2015.12.17

12月17日(木) / 窓辺の花・ひみつの庭の“ママの日”だより(12/8(火)記録)

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     <窓辺の花> ラナンキュラス・トルコキキョウ・カーネーション・ユーカリ・秋色アジサイ

お山の広葉樹がつぎつぎに葉を落としていきます。イロハモミジにモクレン、クヌギも大方落葉し、今朝はコナラの葉が一面に広がっていました。早12月半ば。

お花屋さんの店先には多くの花が並び、切り花にとっても花持ちがよい季節です。小さな花瓶に入れて窓辺に飾ると、辺りが明るくなりました。
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ひみつの庭の“ママの日”だより(12/8(火)記録)
この日は、年少クラスがひみつの庭のゲート前に早春に咲くクロッカスを植える活動をしました。その前には年少児全員で「お掃除隊」になり、掃除用具を手に大活躍の日となりました。
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活動が始まっています。ママ達も順にお集まり下さり、微笑ましく親子の共同作業のシーンも見られました。未就園児Gくんの姿もあります。
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3歳児クラスがクロッカスの球根を植えはじめています。予め各クラスではクロッカスについてのお話を先生から聞きました。
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柔らかくほぐし腐葉土を入れたスペースに一人約2つずつ球根を入れていきます。
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わかりやすくラインを入れた場所に球根が置けたら、一輪車の中の柔らかな土を手で取って球根の上にかけてあげましょう。
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ミニ熊手が子ども達はお気に入りのようです。ともにお母さまの姿も見えます。
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こちらに見えるのは親子ペアです。ほのぼのと微笑ましいですね。せっせと下を向いて作業中の子ども達。
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次のクラスも先生とともに植えてみましょう。
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落ち葉をはこんでパラパラ~。一生懸命作業をする年少児さん達。つい微笑みがこぼれるママ。
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てみをしっかりと持って運びます。                   普段手の入れにくいところにも手が入ります。
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みんなよく頑張って取り組んでいます。 丸窓近くの花のスペースは結構落ち葉が拾いにくく手入れがしにくい場所です。
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きれいになったね~、と振り返っているのかな。           手作業で丁寧に落ち葉拾いをされるママ。
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ミニ熊手も一番小さなタイプでそっと。 ウッドデッキの下の方もガーデンシクラメンが元気に咲いています。過日、年長児が花苗を植えたものです。ここは落ち葉も落ちてくるところです。
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ビオトープの奥も落ち葉集めされるママ。 丸窓下の部ブルーベリーも少しずつ大きく成長しています。小さな春の芽も見られます。
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ハニーサックルの蔓越しに何かお話しているのかな。       こちらも楽し気にお話しながら。
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何だか素敵な落ち葉。ドライフラワーになった紫陽花、メタセコイヤの葉など、てみいっぱいの落ち葉もこうして見るときれいですね。
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築山を勢いよく走っているTくん。 黙々と作業を続ける年少児さん達。みんな頑張り屋のお掃除隊です。
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テーブルの周りをお手入れ中のKくんとHママ。本当の親子のように見えてとても微笑ましいお二人。 みんなよく頑張っている。
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二人で一緒にてみを持って運びます。  レッドロビンの植え込みの下にもカシのドングリがたくさん落ちてきます。横は見上げる大木アラカシの木。  
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                      ぱらぱらぱら~~~。
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何かママにお話してもらっているのかな?
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おもちゃ倉庫の近くをお掃除中のママ。               見つけた!こちらも親子ペアのお二人。
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年少児さんなかなか頑張り屋さんです。まだまだ作業は続いています。 あちらからMちゃん大きなてみを抱えてやってきています。
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Rちゃんとnoriko先生と。中に入ったカシのドングリを拾って選別しているのかな?
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カシワバアジサイなどの植え込みを整理されています。  こちらは里桜関山。すでに春の新芽が出ています。
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ビオトープ際の草、伸びすぎたクリーピングタイムなどの整理でしょうか。 9月頃にはよく咲いてくれたホスタの花のあと。
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長い植物のストローが二本あったのを手に「もらっていい?」とKくん。てみの余分がなくなったのでグリーンの容器に枯草を入れて水上をあちらまで移動中!
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Aくん親子の姿。楽しそうなひと時を見るとこちらも嬉しくなります。
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よいしょっ、と枯草の船を渡しています。向こう岸では受け取る男の子が待機中。 カシワバアジサイも枯れた花を整理します。
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コンポストは皆さんのお陰で山盛り状態です。 お友だちのママと楽しいお話かな。
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クリスマスの代表的なお菓子で、赤ちゃんのおくるみや幼な子キリストを意味するシュトレン。こちらはアーモンドが沢山入ったマンデルシュトレンですが、毎日一切れずつ切り分けていただきながらクリスマス当日を待つ喜びがあります。
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最後に皆さんで記念写真。今学期も温かなお力添えを本当に有難うございました。
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本日は、園内通信「お知らせ74」をお出ししまた。
内容は、
◇ 冬休み期間について
◇ お弁当再開日
◇ 未就園児園庭開放について
◇ (新)レインコートについて
◇ 3学期”ママの日””パパの日”について
◇ 2学期に覚えた俳句(月ぐみ)

2015.12.05

12月5日(土) / 蘭“バンダ”・ひみつの庭の“ママの日”だより(12/1(火)記録)・落ち葉しらべ完成!(~12/4(金)記録)

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      <蘭“バンダ”>  ラン科  学名 Vanda  英名 Lei orchid  別名 翡翠蘭

いつの頃からか蘭の中では一番好きなバンダ。紫、青、ピンク、黄色、白など花色のバリエーションが多くとても色鮮やかで美しい花です。こちらは切り花ですが、もともと東南アジアなどに生息し、むき出しの長い気根で空気中から水分を得て生育しています。サンスクリット語の「バンダカ」(まとわりつくの意味)が名前の語源で、樹木に根を巻きつかせて伸びていきます。
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ひみつの庭の“ママの日”だより(12/1(火)記録)
爽やかな天候のもと、ママ達が植物の手入れを始められました。
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ライラックコーナーの株元周辺に植え込んだフッキソウ。横のびする根や不要な草抜きをして下さるGママ、Hママ。
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ひみつの庭は高木の枝が風で折れて落ちていたり、落ち葉や小枝、ドングリ、芝生の地上部が枯れた部分を熊手でそっと集めるなど、作業は何かとたくさんあります。
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Yママ。未就園児Kくんは竹ぽっくり練習中。            ひみつの庭に据え付けの水差しでお水をあげたのかな。
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ベンチの周りで何やら作業中。芝生の枯れたものを集めてベンチの上に広げてクッションにしていたところ、作業中のママより落ち葉入れいっぱいの枯れ芝をもらったので嬉しくて嬉しくて・・・♡
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次々と広げてベンチにクッションが敷かれていきます。       ほら、温かそうなベンチのできあがり!
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そして~~、 最後はとうとう枯れ芝を上に巻き上げて、落ち葉のあらし~~。もうこうなったら楽しくて仕方ありません。このあと落ち葉入れはとうとうお風呂にもなりました。
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三つ編みとカチューシャにはさんだ落ち葉がお似合い。       広い空の下でゆっくりとお話しながらのひと時が流れます。
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庭の入口は頭上のクスノキ、クヌギなどの葉がいつも落ちています。クヌギは今年実が成る年。二年に一度実がつきます。お陰で今年はたくさんのクヌギの実を子ども達が手にしていました。 芝生がもう冬枯れなので地肌が見えて少し可哀想。来春にまた新芽が無事出てくれますようにと熊手を浮かして落ち葉を取ります。

ひみつの庭外のモチノキ周辺。こちらはミソハギとフッキソウが植わっていますがどちらもまばらに。それで短く刈り込みをお願いしました。いまモチノキを見上げると赤い実がいっぱいなっています。山の鳥が大好きで冬間はたくさん集まってきます。
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9月頃より咲き出した紫色のメキシカンセージは今まだ花を咲かせています。花期が長く楽しみな宿根草ハーブ。ちょうどこの時間、年少児クラスは庭つづきの森の中へ行ってました。こちらはちょうど森から帰ってきているところです。
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カサッ、カサッと落ち葉を踏みしめる心地よい音が聞こえてきそうです。Aくん達が見えます。
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「ほら、木の実やおちばをみつけたよ!」
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Hちゃんはどんぐりが袋にいっぱい入っています。          ほらっ。Rちゃんは木の葉とどんぐりのサンドイッチ?
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お友だちとともに歩く楽しい森の散歩道。                Yちゃん、足取り軽やかに。
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Aちゃん 大きな落ち葉を手に見せてくれます。            ゆるやかな森の斜面を子ども達の足はよく覚えています。
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園庭に戻ってきました。                          大きなモミジでしょ!とMちゃん。
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おかえり~、Sちゃんも帰ってきました。                さあ次はなにをして遊ぶ?
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シャベルでほぐしたスペース。夏は年長児がきゅうりを植えました。大きな驚くほどのきゅうりが収穫できたのは懐かしい夏の思い出。 優しく枯れ芝を集めます。Fママとは、来春に無事元気な芝生が生えてくれるかを毎々気にしています。お庭の裏門近くに仮植えした芝を整理して下さったFママ。申し訳ないことに、裏門の鍵穴の奥に砂が入り固まっていてまだ開錠できていないままでした。ここは森への近道になります。
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Rママはミニ熊手を使って。                       芝生を確認中のFママ。  
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この頃、大文字も少しずつ色づいてきたようです。
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背中に太陽の遠赤外線で温かです。寒くはありません。     丸窓から中をのぞく未就園児Kちゃん。気をつけて(このあと体を支えにいきました^^)。 
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Kちゃんのお兄ちゃんのYくんが来ました。園児はママ達の姿をすぐに見つけます。 園庭では年中児クラスが上のお庭と下のお庭でサーキット中です。がんばって!!
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Sちゃん、スコップ持ってよいフォームで走っています。      Yくんも階段を駆け上がります。 
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先にお二人が帰られました。紅葉をバックに記念写真パチリ!いつもご協力いただきまして有難うございます。
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下のお子さんKちゃんは私の癒しだと仰るYママ。私のために授けて下さったのだと思う、と仰る姿を見て私は心からほのぼの。お言葉の通り大きくゆったりと育っておられます^^。

何を勘違いしたのかこの日のお茶は柿の葉茶ですと皆さまに申した記憶がありますが、まったく間違いを言ってしまいました。「ビワの葉茶」で健康茶です。この場を見上げるともうすぐ白い花が咲くビワの葉です。
参考サイト[ビワの葉茶]/ビワの葉はビワの葉湿布として使用したり、お茶としてはとても効能があります。
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[年長 落ち葉しらべ] 終了(~12/4記録)
年長児のしぜん分野の取り組みとして、11月から園内の落葉樹の落ち葉しらべをはじめました。園の保育としては初の試みです。各クラスともグループ活動で数日に分けて園庭、ひみつの庭、第5グループ坂道、お山の西の石段下、ひみつの森などで採集した色とりどりの落ち葉を見つけ、模造紙に貼付して調べられるよう各グループに一冊の「落ち葉ハンドブック」を用意しました。子ども達が手に取りやすい大きさだと思い選んだブックです。実はこちら、大人がみてもなかなか楽しい内容です。この一冊を手に秋冬の自然の中に出かけたくなります。さて子ども達の反応は・・・。

