2011.06.03

6月3日(金) / ツル.ミミエデン・避難訓練・自然の生き物・園内通信


    <ツル.ミミエデン> 系統 クライミング (ミミエデンの枝変わり)
                   2009年 フランスで作出
 

外側が白で内側がピンク色の可憐なバラ “ツル.ミミエデン”。
離れた場所に置いていたので特別の手入れも出来ず、鉢植えなのに水をあげるのもたびたび忘れる始末・・・。冬に一度肥料をあげただけで他には特別手をかけてあげられないまま昨年中は申し訳ない気持ちでいました。

そんなバラに限って、この4月末頃から6月に入った今もなお、少しも姿を変えることなく咲き続けています。全く手のかからないバラです。
先日幾枝かをカットして、ドクダミとテイカカズラの白い花とともにガラス瓶にさしておいたら驚くほど花持ちがよく、食卓の上でいつまでも枯れずに咲いています。
伸長は約3mで返り咲きます。
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〔避難訓練~〕
本日は、左京消防署より消防士さん3名にご来園いただき避難訓練を実施しました。
「お知らせ」でもお伝えしましたが、各クラスへマイク放送のあと全園児がてっぺんのお庭に集合するまで僅か5分足らずという短い時間でとてもスムーズに移動できました。
消防士さんからの「お・は・し」(おさない・はしらない・しゃべらない)についてのお話を聞いたあと、先生たちによる消火器訓練を行い、後半は第三園舎に移動して防火映画会となりました。

映画には家庭での家族との場面がたくさん出てきたので、子ども達は思わずお父さんお母さんを思い出したり少し心配な気持ちになったかも知れません。内容は結構臨場感あふれる2本の映画でしたが、先生、クラスの仲間とともに集い、どの子も長い時間を集中して観ることができていました。
子ども達も、火の扱いの注意点についてはいくつか心に残っていることがあると思いますので、ご家庭での防火、防災についてなどをこの機会に是非話し合ってみて下さい。

〔お外あそび~自然の生き物〕
今日は梅雨の晴れ間でしたので、映画会終了後、お弁当までは外あそびをたっぷりしました。
個別に来られた幼稚園見学の親子ともご一緒しながら園庭にいると、いつものウグイスとともにホトトギスの大きな声が始終響いていました。お庭の子ども達も聴くともなく聴いているようでした。

ホトトギスは園内にもある植物の名前ですが、この時季に姿をあらわす鳥の名前でもあります。実は一週間ほど前より鳴き声に気づいていましたが、今日は特別元気に鳴いていました。夕方の今も、大きな鳴き声がお山じゅうに響いています。〔ホトトギスの鳴き声をどうぞ〕 

そして本日二つ目の自然のトピックは、年長児の男の子二人がカタツムリを捕獲して食べている「マイマイカブリ」を見つけたことでしょうか。
そこに居合わせた先生達も私も、マイマイカブリの実物を園内で見たのは初めてでした。
多分ゴミムシくらいのものだろうと思っていましたが、実際には首が長くて全長5㎝はあるマイマイカブリ。カタツムリを振り回していた姿に大いに驚きながら、子ども達とともに暫くの間見つめていたのでした。
今日はいろんな生き物が雨上がりに出てきましたが、Tくん達の発見のお陰で今まで図鑑でしか見たことのない自然の姿を、また一つ知ることができた日でした。
〔マイマイカブリはオサムシ科のコウチュウで、幼虫もカタツムリやミミズを食べて育つ〕
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本日は、園内通信「お知らせ25」「お知らせ26」をお出ししました。
内容は、
「お知らせ25」
◇ 本日の避難訓練について〔防火,地震まとめ〕
「お知らせ26」
◇ 第3回ふれあいサタデーのご案内
   “親子でひねもすであそぼう!”

