2014.07.05

7月5日(土) / ヤエクチナシ・ひみつの庭の“ママの日”だより (7/1(火)記録),水の生き物入水(6/25(水)記録)・ミニトマト収穫(年長)(7/2(水)記録)

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        <八重梔子>  アカネ科   原産地 日本西部,中国(東アジア)
                   学名 Gardenia jasminoides Ellis f. ovalifolia (Nakai) Hara

ガーデニアと言った方が皆さんご存知かもしれません。たんぽぽぐみ横の石段を園庭に向かって上るあたりに、昔から毎年咲いてくれるヤエクチナシ。現在30個ほどが満開です。近づくと芳香が漂っていますが、なぜか子ども達にはあまり気づいてもらえません。もうすぐ暑い夏がやってくることを思い出させてくれる、マットな白が美しい花です。
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ひみつの庭の“ママの日”だより (7/1(火)記録)
さてさて、この日は“ママの日”1学期最終日でした。気温30度、太陽が照り付ける10時半。ビオトープに追加する二枚貝8匹,ミナミヌマエビ100匹とともに、琵琶湖固有種であるゲンゴロウブナが新たに仲間入りする予定でしたが、こちらは一方ならぬ事情があって今回は叶わぬことになりました(これについては再度挑戦の予定)。

ゲンゴロウブナは唯一草食性で、絶滅危惧種に指定されている(琵琶湖生息のみ)貴重なフナです。他のフナのように雑食性(雑食性フナは、ビオトープのミナミヌマエビなどの甲殻類や二枚貝のマツカサ貝,ドブ貝、昆虫類などを食べてしまう)ではなく、植物性プランクトンや藻を食べるため水質を向上することに一役かってくれます。また夏の時期は、水温の上昇とともにアオコが多く発生するので、水質を維持するために毎日手入れが欠かせずなかなか大変です。

朝方、赤ちゃんを伴い来園されたビオママは、ビオトープの生態系ピラミッド構造が上手く維持できるようにアドバイス下さいます。この日は、ゲンゴロウブナが仲間入りした場合の管理の仕方を示した、手作りの詳しい資料を手渡して下さいました。
ひみつの庭のビオトープは、今のところ魚類のエサは一切投入していません。タナゴ,二枚貝,ヨシノボリの共生関係も上手く保てているようですが、ツチガエル,ヒキガエル,アマガエル,トノサマガエル,モリアオガエルなどがどこからか大勢集まってきて水中に産卵し、オタマジャクシの数が相当増えているのが現状です。オタマジャクシはクロメダカの稚魚や二枚貝を食べてしまいますし肉食です。ですが、子ども達はオタマジャクシが大好きなので反面有難くもあり、水辺で大きさ形が違うオタマジャクシを真剣な眼差しで観察しています。

一方、Tママと太郎先生はいつものようにビオトープに入り清掃されます。水温が30度になると瞬く間に増えるアオコ取りと、これまた増えすぎるカエルの卵とオタマジャクシをすくいあげる作業を継続中です。オタマジャクシについては孵ったら自然に放してあげます。
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クール便の発砲スチロール箱から取り出します。袋いずれにも酸素が充填してあり元気に届きました。
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ギボウシのつぼみの上にいるのはシオカラトンボ。いつものポーズで休憩中(♂)。
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作業をしていたところへ、ちょうど年少3クラスが森から戻ってきました。お弁当前の暫くの間、入水前のミナミヌマエビ,大きな二枚貝(ドブ貝)を観察できる機会だからと声をかけました。ドブ貝は準絶滅危惧種で、アコヤ真珠の核(真珠の元)としても使われる貴重な貝です。ビオトープではタナゴが二枚貝に産卵するためにも入れています。
ミナミヌマエビはピクッ、ピクッと元気に飛ぶように泳ぎます。二枚貝は子ども達の手の平以上の大きさです。子ども達は貝を持つと必ず「これ、たべられるの?」とたずねます。
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ケースに入れたオタマジャクシに興味津々のちゅーりっぷぐみの子ども達。「かわいい~」という声。地上のダンゴムシのように何となく親近感のあるかわいい形をしています。
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mika先生とじっくり観察をする子。お腹に渦巻があるかな。二枚貝を手に「ふ~ん」とよく見て納得の様子。
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たんぽぽぐみのchinami先生も観察中。子ども達もみんな生き物は大好きです。
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上手く手でつかめるかな。水中の生き物もとても機敏に動きます。夏の水辺でゆっくりと観察の時間は流れます。
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「オタマジャクシつかめたよ」「ここにいるよ」とたんぽぽぐみさん。御影石の張り出しにまわって観察する子も。
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ことりぐみさんものぞいています。箱が白色だからよく見えたことでしょう。小さなヌマエビですがやはり子ども達は「たべられるの?」と聞きます。サクラエビくらいの大きさです。Tママも作業の手を止めて子ども達にお話して下さいます。
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「うわー、おおきな貝だ」「ほら、かわいいよ。オタマジャクシつかめたよ」ケースのオタマジャクシと真剣勝負の面持ち年少児さんたち。
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箱の中のヌマエビと子ども達。どっちが素早いか競争だ。「うわっ。大きくて先生もびっくりした」とtomomi先生。
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子ども達が集っている辺りは、大型のトンボ オニヤンマが土の中にたびたび産卵しといる場所でもあります。箱の中のヌマエビの動きを見ていると興味がつきません。
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自然の生き物のことをよく知っている男の子。確か、ヤゴを育てたらトンボになったことを話してくれたと記憶しています。みんなが顔を突き合わせながら仲良く上手く観察できます。離れがたいけれど、そろそろお弁当の時間。
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ゆっくりと水中へ放ちます。オタマジャクシに食べられないで無事でいてね、と思いを込めて二枚貝を入水します。
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手にしたのは中くらいの大きさの二枚貝二つ。子ども達にも声かけしてくださり大変暑い最中を有難うございました。
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4種の魚類がビオトープ仲間入り 6/25(水)の記録(6/24 “ママの日”翌日)
この日の午前中に到着したヤリタナゴ20匹,ヨシノボリ10匹,ミナミヌマエビ100匹,スジシマドジョウ他混合20匹が追加で仲間入りです。
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こちらはドジョウたち。スイスイ気持ちよさそうに泳いでいます。ビオママの手に。よく見えます。これはマドジョウかな。
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「こうして石を置いてあげるとドジョウはすぐに身を隠します」とビオママ。右写真は糸トンボ。最近糸トンボが睡蓮の葉の上にとまっているのを見かけます。二匹でいるときもあります。
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「ドジョウのおうちはここにしましょう。」昨年採取していた白川砂がバケツ一杯分自宅にあったのでそれを利用します。睡蓮鉢の手前に石を二つ置き白川砂をサラサラ~っと投入されたビオママ。赤ちゃんのOちゃんはTママの背中におんぶされぐっすりお休み中。
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さあ、放流です。ドジョウは砂地を好むので素早く泳いでいきました(指をさした辺り)。
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次はヨシノボリの番。ヨシノボリはとても愛らしいお魚。タナゴ,二枚貝と共生関係にあります。ヨシノボリは夏場は産卵期なので巣作りをします。御影石の張り出しエリア近くの石の下に巣を作れるように、残りの白川砂を投入してお家を作ってあげました。
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そこへビオママがケースをゆるやかに傾けながらヨシノボリを放流。驚いたことに、待っていたかのように石の割れ目に早速す~っと入っていきました。お魚も安心できる場所が必要なのですね。
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次はヤリタナゴを入れます。ヤリタナゴはビオトープの中でとても素早く集団で泳いでいる姿が見られる魚です。深くなった場所が三カ所ほどありますが、そこを陣地にしながら全員でスタートダッシュを楽しんでいるようにも見えます。それはまるで、年長クラスの子ども達の体育あそび “スタートダッシュ”さながらで、素早い動きなので目で追えないこともあります。
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スイスイとみんな一緒に泳いでいくヤリタナゴたち。産卵期のタナゴのオスはとてもきれいな婚姻色をしています。尻びれは赤っぽく胸回りはほんのりピンク色。
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作業が一段落して図鑑で示すビオママ。スジシマドジョウはこちら。ドジョウの飼い方も。
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ヤリタナゴはこれです。これは二枚貝のイシガイ,ドブガイ,マツカサガイなど。

