2013.10.17

10月17日(木) / “ひみつの庭”の秋・園内通信

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<枯れた芝生をそっと熊手で集めている途中、ふと見ると何だか可愛いサークルが出来上がっていました。クスノキの赤い落ち葉が素敵なリースのよう?子ども達ならきっと鳥の巣だと言うでしょう>

先週末の連休は、爽やかな風がとおる最高の秋晴れ。2日間に渡ってほぼ終日“ひみつの庭”で落ち葉をあつめたり、ビオトープまわりの植栽などの作業をして過ごしました。途中、懐かしい卒園児ご家族や小学生もたずねてこられお話することができました>
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あっという間にいっぱいになる落ち葉ボウル        見上げる大木(ナナミ、カシ)から枝がたくさん落ちる北エリア
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“ひみつの庭”のエントランスに以前植栽した残りの苗(フッキソウ)を、散水栓の奥に植えているところです。私が気がつかないうちに家族が隠し撮り!していたものをお恥ずかしながらアップ。お掃除は、ほうき,熊手,落ち葉ボウル,てみ。
この日、ウエストにはリボンを通した剪定ばさみをぶら下げていました。いつでも使えるように・・。園芸ブーツや帽子を被ると少しはさまになるのでしょうけれど、この日はグローブも忘れたのでそのまま素手で。
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庭の北エリアは宿根草やハーブを植えたいと思います。本日仕入れた植物は藤袴(ふじばかま↓ブログ最下段の花)。アサギマダラ(蝶)が大好きな秋の七草の一つですが、アサギマダラは長距離移動する元気なチョウで、今夏は信州の車山高原の山頂にたくさん飛んでいるのに出会いました。秋のアサギマダラは、この藤袴の花を見ると上空100mからでも見つけて飛来してくるそうです。
京都の藤袴プロジェクトはすでに終わりましたが、絶滅危惧種でもあるこの花を来週の一日を使って是非植えたいと思っています。東山の一つ、北白川山のこのお山の上の藤袴を、いつかアサギマダラが見つけて飛来してくれるのを楽しみに待ちたいと思います。
写真右上は北側に10本ほど植栽したベニバナトキワマンサクの花。
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カシワ(柏餅の葉っぱの木)と菩提樹(リンデンバウム)の間にある植栽予定エリアをお掃除。大木のカシの木の下には心地よい日陰ができています(写真右)。
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作業をしている途中にヒラヒラとやってきたオレンジ色が美しい蝶“アカタテハ”。何度も地面の上にとまります。土のミネラルを吸うのかも。大きくはねを広げて太陽の光をいっぱい浴びています。そして、トキワマンサクの枝にうつりはねを広げて体を温めています。
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撮影する間、なぜか蝶は静かに動かずにいてくれます。これはいつも不思議に思うことです。
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こちらは、そのお向かいに満開のブッドレアの花。多くの色がありますがこれは薄紫色。イギリスで蝶が大好きな花で有名です。やわらかなよい香り。
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大きめの株を春に植えたので、夏の間にずいぶん大きくなりました。壁泉の方角を見たところ。
少しずつ、お母さまにもお散歩がてらにお庭にきていただける日をつくりたいと思います。本や編み物をご持参いただいたり、デッキでお話していただくのも楽しいひとときかも知れません。お天気によって気が向かれたらどうぞ!といったくらいのゆるやかなものです。今後のお庭づくりも少しお手伝いいただけたら嬉しいです。子ども達のために^^
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「台風あとに見えた虹/子ども達も見つけながら登園した朝」
空高くとぶヘリコプターの音をきいていてもしみじみ秋だなあと思えてくるよい季節。京都嵐山の復興はもちろん、伊豆大島の方々のご無事、ご冥福心より願います。
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西山からとても大きく北山方面にかかるきれいな虹でした/愛宕山方面
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「ほらっ」て見せてくれた子どもの手。お山をのぼる途中にひろったドングリ。写真右はお返しのプレゼント「シリブカガシ」のドングリ。御所の蛤御門の近くで拾いました。手の中でこするとピカピカに光る魔法のドングリ。
ドングリのおしりが凹んでいるのでシリブカですが、子ども達は呼び名をつける名人。その名も『おしりドングリ』!。私も大賛成の名前です。
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今日は秋のおだんごづくり(年少児)をしました。お手々をあらって年少児全員で上手にたくさんコロコロまるめたおだんご。園長室キッチンで、先生たちに沸騰したお湯でゆでてもらったたくさんの真っ白いおだんごの味はどうだったかな。
先生お手製のみたらし餡と黒ごまがパラリ、とても美味しそう。
「おだんごつくりました。たべてください」と、年少の子ども達が声を揃えて園長室に届けてくれました。
とても美味しかったです。ご馳走さまでした。
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本日届けていただいた藤袴の花です。赤花と白花があり、つぼみが開いて大分咲いてきています。今が一番かわいい頃ですが来週にはきっと満開になっているでしょう。
秋の風にそよそよと揺れていて植えてもらえるのを待っているようです。
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本日は、園内通信「お知らせ56」「お知らせ57」をお出ししました。
内容は、
「お知らせ56」
◇ 平成25年度私立幼稚園保育料軽減補助について
◇ おいも掘り遠足について
◇ 年長児歯科検診について
◇ 園児名簿について
「お知らせ57」
◇ 敬老会について

