  傍ら、ママの日の用具置き場にあるほうきの吊り下げフックを取り付け中のGママ。立てておくとほうきの先が反ってしまうのが気になっており、手に入れた強力マグネット^^で吊り下げることが数ヶ月間課題のまま出来ずにいました。それをこの日ママにお伝えし、暫くして振り返った時にはすでにフックは勿論ほうきが全てかけられていた!という、驚きのスピードで作業が終了。その早業には圧倒され驚くばかり!有難き幸せ。ほうきが12本すべて掛けられるようになりました。
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この作業で通気性、排水性が改善され、芝生の根の発生も促進し、芝生が若返りますよう願いを込めてのエアレーション パンチング。  自由あそびの時間、ママ達を見つけた年長児Fちゃんが急ぎ足にひみつの庭に向かっています。
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「わたしもさせて!」と言う声が聞こえてきそうです。Fママ、Nママ、Mママ、Sママ、次々とパンチングを継続されています。子どもの睡眠のこと、お食事のことなど、いろいろとお話をしながらの作業が続きます。
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Оママがご自宅庭の芝生の根付きをご持参下さいました。葉を拝見したところ長い葉なので西洋芝かと思われます。生えにくいところに元気をいただけるよう頂戴しました。 一方、エアレーション後の穴に入れる目土、肥料の準備をされているKママ。一輪車の上は25ℓの土を一度に広げられ便利です。地面で作業をするより腰を曲げなくて済みます。
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芝生について打ち合わせ中。  お庭によく遊びにくるネコのムーちゃん。もう帰るのかな。今日もカエルを追いかけたのかな?
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北側エリアを熊手でお掃除中のKママ。大木のナナミノキがさらに大きくなり、黄色い落ち葉が今も始終落ちてきます。打ち合わせ中のFママと私。作業しながら築山の様子をみて次を段取りします。
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パンチング作業のあと肥料を投入して上から目土をいれていきましょう。肥料は以前の固まったものをほぐしてみつつ・・
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新たな肥料をを加えて混ぜ準備OK。
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エアレーション パンチングが続いています。まるで子ども達が植えた野菜の土に入っている肥料のような形に土が型抜きされて出てきます。ちょうどチョークのような土の塊です。それを見つけた子ども達は「ひりょうがいっぱいでてきたよ」と言っていたとtomomi先生。
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Iママ、ハーブエリア前を熊手で落ち葉集め中です。 たくさんの穴が空いて空気の通りがよくなったように感じるひみつの庭の芝生築山。
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この時間帯は自由あそび中の子ども達。虫さがしをしたり、大縄跳びをしたり、思い思いに過ごせる時。
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庭の入口トピアリーの足元の落ち葉を有難うございます。 有機肥料なので少しにおいがありますが気になるほどではありません。芝生の生育によく効いてくれますようにと願いを込めて。
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パンチング作業中のママのお話では、「土が硬いところはあまり芝生が生えてなくて、柔らかいところは青々としていますよ」とのこと。なかなかよく気がつかれます。つい重ねて考えてしまいますが、それはまるで人間の頭皮と同じ様ではありませんか。頭皮が固くて血流がよくないところとそうでないところでは発毛や髪質が違う、と考えると、やはり柔らかくしなやかで、強くなくてよいので弾力性のある体(頭皮^^)でありたい~、と考えてしまいます😊し、この築山も硬い部分をできるだけほぐし、空気、肥料、水分が入り込めて芝生が育ちやすいコンディションが必要になるのでしょう。  
