2016.04.19

4月19日(火) / 西洋シャクナゲ”太陽”・お庭の子ども達(4/18)

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         <西洋シャクナゲ“太陽”>   ツツジ科   原産地 ヨーロッパ、アジア、北アメリカ
                             学名 Rhododendron ‘Taiyo’

今日は朝から快晴に恵まれ、府立植物園へ春の親子遠足にまいりました。各クラスごとに写真撮影後、年中長児親子は里桜咲く桜林から「四季彩の丘」宿根草エリアを通過、水が流れる水車小屋から爽やかな緑が美しい「なからぎの森」へ、また年少児親子は正門近くのシャクナゲコーナー経由、くすのき並木をお散歩しながらシャクヤク園、北山門の噴水、球根ガーデンを通るコースを楽しみました。

思い返せば2013年、春の親子遠足解散後に訪れた西洋シャクナゲコーナーで、満開に咲いていたのが上の写真でご紹介するシャクナゲ”太陽”でした。シャクナゲは木陰に植える方がよいのですが、こちらの品種は真夏の直射日光にも強いため、ちょうど造成中だった”ひみつの庭”に植栽することに決めたのでした。今では株が年々大きくなり、現在たくさんの花を咲かせてくれています。
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[お庭の様子と子ども達]4/18日記録
ただ今のひみつの庭には里桜”福禄寿””関山”が満開に花をつけています。その足元には昨秋~冬に子ども達が手植えした花が元気に咲いています。
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球根花のムスカリがよく見える横で、ノースポールが繁殖しています。ガーデンシクラメンも冬を経て今も花を咲かせています。
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ウッドデッキの隅にはチューリップが咲いて、斑入りツルニチニチソウも薄紫色の花を咲かせます。
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夏の水遊びで活躍する壁泉のライオンくんも健在ですが、その向こう築山の上にはカナメモチ”レッドロビン”の赤い新芽が鮮やかに見えています。
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こちらがレッドロビンの葉。落葉した春の葉はさらに赤味が増すようで、その真っ赤な葉を子ども達がよく手にしています。
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[新葉の比較]左上はカナメモチのレッドロビン。右上は赤味がかったカシ(どんぐり)の新葉。隣り合わせにあるので子ども達と見てみました。よく似ていますが葉の厚み、葉脈などが違います。
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昨年度、子ども達が好きな場所を見つけ花苗を自由に植えた日がありましたが、こちらのホースリール横の殺風景な場所を見つけ「ここにあるといい」と植えていたのは誰だったかな?そう言えばKちゃんだったっけ^^。元気に咲いています。右写真は西洋シャクナゲ”太陽”。まだこれから咲くつぼみもあります。
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こちらはいま密かに咲いているダイオウグミの花。こちらも年々木が大きく成長しており、秋には真っ赤なグミの実ができます。
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<年長児クラス 階段リレー>(瞬発性、敏捷性)
朝、クラスで一連のお仕度ができたらすぐに園庭に出てきた年長児達。大階段を下りて集まり、みんなが慣れた石段を使ってリレーをしました。列に並び、前回はバトンなしで取組みましたがこの日はバトンを持って階段上のマーカーまで到着したらタッチしてUターン。次の人が待つ階下まで確実に戻ります。さすがに毎日歩いているから慣れた石段、どの子も上手に足を運ぶことができます。絶妙な足の動きと小刻みな歩幅で着実に石段を行き来することができます。  →   →   →
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勝ちチームを発表して喜び合います。年長児ならではお山の石段を利用した体育あそびの一つです。

さてこの後、一人ずつ走って第三園舎まで戻りましょう。クラスに到着するところまで走ります。慣れたコースですが距離は結構あります(持久力)。
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[年中児クラス 落ち葉あつめ~森の入口まで力を合わせて!]
同じ頃、上の園庭では年中児クラスが大木クスノキから風に乗ってシャワーのように舞い落ちてくる色とりどりの落ち葉を集めています。毎日朝から私達が熊手で集めた落ち葉の山ができますが、子ども達も自分の手、子どもホウキ、子ども熊手を使ってかき集めたクスの葉を森の入口まで運びます。いつも通る森の入口に堆積したクスの葉の山は、やがて発酵し、さまざまな土壌生物が土中に棲まい腐葉土へと分解の手助けをします。
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みんなでワッショイ、と落ち葉入れを運んで戻ってきたら、きれいな落ち葉を選んで白い画用紙の上にのせてみているところです。土や石の上よりも、こうしてみると一段と鮮やかに色が映えて見えます。中には青虫が食べた丸い穴あきもあります。
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第一園舎の上に広がるクスノキはもうすぐ白い花を咲かせるでしょう。鳥が啄んだ新芽とつぼみが落ちてきて、女の子達は好んでそれを集めています。いろんな色があるクスノキの葉っぱ。男の子Tくんは好みの色を選び集めて見せてくれました。真っ赤な色はカナメモチ レッドロビンの葉。子ども達はひみつの庭の中にあるその葉をすでに知っています。
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作業をしていた中の一人Hちゃん、そっと紙を持ちあげグローブジャングルへと移動させました。手すりにセロテープ止めをして展示する考えのようです。ここで遊ぶお友だちが見られるようにというアイデアです!なんて素敵でしょう。今後、森の活動を含め、季節ごとのさまざまな自然にたくさん触れ、感性豊かな表現活動ができる機会を大切にしたいと思います。

2016.04.11

4月11日(月) / シダレザクラ・登園一日目・園内通信

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 <枝垂桜>(しだれざくら)
 バラ科 学名 Prunus pendula
          Prunus サクラ属
          pendula つり下がる
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春休み中から長期間開花してくれている園庭のシダレザクラです。

こちらシダレザクラは、今から約20年ほど前に幼稚園連盟から贈られた記念樹です。お庭あそびの途中に子ども達が一休みをする小さな木陰になったり、またある時にはおままごとが繰り広げられるスペースになったり、おにごっこの陣地にもなったり・・・。