2013.10.08

10月8日(火) / 紅白のスイフヨウ(酔芙蓉)・第64回運動会・園内通信

  [午後のスイフヨウの花]
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        <スイフヨウ(酔芙蓉)>   アオイ科   原産地 中国,日本
                          学名 Hibiscus mutabilis cv. Versicolor
  [朝のスイフヨウの花]
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<酔芙蓉>
送り迎えグループの園児の列が通る、山のふもとのお宅に咲いているスイフヨウの花。運動会の朝、一際大きく白い花を咲かせていました。
酔芙蓉と書くように、朝は真っ白ですが午後になるとお酒で酔いがまわったかのようにピンク色に変化します。
白色スイフヨウは運動会の朝の写真。まるでこの日の子ども達の赤帽,白帽のように思いました。運動会を応援してくれているように感じながら会場の北白川小学校へ向かったのでした。
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〔第64回北白川幼稚園運動会〕
夏日のような好天に恵まれて迎えた10月6日(日)の運動会。今年も早朝から大勢の力強いお父さま方のお力により運動会の舞台が出来上がり、開会を告げるピストル音とともに園児の入場行進ではじまりました。
大勢のご家族の皆さま、ご来賓の方々にお集まりいただき、約一ヶ月間の保育の中での園児の成長の姿をご覧いただくことができました。子ども達はそれぞれの種目を通して練習で培った力を十分発揮して輝いていました。
子ども達を包むご家族の皆さまと幼稚園が、一体となってこそ開催できた大変幸せにも思える運動会の一日でした。
お父さま、お母さま、そしてご家族の方々のご協力と当日のご出場、またすべての子ども達へ温かなご声援をいただきましたことを心より感謝申し上げます。
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 お父さま方による力強い会場セッティング           クラス旗を目指してクラス毎に入場行進
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 年少児入場行進がつづきます                 誘導係のお母さまに引率されて                                    
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 開会式後、全園児でハイホー体操               年長児旗体操/旗の音を響かせながら
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 隊形変換を経て両クラスが一列に並んだ姿/青い空と緑の東山をバックに音楽に合わせて(旗体操) 
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 年少児・年中児かけっこ                     年長児かけっこ
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 年少児おゆうぎ                          年中児親子競技
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 年少児親子競技                         年長児親子競技
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 年中児おゆうぎ                          卒園児小学生徒競走
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 お父さま競技/カラフルなエプロン姿でご家族の声援を受けての競技       
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 未就園児さん競技                        祖父母と孫の競技
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 午後の部/年長児おゆうぎ                    年長児クラス対抗リレー(女の子)
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 年長児クラス対抗リレー(男の子)                  閉会式/園児入場中
(上の写真はアナウンスの場所より撮影したもののみで、撮れなかった種目もございます)
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本日は、園内通信「お知らせ53」をお出ししました。
内容は、
◇ 第64回運動会について
◇ クラス担任との個人面談について
◇ 台風24号到来について

2013.09.27

9月27日(金) / トロピカルカンナ・運動会練習~お庭の秋・園内通信

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            <トロピカルカンナ>  学名 Canna ‘Bronze Scarlet’
                           原産地 熱帯アメリカ、インド、マレー諸島

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      ビオトープの縁に咲くカンナの花                 ブロンズ色の肉厚な葉

夏休み中から咲き続けている真っ赤なカンナの花。小さい頃は、「ユリ→グラジオラス、そして一番大きくて華やかな花がカンナよ!」とお友だちと花の話をしていたことを懐かしく思い出します。あとすこし、10月頃まで咲いてくれるでしょう。
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〔運動会練習~お庭の秋〕
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  元気なかけ声が響いてきます。園庭で運動会おゆうぎの練習に励む子ども達(年長児先週末)
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  色とりどりの旗を手に旗体操の練習(年長児)    練習の合間 枯れ葉を集めたら“ふんわり鳥の巣”のよう  
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年長児リレー練習(本日午前中)/下のお庭へ下りてぐるりと一周まわって走ってきて次のお友だちにバトンタッチ! 日中に半月が浮かぶ美しい青空の一日でした。
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ひみつの庭にたくさん落ちていた枝葉を全員で集めたね(年中児)  さて、おそうじの後はお楽しみの紙芝居が始まりますよー。
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壁泉を囲むウッドデッキに座り、絵本『おたまじゃくしの101ちゃん』を先生から読んでもらいます
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  ひみつの庭のイチジクの木が大好きなキボシカミキリたち    コナラやクヌギなど秋の収穫物の宝物入れ
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自然からのプレゼント。クスノキの細い枝をうまく曲げてつくったカチューシャ(年長児Aちゃんがつくってくれました)。お友だちのSちゃんもクスノキ製お手製カチューシャがとっても似合っていましたね。右写真は実際に私がつけてみたところで、サイドにはクスノ実がついています。
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シダレザクラの下に落っこちていたのを年長児のAちゃん達が見つけました。大型幼虫“モモスズメガ”の終齢幼虫です。確かに中央がきれいなピンク色をしています。
バラ科のウメ,モモ,サクラなどの葉を食べ大きくなり、その後蛹になるため土中にもぐりますが、こちらはAちゃんの希望により育てています^^。名前は“モモちゃん”だそうで、毎朝変化がないかを観察しにきています。
モモちゃんはすでに葉を食べるのをやめ、そろそろサナギになりたいようです。土にもぐったり出てきたりしています。右写真はすっかり土にもぐって何もみえなくなったところ。今現在は土の上にコロンと気持ちよさそうに寝そべっています。
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本日は、園内通信「お知らせ50」をお出ししました。
内容は、
◇ 運動会総合練習について
◇ 役員・誘導係・各種競技参加者の「確認書」について
◇ 今月末お帳面のお預かりについて

2013.09.17

9月17日(火) / ひみつの庭の仲間たち・台風の落とした枝木のおそうじ(年長児)・園内通信

   『ひみつの庭の新たな仲間たち』
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            〔石製の小鳥の親子/イギリス製〕 もうすぐひみつの庭に仲間入りします 
                    ~台風の風で落ちていたセンダンの実とともに~
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 「あっ、カエルだ。生きてるかな?」と見つめるSくん   「イボガエルくんももうすぐ仲間入りするつもり」だって。
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 すでに池にいるストーン製ヒキガエルくん。水生植物“デンジソウ”も。 「ほらっ、ヤゴの抜け殻だよ」とTくん
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 子ども達が見つけた大型ヤママユガの仲間“ヤママユのオス♂”幼虫はクヌギやコナラの葉を食べて成長。まゆをつくってサナギになり羽化。10㎝くらいある大型の蛾。生きていました。そっと触ってみたあと場所をうつしてあげたね。
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 水生植物デンジソウ(田字草)。池や沼などに自生するシダ植物で葉が「田」の字に見えることからついた名前。夏場からランナーを少しずつ這わして浮き草となり数も増えてきました。こちらも絶滅危惧種の植物です。中ほど、真っ赤なアカトンボが水面に産卵中。
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『台風の落とした枝木のおそうじ隊(年長児)』
昨日の台風18号の雨風は、お山の中の木々を獅子舞のごとく大きくうねらせました。台風が通り過ぎた頃をみて太郎先生と園内をめぐり、散乱している大きな枝を森へと運びました。幸い園内の大きなダメージなどはなく、今日は子ども達を無事迎えることができました。
ひみつの庭にも多くの枝葉が散乱しており、植栽したばかりの大きなカシワの木が倒れているのを最初に入った年長の子ども達が見つけ、何とか起こそうとトライしてくれる姿がありました。
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さすがに年長児は力もあり素早く体が動きます。抱えるほどの大きな枝や葉を手に、外のコンポストの場所を目指し運動あそびさながら大はりきりで力を合わせて活動しました。
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 クローバー畑に落ちていた枝を拾っているMくん。         Yちゃんもたくさん手に持って運びます。 
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 ほうきを手に先生と一緒に水遊び場の石板の上を丁寧に掃いています。外のコンポストはあっという間に山盛りに。子ども達の活躍が微笑ましく力強く思えました。
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本日は、園内通信「お知らせ49」をお出ししました。
内容は、
◇ 運動会役員・誘導係・各種競技の再募集の結果について
◇ 1学期保育写真に持ち帰り
◇ 秋の「おいも掘り遠足」日程変更について
◇ 幼稚園見学について