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「いっこ先生が、『芝生がまくだけで蘇る土のリサイクル材!』というネーミングにやられて買ってしまいましたから、まずいっこ先生が穴を開けたところにそれを入れていきましょう^^」と仰るFママ。どうしますか~、これからみんなが驚くほど芝生がいっぱい生えてきたら😊😊。私は商品の宣伝マンではありませんが、これはきっと特別の肥料!
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築山のすその方や大木カシの周辺もパンチング。 ビオトープの向かい側ではウッドデッキとフェンスの間の草抜きをされています。
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丸窓下のベンチであそぶ子ども達。              グローブジャングル しゅっぱーつ!
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ベンチの下でおうちごっこかな。靴をきちんと揃えています。ごっこあそびは子ども達は大好きです。年齢により楽しみ方が違いますが、頭の中でイメージし、社会性や言葉の力を高める大事なあそびです。自分の思いを言葉で伝えつつ、お友だちの話を理解してコミュニケーションを重ねます。私達大人としては、子ども達の発想を見守りながら一緒になって楽しむのも一つです。
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まわりの樹木の影が芝生に写っています。エアレーション作業ももうすぐ終盤を迎えます。
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ダメージの場所に丁寧に肥料を入れるママ達。 年長児Iちゃん。お野菜が大きくなったね。これは年長さんが植えた枝豆。なんと葉と葉の間には小さな赤ちゃん枝豆ができかけています。
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そろそろ特別の肥料(土壌改良材)が行きわたった頃をみて、本来の芝生の肥料を撒いていきましょう。
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Оママご持参の芝を丁寧に植え込み中。上手くつきますように!  Оママのお話をうかがっているとお宅では冬場はまったく生えていないとのことなので、ご自宅は西洋芝かと思われます。西洋芝は野芝より葉が長く寒さに強く、野芝などの日本芝は暑さに強い芝です。
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さて、次は目土を細かな目のフルイに入れて築山で振るってはと考えましたが、ゴムバケツのタブトラッグスに入れてそのまま振るった方が上手くいきそうです。一人約1㎡分ほどずつ肥料を撒いていきます。
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てみ、ゴムバケツに入れた目土を芝生全域にパラパラ撒きます。 ママを見つけたSくん、仲良く一緒に作業中。よかったね。
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ひみつの庭入口サークルコーナーの芝生にもエアレーション後に施肥中。まんべんなく肥料→目土が撒けたらあとは優しくたっぷりとホースリールでお水をまきます。この日は解散後に十分に水をあげて下さいました。私が夕方に来ましたらしっとりと芝生地が水を保ち、空気と肥料を浸み込ませながら柔らかくなり築山、サークルスペースも喜んでいるようでした。
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お昼いっぱいまでの作業、お疲れ様でした。ご多用の中お時間を頂戴し有難く存じます。夏~秋には緑に輝く芝生で子ども達が素足であそべるよう準備が整いました。あとは暫くの期間、大切に保護しながら生育をみてみましょう。養生中ではあっても勿論、今日もお野菜のお世話をしに各クラスが注意しながら入っています。いちごは葉や実の成長を観察する中、先日はいちごの絵を各クラスで描いてみました(年少児)。今後は実を収穫し少しずついただきながら食育につなげます。年中さんが育てているピーマンは現在白い小さな花が咲き始め、その後は甘いかわいらしい実がなる予定です。年長さんの枝豆はとても小さな赤ちゃん豆の成長がこれから楽しみです。年中さんが植えた朝顔は、蔓が伸び始めた頃をみて園庭の砂場横で緑のカーテンに仕立て育てる予定です。

