2007.02.02

2月2日(金) / 雪がふったよ!・豆まき

今朝になったら、今シーズン初めての一面の雪景色でした。葉を落として枝だけになった木には、白い雪がたっぷりと積もっていて、その美しさに見とれてしまうほどでした。登園してすぐ、ミニ雪合戦をしたり、雪をちょっぴりかじってみて大喜び、そして私にもかじらせてくれましたが、それは初雪の爽やかな冷たさでした。
s-KICX5745.jpg
        「てぷくろに ゆきがいっぱいふってきたよ」
s-KICX5739.jpg s-KICX5742.jpg
   ゆきいっぱいのクリの木        「ここも つもってるよ」
s-KICX5752.jpg s-KICX5741.jpg
   「ちょっと たべてみよ」          お庭も真っ白
s-KICX5744.jpg s-KICX5748.jpg
  「ゆきのおだんご つくったぁ」    「ほらっ あてちゃうよー」
s-KICX5749.jpg   s-KICX5747.jpg
    「せんせいに え~~い」        「ホカロンはいってるし さむくない」
---
今日の保育では、節分の“豆まき”もしました。が、その前に突然、“赤おにさん”が各クラスに現れたのには、子どもたちも驚いたようでした。虎のパンツを履いています。でも実は、優しい鬼さんです。鬼さんは、それぞれのクラスを訪問し、「お遊戯がんばるんだよー」「リズムバンドがんばるんだよー」「劇の練習をがんばってね~」と励ましていったそうです。その言葉に対して、子どもたちはクラスの先生のほうにピタリとくっついたまま、「はいっ」「はい」と小さな声でちゃんとお返事していた健気な子どもたちでした、というのは、年少クラスるみ先生のお話。
そしてその後は、お山の中をこだまするように、『おには~そと!』 『ふくは~うち!』という子どもたちの大合唱が響いていました。
s-KICX5755.jpg s-KICX5754.jpg s-KICX5756.jpg
ゆきぐみの次はことりぐみだぁ   わぉ~~~!   年長児のお部屋へも出没 
 

2007.01.31

1月31日(水) / スイセン・郵便ごっこ・園内通信

s-KICX5733.jpg
  <水仙>  彼岸花科  学名Narcissus tazetta var.chinensis
          開花時期 12月~2月頃

この時季になると、お山のいつも決まった場所に咲く早咲き系の「日本水仙」。香りが大変素晴らしくうっとりするほどで、切り花にするととても長持ちします。学名のナルキッソスは、ギリシャ神話に出てくる美少年の名前で有名。“ナルシスト”の語源。
---
s-KICX5707.jpg s-KICX5705.jpg
 色とりどりのお手紙がいっぱい!      お返しのお手紙
 
しろやぎさんから おてがみついた
 くろやぎさんたら よまずにたべた
 しかたがないので おてがみかいた
 さっきのてがみの ごようじ なあに・・・

お手紙と言うと、幼稚園の時に覚えたこの歌を思い出しますが、今月1月中の園内は、郵便ごっこで大賑わいでした。登園したら一番に、お友だちから、そして先生から、お返事のお手紙が届いているかどうかを自分専用のお手紙ボックスを見て確認するのがお楽しみだったのではないでしょうか。園長室にも過去にないくらいのお手紙が子どもたちから届けられ、とても嬉しい毎日でした。とりどりの色画用紙に描かれた力作の絵や、心温まる言葉に胸が熱くなる思いでした。やぎさんのように、「よまずにたべる・・」なんてとんでもない、一枚一枚大切に重ねて宝物にしたいと思います。
---
本日は、園内通信「お知らせ79」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 節分の豆まきをします 2月2日(金) 「やさしい鬼さんが来てくれるかな?」
◇ おやまのミニミニ幼稚園のご案内(未就園児さんとそのご家族対象)
   ・2月3日(土) “ようちえんごっこをしよう!”(体験保育)
   ・3月3日(土) “ようちえんまであるこう!”(体験登園)
  *いずれも、AM10:00~11:00開催です。詳しくはお問い合わせ下さい。
    奮ってのご参加お待ちしています。
◇ 小学校入学説明会及び半日入学の日のお帰りについて
◇ 第44回かいが展(京都府私立幼稚園連盟主催)のご案内
◇ 園児住所変更のお知らせ
以上でした。