真夏並みの6月25日(水)でした。適当に魚類をビオトープに入れるのではなく、それぞれの住処を設定した上で放流するという丁寧な作業に感激しました。
ビオトープが出来上がって二年目の夏。水辺の生き物のピラミッド構造が今後も保てるよう工夫しつつ、賑やかな夏の水辺を子ども達には十分楽しんでほしいです。
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年長児「ミニトマト収穫」記録 7/2(水)
約二カ月前の5月1日(木)に、みんなで植えたミニトマト“シュガーミニ” が赤くなり実りを迎えています(ミニトマトをみんなで植えたよ)。年中,年長児のお当番さんが、毎日じょうろでお水やりをし、また過日“ママの日”6/17(火)には、お母さま方が赤くなった実をカラスが食べないようにネットを施して下さったお陰でたくさん収穫することができました。
ひみつの庭の小さな畑なのでみんなで奥に入ることが叶わず、先生達がハサミを使い手を伸ばして収穫をし、子ども達は大切にボールに入れるお手伝いをしました。
次の日が雨天のため、半日保育のこの日は急ぎの収穫となり、一日冷蔵庫で保存して翌日みんなでいただきました。
すでに7/3(木)には年長クラスでお味見済みですが、土づくりからスタートし、水やり,支柱立て,脇芽摘み,施肥を経て約二カ月がかりで収穫できた喜びと同じくらい、大粒で引き締まったミニトマトは素晴らしいお味だったようです。
以下、写真をご覧下さい。
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収穫後、ひみつの庭のクローバーの上をお散歩中の年長児。今年の梅雨6月中は雨がほとんど降らず晴天続きだったため、幸いトマトは見事に大きく成長しました。あとで先生から聞いたところ、
「こんなに美味しいトマトは食べたことないよ」
「もうおかわりはないの?」
と、みんなで育てたトマトのお味を喜びあえる楽しいひと時となったそうです。
真っ赤なトマトの色とお山の無農薬トマトのお味。夏の思い出としてまた一つ、子ども達の心に刻まれますように(年中児クラスは来週収穫の予定)。

一方、年少児クラスの植えたロシアヒマワリ、こちらも現在ぐんぐんと成長中です。葉も大きく幹も太くなってきています。夏休み明けの9月には、大きな黄色い花とたわわに実った種がたくさん収穫できますように・・・。
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2014.06.25

6月25日(水) / ブッドレアとアゲハチョウ・ひみつの庭の“ママの日”だより (6/24(火)記録),ブルーベリー苗,團十郎朝顔・園内通信

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            <ブッドレア>   フジウツギ科    学名 Buddleja davidii Franch.
                        英名 Butterfly bush , Summer lilac

房状に咲いたブッドレア。アゲハやクロアゲハなどいろんなチョウの憩いの場となっているブッドレアはチョウが大好きな花で有名です。私が初めて出会ったのはもう20年も前・・・。信州蓼科のイングリッシュガーデンでした。
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当時、オーナーのケイ山田さんいわく、イギリスから日本に植物の種,苗を船で運ぶに当たっては多くの規制に直面したとのこと。このブッドレアの花木も当時は関西で目にすることはなく、イギリスから入ってきたばかりの小さな苗を京都まで大切に持ち帰ったのでした。
真っ青な空を背景に、花穂にアカタテハがたくさん飛来している遠い夏のワンシーンが蘇ります。
イギリスではバタフライブッシュ、またはサマーライラックと呼ばれ、顔を近づけるとほのかなよい香りを漂わせます。
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ひみつの庭の“ママの日”だより (6/24(火)記録)
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“ママの日”がスタートして以来、よいお天気が続きます。「こんにちは。よろしくね。」小さな女の子のお友だちHちゃん、そして男の子Tちゃんもママと一緒にきてくれました。日本生態系協会に属するママは今日も防水スーツ着用でビオトープへ。早速Tちゃんもミニ熊手を手に作業開始です。
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今日は、クローバーが広がるひみつの庭の奥のエリアを担当して下さるママ。ダンゴムシがお気に入りのHちゃんは今日も何かお楽しみが見つかるといいね。
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「落ち葉や枝をここへ入れるよ」とママ。ママと一緒にお花を育てたり、あちこちにお散歩に出かける日々の積み重ねは、将来目には見えないけれどとても大切な何かをお子さんの中に育みます。ラベンダーの植え込みの雑草を手入れして下さるママ。大事な電車のおもちゃを手にしたTちゃん。
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今日も有難うございます。ビオトープ担当のママ。排水の辺りを腰を曲げて作業して下さいます。気温が30度を越えるとアオコが多く発生するようになります、とママ。
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私は熊手、ほうき、てみが必需品。三つを体にくくりつけて移動したいくらいです。ついでにおちば入れも引きずって歩きたいところ。腰にはいつもハサミ入れの革袋を下げて。
排水の鉄の網の下には、なんと! タナゴとオタマジャクシが落ち込んでいたそうです。一つずつそっと優しくすくい上げられます。
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「ライオンさん、こんにちは! 」ってご挨拶。お首からペットボトルで作った容器をかけて来園されたTちゃん。「お魚を見てみる~? まっててよ、取ってあげるからね~ 」と水中からママの声。
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水の中にたくさん泳いでいるオタマジャクシ(後ろ足が出ていてもうすぐカエル)をビオママが取って見せてくれました。お手製の容器に入ったのは、落ち葉やドングリではなくて、忙しく動き回る“足つきオタマジャクシ”。うわ~、ちょっとおどろいたかな~! いえいえ、じっくり観察しているTちゃん。でもこの後、お帽子のつばを下しておめめを隠していた瞬間も。とっても可愛い。
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「ほうら、オタマジャクシがもうすぐカエルさんになるよ」と外遊び中の年中児さんに見せてあげるママ。もう足が出てきています。
そう言えば、「いっこせんせい~、下のみぞにアメンボがいたよ~」「下のかいだんの横でカエルをみたよ~」と年長児の男の子が時々言っていました。「アメンボは飛ぶらしいから池から飛んできたのかも」と応えていましたが、排水口からオーバーフローした水とともに園庭の下の溝の方まで流れて下りて行った可能性があります。それならばと台所用水切りネットをはさみでカット、ビオママは排水溝にネットを被せお魚が落ち込まないように対策して下さいました。
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「みえるでしょ」。みんなでまた観察しましょうね。私があちこちに集めていた落ち葉を落ち葉入れに回収していく太郎先生。
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ひみつの庭の北側エリアを次々手入れして下さるママたち。クローバーの中に昨年からたまった落ち葉がたくさん入り込んでいます。ここはピクニックシートを敷いて子ども達がお弁当を食べることもありますから、とても有難いです。
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こちらの写真はまだみどり色のトマトですが、奥の方はなんと赤く大きく実ってきています。ひみつの庭の入口サークルエリアはよく行き来する場所なので、どうしても芝生がめくれやすくなります。週末に片石造園さんが部分的に芝生を追加し植えて下さいました。
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トマト畑近くも追加で芝生を敷き詰めて下さっています。庭の一番奥からママが手入れして下さった場所を撮影。
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園庭では年中児さんが先生が鳴らす鐘の合図とともにお片付け中。柄を短くカットした子ども用の特製ほうきでお掃除をしています。
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皆さまお疲れ様でした。腰は大丈夫ですか? とおたずねしますがさすがにお若いママたち。とってもお元気です。クロメダカの卵がありましたからビンに採っておきました。また観察して下さい、とママ。ヒメダカの卵は小さな頃によく採卵し孵化するところを観察しましたが、クロメダカの卵はとっても小さいのでしょうか? 目をこらして見てもなかなか見えないのですよ。ビオトープでは卵の塊りをつけて泳いでいるお母さんメダカも見られます。
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今日も暑い中を有難うございました。初夏の頃に週一度集いながら皆さんでお手入れしたことを懐かしく思い出す、秋、冬の季節も、今からとても楽しみです。
琵琶湖博物館の資料「ビワコと川の魚」の図を見ながら暫しお話タイム。銀閣寺の疎水に琵琶湖から流れてきたと思われる淡水魚が見られることがあるそうです。「南禅寺の水路閣にカムルチーが群れで泳いでいるところもありますよ」とビオママ。そうそう、「鴨川に、こんなに大きなサンショウウオがいたんだよ」と昨日話してくれたのは年長児のAくんでした。こんなに、と腕をいっぱい大きく広げて説明していましたが本当にその通りの大きさのようです。ビオトープに生息しているヌマエビのことなどもAくんはよく知っています。
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終了後、撮影しました。すっかり水が透き通り、気持ちよさそうに泳ぐ魚類が見られるビオトープ。ホスタも大きく成長してつぼみがついています。
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これでオタマジャクシやお魚がもうこぼれないでしょう。ネットを施したオーバーフロー。四つ葉のデンジソウの葉が元気です。
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柏葉紫陽花、西洋紫陽花が満開のビオトープ向こう側エリア。真っ赤な花を咲かせる珍しいアジサイ“パリジェンヌ”を昨年植えましたが、ここの土が酸性傾向だったため青味がかった紫色の花になりました。酸性土壌では青色が強くなり、アルカリ性土壌では赤色が強くなるため、次は有機石灰を混ぜ込んでみましょうか。

「希少品種 “ブルーベリー苗” 」
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ここのところ、大事に育てておられる植物を幼稚園にお分け下さり有難く頂戴することがございます。
こちらはとても大きな実がなる希少品種のブルーベリーの苗。70cmほどはあるでしょうか。暑さが和らぐ秋になった頃、ひみつの庭の日当たりのよい場所に、酸性の土ピートモス、鹿沼土、赤玉土などを混ぜ酸性の土づくりをした上で植栽させていただきたいと思っています。樹高は4~5mくらいになるとのお話でした。感謝。

