2007.04.27

4月27日(金) / クスノキ落ち葉・切り株レストラン・園内通信

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                **クスノキの葉っぱ**
クスノキの葉は、春と秋の年に二度落葉しますが、今春の落ち葉の量はそれはそれは大変なものです。これほど毎日どっさりと落ちてくる年は、珍しいです。何かしら、意味があるのでしょう。そのお陰で、毎日のお掃除は手に負えませんが、子どもたちは秋のモミジやイチョウの落ち葉を集めて花束を作るように、クスノキの葉をたくさん束ねて手にしたり、お料理の材料に使ったりと有効活用をしています。色も、黄緑,黄色,中には少しオレンジがかった色もあって楽しいです。
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              <クスノキ>  クスノキ科
                        学名 Cinnamomum camphora
これは、切り株横のコンパン製木馬の上にあるクスノキですが、他にもクスノキの大木が数本あり、大きな木陰を作ってくれます。同じクスノキ科の月桂樹(ローレル)と同じく、葉をちぎるとよい香りがし、その葉からは樟脳(ショウノウ)の原料が採れます。
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**切り株レストラン**
昨日は、年中児の男の子たち数人が、この切り株でお店を開く話し合いをしていました。私も仲間に入りました。「きつねうどん」を売ろう、いや「どんべえうどん」を作ろう、やっぱり「親子どんぶり」を作ろうと、お弁当をひかえたお昼前の会話は、みんなお腹も空くしで真剣そのもの。まだ続きます--「きつねうどんって言ったって、きつねが怖い人もいるかもしれないよ・・」 「おそばの方がいいって人が来るかもしれないよ・・」と、さまざまな意見が出てきます。
そこへ、あっちからSくんがやってきて「ぼくは、肉まんを作りたい!」と主張したので、その場は収集がつかない雰囲気になりました。「ここは、どんぶり屋さんだから、肉まんは売れないの」と、誰かが言ったあとで、大分気分を損ねてしまって戻らなくなりつつあるSくんのことを可哀相に思ったみんなは、再び話し合いを続けて、『それじゃあ、みんなで肉まんを作ろうよ!Sくんも嬉しくなるし』と意見が一致しました。それからは、肉まんの皮にするクスノキの葉っぱと笹の葉っぱを用意する人、肉まんだからミンチ肉を集めに、石段に山ほど落ちている桜のガクを、虫かごいっぱい集めに行くチームに分かれて作業が始まりました。
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 材料のミンチ肉を集めます   肉まんのいい匂いがしてきたよ  女の子がお店にやって来た!
上の写真は、昨日に続く今日の「肉まんづくり」の様子です。みんなで力を合わせて美味しい料理を作るのは本当に楽しいこと。男の子もお料理作りが得意なんです。
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本日は、園内通信「お知らせ12」「お知らせ13(送りグループ変更届つき)」「お知らせ14」「園児の健康について」「絵本だより4月号」「左京消防署からのお知らせ」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
「お知らせ12」
◇ 出席カードのお預かりについて
◇ 本日の月末持ち帰り品について
「お知らせ13」
◇ 送りグループ変更について
◇ 夏用スモックご用意のお願い
「お知らせ14」
◇ 電話連絡テストを終えて
◇ 園児の健康管理に関して
◇ 園児名簿訂正のお知らせ
◇ 課外教室についてのご連絡
「*園児の健康について*」
◇ 紫外線対策,手洗いうがい,発熱について