2013.09.10

9月10日(火) / 「ひみつの庭」見取り図・庭の子どもたち・池の生きもの・園内通信

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園の敷地内に、今夏7月に「ひみつの庭」が完成。更にお山の奥が広がりました。こちらは上から見た新しい庭「ひみつの庭」の見取り図です。

《いきもたちと、しずかにむきあう“ひみつの森”の前庭。季節毎に行き交う様々ないきものたちと出会い、太陽の光や風に包まれて過ごす空間です》

入口エントランスを入るとサークルスペースがあります。そこを起点に北側「クローバーと芝生の広場」と東側「集いのベンチ/水遊び場」「いきものの池」へとつながっています。

昨日は晴天のもと、年長クラスが水遊びをして、芝生、池のまわりで思いきり遊びました。やはり水辺は子ども達に大人気で、「メダカだ」「オタマジャクシが見えた」「オオサンショウウオだ!?」と動く生き物をするどく見つけます。オオサンショウウオに見えたのは確かに形が似ていてお腹が赤いアカハライモリかと思います。微笑ましいことです。どこからやってきたのか?自らペアで池に入水した模様です^^。

年長クラスの昨日の様子はHP絵日記をご覧下さい。年長児が水遊びを終えたお昼前頃、プールに溜まっていた水は排水されて下へ下へと流れていました。流れの様子をたどって見ていくと、階段下の固定鉄棒前で遊んでいた年少児が上から勢いよく流れてきた水にちょうど気がつきました。
勢いよく流れてくるので、見ているだけでも結構見応えがあるほどです。
Eちゃん達は、ちょうど手にしていた砂入りバケツを横に、数名で水の流れを手でせき止めたり、いつの間にやらお靴のまま水流に足を入れて楽しんでいる姿がありました。
太陽の陽射しがモミジの葉陰から降り注ぐお弁当前のひととき。お庭の隅々までが全園児があそぶ元気な姿で輝いていました。
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  お水がながれてきたよー、と教えてくれたEちゃん    アリが集まってくるかをハチミツでお試し中のEくん
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  浅くきった溝に勢いよく流れている流水で遊んでいる年少児たち。
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  年少クラスのY先生も子ども達とともに流れる水に取り組んでいる様子。
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そして本日も晴天のもと、年少クラスが「ひみつの庭」でたっぷり遊びました。
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  さあ、みんなでお庭にはいります。             ちゅーりっぷぐみさんはこちらですよ。    
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  裸足がとっても気持ちいいよ                お庭レストランがオープンするのかな!  
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  みどりのドングリがおちていたよ              芝生をころころ転がるのはもう得意です。  
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  ころころ転がって気持ちいいよ~              水辺のお約束を確認します  
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 水面がキラキラ光って眩しいくらいの午前中。メダカ、オタマジャクシが見えるかな。  
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  この前入ったプールだね。ここはプールだけではなく絵本を読むベンチにもなったり多目的に使用できます。  
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  次は芝生シアターです。大型紙芝居は『ダンゴムシみつけたよ』。はじまりはじまり~! 「あかちゃんが おなかのそとに でてきたよ!」のうれしいページ。  
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  コンフォタブルチェアは二人で座れるね(年中児)       芝生でつくるクスノキブレスレット!(年長児)
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  お昼前。クラスの先生と子ども達の楽しい時間。輪になってすわりお話タイムです。〔壁泉の外から築山を望む〕
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  楽しそうにおしゃべり中。一本下駄をはいてここまできたようです。

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〔ビオトープの仲間がふえました〕
夏休み中に琵琶湖に行き、すでに入水して池を泳ぎ回っているタナゴが産卵するための二枚貝を泥砂の中から採取したものです。
タナゴが二枚貝に産卵し、二枚貝の幼生はヨシノボリに寄生して育つという共生関係が成り立ち生息していることは前にアップしましたが、元気なタナゴが池の中に約30匹はいて連隊を組んでスイスイ泳いでいます。産卵するための貝が少ないのは貝にとってもストレスだったかも知れません。
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  二枚貝のドブ貝                      シジミも採れました
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  琵琶湖産のカワニナでしょうか。              琵琶湖産ナガタニシ?
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  琵琶湖に浮いていた水草“ヒシ”と思われる。全国の湖沼などに自生するようです。
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  カナダモの種類                      池に植え込む
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  タナゴ                          ヨシノボリ

7月に、ミナミヌマエビ200匹、スジシマドジョウ10匹、オオタニシ2匹を入水しましたが、エビとドジョウは最近滅多に見られずどこかに生息していればよいのですが・・・。ヨシノボリも強いヤゴなどに食べられてはいないかと心配です。
琵琶湖で採取したドブ貝は、あるとき見にいくと沢山のオタマジャクシが頭を突っ込んで幾つもが食べられていた始末。潜るための泥砂も入れましたがまだまだ少なかったかも知れません。
オタマジャクシは肉食なのでメダカもちょっと注意です。貝は貝で自分の定位置をしっかり決めて無事に生息している強者の貝もいます。
夕刻になり、先ほど池のまわりを歩いているとカエルが何匹も水の中へ飛び込んでいきます。
ふと目をやると、池の中から出てきてトンボになったのでしょう。ヤゴの抜け殻も見られます。
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本日は、園内通信「お知らせ45」「お知らせ46」「お知らせ47」をお出ししました。
内容は、
「お知らせ45」
◇ お父さま方による運動会役員のご協力のお願い
◇ お母さま方による誘導係のご協力のお願い(申込書つき9/13午前中迄)
「お知らせ46」
保護者、祖父母による各種競技について(申込書つき9/13午前中迄)
「お知らせ47」
◇ お忘れ物について
◇ 「ひみつの庭」の活用について