「希少品種 “團十郎朝顔” 」
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そして、こちらはまた大変希少なもので “團十郎朝顔” と言うのだそうです。お知り合いから引き継いで育てておられるそうですが、実はかなりの希少種らしく、一般の園芸店などに流通している団十郎朝顔とは異なる種類とお聞きしました。上手く育てるのが少々難しいようですが、またそういったことも一般の朝顔とは異なるところなのかも知れません。葉の形、花の色が独特のようです。
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団十郎朝顔 – Wikipediaより
団十郎朝顔(だんじゅうろうあさがお)は、アサガオの一種。二代目市川團十郎が、歌舞伎十八番の内「暫」で用いた衣装の色が海老茶色であったことにちなんでつけられた名前。 江戸時代には、団十郎の茶色として、一世を風靡したといわれている。しかし種子の確保が容易ではないことから、生産量が激減し戦後途絶えた。 ゆえに「幻の朝顔」と言われていた。色は、海老茶。花が大きい。
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本物の “團十郎朝顔” は、葉の耳が左右一つずつではなく二つずつ、葉の色は緑色ではなく黄緑色の明るい色、花は濃い茶色の海老茶色。種は専門の栽培家のみが保有しているそうです。
いただいた “團十郎朝顔” を前にしていると、数年前にお亡くなりになった市川團十郎さんのこと、そして市川宗家に伝わる歌舞伎十八番のうち、上演されないまま眠っている演目を自らの手で復活させようと決意されている十一代目市川海老蔵さんにまで思いが至ります。
この希少種の朝顔を頂戴したからには、子ども達の元気な声が響くお山の幼稚園の空の下で、みんなで大切に想い育てたいと思います。有難うございました。

アゲハのお母さんの産卵
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カラタチの葉(たんぽぽぐみ前)に産卵中のアゲハのお母さんを撮影しました。一つ、また一つと、カラタチのトゲの中をヒラヒラと舞いながら大切に葉裏に産み付けていく様子です。
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後には薄黄色の小さな卵が見られます。やがて卵が黒っぽく変化してきたらもうすぐ一齢幼虫が孵ります。
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本日は、園内通信「お知らせ32」「お知らせ33」「お知らせ34」「お知らせ35」をお出ししました。
内容は、
「お知らせ32」
◇ 京都市就園奨励費について
「お知らせ33」
◇ 尿検査,蟯虫検査について
「お知らせ34」
◇ 幼稚園児総合補償制度について
◇ 台風、および悪天候の場合の対応について
◇ 福音館「おすすめ夏の絵本」について
「お知らせ35」
◇ 悪天候の場合の保育についてまとめ

2014.06.18

6月18日(水) / 睡蓮・ひみつの庭の“ママの日”だより (6/17(火)記録)・お話の時間(年中児クラス)

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         <睡蓮(スイレン)>  スイレン科  学名 Nymphaea  英名 water lily

