2008.06.23
<紫陽花> アジサイ科 原産地 日本
学名 Hydrangea macrophylla (Thunb. ex Murray) Ser. f. macrophylla
市内の街路樹にも、色とりどりの紫陽花が植えられていて今がいちばん美しい季節。紫陽花は実は日本原産の花です。この種も、本州や四国の沿岸地域の林の中に自生していた野生のガクアジサイを改良した園芸種で、普通、紫陽花と言えばこの花をさします。私たちの小さな頃から、一番身近に咲いていた種類ですね。
園芸店で見られる紫陽花の品種は年々増えており、花がグリーンのままのものや、花びらのピンクやブルーの部分が斑入り(ふいり)のもの、また、アンティーク風の渋い色合いのものなど・・多種多様の園芸種を目にします。何と今年は、レインボーカラーの多彩な色づけがなされた紫陽花が開発されていて、それをテレビで見たときにはびっくり。すでに紫陽花ではなく、何もそこまで・・・と、とても微妙な気持ちになりました。
他に、ヤマアジサイ,ツルアジサイ,コアジサイ,タマアジサイなど、紫陽花にはいろいろな仲間があります。
---
<ラミーカミキリ> カミキリムシ科 学名 Paraglenea fortunei(Saunders, 1853)
夏になると、いろいろな昆虫が少しずつ姿を現してくれるお山の中で、この梅雨の合間にも時折姿が見られるのは、水色が美しい小型の「ラミーカミキリ」。イラクサの周辺でよく見かけるので調べてみると、江戸時代後期、繊維をとるための植物(ラミー=カラムシの葉)とともに外国から長崎に入り、その後各地に広まったようです。名前も、このカミキリムシの食草のラミーからついたそうです。成虫は他に、イラクサ,ムクゲの葉も食べます。西日本で見られる昆虫。
---
来週末の1学期生活発表会に向けて、各お部屋からは耳馴染みのお遊戯曲が聞こえてきます。精一杯練習をしたら、今日もお庭に賑やかな声が響きました。
雨上がりの今日は、カタツムリは勿論のこと、サクラの樹液がたくさん落ちていたり、ハムシやオトシブミ,ゾウムシなどを、花壇の花の中や木の葉の上に結構見つけることができます。樹液の塊をサクラの葉の上に乗せたものを大事そうに手に持って、昆虫が見つかったらその樹液を食べさせてあげようという訳です。大人には目を細めても見づらいほどの小さな虫の形の特徴を子どもたちはしっかりと認識して、ハムシなのか、オトシブミなのか、ゾウムシなのかを見分けながら図鑑を開く姿があります。
梅雨があけたらいよいよ夏本番、チョウや昆虫などのいろいろなお客さんがいっぱい来てくれるといいですね。
---
本日は、園内通信「お知らせ28」「お知らせ29」「お知らせ30」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
「お知らせ28」
◇ 内科診断の総括
「お知らせ29」
◇ 今月末お帳面のお預かりについて
◇ 新入園児さんのご紹介
◇ 左京地区PTAバレーボール大会のお知らせ
◇ お預かり品のお知らせ
「お知らせ30」
◇ 悪天候の場合の保育について
2008.06.16
<蛍袋> キキョウ科 原産 日本~朝鮮半島
学名 Campanula punctata Lam.
毎年ホタルが飛ぶ6月になると、この釣り鐘形のホタルブクロも咲いてくれます。名前の由来は、花が下向きに垂れているから“穂垂る袋”という説と、ほたるという呼び名の提灯がありそれを“火垂る”と呼んでいたから・・という説などがあるようです。
お庭の向こうをちらりと見たところに満開に咲いていますが、子どもたちはまだ気づいていない様子。また一緒に見てみましょうね。
この愛らしい花を、お吸物や胡麻和えでいただく習慣が日本には残っています。
---
本日は、園内通信「お知らせ26」「お知らせ27」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
「お知らせ26」
◇ 福音館のおすすめ図書
◇ 「幼稚園児総合保障制度被保険者証」のお持ち帰りについて
◇ 忘れ物のお知らせ
◇ 園長先生からのお知らせ
「お知らせ27」
◇ 内科診断について
2008.06.06
<マニングトンカスケード> Mannington Cascade
今年も、気がつかないうちに咲いてくれていた芳香のあるマニングトンカスケード。イギリスのMannington hallで偶然に発見されたという古い種類のバラ。
---
<ベニカミキリ> 学名 Purpuricenus temminckii.