いつも子ども達とともにある木 ヤエベニシダレ。

枝がやわらかく垂れ、その枝いっぱいにこぼれるように花が咲いています。

今年は子ども達の到着を心待ちにしながら、今までで一番大きく精一杯に咲いているようです。

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4月11日(月)登園初日。秋の落葉よりもはるかに多い大木クスノキの春落ち葉が舞う中、いよいよ新年度の送り迎えがスタートしました。8時50分。バプテスト方面から子ども達と先生の話し声が聞こえてきたと思うと、現れたのは第5グループさん。ゆっくりと鄙びた坂道を上って到着しました。少し間を置いて次は第2グループさんが元気に上ってきました。
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てっぺんの園庭まで着いたらくるりとUターン。お帰りの時にお並びをする場所がここです。「今日のお帰りのときにはこの場所に並んで待っていてくださいね」という先生の説明に耳を傾けます。
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さて次に見えるのは第4グループさん。一つ一つ石段を数えるように到着しました。お山の下までの道中、保護者の皆さまの補助に感謝申し上げます。
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シダレザクラの幹をはさむように二人で通り抜け、クラスに向かうお友だち。何とも言えないほのぼのとした光景です。
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さあ、第1グループさんが元気にやってきました。年長さん年中さんはしっかり新入園児さんの手をつないであげています。お陰でみんな元気に幼稚園に来ることができました。
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昨年年少児さんだった子も一年後にはこんな立派な年中のお姉さんに。「もうすぐだよ」と声をかけて連れてあげます。
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「OK!だいじょうぶ」とピースサイン。こちらも昨年度年少児さんだった優しい女の子。安心してクラスまで連れてもらいます。あちこちを行き来している間に到着した第6グループさん。涙が出ていてもお山に着いたらすっかり大丈夫。この後、私は年少児クラスに入りましたが、徐々に一連のご用意をしながら丸く並んだお椅子へと座り、お眠り、手あそび、お歌など先生と一緒に少しずつ集中できるようになります。毎日の積み重ねにより、クラス、お友だちとさらに楽しんで過ごせるようになります。
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お天気のよい今日。早速に時間差で年少さんから年長さんまで全員が園庭、ひみつの庭でおひさまのもと自由あそびを楽しみました。
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先日、砂袋にして約30袋以上、業者さんに手運びで新たに追加投入していただきました(園庭・砂場とも)。砂場は周囲に配した枕木に被さっていた土を先生達と取り払って、座ってあそべるようにしました。「ほら、こんなお花がおちていたよ」と気づいたAちゃん達。木の上で鳥が花をついばみ落ちてきたのでしょう。上の大木クスノキは常緑樹なのに春に葉の入れ替えを旺盛に行っていて、赤、黄、黄緑と色とりどりの落ち葉を落としています。やがて白い花を枝先一杯に咲かせるでしょう。冬には黒い実が落ちてきます。
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思いっきりブランコ。春の風を感じる心地よさ。ブランコと言えば、私が小さな頃によく遊んだ御所の公園があります。幼稚園にあった可愛らしい雲梯では物足りなくなって、父が思いっきりチャレンジできる場所をあちこちに探してくれました。その頃の御所公園はブランコ、シーソー、高すぎる雲梯、二人乗りブランコが点在しているシンプルなレイアウトで造成し始めたばかりでしたが、この春休みに何十年ぶりかで訪れましたらすっかりと整備され、中央の芝生の起伏を中心に大勢の人々を包み込む心地のよいスペースになっていました。またブランコのレイアウトが私の幼稚園の頃と同じだったこと、そしてすべり台の上の塔の形もその頃と同じで懐かしく当時を思い出しました。
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石畳に腰かけて遊ぶ仲良しさん。早速マットを敷いておままごとが始まっていました。
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フラフープにもチャレンジ?ににこ笑顔の年中児さん。「せんせい、こんなピンク色のおはながおちていたよ」とYちゃんSちゃん。今、ひみつの庭のミツバツツジが満開で、風が吹くとたくさん花びらが落ちてきています。ビオトープもピンク色のハナイカダ。
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お花で色水がつくれるかな? 一緒に集めだしたところ、お部屋にお入りの鐘の音が響きました。「またあしたあそぼうね」とレンガの柱の横にそっと集めておいたね。
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こちらはコンポストに夢中の男の子達。デンマーク製ダントーイ社のスコップで土の中の生き物を探しています。このスコップは柄とスコップが一体型で大変丈夫。私もとても気に入っていますが、輸入代理店に残り少ないと聞いて春休みにたくさん仕入れました。落ち葉をいっぱい集めておいたら黒い土になっているね。「葉っぱは土になるんだよ」とSくん。お家で飼っているクワガタにももうすぐエサをあげないと、とのこと。土深くにカブトムシやカナブンの赤ちゃんが眠っていることでしょう。
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園庭にあちこち舞い落ちているクスノキの落ち葉。色が本当に鮮やかです。一枚ずつ手に重ねていく男の子RくんとRくん。
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上には勢いが増したクスノキが空に向かって広がっています。
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さあ、みんなで集まってからお部屋に入りましょう~!年中児さん達。短い時間だったけど元気いっぱい遊びました。
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同じくミツバツツジの花びらを見つけたお花が大好きなRちゃん。さあ、小さいぐみさんも先生についてお部屋に入りましょう。
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園庭から石段を下りてちゅーりっぷぐみへ入る最後尾の年少児お二人さん。KくんがHちゃんをエスコート中。クラスでもお友だちへの優しい気遣いが見られます。
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今日は11時降園。元気に園に来てできる限りお外で遊んで帰ります。何度もすべり台を心ゆくまで滑った年少児さんも。また明日、元気に遊びましょうね。
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昨秋、何とか冬になる前にチューリップの球根を植えたので、今年は入園式にもいくつかのチューリップが咲いてくれました。ひみつの庭の奥には昨年度年中児さん達が植えたチューリップがたくさん咲いています!
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              明日もみんなを待っています。元気にまたお山をのぼってきて下さいね。
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本日は、園内通信「お知らせ3」「お知らせ4」「お知らせ5」(課外教室からのご案内)「お知らせ6」と連番でお出ししました。たくさんお読みいただき有難うございます。
内容は、
「お知らせ3」
◇ 「連絡カード」のご使用について
◇ 園児のための保険のご案内
◇ 送りグループ変更について
◇ 園児名簿関連
◇ 体操服・スモック・上靴パワーシューズ・レインコートについて
「お知らせ4」
◇ 保育袋・諸費用袋について
◇ 送り迎えについて
◇ 持ち物について
◇ お着替えについて
◇ お弁当について
「お知らせ5」(課外教室からのご案内資料)
◇ 保護者会ご案内
◇ ひねもす教室会員募集について(年長児)
◇ 絵画教室について
「お知らせ6」
◇ 幼稚園をお休みされた日の「お知らせ」のお届けについて

2016.02.25

2月25日(木) / 草木染め(2)[染色作業](年長児2/9記録)・園内通信

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左から、  [染める前の生地布(タオル)]   ⇒   [ビワの葉染め]   ⇒   [タマネギの皮染め]