睡蓮と言えば、フランスノルマンディー地方ジヴェルニーにある印象派の画家クロード・モネの庭を思い出します。日本庭園の池につくられた太鼓橋から見える藤や柳の木、水面に映る木々の影や睡蓮の花を見ていると、ゆったり心が満たされる思いがしました。
睡蓮は熱帯性スイレンと温帯性スイレンがありますが、“ひみつの庭”の睡蓮はモネの庭と同じ温帯性スイレンです。初夏から初秋までの水温が高くなってくる頃に水面のすぐ上に花を咲かせます。冬場は地上部が枯れて地下茎で越冬し、春になると小さな葉が顔を出しはじめます。
昨日のビオトープの睡蓮はつぼみの状態でしたので、少し前に撮った写真をアップしました。水中の茎を覆うようにカエルの卵が見られたり、葉の上にちょこんと小さなカエルが乗っていたこともあります。
今は数少ない睡蓮ですが、少しずつ睡蓮鉢を増やして夏の水面を彩る花をたくさん楽しめたらいいなと思います。
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ひみつの庭の“ママの日”だより 6/17(火)記録
梅雨の合間にしては湿度45%~65%の快適ゾーン内にあった昨日は曇り空。日中は30度近くになりましたが、お集まり下さったお母さま方のご協力のお陰でまた一段と手入れがなされたお庭になりました。
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子ども達が植えたトマトが約1カ月半の間に大きく成長しています。黄色の小さな花のあとには緑色をした実がたくさん成り、年中、年長児のお当番さんが毎日順番にじょうろでお水をあげています。
「赤く熟してくると必ずカラスが実を食べに来ますよ」と以前お庭に来られたママにお聞きして以来、その対策についてどうしようかと頭を悩ませてきました。昨日、これしかない!とひらめき、台所用のネット(極力重さのないもの)を購入。実のなった箇所を保護することにしました。
トマトエリア、二本の桜の間の草抜き、入口のサークルチェアの周り、ビオトープ周辺の手入れ、と四カ所に分かれて早速作業に入りました。
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約1m80㎝ある支柱に更に伸びた茎をくくり付け、茎と枝の間から出てきた脇目をつまみ取ります。
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トマトの黄色い花は袋の外に出し、実は袋の中に包み込む作業が続けられます。結構密にトマトを植えたので、奥の方に入って作業をされるのが大変そうです。
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弟妹さんのHちゃん。今日もお母さまと一緒に来てくれました。「おかあさん、ありがとう」手際よく手入れされる姿を眺める子ども達。仲良しのお友達がその横を手をつないで走っていきます(右写真)。
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大きな熊手をいつの間にか抱えて築山の上へ。お手入れ中のHちゃん、有難う!  お気に入りのダンゴムシがレンガの目地を歩く姿を目で追いかけながら。
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「おかあさーん、ダンゴムシはどこへいったの」「ほら、ここにいるかも。さがしてごらん」そんな会話が聞こえてきそうです。
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昨日、生後三カ月ほどの赤ちゃんを連れてきて下さったママとママの妹さんと。空の下、すっかり睡眠中。日除けパラソルなどご用意できたらよかったですね。ママの妹さんのお子さまや、在園のお姉さんRちゃんに囲まれた賑やかな環境の中で育っているのでどこでも平気で眠ります、とのこと。そう言えば、お姉さんのRちゃんは赤ちゃんを抱っこするのがとても上手。お母さまいわく、一度も落としてしまったことなどないそうです。上の子に無理のない範囲でそのようにさせてあげることができれば、上の子は赤ちゃんにママを取られてしまったとは思わずに、自分にとっても大事な赤ちゃんだと意識できるようになります。
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そこへHちゃんのお散歩姿が。「8時間ほど眠ってくれるようになったので助かります」とママ。赤ちゃんと同じ時間に眠れるとママもだいぶ楽になりますね。シンボルツリーの下の草抜きなどを担当して下さったママたち。有難うございます。「気分転換になりました~」とお昼前にお帰りになりました。またご無理なくいらして下さいね。
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今日もお越しくださったママ。続きの作業をして下さいます。ロングスカートの装いが優しくとても素敵。でも紫外線除けの日除け帽子、手袋、足元はきちんとガードされています。ビオトープに行くまでのウッドデッキとワイヤーフェンスの間を次々と手入れして下さいます。
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「なぜかどのヤブランの中にもスミレが生えていますね」とママ。そう言えばなるほど。なぜでしょう? 日頃ご自宅のお手入れもおありでしょうに、お忙しい中本当に感謝です。私達がこの辺りの手入れまで時間が捻出できず、ずっと気になっていたところに手を入れて下さいました。
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手前に大きくなってきたギボウシ(ホスタ)は若芽を食べることもできますよ、とSママ。確かに、口にできるもの、できないものを知っておくことは大切です。一切肥料を加えない自給農法についてのお話や、ご自宅近くに自生するヨモギで作られるヨモギパウダー入りパンやアロマの利用法についてなど、いろいろお話をしながらもママの手は動き続けています。
「今朝、F(卒園児小学生の女の子)のトマトがようやく収穫できて本人も喜んでいるんですよ」とママ。ご家庭のコンポスト堆肥を加えた土でごきょうだいが野菜づくりをしておられるとのこと。収穫できたら1個10円!でお母さまがお買い上げ。そしてご家族で何より美味しく手作りのお野菜がいただけるという循環が素晴らしいと思います。子ども達には家族の中で大事な役割を持たせることがとても励みになります。
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早、桜の辺りの作業を終えてビオトープの奥の方に移動されたママ。ナンキンハゼの周辺を手入れして下さいます。スピーディーな手作業に驚きます。昨春植えたヒューケラ、ホスタなどがよく咲いています。
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Hちゃんはママのお手伝い? お気に入りのダンゴムシ探しかな?「このヘデラ(ツタ)は残すのですね」。残すもの、除くものに分けて手を進められます。
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「これはコナスビですね」とママ。「空き地や畑のまわりに生えて、中の実がナスビの形に似ているのでついた名前です」と実を示してのご説明。私はまったく知りませんでした。あとで調べてみると、サクラソウ科の植物でナスの種類ではないとのこと。
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「前回よりも水がきれいになって小さなお魚が増えていますよ」とTママ。今回も素足でビオトープに入って下さいました。「楽しみます!」と仰って下さるのだと太郎先生。太郎先生は長靴着用で、水中のアオコ取りが結構面白いとのこと。早くフナなど藻を食べてくれる魚類を入れないといけませんが、何とか近いうちにと思ってはいます。
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アヤメ科のノハナショウブが咲きました。ポット苗なので小さめのお花です。この日のビオトープはTママと太郎先生が担当して下さいました。
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5月1日に植えて以来、先生達と途中で肥料を足したのちもすくすく育っているトマト畑。茎が伸びたトマトの中に分け入っての作業は大変だったと思いますが、三名のママが袋を被せながらじっくり取り組んで下さいました。
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「キッチン用の“のびる水切りネット(30枚入)”を二袋使い切ってトマトの実に被せたので計60箇所袋をかけたことになりますね」とTママ。皆さまたくさんの作業を有難うございました。
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「摘む前に脇芽が育ってしまったので、伸びた枝の先に花を咲かせているところはそのまま生かしておきましょう」とMママ。脇芽であっても実のなる枝は大切に思われるお母さまならではの優しいお気持ち。
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「支柱に一度くくり、茎はやがて太くなるためのゆとりがあると安心ですから」とMママのくくり方。なるほど。トマトの実はネットで覆い、花はネットの外に出ているという細やかな配慮。
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「トマトは自然のままで実を結ぶのでしたか。または虫などの力が必要ならば袋を覆ってはいけないから」とお母さまのご質問。勉強不足で調べていなかったので写真にあるようにネットで覆って下さったわけです。
後で調べてみると、『トマトは自家受粉ですが自動で受粉するわけではないので受粉する環境が必要。虫が飛び交っている環境なら自然に受粉しますが、そうでない場合は花を軽く指ではじいて受粉させます。指ではじくとパッと花粉が飛ぶのがわかります。』と説明が出ていました。
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奥の方のトマトはすでに支柱の高さ1m80cmほど育っており結構たくさんの実をつけているようです。右上写真はハーブエリアですくすく成長しているセージ。
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「セージの葉を3~4枚カップに入れ、熱湯を注いでハチミツを入れていただくととても元気になりますよ」と、フランスの某お庭からもらわれたセージを分けて下さった方が教えて下さり、今回お母さま方と初チャレンジしていただいてみました。ほんのり甘くて効能がありそうなお味と香り!
「長生きしたいものは5月にセージを食べよ」という古いことわざがあるようですが、セージは長寿のハーブと言われ、老人の記憶力が回復したり、殺菌、消化、強壮、精神安定に効果があるとのこと。ハーブティーにして飲むと健胃、疲労回復に効き、ハーブティーでうがいをすると口内炎やのどの痛みにも効果あるそうです。先に帰られたお母さまには冷茶も差し上げられませんでした。
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そこへ、年長児のお当番さんがkaori先生とお水をあげにきてくれました。毎日かかさずお水をあげてお世話している子ども達。白い袋が被さっているのに気づいたかな。
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土中に水分や酸素が取り込みやすいように、お母さま方にトマトの株元をスコップで耕していただいたところでした。ぐんぐんお水を飲んで土の栄養を吸い上げて、まだまだこれからも大きくなりますように・・・。
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皆さまがお帰りになられたあと。すっかり美しくなったウッドデッキの周辺部分。福禄寿と関山の桜の間のエリアもすっきりしました。そこに何か植えられるとよいのですが。秋か春の季節が適していますので検討してみます。
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ママ達に十分手入れをしていただき、子ども達からは水をもらったトマト畑。右上写真のシンボルツリーを囲むサークルチェアの周りもとても美しくなりました。
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ストーン製のカエルの向こう岸には、もっこりと白い塊のモリアオガエルの卵が見えます。ただ一度も産卵しているところが見られないのが残念です。
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シオカラトンボが羽音を鳴らして私の周りを飛び回ります。実は、向こうの植え込みの中に潜んでいるムカシトンボとエリア争いをしている最中で、どうもシオカラトンボが優勢の模様。
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「必ずトンボはこの石の上に止まってくれる」と信じてカメラを構えていたら、やはりトンボは来てくれたのでした。シャッターの音がするのも気にせず、ここ一番のポーズをとってくれます。
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ひらひらと飛び回るミスジチョウ。タテハチョウの仲間で、はねを開いて止まると白いスジが3本あるように見えます。右上写真は庭の中でひっそり花を咲かせていたヤマアジサイ。
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園長室までの帰り道、たんぽぽぐみ横の花壇には年少児さんが種から植えたヒマワリが大きく育ってきています。一重咲きの大輪種“ロシアひまわり”です。子ども達が「おおきくなーれ」と声をかけたらまた一段大きくなるようです!
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お話の時間(1)
本日は、年中児クラスでお話の時間を持ちました。子ども達も私自身も大好きな生き物について、今日はみんながよく知っている園内のカラタチの木でお母さんアゲハチョウが産卵すること、やがて卵の殻をやぶいて出てきた赤ちゃん幼虫(一齢幼虫)が脱皮を繰り返し、終齢幼虫を経て羽化するところなどをゆっくりお話してみました。決して長い時間ではありませんが、年中児の子ども達は集中してお話を聞くことができるのに驚きました。また個々に子ども達からの発言もあり、対話式でお話が進められ、何より私自身が楽しい時間だったと振り返っています。
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ゆきぐみさんには、お母さんアゲチョウがカラタチの葉に産んだばかりの黄色い小さな卵が一つだけ入ったケースを、ほしぐみさんにはすでに卵がかえって小さな鳥のフンのような黒っぽい一齢幼虫が葉の上に乗っているケースを渡し、クラスのみんなでお母さんアゲハから預かった大切な命を観察しながら育ててもらうことにしました。
今後、お山の中の子ども達目線にあるさりげない話題をテーマに、また、生き物を通して学べる命の尊さについてなど、やわらかな語り口調で子ども達にお話したいと考えています。