2007.04.26

4月26日(木) / パンジー・園内通信

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    <パンジー>  スミレ科  学名 Viola x wittrockiana
                      和名 三色菫(サンシキスミレ)
                      英名 パンジー
春の園芸植物の中でとても身近なパンジーは、北欧で1800年代に野生スミレ数種の交配により生まれたもの。今では何百種類もの品種があり、暖かい地方では冬から開花が見られる。近くの食材店ではクリスマス用食用パンジーを見かけたこともあった。パンジーの名の由来は、花を人間の顔に見立てると、少し物思いにふけるように傾いた様子から、フランス語の単語パンセ(思想を意味する)に因んで名付けられたとのこと。
最近、パンジーが各地でたくさん育てられるようになったためか、スミレ類を食草とするタテハチョウ類がとても増えているように思う。現にこの園内でも、サンショウやカラタチ,ミカンなどの葉にくるアゲハチョウはぐんと減り、毎年卵を産みつけていたカラタチの葉に幼虫が見られない年も出てきた。その代わりに、タテハチョウ科のツマグロヒョウモンなど、オレンジ色系のチョウをよく見かけるようになった。
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             <大空をおよぐ鯉のぼり>
一昨日から、園庭に鯉のぼりがお目見えしました。風が、園庭奥のクスノキやカシの木の葉を揺らし音をたてて通り過ぎるとき、隣の鯉のぼりも勢いよく体をふくらませています。今日もその下で、子どもたちの元気な声が響き、小さなレストランがいくつもオープンしていました。お好み焼きやピザ、そしてケーキ屋さん、パレットに生地をのせる手つきもなかなかのものでした。
明日は、年中児の男の子たちが得意に経営するお店 “切り株のどんぶり屋さん”をご紹介します。
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本日は、園内通信「お知らせ11」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 電話連絡テスト実施のお知らせ
  ・明朝は、早朝からではございますがよろしくお願いいたします。

2007.04.25

4月25日(水) / クサイチゴ・園内通信

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  <クサイチゴ>(草苺)   バラ科
                   学名 Rubus hirsutus
                       (Rubus=キイチゴ属 hirsutus=粗毛のある,多毛の)
学名Rubusは、ラテン語ruber(ルベル=赤)が語源とのこと、宝石のルビーrubyの語源とも関係あり、恐らく赤い実ができることに由来しているのだと思う。
ちょうど今、お山のあちらこちらでも見かける「クサイチゴ」ですが、ある山奥の斜面には一面に咲き誇っている場所があります。白い5弁花の一つ一つは地味な花ですが、もう暫くすると可愛らしい赤い実を一面につけます。実は、そのまま食べると甘酸っぱいのですが、たくさん採ってジャムにすると案外いただけるお味になります。身近に見かけるイチゴには、このクサイチゴによく似たキイチゴ,そしてヘビイチゴなどがあります。
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本日は、園内通信「お知らせ10」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 遠足日程の変更について
◇ 母の日「お母さんの絵」の展示ご案内
◇ 途中入園のお友だちのご紹介

2007.04.20

4月20日(金) / ヤエヤマブキ・お庭あそび・園内通信

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<ヤエヤマブキ>(八重山吹)  バラ科ヤマブキ属  別名 ヤマブリ(山振)
                     学名 Kerria japonica ‘Pleniflora’
もともとヤエヤマブキの原種は、一重咲きで花びらが5枚の「ヤマブキ」。これは、お山を上る途中にあるヤエヤマブキで、毎年4月に入ってから同じ場所で案外長い間咲いてくれています。
24色の色鉛筆には、このヤマブキ色が大抵含まれていますが、私の小さな頃、黄色とひと味違ったヤマブキ色がお気に入りの時期がありました。先日、山の学校の小学生に「色鉛筆にある色で、黄色ではない色は?」とたずねたら、すぐに『ヤマブキ!』と返ってきました。本当は、みんなよく知っている花です。
私が花のヤマブキの名を知ったのも、小さかったその頃。お決まりの歌を歌いながら、当時流行っていた「ゴムとび」を近くのお友だちとする時に、長い紐ゴムの一端を結ぶのにいつもヤマブキの枝を借りて楽しんでいました。ところが、ヤマブキの高さ自体がせいぜい1~2mで、案外細い枝をしている上に、ゴムとびをする度に花をたわわにつけたその細い枝ごと上下に大きく揺れてしまい、子ども心にも「ちょっと悪いなぁ」と思いつつ、でもやっぱり友だちが集まってはいつも練習をする定番の場所に決まっていました。なので、今もヤマブキの花を見ると、何だか有り難いような悪いような思いが頭の片隅に残っています。
ヤマブキの花に近い仲間に、同じバラ科の“シロヤマブキ”があるので、一度見てみたいと思う。
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本日は、昨日につづき爽やかな青空の下、各学年ごとに思いっきりお庭遊びを楽しみました。お砂場,ブランコ,すべり台,ジャングルジムとどこも大賑わいの大繁盛。子どもたちで鈴なりのグローブジャングルは壮観でしたが、あれは年中児グループさん。年少児さんは、一人一人が黙々とそれぞれの遊びに取り組み、お庭を歩いていた1匹のダンゴムシを大事そうに手に包みながら、続いて落ち葉の下からたくさんのダンゴムシの仲間を見つけて虫かご一杯に集める姿もありました。ジャングルジムもとても人気がありましたが、驚いたことに、年少児さんどの子もが手摺をしっかり掴み、足場を確かめながら、ジャングルジムの中を横へ移動して端っこまで行ったら、次は上へ登り、また横に移動して戻ってきたりと、黙々と忍耐強く取り組む姿は偉いものでした。園でじっくり遊びはじめてからたった2日目なので、思わず、「ジャングルジム上手ねー、どこで練習したの?」と聞くと、「ここー」と今登っている鉄の横棒を指さしてくれます。「公園のは、大きいからしないの」ということでした。すべり台もお砂遊びも、みんな真剣そのもの。その姿が、黙々と仕事をしている大人とどこも変わらず、手抜きなどは一切ないので、子どもたちって本当に偉い・・とつくづく思いました。
今日で、早一週間が経ちましたが、やはり初めての環境に慣れつつある今、日々お疲れのことと思います。年少児さんに限らず、週末はご家庭で十分休養と充電をされまして、また来週にはみんなの元気なお顔に会えることを楽しみにしています。
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本日は、園内通信「お知らせ9」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 保護者会でお話した内容のまとめと補足
◇ 年間行事予定について
◇ 園児名簿と電話連絡テストについて
◇ 課外教室・ひねもす教室・カプラ教室について
◇ 「幼稚園児のための総合保障制度」のお申し込みに関すること