💜自然植物の恵みにより綺麗な色に染まりました💜

急いで年長児園舎に戻り、予め子ども達が自分で準備しておいたコンロ、お鍋を前に、グループ5つに分かれての共同作業が始まりました。
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大鍋にいっぱいのビワの葉が必要です。ひみつの庭で収穫した青々としたビワの葉を一人ずつ自分のハサミで縦に半分、そして横に細かくカットしていきます。ハサミを使うのはとても上手な子ども達。チョキチョキチョキ、とよい音が響きます。
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これでいいのかな?と考えながら慎重にハサミを入れます。紙を切るのはいつものことですが自然の葉をハサミでカットするのは珍しいかも知れません。葉脈がはっきり見える大きなビワの葉です。
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手早く作業が進んでいきます。                     丁寧にチョキチョキチョキ。
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雨上がりだったので土が葉についたところを丁寧に布でふき取っています。
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だいぶお鍋にたまってきたね。                     黙々と作業中の月Bぐみの子ども達。根気のいる作業です。
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静かに集中して作業する様子です。                   こちらは後で戻ってきた月Aぐみクラスです。
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着々と作業が進んでいます。                      大きな葉っぱは縦半分に切ってからハサミを入れていきます。
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だいぶたまってきたでしょ。お鍋の上まで頑張るよ。           お鍋の前で細かくチョキチョキ。
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僕たちのハサミもよく切れます。葉を切るのは柔らかくて紙を切るのとは違う感触です。
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チョキチョキチョキとリズミカルにハサミが動きます。実は子ども達は発表会の劇のセリフを練習しながら葉をカットしているのです。すでにしっかりと頭に入っているセルフがお口からこぼれ落ちてくるようです。
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静かな空気が流れ、集中して取り組む様子がうかがえます。        だいぶ増えてきたね。
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さあ、もう少しだ、がんばろう!                    子ども達への補充分としてスピードアップでカット。
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劇のセリフ練習も佳境に入っています。と同時に手作業も滑るように進んでいます。
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さあ、そろそろかな。                         お鍋にたっぷりカットしたビワの葉。
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ボウルにお水を入れてきてお鍋にザーッと入れます。お家でもお手伝いしているのでしょうね、なかなか手慣れたものです。
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こちらのグループはお鍋に直接水を入れて運んできました。自分達で考えた方法でやりましょう。次に点火します。火から少し離れてね。
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たっぷりのタマネギの皮なのでお鍋の蓋が浮いています。             協力して重いお鍋を運びます。
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テーブルの汚れたところを台拭きでゴシゴシと。             ほら、ほかほか^^。手が温かいよ。
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ボウルの水をお鍋に流し込みます。                   発表会の劇の場面ごとに分かれてのグループ作業なので練習にも熱が入ります。
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さて、こちらはタマネギの皮染めのお鍋です。タマネギの皮の量から一つのお鍋でチャレンジです。ゴム手袋を二重にして沸騰したタマネギの皮を絞ります。さすがに少し熱いです。
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何だかこちらは温泉街のようですね。実は月ぐみ園舎の中は本当の温泉街のように白い湯気がホクホクと上がっているのです。
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温泉みたいだね、温かいよ。                      私はこんな感じ。一人一枚ずつのマイタオルを用意してスタンバイしています。
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あらあら、こちらも頭にタオルをのせて楽しそうです。          タマネギの皮しぼりを真剣に見つめる子ども達。色がジワッと滲み出てきます。
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タマネギ染めのお鍋に白いタオルを入れるとこんな色に・・。        きれいな色ね。どうしてこんな色がタオルにつくのかなあ?
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また追加でタオルをいれます。                     一つのお鍋に五枚ほど入ります。
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さあ、ビワの葉のお鍋が煮えてきましたよ。               まだかな、まだかな・・・
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お鍋にタマネギの皮と水を入れて沸騰したら弱火にしてあと10分。その後タマネギの皮はとりのぞきます。
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僕たち、劇のセリフのお稽古終わったよ!
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ビワの葉を入れて蓋をして沸騰したら弱火にして20分ほどぐつぐつ煮ます。そして火を止めて葉をとりのぞきます。熱湯なので安全のため、ザルで液を移し替えせずに手で絞ります。
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ビワの葉が取り除けたら自分のタオルをお鍋にそっと入れてみましょう。
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ビワの葉液は最初は色は薄めです。一度液が冷え、再度火を入れるたびに色が濃くなりきれいなコーラルカラーの色合いが深くなっていきます。
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では絞っていくからそっと見ていてね。                 こちらはどんな感じかな?
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白い湯気が上がります。                        そしてマイタオルを入れます。フワッ。
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お箸を使って色の付き具合を確かめています。              煮て絞ったビワの葉です。後で冷めたらみんなでコンポストに入れにいきましょう。
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お弁当の間もクラスの端に寄せてホクホクと立ち上る湯気を眺めながらお弁当を食べました。
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ほんのり微かな色がついています。                   自然の恵みから色染めをする経験をいただきました。感謝です。
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お鍋アップ。淡いとても優しい色合いです。
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タマネギ染めはこの時点できれいなマスタードイエローに。タマネギ染めはミョウバン液で色留めをしますがビワの葉染めは色留めの作業なしで染まります。タマネギ染めの布は年長の劇の中で使います。
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だんだん時間が経つごとに深い色合いになるビワの葉染め。
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残ったビワの葉は「かさじぞう」さんの足元に使用したり、菅笠に張り付けられます。
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三日後に一人ずつが手絞りで石段の手すりにタオル干し。なかなか壮観な眺めです!
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2月の陽を浴びてビワの葉染めの出来上がり。一人ずつ色合いや濃さが違うのも自然の染料ならではのこと。火を入れる作業を繰り返し、液に浸す時間が長くなると更に濃く染まっていきます。今後も木の実やドングリなど、自然物で染色を楽しめたらと思います。

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現在、京都国立近代美術館に於いて、染色作家で人間国宝の志村ふくみさんの展覧会「母衣への回帰」が催されています。草木からの自然染料で染められた糸によって織り上げられた作品の数々が鑑賞できますが、なかなか素晴らしいものでした。今回子ども達とともに草木染めを試みられたことを振り返りながら、読みかけたまま本棚に置いていた随筆「語りかける花」(志村ふくみ著)を開いているところです。
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本日は、園内通信「お知らせ85」をお出ししました。
内容は、
◇ つき組”卒園記念大文字登山”について

2016.02.23

2月23日(火) / 草木染め(1)[葉の収穫](年長児2/9記録)・園内通信

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三学期の発表会がもう間近です。今日も年中児クラス、年少児クラスのリハーサル練習にまいりました。お休みのお子さんが復帰されることをみんなで待ちながら、年中リズムバンドも年少お遊戯もクラス一体となり、一日一日お母様に見に来ていただける日を励みに元気一杯過ごしています。明日は年長児の学年リハーサルです。

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🍂草木染め(1)[葉の収穫](年長児2/9記録)
12月に白い花を咲かせたビワの木が今は小さな実をつけているところです。園内には数本のビワの木がありますが、実のほとんどは元気な鳥のご馳走になっています。