2014.06.10

6月10日(火) / フェイジョア・ひみつの庭の“ママの日”だより・ひみつの森の“パパの日”だより(6/7記録)・園内通信

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         <フェイジョア(Feijoa)>  フトモモ科   原産地 南米
                            学名 Feijoa sellowiana(フェイジョア・セロウィアナ)
                            別名 パイナップルグアバ  原産地 南米
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ひみつの庭を入って右、鮮やかな花を咲かせているこちらはフェイジョアです。昨春に植樹したものですが、白い花の中に多数の赤いおしべがありとても鮮やかです。花びらも食べると甘く、晩秋の頃に実が熟しとても美味しいそうです。
別名パイナップルグアバというように、グアバの花に似て、パイナップルの香りと西洋ナシとモモをあわせたようなお味なのだとか。中身はゼリー状で、生のまま食べたり、ジャムにしたり、と育てやすくて美味しいトロピカルフルーツの木。庭木や池垣としても使われています。
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ひみつの庭の“ママの日”だより(本日)
梅雨の合間、お山の紫陽花も淡く色づいてきました。今日は6月2回目の“ママの日”。終日曇り空でしたが今日も幸いなことに実施することができました。
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ラベンダーがよく咲いていて、時折キチョウが舞っています。今日は少し早目に庭を開け、まず奥の道具置き場を整理し始めました。頭上の大木ナナミノキからはとても小さな花びらが無数に落ちてきています。昨秋のたわわになった赤い実を思い出します。
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小さなお子さまをお連れして来てくださったママ。庭の入口付近から手入れを始めて下さいました。「Hちゃん、こんにちは。おてつだいしているの?」と声をかける年中児さん。
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庭の北側トマト畑前~裏門エリアを手入れします。築山の奥のエリア、熊手で落ち葉を集めて下さるママ。
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私は裏門から出てひみつの森の入口辺りを。この周辺は週末の“パパの日”でお父さま方が笹の藪を刈り込んで下さった場所(詳しくはブログ後半をご覧下さい)。
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ワイヤーフェンスの辺りは落ち葉が溜まりやすい場所。丁寧にお手入れして下さるママ。
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ひみつの庭の入口付近では、お子さまが興味を惹くよう楽しく語りかけをしながら一緒に作業をしておられました。
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ダンゴムシを見つけたり、色のきれいな落ち葉を拾ったり、また、お母さまから少しずつ離れて築山まで行ってみたり。
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お昼前まで続けて作業をしましたので一度休憩タイム。30分ほど同じ姿勢で作業をしたら、一度、肩や首、腰をストレッチすると大分疲れが違います。現代人はパソコンに向かう時間も長くなりがちで同じ姿勢でいることが多いため注意が必要です。自分自身にも言い聞かせて。
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「この辺りはそっとですね」と仰りながら、枯れ葉を集めて下さいます。私も残していた作業にかかります。
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Hちゃんはお母さんダンゴムシを見つけたのかな。この季節になると、お母さんダンゴムシがお腹の中に黄色っぽい卵をたくさん持っているのが見られます。見つけた子ども達の手の平で、けし粒くらいのたくさんのダンゴムシの子どもが一斉に飛び出すこともあります。
植栽の足元には案外落ち葉が溜まりやすいところです。ママの目配りで、あちこち手入れして下さることがとても有難く感謝です。本日も有難うございました。
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ひみつの森の“パパの日”だより(6/7記録)
先週末7日(土)は、今年度第1回目の“パパの日”でした。
大勢のお父さま方がご来園下さり、9時半より森の手入れを開始しました。今回も片石造園さんの誘導のもと、「森の樹木の剪定→森の通路横に広がる笹の刈り込み作業→ひみつの庭のツゲの刈り込み,ビオトープの手入れ」のプランの順で作業に入ります。
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「この辺りは暗いですね。このような場合、どの辺りの木を切るとよいと思われますか?」お父さま方に問いかけながら説明をされます。
「ここは、一本の木の脇から出てきている枝を落とします。今切っておくと、常緑樹は秋には芽が出ませんから、この辺りは明るくなります。」
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実際に高枝切バサミを枝に当てて説明されています。
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「この辺りは、竹がたくさん生えてきています。竹は畳一畳分に一本くらいで、それ以上生えているのを放っておくと地下茎が進んで広がってしまいます。」 この日は、職員も前半と後半に分かれて共に作業に加わりました。
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ノコギリ、剪定ばさみを駆使したお父さま方のパワーのお陰で、森の中はまた一段と明るくなり光が射し込むようになりました。切ったたくさんの枝はほぼ同じ長さにカットされ、数ヶ所に集められました。笹藪の手入れが終わった11時頃から弱雨となりましたので、第1園舎前に戻り解散となりました。
次の日が父親参観日でもあり、お父さま方には二日間に渡り幼稚園にご足労いただくことになりました。またこの日、遠方より駆けつけて下さったお父さまもお出でになりました。貴重なお休みの時間をお働き下さり、またお父さまを送り出されたご家庭のご協力に心より感謝申し上げます。有難うございました。
次回は数カ月先、夏を経て秋11月の開催となります。今後ともどうぞよろしくお願い致します。
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本日は、園内通信「お知らせ28」「お知らせ29」をお出ししました。
内容は、
「お知らせ28」
◇ 内科診断について
◇ 福音館「おすすめ夏の絵本」について
◇ お忘れ物のお知らせ
「お知らせ29」
◇ 第2回ふれあいサタデーのご案内

2014.06.04

6月4日(火) / 柏葉紫陽花・ひみつの庭の“ママの日”だより(初日6/3記録)

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         <カシワバアジサイ>   ユキノシタ科  学名 Hydrangea quercifolia
                          別名 スノーフレーク

6月はアジサイのシーズン。ひみつの庭のビオトープまわりに昨年植栽したカシワバアジサイ“スノーフレーク”。花芽がつき出した頃から毛虫がたくさんつぼみを食べてしまいましたが、元気に花が開きはじめています。もうすぐ満開を迎えるでしょう。
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ひみつの庭の“ママの日”だより(初日6/3記録)
昨日、ひみつの庭の“ママの日”がスタートしました。しばらく30度を越える夏日が続いていましたが、昨日は朝から心地よい風が吹いていたのが幸いで、暑いながらも爽やかに思える一日でした。
10時過ぎには到着して下さった方もあり、早速、ほうき、熊手を使って活動が始まりました。入口のツゲのトピアリーの中に挟まっているクスノキの葉はあらかじめ手で落としていきます。
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ウェットスーツのように胸までの防水スーツになっているウェーダー(?)着用で入水して下さったママ。長靴ではビオトープの深みまでいくと中に水が入りますが、これは全く浸水の心配はないスタイルです。すぐに本格的にビオトープの生き物調査を始められました。傍ら、「今日は暑くて気持ちがいいですから」と、大変気軽にそのまま靴を脱いで水に入って下さったママもいらっしゃいました。
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エントランスのサークルエリアの落ち葉を集めて下さるママ。4月半ばから約一カ月続いたクスノキの落葉はようやく一段落しましたが、ここはいつも大木から葉が落ちてくるところです。
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築山を熊手を使って葉を集めて下さるママ。昨年度のママの日スタートからご参加下さっていた卒園児ママが、ひみつの庭の春のクスノキ大量落葉を心配して下さっていたと聞き、嬉しく有難く思っています。来年は里桜が咲く4月半ばの頃からお手伝いいただきたく、何とか早めにママの日をスタートさせられたらと思っている次第です。
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カシワの木の根元に生えているひこばえを、きれいに取って下さるママ。畑の畝にお子さんの名前をつけて取り組んでおられる家庭菜園で、ご兄妹が張り切って野菜を育てておられるお話も聞きながら。
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数ヶ所に集めた落ち葉をまとめていきます。「ほら、綺麗な昆虫が~」と手に取って驚き声のママ。背中に六つの星がある「ムツボシタマムシ」だと言いましたが、今思い返すとメタリックな体が美しい「アオマダラタマムシ」だったかも知れません。同じく背中に星があります。よくいるストライプのタマムシではなく。タマムシが見られるといよいよ夏がやってきたことになります。
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着々と作業を進められるビオトープ担当のママ。後ほど、[魚類・助言・聞き取り等調査票]のご報告をいただき現在のビオトープの現状をレポートして下さいました。
アオコが多く発生している箇所は水温が28度もあったとのこと。水の流れがほとんどない場所なので、アオコが発生し体を中に捕らわれていたクロメダカもいた模様。準絶滅危惧種の水生植物アサザの周辺は、アオコをこまめに除去し根元に光が届くようにする必要がある、とのご判断。
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クロメダカの稚魚がオタマジャクシに追われている様子も複数見られ、来期に備え個体数を増やす必要がある、とのアドバイスもいただきました。その他、ヤリタナゴやマツカサ貝、ドブ貝の生育状況も教えて下さいました。
調査票を拝見し、少しずつでも時間を見つけて水辺の手入れをする必要性を強く感じた次第です。ビオトープの落ち葉や枝などをすくい、アオコ取りをして水質改善を試みた上で、プランクトンを食べる魚類を増やし、酸素を供給する水生植物も増やしてみましょう。クローバー植え込みエリアの落ち葉や枝を丁寧に手で集めて下さるママ[右上写真]。
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裏門のハーブエリア、トマトエリア前をお手入れ中。私の手にいつの間にか止まっているチョウを眺めています。じっと動かずにいます[右上写真]。
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滝の辺りの枝や葉をすくい上げて下さるママ。この辺りの水底の汚れはそれほどではないですよ、とママ。
マツカサ貝、ドブ貝はきっと肉食のオタマジャクシに中身が食べられ口を開けた状態のものが多数。この時季のビオトープはまったくオタマの天下と言えます。またヤゴの幼生も生息していますから、夏場のビオトープの中は結構し烈な争いが繰り広げられているようです。
「以前に比べて二枚貝の数は約半分になりましたね」とママ。昨年の夏休みも二枚貝にオタマジャクシが多数で食いついているシーンがありましたし^^;;。貝の仲間をまた増やしてあげないと・・。
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「ホー、ホー、」「ホッホー、ホホッホホッホー」
この季節、お山の夜は高い木の上からフクロウの声が時折響きます。ひみつの庭の夜はしーんと静まり返っています。そんな中、どうやらフクロウが近くで見つけた小動物や鳥などを捕食した形跡が残っていることがあります。夜には日中には見えない生き物の世界が展開しているのですね。
「あらっ?」まだ私の手にさっきのチョウが止まっています。庭に水を撒いているとチョウが舞い降りて吸水するシーンが見られたり、土の上に止まってミネラル補給をしていることがありますが、私の手で? なぜでしょう。不思議です。
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作業のはじめに「ビオトープの中を30回ほどまわります」と仰っていたママ。くまなく調査して下さり終了しました。赤ちゃんもいらっしゃるのにいつもお山のビオトープを大事に思って下さり有難く思います。
そんな間も、ずっと私の小指に止まったり腕にのったままのチョウ[右上写真]。翅の裏(外側)は真っ白、表(開いた内側)はオレンジと茶色がきれいなチョウ。どうやらウラギンシジミのようです。
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お一人のママがお帰りになった後、お山のカブトムシの話題になり子ども達も観察した幼虫を見ているところです(私の左手にはまだチョウが止まったまま)。お山の中の広葉樹の腐葉土が豊かな場所にカブトムシが毎年成長していますが、場所が竹藪の急斜面にあるため子ども達大勢での観察が難しいのがとても残念です。
これから梅雨時期に入りますが、できる限り毎週火曜日は10時半よりひみつの庭をお母さまの日として開放しています。子ども達の元気な声を遠くに近くに聞きながら、可能な日にはお足運びいただきご協力いただけましたら幸いです。お天気のよい日には日除け帽子をお忘れなく。