2007.04.18

4月18日(水) / シャクヤク・園内通信

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     <シャクヤク>(芍薬)   ボタン科  学名 Paeonia
今年も、シャクヤクが麗しいシーズンがやってきました。淡ピンクのシャクヤクもとても好きですが、今年はこの中国芍薬をお花屋さんで見つけました。花型はお椀型にキュッと締まった形で、毎日の水あげが良すぎて驚くほどです。シャクヤクは、和芍,洋芍,中国芍薬の3つのルーツに分けられ、花の形は一重咲き,八重咲き,翁咲きなどがあります。これは、翁咲きの種類。洋芍は、特にフランスでは、花びらの多いバラを思わせるような豪華な千重咲きになるように、品種改良を重ねられたようですが、中国では、花の中心が盛り上がった翁咲きが美しいとして愛されています。漢方薬としても有名で、根の効用は、消炎・鎮痛・抗菌・止血・抗けいれん作用など。
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本日は、大勢の保護者の皆さま方が保護者会にお越しくださいました。会終了後、続いて各課外教室で親子見学の機会がありました。絵画教室については、「お知らせ」でお伝えしましたように、絵画分野の親子体験となりました。次回25日(水)は、工作分野「でんでん太鼓を作る」を予定をされています。他教室につきましては、本日同様の親子見学をしていただけます。
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本日は、園内通信「お知らせ8」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 本日のお持ち帰り品について
◇ お山のミニミニ幼稚園のご案内
◇ 山びこクラブのご案内

2007.04.17

4月17日(火) / チューリップ・園内めぐり・園内通信

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  <チューリップ>  ユリ科  原産地 地中海沿岸~中央アジア
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  <石畳に座ってお話を聞きます>  <ここは、たんぽぽ組さんですよ>
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   <ことり組さんを通りすぎて>      <お庭にもどります>
石段に散った桜の花びらが、風で舞い上がる朝でした。今日も元気に登園後、午前中は恵まれたお天気のもと、全園児が縦割りグループに分かれて「園内めぐり」を行いました。先生に導かれながら、園内に点在するみんなの園舎(お部屋)の場所,諸注意,お約束を一つずつ確かめながら歩きました。すでに園内をよく知っている年中,年長児さんも、自分のいた元のクラスを懐かしく通ったり、送り迎えで手をつなぎ一緒に歩いている小さい組さんとすれ違いながら手を振ったりして、楽しいひとときを過ごしました。お帰りのグループに並んでいるときに、「お腹が空いたなぁー」と言う声が聞こえてきました。帰宅後、楽しみのお昼ごはんを済まされたら、特に年少児さんは、暫くお昼寝をされるなど十分に休養され、また明日に備えていただけたらと思います。
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本日は、園内通信「お知らせ6」「お知らせ7」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
「お知らせ6」
◇ 送り迎えの様子について
◇ 今後のお帰りの時間・お弁当について
◇ 上靴価格改定のお知らせ
◇ 課外教室について(申込書つき)
「お知らせ7」
◇ 明日の保護者会,続く課外教室見学のご案内
◇ “ちまき”お持ち帰りについて
◇ ひねもす教室生徒募集について

