2016.11.08

11月8日(火) / ひみつの庭の”ママの日”だより・クロッカス植えたよ!~和紙で表現”おいも”(年少)(10,11月中記録)・玉ねぎのしぼり染め(年長)

dsc_0181-20161108
      <柿> カキノキ科  東アジア原産  学名 Diospyros kaki Thunb.

10月末から11月にかけて園内の柿の木が、赤、橙、黄、緑の混色の鮮やかな落ち葉を毎日たくさん落としてきました。その色とりどりの葉を集め、年少のあるクラスが大きな紙にオリジナル柿の木をつくりました。ペタペタと落ち葉を貼っていくと、柿の大木が完成!
昨年は、園内の柿の木に山ほどの実が成った実成り年でしたが、今年は不思議なくらい柿の実ができていません。そこで、子ども達が柿の実をクラスで手作りし、思わず食べたくなるような美味しそうな実がたわわになりました、というわけです。
----------------
ひみつの庭の”ママの日”だより

二学期に入り再スタートしたママの日火曜日はすべて天候が怪しく、スカッと爽やかな晴れ間にはなかなか出会えません。本日もお昼までは曇り空が続き、正午過ぎよりいよいよ雨模様となりました。そんな中にご参集下さいましたお母さま方が活動的に作業に取り組んで下さいました。

さて、本日の10時過ぎ頃より年長児クラスが外遊びに出てきました。足早にひみつの庭にやって来たのはFちゃんとRちゃん。
dscf8001-20161108 dscf8004-20161108
冬の間も明るい花の色を見せてくれるガーデンシクラメンが手に入りました。ひみつの庭のウッドデッキに置いていると「わたしも植えてみたいの」と二人。早速にスコップと新たな土を移動させます。
dscf1784-2-20161108 dscf1787-20161108
「ここがいいわ」とお気に入りの場所を見つけたら早速植えることに。スコップで掘り新しい土を加えて穴を開け、苗を入れてあげます。
dscf1785-2-20161108 dscf1791-2-20161108
Yちゃんも来ました。お花を選んで植える場所を探します。 Rちゃんもビニールポットを外して決めた場所に植えるところです。
dscf1792-2-20161108 dscf1794-20161108
室内用シクラメンではなく、寒い冬にもお庭で咲いてくれるガーデンシクラメン。ここ数年でよく見かけるようになりました。 Sちゃんもお花を手に。
dscf1795-20161108 dscf1797-20161108
ぼくはこの花だよ、とSちゃんも。         そして笑顔のSちゃんの姿も。
dscf1799-20161108 dscf1803-20161108
どうする? どこにうえる? と相談中。      もう一つ植えましょうと女の子達。
dscf1807-20161108 dscf1810-2-20161108
桜の根元は避けて案外土が柔らかいワイヤーフェンスとウッドデッキの間にも植えましょう。
dscf1811-2-20161108 dscf1813-2-20161108
スコップを上手に使うことができます。      
dscf1820-20161108 dscf1821-20161108
手を伸ばして苗を入れてあげています。       近隣の保育園の子ども達もお散歩にこられ、植えているところを見学されています。
dscf1824-20161108 dscf1827-20161108
ぼくはここにも植えるよ、と大張り切りのSちゃん。植え終わるとお花のラベルも横に埋め込んでくれました。
dscf1830-20161108 dscf1832-2-20161108
可愛らしい保育園さんの子ども達。元気にお散歩して下さいね。  次を選んでいるのはSちゃん。
dscf1836-2-20161108 dscf1841-20161108
まだまだ植えたい、と作業の流れが面白くなってきた年長児さん達。 お友だちと一緒に作業を続けます。
dscf1845-20161108 dscf1846-20161108
奥の方には年中児さんが追加のチューリップ球根を植えています。 ママ達と何かお話中です。
dscf1847-20161108 dscf1853-2-20161108
ここは上に広がる大木ナナミノキから、ただ今たくさんの落葉が途切れません。
dscf1856-2-20161108 dscf1859-20161108
お庭にやってきた女の子達。            継続してお花の苗植えに精を出すSちゃん達。
dscf1861-20161108 dscf1866-20161108
Yちゃんも白いガーデンシクラメンを手に植えにやってきました。
dscf1871-20161108 dscf1872-20161108
ピンクのお花はここに植えるよ、いい?       二人で力を合わせます。
dscf1878-20161108 dscf1884-20161108
Kちゃんもやってきました。ぼくはビニールの外し方も知っているよ、と手慣れた手つきです。お家でお手伝いをしているのかも知れません。
dscf1885-20161108 dscf1886-20161108
穴を開けたところに手を伸ばし、優しくそっと土のお布団をかけてあげています。
dscf1887-20161108 dscf1891-20161108
どう、こんな感じでいいかな?           上手に植えたのね、まあ素敵な感じ💗
dscf1903-20161108 dscf1907-20161108
メキシカンセージの前でママと落ち葉ひろいかな。   年中児Hちゃんもやってきました。
dscf1908-20161108 dscf1909-20161108
サトザクラの落ち葉がたまっているところです。    何やらジャンケンして決めている様子です。
dscf1918-20161108 dscf1921-20161108
ムスカリの球根です。植えたい人は好きなところに植えていって下さいね。先がとがった方が上。
dscf1927-20161108 dscf1946-20161108
モチノキの下の植え込みをいつも手入れして下さるママ。 年少児さんもやってきました。
dscf1947-20161108 dscf1949-20161108
まだ黙々と作業を続ける根気強い年長児達。集中して取り組み続けられる姿はなかなかのものです。
dscf1950-20161108 dscf1957-20161108
話し合って、力を合わせて。
dscf1639-20161108 dscf1641-20161108
Sちゃんが選んだパープル系のガーデンシクラメン。元気に咲き続けてくれますように。
dscf1652-20161108 dscf1989-20161108
あちこちに散在している落ち葉を集められるママ。  あちらでは年少クラスがコスモス畑で何やらお話中の様子。 
dscf1657-20161108 dscf1716-20161108
細やかな草抜き作業をされるママ。         ママとてみに落ち葉を集めて。
dscf1722-20161108 dscf1786-20161108
ママとお話中のHちゃん達。            楽し気にお話し中のようです。
dscf1790-20161108 dscf1805-20161108
フェンスの向こうにおられるママもにこににやかな笑顔。 芝生のベースに小さな植物がはびこっているようです。そのまま芝生が生えにくくなるといけませんし、とママ。
dscf1806-20161108 dscf1814-20161108
それらを細やかに抜いていかれる作業に頭が下がります。
dscf1818-20161108 dscf1834-20161108
新たなミニレーキ(ミニ熊手)を調達しました。竹製のミニ熊手は使いやすいですが壊れやすいのが玉にきず。
dscf8042-20161108
いよいよ雨が降ってきました。午後からは雨模様でしょう。急いでお疲れ様の記念写真。子ども達もお片付けの鐘が鳴り、お弁当の時間となりました。お天気の怪しい中、本日もご協力下さいまして有難うございました。ひみつの庭を入ったところのツゲのトピアリーが随分のびてしまいました。次回、お天気が良ければ刈り込みバサミを数本使って刈り込み作業もできれば、と思います。
----------------------
クロッカス植えたよ!(年少/11/1(火)記録)

過日、年少クラスは園の花壇にチューリップ🌷の球根を植えましたが、11月に入り次はクロッカスを今まで植えたことがない場所に植えました。それは・・・
コンパンの木馬の向かい側の植え込みから固定鉄棒までの間をクラス毎に横並びになって、小さなクロッカスの球根を土の中に入れました。クロッカスは早春3月頃より咲き始めますが、数種類をミックスした早咲きクロッカスなので、早ければ来年の1月終わり頃から咲いてくれるかも知れません。年が明けて雪の下から顔を出してくれたらどんなに素敵でしょうね💕
dsc_0116-20161101 dsc_0115-20161101
ぽかぽかおひさまが温かいこの日、朝一番から早咲きクロッカス球根を年少クラスが植えています。固定鉄棒前のちゅーりっぷぐみさん。
dsc_0122-20161101 dsc_0119-20161101
柔らかな土を投入後、2~3㎝ほどの小さな球根を土に埋め込んでいきます。とがったほうが上だよ。
dsc_0111-20161101 dsc_0110-20161101
ことりぐみ園舎前はことりぐみの子ども達が。今ある塀と柵がなかった約50年くらい前、この場所は一本の細い道だったそうです。その頃の昔の園児達は、スコップでこの土手を掘っていく遊びを楽しんでいたそうで、先代一郎先生は「ここの通路は昔の園児達がつくってくれたようなものなんだ」と仰っていたのを思い出します。いよいよこれ以上掘ると土手が崩れてくるから大変と土留めを施し、上に柵を取り付けて中はサツキ畑にしたそうです。そしてもう10年以上前のことですが、私がある時に乗ったタクシーの運転手さんが、偶然にもこの頃の北白川幼稚園の園児さんだったのです。運転手さんが自ら懐かしそうにお話をされるのは、遊びの中でもっとも楽しかったのは、「土手を掘っていくことと森に入ってあそぶことでしたよ」と懐かしそうに遠い目をして仰ったことがありました。一郎先生のお話を実証するような偶然の出来事に驚きましたが、子ども達は遊びを作りだす天才なので、園内から森の中にかけて、ワクワクしながら子ども達が遊びを展開していけるよう願います。
dsc_0108-20161101 dsc_0106-20161101
このくらい穴を開けたらいいかな? 春になってここに咲いてくれたらうれしいね。
dsc_0103-20161101 dsc_0127-20161101
どうですか、植えられましたか。 球根を入れてあげたら上から土のおふとんをかけてあげましょう。
dsc_0105-20161101 dsc_0130-20161101
一人2個ずつほど手早く植えることができました。 あとからお水をそっとあげましょうね。
dsc_0070-20161101
早咲きクロッカスの品種“アードシェンク”“ドロシー”“ロマンス”をミックスして取り混ぜ植えた朝のひと時でした。
---------------
和紙で表現した”おいも”(年少/10月中記録・(20日絵具で蔓を描く),21日和紙でおいも作り,24日コンテで土を描く)

少し以前の記録写真です。時間の都合により1クラスのみ訪問が叶いました。こちらは年少ちゅーりっぷクラス(10/21)。
dsc_0008-20161101 dsc_0010-20161101
はさみを使う作業が始まっています。数種類の色違いの和紙を前に、ほぼお芋の形を描いたラインに沿って切る作業中。
dsc_0024-20161101 dsc_0025-20161101
どちらからハサミを入れると切りやすいかを考えながら進めています。
dsc_0009-20161101 dsc_0013-20161101
園ではさみを使いだして約半年くらいでしょうか。ゆっくりと急がずに集中しています。
dsc_0016-20161101 dsc_0018-20161101
机の上ではスペースが足りない場合は、このようにフロアに画板を置いた上に画用紙を置いて作業することもあります。利き手によっては左手用はさみを使います。そしてクルクルクルとまるめて・・・、そして
dsc_0023-20161101
広げてみると、凹凸がなかなかいい感じのお芋ができあがります😊
dsc_0028-20161101 dsc_0031-20161101
はさみで切れたらクルクルクル、ゆっくり広げてから次は裏にのりを手でつけていきます。
dsc_0033-20161101 dsc_0034-20161101
ほら、こんな感じだよ。              こちらは紫色のお芋さんです。
dsc_0035-20161101 dsc_0036-20161101
小さな手にのりをたっぷりとのせて和紙に塗っていきます。一つ一つ丁寧な手作業中はまわりがし~んと静まり返っています。
dsc_0038-20161101 dsc_0041-20161101
まだまだ、のりを丁寧に塗っています。  
dsc_0039-20161101 dsc_0044-20161101
あかいお芋、切れたよ。さあ、ぼくはどこにお芋を貼ろうかな? よし、ここだ。 予めお芋のツルを絵具で描いていた上にのせています。      
dsc_0045-20161101 dsc_0046-20161101
ゆっくり和紙を広げていくとお芋のイメージによく似たシワが入るのが楽しいところ。 
dsc_0047-20161101
ほら、たくさんのお芋を切ることができましたね。端っこが少しばかりギザギサでも気にしない!
dsc_0049-20161101 dsc_0053-20161101
丸めた和紙をゆっくり広げてから・・・        のりを丁寧に塗っています。
dsc_0051-20161101 dsc_0052-20161101
紫色のお芋の中に、のりのお芋がたくさんできていますね😊 そして裏返してお芋をペタリ、で出来上がり!
---------------
〔壁面展示おいも〕

和紙のお芋づくりの後に、コンテを使ってお芋と蔓を取り巻く土を描き込みました。ことり、ちゅーりっぷ、たんぽぽぐみ3クラスの作品ご紹介です(一部のみ掲載です)。
dsc_0184-20161101

dsc_0193-20161101 dsc_0192-20161101

dsc_0186-20161101 dsc_0185-20161101

dsc_0177-20161101

dsc_0174-20161101 dsc_0173-20161101

dsc_0176-20161101 dsc_0175-20161101

dsc_0191-20161101

dsc_0190-20161101
---------------------------------
玉ねぎのしぼり染め(年長)(昨日11月7日(月)記録)