*本日6月1日(水)は、昨日はこれませんでしたがと3名のママが園庭のお掃除に来て下さいました。皆さまのご協力に感謝申し上げます。

2016.05.24

5月24日(火) / バラ”アンジェラ”・ひみつの庭の”ママの日”だより

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    <アンジェラ>
   系統  クライミング
   フロリバンダ  四季咲き
   学名 Rosa Angela
   作出1988年 Kordesドイツ
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5月後半。園の子ども達のように、今年も元気に咲いてくれたバラ”アンジェラ”。2011年に鉢植えから土に下ろし今年で5年目になるつるバラです。

つるを毎年伸ばして大きな株になりましたが、まったく手入れができないままの一年間で申し訳ない思いがいつもあります。でもさすがに病害虫に強いバラだけあって、有難いことに今年も愛らしい花をつけてくれました。

先週より、全員出席のクラスに順に出向きクラス写真の撮影をしています。前列の子は椅子に座り、背中を伸ばし、足を揃えて手はおひざ。後ろの子は真っ直ぐに立って手は横に。長い時間は疲れるので撮影のポイントはタイミングです。素早く声かけをし撮影するよう心がけています。

「さあ、1、2の3、で撮るからね~。はい、いち・にの・さん、カシッ📷」と間髪入れずこんな感じで一気に3~4枚撮ります。先日の年長クラスに続いて本日は年少ことりぐみにも撮影にまいりましたが、ニコニコ笑顔でみんなとても凛々しく可愛らしく写っています。ほんの1分ほどの時間ですがみんなとても頑張っています。お手元に届く日を楽しみになさって下さい。
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ひみつの庭の”ママの日”だより
日中の気温30度、夏日がつづく暑さの中、子ども達は毎日元気に登園しています。お弁当のある日の降園時は、うつらうつらしながらグループ先へ向かう年少児さんもおられますが、ほんの入園一カ月少々とは思えないくらい日々の成長を感じます。年中、年長児さんも新たな体験、チャレンジを重ねながら過ごしています。

本日は火曜日ママの日。気温が上昇する暑さの中を、お母さま方が午前10時過ぎよりご来園下さりお力添えを下さいました。
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クローバーの中を、草取りヅメご持参で雑草を取り除いて下さるママ。 ウッドデッキとワイヤーフェンスの間も落ち葉、雑草が生えやすい場所なのでお手入れ中。
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里桜”福禄寿”の足元を、また芝生を手入れ中のママ達。
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森の入口付近をお手入れ中のママ。 ひみつの庭の入口にあるモチノキは白い花が満開を過ぎた頃ですが、その足元のまわりの植え込みをお手入れ中のママ達。
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雑草、落ち葉、木の枝など何かしらと舞い落ちてくるところですが、ひみつの庭入口のテラコッタレンガやピンコロ石の上もママ達が細やかに手入れをされています。 入口サークルスペースの足元もみて下さり有難うございます。
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ウッドデッキの上、壁泉のプール付近もママの手が入ります。 Sちゃんも、てみの落ち葉をコンポストへ運んで戻って来たところかな。
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Fママに教えていただいた園芸店から届いた苗。前回植えられなかったアガスターシェ ブラックアダーも5株到着。早速Fママがハーブコーナーに植栽されました。 ビオトープ横は転落防止として子ども用チークのチェアを据え置き、下にはユズの木を植えていますが、ユズは肥料不足もあったようで枯れ枝が気になっていました。今日は少し枝を詰めましたが、枯れている枝は下からカットした方がよいようです。
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取り敢えず、折れていた枝を麻紐とビニタイで結わえて仮止めをしました。 壁泉横のホースリールを置いた辺りも、子ども達がジョウロで野菜やお花の水やりをするためによく使う場所です。整えて下さり有難いです。
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こちらはモチノキのひこばえが生えていたり、もうすぐピンク色の花をつけるミソハギが生えていたり、フッキソウ、雑草などが混ざって手入れしにくい場所ですが、細かくお手入れをして下さっています。 大木カシの木の影が芝生に映ります。次回は芝生に穴をあけるエアレーションなどの作業ができたらとFママと話をしました。