ひみつの庭の奥(竹藪)を眺めている時、そうした種が落ち、実生が大きく伸びてビワの木が何本も生えていることに気づきました。いずれ竹藪の整理のために樹木の刈り込みをすることを考えると、葉を利用して染色(草木染め)などができたら!と、かねがね考えておりました。昨秋には、子ども達が森で見つけた木の実をつぶして色水を作ってみたり、子ども達とひみつの庭のヤブランの実をすり鉢でつぶして小さなハンカチを染めてみたことなどをきっかけに、今月に入り年長全員で草木染めに挑戦することにしました。また、身近なタマネギの皮でも色染めができることがわかり、そちらはご家庭からお持たせいただきました。
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はじめにビワの葉と実の実物を紹介しながら、みんなも知っている夏に食べるビワの実は勿論、ビワの葉はとても体によいお茶にできる上、葉の表を肌にあてて温湿布、入浴剤、お肌のための化粧水やお酒にまで利用できる万能選手の葉っぱであることや、そのビワの葉を使っての色染めの方法をクラスで説明しました。同時にタマネギの皮も使ってタオルを染めてみましょう。
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ひみつの庭へダッシュする子ども達。さっきまで降っていた雨が上がりとてもラッキー。庭の奥ではすでに庭師さんが朝早くから雨の中、ビワの枝をたくさん剪定して下さっています。
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大きな枝は子ども達の背の高さほどあります。カットしたビワの葉が海のように広がっています。
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枝ごと持ち上げたり、葉に触ったり、香りを確かめながら作業します。
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枝から葉のみを取ります。                        とても大きな葉っぱです。
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一枚ずつ破れないように丁寧に取っていきます。            月Bぐみさん、大分取れたかな?
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まだまだ頑張って取るよー!                       こちらにも背が高いビワの木が見えます。
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ビッグサイズのビワの葉です。                      こんなにたくさん、私も嬉しくなります。
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これはビワの実がついているよ。                     これだけも集められたよ。
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まだまだ張り切って集めます。                      たくさん取れたわ。  
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一枚、二枚、三枚・・・。                          ほら、こんなに取れたよ。
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長い大きな枝を軽々と運びます。
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築山の上に持って行って作業をすることになったようです。枝を運んでは葉を取る作業が続きます。
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袋にたくさん集まったかな!                        こちらのチームも黙々と作業が続けられます。
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葉にスジが入っているね。                        chinami先生と一緒に。
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庭師の片石さんが藪の中に高い梯子をかけて刈り込んで下さっています。   ありがとうー!と子ども達。
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時間差で月Aぐみさんがひみつの庭にやってきました。        片石さんからお話を聞く子ども達。
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たくさんの枝の山に驚き! 早速作業に取りかかりましょう。
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一つずつ丁寧に葉を取っています。                   ほら、こんなの!
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ビワの葉いっぱい!私、がんばるよ!                  この日は担任二人、太郎先生、りょうま先生、私、そして山の学校からけんてつ先生、あや先生も応援にきてもらいました。
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ほら、たくさん収穫できましたよ!                   まだまだあるから頑張っって取ろう。
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この袋にも入れて行こうね。                      先生が持っててあげるから、とtomomi先生。

これから急いで園舎に戻り、クラスで予め用意していたコンロ10台、お鍋10個でもって作業に入ります。続きは後日・・・。
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本日は、園内通信「お知らせ84」をお出ししました。
内容は、
◇ 園児関連について
◇ 園児の健康について

2016.02.12

2月12日(金) / 🐟🐟メダカを描いたよ🐟絵画(年少クラス)・幼稚園おめでとう!・園内通信

🐟🐟 🐟🐟
ビオトープにはゲンゴロウブナ、タナゴ、メダカ、ヨシノボリ、ドジョウ、ミナミヌマエビ、アブラハヤなど淡水魚が棲んでいます。その一つであるメダカの種類は黒メダカですが、メダカは繁殖しやすいので夏にはたくさん泳ぐ姿が見られます。ところが最近のこと、「サギのような鳥がビオトープの中に入っていましたよ。前はカラスもバタバタと音をさせて何やらしていましたし」とご近所の方が教えて下さることがあります。すぐ近くにはカラスの巣もあります。そう言えば、金閣寺の池に棲んでいる天然記念物の鯉を丸飲みにしてしまうサギの姿を先日テレビで見たところでもあります。
~もしや、鴨川から飛んできたサギなどの鳥が山に寝に帰る途中、ビオトープをレストランにしているのではないかしら?~と、心配になったりもします。大き目のゲンゴロウブナやタナゴの姿はまったくありません。

冬間、魚類は石の間や落ち葉などの堆積物の中で冬越しをしていて、水面に姿を見せることはあまりありません。ところが、冬の陽を浴びてメダカが水の中を泳いでいる姿をようやく本日のお昼前、年少クラスの女の子と見つけることができました。よかったね~と一緒に喜びながら、その子も昨夏のビオトープでたくさんのお魚が泳いでいたことを思い出し話をしてくれました。

二学期末に、ビオトープの新たな仲間として調達したとても小さなクロメダカでしたが、数匹ずつに分けて各クラスで育ててみることになりました。三学期に入り、お当番さんが毎日のお役目の一つとしてのエサやりをしてみんなで育てているところです。少しずつ大きくなってきたことを子ども達自身が気づく中、先日メダカの絵を描きました。それぞれの個性豊かなメダカと水の中の世界がやわらかな色合いで表現されています(展示壁面が高く掲載は一部です)。
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ここからは、各クラスが画用紙にクレパスを使って描いた一日目の様子です。次の日には絵の具を使って水の色を描きました。
真剣な眼差しとともに楽しく取り組む姿がありました。
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「幼稚園おめでとう!」
今日の朝、年長児Rくんがお山に到着するなりおカバンのチャックを開けて渡してくれました。
「このお手紙から先によんでね。次にこの紙を開けて!」
と言いながらクラスへと走っていきました。園長室に戻り太郎先生と園章のマークがエンピツで書かれた封を開けると・・・!
メッセージカードが3枚ありました。
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一枚目
「きたしらかわようちえんへ おたんじょうびおめでとうございます。その2へつづく」
二枚目
「おいわいにあんまりよくないものですが、よろこんでくれると」
三枚目
「うれしいです」 〇〇〇より

とのメッセージでした。そっと紙を広げてみると、目に飛び込んできたのは緑色の鮮やかなお山でした。空の中に赤い屋根の園舎が描かれています。何て素敵でしょう。有難う。

昨日は幼稚園の第66回目のお誕生日(創立記念日)でした。過去の園長日記に創立記念日について書いた文がありましたのでご紹介させていただきます。創立記念日
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本日は、園内通信「お知らせ82」をお出ししました。
内容は、
◇ 3学期生活発表会について
◇ 「3学期生活発表会ビデオ」の撮影、製作について
◇ 今月末お帳面お預かりについて
◇ 途中入園のお友だちのご紹介
◇ 園児の健康について

2016.02.01

2月1日(月) / 『 はい。どうぞ ♡ 』・冬の自然・園内通信

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  ✿ 嬉しいお花のプレゼント ✿
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立春を前に暦の上では春の訪れを感じる2月になりました。

三学期に入り、年長クラスの教室に子ども達用のお道具棚を新たに導入しました。両クラスとも棚の中には製作時には欠かせない、のり、セロテープ、はさみ、ガムテープ、ダンボール紙、色画用紙各色、折り紙などが入っていて、子ども達が自由に出し入れできます。勿論お片付けも必要です。またペットボトルや発泡スチロール、ガラスなどにも色濃く描けるクレヨン(シェアパック)も調達しました。“ものづくり”は、音楽、絵画などとともに幼稚園「表現」領域分野の一つとして、豊かな感性、創造性とともに、感じたこと、考えたことを楽しんで表現する力として大切です。