こちらはただ今お買いものごっこに向けて製作中の品の一つ、ちぎり紙のサツマイモをご紹介します。美味しそうなお芋が並べ模様のように並びます。
dsc_0341-20161108
さて、今年の年長児の色染め体験は、ご家庭からお持たせいただき集まった玉ねぎの皮を使い、真っ白の日本手ぬぐいに染めることにしました。染める前段階として、輪ゴムで布を数カ所縛り、次に色染めをする絞り染めにチャレンジしました。
dsc_0247-20161108 dsc_0236-20161108
各グループごとに楽しくお話しながら布の下から指を入れて、先を輪ゴムでクルクルと幾重にも巻きながら留めていきます。
dsc_0240-20161108 dsc_0241-20161108
結構難しく、且つ根気のいる作業ですが、子ども達は静かに集中して取り組んでいます。
dsc_0243-20161108 dsc_0244-20161108
どんな柄になるのかなあ? いくつゴムを巻いていこうかなあ、と思案しながら進めています。
dsc_0245-20161108 dsc_0246-20161108
だんだん要領を得てくると手がスムーズに動いてきます。
dsc_0249-20161108
右手に輪ゴムをつけて。
dsc_0248-20161108 dsc_0262-20161108
1、2、3、4つと、輪ゴムの絞りが増えていきます。布の真ん中を巻いたり端っこを巻いたり、子ども達のアイデア次第で自由です。
dsc_0259-20161108 dsc_0261-20161108
左手で持ち右手でくるくると巻いています。女の子は髪をゴムで束ねるのに幾分慣れているかも知れません。
dsc_0264-20161108 dsc_0265-20161108
こちらは布の形が変わるほどたくさん絞りを作っています。
dsc_0266-20161108
約10箇所は絞ってあるようです。
dsc_0267-20161108 dsc_0268-20161108
細かな手作業はなかなかのもの。指先を駆使し布を輪ゴムでくくっていく体験は珍しいことかも知れません。
dsc_0272-20161108 dsc_0269-20161108
緩めにくくるとどうなるか? 強くくくるとどうなるか? すべてがやってみてからのお楽しみです。
dsc_0273-20161108
一カ所に集中してとても細かく絞りを作っているのはIちゃん。たくさんくくるとお花の形のようになるかな?と染め上がった時を想いながら息を詰めて集中している姿があります。
dsc_0274-20161108
たくさんの輪ゴムの絞りがなされた布です。
dsc_0345-20161108
こちらもお買い物ごっこに向けての品の一つ。マツボックリで作ったお人形。とても可愛い💗
-------------------------
玉ねぎのしぼり染め11/7(月)昨日の体験
dsc_0290-20161108
昨日は10時過ぎよりいよいよ玉ねぎ染めを行いました。
dsc_0287-20161108 dsc_0288-20161108
こんなにたくさん集まった玉ねぎの皮です。皆さまご協力を有難うございました。近くのスーパーにお願いしていただこうかなどと話し合っていましたが、ご家庭のご協力なくては叶わないことでした。
dsc_0291-20161108 dsc_0293-20161108
各クラスごとに、コンロにお鍋をのせて火を使う作業上の注意点を確認しています。
dsc_0298-20161108 dsc_0299-20161108
それでは始めましょう。お鍋の中にたっぷり皮を投入します。こぼれたら拾います。
dsc_0300-20161108 dsc_0306-20161108
できたよ。                    次にお水を入れてきてお鍋の中ほどまで入れます。
dsc_0308-20161108 dsc_0309-20161108
お水もみんなで順番に入れています。グループでお話をしながら決めています。
dsc_0314-20161108
まだお水がいるわ、ともう一杯入れています。
dsc_0315-20161108 dsc_0320-20161108
お水を洗面所から運ぶときにこぼれてしまいました。「そういう時はどうするのかな?」と先生の声。自ら雑巾だ、ティッシュだと持ってきて三人で拭き上げているところです。  点火した後は蓋をすると早く湯立ってきます。もう少しかな。
dsc_0318-20161108 dsc_0319-20161108
ぐつぐつと煮立つまでの間、鉛筆と紙を持ってきたのはHくん。玉ねぎ染めの順序のレシピをメモするのだそうです。
dsc_0325-20161108 dsc_0326-20161108
その後、みんなが紙にレシピや絵入りのレシピを書き込んでいる様子です。
dsc_0328-20161108
玉ねぎのよい香りが漂い、まるでレストランの厨房にいるような香りがしています。ぐつぐつぐつ、とおよそ20分ほど煮立たせます。
dsc_0329-20161108 dsc_0335-20161108
玉ねぎの皮を煮ているところは子ども達にとっても珍しいでしょう。  もう少しかな。
dsc_0332-20161108
ちょっと開けてみると・・・、湯気がフワッと立ち込めてよい香りが辺りに漂いました。
dsc_0338-20161108 dsc_0339-20161108
美味しいスープができそうだね。もう少しの我慢ですよ。
dsc_0346-20161108
さあ、こちらはまたまたマツボックリのお人形。子ども達と同じニコニコ笑顔😊
dsc_0348-20161108 dsc_0347-20161108
さて、お鍋の中は濃く出した紅茶のような色になりました。それでは玉ねぎの皮を網で取り出していきます。お友だちと協力しながら作業が進みます。
dsc_0352-20161108 dsc_0355-20161108
こちらのグループはじゃんけんで順番を決めて手分けして皮を取りだします。 次はぼくが持ってるから、とTちゃん。
dsc_0356-20161108 dsc_0351-20161108
上手ね。熱いからゆっくり気をつけてね。          次々と皮を取り出す作業が進んでいます。
dsc_0357-20161108 dsc_0360-20161108
すっかり皮がボウルに入ったら、次はお待ちかねの絞り染めです。順番にそっと布をお鍋に入れましょう。みんなはお鍋をを注目しています。
dsc_0362-20161108 dsc_0363-20161108
一人ずつの輪ゴムで縛った布を入れながら、白い布が色づいていく様子を確認しています。
dsc_0366-20161108
オレンジ系のきれいなブラウンです。
dsc_0367-20161108 dsc_0369-20161108
昨年は白タオルでビワの葉染めを体験しましたが、今年は日本てぬぐいなのでお鍋にゆとりがあります。網であちこちを漬け込むように押さえています。
dsc_0370-20161108 dsc_0371-20161108
こちらのグループもそれぞれの布をいれています。   どんなになるのかなあ~。
dsc_0375-20161108 dsc_0383-20161108
全部液につけてあげようね。ほうら、きれいな色が染まってきたね。 お鍋の中をときどき確かめています。
dsc_0388-20161108 dsc_0390-20161108
ぐつぐつとお鍋で布を煮ている間に、みんなで玉ねぎ染めを俳句で表現してみましょう。手を挙げた人が即興で俳句をつくって発表し、先生が紙に書き留めます。
 『おなべには たまねぎいれて つるっつる Kたろう』
 『たまねぎは どんないろに なるのかな Sわ』
dsc_0389-20161108 dsc_0397-20161108
 『おなべに ひがついたら ぽっかぽか Sう』 などなど、たくさんの発表が両クラスともありました。全ては紹介ができず残念なほどです。
dsc_0398-20161108 dsc_0277-20161108
はい。私も俳句ができました、とCちゃん! 体験、感性を輝かせて自分の表現ができることはとても大切です。俳句にしても、絵画や歌にしても。
dsc_0409-20161108
こちらはダンボールの荷造り梱包に入っていた中質紙のような紙、そしてコピーペーパーで玉ねぎの皮のしぼり汁をつけてみたものです。
dsc_0410-20161108
なかなか素敵な色合いに染まる楽しみが続きます。色染めはとても楽しいものです。
dsc_0404-20161108 dsc_0407-20161108
こちらは放課後のクラス。各クラス四つずつのお鍋の中に色染めをした布が浸かっています。玉ねぎの皮は乾燥させるとまた他の作業に使えそうにも思えます。
dsc_0406-20161108
ほぼ液が冷めたところに色止めとしてミョウバン液を入れたところです。カレーのターメリックのような鮮やかな色になりそうですね。
dsc_0343-20161108
子ども達の手がつくったマツボックリのお人形。クラスにはずらりと並んで微笑ましい限りです。また今回の絞り染め体験により頭に浮かんできた俳句、そしてその後に宙を見るような眼差しでSちゃんがお帰りの時に即興でつくり聞かせてくれた素敵な俳句をご紹介します。
 
 『*ほととぎす みずたまもようの むらさきだ』

*ホトトギスとは今は残り少なくなりましたが園長室の外に咲いているお茶花の名前です。鳥のホトトギスのお腹の柄のように水玉模様を持ち、鮮やかな紫色をしています。そんな花の様子を横目に、前を通りがかった折りにふと俳句を詠んだのには私も驚き感激しました。子ども達の感性がますます伸びやかに育ちますよう祈ります。

dsc_0411-20161108

dsc_0414-20161108

dsc_0417-20161108

2016.11.01

11月1日(火) / コスモス(秋桜) ・🌷チューリップの球根植えPart2(年中)・ひみつの庭の”ママの日”だより

dsc_0139-20161101

dsc_0141-20161101 dsc_0066-20161101

    <コスモス(秋桜)> キク科  原産地 メキシコ  学名 Cosmos bipinnatus

今、ひみつの庭で満開に咲いているコスモス。春から初夏の間に種を蒔いて秋に開花しますが、こちらはFママがご自宅で種から育てて下さった苗をひみつの庭の空きスペースにいつしか植えて下さったものです。11月に入った今も、秋の太陽を浴びて風にゆられて涼し気に咲いています。チョウやハチなどがそっと訪れている姿も見られます。
-----------------------------------
🌷チューリップの球根植え~Part2(年中)とひみつの庭の”ママの日”だより
昨夜からしっかり雨が降っていましたが、今朝、子ども達が登園後、徐々に雲間から明るい陽が射してきました。少しずつよいお天気になりそうです。今日は前回に続き、年中児クラスがひみつの庭にチューリップの球根を植える予定です。前回子ども達が準備した土を朝からシャベルで再度柔らかくほぐしていると、しっとりとしたよいタッチになりました。降った雨もすでに排水し土はほどよく乾いてきました。ちょうど子ども達の手で、ほどよい深さの穴をあけ球根を植えることができそうです。
dscf1123-20161101 dscf1126-20161101
はじめに、ほしぐみクラスがお庭にやってきました。前回耕した土を眺めています。早速、一つの球根を見ながら、芽の出る方、根っこの出る方を確かめ、地面深くに植えていきましょう。
dscf1132-20161101 dscf1137-20161101
土が柔らかいから手で結構深くまで穴を開けますよ(約20㎝)。さあ、植えていきましょう。
dscf1140-20161101 dscf1144-20161101
柔らかいタッチの土に触れながら下に穴を開けていきます。 ゆきぐみクラスもやってきました。
    dscf1148-20161101 dscf1150-20161101
手がこのくらい入る深さまで穴を開けますよ。次に球根の上と下を間違わないようにして中にそっと入れてあげましょう。順番に中を見てごらん。
dscf1155-20161101 dscf1163-20161101
「ほんと、だいぶしたにあるよ」と目で確認します。では球根を渡しますよ。
dscf1166-20161101 dscf1170-20161101
ここからねっこがでるよ。わたしのはあかのチューリップよ。  こんなに大きな球根!
dscf1172-20161101 dscf1177-20161101
順に取り組んでいる子ども達の様子です。お友だちと間隔を開けて球根を入れる場所をつくります。
dscf1174-20161101 dscf1182-20161101
ほら、こんな手になったよ、とHちゃん。     土の感触はどんな感じかな?
dscf1188-20161101 dscf1193-20161101
うまくうえられたよ、とYちゃん。        奥の方にも植えてみましょう。
dscf1195-20161101 dscf1210-20161101
いろんな色の花が咲きます。赤、白、黄色、ピンク、赤と黄の混色、ピンクと白の混色などなど。
dscf1216-20161101 dscf1217-20161101
やったー!もう植えられたよ、とSちゃんYちゃんの笑顔。
dscf1220-20161101 dscf1222-20161101
この葉っぱ🍃はなんだろう?とAくん。      植えられたらジョウロでお水をあげましょう。
dscf1224-20161101 dscf1227-20161101
バケツにお水を入れて運びます。
dscf1244-20161101 dscf1246-20161101
お水を入れて植えた場所にそっとあげましょうね。  すっとお水が浸み込んでいきます。
dscf1249-20161101 dscf1261-20161101
ジョウロで丁寧にあげています。          上のナナミノキから大量の落ち葉が落ちてきます。“ママの日”のママが時間差でお顔を見せて下さいます。有難いことです。
dscf1265-20161101 dscf1268-20161101
チューリップの球根を植え終えたら、ママ達の落ち葉拾いやお掃除の作業のお手伝いをひみつの庭ですることになりました。
dscf1269-20161101 dscf1270-20161101
落ち葉がまだあるね。こうして手で集めて一輪車に入れましょう。
dscf1212-20161101 dscf1274-20161101
夏からの落ち葉がそこここにたまっているようです。 丸窓とウッドデッキの間のスペースも。
dscf1278-20161101 dscf1280-20161101
Sくん、てみに落ち葉を入れて上手く運んでいます。落ち葉入れにザザーっと。
dscf1284-20161101 dscf1283-20161101
まだビーマンの小さな実がてきている様子を観察しています。 さて、つぎは・・・
dscf1290-20161101 dscf1296-20161101
ひみつの庭の外、枕木スペースにも落ち葉がしっかりとたまっています。熊手でお掃除。 入口サークルスペースの中の落ち葉を小さな熊手で上手く集めている子ども達。
dscf1301-20161101 dscf1305-20161101
これはなんの実かな? Rちゃんは大木メタセコイヤの実を見つけました。中には種が入っています。 ママとお話しながら。
dscf1309-20161101 dscf1317-20161101
芝生の築山の切り株からジャンプして走っているグループもあります。 一輪車、うまく動かせるかな。
dscf1323-20161101 dscf1334-20161101
落ち葉を運んだらコンポストの左側へ入れましょう。またよい土になりますように。
dscf1337-20161101 dscf1345-20161101
モチノキの周囲を整理中のママ。           ライラックの近くの落ち葉を集めて。       
dscf1348-20161101 dscf1355-20161101
力持ちの男の子チームも張り切って作業中。      ママの集める落ち葉をてみに入れて運びます。
dscf1357-20161101 dscf1371-20161101
クスノキの下、ミルテの植え込みの落ち葉も取って下さるママ。  庭のツルニチニチソウのツルが伸びすぎていたのでたくさんハサミでカットしました。
dscf1373-20161101
それを見つけ、うまく丸めて素敵なリースにしようとする女の子たちです。 
dscf1376-20161101 dscf1379-20161101
クルクルクル、と何度か巻けばかんたんリースの出来上がり。 頭から飾るとまた素敵。
dscf1383-20161101
わたしもほしいの、とRちゃんも丸めて頭にのせてみています。楽しそうな笑顔が嬉しくなります。
dscf1389-20161101 dscf1391-20161101
ほら、うまくできたでしょう。           ゆっくりとていねいに。
dscf1402-20161101 dscf1406-20161101
一輪車を一人で操作するのはTちゃんのようです。  思い思いに動きながら、落ち葉、自然の土、葉っぱ🍃などに触れる午前の時間が流れます。
dscf1442-20161101
剪定したハニーサックルのツルをお帽子に飾ったのはRちゃん。
dscf1449-20161101
お片付けの鐘が鳴り、子ども達は次はお弁当の時間です。こうして球根を植えた年中クラスの子ども達はいったんクラスに入りましたが、最後にお水をたっぷりとあげたことから、もしかするとチューリップの芽がもう出ているかも知れない・・、と気になって仕方がない様子。再度お庭に出てきてさっき植えたばかりの場所を、みんなで確かめにきたのでは微笑ましい限り💗。ママ達にも「きょうはありがとう」とご挨拶をし改めてクラスに向かう子ども達の姿がありました。

先にご都合でお帰りになったママもいらっしゃいました。雨上がりの濡れたお庭までお足運び下さり、お力添えいただきまして有難うございました。過日セミナーの話題やフリー参観、お買い物ごっこについてなど、太郎先生、私も楽しくお話を交わしつつやがてお開きとなりました。

2016.07.06

7月5日(火) / 水生植物”コウホネ”・年中児水あそび&ひみつの庭の”ママの日”だより

DSC_0415-20160705
        <水生植物”コウホネ”>  スイレン科  学名 Nuphar japonicum  分布 日本、朝鮮半島

沼や池に自生する水生植物の”コウホネ”。こちらはビオトープが完成した2013年にポット苗をいくつか水底に置いただけでしたが、数年後の今は水面が華やかになるくらいに株が広がり、魚類やカエルなどの潜む場所になっています。