2007.01.29

1月29日(月) / リュウノヒゲ・園内通信

s-KICX5690.jpg
<リュウノヒゲ> 和名 ジャノヒゲ  スズラン科(ユリ科) ジャノヒゲ属
           原産地 日本,中国  学名Ophiopogon japonicus

お山をゆっくり上っていたら、細い葉の間からチラリと見えたのは“リュウノヒゲ゜”の実。1株に20枚ほどの細い葉が生えて庭園では芝生のようにして使われるが、これは斜面に自生していたもの。地下茎でどんどん増えている様子。初夏に薄紫色の小さな花をつけ、秋~冬に青い果実がなる。

本日は、園内通信「お知らせ78」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 過日、第7回ふれあいサタデー“鉄棒であそぼう”に関すること
   ・体育館内の落とし物 2品
   ・ミズノ製キッズシューズのご注文取り扱いについて
◇ 就園奨励費に関すること
◇ 「遺稿集」「この道50年について」
◇ 「山びこクラブ」のご案内
    日時 2月9日(金) 4時~5時半
    場所 幼稚園園庭
    対象 小学生
    内容 どろじゅん・竹馬であそぼう!
  *奮ってのご参加お待ちしています。

2007.01.25

1月25日(木) / チェッカーベリー・園内通信

s-KICX5687.jpg
  <チェッカーベリー> ツツジ科 学名Caultheria procumbens  原産地 アメリカ東北部
                      英名Checker berry  和名ヒメコウジ

夏にベル状の白い花が咲き、秋から春に赤い実が楽しめる。地植えにすると横に広がりグランドカバーにできる。葉は、実はアロマテラピーの精油(ウィンターグリーン)として使われるように、メントール系のすっきりした香り。オイルは主に筋肉痛などのマッサージに使われる。
---
いよいよ、各学年が今年度の最後の3月生活発表会に向けて、年長児は劇,年中児はリズムバンド,年少児はお遊戯の練習をはじめつつあります。配役や受け持ちの楽器が決まり、その発表がありました。自分の受け持ちを大切にしっかりと守り、クラスで過ごす日々の積み重ねが先の大きな成果につながるようにと願っています。
---
本日は、園内通信「お知らせ77」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 昨日の保護者会のまとめ
   ・卒園までのスケジュール
   ・3学期生活発表会における劇の練習について(年長)
   ・      〃    の発表について(年少,年中)
◇ 卒園記念品について
◇ 第7回ふれあいサタデー「鉄棒遊び」をお申し込みのお子さんの上靴持ち帰りについて
◇ 京都映画センター「名作おやこ映画会」チケットお持ち帰りのこと

2007.01.19

1月19日(金) / サザンカ・園内通信

s-KICX5611.jpg
    <サザンカ>  ツバキ科  学名Camellia sasanqua
サザンカの品種は6000種類を越える。ツバキと同じ日本原産種で、江戸時代に長崎のオランダ商館に来ていた外国人医師がヨーロッパに持ち帰り、その後広まる。お花の少なくなった秋の頃から咲いてくれる秋冬の嬉しい花の一つ。
---
今週は、園内が郵便ごっこでとても賑わっています。園内通路に置いた一般のポストに負けないくらいの大きさの赤いポスト前では、クラスを越えたお友だちや先生宛に書いたお手製の可愛い絵はがきを投函する姿が行き交っています。
園長室にも、電車や雪だるまや鳥,☆,ハートにチューマーク!などの絵入りのはがきを手に、笑顔いっぱいのハンドメールが子どもたちから届けられ、とても嬉しく毎日お返しのメールを書いています。幼稚園ポストの郵便物回収→配達をしてくれるのは、やさしい先生たちの郵便やさん!
---
本日は、園内通信「お知らせ76」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 保護者会について 1月24日(水) 午前 9時30分~10時10分(年長児対象)
                         午前10時20分~11時20分(全園児対象)
◇ 2学期保育写真展示のお知らせ
◇ 就園奨励費お渡しについて
◇ 健康に関するお知らせ
以上でした。