先日の大雪の中を思いっきり遊んだあと、雪と戯れて過ごしたことを感動とともに絵に描きました。「この一年のお絵描きの中できょうは一番楽しかったよ~」と笑顔で伝えてくれる子もいて、それぞれ自分で選んだ色画用紙には雪の日の思い出の場面を描き、紙面に雪の結晶を切り紙で作って貼る子もいました。自由な発想がとても素敵です。

引き続き自由あそびの“ものづくり”コーナーが大変賑わっている最中で、四角い箱にお弁当のおかずの中身を一つずつ作って完成したり、毛糸で指編みをしてマフラーを作ったり、仲間と協力してお店(カフェ)がお目見えすることもあります。また発表会で行う劇のセリフ練習をするとともに、舞台で使用する小道具、大道具づくりも子ども達の手とアイデアで始まりつつあります。近々、舞台で使用する薪を森へ調達しに行ったり、「頬かむり」や「首巻き」など、お山の自然の中にある草木を利用して生地を染めてみようと年長クラス担任と検討しているところです(草木染め)。今後の自由あそびの展開については、子どもなりに様々な表現活動を楽しむことができるよう、意欲を高めながらいろいろな方法を体験し、身につけていきたいと考えています。
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そんなある時、朝によく一緒にお話をする女の子Hちゃんが園長室玄関に来てくれました。手にはきれいな色の折り紙で作った花束(バラ?アネモネ?)があり、横にはEくんも一緒でした。「まあ、なんて素敵!」プレゼントなのだそうです。光栄のあまり喜びとともにお写真を撮らせてもらった次第です。ちょうど園長室の花瓶に生けていたミニバラとともに、飾っています。有難う!
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「冬の自然」
さて、こちらは何でしょう?
先日来、実習生が園内に来られていましたが、朝のすがすがしい空気の中をお話しながら登園を迎える準備をしていると、いろいろな自然のものに出会うことができます。春を待つ樹木の芽が膨らんでいたり、イロハモミジのプロペラ種がたくさん落ちていたり・・。今は野鳥が大変多く賑やかで、たくさんの鳴き声があちこちから聞こえてきます。
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こちらは先日いくつも落ちていたテイカカヅラの種子(左上)と野鳥のイカル(右上)が息絶えていたところを見つけたものです。テイカカヅラの種子は大きな長い果実が秋にできていたのでそこから弾けて出てきたものと思われます。
参考サイト

イカルはお山の中ではよく鳴いている野鳥ですが、こんなに近くで見ることはまずありません。可哀想なことにどこかにぶつかってしまったのかも知れません。
イカルの鳴き声。お山のふもとのセンダンの大木から、白くて面白い形をした実がたくさん落ちてきていますが、朝の登園途中にその実を大事そうに手にし上ってくる子が必ずいます。園長室の図鑑「あきふゆのとり」をみてメジロやヒヨドリなどを見つけ鳴き方を真似、鳥を追う姿もあります。そのうちウグイスもやってくるでしょう。子ども達に負けないくらい、今、野鳥がとても元気な季節です。
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本日は、園内通信「お知らせ81」をお出ししました。
内容は、
◇ 写真持ち帰りについて
◇ 小学校入学説明会及び半日入学について(追加)
◇ 子ども達の健康について
◇ 実習生について

2016.01.20

1月20日(水) / 黐の木(モチノキ)・初雪の日!

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                    <モチノキ>  モチノキ科   原産地 日本,中国
                               学名 Ilex integra

春に木がレースを被ったように真っ白な花を咲かせるモチノキ。今朝は冬の真っ赤な果実に雪がたくさん積もりました。モチノキの名前の由来は、モチノキの樹皮から鳥を捕まえる鳥餅を作ったことから名付けられたそうです。

小さな頃、冬に米粒ほどの小さな黒い実を集めて遊んでいた記憶がありますが、それは「ネズミモチの実」だと父に教わって以来、木が春に花を咲かせた後、秋冬になるといろんな色や形の実をつけることに気づきました。そう言えば、ネズミモチは春に白くてとてもよい香りの花(幼い頃の感覚)をつけるので大好きでした。「ネズミの糞のような黒い実をつけ、モチノキに似た葉を持つネズミモチの木」と今ではわかりますが、幼い頃は、ネズミにも、お餅にも似ていないのになぜ「ねずみ?もち?」という名前がついているのかが不思議でした。

お陰で、名前にモチがついているネズミモチ(モクセイ科)、クロガネモチ(モチノキ科)、カナメモチ(バラ科/ひみつの庭に植栽)、そしてひみつの庭ゲート前にあるこちらのモチノキ(モチノキ科)などが身近に感じられるようになりました。
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今年初めての一面雪の朝となりました。各グループがいつもよりゆっくりめにお山に到着してからは、暫く雪あそびの時間が流れました。その後、いったん各クラスに入りましたが再び、年少、年中児は園庭に出て雪と戯れる楽しい時を過ごしました。また年長児はひみつの森へ足を延ばし、途中で見つけた長い雪の斜面を何度も滑ったり、ころころ転げ下りたりして思いっきり楽しみました。私も同行し、雪投げ、雪だるまづくり、木の幹を思いっきりゆらしての雪散らし(これが楽しい^^!)、一面真っ新な雪の上に大の字になって寝転び空を見上げる・・・など、白い森に子ども達の歓声が響き渡る日となりました。森の帰り道、男の子達が雪の玉を転がしながら進んでいくと、とうとう落ち葉が巻きついた白くて巨大なボールになってしまいました(下に写真あり)。押してもびくとも動かないほどの重さでしたが、数名で力を合わせてゆっくり押しながら、やっとひみつの庭前まで辿り着くことができました。
以下に本日撮影した写真を掲載します。
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2015.12.23

12月23日(水) / Bouquet!・遠い国からきたサンタさん(12/16記録)・冬のひみつの庭

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『 Present of the bouquet 』
 トルコキキョウ バラ シャクナゲ
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ゆるめのフリル系トルコキキョウ。昔のトルコキキョウは一重で清楚なイメージでしたが最近は園芸品種がふえ、八重、フリンジなど華やかで多彩な色合いが見られます。バラのようなのでプレゼントやブライダルブーケに人気の花。

つぼみがトルコ人が頭に巻くターバンに似ているからとトルコの名前がついていますが、夏に咲くキキョウの花とは関係がありません。北アメリカ原産のリンドウ科の花で、1930年代に日本にもたらされてからは現在ほとんどの品種が日本で作出され、海外でもとても人気があります。

花言葉は希望(紫)、優美(ピンク)、よい語らい,思いやり,すがすがしい美しさ(白)。

思いがけない娘からのプレゼント。シャクナゲが今ごろ見られるなんて。癒され清々しい気持ちになりました。有難う。

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遠い国からきたサンタさん(12/16(水)記録)
“Santa Claus came here!”