[👇以下ウィキペディアより引用]
生育環境など
日本、朝鮮半島に分布する。浅い池によく見かけるが、流れの緩い小川に出現することもある。根茎が骨のように見え、コウホネ(河骨、川骨)の名の由来となっている。庭園の池で観賞用に栽培されることもある。沈水葉をアクアリウムで鑑賞する例もある。
生薬として
根茎を縦割りにしたものは川骨(センコツ)と言い、日本薬局方に収録された生薬である。調栄湯(ちょうえいとう)、治打撲一方(ちだぼくいっぽう)という解熱、鎮痛を目的とした漢方方剤に配合される。なお、含有される成分としては、例えばヌファリジンなどが知られている。
---------------
ひみつの庭の”ママの日”だより(7/5(火)記録)
昨日は、一学期最終回のママの日でした。日中は最高気温が36度。天候に恵まれ梅雨明けした真夏日のような一日に。先週末に発表会を終えた週明け4日(月)は、年長、年少児がライオン壁泉プールを楽しみました(年中児は時間の都合でかんたん水あそびだけ)。再び昨日火曜日は、朝一番から水を溜めて10時半頃からやってくる年中児を待ちました。
DSC_0001-20160705 DSC_0002-20160705
たんぽぽぐみ前花壇のミニヒマワリが花を咲かせ、その後部の大型ヒマワリが見上げる高さに育っています。
DSC_0003-20160705 DSC_0008-20160705
第一園舎前の朝顔。こちらは“浜の混合”“浜の輝”などの計5種類ほどの日本朝顔をミックスして植えました。中には矮性種も混ざりどのように咲くのか楽しみです。 右上写真は昨年の年長児が植えたまだ小さなブッドレア。蝶の好む花です。
DSC_0005-20160705
ひみつの庭ビオトープ周辺のピンク色のエキナセア。よく咲きました。
DSC_0010-20160705
朝の自然の中、ライオン壁泉からの水音が心地よく響きます。勢いよく水を出すと約30分でほぼ満杯に溜められます。
DSC_0024-20160705 DSCF6134-20160705
10時半。ママ達が手入れを始めておられる姿があります。
DSC_0011-20160705 DSC_0017-20160705
ライオンのお口から水がザザー。 年中クラスが出てきました。園庭で準備運動をかねて体を動かしています。
DSC_0021-20160705 DSC_0023-20160705
それっ。ブランコのまわりをぐるり〜とかけっこ。 それでは入りましょう。
DSC_0025-20160705
すでに水は溜まり太陽の光が水面を照らしています。上の大木クスノキは春に半端ではない落葉があるので大変ですが、夏にはほどよい木陰を演出してくれます。
DSC_0026-20160705 DSC_0029-20160705
順に体に水をかけてウッドデッキへ移動。 さあ、足をバタバタ~。水しぶきがあがります。
DSC_0034-20160705 DSC_0036-20160705
それでは、いち、にの、さんで水につかりますよ~。と次々にゆきぐみ、ほしぐみ合同で水の感覚を楽しんでいます。
DSC_0037-20160705
さあ、自由にあそびましょう。思い思いの楽しい時間。tomomi先生、yoko先生も子ども達とともに水をエンジョイ。
DSC_0039-20160705 DSC_0040-20160705
7月1日より今年はセミが鳴き始めました。蒸し暑くて梅雨空だったのが嘘のように快晴になり嬉しい限り。とても水あそびを楽しみにしていました、とママの声も。
DSC_0042-20160705 DSC_0048-20160705
子ども達の歓声が空まで届くのではないかと思うくらい大きな声が響き渡っています。
DSC_0049-20160705 DSC_0050-20160705
とうとうキャップを脱いで水をすくっています。ザザー。
DSC_0054-20160705
くったくのない笑顔で水と戯れる子ども達。
DSC_0056-20160705
子ども達と飛び上がる水の粒が見えます。新しいカメラにしてよかったと思うこの頃。
DSC_0060-20160705
子ども達が降る雪と戯れる冬のシーンと重なりますが、夏は水です。目の前のしぜんとありのままに戯れることのできる子ども達が素敵です。
DSC_0061-20160705 DSC_0062-20160705
はーい、それでは少し芝生で休憩しましょう。青々と成長した芝生の上を素足で入る子ども達。土、砂、そして草や芝生を素足で踏み込む感覚は大事です。この日は太陽で熱くなったウッドデッキや芝生、水の中の感触など靴をはいた時とは違う感覚を体験できました。お母さま方がコツコツと手入れを施して下さったお陰で芝生が見事に再生。皆さま有難うございました。太陽の光を浴びた芝生が子ども達を待っています。
DSC_0064-20160705 DSC_0065-20160705
寝転がったり、コロコロと芝の斜面を転がり下りたり。
DSC_0066-20160705 DSC_0067-20160705
思い思いに過ごす時間がしばらく流れました。みんな気持ちよかったかなあ。
DSC_0068-20160705
私も仰向けに転がり高く空を仰ぐと・・、樫の木の上に広がる青い空が見え感激!空は海のようにも思えます。子どもの頃よりも今は感激が大きいかも知れません。
DSC_0073-20160705 DSC_0076-20160705
再び水で足元を流してプールへ。流れ落ちるライオン壁泉からの水流と戯れる姿を見ているとこちらも嬉しくなります。
DSC_0078-20160705 DSC_0079-20160705
みんな笑顔のひととき。子ども達はとてもフォトジェニック。
DSC_0081-20160705
ご来園のママ達も子ども達の声に驚いておられるのでは?大きな歓声が響きます。
DSC_0083-20160705 DSCF6166-20160705
こちらは頭の上にとまったシオカラトンボ。この日はオニヤンマ、シオカラトンボ、ネキトンボ(アカトンボの種類)などの姿がありました。特にシオカラトンボは水が大好き!水場の子ども達の上を仲間に入れてほしいとばかりに飛び回っているので、昆虫好きの子には気になって仕方がないところです。レンガの壁や掛けているTシャツなど同じ場所に舞い戻って止まりにくるので更に面白いね。
DSC_0084-20160705 DSCF6177-20160705
続いてビオトープをみんなでみにいきましょう。水辺に植物や生き物がたくさん生息しているところです。みんなの目に見えるもの、見えないものがここにはありますが今日はなにに出会えるのかな?
DSCF6181-20160705 DSCF6184-20160705
睡蓮の葉の上には巻貝、トンボやカエルなどが休憩しています。子ども達の足元までおたまじゃくしが泳いできてじっとしています。水面がとても澄んでいるので水底に堆積した腐葉土までよく見えます。腐葉土の下には二枚貝をはじめ小さなドジョウ、ヨシノボリをはじめとする土壌生物などがたくさん息づいています。
DSCF6189-20160705
オタマジャクシがたくさんいるね。手に届きそうなところまでやってくるお魚などを目で追いかけます。
DSCF6204-20160705 DSCF6206-20160705
シオカラトンボは案外素手でつかまえやすいトンボです。4枚の翅をたたんで一つにして上からそっとつかまえてごらん。目と足を動かしているね。翅がぬれると飛べなくなるかな。
DSCF6218-20160705 DSCF6220-20160705
枕木の間の雑草、モチノキの周りの草抜きなど、細かな部分まで手作業されます。
DSCF6222-20160705 DSCF6223-20160705
ハンディタイプの芝刈り機の音も心地よく響いてきます。最近ではひみつの庭外周の石畳の間やフェンス付近、またコンポスト近くを細やかに手入れされる姿があります。私達は落ち葉を集めるのがやっとの日々ですが、ママ達のお陰で今の庭は維持されています。
DSCF6224-20160705 DSCF6225-20160705
モチノキの足元に植えたミソハギがもうすぐピンク色の花を咲かせてくれる頃です。本来は水辺に生息する植物ですが、案外丈夫に根付いています。植え付け数年間は夜にやってくるシカがこの味を気に入ったようで、紫陽花、ライラックなどとともにこの辺りの植物の葉を食べつくしてしまいました。シカは何でも食べてしまいますが馬酔木、チューリップは食べませんでした。樹木や子ども達が植えた花壇の植物が被害を受けるため、夜中2時頃に起きて出没するシカを追いかけたことも今では懐かしい思い出になりました。現在は森のパトロールなど行政、地域の対策の方々が動いて下さるお陰と感謝しています。
DSC_0085-20160705 DSC_0087-20160705
さあ、水で流してサンダルをはいてクラスに戻りましょう。楽しい水あそびの時間でした。
DSC_0088-20160705 DSC_0089-20160705
エキナセアと矮性ホリホックが開花しています。どちらも昨年の年長児が好きなところを選んで植えた花です。
DSCF6226-20160705 DSCF6227-20160705
石畳の合間や端の方まで手入れのお陰で場所が光っています。
DSCF6228-20160705 DSCF6234-20160705
おもちゃ倉庫前をお掃除中されるママ達。
DSCF6237-20160705 DSCF6282-20160705
ママを見つけたかな😊 一緒に草抜きをやってみる? ビオトープの半円レンガのエリアは水辺の観察ができる場所。横のクリーピングタイムの植え込みの中は結構枯れ葉が落ち込んでいます。この辺りを細やかに取り除いて下さいます。またここは、オニヤンマが土壌に産卵する場所でもあります。もちろんカエルも隠れています🐸
DSCF6298-20160705 DSCF6296-20160705
丸窓の下を手入れ。オレンジ色のてみはすぐにいっぱいになりますが使いやすいサイズです。 芝生のサークルスペースエリアでは親子で活動中の姿が。Kちゃん親子の微笑ましい距離が見られます。
DSCF6324-20160705 DSCF6327-20160705
細やかに電動芝刈り機を使用中のママ。お陰で築山もサークルスペースも、青々とした芝が子ども達の足元に広がっています。 コンポストは実はいろいろな生き物がいる場所。昨年はここから羽化したカブトムシが出てきました。今年はどうでしょう?
DSCF6328-20160705 DSCF6329-20160705
ママに何かを見てもらっているのかな、Tくん。 おかたづけの鐘が鳴りました。一人ひとりがしっかり元の場所に戻しましょう。
DSCF6332-20160705 DSCF6336-20160705
気軽に水あそびを終えた年長クラスが庭から出てきました。    お母さんありがとう。
DSCF6343-20160705 DSCF6344-20160705
ママ達もそろそろ仕上げの頃でしょうか。私達は決して手が届かない草間の手入れを有難うございます。
DSCF6348-20160705 DSCF6354-20160705
ことりぐみの子ども達。元気に飛んでいるトンボを観ているのかな。お母さんいつも有難うございます! 真夏日の最中、大変お疲れ様でした。庭の北側エリアはわずかながら建物と樹木の日陰になります。ささやかですが冷菓、お茶をお召し上がり下さい。
DSCF6363-20160705
子ども達がお花を見たり、花苗を植えたり、昆虫や水生生物たちの生き生きとした姿を観察できるビオトープガーデンは、お母さま方のご協力でもって現在支えられ守られています。そして庭を漂う空気に透明感があり、爽やかな意識が行き交う場所にもなっています。そんな中で子ども達が芝生の築山に仰向けになり空を眺めたり、野菜を育て収穫したり、壁泉プールで絵本や紙芝居を先生に読んでもらったり、また夏の水あそびで吹き抜ける風を仲間と感じたり、スイスイ泳ぐ魚類をいつまでも見つめられる自然の庭がひみつの庭です。

「子どもたちが出会う事実ひとつひとつが、やがて知識や知恵を生みだす種子だとしたら、さまざまな情緒や豊かな感受性はこの種子をはぐくむ肥沃な土壌です。幼い子ども時代はこの土壌を耕すときです。」と述べているのはアメリカの海洋生物学者であり作家のレイチェル・カーソンです。自然を感じられる環境の中で、好奇心と豊かな感性が育まれることがまず大事です。
一学期の間、お母さま方にはご多用の中お力添えをいただきまして感謝しています。来る二学期も引き続きどうぞよろしくお願い致します。

2016.06.28

6月28日(火) / 西洋紫陽花 ・ひみつの庭の”ママの日”だより・ピーマンいただきます!(年中ゆきぐみ)・園内通信

IMG_2657-20160628
🍇🍇🍇🍇🍇🍇🍇🍇🍇🍇🍇🍇🍇🍇
 <西洋紫陽花>
 ユキノシタ科
 学名 Hydrangea macrophylla
    (Thunb. ex Murray)
  Ser. f. hortensia (Lam.) Rehd.
🍇🍇🍇🍇🍇🍇🍇🍇🍇🍇🍇🍇🍇🍇

私達の身近に一般的に咲いている西洋紫陽花。こちらは園長室前に今も咲いているものです。先日も一乗寺の辻児童公園を通ると見事な色合いで西洋紫陽花がたくさん咲いているのを見かけました。紫陽花は日本原産の花木ですが、こちらは日本原産の額紫陽花がシーボルトによって欧米にもたらされ、華やかな園芸種として改良されたのち逆輸入されたものです。樹形は半円形、大きな房状に咲く花が魅力です。

[参考サイト]

http://enet3.edu-c.pref.miyagi.jp/agri/hyakka/zatugaku/za1.html

http://www.lb.nagasaki-u.ac.jp/search/ecolle/igakushi/Siebold2/siebold2.html

先日より生活発表会に向けての各学年の舞台練習を応援しています。今日は11時前より年中2クラスが3グループずつ舞台練習を頑張りました。まだまだ心許ない場面はありつつも真剣に、また笑顔で楽しむ姿が見られました。