2007.04.12

4月12日(木) / オオシマザクラ・登園二日目・園内通信

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     <オオシマザクラ>(大島桜)   バラ科
                          学名 Prunus lannesiana
春らしいよいお天気が続きます。銀閣寺の哲学の道は桜の名所。今も桜が美しく咲いていて、淡ピンクの花びらが舞う小径となっています。舞い落ちた花びらが、疏水の水の流れに乗ってゆったり動いていく風情は、眺めているとつい時の経つのを忘れてしまいます。
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法然院をめざして歩いていくと、ソメイヨシノよりひときわ白い“オオシマザクラ”が随所に見られます。これは画家の橋本関雪夫人が寄贈したもので、「関雪桜」とも呼ばれています。開花と同時に芽吹く若葉の色が美しく、他の桜より一回り大きな葉になります。塩漬けにされた葉は桜餅に使われることで有名で、伊豆大島でそのほとんどが作られているそうです。ビニール製の葉で巻いた桜餅もありますが、やはり塩漬けの葉で包んだ方が嬉しいものです。私の場合、塩漬けだからこその香りある葉っぱごと、いただいてしまいます。白い花びらは、ほのかなよい香りがします。
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今日は、新年度登園2日目を迎えました。9時前になると、一段一段お山の石段を上り各グループが到着します。年中長のお兄さんお姉さんに手をひかれ各お部屋に入ります。
昨年度、日によっては少し心許ない朝があった年長児Nちゃんが、淡々と新入園の妹をお部屋まで誘導してきます。
「また、帰りに迎えに来るからね!」と言って、円らな瞳の妹にタッチをしたら自分のクラスに向かっていきました。その颯爽とした姿には、昨年度のNちゃんを思いだしてつい微笑ましい笑いがこみ上げてきます。一方、その姉の後ろ姿を信頼の眼差しで見送る妹を見ていると、Nちゃんの年長クラスになった自意識と、妹を確実に送り届ける使命の芽生えを改めて感じ、今度は胸が熱くなる思いがしました。
今は、お母さまとご一緒に登園のお子さんも、一日ずつ先生,お部屋に慣れられ楽しく安心の日々を重ねていただけたらと思います。近いいつの日にか、「いってきま-す」とグループの列へ一人立ちされる風景を想い、今一日ずつを大切に、貴重な思い出を刻んで頂きますようお願いします。
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本日は、園内通信「お知らせ5」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 保育袋・諸費用袋について
◇ 住所変更届について(住所変更届付き)
◇ お誕生絵本について
◇ 落とし物のお知らせ

2007.04.11

4月11日(水) / ソメイヨシノ・園内通信

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     <ソメイヨシノ>(染井吉野)   バラ科
                         学名 Prunus Yedoensis
5弁のピンクの花びらのソメイヨシノは、身近で私たちが一番よく見かける桜。オオシマザクラとエドヒガンの雑種と考えられています。江戸時代末期頃に、東京の染井(現在の駒込)から日本全国に広まりました。
実は、開花したての花びらの中は、とてもパウダリーな桜独特の芳香があります。以前、桜の香りの入浴剤を試してみて、本当にこんな香りがするのかしら?と思ったことがありましたが、やはりその通りのとてもよい香りなのです。静かな夜に桜の木の下を通った時、素晴らしい芳香が辺りに漂っていて感激したことがありました。
ミツバチや虫も桜の花にはやってきますが、ヒヨドリやメジロなどの鳥も桜の花が大好きです。花びらの中の萼筒(がくとう)の底にたまった蜜がお目当てで、長いくちばしを入れて蜜を吸います。でも、スズメはくちばしが短いので、中の蜜が上手く吸えません。それで、萼筒(がくとう)をくちばしで切ってしまいます。桜が咲き始めた頃にポトンと花ごと落ちているのは、鳥の仕業なのかも知れませんね。桜の花ごと縦に半分に割いて、下を少し舐めてみたら、確かに甘いお味がしますよ。
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本日は、園内通信「お知らせ4」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 「連絡カード」のご使用について
◇ 幼稚園児のための総合保障制度ご加入のご案内(新入園児対象)
◇ 送りグループ変更について
◇ 課外教室について