クリスマスの歌をうたったり、お部屋いっぱいの大きなクリスマスツリーをみんなでつくり上げたり(年長児)、折り紙でサンタさんを折ったり、可愛いクリスマス帽子をつくったり・・・。12月に入って何だかワクワクしながら過ごしていた子ども達のところに、今年もサンタクロースが幼稚園を見つけ来て下さいました。
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朝のおはじまりが一段落した9時半過ぎ。今年はトナカイ9頭とそりをひみつの庭に停め、背の高いサンタさんさんが現れました。そして、最初に年長児の第三園舎をまず訪問。ちょうどその頃、年長クラスの子ども達は明かりを消した真っ暗なお部屋の中で、みんなで作り上げた巨大ツリーの中に煌めく星を見上げているという感動の時間が始まっていました。そこへ、驚くほど背が高く真っ赤なお洋服のサンタさんが扉を開けて入ってこられました。そしてお隣のクラスへも「メリークリスマス!」。それぞれのクラスにプレゼントを置いて下さいました。そして次は年少児のクラスへ。
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まずはちゅーりっぷぐみ園舎、そしてたんぽぽぐみ園舎へと移動です。子ども達は先生と一緒にお話を聞いている最中でしたので、突然のサンタさんの訪問にとても驚いたことでしょう。今年のサンタさんは何だか若々しくてとても背が高いです。そして子ども達に元気にプレゼントを配っていかれます。
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次はことりぐみ園舎へ「メリークリスマス!」。大きな白い袋も悠々とかつがれます。
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そしてたんぽぽぐみ横の石段をのぼり上の園庭へ。年中の園舎ゆきぐみ、ほしぐみを目指して行かれました。ゆきぐみの次はほしぐみへ。サンタさんが来られたクラスの子ども達はプレゼントに大喜び。初めは驚いてうっすら涙の子も。でもサンタさんが園庭を横切られる頃には、窓からみんなで「サンタさん、ありがとう~!」の大歓声が上がっていました。
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すべての園舎に子ども達へのプレゼントを配り終えたサンタさん。最後は園長室に来られました。あまりに背が高く、玄関から体をまげて入ってこられたほどです。
真っ白なおひげのサンタさん。今年は遠い北の国からロシア経由で日本までこられたそうです。さっそく園内放送で、各クラスの子ども達へメッセージを届けて下さいました。

『こんにちは。素晴らしい、愛しい子ども達、またの名を「自由なる人々」よ! 私はサンタ・クロース。今日、遠い寒い国から、トナカイに乗って君たちにプレゼントを届けるためここ日本へとやってきました。プレゼントが皆さんの気に入るように願っています。また皆さんが家でお父さん、お母さん、ご家族と仲良く暮らし、ここ北白川幼稚園「お山の幼稚園」でお友だちや先生方と一緒に元気よく健やかに育ち、大きくなるよう心から願っています。それではさようなら。また会いましょう!』

と大きくよく響くロシア語で、メッセージを届けて下さいました。明日は12月24日。
みんなのお家にもサンタさんが幸せを運んでくださることでしょう。

Merry Christmas!!

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冬のひみつの庭

こちらは少し前(12月初旬)のひみつの庭でのシーンです。
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年齢を越えてあそんだ日です。9月から長期間咲き続けてくれたメキシカンセージがこの時まだ色鮮やかで、今年はこのセージ(ハーブ)の前に立ち、花の蜜を吸ってみたり、髪飾りにするなど楽しそうな姿がよく見られました。
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年少児Tちゃん。花の中に少し飛び出た小さなピンク色の蜜の袋。その甘味がお気に入りの様子。教えてもらった次は、他のお友だちにも教えてあげる姿がありました。 年少児Yちゃんは先生からお耳にお花を飾ってもらっています。
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あら可愛い!こんな感じ。
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年少児Rくんもとても楽しそう。 「ほらっ、こんなにドングリがあったよ」と年長児Sちゃん。こちらは小さ目のアラカシのドングリ。毎年カシの大木から山ほど落ちてきます。
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過日、年長児が植えたガーデンシクラメンが寒い中よく咲いています。 ノースポールもとても丈夫な白い冬の花。
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小さなゴールドクレストも冬の陽が当たって温かそうです。 ジャンボアジサイも秋色に変化。まだきれいな色を残しています。
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夕陽のライトアップ。
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カシワバアジサイも銅葉に変化し、まだ葉の色を楽しませてくれます。 庭の奥の見上げる大木ナナミノキには今年はびっしりと赤い実が成っています。
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サトザクラの冬芽がありました。                  こちらはライラックの冬芽です。
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夕陽が射す冬の夕暮れ。駆け抜けた日々の中にもこんな一瞬があったことはとても幸せなこと。日一日と本格的な冬へ季節は移ります。
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冬のビオトープ。魚類、水生昆虫が住処を得て元気に冬を越せますように。

2015年も皆さまのお力添えをいただきまして無事越年の運びとなりました。ご家族の皆さまには、どうぞ佳いお年をお迎えになりますようお祈り申し上げます。

2015.12.17

12月17日(木) / 窓辺の花・ひみつの庭の“ママの日”だより(12/8(火)記録)

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     <窓辺の花> ラナンキュラス・トルコキキョウ・カーネーション・ユーカリ・秋色アジサイ