2011.05.31

5月31日(火) / スヴニール・ドゥ・ドクトール・ジャメイン・何の赤ちゃん?・園内通信


   <スヴニール・ドゥ・ドクトール・ジャメイン> オールドローズ HP系
                               1865年フランスで作出

 

5月に入って少しずつ咲き始め今もなお咲いてくれている“スヴニール・ドゥ・ドクトール・ジャメイン”。
花弁はベルベットのような深紅のカップ咲きですが、少しずつブルーイングして日ごと紫色に変化していきます。
そうしてすでに咲いていた花と、今朝咲いたばかりの花色のグラデーションの変化を見るのも楽しみの一つ。香りはツーンとするほどの深いダマスク香があり大変魅力的なバラです。
ふと見ると、お山の中からゾウムシがやって来て、まだ固い蕾の部分に産卵しようとしています。
残念ながら上から手の平にぽとんと落として取り、お山にUターン!してもらいます。
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〔何の赤ちゃん?〕
この緑の植物はたんぽぽぐみ花壇の下に生えているのですが、チクチクとトゲが
たくさんあります。
さて、何の木でしょうか。

答えは〔からたち〕ですが、5月に入りこのトゲの中を子ども達とそっとのぞいて
見ると、「あっ、いるいる」たくさんの緑色の幼虫がいました。
 
 
少し前までは鳥の糞のような黒い2齢~3齢幼虫だったのが、このカラタチの葉を毎日モリモリと食べて大きくなった立派な終齢幼虫を何匹も見ることができました。
一昨日、幼虫の中には〔前踊ぜんよう〕といって、口からはいた糸を左右1本ずつ計2本で体を枝に固定して動かなくなったのものもいました。こうなると、あと2日ほどで脱皮してさなぎになり、その後10日前後でいよいよ羽化します。

さあ、もうおわかりでしょうか。
これは子ども達もよく知っていて、年少児も手の平に大事にのせて観察していた「アゲハチョウ」の赤ちゃんです。
今日、カラタチの中を見たところは一昨日に何匹もいた幼虫は見つかりませんでした。すでに葉と同じ色のさなぎに変化して見つからないように身を潜めているのかも知れません。
傍ら、午後の空の下、アゲハやクロアゲハがヒラヒラと風にのって舞い降りてはカラタチの中に卵を産み付けている様子も見られます。

昔から幼稚園にあるこの1本のカラタチの木は、毎年たくさんのアゲハのお母さんが訪れ産卵し、鳥などから守られて無事に大人のチョウになるまでを託される大切な木となっています。
一方、その経過を観察する子ども達は、「かわい~い!」と思わず声をかけて眺めています。
「カラスさんからアゲハチョウの赤ちゃんを守ってあげてね」と頼むと、手に載せたり虫かごに捕獲していた赤ちゃん幼虫を、またそっとカラタチの葉の中に返してあげる優しい姿があります。
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本日は、園内通信「お知らせ23」「お知らせ24」をお出ししました。
内容は、
「お知らせ23」
◇ 父親参観のご案内
「お知らせ24」
◇ 家庭教育相談について
◇ 園児ついてのお知らせ
◇ 「お誕生ありがとう運動について」
◇ 未就園児さん対象“お山のミニミニ幼稚園”園庭開放“”について
  (別紙ピンク色のミニミニ幼稚園ご案内参照)

2011.05.20

5月20日(金) / マダム・イザーク・ペレール・新緑につつまれて・園内通信


     <マダム・イザーク・ペレール>  オールドローズ ブルボン系
                           1881年フランスで作出

     

一昨日より蕾がゆっくり開きはじめ、いま満開になったオールドローズ“マダム・イザーク・ペレール”。
さすがに香料用の精油をとるだけあって、クォーター咲きの花びらに顔を近づけると馥郁としたダマスク香が漂ってきます。

鉢植えだったものを土に下ろしたのが昨年12月。冬の間の雪や過日の大雨などを経て、こうして無事に咲いてくれたことに安堵の想いです。
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〔新緑に包まれて〕
5月の風が光る素晴らしい一週間でした。全園児が朝一番から、クスノキ,モミジ,カシなどが取り囲む緑に包まれた園庭で心ゆくまで遊び込んだのが一昨日。
子ども達の成長をひたすら応援し、来る日々を共に過ごせることを嬉しく思います。

長い時間ずっとお砂場あそびに没頭できる子、手を真っ赤にしながらも鉄棒や雲梯を何度も真剣な眼差しでトライする子・・・。
虫かごと図鑑片手にダンゴムシ,カタツムリ,カミキリムシ,幼虫(多種)などを子ども達と探したり、また、走ることが大好きで将来はスプリンター?のKちゃんと何度も走る競争していると、子どもの中に内在する素晴らしい瞬発力や持久力、また物事に没頭し続けられる集中力、また仲間を思いやることができる心の温かさなどに大いに触れられ新たに感心した一週間でした。