先日、年少クラスのお遊戯を見た時に、舞台で踊っている子ども達が思いがけずとても大きく見えて驚いたことがありました。自ずと笑顔が溢れており、年少児なりに精一杯リズムに合わせ楽しんで体を動かしていることが伝わってきます。練習を楽しく取り組んできたことは勿論、子どもの意識として自己肯定感を持ってお遊戯に臨めていることが大きく見えた理由だろうと思います。先生とともに各クラスの練習で、リズムに乗ってお遊戯の隊形が理解できるようになるとまずは自信が生まれますが、その後に練習を重ねる度に、認め、褒めてもらいながら自ら動けるようになるまでの過程がとても大切です。それぞれの子の自信を育てながら、どのようにバックアップしてあげられるかが私達の日々の課題でもあります。明日、明後日と子ども達の頑張りを応援していきたいと思います。
----------
ひみつの庭の”ママの日”だよりとお昼前の園庭あそび中の年少児(ことりぐみ)たち。
本日の舞台練習が終わると11時半近くになりました。第三園舎を出ると石段を上って来られたMママにお会いし、一緒に庭へ上るとすでにFママも少し前に到着されたとのことですでに作業をされていました。本日のバレーボールチームの試合に応援に行っていた太郎先生もちょうど園に戻り、ママ達は水たまりの残る曇り空のもとでお昼までの時間を活動されました。
DSCF5573-20160628
すくすく成長中のクローバーの若芽。今日来られたMママが四つ葉のクローバーの種をご持参下さり、子ども達のいつかのお楽しみのために密かにどこかに植えて下さいました。これは楽しみです。いつ、だれが見つけるかな!
DSCF5579-20160628 DSCF5580-20160628
雨がよく降る梅雨間の雨上がり。落ち葉や雑草が散乱していたことでしょう。
DSCF5583-20160628
水が澄んで底まで見えるビオトープ。水の状態は日によって異なります。最近はお魚もよく見えてトンボの飛び回る姿がいつも目に入ります。今朝、子ども達と朝のご挨拶を門のところでしていたら、到着した昆虫大好きのAくんが「下の方にトンボがしんでしまってたんだよ。あれってなんだろう?」と少し名残惜しそうに教えてくれたので、石段を下りて探してみると確かに動かなくなった大きく立派なトンボがいました。あとで子ども達と図鑑で調べてみるとそれは”オオシオカラトンボ”のメスでした。鮮やかな黄色の体が特徴でした。
DSCF5702-20160628 DSCF5709-20160628
昆虫大好きの年少児Tくん、走っています。 Aちゃん満面の笑みでブランコ中。
DSCF5710-20160628 DSCF5712-20160628
Hちゃん達も気持ちよさそうにブランコに乗っています。Mくんはダントーイ社のスコップがお気に入り!
DSCF5714-20160628 DSCF5720-20160628
長椅子ではお昼ごはんをつくっているのかな。 カゴを椅子にしてお鍋がたくさん並んでいます。 yuuka先生と子ども達。ハーイ、みんな気持ちいいかな~!
DSCF5722-20160628 DSCF5725-20160628
最近、昆虫好きの子ども達のリクエストで簡単な虫の標本を作っています(勿論動かなくなった虫の場合です)。すでに幾つつくったか忘れましたが後ほど少しご紹介します。 目の前に夏の虫の一つノコギリカミキリがいたのでお庭あそび中のTくんに見せてあげました。少し前、第4グループの公園にゴマダラカミキリが出てきた時期がありましたが、幼稚園ではこの頃、元気に動き回るノコギリカミキリがよくお目見えします。
DSCF5729-20160628 DSCF5732-20160628
お口にはさまれると痛いからこうして体の横を持ってつかんでごらん。 Tくんしっかりと上手につかんでいます。
DSCF5733-20160628
ほうら、持ち上げた。5月~8月に里山で夕方によく飛ぶカミキリムシです。カナブンやセンチコガネなど、毎日いろんな昆虫を見つける子ども達がいます。ここ暫くは雨降りが多いので久しぶりの来訪かも知れません。この時ちょうどTくんは、数日前に手の平に入れて観ていたグリーンメタリックの可愛いマメコガネ(年長さんが育てる枝豆の葉が好物)を探していたところでした。
DSCF5738-20160628 DSCF5746-20160628
図鑑にたいてい載っているので確かめてみましょう。他にタマムシなども近いうちに姿を見せてくれることでしょう。また各クラスで育てているカブトムシもいよいよサナギになり、あとは羽化するのを楽しみにしている子ども達です。
DSCF5750-20160628 DSCF5754-20160628
「お口に手がはさまれたら大変。とても痛くて切れちゃうくらいだからね」とちょうど手にしていた紙切れを噛ましてみています。カミキリムシという名だけあります。そこへGくんが虫かごのふたを開けてくれたので一緒に入れてあげました。
DSCF5758-20160628 DSCF5759-20160628
お砂場でも作業が続いています。向こうにはアサガオも随分ツルを伸ばして大きく育ってきています。
DSCF5769-20160628 DSCF5773-20160628
ほしぐみ前にいた年中児Kくん。こちらも昆虫大好き少年ですが、年少のTくんがノコギリカミキリを紹介していました。次に会ったときにも虫の話をするのかも知れません。
DSCF5803-20160628 DSCF5804-20160628
ミルテの花が数個咲いています。少しずつ徐々に大きく成長しています。 先日植えたホリホックも根付きアナベルとともに柔らかなイメージのエリア。
DSCF5809-20160628 DSCF5812-20160628
芝生やクローバーの中の雑草など、細かな手入れのお陰で庭は維持されています。 コンポスト横にそっと置いてあるふるいとバケツ。きっと残しておきたかったのでしょう😊
DSCF5813-20160628 DSCF5820-20160628
こちらも草間にそっとしのばせている虫かご。つかまえた虫を残しておきたかったのかも知れませんね。このあと、ひみつの庭のトピアリーの中にも虫かごが一つ隠れていました^^。いくつか太郎先生と集めて微笑ましく思いながら持って帰りました😊
DSCF5818-20160628
ミルテの植栽エリア。いつもママ達が上のクスノキからの落ち葉を取って下さる場所です。
DSCF5822-20160628 IMG_2649-20160628
Bosch製コードレス芝刈り機。お家でお野菜栽培の際、畝に肥料用として生やしておられる植物を刈り込む用途のものを園の芝刈りにご持参いただき恐縮です。園でも手にいれなくては・・。手押し型の芝刈り機とは用途が異なり、芝のエッジ部分など細かな作業で使用されています。 年長児が育てている枝豆が大分大きくなっています。「大豆になる前に食べないといけませんよ~」とFママ。枝豆は若いうちの名称でそのまま育っていくと大豆になります。明日、おゆうぎ練習の合間をみて年長児クラスで収穫することにしましょう。
DSCF5823-20160628
今日もご来園本当に有難うございました。火曜日以外にもお出で下さる方のお働きに感謝申し上げます。
IMG_2654-20160628
いよいよ、フサフサに生えてきた芝生築山。発表会後にはライオン壁泉プールで水あそびも楽しみです。裸足で芝生を楽しみ転げ下りるのも今から楽しみですね! 芝生育成にご協力下さいましたママ達、お陰様です💜
-----
年中ゆきぐみ ピーマンを収穫して食べたよ!(6月27日(月)記録)
5月初めに子ども達か植えたこどもピーマン(品種ピー太郎)がたくさん実をつけてきました。苦くない!子供に大人気!肉厚ジューシー!というピーマンは行きつけのお店のおすすめです。ビタミンCを豊富に含み、カロテン含量は従来ピーマンの約2倍だそうです。
DSC_0504-20160628 DSC_0506-20160628
梅雨の晴れ間の昨日、まずは年中ゆきぐみがtomomi先生と一緒にお味見をしました。ピーマンを全員手に取って香りを確かめたり、輪切りにした中をのぞいてみたりしました。
DSC_0510-20160628 DSC_0513-20160628
大量に収穫できてお料理にできるほどあってもいいのですが、初めて栽培し上手に育ってくれたピーマンをみんなで大事にいただきました。白いお皿に入れ、目にも嬉しいようにミニトマトを添えて。
DSC_0519-20160628 DSC_0520-20160628
「いただきます!」大きく育って実がなったお野菜をみんなで感謝していただきました。苦味がないのであまりピーマンが好きではない子も美味しくいただけたようです。viviちゃんもパクリ!
DSC_0521-20160628 DSC_0523-20160628
「ほうら、すぐにたべちゃった」とCちゃんAちゃん。 「ほうら、トマトとピーマン、どっちもたべちゃうぞ」Sちゃんも。
DSC_0525-20160628 DSC_0526-20160628
私達もおすそ分けを頂戴しました。しっかりしたお味の確かに苦味のない子どもピーマン。無農薬で無事育ってくれて感謝。 7月に入るとこちらの石英板のプールは子ども達の歓声と水しぶきが響きます。
----------
「かんたん昆虫標本」
年長児S太郎くんは昆虫大好き。そのお兄ゃんで卒園児小学生のK汰郎くんとともに昆虫博士です。すれ違いざまに昆虫の話題を投げかけてくれるので頼もしい限り。自然の中で動かなくなった昆虫を虫かごに見つけ図鑑で調べてみるとたいてい見つかりそれは嬉しいものです。過日、お帰り間際で急いでいる時に「しらべておいてね」と頼まれました。残していた小さな紙箱があったことを思い出し図鑑の箇所をカラーコピー。本来の標本で使う脱酸素剤、乾燥剤、針なども何も使用しないかんたん標本です。なのでいずれはお墓を作って入れてあげなくてはと思います。ごく最近のものをご紹介します。
DSC_0527-20160628 IMG_2661-20160628
左上写真は今朝、年中児のKちゃんから依頼を受けた”コクワガタ メス”。標準サイズよりも大きく立派です。お昼間に聞くと上終公園で前に見つけたものだそうです😊大事に虫かごに入れて登園したので微笑ましいことです。  右上写真は第三園舎前にいて子ども達も見つけた”キマダラカミキリ” 立派な触角です。いずれも生きてはいないのでじっくり観察もさせてもらえます。
         IMG_2662-20160628
こちらは登園した年中児Aくんと見つけた”キョウトアオハナムグリ”。グリーンメタリックがとても光る昆虫です。京都限定種でしょうか😊 赤ちゃんカマキリがいたりコガネムシ、カミキリムシの種類が出没したり、これから夏の園内で見られる自然の生き物との出会いもとても楽しみです。
IMG_2658-20160628
----------
本日は園内通信「お知らせ35」をお出ししました。
内容は、
◇ 尿検査について *容器など一式をお持ち帰りいただきました。

2016.06.21

6月21日(火) / 紫陽花”アナベル” ・ひみつの庭の”ママの日”だより・はじき絵(年少児🌼七夕飾りのひとつ)

DSC_0453-20160621
   <アナベル>   ユキノシタ科  原産地 北アメリカ  学名 Hydrangea arborescens cv. Annabelle.

DSC_0387-20160621

            *  *  * 

紫陽花のきれいなこの季節に清楚なイメージのアナベルは欠かせません。黄緑色のつぼみが、いつの間にか雰囲気のある白く可愛らしい花を咲かせていました。

こちらのアナベルは現在一年生のKくんが昨年の今頃、この花を気に入ってレンガの丸窓の下にお友だちと植えてくれたものでした。小学校の先生からも元気に通学されていることを窺うことがありとても懐かしいですが、その時の笑顔までが脳裏に甦ってくるから不思議です。

昨日をもって、5月からスタートしたクラス写真撮影が全クラス分終了しました。子ども達一人ひとりがほんの一瞬で表情が変化したり、また瞬きの瞬間も含めると、クラス全員が真っ直ぐに前を向いての撮影が上手くいくことは実はなかなか容易ではありません。一枚撮るごとに少しずつ手足や顔が動き、また、さっきまで集えなかった子がようやく気持ちを切り替えて頑張って臨むことができた途端、他の子の集中が途切れてしまったり。写真が出来上がる以前の内幕はさまざまありますが、全員が集中してこそのクラス写真が撮影できたことは新年度スタートから僅か数ヶ月間の大きな成長の証です。現在頑張って取り組んでいる1学期生活発表会のおゆうぎと同様、先生とともにクラスが一つになって達成できた取組みでした。

また本日は6月のお誕生会を行いました。予定時刻より早く第三園舎に集合し、会場は全員が静かに集い会が始まりました。6月全学年合同の歌「はをみがきましょう」、年中少合同の「ながぐつマーチ」はどちらも歌いやすくとても楽しい曲。リズムにのってみんなでしっかり歌うことができました。年長児はお気に入りの曲「虹のむこうに」。ピアノ前奏に続いて声を合わせ、凛々しい笑顔での合唱でした。6月お誕生の子が名前を呼ばれたら前に出て、園長先生からプレゼントを受け取ります。その後全員が並び、会場の園児と先生達からお祝いの歌を歌っていただき、生まれたことを讃えられる喜びと感謝の日でした。

後半は先生たちからの楽しい出し物です。6月の「歯と口の健康週間(6/4~10)」にちなみ、とても分かりやすい寸劇が繰り広げられました。「歯を磨かずに寝てしまったらどうなるかな?」しっかりみがいて寝た時との違いを、寸劇で子ども達にわかりやすく伝えていました。ナレーター役の先生も加わり、歯の大切さ、磨き方のポイントを楽しく学べるとても大事な時間でした。子ども達はお話の流れに集中して耳を傾けていました。最後にはみんなで「はをみがきましょう」を再度合唱し、園長先生からのお話とともに会は終了しました。歯はしっかりと噛んで美味しく食事をしたり、はっきりと声を出したり、また姿勢にとっても大事な部分です。80歳になっても自分の歯を20本は残しておこうという8020(ハチマルニイマル)運動を目指すためにも、今から歯を大事に手入れする習慣を守りましょう。
--------------
ひみつの庭の”ママの日”だより
昨夜から早朝まで雨が降り続いた今日。日中は青空が広がる晴天と、急激な雨降りが交合に訪れるという珍しい一日でした。子ども達の登園後9時以降は小雨。お誕生会を終えた10時過ぎには再び空が明るくなってきました。すでに数名のママの姿があるようです。急いで庭へ上りましょう。
DSCF4303-20160621 DSCF4306-20160621
たんぽぽぐみ花壇のひまわりはすでに150㎝ほどはあるでしょうか。ぐんぐん伸びて大きな葉を広げています。 Hママは芝生の中に生えた雑草引きの作業中。背の高いジギタリスの花がもう終わりそうなので、夏の庭を引き継いでくれる同じく背の高い花ホリホック(タチアオイ)を数種類用意しました。
DSCF4317-20160621 DSCF4311-20160621
アプリコット色のホリホックで中心部が濃い赤紫Alcea rosea Halo’s Apricot(ハロ・アプリコット草丈160cm)×4、藤紫色半八重咲きのAlcea rosea Creme de Cassis(クレム・ド・カシス草丈140cm)×1、黒紫色の花と黄色の芯が特徴Alcea rosea Blacknight(ブラックナイト草丈150cm)×1、ロセアチャターズレッド(スカーレット草丈150~200cm)×10の計16株。毎夏、疏水沿いに背の高いホリホックが咲いているのを見かけます。宿根草なので毎年時季がくると咲いてくれます。 Gママも手入れ中です。
DSCF4308-20160621
青々とした葉を伸ばしているところの築山の芝生。随分元気になりました。
DSCF4318-20160621
Yママはてみを持ちビオトープの向こう側方面の手入れをして下さいます。
DSCF4321-20160621 DSCF4324-20160621
苗を運ばなくちゃ、はさみを忘れたわ、帽子、カメラも忘れたわ、と庭まで何度往復したでしょうか。年少クラスが「はじき絵」で七夕飾りの製作を終えたところのちゅーりっぷぐみさんに出会いました。これからたんぽぽぐみへ集合し、みんなでおゆうぎ練習をするようです。年少児ことりぐみさんもクラスを出てやってきましたよ。何だかとても楽しそうです。
DSCF4326-20160621
こちらは先週のママの日に大勢で蒔いたシロバナクローバーの発芽。播種後3日目の17日(金)には小さな赤ちゃんの芽が顔を出していました😊。たくさん密に密集して出ていますが野芝の発芽は未だのようです。種蒔きして本当によかったです😊
DSCF4341-20160621 DSCF4343-20160621
オオシマザクラの足元のハーブエリア前を手入れ中のNママとYママ。 こちらはMママ、シャクナゲ横の芝生の中の雑草などお手入れ中。
DSCF4344-20160621 DSCF4345-20160621
私は花後のクリサンセマム ノースポールを根を残し地上部をカットしています。株があちこちにたくさんあります。冬にはまた白い花を咲かせてくれるこちらも宿根草でとても丈夫な花。 
DSCF4346-20160621 DSCF4349-20160621
子ども達は築山の下を通ってお野菜の成長をみてきたようですね。 ビオトープまわりはトンボが飛び、お魚も気持ちよく泳ぐ姿が見られます。
DSCF4353-20160621 DSCF4355-20160621
いたいた、オタマジャクシ。こちらの半円の張り出しまで泳いでくるオタマジャクシ。休憩できる落ち着く場所らしくいつもここに並んでいます。 フェンス外では石畳沿いの手入れをされるHママ。お母さんありがとう。
DSCF4356-20160621 DSCF4357-20160621
年中児が外あそび中、ひみつの庭を行き来します。 「これなに?」とSちゃん達。これはお花の栄養よ。
DSCF4358-20160621 DSCF4361-20160621
「ほら、オタマジャクシいっぱいいるね。つかまえてみる?」 Yママとホリホックの植栽エリアを思案中。
DSCF4364-20160621 DSCF4365-20160621
みんな集まってきています。なんのお話をしているのかな。何か生き物でもいたかな!
DSCF4363-20160621 DSCF4366-20160621
「こんな貝がいたんだよ」とSちゃん。そう、これはどこからやってきたのかよくここで見られる貝。アンモナイトみたいな形をしています。 ギボウシの花が高く咲き、その横で水の生き物に夢中の子ども達。カエルも時折顔を出します。
DSCF4383-20160621 DSCF4384-20160621
Yママ、シャベルでホリホックを植えるところの土をほぐし中。 私は昨年子ども達が植えた高さ80㎝くらいの矮性種 ホリホック“スプリングセレブリティーズ(ピンク)”の横並びに真っ赤なホリホック”ロセアチャターズレッド”をスコップで植えはじめます。
DSCF4385-20160621
オタマジャクシ、貝、ヌマエビなどに夢中の男の子達。前の睡蓮の葉の上にはイトトンボが遊んでいます。
DSCF4388-20160621 DSCF4395-20160621
MママとUちゃん。ここに植えるといいかしら、と相談。 落ち葉が溜まる場所もきめ細かな手が加わり整えられるダイオウグミの下。
DSCF4390-20160621 DSCF4392-20160621
「ここに植えてみる?」とSちゃんの手ほどきをされるYママ。穴を開けほぐしたところに新たな土と栄養を入れ、ホリホックの苗を植えていきます。
DSCF4394-20160621 DSCF4397-20160621
こちらはMママが手ほどき。最初に植える場所に苗を置き、スコップでほぐして栄養を加えて植えます。
DSCF4399-20160621
グローブジャングルであそぶ年中児達。青空が広がりラッキーな外あそびのひと時。
DSCF4414-20160621 DSCF4423-20160621
カエルはどこかな。カエルをどうしても捕まえたいKくん達。 私もお花を植えるわ、とYちゃんも。
DSCF4424-20160621 DSCF4427-20160621
じゃあ、ここに植えましょう。アナベルの白い花がたくさん咲いている丸窓の下。さあここに植えてごらん。
DSCF4432-20160621 DSCF4433-20160621
自分でできるよ、とYちゃん。ポットから上手に苗をはずしてやわらかくなった土に入れてあげました。
DSCF4436-20160621 DSCF4444-20160621
こちらも真っ赤なホリホックを植えています。Mママと一緒にいくつも植えた女の子達。上手くいけば今年花が咲くといいね。もしかすると開花は来年になるかも知れません。
DSCF4446-20160621 DSCF4451-20160621
ウッドデッキ際にハロ・アプリコットを。これは大き目のポット苗なので上手く根付くよう願いを込めて。 Kくん、お帽子にシオカラトンボがとまっているの、知ってる!?
DSCF4455-20160621 DSCF4462-20160621
静かな夏の水辺。 と思いきや、とうとうカエルを捕まえたKくん。ほらっ、ツチガエルだ。素手でよく捕まえたね。
DSCF4466-20160621 DSCF4468-20160621
いくつもお花を植えられたね。あと2つ残ってる。全部植えちゃおう・・、栄養も入れるね・・
DSCF4474-20160621 DSCF4476-20160621
Kくん、まだカエルを探してます。日中は鳴かないのにどこにいるのかわかるKくん。カエルももう逃げられない(^^)! はいはい、こちらが珍客、本日発見したハクビシン。通路の向こうからこちらを見ています(小さくて分かりづらいですが)。ふと太郎先生が見つけ撮影。年少さんの育てているイチゴが赤くなると食べられた跡があると言ってたasami先生。それ以来ネットで対策をしていますが・・。イタチやらタヌキやらハクビシンやら、なんで集まってくるのかな。ここはお山でございますので💦
DSC_0451-20160621 DSCF4484-20160621
ピンクのエキナセア、綺麗に咲きましたね。 雨上がりにもかかわらず身軽に足を運んで下さるママ達。みんな☀女(はれおんな)かも😊。楽しいひと時。
DSCF4485-20160621
本日も活動お疲れ様でした。医療、子どもの体、健康法の相互伝授など、有意義な時間を共有し青空のもと解散となりました。
----------
年少児「はじき絵」~七夕飾りの一つ(枠づくり)
本日のお誕生会後、年少クラスに行きました。他の学年も訪問の予定でしたが時間の都合で叶いませんでした。
DSC_0465-20160621 DSC_0466-20160621
こちらは絵の具をお皿に溶き、子ども達が順番に筆を使って予めクレパスで描いた紙皿に色を落としていきます。紙皿の凹凸でブツブツと筆が動きます。
DSC_0473-20160621
何色かの色合いが重なりなかなか面白い作業です。以下、各クラスの取り組みの様子を一部ご覧下さい。表ができたら裏返し。クレパスの色はじきが見られたり、それぞれが選んだオリジナルのカラーで作品をつくります。いずれ、枠の中央には現在育てているイチゴの絵を描いて後で取り付ける予定です。一つの作品もじっくりいろいろな体験をしながら数日に渡り仕上げていきます。筆は本日がほぼ初めての体験になります。年少児は色を十分に楽しむ導入からスポンジなどを使用して色あそびを重ねてきました。
DSC_0471-20160621 DSC_0472-20160621