2013.09.02

9月2日(月) / ノリウツギ“ライムライト”・2学期スタート・園内通信

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             <ノリウツギ>  ユキノシタ科   原産地 日本
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   〔幼稚園 ひみつの庭 内側より〕
約20年前、蓼科で初めて出会って以来大好きなノリウツギ。その頃、ネームプレートに学名で書かれていた「ハイドランジア パニキュラータ」のままで名前を覚えていましたが、後日、日本原産のノリウツギだとわかりました。
ノリウツギは他のアジサイが終わった7月頃より咲き始めます。一般的なノリウツギは“ミナヅキ”という名前ですが、ひみつの庭の入口より見えているのは“ライムライト”という品種になります。
咲き始めはグリーン、その後は、白→アイボリー→ライムグリーンに変化して、真夏の日射しの中もとても爽やかに咲いてくれていました。
また秋口には、花は可愛らしいピンク色系になり、初夏から秋を通してよく咲く強健種です。
別名ピラミッドアジサイ、ノリノキ。
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本日より2学期がスタートです。あいにく雨が強く初日よりレインコートに包まれての登園でしたが、みんなとても元気に到着しました。
クラスの先生の到着前にレインコートを拭きながら年少児のクラスでお話をしていると、冊子「夏休みのおともだち」をおカバンから取り出して次々に楽しそうに説明してくれるのでした。
海に行ったこと、花火をしたこと、お地蔵盆でのこと、そして週替わりでお家でのお約束事を決めて頑張った取り組みの様子などが、笑顔の写真とともに何ページにもわたって書かれていました。
食後はお皿をキッチンまで運んだり、毎朝新聞を取り入れたり・・など、じっくりと拝見したいくらいお母さまやお家の方と充実した夏休みを過ごされた様子でした。
また、2学期第一日目の雨にもかかわらず、二人で傘をさして園長室玄関までご用にきてくれたお当番さんの陽に焼けたお顔からも、いろいろな体験を通して有意義な日々を過ごした成長のあとが見られました。
2学期は行事に向けての取り組みなど楽しみもいっぱいありますので、日々の一つ一つを大事にして元気いっぱい取り組んでいけたらと思います。
保護者の皆さまにはご協力を仰ぐことなども出て参りますが、その節はどうぞ宜しくお願い致します。
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本日は、園内通信「お知らせ41」「お知らせ42」をお出ししました。
内容は、
「お知らせ41」
◇ お弁当について
◇ 手提げ袋について
◇ 体操服等について(3歳児使用)
◇ 体操服などの購入について(半袖トレシャツ、長袖トレシャツ、半トレパン、赤帽、スモック、レインコート)
◇ 月ぐみの水泳教室について
◇ 保育料について
◇ 課外教室について
◇ カプラ教室について
◇ 未就園児園庭開放について
◇ 平成26年度入園願書発行について(お知らせ末尾に願書申込付き)
◇ 平成26年度入園説明会について
◇ 平成26年度園児募集ポスター掲示について

「お知らせ42」
◇ 保護者会のご案内
◇ クラスの浄水器、水筒お茶、日除け帽子着用など

2013.07.25

7月25日(木) / オニユリ・ひみつの庭で水遊び(夏期保育より)

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              <オニユリ>  ユリ科   原産地 北海道~九州
                         学名 Lilium lancifolium Thunb.