芝生を活性化するための「エアレーション」
エアレーションは地面に穴を開けることで芝生を活性化する作業です。ローンスパイクやローンパンチを使いますが、肥料を散布するのと同じくらい大事な作業です。
 1.地中に空気を入れる→芝生が活性化する
 2.水はけの改善→土がほぐれて水はけがよくなる
 3.根切り→古い根を切ることで根の発育がよくなる
 4.病気予防→通気がよくなり病気などのトラブルを防ぐ効果あり
すぐに変化が起こるのではなく、後々じわじわと効き目が現れる作業。毎年、ふさふさとしてグリーンの芝生の上で子ども達が転げまわれるようにと、毎年ママ達が作業をして下さいます。
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今ほどグリーンが美しい季節はないかも知れません。冬には考えられないほど生命力が輝く季節、お陰で自然の一部である私達も活き活き活動できるような気がします。
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いつもポイントをスイスイと手入れされるママ。ヤブランの間や石畳の隙間の草取りなどされています。確かにお山の石段の間などに生える草も、放っておくと隙間が広がりコンクリートにも亀裂が入りやすくなるので要注意です。こまめに草抜きをすることが大切です。 「ほら、こんな虫が見つかったよ」と年長Sくん達。虫かごの中には上半身のみがとても綺麗なメタリックの昆虫がいました。また緑色の体に白い斑点がついた可愛いシロテンハナムグリもいました。名前を教えてあげるやいなや、Sくんは直ぐさま、エビテン(海老天)ハナムグリだ^^、と言い替えるので思わず笑ってしまいました。
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ビオトープ際の植え込みにヒューケラ ライムラッフルズや同じくベリースムージーなど、追加で土をほぐしながら植栽中。Sちゃんが植えたいとのことでママ達とともに。 こちらは築山上に植えているクリスマスホーリーの足元をコツコツと手入れして下さるママ。
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芝生の状態を確かめつつ手入れされるママ。昨年は本当に芝が生えなくなった時期があり随分張り替えや土入れなどをママ達、先生達と施しましたが、今年は生えにくい箇所はあるとは言え、緑が美しく生え揃いつつあるようです。成長中の芝生築山です。夏から秋口にはグラスホッパーなどの生き物がたくさんお目見えするでしょう。 また、ひみつの庭の入口サークルスペースは、先日Fママが植えて下さった芝が青々と成長してきています。毎夕の水やりも欠かせません。芝生は太陽、太陽、太陽。そして水、水、水^^。
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夏に軽井沢で訪れる庭にいつも咲いているモナルダ(ファイヤーボール)。はっきりとした大きな花ではありませんが、群植すると雰囲気のある明るいムードをつくってくれます。少しスペースが狭いかも。お話しながらヒューケラ植栽の作業中のママ達。
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子ども達が育てるプランター野菜の間の落ち葉なども集めて下さっています。いつか気づいていながらも、なかなか手入れができなかったエリアを見逃さずに手を入れられます。まさに痒いところに手が届くような有難さです。 何を見つけたの?yuuka先生と子ども達。 コンポストの方でも作業して下さっています。
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「どうしてスコップでまわりの土を掘るの?」と年中児Kくん。土が柔らかくなったらお水もよく浸み込んで飲みやすくなるようによ。 なにか見つけたかな!
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「こんなのみつけたよ」と見せているのかな。 お魚が見えたかな。
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「こんな実を見つけたよ」とSちゃん。ほんとだ、それはよくみんなが見つける種よ。なにの種かな~? 小さな小さな花が見上げる大木クスノキの上からハラハラと舞い落ちてきます。モチノキの白い花もよく咲いていましたが、すでに咲き終わったと思っていたクスノキの上の方から始終ハラハラと舞い落ちてくるもの(小花)があります。ビオトープもそのお陰で小さな花がたくさん浮いている水面となっています。
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「ほら、こっちにカエルがかくれているところがあるんだよ」とKくん。先週のふれサタの後にカエルを追いかけていたKくんは、今日もカエルの居場所が気になっているようです。ほら、ここにいるんだよ、とKちゃんに伝えています。
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「こんなのみつけたよ」と年中児Sちゃん。手は雲梯のがんばり豆ができてめくれています。植物が好きな女の子達。 さて皆さまお疲れ様です。冷たいお茶をどうぞ。
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本日も暑い最中を活動下さり有難うございました。庭の内外で臨機応変に動かれているママ達ですが、こんなに大勢お越しいただいていました。朝から約二時間冷蔵庫で何とか^^冷えたハーブティーは、温かくしても冷たくしても飲みやすいレモンピール、レモングラス、ペパーミント、ローズマリー、バジルの乾燥ハーブミックスでつくった緑の滴。ペパーミントが効いた夏のトニックウォーターでした。
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タナゴの産卵を受け入れる二枚貝その後🐟
前回のblogで紹介しましたビオトープで大きく育った最後の二枚貝ですが、先週末の園庭開放に来られたОちゃんママとふと水中を確認したところ、貝が口を開けたタイミングでカエルにやられたためか、孵ったタナゴの稚魚を外に出すために口を開けた時にカエルが食べに来たのか理由は不明ですが、とても残念ながら☆になっていました。ビオトープができて以来、タナゴの命を支えてくれた大事な貝でした。