葉の形を比較しながらページをめくり、とても集中して取り組む姿が見られました。はじめは一冊の本を共有することや葉をテープで貼る作業について、小さないざこざがグループ内に起こりますが、活動を続ける中で仲間で取り組む姿に変化がでてきます。

最初に私が紅葉と落ち葉についてお話をした日には、すでにサクラやカキは勿論ハクモクレン(上にツノがあるのが特徴)、クヌギ、ナンキンハゼなどはすぐに覚え、子ども達の聞きとる力に驚くほどでした。日頃、園児が昆虫図鑑で観察する姿を見ていても、年齢は関係なく形や色の識別能力が高いと感じます。
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これは11月の月Aクラスの様子ですが、遠足に向けて結成したグループ(グループ名も自分達で話し合い決定)で園庭、ひみつの庭を駆け巡って集めた5枚の落ち葉から調べはじめました。よく知っている「モミジ」は通称で、実は正しい名前があります。一口にサクラと言っても実はソメイヨシノやヤマザクラなど正式名称がそれぞれあり、サクラの樹によって葉の大きさ形も異なります。
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お山の中にある幼稚園ですので、一歩外に出ると必ず上の木からは落ち葉が落ちてきています。いつもお馴染みできれいだなと思っている葉っぱは、実は何という名前がついているのだろう?このはじめて見る葉っぱは何だろう?とワクワクしながら図鑑のページを探す姿はやはり年長児であり、また小学生のようでもあります。
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[赤色の葉一覧]ソメイヨシノ、ナンキンハゼ、ツタ、イロハモミジ、ヤマモジ、トウカエデ、モミジバフウ、カキノキ、ムシカリなど。
[橙色の葉一覧]メタセコイア、コナラ、ヤマザクラ、ウリカエデ、カシワ、イロハモミジ、カキノキなど。赤色と橙色の葉は重なるものがあります。
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[黄色の葉一覧]アオハダ、ナンキンハゼ、クヌギ、イチョウ、ハクモクセン、アカメガシワ、フウ、エノキ、ハリギリなど。
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色別のページからこちらのページにとぶと、更にわかりやすく載っています。イチョウやメタセコイア。ナンキンハゼやアカメガシワ。ナンキンハゼはひみつの庭のビオトープ前にあり、女の子が気に入って集めた葉。紅葉がとても美しく形も可愛らしい。植えてよかったと思う木です。アカメガシワはひみつの庭の北側にあり軸(葉柄ようへい)が赤くて長いのが特徴。
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子ども達の模造紙の中には緑の葉も見られます。紅葉の落ち葉図鑑には探しても載っていなくて困ったね。さてなぜだろう?と考えたり。グループ活動で協力して落ち葉を探し、調べ作業もみんなで協力しないとなかなか進みません。やがてうんうんと唸りながらの探求心も芽生えてきます。
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この本でしらべているよとRくん。グループ毎に初めて落ち葉しらべをしたこの日、両クラスの境目の白い扉に5グループの途中経過を張り出して眺めましたが、この日なりの達成感がありました。
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「これなんだった?」「できたね」とお友だちと改めて振り返っている子ども達です。
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私は子ども達に呼ばれAぐみとBぐみを行ったり来たり。こちらはちょうど撮影できた完成直後の「もみじぐるーぷ(Aぐみ)」の一枚。Hちゃんの撮影許可が出たところでパチリ。この日拾った大きな葉のアカメガシワやメタセコイアなども。ひみつの庭にも大木からの紅葉の落ち葉がありましたね。
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完成後子ども達にお話をしましたが、途中、落ち葉で作った「落ち葉カルタ」の紹介をしました。きれいな落ち葉を本などにはさんでいると一週間ほどで押し葉ができます。説明している私の手元からハラハラと押し葉がこぼれてしまいましたが、その押し葉を見てもすぐに葉の名前が子ども達の口から出てきたのは嬉しいことでした。最後に代表の一枚の作品とともに急いで記念撮影をしました。次はどんぐりもしたいとの声があります。どんぐりは11月半ばお買い物ごっこの頃が旬ではありましたが、できる範囲でお山の「どんぐりしらべ」もやってみましょう。実は結構の種類があります。
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2015.11.26

11月26日(木) / クリスマスリース・「弦のしらべ(11/19)」・ひみつの庭の“ママの日”だより(11/24) ・歯科検診(年長児)・園内通信

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『クリスマスリースづくり』
11/21(土) ふれあいサタデーspecial
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先週末土曜日は、北白川別当町下がるフラワーショップ「マタハリ」さんにお越しいただき、自然の植物を使って親子クリスマスリースづくりを開催しました。会場の第三園舎にこれ以上入りきらないほど大勢のご家庭がご参加下さり、この日使用したユーカリの香りがお部屋中に漂うひと時となりました。

予めご準備して下さったサークルワイヤー芯に青々としたユーカリを巻きつけながら留めていきます。その上に、真っ赤な実がなったサルトリイバラ(山帰来)を作る人のセンスによって配置します。サルトリイバラはトゲが鋭いのですが、こちらも予め丁寧にカットして下さいました。これだけでも自然素材のフレッシュなクリスマスリースが出来上がりますが、お飾りとして真っ白な綿の実や真っ赤なヒメリンゴ、そして可愛らしい毛糸のリボンなどを趣向を凝らしながらワイヤーで取付け、親子共同作品のリースがたくさん出来上がりました。

こちらのリースはこの日に残っていた材料で作りましたので、雪を思わせる綿や毛糸はついていません。ぶら下げている側を通るたび、ユーカリのよい香りがするので嬉しくなります。

先日、御所でたくさんの松ぼっくりを拾いました。松ぼっくりをどこかにアレンジしてもよいでしょう。幼稚園にある大木メタセコイヤから落ちてくる小さな球果ばかりのクリスマスリースなども素敵かも知れません。クリスマス4週間前から飾るアドベントクランツのように、リースを飾りながら一週間ずつ近づいてくるクリスマスを楽しみにしているところです。
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『弦(ヴァイオリン)のしらべ(11/19木曜日)』
そして過日11月19日(木)は、かねてよりみんなが楽しみにしていたヴァイオリンの演奏会が幼稚園第三園舎で行われました。感性が育つとても大切な幼児期に、本物の弦楽器の音に触れる機会はそう多くありません。当園に通うお二人のお子さんのお母さまであるNママと、”ひみつの庭”でヴァイオリンについてお話していたことがそもそもの発端となったと記憶しています。その後プロとしてご活躍の一方、保育園などを中心に親子で楽しめるヴァイオリンコンサートを開いてこられた経緯もお聞きしながら、この度の音楽会がようやく実現しました。
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<にこやかにヴァイオリンを奏でられるNママ>

プログラムは、前半の年少・年中組10時半~と、後半の年長組11時20分~の二部に分けて開催されました。まず、

前半のプログラム(1~7) 年少・年中組[10時半開演]
1.楽器紹介では、ヴァイオリンの弓は何でできているかクイズ!(答え/馬の尻尾の毛)に始まり、弓で擦ったり、弾いたりなどして色んな音色が奏でられる楽器であることをご説明下さいました。
2.「メヌエット(モーツァルト)」 ピアノ伴奏のAさん(ご友人)とともに。
3.「エリーゼのために」はピアノソロ。ピアノは弾くところ(鍵盤)が白と黒でできていること、また合わせて88個の鍵盤が並んでいることをクイズ形式で子ども達に問いかけて下さいました。ベートーベンが大切な人のために作った「エリーゼのために」をたっぷりと情感を込めて演奏されました。
4.5.はディズニーのアニメより「ミッキーマウスマーチ」「ハイホー」全員の手拍子にのせて元気なヴァイオリン演奏が楽しく子ども達も大喜びでした。
6.「バンジョーとヴァイオリン(クロール)」は大人も子どもも引き込まれてしまう曲。ピアノとともに、ヴァイオリンの音色が高く軽快で、且つ早いテンポにこちらまでウキウキとしてくるのでした。そして、豊かな中間部は映画音楽を想う美しい演奏で、重音のメロディーが響き鳴くような艶やかな音色に心が奪われました。高音で終わるラストがとても印象的でした。
7.園歌はみんなが知っている北白川幼稚園の歌「おやまのようちえん」。子ども達もその場に立って一緒に歌いました。なんと最後にサプライズ曲として「アナと雪の女王よりLet it go」のプレゼントがありました。ダイナミックな演奏に全員が聞きほれてしまい最後は大きな拍手が響きました[11時前半の部終了]
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後半のプログラム(1~8) 年長組[11時25分開演]
1.楽器紹介としてヴァイオリンのお話がありました。人の体のような形に4本の弦がついていること。棒(弓)についている白い毛はなに?の質問には、年長児から「馬のしっぽの毛!」と大勢からの即答があり。年長児の先月の歌「赤とんぼ」を弾いた場合の音色、弓の押さえ方によっては口笛のような不思議な音が出ることを園歌「おやまのようちえん」で、弦を指ではじいて「お誕生日の歌」を実演されました。
2.メヌエット(モーツァルト) 舞曲であることの説明を子ども達に。
3.踊る子猫(アンダーソン)は誰もが聞き覚えのある可愛らしい曲。子猫の鳴き声をヴァイオリンの音色で表現され、思い浮かべて聴いてみて下さい、とお話がありました。Aさんのピアノとのコンビネーションが絶妙で、ヴァイオリン高音から低音に下がる音色が実に猫の鳴き声のようだと子ども達も感じたことでしょう。
5.白鳥(サン=サーンス) 優雅に豊かに水面を泳ぐ白鳥が目に見えるような演奏でした。
6.チャルダッシュ(モンティ)はヴァイオリンの名手であるモンティが自らの技を披露するために作曲。ヴァイオリンが口笛のように高音を、また楽しくゆったりとした音色を、そして激しく高速で奏でられる箇所が交互に現れて、Nママの演奏に引き込まれてしまう楽しいひと時でした。
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7.そして園歌「おやまのようちえん」。年長組も全員で立って演奏に合わせて元気に歌いました。そして8.は・・・↙
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8.最後のブログラムの、(?)は、実はヴァイオリンの体験でした。Nママのお子さん(Hくん)のもっと小さな頃に弾いていたヴァイオリンをご持参下さいました。全員は無理なので担任の先生二人にくじを引いてもらい、運よく当たった三人の女の子(偶然女の子ばかり。男の子からは残念だ、もう一回との声も^^)は、優しく丁寧なNママの手ほどきを受けながらよい音を鳴らすことができました。