6月半ばにやってくる梅雨までの約一ヶ月間、大いに外遊びを楽しみ、お庭つづきの森へ出かけエンジョイしたいと思います。
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本日は、園内通信「お知らせ19」「お知らせ20」「お知らせ21」をお出ししました。
内容は、
「お知らせ19」
◇ 短冊を入れる箱について
◇ 出席カード平熱記入について
◇ 劇団飛行船のご案内
「お知らせ20」
◇ 保育参観について
「お知らせ21」
◇ カプラ教室について
 

2011.05.10

5月10日(火) / 母の日“利休草とモカラ”・園内通信

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 <モカラ>   ラン科    学名 Mokara “sunshine” 原産地 東南アジア
 <利休草>  ヒャクブ科 学名 stemona japonica  原産地 中国
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早朝を過ぎ、世間が慌ただしく動き出す毎朝7時頃になると、このお山に2月から生息している山ウグイスの一羽がとても愛らしい声で鳴き始めます。
先日の日曜日、山中に木魂するこの山ウグイスの声を聞きながら、テラスで家族ゆっくり朝食をとっていたときのこと。
突然目の前に現れたのが、この利休草とモカラでした。
モカラは私の大好きな小さな蘭、そして利休草はこの時季になると鮮やかな蔓状のグリーンが映えるお茶花です。近くに住んではいるけど滅多に出向けない両方の母に、ようやく想いを巡らせた季節のお花を届けた矢先、今度は娘が私にくれた嬉しい心遣いでした。
モカラについては以前blogに掲載しましたが、つつましいお茶花“利休草”は最近はウェディングブーケにも使われる人気の花でもあります。
中国ではヒャクブ(百部)と呼ばれ、根は漢方に使われますが、日本の茶道の世界では、花は野にあるように~という自然にある花の美しさを代表する花でもあるのでしょう。                
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 葉と一体になった珍しい花芽。 これから白い小花が開きます。
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本日は、園内通信「お知らせ17」「お知らせ18」をお出ししました。
内容は、
「お知らせ17」
◇ 京都三大祭り休園について
◇ PHP図書のご案内
「お知らせ18」
◇ 第1回ふれあいサタデーのご案内

2011.05.06

5月6日(金) / ハナズオウ・思いっきり外あそび・園内通信

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     <ハナズオウ(花蘇芳)>    マメ科  原産地 中国
                         学名 Cercis chinensis
たんぽぽぐみ園舎の下のエリアに、4月半ば頃から今なお咲いているのは「ハナズオウ」の花。濃いピンク色の花はよく見ると蝶のような形をしています。
細い木に花だけが密に咲いている少し変わった印象の花ですが、葉は花が咲いたあとに出てきます。江戸時代に日本に入ってきた中国原産の花。
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〔思いっきり外あそび〕
晴天に恵まれた今日は、朝一番から各学年がお庭に繰り出して元気に過ごしました。
「虫かご貸してくださーい!」と一番乗りで元気にやってきたのは年長児Yくん。昆虫が大好きな様子で、園内で出会うたびにキラキラした目で昆虫の話をしてくれます。
続いて年少、年中児も虫かごを借りに来て、お庭で見つけた生き物を入れて観察しています。何と、大きく真っ黒のお父さんダンゴムシを20匹近くも見つけたり(中に1匹だけお母さんダンゴムシがいました)、目の前を飛び交う小型のハチを見ながら急いで図鑑を広げてみる二人組の男の子の姿もあります。草間にそっとカタツムリがいたり、葉を食べる小さな幼虫も少しずつ出てきました。
園内に数本あるクスノキの大木からは、きみどり色やオレンジ色の春落ち葉が風とともに大変ダイナミックに落ちてきますし、サクラの木からは花のあとのガクがパラパラ落ちてきます。ウグイスやカラスの声も嬉しそうです。
身も心も自然と調和して、長時間夢中になって遊ぶ子ども達の声がお山の中に響いた一日でした。
これから約一ヶ月の好季節、空の下で思いっきり体を動かしてそれぞれの外あそびを心ゆくまで満喫したいものです。
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本日は、園内通信「お知らせ15」「お知らせ16」【送りグループ変更届】をお出ししました。
内容は、
「お知らせ15」
◇ 家庭訪問訪問日時
「お知らせ16」
◇ 送りグループ変更開始について
◇ 夏用スモックご用意のお願い