お山の広葉樹がつぎつぎに葉を落としていきます。イロハモミジにモクレン、クヌギも大方落葉し、今朝はコナラの葉が一面に広がっていました。早12月半ば。

お花屋さんの店先には多くの花が並び、切り花にとっても花持ちがよい季節です。小さな花瓶に入れて窓辺に飾ると、辺りが明るくなりました。
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ひみつの庭の“ママの日”だより(12/8(火)記録)
この日は、年少クラスがひみつの庭のゲート前に早春に咲くクロッカスを植える活動をしました。その前には年少児全員で「お掃除隊」になり、掃除用具を手に大活躍の日となりました。
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活動が始まっています。ママ達も順にお集まり下さり、微笑ましく親子の共同作業のシーンも見られました。未就園児Gくんの姿もあります。
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3歳児クラスがクロッカスの球根を植えはじめています。予め各クラスではクロッカスについてのお話を先生から聞きました。
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柔らかくほぐし腐葉土を入れたスペースに一人約2つずつ球根を入れていきます。
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わかりやすくラインを入れた場所に球根が置けたら、一輪車の中の柔らかな土を手で取って球根の上にかけてあげましょう。
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ミニ熊手が子ども達はお気に入りのようです。ともにお母さまの姿も見えます。
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こちらに見えるのは親子ペアです。ほのぼのと微笑ましいですね。せっせと下を向いて作業中の子ども達。
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次のクラスも先生とともに植えてみましょう。
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落ち葉をはこんでパラパラ~。一生懸命作業をする年少児さん達。つい微笑みがこぼれるママ。
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てみをしっかりと持って運びます。                   普段手の入れにくいところにも手が入ります。
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みんなよく頑張って取り組んでいます。 丸窓近くの花のスペースは結構落ち葉が拾いにくく手入れがしにくい場所です。
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きれいになったね~、と振り返っているのかな。           手作業で丁寧に落ち葉拾いをされるママ。
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ミニ熊手も一番小さなタイプでそっと。 ウッドデッキの下の方もガーデンシクラメンが元気に咲いています。過日、年長児が花苗を植えたものです。ここは落ち葉も落ちてくるところです。
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ビオトープの奥も落ち葉集めされるママ。 丸窓下の部ブルーベリーも少しずつ大きく成長しています。小さな春の芽も見られます。
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ハニーサックルの蔓越しに何かお話しているのかな。       こちらも楽し気にお話しながら。
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何だか素敵な落ち葉。ドライフラワーになった紫陽花、メタセコイヤの葉など、てみいっぱいの落ち葉もこうして見るときれいですね。
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築山を勢いよく走っているTくん。 黙々と作業を続ける年少児さん達。みんな頑張り屋のお掃除隊です。
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テーブルの周りをお手入れ中のKくんとHママ。本当の親子のように見えてとても微笑ましいお二人。 みんなよく頑張っている。
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二人で一緒にてみを持って運びます。  レッドロビンの植え込みの下にもカシのドングリがたくさん落ちてきます。横は見上げる大木アラカシの木。  
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                      ぱらぱらぱら~~~。
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何かママにお話してもらっているのかな?
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おもちゃ倉庫の近くをお掃除中のママ。               見つけた!こちらも親子ペアのお二人。
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年少児さんなかなか頑張り屋さんです。まだまだ作業は続いています。 あちらからMちゃん大きなてみを抱えてやってきています。
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Rちゃんとnoriko先生と。中に入ったカシのドングリを拾って選別しているのかな?
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カシワバアジサイなどの植え込みを整理されています。  こちらは里桜関山。すでに春の新芽が出ています。
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ビオトープ際の草、伸びすぎたクリーピングタイムなどの整理でしょうか。 9月頃にはよく咲いてくれたホスタの花のあと。
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長い植物のストローが二本あったのを手に「もらっていい?」とKくん。てみの余分がなくなったのでグリーンの容器に枯草を入れて水上をあちらまで移動中!
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Aくん親子の姿。楽しそうなひと時を見るとこちらも嬉しくなります。
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よいしょっ、と枯草の船を渡しています。向こう岸では受け取る男の子が待機中。 カシワバアジサイも枯れた花を整理します。
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コンポストは皆さんのお陰で山盛り状態です。 お友だちのママと楽しいお話かな。
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クリスマスの代表的なお菓子で、赤ちゃんのおくるみや幼な子キリストを意味するシュトレン。こちらはアーモンドが沢山入ったマンデルシュトレンですが、毎日一切れずつ切り分けていただきながらクリスマス当日を待つ喜びがあります。
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最後に皆さんで記念写真。今学期も温かなお力添えを本当に有難うございました。
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本日は、園内通信「お知らせ74」をお出ししまた。
内容は、
◇ 冬休み期間について
◇ お弁当再開日
◇ 未就園児園庭開放について
◇ (新)レインコートについて
◇ 3学期”ママの日””パパの日”について
◇ 2学期に覚えた俳句(月ぐみ)

2015.12.05

12月5日(土) / 蘭“バンダ”・ひみつの庭の“ママの日”だより(12/1(火)記録)・落ち葉しらべ完成!(~12/4(金)記録)

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      <蘭“バンダ”>  ラン科  学名 Vanda  英名 Lei orchid  別名 翡翠蘭

いつの頃からか蘭の中では一番好きなバンダ。紫、青、ピンク、黄色、白など花色のバリエーションが多くとても色鮮やかで美しい花です。こちらは切り花ですが、もともと東南アジアなどに生息し、むき出しの長い気根で空気中から水分を得て生育しています。サンスクリット語の「バンダカ」(まとわりつくの意味)が名前の語源で、樹木に根を巻きつかせて伸びていきます。
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ひみつの庭の“ママの日”だより(12/1(火)記録)
爽やかな天候のもと、ママ達が植物の手入れを始められました。
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ライラックコーナーの株元周辺に植え込んだフッキソウ。横のびする根や不要な草抜きをして下さるGママ、Hママ。
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ひみつの庭は高木の枝が風で折れて落ちていたり、落ち葉や小枝、ドングリ、芝生の地上部が枯れた部分を熊手でそっと集めるなど、作業は何かとたくさんあります。
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Yママ。未就園児Kくんは竹ぽっくり練習中。            ひみつの庭に据え付けの水差しでお水をあげたのかな。
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ベンチの周りで何やら作業中。芝生の枯れたものを集めてベンチの上に広げてクッションにしていたところ、作業中のママより落ち葉入れいっぱいの枯れ芝をもらったので嬉しくて嬉しくて・・・♡
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次々と広げてベンチにクッションが敷かれていきます。       ほら、温かそうなベンチのできあがり!
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そして~~、 最後はとうとう枯れ芝を上に巻き上げて、落ち葉のあらし~~。もうこうなったら楽しくて仕方ありません。このあと落ち葉入れはとうとうお風呂にもなりました。
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三つ編みとカチューシャにはさんだ落ち葉がお似合い。       広い空の下でゆっくりとお話しながらのひと時が流れます。
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庭の入口は頭上のクスノキ、クヌギなどの葉がいつも落ちています。クヌギは今年実が成る年。二年に一度実がつきます。お陰で今年はたくさんのクヌギの実を子ども達が手にしていました。 芝生がもう冬枯れなので地肌が見えて少し可哀想。来春にまた新芽が無事出てくれますようにと熊手を浮かして落ち葉を取ります。