アンケートにもいただきましたように、親子でしかも幼稚園で音楽を楽しむ会はそうありません。この度はホール仕立てにした会場の第三園舎に大勢がご参加下さり、弦の音色に心弾ませる日となったことを大変嬉しく思います。何より、お子さんお二人を通園させておられる現役の園児ママでありながら、演奏会の打ち合わせやご準備をしてこられたNママのパワーに頭が下がります。また、ピアノ伴奏をされたご友人のAさんは、上のお子さんと他園に通っておられる二人目のお子さん、そして今年4月に産まれたお子さんの計三人のお子さんを持つママです。改めて子を持つ母のパワーに感銘を受けるとともに、子ども達全体を大切に包み本物のヴァイオリンとピアノの音色を大勢に聴かせて下さった情熱に感謝し、心よりお礼申し上げます。有難うございました。
(会場後部より写真撮影をしましたのでその一部をアップしました。)
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ひみつの庭の“ママの日”だより(11/24(火)記録)
先週17日(火)は、しぜんの取り組みとして年長児クラスに出向き「おちばしらべ」の導入をしました。色とりどりの落ち葉が園内からひみつの森に落ちています。春の緑色の葉から11月になり赤、黄、橙に変化している落ち葉「紅葉のおちば」について子ども達と考え、おいも掘り遠足の時から活動している各クラス5つのグループに分かれ行動しました。クラスに戻りグループことに大きな模造紙に葉っぱを張りつけた後は、紅葉する葉が載っている「紅葉図鑑」で調べていきます。現在も各クラスで継続して作業中ですが、落ち葉を見つけるごとに少しずつ白い模造紙に落ち葉が増え賑わってきているところです。イロハモミジ、ハクモクレン、クヌギ、カキ、サクラ、ナンキンハゼなどは形と色がお馴染みになり、子ども達はすでによく覚えています。

この日も歌の時間を子ども達と共に過ごしその後ひみつの庭に上がると、すでに数名のお母さま方が動かれていました。
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Fママは予備の芝生として、ビニールポットに地植え芝生を起こして移し替えられます。芝生が傷んだり生えなくなった箇所に、この先移植ができるよう準備中です。Gママもクローバーのエリアをお手入れ中です。白いクローバーの花で指輪、首飾り、冠などをついこの前に作っていた子ども達。来春にはまた生き生きとした緑色の葉が広がりますように。
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Yママはビオトープまわりの落ち葉を集めておられます。この日大変な量の落ち葉などがこの周辺から集まっていました。Iママはひみつの庭の外周り枕木と芝生の植え込みをお手入れ中です。
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芝生の築山の上を見上げると大木カシの木が枝を広げていますが、スジスジ帽子のカシのドングリが山ほど落ちてきて芝生の中に落ち込んでいます。このままではすぐに根が生え芽が出るので大変大変。子ども達にもたくさん拾ってもらいましょう。ウッドデッキ下丸窓の周辺も頭上のクスノキから落ち葉が落ちてきます。ワイヤーネットの外の外周部分をお手入れ中のHママの姿も。年少の子ども達が遊びにきています。
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竹製の大きい熊手と小さなミニ熊手。ミニ熊手は細かな作業で使いやすく、結構使い込んできましたので、先日コーナン高野店に出向き追加で仕入れてきました。
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「森でまっかなツタの葉が落ちてたよ」と見せてくれる年長児Yちゃん。今みんなで歌っている歌「まっかな秋」まっかだな、まっかだな、つたのはっぱがまっかだな~~、のそのままですね。 クスノキの下のミルテの植え込みの中に落ちた落ち葉を集められていたHママ。
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ビオトープに投入しようと水槽に入れていたミナミヌマエビを観察する年少児Rくん。ビオトープの中には随分大きく育ったヌマエビもいます。 Iママが植え込みの中からこの時季には珍しい綺麗な形のままのアブラゼミの抜け殻を見つけて下さいました。年中児Sちゃん年少児Kくんが見入っています。
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Fママのご自宅お庭から株分けしていただいたレモングラスの束。寒さに弱いレモングラスだから刈り込まれました。株元に腐葉土などでマルチングをして何かで覆いをしてあげる予定です。少しでも温かく冬越しができるように。葉はお茶、お風呂などに利用できます。レモンのよい香りが切り口から漂います。ミント類とミックスハーブティーにしても。
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今年もアサギマダラを呼んでいたフジバカマを刈り込み中です。もうお昼になりましたが大急ぎでハサミを使います。
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ホーリーホックの足元もお手入れ中のママ。トピアリーのツゲの上にはいつもクスノキの葉や風でどこかから飛んできた枝がはさまっています。
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メキシカンセージは9月頃より約3カ月ほどの期間よく咲いてくれました。チョウを呼んだり、子ども達が花の蜜を試したり、お買い物ごっこエリアのお飾りにも活用したりと大活躍してくれたパープルカラの美しい花。宿根草で冬場は地上部が枯れるため12月には刈り込みが必要です。また来年も咲いてくれますように。
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大木メタセコイヤの下でこの日集って下さったママ達。ささやかながらアップルティーをご一緒しながら気がつくとつい一時間が過ぎ、お話の花がたくさん咲いたひと時でした。
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歯科検診(年長児)
本日11月26日(木)は駅前矯正歯科院長の山下和夫先生にお越しいただき、10時から月Aクラス→月Bクラスの順にお口の中を診ていただきました。一人2~3分ほどかけて十分に診察され、一人ひとりにアドバイスもいただきました。全体(約50名)として虫歯の子は少なめでしっかりと歯磨きができていますが、本日使用したフロスなどを使って歯間に毎日通すことでさらに虫歯が未然に防げること、みんなはもうすぐ小学生になるので自分の力でしっかりと磨き、確認をお母さんにしていただくことなども直接伝えていただきました。各クラスとも長い時間でしたが、自分の診察が終了しても最後のお友だちが終わるまで頑張って待つことができました。担任は健康診断票の記入、私は用具渡しのアシスタントでした。和夫先生は太郎先生と兄弟(弟)です。ご存知かと思いますがお伝えまで。
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本日は、園内通信「お知らせ69」「お知らせ70(年長児)」をお出ししました。
内容は、
「お知らせ69」
◇ お招き会出演について
「お知らせ70(年長児)」
◇ 園長先生との家庭教育相談について

2015.11.19

11月18日(水)part2 / ユーカリの葉で・ひみつの庭の“ママの日“だより(11/17記録)

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週末の”ふれあいサタデーspecial”では、たびたびお花をいただいているフラワーショップMATAHARIさんにお出でいただき、ユーカリの生の葉を用いてクリスマスリースづくりをします。写真は同じくユーカリを使った一例ですが、当日の飾りつけはサルトリイバラ(山帰来)の赤い実を使う予定です。飾りつけにイメージできるものがあれば個別にお持ちいただいても構いません。マツボックリなども可愛くて素敵でしょう。ユーカリの香り漂うひと時となりますように。

また明日は、いよいよお山の音楽会『弦のしらべ』を開催します。お母さまも大勢お越し下さいますように。会場セッティングも無事出来上がりました。ヴァイオリンの音色がホール第三園舎に響き渡りますことを心から楽しみにしています。
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ひみつの庭の“ママの日“だより(11/17記録)
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週末、所用で出向いた神戸で見つけたガーデンシクラメンなどの冬の花。今週のママの日も天候に恵まれ活動することができました。すでに早く来られたママは草抜きなど手入れを始めておられます。
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この日、年長児クラスで「しぜんの”紅葉の落ち葉しらべ”」を子ども達と取り組んだあと、ひみつの庭に上がりました。体重測定を終えた子が早、庭に上がってきています。傍ら、コンポストにできている堆肥(子ども達いわく「栄養の土」)をTママが掘り起こされ、子ども達が何往復もして、てみで庭に運びます。早速にスコップで植えていく子もいます。Yママが一緒に土を混ぜて下さいます。
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年少児達も庭にやってきました。HママIママはナンキンハゼの木の下でヘンリーヅタの伸びすぎた蔓を整理されます。
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やはりお花の好きなKくんYちゃんも活動中です。今日はいくつ植えるかな。ふかふかの腐葉土をよく混ぜて栄養の土とともにお花の苗を植えましょう。一輪車の上は土を混ぜるのによく利用します。
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親子の姿がありました。ママを見つけたRちゃん。一緒に作業中。
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何にでも興味があり集中して取り組むYくん。資材置き場の辺りでそっと羽化していたアカタテハ。こんな寒くなってからの羽化は少し可哀想。みんなでオレンジ色の翅のチョウを取り囲んで見ているところです。その後、お花の中に入れてあげましたね。
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黙々と何種類かの花苗を繰り返し植えていきます。子ども達が土に触れ、苗を植えることを大切に想っていることを嬉しく思います。
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スコップで大きめに穴を掘り苗をそっと入れたら周りに栄養の土を入れてあげています。
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NくんとYくん。クラスの友達ですがお話しながら植えています。手つきがなかなかものです。ママ達も我が子のように一緒に植えてあげておられます。
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「ぼくも何かうえるよ」とRくん。どれにするか選んでね。コンポストの栄養の土をシャベルで運んできたYくん。
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ビニールポットの外し方ももう知っています。Rくんはキク科クリサンセマム ノースポールを選びました。白い花が咲いています。
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すっかりペアで話し合いながら植えている二人。土の中に上手く植えられたね、とても上手ねー、と感心感心。
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赤、ピンク、白などのガーデンミニシクラメンがあっちにも、こっちにも。ヤブランの植え込みの間をミニ熊手で整理されるママ。
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自由あそびの時間を満喫して駆けているKちゃん達。思い思いに過ごす時間が流れます。
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Rくんはここに植えるそうです。Hちゃんも一緒に植えています。
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赤いミニシクラメン。今はお庭用のシクラメンがあります。長く咲いてくれることを願います。こちらも手入れをしなければと思いつついつも手が届かないままだった場所にGママ。いつも感謝です。
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子ども達のエネルギーには驚きます。小さな手がよく働きます。コンポストの発酵した土は何よりの草花や野菜の栄養です。
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まるで親子のようにお話しながら楽しく植えるひと時。ここにも植えようか、と相談しながら作業中。
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子ども達を励まし応援して下さるママ。この日、8つも植えたよと言うYくん。
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Hちゃんも来ました。確かSちゃんは一学期にたくさんの花苗を植えたね。今日も植えはじめました。
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土が気持ちいいいかなTちゃん。お花のラベルを手に何か考えている様子のYちゃん。
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植えたお花の横にラベルを立ててあげます。ビオトープ横の半円スペースナンキンハゼの足元にも何か植えている姿が見えます。
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Eくんもやってきました。ポットの外し方など教わりながら。 tomomi先生も一緒に。
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ピオトープが好きな男の子。  Rちゃんは、てみを手に作業中。
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ヘンリーヅタを整理した半円の周りに、ノースポールを植える子ども達。
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ひみつの庭の外、ミルテ(レモンマートル,銀梅花)の植え込みの前の女の子達。手で触れるととてもよいレモンに似た香りが漂います。微かな香りにも子ども達は敏感です。 さあお昼になりました。ご用のためGママは一足先に帰られました。皆さまお茶を一口どうぞ。
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本日もお疲れ様でした。この日は子ども達とともにたくさんの苗をすべて植えましたが、ちょうどこの頃、ポツリポツリと小雨が降り始めました。午後は雨予報です。明日も含めしばらく優しい雨が降り続き、土も柔らかくなって十分な水分と栄養で苗が満たされますように。