2011.04.27

4月27日(水) / チューリップ満開・園内通信

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    <チューリップ>  ユリ科  原産地 地中海沿岸~中央アジア
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いま、年少たんぽぽぐみ前の花壇には、ユリ咲きや八重咲きの色とりどりのチューリップが満開。よく見ると中央がオレンジや黄色のラッパスイセンやアネモネもあります。
ゆきぐみ、ほしぐみの子ども達は覚えているかなあ~。思い返せばこれらの花は、元たんぽぽぐみ担任だった先生と昨秋に土を耕し肥料を加えて植え込んだものでした。そのあくる日には、当時たんぽぽぐみだった子ども達全員が一球ずつ大切に土の中に植えてあげたのでした。
そして毎朝登園するたびに、「早く赤ちゃんちゅーりっぷが芽を出さないかなあ」「大きくな~れ大きくな~れ」と声をかけてあげたお陰で、たくさん雪の積もった冬の時季を経てようやく芽を出し始めたのが今年の2月頃だったかと思います。
その後お陽さまを浴びてすくすく成長し、こんなにたくさんのお花を咲かせてくれたチューリップたち。土の中の肥料の一部に、以前各クラスで飼っていたカブトムシの幼虫のフン(よい肥料となる)が入っていたことも功を奏してか、どれも鮮やかに大きく咲きました。
チューリップの成長の様子は、すべての園児が前を通るたびにそれとなく気にはなっていて、「きれいに咲いたね」「わたしはこのピンク色が好き」と、お花の中をそっとのぞく姿もありました。
チューリップのような小さな球根花でも、太陽を受け、土の栄養や水分を吸収しながらじっくり半年間かけて大きくなることを思うと、幼児期の子どもの日々の成長はめざましいものがあります。一日中お花の芽を見つめていてもほとんど変化は見られませんが、子どもの場合は幼稚園生活で毎日手にとるような成長がどの子にも見られます。そうして半年先、3年先、または10年先という長いスパンで子どもの成長を考えてみると、必ず大きく立派に成長されることは間違いがありませんので、時には少し離れたところからゆったりとお子さんを眺めてみることも大切でしょう。子を思う気持ちにもゆとりが出てきます。
ただ、成長の過程には、当然日照りの日もあれば雪に覆われる厳しい寒さの日もあります。しかし子どもは間違いなく成長していることを信じ、一方親自身も子どもとともにずっと成長できるという信念と感謝の気持ちを持って、あるときは正面から子どもを諭し、あるときには認め褒め、また勇気づけ励ましながら、親子ともに貴重な毎日を過ごしていただきたいと思います。
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本日は、園内通信「お知らせ14」「園児の健康について」をお出ししました。
内容は、
「お知らせ14」
◇ 出席カードお預かりについて
◇ 月末お持ち帰り品
◇ 写真袋のお持ち帰りについて
◇ 明日の遠足について
「園児の健康について」
◇ 紫外線対策として
◇ 手洗い、うがいについて
◇ 発熱について