山の緑に映える夏の花はオニユリ。今年も満開に咲いて、石段を上ってくる子ども達をお迎えしていました。
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  【 ひみつの庭で水遊び(夏期保育より) ~ 】      ひみつの庭 前庭にて
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過日、夏期保育二日目は“ひみつの庭”で学年ごとにお楽しみの水遊びをしました。朝8時過ぎに開門。
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お庭を整えて、子ども達の登園を今か今かと待ちながらライオン壁泉より水を流しはじめました。朝の太陽の光が水面に煌めく気持ちのよい日でした。
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水を流しながらお庭の中から遠目に壁泉を眺めたところです。お山の中の数本の大木クスノキが懐を広げた空間に水の音が響きます。
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木々の間から朝陽が射し込む園内の風景です。奥はひみつの森へと続いています。アイアンゲートを開いて子ども達の到着を待っているところです。
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ライオンの壁泉からは流水量が多いため案外早く水をためることができます。 足元は素足が気持ちよいコーラルカラーの石英板の床材。水がたまるとひときわ明るく濃い色になります。この色にしてよかったと思う納得の石板。
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はじめに年中クラスがお庭にでてきました。        のりこ先生を先頭に「さあ、みんなではいりましょう。」
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植栽したフェイジョアとダイオウグミの間を通り、足洗い場のまわりにサンダルをきちんとそろえます。
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「とってもきもちいいね~!」青々と茂った築山をのぼり裸足で芝生を踏みしめる感触。そしてビオトープの周囲に配したウッドデッキを通ります。「あっ、オタマジャクシがみえるよ!」
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レンガの上はまた感触が違いますが気持ちよく歩けます。 では、足元をシャワーで洗いましょう。
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はじめにみんなでそっと足を水につけてみましょう。      次は座っている人にタッチをしながら歩いてみますよ。
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年中クラス合同なので大勢になります。お馴染みのお友だちと一緒ですが、水の中だといつもと違った楽しさを共有できるようです。ゆっくりと水の中を移動してお友だちにタッチしながらすすんでいきます。水あそびをとてもエンジョイしている子ども達。
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大好きなお友だちが目の前にきてくれてタッチ。    みんな仲良しでとっても嬉しいね。
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足つけしてバタバタバタ~~。水しぶきがいっぱいあがります。 一旦止めていたライオン壁泉の水を自由あそびになったと同時に再び流してみると・・・。子ども達は本当に無邪気で大はしゃぎしていました。勿論先生たちも楽しそう。一瞬にして苦労が報われる見ていて幸せなひとときでした。
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「ほうら、ライオンさんからお水がでていますよ~」      水しぶきの中、肩までつかっちゃいましょう。自然の緑の空間が広がり、予想以上に子ども達の歓声が空高くつきぬけるようでした。
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次は年少クラスがやってきて、チーク製のラウンドチェアで腰掛けて待つ子も。 さあ、みんなでお庭に入りましょう。
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芝生の上を走って上り下り。そして横になってゴロゴロゴロ~っと転がってみるのも実はとってもおもしろい。
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裸足の感触がとても気持ちいいのです。         お魚見えたかな?さあいきましょう。
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まっすぐこちらにきてくださいね。ではプールに入りますよ。全員が座れたら足をパシャパシャ動かしてみましょう。
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みんな水が大好きで平気です。思いきり戯れていました。 壁泉から水が流れ出てくる様子をみて先ずはじめに男の子がいろいろ試しているところです。
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みんな一斉に足をバタバタバタ~。       水しぶきの音が聞こえてきそうです。
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年長クラスも芝生で切り株にタッチして走ったあと、水辺にまわって暫しの観察タイム。「あっ、オタマジャクシとヤゴ」 年長クラスはやはり勢いがあります。森からやってくるモリアオガエルやアマガエルのオタマジャクシ。シオカラトンボのヤゴ。オニヤンマは水辺のまわりの湿った土に体を曲げて産卵する様子が見られます。時おりやってくる赤トンボはまだ色が薄く夏は山で過ごし秋に平地におりていきます。
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自由あそびでそれぞれに水を楽しんでいます。デッキを歩いてみたり、ダイナミックに水しぶきをあげて水かけにも興じています。
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さあ、そろそろあがりましょう~。                ホースリールの水で足元を一人ずつ洗っていきます。
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「とってもたのしかったね!」 太陽で温まっているチーク製のチェアに座りながら、後から来るお友だちを待っているところです。  次の日の夕方から行う納涼保育の花火を今年は多めにとりどり注文しました。お山の中では打ち上げ花火はできませんので、吹き上げ花火(1〜5m)を毎年たくさんしています。最後はナイアガラの滝。一人ずつに線香花火のお土産もあります。
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<ビオトープ周辺とビオトープ内に植物を植えました>
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湿地、水際に生える湿地植物2種、水辺内の水深5~10㎝に生える抽水植物を10種ほど植えました。そして日本で絶滅危惧種となっている浮葉植物のアサザも水辺に入れました。
水生植物を植栽することで水質の浄化、魚類の生育に役立ちます。
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左奥にはミソハギ。手前右は日本原種のカキツバタです。   水中に見えるのはガマ。
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ビオトープに張り出した中央の御影石は、昨年の夏休みに解体したお堂に使われていたものばかりで組んで下さいました。左手は、灯籠の一部である火袋(灯火が入る場所)の上に宝珠を重ねてみました。残っていた石材を有効利用したものでふと閃いた自己満足の組み合わせ(*^_^*)。
スイレン鉢はビオトープ中ほどに沈めてみました。
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ヒメホタルイ(左)と四つ葉のクローバーのような葉をしたデンジソウ(右)。同じく水生植物。
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淡水魚は在来種のものを入れます。ビオトープにはカエルやトンボが早速に産卵し、オタマジャクシやヤゴがたくさん生息していますが、蚊の発生を抑えるためにも魚を数種類入れました。
ヤリタナゴ(左)とクロメダカ(右)。下の写真に見える二枚貝とタナゴとヨシノボリ(下写真)は共生関係にあってお互いを必要として成長するので一緒に入れます。
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二枚貝のマツカサ貝とドブ貝。ドブ貝はたしかカラス貝とも言い、小学生の頃に琵琶湖でよくシジミを取った時に同じ砂地に簡単に見られた貝だったかと思います。
「ヨシノボリは今(夏)が産卵期のため、近くで採れる白川砂と大きめの石などでお家をつくってあげるといいですよ」と教えてくださったのはビオトープについて博識の下坂さんママ(ことりぐみ)。水面のクロメダカをみて産地を当てられたのには脱帽。私の小さな頃に遊んでいた白川疎水(昔は土手があり水底も土のまま。ザリガニやクロメダカがたくさん生息)のクロメダカは確かにもっと黒かったです。
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ミナミヌマエビ200匹(左)とスジシマ10匹(右)もビオトープに入水しています。
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ひみつの庭にしばらくいると必ず夏の昆虫であるタマムシに出会えます。飛び方がとてもユニークで愛らしい昆虫。ビオトープ周りに植栽した日はゲリラ豪雨の7月13日(土)でした。忘れられない泥だらけの夏の思い出^^;
土の掘り起こしや植栽を手伝って下さったりょうま先生、けんてつ先生、あや先生、有り難うございました。ここには珍しい植物ばかりを調達して植え込みました。
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紅葉が楽しみなナンキンハゼの足元にはヘンリーヅタを植えました。見上げる緑がきれいです。
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従来の遊具を配した園庭とひみつの庭の中ほどに立った風景。木をたくさん伐採したため右手には大文字が間近に見えるようになりました。

昨年夏休みに行った園庭遊具の補修、従来のお庭の排水のための透水管埋設工事、お堂の解体工事を経て、昨年冬からは幼稚園のもう一つのお庭“ひみつの庭”の造成がはじまりました。3月半ば〜連休までをのぞいた約4ヶ月間、今月7月半ばをもって完成しました。
夏期保育三日目の午後7時納涼花火が始まる前には、大勢のご家族に新しいお庭に入ってご覧いただくことができました。くつろぎのスペースとして園内の数カ所に置いたベンチやシンボルツリーを取り巻くサークルチェアにもお座りいただき、他府県からこの日遊びにきてくださった卒園児親子にもみていただくことができました。

現在、植樹した大型樹木をのぞいて約50種類の植物の苗、15種類の水生植物を植え込んだところです。今後もひきつづき、多種類の生き物が訪れてくれるための植栽、宿根草やハーブのコーナーなどもつくる予定で、子ども達が観察を通して自然の生き物に触れられ、保護者の皆さまがお山に来られたときの心地よい和みスペースでありたいと願っています。また今後は、ひみつの庭を中心とした新たな取り組み(お父さま、お母さま)についてご案内をさせていただくことも検討しています。その節にはどうぞよろしくお願い致します。

子ども達を包むご家族の皆さまには、厳しい夏の間もどうぞお元気でお過ごし下さいますように。また、新学期9月には元気な子ども達に再会できますことを楽しみにしています。