11月18日(水)part1 / テラコッタうさぎと柿の実・ひみつの庭の“ママの日”だより(11/10記録)

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<テラコッタうさぎと柿の実>
園庭の柿の実が緑色から橙色に色づいてきた頃、登園したばかりの子ども達が柿の下から見上げ立ち止まっている姿が見られます。お山の鳥がつついたのでしょうか。足元に落ちている実を見ると、中は鮮やかなゼリーのような果肉と種が見られます。

これは暫く前に撮影した写真です。園長室前のテラコッタ製のうさぎの目の前に、知らない間に二つの美味しそうな柿が置いてありました。誰かが置いてくれたのね!と思っていた次の日、この柿を見つけたYちゃんは、「あっち(ことりぐみ前)のうさぎさんは柿をもらっていないから一つあげてもいい?」と言います。柿をうさぎさんにプレゼントしていった優しい子、あっちのうさぎさんはもらっていないから、と気づく優しい子。子ども達の優しい気持ちがあっちにも、こっちにも、ふんわり浮かんでいるようでした。
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ひみつの庭の“ママの日”だより(11/10記録)
今年は今までにないほど目まぐるしいと感じる実りの秋。子ども達とクラスで活動を共にすることが多くなり、“ママの日”もいつも遅れて庭に上がります。すでにママ達は思い思いに活動に入って下さり有難く思っています。
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頭上に枝を大きくを広げる常緑樹クスノキの葉の寿命は一年間。春には新葉との入れ替えで、辺りがクスノキの葉で埋もれるほどの落葉があります。なのに秋は秋で赤やオレンジ色などに葉が多彩に色づき、再び葉が落ちてきています。
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壁泉のライオン“Leoレオ”。岡崎産御影石で彫っていただきましたが、少し表面に苔が出てきたかも知れません。ビオトープ横の植え込みを手入れ中のYママ。
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ウッドデッキ下の植え込みのIママ。芝生の生育、手入れについて気を配られるFママ。
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築山周辺を熊手で手入れ中のIwママとHママ。気温が低くなり、夏場青々としていた芝生も少しずつ冬の時季に向かっています。
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夏場プールの足洗い場、ビオトープ縁のクリーピングタイムの植え込みにも落ち葉が入り込んでいます。
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いつも手入れをしなければと思いつつ、なかなか手がつけられない場所。それをわかって下さっているかのように動かれるママ達。
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KくんとHママ。何かお話中の様子。てみを使って落ち葉を集めておられます。
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私のお母さんがお庭にきてるのよ!と言ってるのかな、Yちゃん。
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トウヒの足元も落ち葉拾い中のママ。   傍ら私はビオトープにそっと長靴で入ります。子ども達と放しをしながら枝葉を除去していきます。
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場所を移動しながらヤエヤマザクラの近くをお手入れ中のFママ。ビオトープの排水口ネットは時折交換しないと汚れがたまりやすくなります。
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お掃除、お手入れに興味津々の子ども達。お魚が流れていかないように、ネットをしなくちゃね。中にカエルさんが落ち込んでいたのを救出。
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Kくんは何を見つけたのかな。         Aくんが手にしているのはカエルですね。
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落ち葉が山ほど集まります。          みてごらん、とビオトープで一番大きな二枚貝。ずっしりと重みがあり、タナゴの産卵を受け入れている貴重な池の主かも。
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丸窓の下もお手入れ中。            ビオトープの中は、ヤゴやらカエルやらで、また空からは鳥が飛来するためか、たくさんいたメダカの姿がすっかり見られなくなったのがとても不思議です。なので、近々約300匹ほどを追加投入する予定でいます。ミナミヌマエビも追加で仲間を増やしましょう。
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手をとめて年少児に語りかけるママ。      Mちゃんが見つけ手にしているのは最近増えてきたアンモナイト型をした貝です。名前はまだ調べていません。
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あっちのお庭でお片づけの鐘が響いています。名残惜しそうに容器を見るKくん。
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花を終えた植物や枯れ葉、水辺の落ち葉などが集まります。  そろそろお昼。皆さまお疲れさまです。
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寒くなく、また暑くもなく、自然に触れて体を動かすと固くなった筋肉もほぐれるようです。
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お疲れさまでした。一口ずつですがささやかにお茶をどうぞ。
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メキシカンセージが満開を経てもなお、綺麗な紫色の花を保っています。
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花の先に溜った蜜の甘さに気づいたのは子ども達。チョウも勿論知っています。
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ビワの花がもうすぐ咲きますが、ビワの葉はお茶や温湿布に利用します。葉を使って布に染色をしてみたいと思うこの頃です。
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すぐ目の前にある東山大文字。少しずつ色づいてきています。寒くなるまでに大文字山にも登るのもいいですね。
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<ヤブランの実をつぶしてみたら/自由あそびの時間>
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[すり鉢でヤブランの実をつぶし布を浸してみたもの]
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あれは12日のお弁当後。近くに遊びに来た子ども達の横にヤブランの実ができていました。手にすると実がつぶれて真っ青な汁が出て来ます。まるでブルーベリーのような実です。
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ある程度の実が集まったところで、すり鉢で実をつぶしてみることになりました。年少児さんも加わりみんなで交代で試しています。
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Hちゃんはひみつの庭の奥にある大木ナナミノキから落ちてきていた赤い実を集め、別のすり鉢でつぶしています。
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お片づけの鐘がなりました。そっと、そっとこぼさないように運びながら階段を下へおり運びます。園長室についたらキッチンで白い布を浸してみました。ヤブランの果汁は一瞬で鮮やかな色に染まります。このままの色が維持できるとよいのですが。
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こちらはナナミの実をつぶした液に浸したもの。さてどんな色に染まるのかが楽しみです。

2015.10.28

10月28日(水) / 秋色ノリウツギ・ひみつの庭の“ママの日“だより(10/27記録)・秋風のひみつの森で(本日)・園内通信

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  <ノリウツギ>
 ユキノシタ科  原産地 日本
 学名 Hydrangea paniculata
     ‘Limelight’
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真夏から9月にかけて、ライムグリーンの花を咲かせていた紫陽花の仲間ノリウツギ“ライムライト”。秋に入った頃から花色が赤味を帯びた秋色に変化し、今も私達を楽しませてくれています。

先日、ひみつの庭で子ども達がお花に水をあげていた時のこと。花の時季がすぎて枯れ色になりつつある同じく紫陽花のアナベルを私がハサミで整理していると、「お部屋で使うからちょうだい」と女の子数名が手にし嬉しそうに走っていきました。自由あそびの時に、何かお飾りにでも使おうとひらめいたようでした。

日本に昔からある紫陽花の種類は、秋の枯れ色に変化してからもなお、ふんわり優しくて素敵な花だなあ、と子ども達も感じるのでしょう。

先日より、赤くなって落ちていたモミジを手に、子ども達は朝お山を上ってきています。一緒にモミジの木を見上げてみると、枝の先端の部分が少し赤味がかっています。真っ赤なモミジ紅葉の時季ももう少しでやってきます。
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ひみつの庭の“ママの日“だより(昨日10/27(火)記録)
爽やかな気候が続きます。ただし朝晩ぐっと冷え込む上に日中との気温差が15度近くもありますので、特に気温の変化に敏感な子ども達は勿論、大人の私達も健康維持に気をつけたいこの頃です。さて、久しぶりのママの日の昨日、お母さま方が明るい笑顔でご来園下さいました。この日は、年中児がひみつの庭の奥にチューリップの球根を植えましたが、予め柔らかく耕していた花壇スペースに、来園されたお母さまがさらに子ども達が植えやすいよう土をほぐし新たな土も混ぜ込んで下さり準備完了。地植えでは深さ約20㎝ほど、深めに土を掘り球根を植えます。
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落ち葉やドングリがクローバーのエリアにたくさん落ち込んでいます。それを手作業でてみに集めて下さいます。また丸窓の下のツルニチニチソウの蔓が伸びすぎているのを見つけすっきりとカットされるママ達。
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動きやすい服装、帽子着用のママ達。Sママはスニーカーの上からチャック式のナイロン製靴カバーを着用です。「便利なものがあるのですね」と見せていただきながら感心。ミニ熊手を使い、てみに落ち葉を集められるママ。
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お写真いいですか?の声かけに笑顔でパチリ。タマネギのような球根はいろんな色が混ざり今から咲くのが楽しみです。
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さあ、年中児の子ども達が庭の中にやってきました。まぶしいくらいの太陽が降り注ぎ、子ども達を照らしています。
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まずはゆきぐみの子ども達。好きな色の球根を一つずつ選んで早速植えはじめましょう。赤、黄色、ピンク、赤と黄、赤と白、紫などいろいろ。植える前にお話をしました。土の中に植えた球根から、やがて芽が出て茎がのびて綺麗な花が咲くのが来年の春頃。みんなはその頃年長さん、楽しみですね。土が乾いたらお水をみんなであげて下さいね。スコップで頑張って深く掘ったところに球根の丸い方を手前に、とがった方を上にして入れます。それからそっと土のおふとんをかけてあげましょう。
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スコップの順番を待ちながら手で土を触ったり掘ってみたり。スコップはおいも掘りのときにも上手に使っていた子ども達です。
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スコップを縦に深く入れて上手く掘れるかな。掘った土はどこに置こうかと考えながら黙々と作業しています。
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上のカシの木から続いている太い根っこもあったけど、みんな上手く植えています。順番を待っている子ども達は、芝生の上やビオトープのまわりで遊んでいます。
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紫色のメキシカンセージの蜜を吸いに来たクロホウジャク。これはスズメガの仲間で、素早く羽ばたきながら空中で静止して蜜を吸います。本来、蛾は夜に活動しますが、こちらは夜だけでなく日中にも活動する蛾です。長い口吻を上手く伸ばして吸蜜している姿が愛らしいです。(Fママ、同じ種類のオオスカシバだとこの日申しましたが、よく考えるとクロホウジャクでした。すみません。オオスカシバはもっとウグイス色がかった体です)
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球根をながめながら掘っていくほしぐみの女の子達。
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球根を入れたら土をかけ、そっとスコップで上から撫でてあげている女の子。球根が残ったね。この日お休みした人も次に植えられますように。
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近くで作業中のお母さま方に、みんなからいつも有難うを伝えているところです。お母さま方の細やかな手作業のお陰でお庭もとても喜んでいることでしょう。
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気温が低くなるにつれ、だんだん株が下がりうつむいてきたメキシカンセージの花。きれいな紫色の花は枯れないうちに何かに使えないかな?みんなでポプリを作れないかな?どんぐりや赤や黄色の落ち葉、みかんの皮など入れてのポプリ作りはいかが。容器は画用紙で組み立てる?ひねもすで組み立てる?
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外あそびの最中にママを見つけてやってきたRちゃん。何のお話をしているのかな。 庭の外回りの草抜きをして下さるGママ。いつも細やかなお働きに感謝です。
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さて、もうすぐ12時。皆さまお疲れ様でした。この日は温かめのハーブティーを。ミント、レモングラス、バジル、ローズマリー、乾燥レモンピールが入っています。注いでくださるSママ。重たかったかも。有難うございました。 近くのビワの木を眺めつつ、今はつぼみですが冬12月にビワは花が咲きます。
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暫し、お話の花が咲きます。                        記念写真をパチリ。
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カシワの葉の上にいたオオカマキリ。この写真は数日前のものですが、お腹が大きいので産卵間近かと思われます。ママの日のこの日、産卵後の大きな卵が近くにありました。オオカマキリのお母さんは、数日間卵を見守ったあと、やがてその場をあとにします。新しい命が受け継がれ、来春にはたくさんの命が産まれるでしょう。
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秋風のひみつの森で(本日)
本日午前中は、年長児とともに爽やかな秋風のふく“ひみつの森”に足をのばしました。運動会で子ども達の絵を展示したダンボールの塔を2学年分つないで、斜面を探してすべり下りるトンネル遊びを試みました。こちらに紹介するのは、森の木々を見つけてさまざまな楽器を作り、演奏会が催されたシーンです。
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長い木と短い木を使ってチェロに見立てて演奏です。またヴァイオリン、フルート、オーボエなどさまざまな楽器で演奏です。自然と輪になり木漏れ日の中で楽しい演奏会。
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お客さんも招いて次々と曲が演奏されます。HちゃんMeちゃんヴァイオリン、Tくんチェロ、Miちゃんオーボエなどなど、みんなで歌いながらの演奏会が続きます。
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いろんな木をたくさん集めてきて、何種類もの楽器を創作するYくん。これはクラリネット。指揮棒で指揮をしているMちゃんRちゃんも。
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Yくんは今度は長い角笛のようなものを吹いているのが見えます。
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Yくんアップ写真。これは長く大きな木でできたアルプスホルンでしょうか。力強く微笑ましい限り。演奏会は佳境を迎えています。
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指揮するRちゃん。chinami先生もフルート吹いて楽しそうです。