DSC_0474-20160621

DSC_0478-20160621

DSC_0460-20160621

DSC_0427-20160621 DSC_0428-20160621

DSC_0430-20160621 DSC_0433-20160621

DSC_0436-20160621 DSC_0438-20160621

DSC_0437-20160621

DSC_0440-20160621 DSC_0441-20160621

DSC_0442-20160621 DSC_0444-20160621

DSC_0443-20160621

DSC_0447-20160621 DSC_0449-20160621
テーブルはカバー無しでそのまま使用していますが、天板は最後にダスターで一気に綺麗に拭き上げることが可能です。
DSC_0376-20160621
Fママが過日に植えて下さったエリア。中央にアンティークピンクのコスモス、手前にはキク科の花アスター”ネネ ブルーフロスト”が植えてあります。後部にはミックスカラーのコスモスを秋に開花するよう7月半ば頃に蒔く予定です。夏を越え、風に揺れる爽やかなコスモスが咲く季節も今から楽しみです。
DSCF4330-20160621
ひみつの庭のブッドレアの木が一斉にたくさん花をつけました。毎年数種類のチョウがやってきますが、本日はクロアゲハの到来でした。翅がすこし傷んでいます。花の蜜を吸ってまた元気に飛んでいけますように。

2016.06.15

6月15日(水) / 紫陽花の季節 ・ひみつの庭の”ママの日”だより(6/14(火)記録)

DSC_0406-20160614
<八重柏葉紫陽花“スノーフレーク”> ユキノシタ科 原産地 北アメリカ  学名 Hydrangea quereifolia ‘Snow Flake’
<西洋紫陽花“パリジェンヌ”> ユキノシタ科 2007年ドイツ作出  学名 Hydrangea macrophylla “パリジェンヌ”

梅雨の最中。ひみつの庭のビオトープ背景に満開に咲いている紫陽花は、柏葉紫陽花と中央がパリジェンヌ、そして写真には写っていませんが左端にブルーの西洋紫陽花。柏葉紫陽花は白い花びらに雨粒をのせて爽やかにたわわに咲いています。中央はパリジェンヌという名前らしく植栽一年目はとても鮮やかな赤花でしたが、土壌が酸性に傾いているためか紫色でシックな装いです。来年こそは元の赤色パリジェンヌらしくなるように有機石灰を施し土がアルカリ性を保てるようにしようと思います。
----------------------
ひみつの庭の”ママの日”だより(5/14(火)記録)
昨日は、ひみつの庭の北側クローバーのエリアにシロバナクローバーと野芝の種を蒔きました。
DSCF1995-20160614 DSCF2162-20160614
芝生築山のエアレーション作業後約二週間。皆さんの作業が功を奏し芝生が青々と育ってきているところです。一方、クローバーエリアは現在は地肌がむき出しで、所々に白い花を咲かせ点在している状態です。本日はFママの提案により、野芝とクローバーの種をミックスして植えてみることになりました。
DSCF2165-20160614 DSCF2242-20160614
調達した二種の種を見てFママと播種量などについて確認中。 いつものように庭まわりの手入れをして下さるママの姿もあります。
DSCF2265-20160614 DSCF2267-20160614
まずクローバーの中に生えるオオバコなどを草取りヅメやご持参の道具で取り去り、その後整地します。 後方には子ども達が植えた野菜がすくすく育ち実がなっています。それらも芝生地の方へ移動し、芝生地との境界まで新たな種を蒔きます。
DSCF2293-20160614 DSCF2295-20160614
ツゲのトピアリーも若葉がすくすく成長していますが、その上にも中にもクスノキの葉や枝がたくさん落ち込んでいます。そこをコツコツと手入れをして下さるママ。有難うございます。 野菜プランター間の落ち葉も熊手で取ります。熊手というものがなければ落ち葉集めはどうすればよいのでしょう、と思うくらい便利な道具だといつも感心します。子ども達もダントーイ社のレーキ(熊手)を持っていますが、砂場のそれと変わらないくらいお山の幼稚園では大事な道具の一つです。
DSCF2298-20160614 DSCF2307-20160614
年中児が植えた朝顔が随分ツルを伸ばしています。支柱を立てて園庭お砂場の横に早く置かなければいけません。(→この日の夕方にプランターを移動。持ち合わせの支柱を立て、短い支柱はレンガにテープ止めをして完了!) ママを見つけた年少児Kちゃん。さすが、ママを見つけるのが早い😊
DSCF2310-20160614
「これはね、こうして草を抜くのよ。」とママ。抜く草と抜かない草があるから難しいね。自由あそびの時間、ママの姿を見て嬉しくて涙が出る子もありますが気持ちはよくわかります。やがて涙も出なくなり笑顔に変わる瞬、お母さまも私達園としても子の成長を嬉しく思うものです。
DSCF2441-20160614 DSCF2447-20160614
大変です!またまた北側に広がる竹藪から竹の地下茎がこんなお庭の中まで侵入しているのを発見したママ。スコップで、シャベルですさまじい竹の根を掘り上げようと必死です。
DSCF2479-20160614 DSCF2482-20160614
生やしたまま放っておくとここも竹林になりそうです。まるで固い骨でも埋まっているような状況です。シャベル二本で頑張った末、のこぎりでカットするためにりょうま先生に出動していただきました。
DSCF2491-20160614 DSCF2494-20160614
なかなか手ごわい竹の地下茎。北側の竹藪は最近勢いがあり、春からすでに何本も竹の地下茎と戦っております。生活発表会の日にお持ち帰りいただく笹も、未就園児ミニミニ幼稚園(7/2)で使うミニ笹もこちらの竹藪から朝採りで調達しています。
DSCF2500-20160614 DSC_0359-20160614
「よーーいしょっ」ママの手助けとともにりょうま先生のお陰で三本の竹の地下茎が掘り上げられました。でも少し横を見ると庭の中に地下茎がチラッと見えます。春には竹藪からの地下茎の根切りもお願いしましたが手に負えない竹の力。やむを得ない場合は掘り上げますがあまり対抗してもキリがないでしょう。植物の力はスゴイですね。「タケノコがニョキッと生えたら子ども達は嬉しいでしょうけれどね」とママ。
DSC_0356-20160614 DSC_0355-20160614
さて、いよいよ種を蒔きましょう。[アップ写真]左が白クローバーの種。粟より小さ目です。右が野芝の種。稗より細めです。同時に蒔くとどうなるかな?
DSCF2503-20160614 DSCF2509-20160614
ザザーっと二種類の種を容器へ。面白い~、とこちらが思うと同時にそんなところを見つけるのがとても素早い子ども達。こうして手でよく混ぜましょう。
DSCF2506-20160614
気持ちいいね~。年中児Kくん、グルグルグル~と混ぜましょう。実は手触りが楽しい作業です!
DSCF2518-20160614 DSCF2523-20160614
紙コップですくって蒔いてみましょう。年長児Kくんも試してみる? こうしてコップから手に取ってパラパラッと。
DSCF2528-20160614 DSCF2534-20160614
どちらもとても小さな種です。種を蒔く前にはシャベルなどで耕すことはせず、草取りツメなどを使い、地面を搔いてほぐしていく作業を行いました。
DSCF2537-20160614 DSCF2540-20160614
すでにお野菜プランターは芝生側へ移動済み。みんなで種蒔きの作業が始まりました。
DSCF2543-20160614 DSCF2649-20160614
あちらのテーブルセットまでのエリアはこうしてみると結構広さがあります。年長の子ども達もやってきて種蒔き体験です。
DSCF2559-20160614 DSCF2573-20160614
みんなでパラパラ~と地面をよく見ながら蒔いていきます。年中児もやってきました。
DSCF2585-20160614
大勢での種蒔きタイム。
DSCF2603-20160614 DSCF2612-20160614
プランターや畑に種を蒔くことはあっても、そのまま地面に種を蒔くことはなかなかない体験かも知れません。
DSCF2620-20160614 DSCF2627-20160614
年中児、年長児さん、お母さん達のところへやってきました。
DSCF2633-20160614 DSCF2639-20160614
まだまだ種がありますよ。Cちゃん、はいどうぞ。 てみにたっぷりの種をもらってみんなで丁寧に蒔きましょう。
DSCF2642-20160614 DSCF2649-20160614
コップからパラパラパラ~。      コップにしっかり種を詰めて、もう一回。
DSCF2655-20160614 DSCF2658-20160614
だいぶ蒔けてきたようですね。     僅かに残っているまばらなクローバーの中にもパラパラ~。 
DSCF2661-20160614 DSCF2669-20160614
手の平の指の間からサラサラ・・・。   みんなで種を蒔きましょう。
DSCF2670-20160614 DSCF2673-20160614
一粒一粒の種がやがて芽を出し、クローバーと芝生で一面のグリーンになりますように。種蒔き後は、その上から芝生用の目土をみんなでかけて終了となりました。約8日〜10日ほどで発芽が見られる予想です。
DSC_0357-20160614 DSCF2740-20160614
自宅庭でできたバジル、ペパーミント、ひみつの庭のローズマリー、レモングラス(Fママのお庭から株分けでいただき収穫)、無農薬レモンピールの自家製ハーブティー。 暑い中皆さまお疲れ様でした。冷たいうちにどうぞ。プチクッキーとともに。差し入れも頂戴し有難うございます。お話にまぎれ封を開け忘れてしまいました。次回頂戴いたします。
DSCF2749-20160614
種蒔きをしたエリアの後方にて記念写真をパチリ。
DSC_0333-20160614
移動前のお野菜プランター。小さ目の甘い子どもピーマン、枝豆、いちごコーナー。
----------
DSC_0337-20160614 DSC_0338-20160614
さて、ここからはこの日の朝に取り組んでいた年長児の鉄棒→ケンパ→走る→鉄棒のシーンです。逆上がり、頑張っています。私も昔あたり前にしたケンパ、みていると結構簡単にいくとは限りません。最後まで頑張って、と応援しながら。
DSC_0342-20160614 DSC_0344-20160614

DSC_0345-20160614 DSC_0346-20160614

DSC_0347-20160614 DSC_0348-20160614

DSC_0351-20160614 DSC_0352-20160614

DSC_0381-20160614 DSC_0394-20160614
今年の一番花のブッドレア、チョウの好きな花。          昨年度の年長児が植えた宿根草エキナセア。
DSC_0396-20160614
ビオトープ東端オオシマザクラの根元のバーベナ”ボナリエンシス”が満開。
DSC_0414-20160614 DSC_0417-20160614
擬宝珠(ぎぼし)の上にやってくるシオカラトンボ。何周もまわってやはりここがお気に入りの様子。 ビオトープ奥には水生植物コウホネ、アサザが満開に。
DSC_0422-20160614 DSC_0423-20160614
夕刻、tomomi先生、yoko先生と子ども達が植えた朝顔プランターをお砂場横に移動。支柱を設置し上へと伸びていくのを楽しみに。朝顔のツルは左巻きでしたね。斑入り、矮性種などさまざま混植となってしまったため(矮性種は大きくならない種類なので一緒に植えていないのになぜ混ざったのか不思議?)、どう成長するのかはお楽しみにしましょう。お野菜、朝顔いずれも土が乾いている時は子ども達がいつも水やりのお世話中です。
DSC_0393-20160614
現在のビオトープの紫陽花全景。飛び回るギンヤンマ、シオカラテンボにイトトンボ。オタマジャクシもいよいよ見られます。

2016.06.01

6月1日(水) / ホスタ “フランシスウィリアムズ” ・ひみつの庭の”ママの日”だより(5/31(火)記録)

DSC_0178-20160531
  <ホスタ ”フランシスウィリアムズ”>
   ユリ科  原産地 東アジア全域  学名 Hosta ‘Frances Williams’
   1986年F.&C.Wiliams作出  H.‘Elegans’の突然変異種
   (学名のHostaはオーストラリアの植物学者N.T.Host氏とJ.Host氏に因む)

ビオトープが完成した後、初期の頃に植えたのがこちらのホスタ。冬~春は落葉期で何もなくなりますが、年々株が大きく成長し今年も鮮やかなグリーンの葉がまわりを明るくしてくれています。橋やお寺の欄干に取り付けられる擬宝珠(ぎぼし)の形と似ていることから名付けられたので和名はギボウシ。そう言えば、ビオトープに来たトンボの休憩場所にもなっていますが、御影石の擬宝珠がビオトープ中ほどにあります。
DSC_0179-20160531
日本では江戸時代からホスタの園芸種が作られていましたが、江戸後期にはシーボルトによって欧米に紹介され今では世界中の庭で植えられています。花言葉は「落ち着き」「沈静」。パーフェクトプランツとも呼ばれ、空いたスペースにはギボウシを植えるとよい、とも言われます。和風、洋風どちらの庭にも植えられる上、日陰のシェードガーデンにもとても似合います。もうすぐ淡いラベンダーカラーの花が涼しげに咲いてくれるでしょう。
---------------
ひみつの庭の”ママの日”だより(5/31(火)記録)
昨日は日中は30度近くなり快晴の日和でした。いよいよ予定していた芝生のエアレーション作業が始まります。
ガーデナーママことFママによる作業手順としては、
 1ーホウキで堆積した枯れた芝をかきだす
 2ーローンパンチ等で穴をあける
 3ー肥料をやる
 4ー目土を入れる
という順番です。