2013.06.21

6月21日(金) / 発表会プログラム持ち帰り・「ひみつの庭」工事レポート(7)ライオン壁泉・役行者のお地蔵さま・園内通信

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 今日お持ち帰りの生活発表会プログラムは、毎年先生たちが大量に手作りでつくりますが今年は彦星さまと織り姫さまの間にピンクのハート入り!裏面にも大きな☆が二つあって、七夕の夜空に二人のお顔がニコニコ浮かんでとても嬉しそうです。
 今から20年ほど前は、1学期生活発表会を「七夕お遊戯会」と呼んでいました。年長クラス最後のグループが一人ずつ浴衣を着て笹を手に持ち、♪ささの葉さらさら~の音楽に合わせてお遊戯を披露していました。それはそれで季節の風情がありましたが、現在は1学期生活発表会として子ども達が保育の中で楽しく体を動かしながら取り組める曲を毎年選んでいます。
 お山の竹やぶで朝採れた青笹を、保育で製作した七夕の短冊とともにお持ち帰りいただくスタイルはずっと昔から今も続けています。
 現在、幼稚園のもう一つの庭“ひみつの庭”の植栽もお願いしているお馴染みの造園業さんが、毎年100本以上の笹を早朝からお山の奥に採りに入って下さっています。今年もすでに生活発表会と7月ミニミニ幼稚園用の笹の確保をお願いしています。
 いよいよ梅雨らしい日が続く中、子ども達は来週末の発表会に向け第三園舎に登場した舞台の上で練習を重ねながら毎日元気に過ごしています。
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「ひみつの庭」工事レポート(7) ライオン壁泉
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  〔壁泉ライオン “Leoレオ”〕
 さて、いよいよ“ひみつの庭”は、昨日よりたくさんの樹木の苗木が雨の中も運び込まれています。それについても後日レポートしますが、いよいよ庭造りはラストスパートに入ってきました。
子ども達も見てすでに知っていますが、浅瀬のプールへ水を溜めるための壁泉(へきせん)を取り付ける壁面を築いている最中です。
 このお庭を計画した当初から必ず取り入れたかった壁泉は、ヨーロッパの庭園や街角に見られるもので、建物の壁面に彫刻された動物の口から水が噴き出すように仕組まれた噴水のことです。そこから出たお水がプールへと溜まる仕組みにする・・と、夏の太陽が照りつける日などは、足元の石英岩を裸足で踏みしめながら流れ出てくる水流を楽しむことができる・・、とするとどんなに気持ちがよいだろう!とイメージしたのが最初でした。
 そこで、よくある壁泉のように強面をした動物ではなく、端正でやわらかな表情をしたものがないかと探し続けたところ、下の写真のような市販のライオンの壁泉を見つけました。ところが残念なことに、取り置きをお願いしている間にお顔が別のものに変わってしまいやむなく断念しました。インドネシアからの輸入品だったので代理店のストック分がなくなってしまったとのことでした。
それならばと、世界に二つとないこのお山の壁泉だけのライオンを石で彫って下さる方を京都で探してみようと思いました。石を彫る職人さんならば、きっと神社の狛犬などをつくられる方もいらっしゃるだろうと目星をつけてあちこちたずねましたが、現状では狛犬のほとんどが中国生産に依存していることを知りました。
そんな時に、あるご縁で愛知県岡崎市で手彫りで狛犬や動物を彫る職人さんである巽彫刻さんと出会うことができ、お庭の計画をお伝えすると二つ返事で引き受けて下さることになったのでした。
 下の画像がお願いしたときのサンプル写真です。
狛犬を製作される時にも使われる御影石に下絵を描いて彫られるので、下二枚の絵もお送りしました。写真を参考にした細密な絵は、幼稚園ひねもす教室、山の学校かいが・しぜんクラス担当の梁川健哲先生にお願いしました。
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【巽彫刻さんにて製作工程~】
 愛知県岡崎市は、日本でも有数の石材の産地で、灯籠、墓碑などが数多く産み出されています。また日本では数少ない白雲母を含む花崗岩である御影石が使われています。
出来上がったライオンに顔を近づけてみると、美しくキラリと光る白いものが目に入ります。私のイメージするライオンフェイスとして石の種類は岡崎産の御影石である「宇寿石(うす石)」を選んで下さったのですが、この煌めく部分はもしかすると白雲母ではないでしょうか。
 私たちの住む大文字のすそ野である北白川も、辺り一帯が花崗岩の土壌となっています。昔には花崗岩を扱う石の職人さんが地元にも大勢おられましたが今はどうでしょうか。有数の石の産地の岡崎市の場合もこうした職人さんの数が激減しているそうで、このような素晴らしい技術が日本から失われつつあることは大変残念に思います。
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仕上げにお口からの流水テストを何度もして下さいました。後頭部上部から差し込んだホースからの水流の強弱によって勢いが変わります。
製作過程では幾度となくメール、電話でお話し合いを重ね、今月6月8日に直接幼稚園のお山まで届けて下さいました。
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 板に固定してしっかり留めてあります。
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 ひみつの森をとおり動力を使って運搬される土橋左官店さん。 現場で巽彫刻さんと土橋さん。
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 この日搬入した他の荷物で固定された中央のライオン。 巽彫刻さんと記念写真をパチリ。

この後、お昼をご一緒しながら興味深く楽しいお話をたくさん聞かせていただきました。
大変エネルギッシュな巽彫刻の綱川さん。現在継続中の壁泉の工事が完成した折りには、是非再度ご来園の上ご覧いただきたいなと思っています。
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〔役行者のお地蔵さま〕
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 ひみつの庭中央に昔からおられるこちらのお地蔵さんは以前blog内でご紹介しましたが、役行者(えんのぎょうじゃ)さんであると、この日巽彫刻さんより教えていただきました。しかもこの辺りにも多い御影石でつくられたものではなく、大阪の堺方面で採れた砂岩でつくられている、そして遠い昔に川を使って舟で運び京都までもたらされた石であるだろう、とのご説明でした。

とすると、江戸時代に大阪から京都へ物資を運ぶ水路であった高瀬川を使ったのでしょうか。またはそれ以前に、豊臣秀吉が伏見城を築く上で建築資材の運搬のために開いた伏見港をつくる大工事の頃、宇治、伏見経由で京都へ入ってきたとも考えられるでしょうか。 ~石は語り出し、遠い昔に想いを馳せる時間が流れます~

調べてみると、役行者とは修験道の基礎を築いた開祖(修行の神さま)で、姿は老人で岩座に座り脛(すね)を露出させ、頭に頭巾を被り、一本歯の下駄を履いて、右手に巻物、左手に錫杖(しゃくじょう)を持ち、前鬼・後鬼と一緒に描かれています。
北白川山の対面方向にある西山の京都愛宕山ももともとは役行者が開いた山であり、愛宕山にもこの北白川山にあったものと同じ流れの勝軍地蔵さん(現在は禅法寺さん内にあります)とともに役行者が祀られているそうです。
この北白川山につい数年前まであった勝軍地蔵さんは、永正17年1520年に細川高国による北白川城築城とともに置かれたもので、宝歴12年1762年にこのお山に移転されました。その頃から勝軍地蔵さんとともにおられた役行者さんだとすると、安土桃山、江戸時代より以前の1500年代室町時代の頃のお地蔵さまということにもなります。