2013.12.18

12月18日(水) / “プリマドンナ”・サンタさんありがとう!(クラスお楽しみ会のとき)・ひみつの庭の“ママの日”だより・カタツムリはげんきかな?・園内通信

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          <プリマドンナ>  サクラソウ科   原産地 中近東,地中海沿岸
                       学名 Cyclamen persicum

ウェーブラインが華やかなシクラメン“プリマドンナ ワイン”。オペラの主役であるプリマドンナの名がつけられただけあって、白と濃いピンクの取り合わせが華やかで美しい。冬の花、シクラメンが今年も窓辺を明るく飾ってくれます。
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サンタさんありがとう!(クラスお楽しみ会のとき)
今日は各クラスでクリスマスのお楽しみ会をしました。12月になるとお部屋ごとにツリーが飾られ、日に日にクリスマスムードが高まってきました。

今朝、年中クラスのお当番さん二人が園長室にお届け物をしにきてくれたときに、「ぼくたちがお部屋に飾っていたお手紙(サンタさんへの)がどこにもないんだけど、知らない?園長室にもない?」と開口一番に聞きました。
はは~ん、なるほど^^と思い、「お手紙はどこにいったのかしらね、ここにもないわよ~」とだけ応えておきました。
今日はサンタさんがこられるかもしれない日^^。もしかするとみんなのお願いのメッセージをみつけたサンタさんがあとでみんなのところに来て下さるのかも知れません^^。
「じゃあ、もしかしたらどろぼうさんかなぁ?」とどうしても合点がいかない様子で不思議そうにたずねるKくんAちゃんに、「どろぼうさんははいれないわよ。カギがかかっているんだから・・」と応える私。

さて午前10時頃のこと。園庭“ひみつの庭”の向こうに、トナカイのひくソリから下りて来られたサンタさんの姿が見えました。とても大きなお腹に真っ赤なお洋服、ふさふさの白いおひげ。大きな白い袋に入ったプレゼントをいくつも手に持って、次々に子ども達のお部屋をたずね「メリークリスマス!」とプレゼントを置いていって下さいました。

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7つすべてのお部屋をまわった後には、こちら園長室にも立ち寄られました。そして園長室から放送用のマイクを使ってしわがれ声で英語のメッセージを各お部屋に届けて下さいました。日本語にすると、
『メリークリスマス!可愛いこどもたち。わたしは北国からトナカイのソリにのってやってきました。みんなでたのしいクリスマスをすごしてください』とのこと。そしてサンタさんは隣にいた園長先生とにこにこ笑顔で握手をされました。
大喜びの子ども達がそれぞれのお部屋でサンタさんからのプレゼントを開けている頃、森に待たせていたトナカイのソリに乗ってサンタさんはふたたび高い空へ向かって出発されるところでした。
「サンタさーん、ありがとう~!!」と子ども達の声が山じゅうに響いてきた頃、ちょうど幼稚園の風見鶏の上をトナカイのソリに乗って飛んでいくサンタさんの姿がありました。サンタさんのお顔が一瞬にこっと笑ったように見えました。きっと子ども達の声がサンタさんに届いたのでしょう。
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“ママの日”だより (昨日17日火曜日)
今秋10月末より新たにスタートしたひみつの庭の“ママの日”ですが、昨日は今年最終回の取り組みでした。ふり返れば、7月にひみつの庭が完成、しかし宿根草の植栽を予定したエリアはそのままで、山の木々からは自然の営みにより毎日山ほどの落ち葉や木の実が落ちてきました。毎回、お時間を空けて来て下さるお母さま方のお力を頂戴し、ひみつの庭は美しく整備され、多種類の植物が植えられました。お庭は生きています。自然の生き物が姿を変えながらいつも訪れる場所となり、特にフジバカマ植栽後に早速やってきた蝶“アサギマダラ”を子ども達、お母さま方と観察できたことは私にとっても感動的な出来事でした。
10月24日(木) / ひみつの庭 “藤袴(フジバカマ)植栽!”
10月29日(火) / 幼稚園 “mama’s day ~ママの日~スタート”
ひみつの庭もこれから冬の最中を迎えます。体を動かしているとまったく寒くはないのですがさすがに吹雪など悪天候の日もあります。あまり無理なくあくまでゆるやかに活動できたらと考えています。

さて、昨日は、落ち葉のお掃除につづきコンポストの「落ち葉堆肥づくり」にトライしてみました。園内約1000坪から毎日先生たちの手により掃き集められる落ち葉は、ある特定の場所で自然の落ち葉堆肥にしています。この中では毎年カブトムシの幼虫がたくさん孵化し、秋には子ども達の手の平いっぱいの大きな日本カブトムシが育っています。残念ながら子ども達は踏み込めない場所になるので観察しにくいのがとても残念でした。
今回、お母さま方にご協力いただいたコンポストの腐葉土づくりは、微生物の力を借りて発酵し約半年~1年後にはひみつの庭の植物や樹木に子ども達の手でも与えられる堆肥となり、またカブトムシの幼虫などの生き物が身近に観察できる可能性を秘める作業になると考えています。一足飛びには完成しないプランですが、将来子ども達がコンポストの前で落ち葉でできた土を触ってみたり、自然の腐葉土を食べて成長するカプトムシなどの甲虫の幼虫や成虫を見ている姿を想うととても楽しみです。
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築山のイロハモミジもほぼ落葉しました。今日も小さなKちゃんの姿が。お手伝い有り難う。
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日頃手の届かないところも気づいていただきました。ウッドデッキまわりはいつも落葉があります。
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植栽の足元の落ち葉をてみで集めます。ウッドデッキ下のプールは来夏に水をためます。また普段の保育でも使います。
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さあ、ひみつの庭の奥に設置した散水栓から30mホースを延ばしてコンポスト前まで引っ張りだします。植栽を保護するために土の袋を置いてみました。ひみつの庭の外に散水栓をつくらなかったことを後悔することたびたび^^;。
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落ち葉のあるところに欠かせない大切な道具の一つ熊手。このエリアは毎年樹木が茂ったままで冬場は暗い場所でした。
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良質な玄米を精米する時にできた養分たっぷりの米ぬか。糖分やタンパク質も含まれ有用微生物の発酵資材になります。土が発酵するときには手を入れると温かく感じます。ご家庭でもコンポストを使い生ゴミを出さないご家庭も多くなっています。その際も米ぬかは有効です。10kg入りを3袋用意。手触りはさらさらと気持ちがいいです。
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以前のママの日にもコンポストの落ち葉の中から枝を取り出しましたが、落ち葉を一旦広げるとたくさんの木の枝が入っています。手で取り出す作業中です。
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約20㎝ほど落ち葉を敷き詰め→米ぬかを振りかけ→水をかける、この行程を数回繰り返しましょう。熊手を使って多量の落ち葉を手前にかき出します。
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さすがにこの作業はブーツが有効でした。私はうっかりいつもの靴^^;。ママたちはしっかりロングブーツ!
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落ち葉は一見軽そうですが、なんのなんの。とても重くて力が要ります。コンポストの上から失礼。
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コンポストの両外側に取りあえず枝を分けて置きます。下の方は良い土になってきているので重たくシャベルも活用します。
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ほら、見て下さい。白いカビのようなものが見えます。嬉しい瞬間です。下の方の落ち葉はすでに発酵、分解がすすんで糸状菌、放線菌が働いている証拠です。腐葉土の熟成期になるとこれらの菌は鳴りを潜め次はバクテリアが働きだします。
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う~ん。よい土ができかけています。新しい落ち葉と混ぜてならした上に米ぬかを撒いていきます。
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てみに入れた米ぬかもそこそこ重さがあります。今日は結構落ち葉、米ぬかと格闘する力が要る日となりました。ママたち有り難うごさいました。
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何度もてみでサラサラサラ~~と。まな板にのせたお肉に小麦粉をはたくような感じ?でもなく、あまりない感覚かも。そしてホースリールから水を撒いていきます。
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Kちゃんもお手伝いしてくれるの? なんでも興味があってやる気十分、貫禄十分^^
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後ろからお友だちのママに支えてもらって進みます。どこまで?ずっと森までいくって!
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お母さんが教えています「こうして大きい枝は折れるでしょ」 どんどん一輪車に持てる枝を載せていくKちゃん。なかなかたくましい。
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更に水を撒きます。何工程しましたっけ? 確か4工程ほどしたかと思います。
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さあ、周囲をほうきで掃いて冬の落ち葉堆肥づくりの仕込みはようやく終了しました。終了予定の12時を過ぎた頃。さすがに疲労感が残りました。私だけかな?皆さまお疲れさまでした。
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その頃、お楽しみ会を終えて園庭に出てきた年少ちゅーりっぷぐみの子ども達。「さあー、せんせいについてきてねー。それっ」
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びゅーーん、びゅーん。
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さあ、こっちですよー。みんなはやいねー。
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さあ、次はおすなばのところにタッチ~。
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さあ、つぎはどこへいこう、じゃあ、ジャングルジムまでー!
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はーい。それではみんなでお部屋にもどりましょう。
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クラスはみんな仲良し、さあ手をつないでお部屋までいこう!
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お疲れさま、でほっと一息いれましょう。Yママはお手製ベーグルを焼いてきて下さいました。少しずついただくのが何よりのご褒美です。Moママはアーモンドボール(スノーボールクッキー)を。
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私もフォションのアップルティーを皆さまに。Yママと重なりましたのでお味くらべもお楽しみ。以前あるお母さまに教えていただいた兵庫県西宮のケーキウス「ツマガリ」はとっても美味しいお店。昨秋訪れたことを思い出してつい取り寄せたシュトーレンを一切れずつ皆さまに。
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       今年最終回のひみつの庭の“ママの日”でした。お疲れさまでした。
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最後に落ち葉ボールに残っていた芝生の枯れ葉を上に載せて完了です。本当は上にビニールシートなどをかけて覆うとよいようですが、風で何処へ飛んでいくかわかりませんので落ち葉の重さに任せることにします。
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カタツムリは元気かな?
過日、ママの日に植栽したラベンダーを仕入れたときに、ダンボール箱の中に入れられたラベンダー苗にしっかりとしがみついたままやってきたカタツムリ。少し変わった柄をしています。
カタツムリを飼ったことはありませんがどのように大きくなるかしら?と思い、ラベンダーの葉や他のハーブを与えて飼っていました。
そこへ年長児の女の子Sちゃんが、お庭で見つけたあまりに小さなカタツムリの赤ちゃんを愛らしそうに手の中に入れて見せにきてくれたので、ケースの中で一緒に飼うことになりました。
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以来、年長児の女の子が代わるがわる登園した朝に観察にきています。カタツムリはいつの間にか大きくなってきました。レタスを与えると次の日には大きな穴が二つ。
子ども達の命名により、ラベンダーにいたラベちゃん(今ではラブちゃん)、小さなカタツムリの赤ちゃんはモミジにいたからモミちゃんという名前に。観察するたびにきれいなモミジの葉やドングリのお帽子などのプレゼントがケースに加わります。
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ある朝見ると、小さな赤ちゃんカタツムリがドングリのお帽子の中にちょこんと入っていました。固まってとれずしっかりしがみついていました。よほど居心地がよかったのでしょう。偶然のことに私も一緒に驚きました。
Sちゃんは年少児の頃から「わたしはあまり虫が好きじゃないの。」と言っていましたがSちゃんの小学生のお兄ちゃんは自然の植物や生き物にとても興味を持っています。
そんなSちゃんがカタツムリを見て、毎日「かわいい~、かわいい~!」と小さな命を本当に愛らしそうに見つめてつぶやく姿がとても微笑ましいのです。
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お友だちのAちゃんKちゃんYちゃんSちゃんもいつも無事を確かめるように観察しています。
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本日は、園内通信「お知らせ70」をお出ししました。
内容は、
◇ 冬休み期間について
◇ 3学期お弁当再開
◇ 京都府補助金について
◇ カプラ教室、未就園児園庭開放再開について
◇ “ママの日”“パパの日”お礼
◇ 園児名簿関連
◇ 年長児が2学期に覚えた俳句(6句)
◇ 京都府文教課より
◇ 2学期終了のご挨拶