この日のお帰りの時、「あ~、きょうはたのしかった!」と年長児Rちゃんの笑顔。森の演奏会がとても楽しかったようです。私もとても楽しかったです。
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本日は、園内通信「お知らせ62」をお持たせしました(「お知らせ61,62は年長児用に使用」)。
内容は、
◇ つき組 就学時健康診断日について
◇ 平成27年度私立幼稚園保育料軽減補助(京都府補助金)について
◇ 園児名簿関連
◇ 2015年こども健康診断のご案内

2015.07.01

7月1日(水) / ミルテ・ひみつの庭の“ママの日”だより(6/30記録)

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<ミルテ(銀梅花)> フトモモ科
  
  原産地 地中海沿岸
          ~南ヨーロッパ
  学 名 Myrtus communis L.
  英 名 common myrtle
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幼木ながらも現在満開に花を咲かせているミルテの木。今年が初めての開花になり大変喜ばしく思っています。今日の突然の強雨にも負けず、すでに随分長い間小さく可憐な花を次々に咲かせています。

昨年のママの日(12/9開催)に、現在の年中児達(昨年度年少児)が苗のお運びなどを手伝ってくれたことを思い出します[ミルテの花]。

お花が咲いているのをみんなは気づいているかな?

そっと顔を近づけてみると花に強い香りはありませんが、葉を揉むと爽やかな芳香を放ちます。葉はマートルという名のハーブで有名。お料理にも使えるようです。ローズマリーのようにひと枝を使って、鶏肉や豚肉料理を試してみたいところです。

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   ミルテの白いつぼみ                           ひみつの庭前の植栽コーナー
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“ママの日”だより(6/30(火)一学期最終回記録)
この日、10時前頃から園内にお出で下さったAママ。早くからお出で下さり、初参加有難うございます。先に庭へ上がっていただき作業をお願いしました。何だかこの日はバタバタとしており(いつもですが^^;)、ひみつの森経由で沢へ行く年少クラスが気になりつつ、出発の報告に来られた先生を送り出しました(担任+りょうま先生引率)。11時半には戻る段取りで年少児が沢へスタート。年中児はクラスで絵画製作(クラスで羽化したアゲハチョウ)。年長児は当園初の試み、ダンボール片に絵を描きます(様子は後日アップ予定)。庭へ行く途中に石段を上がって来られたお母さま達と合流しひみつの庭へ。
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前日に年長児がきゅうりを収穫した後、高く伸びた苗には黄色の花がまだ咲いています。収穫すればまた次の実に栄養がまわります。Aママ、Yママ、Iママ。この辺りは毎日上に広がる大木から葉や枝が落ちてきます。 クローバーエリアをお手入れ中のGママ。そして芝生のお手入れと成長、ともに心配りをされるFママ。随分芝生が伸びてきましたが、部分的には土が流れ根がむき出しになっていて芝生が揃いにくいのが現状です。この日のママの日に到着予定だった野芝が間に合わなかったため、明日の夕方頃に調達した野芝のシートを植えるつもりでいます。
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皆さまのお陰でビオトープも維持できています。中の魚類も元気です。 壁泉のライオンは、近く子ども達の水あそびの賑わいを楽しみにしているでしょう。
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芝生の中は必ずと言っていいほどカシ(どんぐり)の実生が顔を出しています。またオオバコなど他の強い草もいつの間にか生えるため、草抜きは欠かせません。また、芝生の生育には太陽と水が不可欠なので、これから夏場の水やり(所要時間1時間ほど)も欠かせません。猛暑の真夏の水やりに芝生エリアのスプリンクラーと植栽エリアの灌水ホース設置を検討しています。
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今学期のママの日は、全回お休みなく活動することができました。太陽の下のお母さま方のお働きのお陰で、子ども達が自然の生き物と出会う庭、寝転がって青い空と大木を眺められる庭、また野菜の収穫を楽しめる庭が維持されています。庭の中のみならず外側エリアもお母さま方の目でご覧になり手入れをされています。
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レンガ丸窓の長椅子の下、ライラック並木(数十年先の将来の^^)の辺りもみて下さいます。Fnママ。
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ビオトープに入って下さるTママとAママ。水中の落ち葉、枝、また緑色ではない藻など取っておられます。
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Fママは築山の芝生をくまなく手入れ中。予定通り11時半頃、noriko先生を先頭に沢から戻って来た年少児の姿が見えました。小さなカニや赤ちゃんカエルがいたそうです。靴は結構濡れているので沢で随分あそんだ模様です^^。詳細は絵日記をご覧下さい。
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年少クラスが帰ってきた一つ上(右)の写真に、コンポストに小さく写っている男の子が見えるのですが、黙々と一人でコンポストを掘っているので声をかけてみると年中児Hくんでした。クワガタみたいなのがいる、というので見ると、なんとカブトムシの頭角(ツノ)がのぞいていました。どうやらコンポスト内で昨年より成長した幼虫がサナギから羽化して出てきたところの模様です。

今年の2月、夜間イノシシの来訪により、朝にはコンポストがブルドーザーで掘り返したように荒されてしまった日がありました。イノシシは春のタケノコのみならず、土中のミミズやカブトムシの幼虫が大好物です。それで現在のコンポストの柵を作ったのですが、食べられずに無事に羽化したカブトムシに出会うことができ、見つけてくれたHくんとともに感激しました。頭の上の胸角と頭角に指をはさまれると痛いから、と体の胴の部分を持ちますが、とても元気で力が強いので、持っていた子どもシャベルを掴ませます。みんなに見せてあげよう!と園庭に一緒に移動させているところです。
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一般的な日本カブトムシのオスですが、今までお山の中で見たカブトムシの中で一番と思えるくらい大きく艶やかなカブトムシです。栄養のある落ち葉コンポストの堆肥を食べて育ったせいかとても大型です。きっととても大きな幼虫だったと思われます。Cちゃんが見つけキラキラした目で追っています。すごいね。お友だちのSちゃんにも見せてあげようっと。
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階段を下り、下の方で遊んでいたクラスメイトと何だか賑やかに見ています。Hくんのお友だちのSくんも昆虫仲間です。Sくんはよく質問をするので微笑ましいです。『せんせい、ミミズはなにをたべる?』『せんせい、イモリはなにをたべる?』など、すれ違いざまに質問するのでこちらも楽しんでいます。「ミミズは土をたべるよ。そしていい土をだす。ちきゅうの土はぜんぶ(ほとんど)ミミズのおなかを通った土なんだって」と言うと『ミミズがとおったあとはどうなる?あながあいたままにならずにちゃんとうまるの?』と、ちきゅうにあながあちこち開いたイメージを連想して心配したと思われるSちゃんでした。 右上写真は椅子に張られた洗濯ひも。濡れた靴下が干してあります^^
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Wママ。ミルテの辺りの落ち葉などをコンポストに運ばれます。 築山を草抜き中のAママ。Fママは伸びすぎた芝生をご持参の鎌(カマ)で刈り込んで下さっています。芝生管理、育成、養生などの担当をお願いしたいところです<(_ _)>。
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12時。皆さまお疲れ様でした。 休む間なく動かれるママ達。この日は心ばかりの冷菓をどうぞ。
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そこへ、一学期最終回“ママの日”なのでと、年中クラスの子ども達がkaori先生asami先生とともにママのところへお礼を伝えに来てくれました。子ども達が見せてくれているのはみんなが見つけたというヤママユガ科の大型幼虫“クスサン”でした。その時にはヒメヤママユと言いましたが訂正。クスサンは白く長い毛に覆われて「白髪太郎」の呼び名があり、体の側面には青い紋があります。この蛾の幼虫は土にもぐらず木の枝などで網目状のサナギになります。食草はクヌギ、コナラ、カシワ、カシ、クリなど。園内ならあちこちにあります。とにかくお山では大型の幼虫が子ども達の前によく姿を現します。