タナゴは現在まさに産卵期にあるため、至急大きな二枚貝(ドブ貝)を探して取り寄せをしました。ご縁で出会えた二枚貝は驚くほど大きく育っていて、ざっと20㎝はあります。そんな大型の二枚貝6匹と小さ目の貝(一般的なサイズなのですが)を10匹、岡山から送っていただきました。ふれサタが終わった夕方に水合わせをした中で慣れてもらい、週明けの昨日朝にビオトープの中に数カ所ある深みの場所に、大小セットにして太郎先生とそっと入水しました。
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こんなに大きく育ったドブ貝は見たことがありません。大きいものはきっと丈夫でしょうから暫くはこれで安心です。
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私の手の平いっぱいの大きさのドブ貝。これからよろしく頼みます^^🌼

2016.05.18

5月18日(水) / ジギタリス”ポルカドットポリー”・ひみつの庭の”ママの日”だより(5/17(火)記録)

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       <ジギタリス>  ゴマノハグサ科  ヨーロッパ原産
                   学名 Digitalis L.  英名Digitalis(通称Foxglove)  和名キツネノテブクロ

ジギタリスという植物を知ったのは20年も前だったでしょうか。左欄にご紹介している「ワイル博士のナチュラル・メディスン」という書籍の中で化学薬品が作られる以前は心臓のための生薬として使用していたことが紹介されていました。名前からしてもどんな植物だろう?ととても興味を持ったことを思い出します。薬用とともに鑑賞用として、世界中の夏の庭を賑やかにする丈のある植物です。昨年度の年長児さん達が植えてくれた花です。
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ひみつの庭の”ママの日”だより(5/17(火)昨日の記録)
昨日は、明け方まで強く降った雨があがり快晴の日和となりました。日中の気温は24度ほど爽やかな一日の始まりです。10時半前よりママ達が軽やかに石段を上がって行かれる姿があります。届いたハーブ苗や土のお運びをryoma先生に手伝ってもらいひみつの庭へ上がると、すでにママ達の作業は始まっていました。
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Fママが描いて下さったハーブエリアの植栽プラン図をみながら、10種類を越えるハーブ苗各5ポットずつをみんなで仕分けしながら植栽予定の場所に運び作業開始です。
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ハーブエリアはひみつの庭の北側に位置しますが、フェンスの外には竹藪が広がっているため今年は竹が地下茎をのばし庭の中まで竹の子が何本も生えてしまいました。予め地下茎の根切りを庭師さんにお願いしていましたがそれ以上に竹の勢いが勝ってしまったようです。ハーブエリアは前日にFママが耕して下さり、ハーブに適した土をオリジナルでブレンドして下さったものが投入してあります。
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毎回役割を決めて活動しているわけではありませんが、ママ達は目で見て気がついた箇所を臨機応変に手入れされ、クスノキからの落ち葉がみるみる取り除かれます。お山の中なので落ち葉は毎日のこと、細い枝ごと落ちてきてライオンの壁泉にもたまります。
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外あそびの子ども達がママ達の姿を見つけて庭にやってくる頃です。どこに何を植えるのか、背の高いものは後部へ、それぞれのポット苗を植える位置に置いておきます。今朝方まで雨だったので土が重いのでハーブの軽い土を追加投入しましょう。
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トピアリーのツゲの新芽が鮮やかです。刈り込み時期は毎年秋~冬ですが今回はうっかりしていました。だからボリュームが出ています。刈り込みをしないと上部ばかりが伸びてしまい下の方に隙間ができてしまうのです。
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左の木はフェイジョア、右はダイオウグミの木。グミには緑色の実がついている頃で、やがて赤くなっていきます。
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雨後の足元がぬかるむ日にはブーツ着用がよいですね。庭奥はどうも水はけがよくない場所があります。
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トピアリーの足元を熊手、手で手入れ中のママ達。
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ママを見つけて一緒に作業中のAちゃん。芝生も明るい太陽を浴びて少しずつ青々と成長してきました。芝生には太陽と水が不可欠ですが、頃合いをみて追肥されるFママ。