2007.01.18

1月18日(木) / 乙女椿(おとめつばき)・園内通信

s-KICX5614.jpg
  <乙女椿> ツバキ科  学名 Camellia japonica f.otome
椿の種類はとても多く、一重咲き,八重咲き,千重(ちえ)咲きなど咲き方もさまざま。
こちらは、千重咲きの“乙女椿”でとても淡いピンク色。山茶花(サザンカ)もツバキ科の植物で、冬に開花することから俳句では「冬の季語」となっていますが、この椿(ツバキ)は木へんに春と書くように春を通じて咲くことから「春の季語」になっています。
いつか見た女性誌の中に、多種類のツバキを平たい花器に盛るように素敵に生けたものがあったのですが、その中にちょっと珍しい唐子咲きのものがありました。赤,白,ピンクなどあり普通の椿とは風情が少し異なりとても可愛いのです。お花が少ないこの季節、いろんな種類を植えて冬は椿を楽しむのもいいですね。
---
本日は、園内通信「お知らせ75」(第7回ふれあいサタデーのご案内)をお持ち帰りいただきました。
 テーマ “健康な体づくり 鉄棒あそびをしよう!”
 日 時 1月27日(土) 午前10時~11時30分
 場 所 北白川小学校体育館
 服 装 動きやすい服装上下と上靴
     
・お馴染みエール(株)の居関先生をお招きし、ご家族の協力のもと「鉄棒遊び」に挑戦します。
・後半は、子どもの土踏まず(足裏)の形成を左右する大切な「靴選び」について、スポーツメーカー ミズノ(株)のスタッフにお出でいただき、お子さんの足について共に考える時間を持ちたいと思います。皆さまの奮ってのご参加をお待ちしています。

2007.01.09

1月9日(火) / メタセコイヤのてっぺんには?・園内通信

s-KICX5606.jpg
     <ハシブトカラス> カラス科
             
  ・ハシボソカラスより太いくちばしを持つ
  ・春にかけ巣作り→産卵 6~7月は幼鳥の巣立ちの時期
「カァー、カァー、カァー」と、一番高いメタセコイヤの木の上で声を響かせて鳴いているのは、ハシブトカラス。毎年この周辺の高い木に巣作りしてヒナを育てます。そう言えば、まだ心許ないヒナがなぜかお庭に落っこちていて、パニックに陥っている親鳥に見せるようにして山奥へ運んだことがありましたっけ。あれは数年前の初夏のある朝のこと。
いよいよ今日は始業式で幼稚園3学期がスタートです。朝、第5グループを先頭に、各グループの元気な声が次々にお山にもどってきました。カラスも「子どもたちがやってきたよ、おはようーおはようー」と声をかけているようです。
朝、年中クラスのゆきぐみさんに暫くいると、お正月の一日二日はおせち料理を食べたけど、三日目は食べなかったこと、田舎でお餅つきをみんなでして丸めて食べて美味しかったこと、そして、おじいちゃんおばあちゃんとみんな大勢で温泉に行ったこと等々、冬休みの間を十分に満喫して過ごした満足の笑顔がいっぱいでした。
3学期は雪がいっぱい降ればいいね!寒さに負けず毎日元気一杯で過ごしたいです。
---
本日は、園内通信「お知らせ74」と府補助金(各園児宛)のお知らせをお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ お弁当11日~,カプラ教室15日~,各課外教室10日~,ひねもす教室15日~開始
◇ 1月分保育料の取り扱いについて
◇ 第7回ふれあいサタデーの日程変更について

2007.01.05

1月5日(金) / センリョウ(千両)・新春

s-KICX4289.jpg
  <センリョウ> センリョウ科 学名Sarcandra glabra
マンリョウとならんで、お正月の飾り花として使われる植物。寒い季節、赤い実が嬉しい。
          s-KIF_5604.jpg
「新春のお慶びを申し上げます。皆さま佳いお年をお迎えのことと存じます。
各ご家庭にとって今年が思い出に包まれた幸多き一年となりますようお祈り申し上げます。」
1月5日。新年に入り穏やかな日々がつづいております。お山の上では、本日元気に全員が集い3学期に向けてささやかに新年会のひとときを持つことが出来ました。
9日(火)には、元気いっぱいに充電した子どもたち,お母さま方と再会できますことを、一同心から楽しみに準備をしています。