『ありがとうございました』と子ども達。ちょっとテーブル上のものに目が行ってるかな? みんなはこれからお待ちかねのお弁当が待っています!
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一学期最終回のこの日、大勢のお母さまがご参集下さいました。陽射しの強い中をご尽力下さり心よりお礼申し上げます。その後、子ども達のことなどでほのぼのとしたお話の花が咲いた後、散会となりました。
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年長児きゅうりの収穫(6/29(月)午前記録)
約二カ月前の4月30日(木)に年長児が植えたきゅうりが大きく成長しました。先週は発表会前で収穫をする時間が取れず、更に数日間でカラス除けを施したネットも外れるほど大きくなりました^^。
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こちらの時間的な事情により、先に収穫を終えていた月Bぐみの写真は残念ながら撮影できませんでした。後の月Aぐみの様子をご覧下さい。黄色い花をつけたあとに、小さなきゅうりの実がなり、やがて太陽と水、そして土の栄養を得てぐんぐんと大きくなりました。
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みんなで苗を植えたことを覚えているかな?葉っぱを見たり実がなっているのをよく観察しています。
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カラス除けのネットも外れてしまうくらいになりました。みんながお家で食べるきゅうりと同じかな。じっくりとよく観ています。
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みんなで植えて、みんなでお世話をしてきた野菜が上手く実をつけてくれましたね。
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まるで赤ちゃんを抱っこするような面持ち、何とも言えません。
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まだまだこれからきゅうりができるかな?また肥料をあげてたくさんできたら小さいぐみさんにもあげたいね。
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RちゃんKちゃん何だか嬉しそう。 tomomi先生のお話を聞いています。
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子ども達のビオトープガーデンで作る野菜は今年で二年目です。昨年はトマトを収穫しました。お陽さまさんさんで実ったきゅうり、みんなで手にして観察しましょう。
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はやく食べたいな~とYくん。Rくんはマヨネーズをつけて食べたいなって言ってたっけ。
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クラスまで戻る途中にも見せてくれました。Hちゃん大きいきゅうりだね。秋のおいも掘りもそうですが、子ども達は大きめのお野菜がお気に入りのようです。
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SちゃんFちゃんもいろいろお話してくれます。 さて、クラスに戻ったらお弁当までに早速きゅうりの絵を描きました。画板を下敷きに画用紙を広げています。テーブルだと一台に二人しか広げられないので、フロアで伸びやかに描きます。
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大きな画用紙にクレパスを使って収穫したきゅうりを見ながら描きます。HちゃんRちゃん、集中して描いています。
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これでいいかな?実物をみながら考えています。 あまりお話もせず、それぞれが真剣に取り組んでいる様子です。
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こちらは大好きなダンゴムシが登場しています。足がたくさんついて元気そうなダンゴムシ。黙々と下を向いて描きます。育ててきたから手に力が入るかな。
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収穫されたきゅうりが子ども達の真ん中に鎮座。
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みどり色ときみどり色が鮮やかに紙をすべります。きゅうりの花が咲いていた様子。
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よく観察していましたね。きゅうりがつるを伸ばして巻きついていたね。大きなきゅうりは黄色いところもありました。
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太陽が照り、じょうろでお水をあげました。太陽が二つ三つ。サービス!
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土から葉が出て茎が伸びて葉がたくさん茂り、実がなっていました。また花もついていました。手でクレパスでぬったところをのばすといい感じ。
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みんなちゃんと土を描いています。土を触って育てて楽しかったね。太陽、土、水。葉、茎、花、実。 みどり色に白クレパスも混ぜて微調整。色がとてもきれいです。土から花や野菜を育てた経験がない場合は土が描けません。地面から茎が宙に浮いた花が描かれた子どもの絵をどこかで見たことがあります。草花を育てた経験とともに、また大切に飼育している身近な生き物を観察しながら描くことも大切です。
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収穫している自分もいます。 ちょうちょも飛んで楽しい思い出の絵。
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ダンボールに絵を描こう!
さて、園には配送の際のダンボール箱がたくさんあります。大型のダンボール、特別の形をしたダンボールは時折山の学校のロボット工作などに提供しています。できれば園の子ども達が有効に使えないかと考え、ダンボールに描くことを思いつきました。
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普通の水彩絵具は色がダンボール板には色かのりのりにくいので、専用の絵具を調達しました。ためていたダンボールは大小さまざまな形になるよう予めりょうま先生にカットをお願いしました。勿論先生達も準備します。
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さまざまな形のダンボール片。アクセサリーだったり、食べ物だったり、新幹線だったり、飛行機だったり・・・、何かしらイメージが湧いてくるでしょうか。
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また馬毛製の絵筆はコシがあまりなく曲がったまま戻りにくいので使いにくいです。ナイロン製の平筆、丸筆を一人一本分ずつ製作してもらいました。できれば20号くらいのできるだけ太筆が望ましいですがこのサイズはほとんど市販されていません。私は小学生の頃で20号筆を絵を描くときに使っていました。やはりナイロン筆でコシがあって色を乗せやすかった記憶があります。また画家モネの絵のようにトントントンと色を画用紙に乗せて点で描くこともよくしました。ペンキ塗りのハケ塗りように平たく塗らずに。今回は16号筆ですが、様子をみて20号筆を製作してもらう考えです。うめばちパレットも一人一枚ずつ。筆洗いも一人一つずつ使用できるよう調達。子どもたちにとって手で描いて表現することはとても大切です。心の内の解放でもあります。色を混ぜる体験、好みの美しい色をつくりリズミカルに紙面に伸ばす感覚や微妙な色のにじみ具合を楽しむ体験もしたいです。実際の取り組み(昨日6/30実施済み)は後日アップ予定。
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サプライズ!!
放課後、先生と話す中で、過去には当園で実施しなかったバルーンあそびをしたいという話が上がりました。早速に練習用バルーンを購入。一人が左右一カ所ずつ取手を握りみんなで動きをあわせ、大きく膨らませたり、小さく閉じたり、また中に入ったり、などの動きができます。
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こちらは到着した時の写真ですが、右写真がバルーンの花が咲いている様子。大人も楽しめそうです。
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こちらはサンプル画像です。パラソルの大きさはさまざまありますが、まずは4色3mバルーン 持ち手16箇所タイプを調達しました。一人が両手で二カ所を持ち8名でバルーンあそびが可能です。みんなが上手になればより大きなものに挑戦していきましょう。現在少しずつまず年長クラスで試しているところです。
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竹ぽっくりならぬ “ポックリ キョロリむし!”
お山の竹製の手作り竹ぽっくりが数少なくなってきたこともあり、また市販の竹ぽっくりが幼児教材メーカーにたずねても、ネットで探してもよいものが手に入らなくなりました。昨年までは見られていたのですが。
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そこで、サンプルを取り寄せ先生達と相談の上調達したのがこちら“ポックリ キョロリむし”。年少児でも案外足を乗せやすく、プラスチック製品ですが頑丈のようです。乗るとおめめがクルクルと動くところが何とも言えず^^。年長児は少しずつ竹馬に挑戦し始めていますが、その前段階として年少児や年中児がこのポックリに乗ってバランスあそびを十分に楽しんでほしい。学年全員で一斉に乗れると楽しいでしょう。
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おまけ写真。
こちらはスズメガ科の大型幼虫“コエビガラスズメ”。つい先日、ことりぐみの子ども達が園庭の長椅子の辺りにいるのを発見し、先生とともに見せにきてくれました。現在クラスで育てています。その日の放課後にnoriko先生と食草のツツジやユキヤナギの葉を採って与えてみても食べる気配が見られず。いよいよ終齢幼虫になり土に潜りたいのかな?と柔らかい土を敷いてみたら・・・、大喜びで土と戯れていました。その様子がユニークで子ども達に見せたかったです。きっと今頃は早速サナギになっている頃でしょう。土の中からサナギを手に取って観察すると、とても面白いことが起こりますよ!お楽しみに。

2015.06.25

6月25日(木) / ホリホック・ひみつの庭の“ママの日”だより(6/23記録)・園内通信

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   タチアオイ(立葵)
   別 名 ホリホック(Hollyhock)
   学 名 Althaea rosea
   原産地 アジア
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先日、年長児が手植えした苗の一つでただ今満開のホリホック。

ホリホックは和名タチアオイでご存知の夏の植物ですが、私がタチアオイを初めて見たのは遠い昔、幼稚園の頃。旅先で鄙びた列車に乗っていたとき、田舎の小さな駅に停車するたびに、背の高いタチアオイの花が真夏の太陽の下で凜と咲いていた情景を思い出します。

母からタチアオイと名前は聞いていましたが、次に大きくなってから知ったホリホックがそのタチアオイだとわかったのが20歳代の頃。

花の色も赤、黄、ピンク、白、紫と多く、丈夫で育てやすい花です。群植しても夏のお庭のシーンを素敵に演出できそうです。

園のひみつの庭にあるものは、高さ1~2mもの背の高いホリホックではなく、高さ80cmくらいにはなる矮性種 ホリホック“スプリングセレブリティーズ”。先日の強雨にも負けず元気に咲いています。

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“ママの日”だより(6/23記録)
園内では発表会に向けて舞台練習が続きました。子ども達はクラス練習では笑顔いっぱいで頑張っていても、舞台に立つとまったく様子が変わるようです。その違いに先生達も驚くことがあります。昨日より、舞台慣れ(やはり子ども達にとっては大きな舞台です)を意識して各クラスが順番に第三園舎を使用しつつ、日程的には練習日が例年よりも少ないため何とか本日のリハーサルにこぎつけたというところです。今日は精一杯頑張ってお遊戯することができました。いよいよ明日はお母さま方の応援をいただき、笑顔の花がたくさん咲きますようにと願っています。

さて、今週火曜日“ママの日”。午前中は第三園舎にいましたため、10時半からの活動に遅れてお庭に上がりましたら、すでにママ達は臨機応変に動いて下さっていました。
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GママYママがメキシカンセージの植え込みまわりの手入れをされている様子。Tママはウッドデッキのお掃除を。
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Mママは弟妹さんのYくんとともにナンキンハゼの足元に広がるヘンリーヅタの中の草抜きや落ち葉とりを。Fママは芝生築山にて草抜きをされています。いろんな草や実生がいつの間にか生える芝生地。芝生は随分青々としてきましたが、どうしても部分的には生えないままの箇所があります。野芝のターフを調達して植えていく方が手っ取り早いかも、とFママと談義。
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子ども達が植えた花苗が過日の強い雨に打たれました。しな垂れた苗には支柱を。 ひみつの庭玄関前を手入れして下さるYママ。
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ミルテの植栽コーナーをミニ熊手で手入れ中のWママ。いつも気になりながら手の届かない場所が美しくなると胸が晴れる思いがします。まだまだ幼木のミルテがようやく白い小さな花を咲かせています! Tママは絶滅危惧種の黄色のアサザが広がる辺りを手入れ中。この辺りは夕方は賑やかなカエル王国となっています。モリアオガエルの卵もあります(下に紹介)。
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ひみつの庭の外周のフェンスの足元を丹念に草抜きして下さるGママ。ライラックの株元もお手入れ中。 北側ハーブコーナーについてFママとお話しながら。
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区画を分けたハーブコーナー。奥のレモンバームがすごい勢いで育っていて、こぼれ種が飛びあちこちにレモンバームが生えています。もしも欲しい方がいらっしゃれば差し上げます! レモンバームはお風呂に入れるといいですよ、と仰るFママ。ハーブはお好きでご自宅でも育てておられるそう。レモンバーベナも香りがよくて使いやすいハーブだそうです。レモンバームの生葉をミントやレモングラスとミックスしたハーブティーもフレッシュで美味しいですよね、と。