2011.04.20

4月20日(水) / ヤマブキ・嬉しいお弁当・園内通信

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      <ヤマブキ> バラ科  原産地 日本,中国
                       学名 Kerria japonica (L.) DC.
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こうしてアップで撮ると、オトギリソウ科のキンシバイ(金糸梅)に大変似ていることがわかります。
一重のこのヤマブキは、山の学校「離れ」下の石垣に、ユキヤナギとともに垂れ下がるように毎年姿を見せてくれます。
夕刻の風にのって、ふんわりふんわりと揺れる様子を見つめていると、一瞬時を忘れてしまいそうです。
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〔嬉しいお弁当〕
新年度がスタートして僅か10日足らず、ですが子ども達は着実に園生活に慣れてきてお帰りまでを元気に過ごせるようになっています。時間が許す限り年少クラス(主にことりぐみ)に入っていますが、中でも今週から始まったお弁当タイムは子ども達にとって格別のものだったと思います。側に一緒にいる私たちも嬉しくなってきます。朝お部屋に到着しておカバンを置くなり、いつの間にか素早くお弁当を広げてみる子も毎年数名います。
年少クラスは他の学年より少し早めの11時過ぎから準備を始めますが、お弁当の中身には、ハート型やチョウの型取りのニンジン,小さくカットしたソーセージ,ひと口サイズのおにぎりに見事なカットワークが施された海苔などが巻かれ、小さなお弁当箱の中には幸せがぎっしり詰まっています。
比較的おとなしかった女の子がとても饒舌にお話しているシーンも見られます。スプーンとフォークを駆使して、またお箸を使い、4~5人のグループのお友だちとともにいただくお弁当は何と言っても一日のハイライト。
みんな食欲旺盛で大方ペロリと食べてしまうのですが、お茶を少しずつ飲みながら、ゆっくりもぐもぐみんなで頂くお弁当の栄養は、午後からの活動を支え、自らの足で再び歩いてお山を下りお母さまの元まで帰るための原動力となっています。
明日からはいよいよ2時降園となり本格的な園生活に入りますが、ただ今の季節は花どきのため今日のように雨が降るとひんやりする日もあり寒暖の差があります。
また学年を問わず、少しずつ新生活の疲れが出てきた様子で、微熱や鼻水などのお子さんも見られます。朝のお子さんの体具合によっては続けて幼稚園に行かねばと決して無理をされず、思い切って休養の一日を取られると案外すっきりされることもあります。
明日はまた良いお天気になる模様です。午前中の前半は全園児で4月お誕生会を第三園舎で行いますが、その後は十分にお外遊びを楽しめそうです。
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本日は、園内通信「お知らせ9」「お知らせ10」をお出ししました。
内容は、
「お知らせ9」
◇ 春の親子遠足について(マップつき)
「お知らせ10」
◇ 課外教室お申込み結果について

2011.04.14

4月14日(木) / モクレン・お庭めぐり・園内通信

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     <モクレン>(シモクレン)  モクレン科  原産地 中国南西部
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        お山のモクレンの大木 / 合間より市街を見晴るかす
4月半ば、桜のつぎにお山のシモクレンが咲き出したら、今年も確かに春がやってきたことを思います。
外が赤っぽい紫色からピンク色、内側が白色の大きなモクレン花は地球上で最古の花。
1億年以上も前から変わらぬ姿で咲き続けているそうです。
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〔お庭めぐり〕
今日は、9時40分より縦割りグループに分かれて園内をゆっくりとお散歩してまわりました。
お友だちと手をつないで、お山の中に点在するそれぞれのクラスの名前を引率の先生から教えてもらったり、石段から下には勝手に下りてはいけないことなどをお約束しながら歩きました。
通園がスタートしてわずか4日目ですが、さらに少しずつお子さんは幼稚園生活に慣れてこられています。
行き帰りの通園グループでお友だちと手をつないで歩けるようになったり、各お部屋では先生の読む絵本や紙芝居をみんなで興味深く見ることができたり、お部屋のお手洗いに自分で行けるようになったり・・・と、特に年少児さんは日を追うごとにできることが増えて来られています。
先生お友だちのお顔も少しずつお馴染みになっていく貴重な日々を積み重ねながらも、ふとお母さまが恋しくなる時もありますが、先生に抱っこをしてもらったり優しく声をかけてもらうことで、降園まで頑張って元気に過ごすこともできます。
お天気もこのところ順調に味方してくれますので、願わくば明日もこのまま晴れの日となってほしいところです。
晴れたら明日午前中は、お庭でたっぷり遊ぶ予定です。
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本日は、園内通信「お知らせ7」「お知らせ8」をお出ししました。
内容は、
「お知らせ7」
◇ 保護者会でお話した内容について
  ・現在のクラス,送り迎えの状況について
  ・年間行事予定について
  ・園児名簿と電話連絡テストについて
  ・課外教室・ひねもす教室・カプラ教室について
  ・その他
◇ 図書のご紹介
◇ 山の学校よりお知らせ
「お知らせ8」
◇ 保育袋・諸費用袋について
◇ お誕生絵本について
◇ 北白川幼稚園バレー部より「新入部員募集のお知らせ」