2013.12.03

12月3日(火) / ひみつの庭の“ママの日”だより&ひみつの森の“パパの日”だより

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           <マダム・イザーク・ペレール>  オールドローズ ブルボン系
                                  1881年フランスで作出

12月に入った今でもたった一つ大輪の花を咲かせてくれているバラ“マダム・イザーク・ペレール”。2010年冬に鉢植えから庭におろしたので今年で3年目の冬になります。
今春はツルにたくさんの花をつけてくれました。年末にはじっくり土づくりと枝の整理をしてあげましょう。
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“ママの日”だより (本日火曜日)
12月に入りましたがここ暫くは本当によいお天気に恵まれています。今日の午前も10℃ほど。太陽の遠赤外線効果かまったく寒くなく陽が当たると暖かいと感じるほどです。
そろそろ“ママ”の時間、と思い支度をしているとき、「今日は“ママの日”はありますか~?」と園長室までたずねて来て下さったSaママ。急いでお庭にあがり門を開けました。
ひみつの庭の大木カシの木からは、秋以降~現在までカシの実(ドングリ)がまだまだ落ちてきています。今春のひみつの庭の造成中には、毎日4~5名の庭師さんが来る日も来る日も見上げる大木に登って枝を随分剪定されました。そのお陰か、太いカシの木肌を見ても春夏よりもだいぶ元気になったようです。
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今日は落ち葉やドングリが随分多く、早速Saママとお掃除開始。Yママは教育相談に続いて来て下さり、後には太郎先生の姿も。そして開いた門の向こうから素敵な笑顔のSuママ、次にSeママ、そしてTママ。ママたちの笑顔はなぜ爽やかで素敵なのか・・・とふと考えていると聞こえてきました!
「○○ちゃんのおか~さ~ん!」「○○くんのおか~さ~ん!」とお庭あそびの子ども達からも声援が上がっています。とても人気のママたちです。
熊手で枝葉を集めて下さるママ達。「ドングリ、私は手で取りますね」と確か仰っていたのはTママ。お陰様でドングリもたくさん集まりました。「ドングリで何かできそうですね」と、確かに。
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かたわら、ビオトープの落葉を熊手を使って集めて下さるYママSaママ。虫網を準備しておいたらよかったです。でも大小の熊手を駆使し、以前blogに書いていた水中の藻も上手く取って下さいました。
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今日の後半はコンポストの整理をしました。バックの大文字山は今日は霞んでラインのみ見えています。コンポストはたっぷり落ち葉が入るように枕木で大きめに作っていただきましたが、すでにこのように満杯状態。たくさんのイロハモミジ、イチョウ、クヌギ、ナンキンハゼ、クス、サクラなどなど、近くで見ると多種多彩な落ち葉で覆われ何だかとても豊かな気持ちになってきます。
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あらっ、コンポストの向こうに太郎先生?めったに見られない太郎先生の貴重なほうき姿(*^_^*)。私達の高校時代の同級生Mくんが当時、掃除の時間中に言ってたこと。
「太郎は(友人だから呼び捨て)、偉いぞー。朝から山じゅうを掃除してから学校に来るらしい。僕らは遅刻せんと来るだけで必死。雪の日なんて僕らは自転車で道路の雪をかき分けて自転車をこいで学校にくるだけでも大変、でも太郎は朝から山の雪かきを一通りしてから来るらしい・・・。でも、雪かきしないと山から下りて来られない、というのが本当のところやと思うけど~(笑)」などと楽しく会話していたことを思い出しました^^。
太郎先生いわく「昔に父に掃除をさせられ過ぎたから(もう今はやらない)」のだとか。
その分、私しております^^;
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今日、年中クラスはひみつの森へ出かけました。先週末のパパの日に、お父さま達が手入れをして下さった場所で早速あそびました。「うわー、広くなったなあ~」と子ども達は大喜びだったそうです(noriko先生談)。
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「ほら~、こんなにたくさんとったよ!」「みてみてー!」とワイヤーフェンス越しの笑顔。このドングリはコナラです。ことりぐみの横にもコナラの木がありますが、ひみつの森のコナラは大木なのでとても大きなコナラの実がいっぱい落ちています。今年は12月になってもこうしてみんなで森へでかけてドングリ拾いができました。本当に幸せなことです。自然の恵み、お父さま方のお力に感謝です。“パパの日”レポートは下をご覧下さい。
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コンポストの整理はSuママが担当して下さいました。コンポスト左端に分けて置いていた枝と落ち葉の堆積の中に混ざっていた枝を取り分け、一輪車で何度も森へ運んで下さいました。そう言えば、Suママの上のお子さんで小学生の卒園児Fちゃんは秋の落ち葉などで花束をつくるのがとても上手でした(年長児Fちゃんの手づくり花束/2011年10月blogより)。
いま、Fちゃんは食べられる野草を見つけて家に持ち帰り図鑑で調べてみることを楽しんでおられるのだそうです。食べてはいけない葉もあるので見極めが大切なこと、また身近にあるタンポポの葉を胡麻和えやサラダにしたり、ユキノシタを天ぷらにしていただくと美味しくいただけることなどなど、Suママとたくさんお話をしながらコンポスト作業をしました。
YママSaママによるビオトープの落ち葉掃除も完了。ずっと腰を曲げての作業ご苦労さまでした。
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先日まで真っ赤に紅葉していたナンキンハゼの足元のヘンリーヅタ。今は蔓のみで冬の風景に様変わり。ビオトープの築山側に12本ほど植えたカシワバアジサイ(柏葉紫陽花)の葉。赤銅色に紅葉していきます。
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先に帰られたお母さまごめんなさい。残った方で記念写真撮影。太陽の陽射しがとても気持ちよい今日の“ママの日”でした。
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これはマンデルシュトーレン。アーモンド、マジパンなどで作るクリスマス菓子の一つ。いつも香りのよいお紅茶を持参して下さるYママ。たった一切れずつでしたが私から皆さまに。しばらく有意義な会話がひとしきり続きお開きとなりました。本日も有り難うございました。
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“パパの日”だより (先週末11/30土曜日)
土曜日は“パパの日”でした。前回ご参加のお父さまに加え新たにご参加下さったお父さまもいらっしゃり、森は一段と手入れされ明るくなってきています。この日も天候に恵まれ、全職員とともに大勢で半日かけて森の活動を行いました。
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最初に園職員が園庭に集まり、当日の活動についてざっと確認しています。作業については事前に健哲先生と私で大まかに打ち合わせをし、森の現場図面を健哲先生に描いていただきました。
この日の内容は、落ち葉かき、下草刈り込み、倒木・切った枝の整理、ガラ拾い、木、枝の剪定(残す木をマーキング)。
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9時半。「皆さまお集まりいただき有り難うございます」太郎先生よりご挨拶後、一連の流れの説明を健哲先生よりお父さま方にさせていただき、作業をしていく中でお父さま方からのアイデアも頂戴しながら進めていくことになりました。
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さて、数分でひみつの森に到着。早速、鎌やハサミで刈り込みを始めます。
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要領よく鎌で下草を刈り込んでいく亮馬先生。草刈りは小さい頃に田舎でよく手伝っていましたので、と。Siパパいつもご参加有り難うございます。次々と枝を剪定されます。
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枝を運んだあとはよい土ができています。大きなドングリもいっぱい落ちています。ここは傾斜を利用して滑り台を楽しめますね。谷方向には行かないようにたくさんの木を重ねて境界を作りました。
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倒木を何度も運んで下さるIパパ。森林にお詳しく後ほどいろんなお話をして下さいました。
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Hパパ。「これはクヌギの木です」と、朽ちた倒木にロープをかけて首尾よく移動されます。「小さな頃はいつもカブトムシやクワガタ取りをしてよくあそびましたよ。息子も是非連れてきたい場所ですね」とお話しされながら。