芝生が薄くなっている箇所があるため種蒔きの手段もありましたが、一応まんべんなく生えているので以上の方法で手入れをすることに。

思い返せば数年前。園の理事会で「園庭をすべて芝生にされたらどうでしょう」と提案されたN先生。先生の留学先のスコットランドではあちこちに芝生地が多くあり、子ども達や学生はその上で伸びやかに気持ちよく過ごしていましたから、とお話が出たことがありました。その言葉をひみつの庭づくりの際に思い出し、現在のビオトープの場所にあった土を盛って山をつくり(築山)、その築山を芝生地にするアイデアが浮かびました。そうして一年目二年目の夏には特に手をいれることなく青々とした芝生が育ち、その上で寝転がったり、転げ下りたり、また秋にはグラスホッパーと戯れる子ども達に目を細めていましたが、三年目の春には驚くほど芝生が生えなくなりました。特に冬の雨や雪のあと、子ども達が遊んだあとの築山のすそ周辺は泥のぬかるみとなり、芝の根ごと抜けてしまうことも度々でした。土壌の排水の問題もあります。その辺りを継続してFママと談義を重ね、手入れをしながら現在に至ります。
「芝生は植えた年と次の年くらいはそのままでも綺麗ですが、その後がなかなかどこも難しいようです」と施工された方が仰った記憶がありますが、それはこのことなのだと思い至ります。育てつつ、使用しながらメンテナンスを施す。確かに御所などでも芝生養生中と書かれた看板があり、ケア中のエリアを見かけることがよくあります。
DSCF0026-20160531 DSCF0039-20160531
足元に左右二箇所穴が空いたローンパンチを使用し、ママ達が芝生のエアレーション作業をされています。年々土壌が固くなり枯れた芝生が堆積して芝生地も少しずつ老化しますが、それを防ぐために芝生に穴を開け、酸素を供給しやすくし、新たに肥料、目土を充填します。  傍ら、ママの日の用具置き場にあるほうきの吊り下げフックを取り付け中のGママ。立てておくとほうきの先が反ってしまうのが気になっており、手に入れた強力マグネット^^で吊り下げることが数ヶ月間課題のまま出来ずにいました。それをこの日ママにお伝えし、暫くして振り返った時にはすでにフックは勿論ほうきが全てかけられていた!という、驚きのスピードで作業が終了。その早業には圧倒され驚くばかり!有難き幸せ。ほうきが12本すべて掛けられるようになりました。
DSCF0033-20160531 DSCF0051-20160531
この作業で通気性、排水性が改善され、芝生の根の発生も促進し、芝生が若返りますよう願いを込めてのエアレーション パンチング。  自由あそびの時間、ママ達を見つけた年長児Fちゃんが急ぎ足にひみつの庭に向かっています。
DSCF0072-20160531 DSCF0129-20160531
「わたしもさせて!」と言う声が聞こえてきそうです。Fママ、Nママ、Mママ、Sママ、次々とパンチングを継続されています。子どもの睡眠のこと、お食事のことなど、いろいろとお話をしながらの作業が続きます。
DSCF0135-20160531 DSCF0139-20160531
Оママがご自宅庭の芝生の根付きをご持参下さいました。葉を拝見したところ長い葉なので西洋芝かと思われます。生えにくいところに元気をいただけるよう頂戴しました。 一方、エアレーション後の穴に入れる目土、肥料の準備をされているKママ。一輪車の上は25ℓの土を一度に広げられ便利です。地面で作業をするより腰を曲げなくて済みます。
DSCF0150-20160531 DSCF0228-20160531
芝生について打ち合わせ中。  お庭によく遊びにくるネコのムーちゃん。もう帰るのかな。今日もカエルを追いかけたのかな?
DSCF0242-20160531 DSCF0247-20160531
北側エリアを熊手でお掃除中のKママ。大木のナナミノキがさらに大きくなり、黄色い落ち葉が今も始終落ちてきます。打ち合わせ中のFママと私。作業しながら築山の様子をみて次を段取りします。
DSCF0276-20160531 DSCF0288-20160531
パンチング作業のあと肥料を投入して上から目土をいれていきましょう。肥料は以前の固まったものをほぐしてみつつ・・
DSCF0292-20160531 DSCF0295-20160531
新たな肥料をを加えて混ぜ準備OK。
DSCF0377-20160531
エアレーション パンチングが続いています。まるで子ども達が植えた野菜の土に入っている肥料のような形に土が型抜きされて出てきます。ちょうどチョークのような土の塊です。それを見つけた子ども達は「ひりょうがいっぱいでてきたよ」と言っていたとtomomi先生。
DSCF0380-20160531 DSCF0382-20160531
Iママ、ハーブエリア前を熊手で落ち葉集め中です。 たくさんの穴が空いて空気の通りがよくなったように感じるひみつの庭の芝生築山。
DSCF0068-20160531 DSCF0057-20160531
この時間帯は自由あそび中の子ども達。虫さがしをしたり、大縄跳びをしたり、思い思いに過ごせる時。
DSCF0399-20160531 DSCF0392-20160531
庭の入口トピアリーの足元の落ち葉を有難うございます。 有機肥料なので少しにおいがありますが気になるほどではありません。芝生の生育によく効いてくれますようにと願いを込めて。
DSCF0748-20160531 DSCF0756-20160531
パンチング作業中のママのお話では、「土が硬いところはあまり芝生が生えてなくて、柔らかいところは青々としていますよ」とのこと。なかなかよく気がつかれます。つい重ねて考えてしまいますが、それはまるで人間の頭皮と同じ様ではありませんか。頭皮が固くて血流がよくないところとそうでないところでは発毛や髪質が違う、と考えると、やはり柔らかくしなやかで、強くなくてよいので弾力性のある体(頭皮^^)でありたい~、と考えてしまいます😊し、この築山も硬い部分をできるだけほぐし、空気、肥料、水分が入り込めて芝生が育ちやすいコンディションが必要になるのでしょう。  
DSCF0763-20160531 DSCF0778-20160531
「いっこ先生が、『芝生がまくだけで蘇る土のリサイクル材!』というネーミングにやられて買ってしまいましたから、まずいっこ先生が穴を開けたところにそれを入れていきましょう^^」と仰るFママ。どうしますか~、これからみんなが驚くほど芝生がいっぱい生えてきたら😊😊。私は商品の宣伝マンではありませんが、これはきっと特別の肥料!
DSCF0784-20160531 DSCF0785-20160531
築山のすその方や大木カシの周辺もパンチング。 ビオトープの向かい側ではウッドデッキとフェンスの間の草抜きをされています。
DSCF0796-20160531 DSCF0861-20160531
丸窓下のベンチであそぶ子ども達。              グローブジャングル しゅっぱーつ!
DSCF0863-20160531 DSCF0866-20160531
ベンチの下でおうちごっこかな。靴をきちんと揃えています。ごっこあそびは子ども達は大好きです。年齢により楽しみ方が違いますが、頭の中でイメージし、社会性や言葉の力を高める大事なあそびです。自分の思いを言葉で伝えつつ、お友だちの話を理解してコミュニケーションを重ねます。私達大人としては、子ども達の発想を見守りながら一緒になって楽しむのも一つです。
DSCF0870-20160531 DSCF0884-20160531
まわりの樹木の影が芝生に写っています。エアレーション作業ももうすぐ終盤を迎えます。
DSCF0888-20160531 DSCF1057-20160531
ダメージの場所に丁寧に肥料を入れるママ達。 年長児Iちゃん。お野菜が大きくなったね。これは年長さんが植えた枝豆。なんと葉と葉の間には小さな赤ちゃん枝豆ができかけています。
DSCF1064-20160531
そろそろ特別の肥料(土壌改良材)が行きわたった頃をみて、本来の芝生の肥料を撒いていきましょう。
DSCF1077-20160531 DSCF1078-20160531
Оママご持参の芝を丁寧に植え込み中。上手くつきますように!  Оママのお話をうかがっているとお宅では冬場はまったく生えていないとのことなので、ご自宅は西洋芝かと思われます。西洋芝は野芝より葉が長く寒さに強く、野芝などの日本芝は暑さに強い芝です。
DSCF1089-20160531 DSCF1093-20160531
さて、次は目土を細かな目のフルイに入れて築山で振るってはと考えましたが、ゴムバケツのタブトラッグスに入れてそのまま振るった方が上手くいきそうです。一人約1㎡分ほどずつ肥料を撒いていきます。
DSCF1099-20160531 DSCF1105-20160531
てみ、ゴムバケツに入れた目土を芝生全域にパラパラ撒きます。 ママを見つけたSくん、仲良く一緒に作業中。よかったね。
DSCF1170-20160531 DSCF1229-20160531
ひみつの庭入口サークルコーナーの芝生にもエアレーション後に施肥中。まんべんなく肥料→目土が撒けたらあとは優しくたっぷりとホースリールでお水をまきます。この日は解散後に十分に水をあげて下さいました。私が夕方に来ましたらしっとりと芝生地が水を保ち、空気と肥料を浸み込ませながら柔らかくなり築山、サークルスペースも喜んでいるようでした。
DSCF1257-20160531
お昼いっぱいまでの作業、お疲れ様でした。ご多用の中お時間を頂戴し有難く存じます。夏~秋には緑に輝く芝生で子ども達が素足であそべるよう準備が整いました。あとは暫くの期間、大切に保護しながら生育をみてみましょう。養生中ではあっても勿論、今日もお野菜のお世話をしに各クラスが注意しながら入っています。いちごは葉や実の成長を観察する中、先日はいちごの絵を各クラスで描いてみました(年少児)。今後は実を収穫し少しずついただきながら食育につなげます。年中さんが育てているピーマンは現在白い小さな花が咲き始め、その後は甘いかわいらしい実がなる予定です。年長さんの枝豆はとても小さな赤ちゃん豆の成長がこれから楽しみです。年中さんが植えた朝顔は、蔓が伸び始めた頃をみて園庭の砂場横で緑のカーテンに仕立て育てる予定です。

*本日6月1日(水)は、昨日はこれませんでしたがと3名のママが園庭のお掃除に来て下さいました。皆さまのご協力に感謝申し上げます。

2016.05.24

5月24日(火) / バラ”アンジェラ”・ひみつの庭の”ママの日”だより

IMG_2593-20160524
🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹
    <アンジェラ>
   系統  クライミング
   フロリバンダ  四季咲き
   学名 Rosa Angela
   作出1988年 Kordesドイツ
🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹
5月後半。園の子ども達のように、今年も元気に咲いてくれたバラ”アンジェラ”。2011年に鉢植えから土に下ろし今年で5年目になるつるバラです。

つるを毎年伸ばして大きな株になりましたが、まったく手入れができないままの一年間で申し訳ない思いがいつもあります。でもさすがに病害虫に強いバラだけあって、有難いことに今年も愛らしい花をつけてくれました。

先週より、全員出席のクラスに順に出向きクラス写真の撮影をしています。前列の子は椅子に座り、背中を伸ばし、足を揃えて手はおひざ。後ろの子は真っ直ぐに立って手は横に。長い時間は疲れるので撮影のポイントはタイミングです。素早く声かけをし撮影するよう心がけています。

「さあ、1、2の3、で撮るからね~。はい、いち・にの・さん、カシッ📷」と間髪入れずこんな感じで一気に3~4枚撮ります。先日の年長クラスに続いて本日は年少ことりぐみにも撮影にまいりましたが、ニコニコ笑顔でみんなとても凛々しく可愛らしく写っています。ほんの1分ほどの時間ですがみんなとても頑張っています。お手元に届く日を楽しみになさって下さい。
---------------
ひみつの庭の”ママの日”だより
日中の気温30度、夏日がつづく暑さの中、子ども達は毎日元気に登園しています。お弁当のある日の降園時は、うつらうつらしながらグループ先へ向かう年少児さんもおられますが、ほんの入園一カ月少々とは思えないくらい日々の成長を感じます。年中、年長児さんも新たな体験、チャレンジを重ねながら過ごしています。

本日は火曜日ママの日。気温が上昇する暑さの中を、お母さま方が午前10時過ぎよりご来園下さりお力添えを下さいました。
DSCF9472-20160524 DSCF9473-20160524
クローバーの中を、草取りヅメご持参で雑草を取り除いて下さるママ。 ウッドデッキとワイヤーフェンスの間も落ち葉、雑草が生えやすい場所なのでお手入れ中。
DSCF9474-20160524 DSCF9475-20160524
里桜”福禄寿”の足元を、また芝生を手入れ中のママ達。
DSCF9476-20160524 DSCF9516-20160524
森の入口付近をお手入れ中のママ。 ひみつの庭の入口にあるモチノキは白い花が満開を過ぎた頃ですが、その足元のまわりの植え込みをお手入れ中のママ達。
DSCF9518-20160524 DSCF9544-20160524
雑草、落ち葉、木の枝など何かしらと舞い落ちてくるところですが、ひみつの庭入口のテラコッタレンガやピンコロ石の上もママ達が細やかに手入れをされています。 入口サークルスペースの足元もみて下さり有難うございます。
DSCF9545-20160524 DSCF9566-20160524
ウッドデッキの上、壁泉のプール付近もママの手が入ります。 Sちゃんも、てみの落ち葉をコンポストへ運んで戻って来たところかな。
DSCF9573-20160524 DSCF9572-20160524
Fママに教えていただいた園芸店から届いた苗。前回植えられなかったアガスターシェ ブラックアダーも5株到着。早速Fママがハーブコーナーに植栽されました。 ビオトープ横は転落防止として子ども用チークのチェアを据え置き、下にはユズの木を植えていますが、ユズは肥料不足もあったようで枯れ枝が気になっていました。今日は少し枝を詰めましたが、枯れている枝は下からカットした方がよいようです。
DSCF9608-20160524 DSCF9574-20160524
取り敢えず、折れていた枝を麻紐とビニタイで結わえて仮止めをしました。 壁泉横のホースリールを置いた辺りも、子ども達がジョウロで野菜やお花の水やりをするためによく使う場所です。整えて下さり有難いです。
DSCF9575-20160524 DSCF9606-20160524
こちらはモチノキのひこばえが生えていたり、もうすぐピンク色の花をつけるミソハギが生えていたり、フッキソウ、雑草などが混ざって手入れしにくい場所ですが、細かくお手入れをして下さっています。 大木カシの木の影が芝生に映ります。次回は芝生に穴をあけるエアレーションなどの作業ができたらとFママと話をしました。