ひみつの庭外のモチノキ周辺。こちらはミソハギとフッキソウが植わっていますがどちらもまばらに。それで短く刈り込みをお願いしました。いまモチノキを見上げると赤い実がいっぱいなっています。山の鳥が大好きで冬間はたくさん集まってきます。
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9月頃より咲き出した紫色のメキシカンセージは今まだ花を咲かせています。花期が長く楽しみな宿根草ハーブ。ちょうどこの時間、年少児クラスは庭つづきの森の中へ行ってました。こちらはちょうど森から帰ってきているところです。
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カサッ、カサッと落ち葉を踏みしめる心地よい音が聞こえてきそうです。Aくん達が見えます。
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「ほら、木の実やおちばをみつけたよ!」
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Hちゃんはどんぐりが袋にいっぱい入っています。          ほらっ。Rちゃんは木の葉とどんぐりのサンドイッチ?
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お友だちとともに歩く楽しい森の散歩道。                Yちゃん、足取り軽やかに。
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Aちゃん 大きな落ち葉を手に見せてくれます。            ゆるやかな森の斜面を子ども達の足はよく覚えています。
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園庭に戻ってきました。                          大きなモミジでしょ!とMちゃん。
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おかえり~、Sちゃんも帰ってきました。                さあ次はなにをして遊ぶ?
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シャベルでほぐしたスペース。夏は年長児がきゅうりを植えました。大きな驚くほどのきゅうりが収穫できたのは懐かしい夏の思い出。 優しく枯れ芝を集めます。Fママとは、来春に無事元気な芝生が生えてくれるかを毎々気にしています。お庭の裏門近くに仮植えした芝を整理して下さったFママ。申し訳ないことに、裏門の鍵穴の奥に砂が入り固まっていてまだ開錠できていないままでした。ここは森への近道になります。
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Rママはミニ熊手を使って。                       芝生を確認中のFママ。  
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この頃、大文字も少しずつ色づいてきたようです。
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背中に太陽の遠赤外線で温かです。寒くはありません。     丸窓から中をのぞく未就園児Kちゃん。気をつけて(このあと体を支えにいきました^^)。 
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Kちゃんのお兄ちゃんのYくんが来ました。園児はママ達の姿をすぐに見つけます。 園庭では年中児クラスが上のお庭と下のお庭でサーキット中です。がんばって!!
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Sちゃん、スコップ持ってよいフォームで走っています。      Yくんも階段を駆け上がります。 
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先にお二人が帰られました。紅葉をバックに記念写真パチリ!いつもご協力いただきまして有難うございます。
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下のお子さんKちゃんは私の癒しだと仰るYママ。私のために授けて下さったのだと思う、と仰る姿を見て私は心からほのぼの。お言葉の通り大きくゆったりと育っておられます^^。

何を勘違いしたのかこの日のお茶は柿の葉茶ですと皆さまに申した記憶がありますが、まったく間違いを言ってしまいました。「ビワの葉茶」で健康茶です。この場を見上げるともうすぐ白い花が咲くビワの葉です。
参考サイト[ビワの葉茶]/ビワの葉はビワの葉湿布として使用したり、お茶としてはとても効能があります。
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[年長 落ち葉しらべ] 終了(~12/4記録)
年長児のしぜん分野の取り組みとして、11月から園内の落葉樹の落ち葉しらべをはじめました。園の保育としては初の試みです。各クラスともグループ活動で数日に分けて園庭、ひみつの庭、第5グループ坂道、お山の西の石段下、ひみつの森などで採集した色とりどりの落ち葉を見つけ、模造紙に貼付して調べられるよう各グループに一冊の「落ち葉ハンドブック」を用意しました。子ども達が手に取りやすい大きさだと思い選んだブックです。実はこちら、大人がみてもなかなか楽しい内容です。この一冊を手に秋冬の自然の中に出かけたくなります。さて子ども達の反応は・・・。

葉の形を比較しながらページをめくり、とても集中して取り組む姿が見られました。はじめは一冊の本を共有することや葉をテープで貼る作業について、小さないざこざがグループ内に起こりますが、活動を続ける中で仲間で取り組む姿に変化がでてきます。

最初に私が紅葉と落ち葉についてお話をした日には、すでにサクラやカキは勿論ハクモクレン(上にツノがあるのが特徴)、クヌギ、ナンキンハゼなどはすぐに覚え、子ども達の聞きとる力に驚くほどでした。日頃、園児が昆虫図鑑で観察する姿を見ていても、年齢は関係なく形や色の識別能力が高いと感じます。
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これは11月の月Aクラスの様子ですが、遠足に向けて結成したグループ(グループ名も自分達で話し合い決定)で園庭、ひみつの庭を駆け巡って集めた5枚の落ち葉から調べはじめました。よく知っている「モミジ」は通称で、実は正しい名前があります。一口にサクラと言っても実はソメイヨシノやヤマザクラなど正式名称がそれぞれあり、サクラの樹によって葉の大きさ形も異なります。
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お山の中にある幼稚園ですので、一歩外に出ると必ず上の木からは落ち葉が落ちてきています。いつもお馴染みできれいだなと思っている葉っぱは、実は何という名前がついているのだろう?このはじめて見る葉っぱは何だろう?とワクワクしながら図鑑のページを探す姿はやはり年長児であり、また小学生のようでもあります。
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[赤色の葉一覧]ソメイヨシノ、ナンキンハゼ、ツタ、イロハモミジ、ヤマモジ、トウカエデ、モミジバフウ、カキノキ、ムシカリなど。
[橙色の葉一覧]メタセコイア、コナラ、ヤマザクラ、ウリカエデ、カシワ、イロハモミジ、カキノキなど。赤色と橙色の葉は重なるものがあります。
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[黄色の葉一覧]アオハダ、ナンキンハゼ、クヌギ、イチョウ、ハクモクセン、アカメガシワ、フウ、エノキ、ハリギリなど。
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色別のページからこちらのページにとぶと、更にわかりやすく載っています。イチョウやメタセコイア。ナンキンハゼやアカメガシワ。ナンキンハゼはひみつの庭のビオトープ前にあり、女の子が気に入って集めた葉。紅葉がとても美しく形も可愛らしい。植えてよかったと思う木です。アカメガシワはひみつの庭の北側にあり軸(葉柄ようへい)が赤くて長いのが特徴。
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子ども達の模造紙の中には緑の葉も見られます。紅葉の落ち葉図鑑には探しても載っていなくて困ったね。さてなぜだろう?と考えたり。グループ活動で協力して落ち葉を探し、調べ作業もみんなで協力しないとなかなか進みません。やがてうんうんと唸りながらの探求心も芽生えてきます。
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この本でしらべているよとRくん。グループ毎に初めて落ち葉しらべをしたこの日、両クラスの境目の白い扉に5グループの途中経過を張り出して眺めましたが、この日なりの達成感がありました。
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「これなんだった?」「できたね」とお友だちと改めて振り返っている子ども達です。
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私は子ども達に呼ばれAぐみとBぐみを行ったり来たり。こちらはちょうど撮影できた完成直後の「もみじぐるーぷ(Aぐみ)」の一枚。Hちゃんの撮影許可が出たところでパチリ。この日拾った大きな葉のアカメガシワやメタセコイアなども。ひみつの庭にも大木からの紅葉の落ち葉がありましたね。
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完成後子ども達にお話をしましたが、途中、落ち葉で作った「落ち葉カルタ」の紹介をしました。きれいな落ち葉を本などにはさんでいると一週間ほどで押し葉ができます。説明している私の手元からハラハラと押し葉がこぼれてしまいましたが、その押し葉を見てもすぐに葉の名前が子ども達の口から出てきたのは嬉しいことでした。最後に代表の一枚の作品とともに急いで記念撮影をしました。次はどんぐりもしたいとの声があります。どんぐりは11月半ばお買い物ごっこの頃が旬ではありましたが、できる範囲でお山の「どんぐりしらべ」もやってみましょう。実は結構の種類があります。
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   つきAぐみ                                つきBぐみ

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