子ども達と植えたブッドレアの苗が折れかけているのをTママが発見。可哀想・・・、早速、支柱で支えてあげなければ。
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どの子と一緒に植えたのかを失念しており、庭の外であそんでいた年長のYちゃんに声をかけてみました。どうしてあげたらいいかしら?とお話すると、支柱を茎の近くの土にさっと差し込み、私が手にしていたビニタイで茎と支柱をまとめてクルクルと留めたYちゃん。手つきの良さと素早さは見事なもの。有難う!お花の命が助かりますように。 庭の外周のフェンス足元のヤブラン以外を草抜きして下さるGママ。細やかなお仕事に頭が下がります。見違えるように美しくなったエリア。
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自由あそび中の年長さん達。植えたお花に水をあげました。バケツから小さなじょうろに水を移し、何度も繰り返し株元へあげていました。 二枚貝は残念ながらカエルかオタマジャクシに食べられてしまい口を開けていましたが、その中に孵ったタナゴの稚魚がいるのを見つけた年長のMちゃん。過日、年長さんクラスでお話した、ビオトープのタナゴ(淡水魚)が貝(二枚貝のドブ貝)に産卵するお話を覚えていてくれたのかな。発見でしたね。
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レモンバームが茂りすぎて他のハーブに太陽が当たらないのでと、すっきりと刈り込んで下さったFママ。こちらもなかなか手入れができていない場所でして、実はずっと気に病んでいたのでした。セージや他のミント、ローズマリーなどに光が当たります!セージもローズマリーも陽が当たらないといけませんし、とママ。 Tママの手の中には何がいるのでしょう?ヌマエビかな?上手くすくうと手の中で小さなエビが泳ぐ姿が見られます。
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庭の北側奥のエリアを熊手で落ち葉集めをされるMママ。ここは、上の大木から枝や葉などがいつも落ちてきます。過日、年長さん達もお掃除していた場所です。 悲しいことに、カエルやオタマジャクシに食べられてしまった二枚貝は貝殻になっていたのを子ども達が発見。しっかり口を閉じている貝は生きている貝。無理に開けると死んでしまうのよ。
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皆さま、お疲れ様でした。二名のお母さまは一足先にお帰りになりました。有難うございました。ハーブなど植物のこと、タナゴの産卵を受け入れる貝のこと、脳に影響を与える音や香りについてなどお話しつつお開きとなりました。暑い中、皆さまお疲れ様でした。
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小さなブッドレアにつぼみがついています。品種はロイヤルレッド。チョウが大好きな花木。
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左写真は茎が折れていた箇所。すぐにYちゃんが折れていた茎を起こして立ててくれたので上手く茎がつながり再生しますように。夕方、茎をさらに保護するためにテープを施してみました(右写真)。
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夕方の撮影です。子ども達が植えたきゅうりがとても大きく育っています。カラスがつついて食べてしまったものがあるので、先生達とネットを被せています。はみ出そうなくらいの立派なきゅうり。収穫は来週になるかな? 絵を描いたり、みんなでいただいたりしましょう。
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まだたくさん黄色い花を咲かせています。また肥料をあげなくては。 ハーブコーナーはすっきりと区分けしたところが見えています。もう少し軽めの水通りのよい土が必要でしたね。
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築山の様子です。過日“ママの日”に芝の種を蒔きましたが、どうしても土が流れてしまう斜面の数ヶ所は芝生の根が表面に出てきているようです。聞くところによると、芝は下によく伸びる種類と横に伸びる種類のものがあるそうで、ここは是非下に伸びる種類のターフを敷きこんだ方が手っ取り早いように思います。さて、野芝はどちらになるのでしょう?
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ご覧下さい。こちらはビオトープの奥に天然記念物のモリアオガエルが産卵したもの。下は水辺。カエルはよく考えて上手く産むものですね。昨年は、水辺の縁や水が流れる滝の石の辺りにたくさん産んでいました。いよいよオタマジャクシがいっぱい泳ぐビオトープになりそう。7月は子ども達とともに水辺が賑わいそうです。
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石製のカエルの左に小さなツチガエル。ツーショット。 右写真は水生植物コガマの葉で羽化したと思われるトンボの抜け殻。
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アップにしました。ビオトープのまわりは、ただ今のところ、シオカラトンボ、アカトンボ、オニヤンマやギンヤンマ?など大型のトンボも見られ、さかんに水面に産卵する姿があります。水辺の上の土に産む大型トンボもいます。
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ビオトープ奥のガクアジサイ。爽やかな水色が梅雨間の水辺を爽やかに彩ります。
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こちらは、年少クラスたんぽぽぐみ前の花壇。ミニヒマワリが育っています。昨年に植えたロシアヒマワリの種の残りが混ざったかな?と思うほど、中に背の高いヒマワリがぐんぐん育っています。なぜでしょうね?子ども達の力強いエールのお陰かも知れません!
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本日は、園内通信「お知らせ35」をお出ししました。
内容は、
◇ 京都市私立幼稚園就園奨励費について

2015.06.03

6月3日(水) / オークランド・ひみつの庭の“ママの日”だより(6/2記録)・園内通信

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    < バラ オークランド >
    ニュージーランドにて作出
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花瓶に入れておよそ一週間ほどになる、こちらは切り花“オークランド”。

咲き始めは清楚なイメージのバラでしたが、日を追って咲き進むにつれて淡いアプリコットオレンジの大輪に変わりました。先週末の午後、テラスに出してみました。

澄み切った青空に飛び交う鳥を眺めながら、久しぶりに家族でお茶の時間を楽しむことができたひと時。

花びらをみていると癒され、ほっとしてきます。

陶磁器には目がない方ですが、写真にちらりと写っているティーポットは1750年に創設されたイギリスCoalport(コールポート)社のもの。イギリス ウェッジウッド社の前身となるブランドで、現在は製造されていません。現在のウェッジウッド製品の中では、カントリーウエアのシリーズ(キャベツデザイン)がこちらのデザインを真似ているように思います。

傍らに、バードコールがあります。鳥のさえずりを真似るように空に向かって鳴らしていると、空高くから野鳥が反応してきます。ヒヨドリのような声?を出しながら野鳥と数回交信していると感じた時、驚くほど大きな鳴き声で反応する鳥がいました。何の鳥かは不明ですが、明らかに縄張りを主張する甲高い声にびっくりしました。

子ども達がひみつの森へ出かけた時にもバードコールを使用することがありますが、園庭でゆっくりと試してみても楽しめるかも知れません。
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ひみつの庭の“ママの日”だより(6/2記録)
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昨日はママの日でした。10時半前にはすでに数名のお母さま方がお出で下さっていました。5月19日(火)ママの日に、築山の芝生に追加で種を蒔いてから約二週間。一カ月ほどで芝生が発芽するようですが、顔を近づけて見てみると大変小さな芽が出てきているような気がします。気がする、くらいで本当はまだまだなのですが、あと一息!といつも応援しているところです。さて、熊手、ほうきを用具置き場から運んでこられ、ウッドデッキ周辺をお掃除されるYママ、Iママです。
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Tママも来て下さり準備されます。ビオトープについて何かとご教示くださるビオママことSママ。ベビーカーにOちゃんを乗せておられます。ちょうどお母さまが見える方向にベビーカーを置き、ビオママは防水スーツ着用で水の中へ。本格的! たくさん発生している藻を取り除いたり、排水溝まわりに手を入れて下さいます。

昨年5月1日には先生達とビオトープの生き物を容器に全てすくい上げ、水を全部抜いた後、再度水を溜めてから魚類を中に戻すという大がかりな作業を行いました。今年は空き時間を使ってりょうま先生が藻をこまめに取り除いて下さったり、少しずつ水を流して循環するように気を配っていたお陰か随分水は澄んでいます。昨年に比べると水は綺麗ですよ、と仰るTママ。皆の力が合わさり、多種類の生き物が変わらずビオトープで元気に生息しています。過日、私の目でざっと見えたところ、タナゴが25~30匹ほど、また琵琶湖固有種のゲンゴロウブナが10匹ほど。そしてクロメダカ多数。ビオママいわく、ゲンゴロウブナはただ今がちょうど産卵期とのこと。そう言えば、中にはお腹が膨れたように見えるものもいました。あと、ヌマエビが成長しているため、時折子ども達と手ですくって観察できますし、ヨシノボリ、小型のドジョウなどもどこかに元気でいるはずです。アメンボ、カエルは子ども達はすぐに見つけます。すでにシオカラトンボやオニヤンマなどが水まわりを回遊しながら産卵しているため、ヤゴもいます。ビオママいわく、ヤゴが水草の茎を噛むために水草が千切れて浮いてしまっているそうです。地上のお庭に手入れが必要なように、水の中もお手入れが必ず要りますが、なかなか十分なことができないままですので、折に触れてのアドバイスを有難く思います。
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年長児Rちゃん達。お母さん頑張ってー!って言ってるのかな。ウッドデッキ下の里桜の植え込みエリアに下り、草抜き中のママ達。自由あそび中、縄跳びをしながらお母さんの近くまでやってきたRちゃん。お母さん有難う!
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こちらはひみつの庭のフロントに植栽のミルテ。本当にまだまだ幼木で枝も細くて繊細です。木の下の方の葉が黄色くなり落ちてきているのに気付いたのが数日前。これは大変。土が固くなって水が十分に浸透しなくなったのかしら?と心配になっていたところ、どうやら栄養不足らしいことが判明しました。葉の黄化は、土壌のマグネシウムの不足が原因らしいとのことで、早速追肥をしてみることにしました。
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新たな土に肥料を混ぜ込みます。大きなてみでも作業がし辛いので、私がよく使う手ですが一輪車の上で土の作業をします。子ども達も少しずつ手伝っています。時間がゆるやかに流れていきます。庭の作業は一人では遅々として進みませんが、人数が増えると二倍三倍に加速するように思います。
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「ほら、みてごらん」とビオママ。ガラス瓶の中にいるのはタナゴの稚魚だそうです。見たところメダカの稚魚と判別できないほど似ていますが、中にスジが入っているので違うそうです。ビオトープのタナゴも三年目になりますが、産卵をしながら(水中の二枚貝の協力を得て)元気に生息しているのを嬉しく思います。泳ぐ親タナゴの背中にはオレンジ色の点が美しく見えます。
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「ほんとだー」と子ども達。 桜の木の株元周辺に生えた実生や草などはどうしましょう?と相談中。
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ここはヤブランが元気に生えています。近くの草はできるだけ抜いていきましょう。 新しい土はとても気持ちいいね。手の感触はどうかな?
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ミルテの足元の土をシャベルでほぐしていく作業を子ども達が大勢で手伝ってくれました。肥料、酸素、水が十分浸透しますように。そして株元に水鉢をつくってあげます。
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お庭の奥からホースリールを伸ばしてきて、優しいシャワーで水をあげましょう。そうね、株元にたっぷりとね。
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ここにもお水をあげましょう。ふんわりとした黒い土に水が気持ちよく浸み込んでいきます。白くて小さな小さなつぼみをつけたミルテの木。どんどん大きくなって青々とした葉がまた生えてきますように。
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お庭入口のサークルエリア。芝生の中に生えている不要な草を抜いて下さるYママ。何を見つけたのかな?この季節は、小さな生き物との出会いにも溢れています。
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この日に集って下さったママ達。赤ちゃんをお祖母さまに預けて来られたママも。ご協力有難うございます。赤ちゃんのOちゃんもママと一緒にお庭まできてくれて有難う。可愛い笑顔でパチリ! 