はるかな昔から幼稚園のある東山三十六峰北白川山のてっぺんにおられる役行者のお地蔵さまを、長らく子ども達やお山のまわりを見守ってこられた野仏さまとして、これからも大切にお守りさせていただきます。
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〔現在の浅瀬プールと壁泉の様子〕
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 お庭の外壁のサークルの穴からちょうど真ん中にライオン壁泉が見えます。コンクリートブロックで積み上げられたばかりなので、ライオンのお口が木材で支えられています。
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 コーラルカラーの石英岩を貼ったプールの上の壁泉ウィングは、アメリカ製のブリックタイルを貼っていただく段取りです。
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 夕陽をうけたライオンLeoの横顔と正面。子ども達も喜んでくれそうな端正で可愛らしいお顔です。
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 ライオンのお顔までは子ども達が下から手を伸ばして届く高さです。まぶたに二筋を入れていただき、目の中央の眸は磨き仕上げでお願いした艶感がよい感じです。
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 たてがみには細い筋が入り毛並みが美しく整っています。ひみつの庭入り口から離れて見ても、やはり壁面ホール中央にピッタリとライオンが位置しています。
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本日は、園内通信「お知らせ32」「お知らせ33」「お知らせ34」をお出ししました。
内容は、
「お知らせ32」
◇ 内科診断の総括 ほか
◇ カプラ教室について
「お知らせ33」
◇ 1学期生活発表会のご案内
「お知らせ34」
◇ 京都市私立幼稚園就園奨励費について

2013.06.11

6月11日(火) / キティーズローズ・「ひみつの庭」工事レポート(7)・園内通信

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   <キティーズローズ(Kitty’s Rose)> シュラブローズ イギリス 2006年Amanda Beales作出

ふんわりと優しいバラが今年仲間入り。
サンリオのキティーちゃん(ハローキティー)とのコラボで話題になっただけあって、可愛いキティーちゃんのイメージにピッタリのバラだと思います(*^_^*)。
イギリスの老舗ローズナーセリーのピーター・ビールズ社作出の中輪四季咲きバラです。
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「ひみつの庭」工事レポート(7)
こちらの写真は、6月初めに撮影したものです。どんどん変化していくお庭の前で、クラスの先生と見学したり、大きなアイアンゲートの中に登場している昆虫を見つけている様子です。アイアンゲートの中に見つけられる生き物は、このお山に出てくる昆虫たちをつくっていただきました。
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「扉にはとりさん、カタツムリさん、チョウもいるね・・・。」  (右写真)「先生みてみて!大きな大きなカタツムリをお庭に描いたのよ~!」と、年少児Kちゃん。
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築山の土を平たくならしたところへ芝生をはっていきます。ピチッと合わせて並べていくパッチワークのような作業がつづきます。
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熊手やレーキなどのお仕事道具と芝の束。 合計900枚ほどが運び込まれあちこちで使われていきます。
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セットされたばかりの芝のアップ写真。 芝を敷き詰める基礎に使われる山土はこのお山の土です。
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築山の上部から下へ下へと敷き詰められます。しばらくで黄緑色の芝が一面びっしりと敷き詰められたところです。
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「今日のような曇り空のお天気が一番目地が上手く乾くんですよ。夏場のカンカン照りなどは早く乾きすぎて亀裂が入ったりしますからね。」と明るく説明してくださるお馴染みの職人さん。目地を水スプレーしながら何日にも渡って丁寧に処理を重ねて下さっています。慌てても、急いでもいけない地道な作業を拝見しながら、「まるで子育てにも通じる地道な作業ですね」と言うとニコリとうなづいておられました。
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和みスペース(2)の裏側となるお庭の内側部分。外側と同じく半円にレンガを敷いて下さっています。レンガをカットする工具。
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壁面の中央に開けたサークル。レンガによって貼り方が異なりますが、こちらはサークルの大きさにあわせてレンガタイルを台形に割って並べて下さいました。壁面のトップ部分はレンガ一丁がけでアクセントをつけていただきました。

現在6月半ば。今まで晴天続きでしたが、毎日たっぷりの水を撒いてくださっていたので芝生は順調に育ち青々しています。今暫くは、芝生をしっかり根付かせるために養生しなくてはなりません。
芝生地の隣には、今年3月にお母さま方が播いてくださったクローバーがとても密に成長中です。その上を子ども達が裸足で駆け回ったり、四つ葉のクローバーを探したり、寝転んで木々の間から空を眺めたり、先生とお弁当をピクニックして食べたりするのもそう先のことではないでしょう。考えると今からとてもワクワクします。

子ども達があそぶための浅瀬プール。そこへ水を供給するための壁泉を先週末に納入していただきました。愛知県の素晴らしい職人さんと出会い作っていただくことが叶いました。
壁泉は御影石でライオンのお顔をオーダーして彫っていただいたのですが、子ども達もきっと喜んでくれるような凛々しく愛らしいライオンフェイスに仕上げて下さいました。そのお口から水がザ~~と出てくる仕組みになっています。
詳しくはまた後日ご紹介致します。
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本日は、園内通信「お知らせ28」「お知らせ29」をお出ししました。
内容は、
「お知らせ28」
◇ 「幼稚園児総合補償制度」について
◇ 福音館「おすすめ夏の絵本」について
◇ 台風3号および悪天候の場合の対応について
「お知らせ29」
◇ (要保存)悪天候の場合の保育について

2013.05.31

5月31日(金) / バラ“アンジェラ”・クスノキ小枝でブレスレットづくり・「ひみつの庭」工事レポート(5)(6)・園内通信

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          <アンジェラ>   系統 クライミング  フロリバンダ  四季咲き 
                       学名 Rosa Angela  作出1988年 Kordesドイツ
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小さな苗から無農薬で育てた植えつけ3年目のつるバラ“アンジェラ”。年々株が大きくなり、今年は房咲きにたくさんの花をつけてくれました。
バラが休眠中の冬は大事な土壌づくりの季節ですが、今年はまったく手をかけてあげることができないままでした。

そして新芽が動き出す2月。ようやく土を耕し有機肥料を一握りだけ土に混ぜ込み若干の枝の誘引をしただけ・・、にしては、元気にたくさんの花を咲かせてくれました。
日々の手入れは庭に入る時間がなくてほとんどできませんが、無農薬には徹しています。バラの足元の土の番をしてくれている働きミミズのお陰があってか、微生物が豊かな土壌になってきたのかも知れません。
バラには多くの肥料や薬品が必要だと言われますが、敢えてそれをせずバラ本来が病気や虫からの抵抗力を備えて強く育つようにと願っています。
手をかけすぎず、持ち前の生命力が発動するよう気長に応援する・・、これはどこか子育てにも通じるポイントかも知れません。