真っ赤なボディーのベニカミキリは、幼虫の頃は孟宗竹などの竹の中で育ち、サナギから成虫になると穴をあけて外に出てきます。このお山では、5月半ば頃から小型のベニカミキリがよく飛ぶ日がありますが、それを子どもたちは素手で上手く捕まえます。
このベニカミキリは、すこし大きめサイズ。昆虫好きの年長児の男の子の手から腕を歩き回り、「キィキィ」とカミキリムシ特有の鳴き声を出す姿は確かに可愛らしいものです。
みかんやクリの花が好きらしいので、山の中のクリの花を取って与えてみました。お腹が空いていたのでしょう。しっかりとしがみついて、花を食べていました。
---
本日は、園内通信「お知らせ23」「お知らせ24」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
「お知らせ23」
◇ 家庭教育相談について
◇ 園児に関するお知らせ
◇ お誕生ありがとう運動について(別紙あり)
「お知らせ24」
◇ 本日の避難訓練について
2008.05.30
<テイカカズラ(定家葛)> キョウチクトウ科 原産 日本
学名 Trachelospermum asiaticum
ツルが垂れ白い花をつけている
4月末から、石段周辺にぎっしりと小さな白い花をつける「テイカカズラ」は、20年近く前に小さな苗をたった一つ植えたもの。花はよく見ると風車のような形をしていて、小さいのに大変魅力的な香りを持っている。蔓性で、新芽を伸ばしてはそこからしっかりと根を下ろし、上へ上へと這い上っていく強い品種。和名テイカカズラは、藤原定家の恋のお話から連想してつけられた名称とのこと。
---
本日は、園内通信「お知らせ22」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 父親参観のご案内
2008.05.07
<孟宗竹のタケノコ> イネ科 原産地 中国
学名 P. heterocycla f. pubescens
「たけのこごはんとタンポポの胡麻和え」
日本には、孟宗竹,黒竹,真竹などその他いろいろありますが、世界には約600種の竹があるそうです。地下茎が横に長く伸びて、4月後半に「パン、パン」と竹がはぜるような音がしたら、そろそろ竹の子が顔を出します。
今年は、タケノコがたくさん生えてくれました。雨が降る度にグングン成長しますから、一日に50cm~1m近く伸びることもあります。ここ数年は、山の奥で食べ物を失ったイノシシ(夜行性)が、毎年のように夜中に数匹で出没してはすっかりタケノコを食べ尽くしてしまいましたが、今年は別の場所に食料を見つけたのか夜中にやって来ている気配はほとんどありません。久しぶりに、生き生きとした青竹が大きく成長してくれるよう願っています。
また、伸ばすべき竹と間引く竹との見分けをつけながら、造園業さんが竹やぶの手入れを毎年してくださいます。その中の自然の恵みを一部いただき、“竹の子ごはん”をつくりました。横にあるのは、このお山に生える“タンポポの葉の胡麻和え”です。ほろ苦みがあって、案外美味しくいただけるのです。
自然の残っている野原などには、いろいろな食べられる葉っぱがあります。よい香りのするヨモギを摘んで、ヨモギ団子などを作っても楽しいですね。ヨモギは花の咲く前が栄養があります。
---
明日は、いよいよ春の親子遠足です。お天気は晴れ、降水確率もゼロのようです。ほぼ問題なく実施できるでしょう。
---
本日は、園内通信「お知らせ15」「お知らせ16」「お知らせ17」(別紙送りグループ変更届つき)「お知らせ18」(ふれあいサタデーご案内)をお持ち帰りいただきました。
内容は、
「お知らせ15」
◇ 京都三大祭り休園について
◇ 母の日のプレゼントお持ち帰りについて
「お知らせ16」
◇ 家庭訪問日程など
「お知らせ17」
◇ 送りグループ変更開始について
◇ 夏用スモックご用意のお願い
「お知らせ18」
◇ 第1回ふれあいサタデーのご案内
(参加申込書つき)
2008.04.30
<ヤエヤマブキ> バラ科 原産 日本,中国 <ヤマブキ> バラ科 原産 日本,中国
学名 Kerria japonica (L.) DC. 学名 Kerria japonica (L.) DC.
f. plena C.K.Schn.
お山には、一重と八重の二種類の山吹が咲いています。桜が散って、ツツジが咲き始めた今もなお、長い期間春の色添えをしてくれる嬉しい花。ヤマブキ色と言えば、子どもたちもよく知っているこの花の色のこと。
一重咲きの、白色のシロバナヤマブキの種類もあります。
---
本日は、園内通信「お知らせ12」「お知らせ13」「お知らせ14」
別紙**園児の健康について**ほかを、お持ち帰りいただきました。
内容は、
「お知らせ12」
◇ 出席カードについて
◇ 月末お持ち帰り品について
「お知らせ13」
◇ 春の親子遠足について(別紙案内図添付)
「お知らせ14」
◇ 家庭訪問について
**園児の健康について**
◇ 紫外線対策として
◇ 手洗い,うがいについて
◇ 発熱について