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ビオトープ半円エリア。動かずじっとしているとお魚、カエルがやってくるよ。大きなオタマジャクシが見られます。小型カエルのオタマジャクシならまだしもウシガエルのオタマジャクシを見つけたら要注意ですよ、何でも食べてしまいますからと未就園児Оちゃんママの助言。森からいろいろなカエルが水辺を求めてやってきます。モリアオガエルの白い泡のような卵もそろそろ見られる頃です。カエルが増えすぎてビオトープのバランスが保てなくなる前に注意が必要です。土壌の底ものの一つヌマエビは確実に少なくなりました。近いうちに新たに仲間入りしてもらいましょう。
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フジバカマの横がハーブ植栽エリアです。スコップで大きく穴を開けたら苗を取りだして入れてあげましょう。 子ども達もやってきました。
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私はこれを植えるわ、とYちゃん。ママ達も植えて下さいます。
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これはどんなお花が咲くのかな? 楽しみね。 木漏れ日の下でお話し中のママ達 
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ほら、この前みんなで植えた朝顔の芽が出てきたよ、とtomomi先生。前日に子ども達も見つけていたそうで播種後4日目の発芽になります。 ピーマン、枝豆も大きくなってきてるねとmika先生と。
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ママお掃除有難う、てお話してるかな。 さあ、ハーブを一緒に植えてみましょう。
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先生とお話しながらのひと時。子ども達にとってもいろんな先生、ママ達と交流できる時間。 こちらはブロンズフェンネル。
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スコップで何度も土を返してハーブ苗のベッドをつくってあげます。 隅々まで芝生の落ち葉、枝を熊手とてみで集められるママ。
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門の外は虫探しの男の子達がなにやら相談中。 門を境に自由に行ったり来たり。この日はたっぷり自由あそびの時間がありました。年少児さんは過日植えたいちご苗の成長の様子をクラスに持ち込んで絵を描いてみている頃でしょう。花後の実がもう大きくなってきて、クラスのみんなで株元に稲わらを敷いてあげたのが昨日のこと。
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ひみつの庭前のミルテの植栽。その植え込みの中にもクスノキの落ち葉、枝がいっぱいたまります。気になるところに優しい手が入りあちらこちらが洗われたようになります。昨年年少さんがクロッカスを植えた時の柵を移動しなくては。
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皆さんと植物に触れられるひと時。太陽を浴びながら自然の植物から元気をもらいます。
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「わたし、これにしよっと」とUちゃんAちゃん。こちらはサルビア”カラドンナ”。
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一緒にやろうね、と仲良く作業中。                 私も一つ植えたよとRちゃん笑顔。
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奥の方は植えにくいかな。                    chinami先生と一緒にスコップで。
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そうそう、しっかり穴を開けてね。結構力もいるしね。        私はここに植えるわ、とKちゃん。
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yoko先生と年中の子ども達も。一つ植えてみる?           スコップをしっかり持って。
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ツゲの下も手入れして下さって、植え込み、足元ともに光ります。
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こちらから見たハーブ植栽エリア。これでで植栽完了です!
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(左)エキナセア パープレア。宿根草夏咲き。大きな花芯と鮮やかなピンク花。暑さに強い。 (右)サルビア ネモローサ。開花中。青紫の小花が穂状に咲く宿根サルビア。大株になるのが楽しみ。