2011.04.11

4月11日(月) / 陽光桜・園内通信

                                     「哲学の道」にて
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    <陽光桜(ヨウコウザクラ)> バラ科   原産地 日本
                       学名 Prunus cv. Youkou-zakura
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陽光桜は、里桜と寒緋桜から作出されたそうで、過日、哲学の道で一際鮮やかなピンク色が目にとまりました。今満開の染井吉野よりも早く咲き出し、一回り大きく美しい花をつけていました。
別名、紅吉野(ベニヨシノ)とも言われます。
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本日は新年度に入り登園初日、9時前より第5グループさんにつづき各グループが元気に到着しました。
年中児Sちゃんに連れられ最初に到着した新入園児のRくんは、お帰りのときにも一緒に帰れることを確認したらそのままお部屋に入り、上靴にはきかえ、おかばんをフックにかけ、並べられたお椅子に座ってみんなを待っていました。
また、早速園長室にお当番さんに来てくれた年長児男女二人も、昨年度とは違う月ぐみのお部屋からやってきてドアをノックし、誇らしげなにこにこ顔でお役目のお荷物を届けてくれました。
今週は本日のスタイル同様午前中保育を繰り返していきますが、日を追うとともに幼稚園、先生にも徐々に慣れてこられます。毎日、初めての園生活をお子さんなりに精一杯頑張られますので、帰宅後はご家庭でお母さまと十分に休養され、また明日に備えていただきますようお願いします。
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本日は、園内通信「お知らせ3」「お知らせ4」(連絡カード)をお持ち帰りいただきました。
内容は、
「お知らせ3」
◇ 「連絡カード」の使用について
◇ 送りグループ変更について
◇ 幼稚園児のための総合補償制度ご記入のご案内
「お知らせ4」
◇ 送り迎えの様子について
◇ お弁当について
◇ 課外教室について

2011.04.08

4月8日(金) ソメイヨシノ(染井吉野)・入園式・園内通信

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     <ソメイヨシノ(染井吉野)> バラ科  原産地 日本 
       学名 Cerasus x yedoensis (Matsum.) A.V.Vassil.
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 〔第三園舎前 冬の間ロゼットを広げ咲いたタンポポ、そこから空を見上げる〕 撮影4/7
哲学の道にも数本あって葉と花が同時に咲く品種“オオシマザクラ”と、“エドヒガン”から生まれたこのソメイヨシノは幼稚園内でいま満開。日本の国花でもあります。
このお山のソメイヨシノは樹齢100年近くになりますが、今週に入って本格的に咲き始め昨日今日の2日間でほぼ満開になりました。
ソメイヨシノの平均寿命は70年ほどと聞きますから、お山のサクラは長寿のサクラになるのでしょうか。
確か昨年の春休み中に、花をつけなくなった大きな枯れ枝をたくさん切っていただき、園内の石段がサクラの古木で埋め尽くされた日がありました。今ではどのサクラもだいぶコンパクトになりましたが、この先もまだまだ長生きして、園内で遊ぶ子ども達を見守っていてほしいものです。
因みに、ソメイヨシノの親であるオオシマザクラは、哲学の道の銀閣寺参道から暫く南へ歩いた辺りに数本見られます。今はまだ咲いていません。ソメイヨシノよりひときわ花びらが白く、葉は桜餅用に塩漬けされることで有名です。
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【入園式】
昨日の始業式につづき、本日は新入園児さんの入園式を行いました。
会場後方からご家族が見守られる中、お祝いの拍手に迎えられピアノにあわせて母子クラス単位での入場となりました。
自分の足で泣かずにしっかりお山を上って来ることができた子ども達は、しっかり前を向いて園長先生のお話を聞きました。
会終了とともにあいにくの雨が降ってきましたので、園庭に上がり満開の桜の下での記念撮影は残念ながら叶わず、第三園舎に急遽場所をこしらえての撮影となりました。
園庭で記念撮影ができなかったことは私たちの過去の記憶にはなく大変残念ではありましたが、一方、会場に集った大勢の方々と椅子,長椅子を移動させたり、会場スペースを譲り合いながら撮影が順に無事できたことをふり返ると、例年とはまた違った大変思い出深い式となりました。
改めて保護者の皆さまのご協力を大変嬉しく思い心より感謝申し上げます。
週が明けると早速送り迎えがスタートします。一日一日を大切に、急がず慌てずゆっくりじっくりとお子さまが幼稚園生活をエンジョイできるように先生一同力を合わせてまいりたいと思います。
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   「同じく室内で記念撮影をしました。どうぞよろしくお願いいたします。」
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本日は、園内通信「お知らせ2」をお出ししました。
内容は、
◇ 担任紹介、送り迎えグループ担当など
◇ 登降園について
◇ 課外教室について
◇ 年間行事予定表について

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