芝生を活性化するための「エアレーション」
エアレーションは地面に穴を開けることで芝生を活性化する作業です。ローンスパイクやローンパンチを使いますが、肥料を散布するのと同じくらい大事な作業です。
 1.地中に空気を入れる→芝生が活性化する
 2.水はけの改善→土がほぐれて水はけがよくなる
 3.根切り→古い根を切ることで根の発育がよくなる
 4.病気予防→通気がよくなり病気などのトラブルを防ぐ効果あり
すぐに変化が起こるのではなく、後々じわじわと効き目が現れる作業。毎年、ふさふさとしてグリーンの芝生の上で子ども達が転げまわれるようにと、毎年ママ達が作業をして下さいます。
DSCF9607-20160524
今ほどグリーンが美しい季節はないかも知れません。冬には考えられないほど生命力が輝く季節、お陰で自然の一部である私達も活き活き活動できるような気がします。
DSCF9610-20160524 DSCF9611-20160524
いつもポイントをスイスイと手入れされるママ。ヤブランの間や石畳の隙間の草取りなどされています。確かにお山の石段の間などに生える草も、放っておくと隙間が広がりコンクリートにも亀裂が入りやすくなるので要注意です。こまめに草抜きをすることが大切です。 「ほら、こんな虫が見つかったよ」と年長Sくん達。虫かごの中には上半身のみがとても綺麗なメタリックの昆虫がいました。また緑色の体に白い斑点がついた可愛いシロテンハナムグリもいました。名前を教えてあげるやいなや、Sくんは直ぐさま、エビテン(海老天)ハナムグリだ^^、と言い替えるので思わず笑ってしまいました。
DSCF9614-20160524 DSCF9641-20160524
ビオトープ際の植え込みにヒューケラ ライムラッフルズや同じくベリースムージーなど、追加で土をほぐしながら植栽中。Sちゃんが植えたいとのことでママ達とともに。 こちらは築山上に植えているクリスマスホーリーの足元をコツコツと手入れして下さるママ。
DSCF9640-20160524 DSCF9642-20160524
芝生の状態を確かめつつ手入れされるママ。昨年は本当に芝が生えなくなった時期があり随分張り替えや土入れなどをママ達、先生達と施しましたが、今年は生えにくい箇所はあるとは言え、緑が美しく生え揃いつつあるようです。成長中の芝生築山です。夏から秋口にはグラスホッパーなどの生き物がたくさんお目見えするでしょう。 また、ひみつの庭の入口サークルスペースは、先日Fママが植えて下さった芝が青々と成長してきています。毎夕の水やりも欠かせません。芝生は太陽、太陽、太陽。そして水、水、水^^。
DSCF9646-20160524 DSCF9649-20160524
夏に軽井沢で訪れる庭にいつも咲いているモナルダ(ファイヤーボール)。はっきりとした大きな花ではありませんが、群植すると雰囲気のある明るいムードをつくってくれます。少しスペースが狭いかも。お話しながらヒューケラ植栽の作業中のママ達。
DSCF9829-20160524 DSCF9833-20160524
子ども達が育てるプランター野菜の間の落ち葉なども集めて下さっています。いつか気づいていながらも、なかなか手入れができなかったエリアを見逃さずに手を入れられます。まさに痒いところに手が届くような有難さです。 何を見つけたの?yuuka先生と子ども達。 コンポストの方でも作業して下さっています。
DSCF9839-20160524 DSCF9843-20160524
「どうしてスコップでまわりの土を掘るの?」と年中児Kくん。土が柔らかくなったらお水もよく浸み込んで飲みやすくなるようによ。 なにか見つけたかな!
DSCF9849-20160524 DSCF9853-20160524
「こんなのみつけたよ」と見せているのかな。 お魚が見えたかな。
DSCF9856-20160524 DSCF9847-20160524
「こんな実を見つけたよ」とSちゃん。ほんとだ、それはよくみんなが見つける種よ。なにの種かな~? 小さな小さな花が見上げる大木クスノキの上からハラハラと舞い落ちてきます。モチノキの白い花もよく咲いていましたが、すでに咲き終わったと思っていたクスノキの上の方から始終ハラハラと舞い落ちてくるもの(小花)があります。ビオトープもそのお陰で小さな花がたくさん浮いている水面となっています。
DSCF9955-20160524 DSCF9957-20160524
「ほら、こっちにカエルがかくれているところがあるんだよ」とKくん。先週のふれサタの後にカエルを追いかけていたKくんは、今日もカエルの居場所が気になっているようです。ほら、ここにいるんだよ、とKちゃんに伝えています。
DSCF9966-20160524 DSCF9972-20160524
「こんなのみつけたよ」と年中児Sちゃん。手は雲梯のがんばり豆ができてめくれています。植物が好きな女の子達。 さて皆さまお疲れ様です。冷たいお茶をどうぞ。
DSCF9995-20160524
本日も暑い最中を活動下さり有難うございました。庭の内外で臨機応変に動かれているママ達ですが、こんなに大勢お越しいただいていました。朝から約二時間冷蔵庫で何とか^^冷えたハーブティーは、温かくしても冷たくしても飲みやすいレモンピール、レモングラス、ペパーミント、ローズマリー、バジルの乾燥ハーブミックスでつくった緑の滴。ペパーミントが効いた夏のトニックウォーターでした。
----------
タナゴの産卵を受け入れる二枚貝その後🐟
前回のblogで紹介しましたビオトープで大きく育った最後の二枚貝ですが、先週末の園庭開放に来られたОちゃんママとふと水中を確認したところ、貝が口を開けたタイミングでカエルにやられたためか、孵ったタナゴの稚魚を外に出すために口を開けた時にカエルが食べに来たのか理由は不明ですが、とても残念ながら☆になっていました。ビオトープができて以来、タナゴの命を支えてくれた大事な貝でした。

タナゴは現在まさに産卵期にあるため、至急大きな二枚貝(ドブ貝)を探して取り寄せをしました。ご縁で出会えた二枚貝は驚くほど大きく育っていて、ざっと20㎝はあります。そんな大型の二枚貝6匹と小さ目の貝(一般的なサイズなのですが)を10匹、岡山から送っていただきました。ふれサタが終わった夕方に水合わせをした中で慣れてもらい、週明けの昨日朝にビオトープの中に数カ所ある深みの場所に、大小セットにして太郎先生とそっと入水しました。
DSC_0003-20160524 DSC_0007-20160524
こんなに大きく育ったドブ貝は見たことがありません。大きいものはきっと丈夫でしょうから暫くはこれで安心です。
DSC_0005-20160524
私の手の平いっぱいの大きさのドブ貝。これからよろしく頼みます^^🌼

2016.05.18

5月18日(水) / ジギタリス”ポルカドットポリー”・ひみつの庭の”ママの日”だより(5/17(火)記録)

DSC_0188-20160517
       <ジギタリス>  ゴマノハグサ科  ヨーロッパ原産
                   学名 Digitalis L.  英名Digitalis(通称Foxglove)  和名キツネノテブクロ

ジギタリスという植物を知ったのは20年も前だったでしょうか。左欄にご紹介している「ワイル博士のナチュラル・メディスン」という書籍の中で化学薬品が作られる以前は心臓のための生薬として使用していたことが紹介されていました。名前からしてもどんな植物だろう?ととても興味を持ったことを思い出します。薬用とともに鑑賞用として、世界中の夏の庭を賑やかにする丈のある植物です。昨年度の年長児さん達が植えてくれた花です。
----------
ひみつの庭の”ママの日”だより(5/17(火)昨日の記録)
昨日は、明け方まで強く降った雨があがり快晴の日和となりました。日中の気温は24度ほど爽やかな一日の始まりです。10時半前よりママ達が軽やかに石段を上がって行かれる姿があります。届いたハーブ苗や土のお運びをryoma先生に手伝ってもらいひみつの庭へ上がると、すでにママ達の作業は始まっていました。
DSCF7261-20160517 DSCF7264-20160517
Fママが描いて下さったハーブエリアの植栽プラン図をみながら、10種類を越えるハーブ苗各5ポットずつをみんなで仕分けしながら植栽予定の場所に運び作業開始です。
DSCF7265-20160517 DSCF7267-20160517
ハーブエリアはひみつの庭の北側に位置しますが、フェンスの外には竹藪が広がっているため今年は竹が地下茎をのばし庭の中まで竹の子が何本も生えてしまいました。予め地下茎の根切りを庭師さんにお願いしていましたがそれ以上に竹の勢いが勝ってしまったようです。ハーブエリアは前日にFママが耕して下さり、ハーブに適した土をオリジナルでブレンドして下さったものが投入してあります。
DSCF7269-20160517 DSCF7271-20160517
毎回役割を決めて活動しているわけではありませんが、ママ達は目で見て気がついた箇所を臨機応変に手入れされ、クスノキからの落ち葉がみるみる取り除かれます。お山の中なので落ち葉は毎日のこと、細い枝ごと落ちてきてライオンの壁泉にもたまります。
DSCF7323-20160517 DSCF7333-20160517
外あそびの子ども達がママ達の姿を見つけて庭にやってくる頃です。どこに何を植えるのか、背の高いものは後部へ、それぞれのポット苗を植える位置に置いておきます。今朝方まで雨だったので土が重いのでハーブの軽い土を追加投入しましょう。
DSCF7347-20160517
トピアリーのツゲの新芽が鮮やかです。刈り込み時期は毎年秋~冬ですが今回はうっかりしていました。だからボリュームが出ています。刈り込みをしないと上部ばかりが伸びてしまい下の方に隙間ができてしまうのです。
DSCF7350-20160517
左の木はフェイジョア、右はダイオウグミの木。グミには緑色の実がついている頃で、やがて赤くなっていきます。
DSCF7352-20160517
雨後の足元がぬかるむ日にはブーツ着用がよいですね。庭奥はどうも水はけがよくない場所があります。
DSCF7395-20160517 DSCF7405-20160517
トピアリーの足元を熊手、手で手入れ中のママ達。
DSCF7407-20160517 DSCF7429-20160517
ママを見つけて一緒に作業中のAちゃん。芝生も明るい太陽を浴びて少しずつ青々と成長してきました。芝生には太陽と水が不可欠ですが、頃合いをみて追肥されるFママ。
DSCF7431-20160517
ビオトープ半円エリア。動かずじっとしているとお魚、カエルがやってくるよ。大きなオタマジャクシが見られます。小型カエルのオタマジャクシならまだしもウシガエルのオタマジャクシを見つけたら要注意ですよ、何でも食べてしまいますからと未就園児Оちゃんママの助言。森からいろいろなカエルが水辺を求めてやってきます。モリアオガエルの白い泡のような卵もそろそろ見られる頃です。カエルが増えすぎてビオトープのバランスが保てなくなる前に注意が必要です。土壌の底ものの一つヌマエビは確実に少なくなりました。近いうちに新たに仲間入りしてもらいましょう。
DSCF7439-20160517 DSCF7444-20160517
フジバカマの横がハーブ植栽エリアです。スコップで大きく穴を開けたら苗を取りだして入れてあげましょう。 子ども達もやってきました。
DSCF7465-20160517 DSCF7463-20160517
私はこれを植えるわ、とYちゃん。ママ達も植えて下さいます。
DSCF7467-20160517 DSCF7469-20160517
これはどんなお花が咲くのかな? 楽しみね。 木漏れ日の下でお話し中のママ達 
DSCF7473-20160517 DSCF7479-20160517
ほら、この前みんなで植えた朝顔の芽が出てきたよ、とtomomi先生。前日に子ども達も見つけていたそうで播種後4日目の発芽になります。 ピーマン、枝豆も大きくなってきてるねとmika先生と。
DSCF7481-20160517 DSCF7496-20160517
ママお掃除有難う、てお話してるかな。 さあ、ハーブを一緒に植えてみましょう。
DSCF7500-20160517 DSCF7502-20160517
先生とお話しながらのひと時。子ども達にとってもいろんな先生、ママ達と交流できる時間。 こちらはブロンズフェンネル。
DSCF7507-20160517 DSCF7510-20160517
スコップで何度も土を返してハーブ苗のベッドをつくってあげます。 隅々まで芝生の落ち葉、枝を熊手とてみで集められるママ。
DSCF7555-20160517 DSCF7556-20160517
門の外は虫探しの男の子達がなにやら相談中。 門を境に自由に行ったり来たり。この日はたっぷり自由あそびの時間がありました。年少児さんは過日植えたいちご苗の成長の様子をクラスに持ち込んで絵を描いてみている頃でしょう。花後の実がもう大きくなってきて、クラスのみんなで株元に稲わらを敷いてあげたのが昨日のこと。
DSCF7572-20160517 DSCF7576-20160517
ひみつの庭前のミルテの植栽。その植え込みの中にもクスノキの落ち葉、枝がいっぱいたまります。気になるところに優しい手が入りあちらこちらが洗われたようになります。昨年年少さんがクロッカスを植えた時の柵を移動しなくては。
DSCF7580-20160517 DSCF7588-20160517
皆さんと植物に触れられるひと時。太陽を浴びながら自然の植物から元気をもらいます。
DSCF7586-20160517
「わたし、これにしよっと」とUちゃんAちゃん。こちらはサルビア”カラドンナ”。
DSCF7592-20160517 DSCF7594-20160517
一緒にやろうね、と仲良く作業中。                 私も一つ植えたよとRちゃん笑顔。
DSCF7654-20160517 DSCF7657-20160517
奥の方は植えにくいかな。                    chinami先生と一緒にスコップで。
DSCF7660-20160517 DSCF7662-20160517
そうそう、しっかり穴を開けてね。結構力もいるしね。        私はここに植えるわ、とKちゃん。
DSCF7675-20160517 DSCF7678-20160517
yoko先生と年中の子ども達も。一つ植えてみる?           スコップをしっかり持って。
DSCF7680-20160517 DSCF7722-20160517
ツゲの下も手入れして下さって、植え込み、足元ともに光ります。
DSC_0144-20160517
こちらから見たハーブ植栽エリア。これでで植栽完了です!
DSC_0145-20160517 DSC_0146-20160517
(左)エキナセア パープレア。宿根草夏咲き。大きな花芯と鮮やかなピンク花。暑さに強い。 (右)サルビア ネモローサ。開花中。青紫の小花が穂状に咲く宿根サルビア。大株になるのが楽しみ。
DSC_0147-20160517 DSC_0148-20160517
(左)エキナセア ハーベストムーン。夏咲き。黄オレンジの花。咲き進むとクリーム色に変化。強健種。    (右)クガイソウ ファシネーション。初夏咲き。青紫花美しい。強健種。
DSC_0149-20160517 DSC_0150-20160517
ブロンズフェンネル 古代エジプト時代も栽培。料理用とともに銅色の茎葉は鑑賞価値あり。ハーブ植栽コーナー左側エリアは以上(ただし中央奥にアガスターシェ ブラックアダーが未植栽。品がなく2株のみ調達中→その後、園芸店のご配慮で5株出荷して下さることに>Fママ。着は少し先です)。真ん中には冬越ししたレモングラスあり。
DSC_0151-20160517 DSC_0152-20160517
(左)ハーブコーナー中央に植栽のモナルダパープル 夏咲き。1mほどになり鮮やかな赤紫色。右の宿根フロックスとともに夏の代表的な宿根草花。強健。地下茎、こぼれ種で殖える。ハーブガーデンにお似合いの花。
(右)宿根フロックス ブルーパラダイス。始め赤紫、咲き進むと青っぽく変化。1mの大型種。夏の庭を訪れたときによく目にしていた好きなフロックス。とても楽しみ。
DSC_0153-20160517 DSC_0154-20160517
(左)アンセミス スザンナミッシェル。ダイアーズカモミールの交配種。暑さ乾燥に強い。花はパステルイエロー。葉色はシルバーがかる。 (右)オルラヤ ホワイトレース。丈60㎝。セリ科。白いレースのように繊細で清楚な美しい花。こぼれ種で殖える。
DSC_0156-20160517
スザンナミッチェルの現在開花中の花。
DSC_0158-20160517
ブルーキャットミント ウォーカーズロウ。開花中。花後切り戻すと繰り返し花を咲かせる。以前植えたことのあるキャットミントはほふく性がある種類で、庭にあそびに来た猫が香りが大好きでその中で戯れていたのを思いだす猫も好きなハーブ キャットミント。
DSC_0159-20160517 DSC_0163-20160517
(左)アルケミラモリス ビオトープ際にも植栽。葉が美しい。    ハーブコーナー右側エリア全景。
DSC_0174-20160517
ビオトープ横ナンキンハゼの足元の睡蓮鉢と元気に咲いているクリサンセマムの白い花。
DSC_0176-20160517 DSC_0180-20160517
ビオトープと向こう側のホスタとシダ類の葉。
DSC_0117-20160517 DSC_0118-20160517
ひみつの庭の外の茂みで子ども達が見つけたクサイチゴ。春に白い花を咲かせていたクサイチゴに真っ赤な果実がついているのを草間に見つけた子ども達。
DSC_0119-20160517
年中児Sちゃんの手の平のクサイチゴの実。ヘビイチゴよりずっと大きく甘酸っぱいお味がします。以前、土手に山ほどなった果実をジャムにするととても美味に仕上がりました。
DSC_0120-20160517 DSC_0121-20160517
壁泉ではお客さんとともに年中児女の子がライブパフォーマンスの最中。丸窓下ではKちゃんとお庭のむこうにいるyuuka先生とお話し中。
DSC_0122-20160517 DSC_0129-20160517
お客さんも少しずつ増えてきて楽しく踊る子ども達。少し心もとなくなったタイミングでchinami先生が加勢に。
DSC_0130-20160517 DSC_0132-20160517
そしてライブはさらに盛り上がり・・・
お友だちも増え、昨年度お遊戯で踊ったダンスをノリノリで・・・そして、決まった、ヤーー! 私はこのあとカメラを持って移動しましたが、続いて年長児の女の子Fちゃん達がバレエのダンスなどをお披露目してくれたそうです。後ほどママ達と休憩をしているテーブル近くにやってきた赤いスカートのFちゃんは、緑の芝生の上で素敵なバレエの動きを垣間見せてくれ、最後には可愛くおじぎをして終わりとなりました。ママ達から歓声と拍手が上がったのは言うまでもありません。様子は絵日記に掲載しているかも知れません。
DSCF8013-20160517
午前いっぱいお疲れさまでした。すでにご用のため先に帰られたママも多いところ、ハーブコーナーの前で記念写真をパチリ。陽がほどよく当たりにこやかなママ達。本日も有難うございました。この後、お子さんとご自宅で育てておられるお野菜のこと、植物のことなどいろいろなお話の花が咲き、ついつい時間が経っていました。
DSC_0166-20160517
さて、この日の夕刻。ビオトープの奥のオオシマザクラの足元を見ると、本日できなかった残りのハーブ植栽がされていました。お昼にご用から戻って来られたFママが土壌を耕し、土入れからハーブ苗を植える作業をスピーディーにして下さっていたのです。なるべく早く植えてしまった方が苗のためにはいいですから、と。手早い作業に驚くばかりです。感謝。
DSC_0164-20160517
足元には、5種類のハーブ苗がすでに植わっています。
DSC_0168-20160517 DSC_0171-20160517
(左)サルビア カラドンナ。(右)エキナセア ピンクパッション。
DSC_0170-20160517 DSC_0169-20160517
(左)ロシアンセージ ブルースバイヤー サマーラベンダー。 (右)アキレア テラコッタ。
DSC_0172-20160517
サルビア カラドンナ アップ写真です。
DSC_0181-20160517
夕陽のビオトープ。右には紫陽花がもうつぼみをつけています。植物が季節を教えてくれます。絶滅危惧種のアサザや水生植物が育ち、魚類が潜めるエリア。
DSC_0183-20160517
開花中の黄色い花アサザのアップ写真。
DSC_0008-20160517
ビオトープ底にはある程度の落ち葉の堆積があり腐葉土の層が形成されているお陰で、水生生物が棲めるための底辺の環境が維持されているようです。
DSC_0007-20160517
静かな水辺は落ち着いた気持ちにさせてくれます。大型のトンボが水面に産卵する様子がすでに見られるこの頃、この先ヤゴも多く見られるでしょう。
DSC_0012-20160517 DSC_0013-20160517
賑やかな時間には魚類は身を潜めがちです。辺りが静かになると少しずつのびやかに動き出すようです。上空からサギやカラスの飛来を受けることもよくあり、大型の鳥の水浴びの場所になったり魚類がつつかれるので用心しているようです。ビオトープの環境の中で生息していけるようにバランスが保たれているので日常餌をあげることはしませんが、ゲンゴロウブナはエサが足らないと大きくなれないとのことでまれにエサをあげることはあります。
DSC_0016-20160517 DSC_0022-20160517
以前、関東にお引越しをされたОちゃんご家族が鴨川で見つけた小さなお魚を育てておられました。Оちゃんパパいわくアブラハヤだろうとのことでした。そのアブラハヤをお山のビオトープで育てて下されば、といただいたことがありました。メダカほどの小さな淡水魚なので頂戴し、小さなアブラハヤを入水したのが数年前。最近になり、立派に光るお魚が4匹ほど、エサをあげた時に先頭をきって水面に浮上し、他のタナゴやゲンゴロウブナ、メダカが後に続くリーダー的な存在で、大きいそのお魚はあの時のアブラハヤかしら?と数日前に気づいたところです。下に写真がありますので、ご覧下さい。こんなにお魚がたくさん生息しているとは思えないほどでしょう。体が赤味を帯びているのは婚姻色をしたタナゴのオスで、メスは今が産卵期にあります。後の写真にビオトープで生息する大きな二枚貝を撮影しましたが、この二枚貝のまわりをタナゴのオスが泳ぎ回り、メスが二枚貝に産卵するのを助けています。やがてタナゴの卵が孵化すると二枚貝の中から稚魚が出てきて泳ぎます。現在もタナゴの稚魚が泳いでいるのがわかりますが、小さな子どもが見られるということはこの共生関係が維持されていてビオトープの中で魚類が生息するための環境バランスが保たれている、ということだと思いほっとしています。二枚貝の働きに感心、感謝するばかりです。
DSC_0023-20160517