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(左)エキナセア ハーベストムーン。夏咲き。黄オレンジの花。咲き進むとクリーム色に変化。強健種。    (右)クガイソウ ファシネーション。初夏咲き。青紫花美しい。強健種。
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ブロンズフェンネル 古代エジプト時代も栽培。料理用とともに銅色の茎葉は鑑賞価値あり。ハーブ植栽コーナー左側エリアは以上(ただし中央奥にアガスターシェ ブラックアダーが未植栽。品がなく2株のみ調達中→その後、園芸店のご配慮で5株出荷して下さることに>Fママ。着は少し先です)。真ん中には冬越ししたレモングラスあり。
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(左)ハーブコーナー中央に植栽のモナルダパープル 夏咲き。1mほどになり鮮やかな赤紫色。右の宿根フロックスとともに夏の代表的な宿根草花。強健。地下茎、こぼれ種で殖える。ハーブガーデンにお似合いの花。
(右)宿根フロックス ブルーパラダイス。始め赤紫、咲き進むと青っぽく変化。1mの大型種。夏の庭を訪れたときによく目にしていた好きなフロックス。とても楽しみ。
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(左)アンセミス スザンナミッシェル。ダイアーズカモミールの交配種。暑さ乾燥に強い。花はパステルイエロー。葉色はシルバーがかる。 (右)オルラヤ ホワイトレース。丈60㎝。セリ科。白いレースのように繊細で清楚な美しい花。こぼれ種で殖える。
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スザンナミッチェルの現在開花中の花。
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ブルーキャットミント ウォーカーズロウ。開花中。花後切り戻すと繰り返し花を咲かせる。以前植えたことのあるキャットミントはほふく性がある種類で、庭にあそびに来た猫が香りが大好きでその中で戯れていたのを思いだす猫も好きなハーブ キャットミント。
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(左)アルケミラモリス ビオトープ際にも植栽。葉が美しい。    ハーブコーナー右側エリア全景。
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ビオトープ横ナンキンハゼの足元の睡蓮鉢と元気に咲いているクリサンセマムの白い花。
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ビオトープと向こう側のホスタとシダ類の葉。
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ひみつの庭の外の茂みで子ども達が見つけたクサイチゴ。春に白い花を咲かせていたクサイチゴに真っ赤な果実がついているのを草間に見つけた子ども達。
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年中児Sちゃんの手の平のクサイチゴの実。ヘビイチゴよりずっと大きく甘酸っぱいお味がします。以前、土手に山ほどなった果実をジャムにするととても美味に仕上がりました。
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壁泉ではお客さんとともに年中児女の子がライブパフォーマンスの最中。丸窓下ではKちゃんとお庭のむこうにいるyuuka先生とお話し中。
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お客さんも少しずつ増えてきて楽しく踊る子ども達。少し心もとなくなったタイミングでchinami先生が加勢に。
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そしてライブはさらに盛り上がり・・・
お友だちも増え、昨年度お遊戯で踊ったダンスをノリノリで・・・そして、決まった、ヤーー! 私はこのあとカメラを持って移動しましたが、続いて年長児の女の子Fちゃん達がバレエのダンスなどをお披露目してくれたそうです。後ほどママ達と休憩をしているテーブル近くにやってきた赤いスカートのFちゃんは、緑の芝生の上で素敵なバレエの動きを垣間見せてくれ、最後には可愛くおじぎをして終わりとなりました。ママ達から歓声と拍手が上がったのは言うまでもありません。様子は絵日記に掲載しているかも知れません。
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午前いっぱいお疲れさまでした。すでにご用のため先に帰られたママも多いところ、ハーブコーナーの前で記念写真をパチリ。陽がほどよく当たりにこやかなママ達。本日も有難うございました。この後、お子さんとご自宅で育てておられるお野菜のこと、植物のことなどいろいろなお話の花が咲き、ついつい時間が経っていました。