ダンボールで作れるというソファーは表面に皮を張って立派な家具に変身。また、すのこを使ったキッチン家具や下駄箱づくりなどなど、いろんな工夫を楽しんでおられるママ達。使わなくなれば解体してリユース、リサイクルできるメリットもあるとのこと。ママ達のアイデアは知恵や工夫に溢れていて感心します。

先日のお誕生会で私達が歌った二曲の歌「山のワルツ」「走れ超特急」などの話題にも。「歌はやめてやっぱり紙芝居にしようかな」と後ろ向きな発言になる太郎先生に、素早く二曲を選び、さっさと練習にこぎつけた私。と言っても前日のみの短い練習時間しかとれませんでしたが。「山のワルツ」は娘とよく歌った曲。また「走れ超特急」は私自身が幼稚園の年長児のときに元気に歌っていた曲でもあります。ピアノ伴奏も楽譜によって数種類ありますが、私の幼稚園児の時にはもっと激しく?賑やかな伴奏がついていました。左手をヘ音記号オクターブ和音で「ドシラソ、ドシラソ、~・・・」と、右手のメロディーとともに繰り返し続けます。なかなか豪勢な伴奏なのですがその楽譜が見つからず、現在あるポピュラーな楽譜で伴奏しました。5月お誕生会の歌のプレゼントとして、私達か歌うことで子ども達が非日常を楽しんでくれて何よりでした。
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さて、こちらはカプラ280ピース入りの箱。
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デザインブックが蓋になっている木箱入りで、先日新たに購入した年中児クラス用です。各クラスの自由あそびのコーナーの一つに常時カプラを置くことにしまして、年少児各クラス用は200ピース箱を購入。年長児はカプラ教室でも使用している大型1000ピース入りの箱カートを常時クラスに設置することにしました。

また、年少児クラスあそびコーナー用に、部品を組み合わせて大工さんの仕事をイメージして遊べる木製おもちゃを調達し、今週より使っています。子ども達は早速楽しんでいるようです。
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こちらは昨日の1シーン。従来の竹馬が古くなってきたため、新たに完成品を30本導入しました。こちらの竹馬も体育指導のエール株式会社さんより送っていただきます。ただし、園庭のおもちゃ倉庫が満杯でしたので、掃除と整理をみんなで行いました。竹馬をする以前の年少児、年中児が取り組める手段として、追加で新たに竹ぽっくりを準備しているところです。

同じく、昨日のある屋根の上での様子です。ここはお山の中なので大変な量の春落ち葉が屋根の上、トユの中に積もり雨水が流れにくくなりがちです。葉や枝がしっかりトユをふさいでしまっている場所も毎年あります。大きな袋入りの落ち葉を何袋取ったかわかりません、と笑って仰るSさん。
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三日間に渡り、計10棟の屋根とトユのお掃除を業者さんにお願いし、ようやく完了したところです。昨日は電気屋さんにも来ていただき、ご相談することがありました。子ども達の声が聞こえない時間帯も、いつも子ども達のことを思い浮かべながら明日の準備に励んでいます。
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本日は、園内通信「お知らせ27」「お知らせ28」をお出ししました。
内容は、
「お知らせ27」
◇ 父親参観のご案内
「お知らせ28」
◇ 家庭教育相談について
◇ 夏スモックについて
◇ 幼稚園児総合補償制度について
◇ 園児の健康について
◇ 未就園児さん対象“お山のミニミニ幼稚園”について

2015.05.28

5月28日(木) / ローズ ポンパドゥール・ひみつの庭の“ママの日”だより(5/26記録)・園内通信

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<ローズ ポンパドゥール>  2009年 フランスGeorges Delbard 社作出
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長い間咲いてくれている庭のローズ ポンパドゥール。少しずつ、花の重みでうつむき加減に咲く魅力的なバラの一つ。カップ咲きからロゼット咲きに変化しながらフルーツ香を漂わせています。色、形、香り、強さと、四拍子揃ったとても扱いやすいバラです。

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5月後半。真夏日のような日々が続いていますが、子ども達はとても元気に過ごしています。この5月は各クラスを訪問し、子ども達と園庭で過ごす時間が増えました。季節のよい5月は、距離の違いはありますが全学年が園庭つづきのひみつの森へ度々足を延ばしています。

鳥の声に耳を澄ませながらバードコールを使ってみたり、鳥の声のように美しい口笛を鳴らせる年長児Rくんが鳥を呼んでくれたり・・・。子ども達にとって、一番身近である自然の中に身を置く体験が例年以上に増えました。特に年長クラスは森から清沢へ下りて思いっきり水と戯れたり、また斜面を滑り下りたりよじ登ったり。過去に私が小学生しぜんクラスの子ども達と自然体験していた場所を訪れ、また新たな場所を求めながらダイナミックな活動をしています(臨場感あふれる様子をお伝えできるとよいのですが^^)。

つい先日25日(月)は、清沢へ一旦下りてから再び川をさか上り、東山トレイルの途中にある〔白幽子巌居之蹟〕まで辿り着きました。その周辺で思いっきり遊んだあと、東山三十六峰の一つ茶山経由で園庭まで戻るルートを楽しみました。9時40分に園庭をスタートして12時前に園に戻る約2時間コースは、約50人での新体験となりました。私自身、園庭つづきで巌居之蹟へ至るコースは何度も歩いていますが、川をさか上るルートは初めての試みでした。私と一緒に先頭を務めてくれた冒険心たっぷりの男の子グループと、途中見えてくる案内板の図を確かめながら浅瀬の渓流を上り詰め、想定通り現地に到着したときには嬉しい達成感がありました。ともに冒険の心持ちです。いつもは園庭つづきのルートで巌居之蹟まで歩きますが、今回はそれよりも10分ほど早くつくコースを子ども達と辿ったことになります。

大変健脚で体力が尽きない元気な子ども達。そんな子ども達と森の中を駆け巡るように過ごせる活動は、私達にとって新たなチャレンジ体験でもあります。屋外での体育あそびや自然あそびを存分に体験しながらますます元気に過ごしていきたいと思います。
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ひみつの庭の“ママの日”だより(5/26記録)
今週の26日(火)は、エール株式会社の瀬川さんにお出でいたただき各学年の体育指導をお願いしていましたため、この日、ママの日の活動はお母さま方にすっかりお任せする形になりました。
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早速お出で下さったママが入口シンボルツリーの辺りの草抜きを始められました。こちらのサークルスペースは子ども達が常時足を踏み込む場所になります。種を蒔いても元気に生えそろう可能性は低いので、再度芝生のターフを後日植えていただくことにしました。
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小型の熊手を使ってお手伝い中の未就園児Jくん。陽射しが真夏並みなので首元を直射日光から保護することはとても大切ですね。しっかりと垂れつき帽子を被って活動中です。お母さまの手元をよく見ながら思案中でしょうか。
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北側のメキシカンセージのコーナーを草抜きをして下さるYママ。別名アメジストセージまたはベルベットセージとも呼ばれます。日本では秋に入って咲き始め、霜が降りる頃には地上部は枯れ、地下茎で冬越しします。毎年、紫色で草丈1.5mほどで大型の花を咲かせてくれるので今年の秋がまた楽しみです。次は固くなった土をほぐしながら、水分や酸素が取り入れやすい柔らかい土にしたいと思います。草抜き後はコンポストへ運んで下さいました。

コンポスト前には木製の柵を設置しました。この春、夜間に森からやってきたイノシシがコンポストの腐葉土に目をつけたらしく、まるでブルドーザーで掘り返したように一時期荒らされたことがありました。なので、イノシシ除けの柵を作っていただいた次第です。タケノコが芽を出す時季にはイノシシの活動が活発になります。柵を設置して以降は大丈夫です。
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ビオトープエリア。Tママはビオトープに入り発生した藻を取って下さいます。Iママは横の植え込みの落ち葉をきれいに取り除いて下さいました。Jくんはお姉ちゃんのMちゃん発見!親子ご対面の嬉しい瞬間。
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ビオトープは現在のところ、メダカがたくさん育っています。またタナゴは25~30匹ほど、ゲンゴロウブナが5匹ほどが見られました。ビオママ(ビオトープに詳しいSママ)のお話では、3月から正に今がゲンゴロウブナの産卵期だそうなので、岸部の植物などに産卵していないかと時折のぞいているところです。ゲンゴロウブナ(琵琶湖固有種)は雑食性ではなく草食性のフナ。ビオトープの中の藻を数匹でゆっくりと食べている姿を先日見せてくれました。しかも中の一匹のお腹が少しふくれていたように思えたので、初の産卵が見られることに期待!

年長児の女の子Sちゃんが見せているのは四つ葉のクローバー。四つ葉クローバーが比較的生えやすい場所があり、四つ葉が連続で見つかることもあります。そんな時女の子達は大喜びしています。
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こちらは昨日27日(水)の午前中。全園児半日外遊びの時、ビオトープに遊びにきた子ども達の様子です。子ども達と一緒に活動しているとなかなかカメラで撮影はできません。男の子がカエルを捕まえたり、大きくなったヌマエビを手の平に溜めた水で泳がして観察したり、また年長児Sくんが藻を一緒に取ってくれたりと、とても賑やかな夏の水辺がスタートしつつあります。近いうちにオタマジャクシがたくさん見られるようになりそうです。モリアオガエルもそろそろ森からやってきて、ビオトープの付近に白い泡のような卵を産卵する頃です。
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本日は、園内通信「お知らせ25」をお出ししました。
内容は、
◇ 短冊(七夕製作)を入れる箱について
◇ 出席カードの平熱のご記入について

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