DSC_0026-20160517 DSC_0028-20160517

DSC_0061-20160517 DSC_0062-20160517

DSC_0064-20160517 DSC_0065-20160517

DSC_0067-20160517

DSC_0078-20160517

DSC_0102-20160517
こちらが二枚貝のドブ貝。琵琶湖など淡水に生息しています。ビオトープができた時に入水し今も大きくなりながら生きているとても貴重な二枚貝です。ほかにいくつ二枚貝を投入してもカエルやオタマジャクシが肉食のためつついて食べてしまいダメです。
DSC_0103-20160517
水面からみると白いお魚かと思いましたら二枚貝が体を外に出しているようでした。なぜこのようなことをするのかわかりません、不思議です。タナゴにわかりやすくサインを出しているのでしょうか。リラックスで休憩をしているのでしょうか。
DSC_0011-20160517
もうすぐ陽が沈み、爽やかなビオトープの一日もまた終わります。水の中に潜ってお魚と過ごしてみたいような気がします。

2016.04.29

4月28日(木) / ライラック”センセーション”・ひみつの庭の”ママの日”だより(4/26(火)記録)・園内通信

IMG_2412-20160428

🍇🍇🍇🍇🍇🍇🍇🍇🍇🍇🍇🍇🍇🍇
 <ライラック”センセーション”>
  
  モクセイ科
  原産地 ヨーロッパ南東部
  学 名 syringa vulgaris
  別 名 リラ(仏語)

🍇🍇🍇🍇🍇🍇🍇🍇🍇🍇🍇🍇🍇🍇

こちらはただ今満開に咲いているライラック“センセーション”。

ライラックは多彩な花の色があり、また素晴らしい香りを持っていますが、こちらは唯一花の縁が白色で中は紫色の一重咲きという珍しい品種です。地植えができない場所だったのでできるだけ大きなテラコッタ鉢に植え今年で四年目になります。

ライラックはヨーロッパ原産の花木なので日本では北海道などで多く植えられています。明治23年に初めて女性宣教師により北海道にもたらされ今では全国に広がっていますが、その時のライラックは今でも北海道大学付属植物園に現存しています。

ヨーロッパの昔ライラックの木で笛が作られていたことから、笛を意味するギリシア語syringaが学名となっています。
----------------------
ひみつの庭の”ママの日”だより(4/26(火)記録)
今年度は新入園児さんが幼稚園生活に大分慣れて来られた頃をみて、4月26日(火)に”ママの日”をスタートしました。幸いなことに日中は青空の広がる快晴に恵まれ(日中27℃)、お母さま方が大勢集って下さいました。朝、お子さんを連れて来られたママが熊手で園庭の落ち葉を集めて下さったり、前日にも数名のママが落ち葉集めのお力添えを下さいました。
P1060480-20160427 P1060483-20160427
私が庭に上った時には皆さんがそれぞれの配置に着かれ、動きやすい服装で作業に入っておられました。ひみつの庭の外、入口のサークルエリアなど、上に広がる大木クスノキの春落ち葉が辺りに舞い落ちています。
P1060484-20160427 P1060487-20160427
ひみつの庭の北側エリア。ナナミノキ、カシの落ち葉が散り積もる場所を手入れされています。庭の北側に広がる竹藪からは竹が地下茎を伸ばし年々タケノコが顔を出すようになってしまいました。庭師さんには竹藪から竹の根切りを施してもらったにもかかわらず、今年は計4~5本は庭の中に生えてしまいました。庭が竹林化しては困りものです。ママが二本スコップで掘り上げて下さいました。
P1060488-20160427 P1060489-20160427
腰を落としててみに落ち葉を丁寧に集めて下さるママ。物で溢れている資材置き場も移動させお掃除して下さいました。日々の手入れができない場所で有難いです。
P1060490-20160427 P1060492-20160427
数年前にヨモギを植えた場所ですが上の樹木が茂りさらに陽射しが入らなくなってきています。ただ、これから夏場は子ども達も涼しく木陰で過ごせる場所でもあります。
P1060493-20160427 P1060496-20160427
熊手で落ち葉を集めて下さっています。いよいよ帽子が欠かせない季節になってきました。きちんと日除け対策もされ、大雑把な私は見習わなくてはと思い至ります。庭の外では子ども達も自発的に落ち葉集め中。家でもお掃除のお手伝いをしているよ、と時折子ども達が教えてくれます。
P1060497-20160427 P1060500-20160427
お片づけの鐘がなると子ども達自らほうきを上手く使いコンクリートの上を掃きます。大人用ほうきを短めにのこぎりでカットして切り口にビニールテープを巻いた子ども専用ほうきです。
P1060502-20160427 P1060503-20160427
北側のメキシカンセージが芽を出していますが、その植え込みの中にも落ち葉が溜まり、日頃からまったく手を入れる間がなく横目で見ては困っていた場所です。そこへお母さま方の細やかな手が入り、申し訳ないような有難味を感じます。 ビオトープにもクスノキの落ち葉が堆積しています。腐葉土になった層は水底に生息する生き物にとってある程度不可欠ですが(ヨシノボリ、ヌマエビ、ドジョウ、ヤゴ、貝類)、枝や葉が大量に落ち込むのはできるだけ長靴で水中に入り除去しなくてはなりません。
P1060504-20160427 P1060506-20160427
ビオトープと壁泉プール境界の植え込みにもキンモクセイの落ち葉が山ほど溜っています。ママの日があるお陰で私も気になる箇所を大分すっきりさせました。水底の落ち葉に混ざっていたミナミヌマエビを子ども達に見せているところです。これからの季節は水辺が心地よく、子ども達も生き物の観察が楽しくなります。今はメダカ、タナゴ、ゲンゴロウブナが見られますが、もうすぐ数種類のカエルが産卵しオタマジャクシがたくさん見られるでしょう。水に浮かべた大きなプラ舟もすぐに落ち葉で満杯になります。 ママは里桜の下をミニ熊手を使い丁寧に手入れされています。
DSC_0478-20160427 DSC_0480-20160427
太郎先生の久しぶりのビオ長靴スタイル。今年もお願いします。私はビオトープの中ほどまで行くと毎回長靴の中に水が入り込む結果となり、やはりウェーダーなるものが実用的かな・・、と思いながらの作業です。
DSC_0485-20160427
風を受け、青空を泳ぐ鯉のぼり。子ども達の登園前に毎年鯉のぼりをあげるのですが、この日4月26日は風がとても強い朝でした。最初にくくりつけた吹き流しを少しずつ紐を動かしながら上げていくと、風にはためき出した吹き流しが横のジャグルジムのてっぺんにに幾重にも巻きついてしまうハプニングが起きたのでした。石段を上ってくる子ども達の声を背に聞きながら、慌ててジャングルジムに上って吹き流しを数回ほどいていきました。過去何十年という中で初めてのことでした。
DSC_0488-20160427 DSC_0489-20160427
こちらは年中児が先日植えたピーマンの苗です。すでに葉が成長しているところをFママが支柱を立て麻紐で留めて下さった模様です。右は年長児の枝豆です。こちらは成長の様子をみて支柱をしましょう。
DSC_0490-20160427 DSC_0491-20160427
いちごの花のあとが実になりつつあります。まだ花が咲いている苗もありますが植物の変化はあっという間です。また来週、子ども達も生長の様子を観察しお水をあげてくれるでしょう。
P1060507-20160427 P1060508-20160427
築山の奥、北側フジバカマのエリアを草抜きして下さるママ達。
DSC_0497-20160427 DSC_0498-20160427
これはヤエノオオシマザクラの木ですが、足元によく陽が当たるので花の綺麗なハーブを植えては?とプランして下さったFママ。植えることで雑草が生えるのを押さえる効果もありますし、と。なるほど納得です。
DSC_0499-20160427
気持ちよく手入れが施されたウッドデッキ横の植え込みエリア。やはり剛健なノースポールの白い花が優勢に咲いています。
DSC_0500-20160427
樹木の足元の落ち葉がすっかり取り除かれ、綺麗な植え込みに再生しました。ウッドデッキは数箇所釘が浮いた部分がありましたが、先週末に職人さんが修理に来て下さり一件落着。
DSC_0501-20160427
ひみつの庭ゲート外のモチノキのエリア。足元や周辺がママの手により美しく整えられました。
P1060509-20160427
ママが立っておられる左の植え込みは京都の花 フジバカマ(藤袴)で、何百キロと長距離の旅をする水色のチョウアサギマダラが飛来する場所です。秋10月がこの辺りにやってくる時季ですが、時折初夏にも姿が見られます。花はまだ咲いていないのですが、葉からもこのチョウの好きな香りがするからだろうと思います。
P1060510-20160427 P1060512-20160427
ひみつの庭の外周部、ライラックの足元を手入れして下さるママ達。こちらのライラックは土留めを兼ね足元に植えているフッキソウの影響を受けているせいか、また施肥が十分でなかったためか、今年は未だ花を咲かせていません。どうしても園庭の延長で砂が株を覆いやすいためでしょうか?株のために手厚いケアーが今後必要かも知れません。二本ほどの株が枯れかけ(枯れた?)の気配ですので、様子をみて新たな株も検討してみます。
P1060514-20160427 P1060518-20160427
ワイヤーフェンス足元のヤブランが新芽を元気よく出しています。フェンスの周辺は確かに落ち葉が溜り、手入れがなかなかできない場所です。感謝。
P1060520-20160427 P1060521-20160427
こちらはただ今ハーブのレモンバームが勢いよく生長中です。後部のベニバナトキワマンサクの木もピンク色の花を満開に咲かせています。 このハーブエリアの空間に、幾種類もの花が綺麗なハーブ群の植栽を考えて下さっているのはFママ。
DSC_0502-20160427
こちらはそのプランを絵に描いて下さったものです。エキナセア類、フロックス、フェンネル、サルビアなどなど他にも。子ども達も好きなハーブスポットとして触って楽しんだり香りを感じてくれますように。5月の家庭訪問週間が過ぎた頃から少しずつ植栽ができたらと考えています。子ども達の自由あそびの時間に、植えたい子がママの日に来られたママ達と一緒に植えるのも楽しいでしょうね。

*ひみつの庭入口のサークルスペース 放射線状に配した石の合間に芝生を植えている箇所があります。そこはすっかり芝生が生えなくなりましたので、この度新たな芝生ターフを調達し、芝生の張り込みをママの日のママ達が予定されています。家庭訪問週間ですのでママの日ではありませんが、5月10日(火)9時半頃~お昼前までの時間、ご都合に合わせてお足運び下さる方がおられましたらご協力の程お願い致します(雨天中止)。
P1060524-20160427
先に帰られた方以外で記念写真の撮影。やはり陽当たりが良すぎたために大分顔に影が残りお顔がわからないほど黒くなっていましたが、パソコンで明るさ調整を施すと少し明るくなりました。
DSC_0496-20160427 DSC_0495-20160427
手入れされたハーブエリアに陽が当たっています。バックはベニバナトキワマンサクの植え込み。
DSC_0493-20160427
アップで撮影したトキワマンサクの花。以前、連休に北陸を訪れた際、満開に咲いていた植え込みに感動し真似して十数本植栽したもの。まだまだ背丈は低めですが。
DSC_0492-20160427 DSC_0475-20160427
メキシカンセージが新芽を伸ばしているエリア。今年も夏休み開け9月頃より子ども達も大好きな紫色の花をたくさん咲かせてくれますように。 ビオトープの中に新たに沈めた大型スイレン鉢。近隣の方がご厚意でひみつの庭ビオトープ用に譲って下さいました。温帯睡蓮が入っています。感謝。
DSC_0477-20160427
まだまだ咲いてくれているシャクナゲ”太陽”。今年は濃いピンク色の花をたくさんつけてくれました。
-----
本日は、園内通信「お知らせ15」「お知らせ16」「お知らせ17」「お知らせ18」をお出しました。
内容は、
「お知らせ15」
◇ 家庭訪問日程お知らせ
「お知らせ16」
◇ 「送りグループ変更」開始について
「お知らせ17」(別紙「未就園児ミニミニ幼稚園」ご案内あり)
◇ 夏用スモックご用意のお願い
◇ お山のミニミニ幼稚園について
「お知らせ18」
◇ 出席カードお預かりについて
◇ 月末お持ち帰り品について
◇ 送り迎えについて
◇ 春の親子遠足写真について

« Previous | Next »