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さて、この日の夕刻。ビオトープの奥のオオシマザクラの足元を見ると、本日できなかった残りのハーブ植栽がされていました。お昼にご用から戻って来られたFママが土壌を耕し、土入れからハーブ苗を植える作業をスピーディーにして下さっていたのです。なるべく早く植えてしまった方が苗のためにはいいですから、と。手早い作業に驚くばかりです。感謝。
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足元には、5種類のハーブ苗がすでに植わっています。
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(左)サルビア カラドンナ。(右)エキナセア ピンクパッション。
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(左)ロシアンセージ ブルースバイヤー サマーラベンダー。 (右)アキレア テラコッタ。
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サルビア カラドンナ アップ写真です。
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夕陽のビオトープ。右には紫陽花がもうつぼみをつけています。植物が季節を教えてくれます。絶滅危惧種のアサザや水生植物が育ち、魚類が潜めるエリア。
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開花中の黄色い花アサザのアップ写真。
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ビオトープ底にはある程度の落ち葉の堆積があり腐葉土の層が形成されているお陰で、水生生物が棲めるための底辺の環境が維持されているようです。
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静かな水辺は落ち着いた気持ちにさせてくれます。大型のトンボが水面に産卵する様子がすでに見られるこの頃、この先ヤゴも多く見られるでしょう。
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賑やかな時間には魚類は身を潜めがちです。辺りが静かになると少しずつのびやかに動き出すようです。上空からサギやカラスの飛来を受けることもよくあり、大型の鳥の水浴びの場所になったり魚類がつつかれるので用心しているようです。ビオトープの環境の中で生息していけるようにバランスが保たれているので日常餌をあげることはしませんが、ゲンゴロウブナはエサが足らないと大きくなれないとのことでまれにエサをあげることはあります。
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以前、関東にお引越しをされたОちゃんご家族が鴨川で見つけた小さなお魚を育てておられました。Оちゃんパパいわくアブラハヤだろうとのことでした。そのアブラハヤをお山のビオトープで育てて下されば、といただいたことがありました。メダカほどの小さな淡水魚なので頂戴し、小さなアブラハヤを入水したのが数年前。最近になり、立派に光るお魚が4匹ほど、エサをあげた時に先頭をきって水面に浮上し、他のタナゴやゲンゴロウブナ、メダカが後に続くリーダー的な存在で、大きいそのお魚はあの時のアブラハヤかしら?と数日前に気づいたところです。下に写真がありますので、ご覧下さい。こんなにお魚がたくさん生息しているとは思えないほどでしょう。体が赤味を帯びているのは婚姻色をしたタナゴのオスで、メスは今が産卵期にあります。後の写真にビオトープで生息する大きな二枚貝を撮影しましたが、この二枚貝のまわりをタナゴのオスが泳ぎ回り、メスが二枚貝に産卵するのを助けています。やがてタナゴの卵が孵化すると二枚貝の中から稚魚が出てきて泳ぎます。現在もタナゴの稚魚が泳いでいるのがわかりますが、小さな子どもが見られるということはこの共生関係が維持されていてビオトープの中で魚類が生息するための環境バランスが保たれている、ということだと思いほっとしています。二枚貝の働きに感心、感謝するばかりです。
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こちらが二枚貝のドブ貝。琵琶湖など淡水に生息しています。ビオトープができた時に入水し今も大きくなりながら生きているとても貴重な二枚貝です。ほかにいくつ二枚貝を投入してもカエルやオタマジャクシが肉食のためつついて食べてしまいダメです。
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水面からみると白いお魚かと思いましたら二枚貝が体を外に出しているようでした。なぜこのようなことをするのかわかりません、不思議です。タナゴにわかりやすくサインを出しているのでしょうか。リラックスで休憩をしているのでしょうか。
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もうすぐ陽が沈み、爽やかなビオトープの一日もまた終わります。水の中に潜ってお魚と過ごしてみたいような気がします。

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