2006.12.18

12月18日(月) / モミの木・一郎先生遺稿集・園内通信

s-KICX4284.jpg s-KICX4280.jpg
    <モミ> マツ科 常緑高木 学名Abies firma Sieb.et Zucc.
s-KICX4282.jpg s-KICX4286.jpg
   樹高20~40m          「この道50年」(再版) ・「遺稿集」
クリスマスシーズンです。モミの木と言えば、
 もみのき もみのき いつもみどりよ
 もみのき もみのき いつもみどりよ
 かがやくなつのひ ゆきふるふゆのひ
 もみのき もみのき いつもみどりよ・・・
と有名なドイツのフォークソング(民謡)を思い出します。小学生の頃、大好きなクリスマス賛美歌とともに、この曲もお決まりのピアノ伴奏をしながら歌うのがとても好きでした。また、寒さの厳しいヨーロッパの冬にも、一年中元気に緑の葉をつけているこのモミの木は、ドイツトウヒとともに強い生命力の象徴とされました。一方、モミの木には小人がすんでいて幸せを運んできてくれると信じられていたので、クリスマスがやってくると庭のモミの木に子どもたちと飾りをつけて灯りをともす習慣ができました。
先日の朝、モミの木の幹から白い樹液が垂れて固まっているのを見つけた年長の女の子が、「あっ、これいい匂いがするよ」と、香りを確かめていました。この香りでピンときたのが、ヴェレダ*の入浴剤の一つです。針葉樹の森の香りで、確かこの木と同じモミのオイルで出来ています。お風呂ですっきりと温まりたいときにはおすすめです。
 http://www.weleda.jp/cgi-bin/product/pdt_dtl.cgi?id=79
*ヴェレダ製品は、『人間と自然、それは良きパートナーのように互いにバランスをとりながら調和しあうもの』というルドルフ・シュタイナーの考えに基づき、合成成分は一切使わず100%自然由来でつくられた自然化粧品ブランド。
---
「お知らせ71」でお伝えしておりました図書【この道50年】【山下一郎遺稿集】が、出版社より本日到着しました。お申し込み下さいましたご家庭は、明日お子さんにお持ち帰りいただきます。追加購入のご希望などございましたら、年明け3学期にお受けいたします。
---
本日、園内通信「お知らせ73」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 冬休み期間について
◇ 3学期お弁当再開は11日~,カプラ教室は15日~
◇ アンケートご協力のお願い(絵本研究/ひねもす教室中村先生より)
◇ 2学期に覚えられた俳句(年長児)
◇ 1月保育料について

2006.12.15

12月15日(金) / Merry X’mas , boys and girls !

s-KICX4271.jpg s-KICX4275.jpg
   <たんぽぽぐみへ>                   <ほしぐみへ>
お部屋ごとに「お楽しみ会」が行われていた今日の11時頃、“リンリンリン!”とスズの音を響かせながら、お山のてっぺんにソリとトナカイを待たせた“サンタおじさん”が、大きな袋をいっぱい抱えてやってきました。丸い大きな体に白いお髭、プレゼントをもらったそれぞれのお部屋からは、『サンタさん、ありがとうー』と大きな声が一斉に聞こえてきました。その後、サンタおじさんは大きな体を小さくしながら園長室のドアをくぐって入ってこられ、放送のマイクでもって各お部屋でプレゼントを広げている子どもたちに向けて、しわがれた声で温かな英語のメッセージを届けて下さいました。
お陽さまが少し射してきてお庭に遊びに出た子どもたちは、『お部屋の入口にサンタさんの足跡がのこっていたよ』『お庭にトナカイの足跡があったし見に来て』と、大はしゃぎ。
『ぼくのいえで、大きなくつ下をぶら下げていたらそれがなくなっていたんだよ。サンタさんがおうちにも来てくれるからいい子にしとかないと』と、子どもたちにとってはワクワクするクリスマスシーズンがやって来ました。幼稚園には少し早く、サンタおじさんが来てくれた嬉しい一日でした。
偶然、園内を通りかかった郵便屋さんも、突然サンタさんと鉢合わせて大変びっくり驚かれたご様子、思わずおかしくて笑ってしまいました。
冬休み24日クリスマスイヴの夜は、ベッドの横に大きなくつ下をぶら下げることを忘れないようにね!

« Previous | Next »