実際にはここはお山の中なので、新芽が出た頃からゾウムシ、オトシブミ、多種類の蛾の幼虫などが示し合わせたように山ほど集ってきて、葉や枝に産卵したりやっと出来たつぼみにしがみついてパクパク食べてしまう姿が毎朝見られます。しかし今はそれらを上回る樹勢も出てきました。
花びらにはミツバチ、ベニカミキリ、ルリボシカミキリ、クマンバチ、クロアゲハ、タテハチョウなどが飛来し、クモや産まれたばかりの小さな赤ちゃんカマキリの姿も見られます。
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<クスノキのブレスレット>
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 20本はぶら下がっている“クスノキブレスレット”。年長児Aちゃんたちが黙々とつくったのでしょう。
毎年園内のクスノキの大木からはどっさりと春の落ち葉が落ちてきますが、そのあとには細くしなる枝があちこちに落ちてきます。枝を下に垂らして魚釣りのようにしてみたり、手に持ちきれないくらい集める子もいます。
しかしこのようなブレスレットにして連続で作り続けているのは初めて見たのでした。
 「一緒につくろ~」と園長室に誘いにきてくれたので、そのまま木馬の上に広がるクスノキの下で枝を拾いながら一緒につくってみました。
「黒く太めの枝は折れやすくて輪にしにくいよ、少し黄緑色のとか細いので作ると上手く曲げやすいの」と教えてくれます。いつの間にかたくさんのブレスレットができあがっていました。
子ども達はクスノキについての知識はありません。ただ、感性豊かな小さな頃に、自然の恵みを使ってたくさんのブレスレットづくりを楽しんだことを大きくなってふと思い出す瞬間があるとしたら、それが何より素晴らしいことだと思います。
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 ほら、こんなの。一緒につ~く~ろ!   あーあ、落ちちゃった。ね、たくさんあるでしょう!
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この枝でもできるかなあ?と思案中のMくん。私もカメラを肩にかけてせっせと製作に励みました。
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これはちょうどその数日前に写した写真です。年少ぐみKちゃん達が「ほうら、すごいでしょ。こんなにたくさん腕輪があるのよ!」と手を上にあげて見せてくれたのですが、どうやら年長のAちゃんから作ってもらったものだったのでしょう。男の子だってブレスがとっても似合って素敵です。
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「ひみつの庭」工事レポート(5)
先週23日にいよいよロートアイアンの門扉が搬入されました。両開きで一枚90㎏ある扉なのでやはりひみつの森から大勢の方の手運びで入場しました。
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森の奥にトラックで到着した門扉を、みんなで運びに向かいます。高さ2mはあるので、横に寝かして男性4名で持ってぎりぎり通れるくらいです。 
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時間にして10分足らずでしょうか。一人当たり22.5㎏を抱える計算になります。ずしりと重たい門扉です。皆さん有り難うございます。
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いよいよ到着。ひみつの庭入口方向へターン。 隣の園庭では年中クラスがリレーをしていました。
ロートアイアン門扉の他に、現在門柱灯のお飾りもロートアイアンで製作していただいている最中です。後日ご紹介します。
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「ひみつの庭」工事レポート(6)
お山の中に、「ホ~~、ホケキョ!」とすっかり上手くなったウグイスの鳴き声が気持ちよく響く中、毎朝8時半頃から造園工事は始まります。
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これは運び込まれた芝の束です。築山やお庭の数カ所に敷き詰めていただきます。昨日で計900枚ほどの芝が運び込まれました。右のレンガは山吹という色。水辺の生き物を観察するためのレンガが半円状に数段組まれます。その中央の植栽はナンキンハゼ。紅葉が美しい木です。 
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庭のエントラスはピンコロ石を敷き詰めていただいています。これは扇のように貼りつめていく「銀杏貼り(いちょうばり)」という方法。以前、パリの凱旋門の上から下を見下ろしたときに、ピンコロ石を広範囲に敷き詰めながら道路を修復されている様子に目が釘付けになりました。モザイクのようにとても美しい造形で、その時から憧れだったピンコロ石の銀杏貼りをお願いしました。 
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細部まで石を張り詰める緻密な作業を続けておられます。入口ゲートを入るとサークルスペース。中央にシンボルツリーを植え、その周辺に園児やお母さまに座っていただくラウンドベンチを置く予定です「憩いスペースその①」。
シンボルツリーは何の木でしょうか!お楽しみに・・。
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ひみつの庭のエントランス横には「憩いのスペースその②」として、積んだレンガの中に丸窓をつくっていただきました。よくイングリッシュガーデンにあるレンガづくりの壁の工夫です。壁面上部はレンガ一丁掛けで飾っていただきました。この下にはベンチを置く予定。
レンガ壁面下部には可愛い“しかけ”があります(見てのお楽しみ)。お山のリスやネコなら通れるかな?
お庭の周辺に沿ってレンガの支柱が築かれています。その間のワイヤーフェンスもやはり2mは必要(イノシシ、シカ避けとして)。
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上でご紹介したビオトープ中ほどにある半円スペース。ここから水辺へ数段下りられます。周囲はウッドデッキの通路になります。
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日を追って、銀杏貼りのエントランスができあがります。見ればみるほど石を並べる技術が素晴らしい。
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アップ写真。ピンコロ石にも幾多ありますが、これはサビミカゲという名称です。ベトナム産御影石。門扉前のレンガ色のトーンと調和する温かな色合いです。
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積み上げられたサビミカゲ。子ども達の好きなカプラ(積み木)のようかも。丸窓の向こうにはお地蔵さまが見えます。お地蔵さまは京都西山の愛宕山の守り神と同じ姿をされた火の神様です。野仏さんのようにこの地に昔からおられます。これからも園の子ども達も見守ってくださるでしょう。
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これから丸窓を取り巻くようにレンガを配置デザインしていただきます。離れてエントランスを見たところ。
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先日、完成したロートアイアンのゲートが溶接で門柱に取り付けられました。ロートアイアン製作については後ほどお披露目します。
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本日は、園内通信「お知らせ24」「お知らせ25」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
「お知らせ24」
◇ 父親参観のご案内
「お知らせ25」
◇ 家庭教育相談について
◇ 体操服の使用について
◇ 夏スモックについて
◇ 未就園児さん対象“お山のミニミニ幼稚園”について

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