2007.04.10

4月10日(火) / しだれ桜・始業式~入園式

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   <枝垂桜>(しだれざくら)   バラ科
                      学名 Prunus pendula
                          (Prunus サクラ属,pendula つり下がる)
いま、お山は桜が満開です。先代園長一郎先生の幼少の頃には、桜の木がお庭を埋め尽くすように植わっていて、「春には所狭しと咲き誇っていたんだよ」という話を聞いたことがあります。今から数年前に園庭に仲間入りしたお砂場横の“しだれ桜”も、この春から5年目に入ります。この4月に入ってから、お庭の先輩桜たちから少し遅れて咲き出し、今満開を迎えています。まだまだ幼木ですが、春には毎年、子どもたちを見守るように咲いてくれています。
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昨日の在園児さん始業式、続いて本日は新入園児さんの入園式が、両日晴天のもと無事終了致しました。早くも最高学年の年長児になった月ぐみさん、園生活を1年経た年中児のゆきぐみ,ほしぐみさんが、本日入園したばかりの小さい組さんの手を引いて、明日から歩いての送り迎えがスタートします。幸いなことに、今週はよいお天気が暫く続くようです。
「明日から幼稚園に行けるのを、とても楽しみにしているんですよ」と仰る方や、「明日は無事に行けるかしら」とご心配な方もありますが、みんなワクワク、ドキドキの気持ちに違いありません。私たちも、少しずつ幼稚園が楽しく大好きな場所になってもらえるように、また、安心してお母さまがお子さんをお寄越し下さいますように日々努力していきたいと思います。

2007.03.16

3月16日(金) / ハクモクレン・3学期終了式・園内通信

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     <ハクモクレン>(白木蓮)   モクレン科 モクレン属
                         学名 Magnoria denudata
                         原産 中国
園庭のハクモクレンのつぼみが膨らんできた。卵形で真っ白なので、青空にとてもよく映える。ヨーロッパではマグノリア(学名)と呼ばれており、その名は18世紀のフランスの植物学者「Magnol」氏の名前が由来である。花には芳香があり、お昼間は半開きに開花し、夜には花びらを閉じる。
このお山の石段を上る途中に、大きなモクレンの木がもう一本ありますが、それは紫色の花びらの紫木蓮(シモクレン)。毎年4月に入ってから山ほどの花が咲きます。花が満開になった数年前の春、この山の上までモクレンを捜して上って来られた方がありました。「白川通りでバスに乗っていたところ、東の山の方を見ると大きなモクレンが見えたので、思わずバスを下りて見に来たのです」とのことでした。それは、ちょうど今日のような春の陽射しが嬉しく思える午後のことでした。その方の、春の自然を喜ばれるお気持ちは勿論共感するのですが、私が何より不思議に思ったのは、私自身がその時「モクレンの写真」を本の中に見ていたことでした。共にお仕事をしていた、りょうま先生,たろう先生とともに、思わず顔を見合わせたのを懐かしく思い出します。
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本日は、2部式で3学期終了式を行いました。お母さま方に見守られつつ入場する、年少児,年中児さんの会場入場の姿を見ながら、この1年間の一人一人の確かな成長を思い浮かべ心から嬉しく思いました。春から初めて幼稚園に来られる小さい組さんをお迎えすることで、また更に、お兄さんお姉さんに成長される4月を楽しみにしたいと思います。
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本日は、園内通信「お知らせ91」,平成19年度年間行事予定表をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 平成19年度1学期始業式の要領
◇ 新年度新クラスのお知らせ
  ・保育用品追加注文の申込用紙付き

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