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Suパパ。いつも有り難うございます。前回は高木からぶら下がる長いツルをリース用にとって下さったのでした。感謝。落ち葉を集めて境界部分に運ぶ作業をするtomomi先生。
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切り残した切り株を子ども達がつまづかないように地面の際までカットするyuuka先生kaori先生。
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熊手で落ち葉を集めるnoriko先生。落ち葉入れがいっぱいになります。下の土はとてもよい土だそうです。落ち葉が堆積した腐葉土ですね。
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おもな作業リスト。この辺りは海抜約129m。確か白川通りが約60mくらいなのでその差がお山の高さでほぼ70m。なので幼稚園、ひみつの森辺りはデパートの屋上とほぼ同じ高さになります。
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枝に水筒やタオルを上手くかけて利用しておられるパパたち。ガラ入れ袋に石、ガラス片を集めて入れます。
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「ではみなさん、この辺で休憩タイムです。どうぞお集まりくださーい」
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人数を数えています。Nパパ、お仕事の都合で途中から参加下さったFパパ、有り難うございます。
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<休憩タイム~>
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朝、全粒粉マフィンでスモークサーモンとペッパーシンケンハムのオープンサンドを作りました。マフィンを半分にスライスし、トースト→バター→洋がらし→ディジョンマスタード→スライスオニオン→レタスorサニーレタス→スモークサーモン+ケパーorペッパーシンケンハムをのせる簡単サンドイッチメニュー。飲み物はホットコーヒー、ホットココアなど。
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                  フランス“ディジョンマスタード”は美味しくおすすめ。
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さて、後半開始です。
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色とりどりの落ち葉が落ちたちょっとした穴。おしりを入れて座れるかな。落ち葉を取り除くと広々とした傾斜地が現れました。駆け上がる?滑り下りる?思いっきり遊びたいね。
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木と木の間が傾斜していて木を持ってスライダーにして楽しめそうです。
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Lエルの形の木につながった枝もそのまま生かして。右は根っこが驚きの形をした木。クモの足のよう?
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ここは必ず楽しめるスライダーに。集めても集めても落ち葉が山ほど積み重なっています。
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刈り込みバサミで細い枝を刈り込み中のmami先生。木材を重ねた境界エリアがだいぶ出来上がりました。
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随分広々と開けたエリア。すっかり広くなった森の遊び場です。傾斜がほどほどにあり、思う存分走り回れる場所になりました。
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魚眼レンズの撮影は樹木が湾曲していますが、広さが分かっていただけますでしょうか。見上げる大木は、年明けに庭師さんがヒノキ類をカットして下さいます。さらに明るい森になっていく予想です。
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大勢が午前中いっぱい力を合わせて作業をした結果、前回につづき更に広く明るい森になりました。園庭ひみつの庭から歩いてわずか3~4分。一面雪で真っ白の銀世界になったならそれもまた楽しみですね。ご参加下さいましたお父さま方、有り難うございました。第3回は今週末7日(土)9時半~となります。

2013.11.26

11月26日(火) / 銀杏の花束!・ひみつの庭の“ママの日”だより・園内通信

お山の上に子ども達が到着した頃、毎朝どこかから聞こえてくる「いっこせんせい~、モモちゃんどうしてるー?」という元気な声は年長児の女の子Aちゃん。Sちゃん、Yちゃんもいつも一緒にお山を上ってくる仲良しです。
モモちゃんとは秋にサナギになった大型スズメガ科のモモスズメガのこと。ご希望により園長室で預かっているのですが、現在サナギで残念ながら動きはみられません。気温が低くなったので羽化はきっと来春になるでしょう。

 〔子ども達が黄葉の銀杏でつくる花束〕
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上の素敵な花束はイチョウで束ねてつくってくれたバラの花束です。昨日Aちゃん、Sちゃん、Kちゃんが一緒に作って外遊びに行く途中に園長室まで届けてくれました。
「みんなでつくってあげよう」ってお話してつくられたんです、とニコニコ笑顔の担任mami先生。
イチョウの花びらの中に一枚の紅葉のモミジがポイント。中にはドングリが一つそっと入っています。昨日は私の××回目の誕生日でした^^。素敵な手作りプレゼント有り難う!
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“ママの日”だより (本日11/26火曜日)
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“ひみつの庭”の門の外では色とりどりの紅葉の中、元気に子ども達がお庭あそびをしています。
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さてさて。今日は残りの球根を植えてしまいましょう。「カゴの中にはなにが入っているの?」と興味深げに笑顔でたずねる年中児AちゃんYちゃん。お話しながら一緒に石段を上ってきました。
スノードロップ、口紅スイセン、チューリップ、黒百合、そして・・・。あらあら、可愛らしい木製サンタさんも一緒にカゴに入ってお庭にきましたよ。えっ、拡大してみてって?!
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大きく撮してみました。joyeux noël とあります。このサンタさんはあるママのお手製です。サクラの枝をカットして絵の具でお帽子とお顔を描いた手作りサンタさん! つくってみたいですね~。“パパの日”に剪定された木材で作れないかしら・・・?とただ今思案中です。
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素敵な笑顔でお庭に来て下さったSママとラベンダーやセージの花の前で。東山でもここ数年増加している森の生き物の鹿やイノシシのこと、竹藪との境に張った鹿避けネットのことなどが話題に。以前はお山の下のお宅の玄関内側までお猿さんが出没したとのこと。森の中よりも人間の近くが美味しいものがあって安全なのを知っているのですね。では早速、スノードロップを植える土をほぐしていきましょう。
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ひみつの庭のゲートのすぐ近くをスコップでほぐしていきます。Yママいつも有り難うございます。
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変形バケツに入れていたスコップに雨がたっぷり溜まっていました。ささっと取り出して並べ乾かされるYママ。チークのアームチェアの近くにも球根を植えていきます。
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Tママも来て下さり、予定通りキンメツゲの足元に等間隔にスノードロップが植え込まれました。植え付け完了。球根は土の中にいる期間がとても大切だとみな同意見。雨が降り水分で球根も膨れ大きく成長します。太陽の力で地中深くから地上に向かってぐんぐん成長しますが深植えしすぎても芽がでなくなります。開花は再来年の早春になるかも知れません。楽しみですね。
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アジサイ ノリウツギ“ライムライト”。「園内のどこかのアジサイを挿し木されたのですか」とSママ。Sママはアジサイの挿し木などによくチャレンジされるそうです。これは春に根巻き苗を植えていただいたばかりでしたが、今夏花をたくさんつけてくれました。今の季節は柔らかな色合いに。秋色ピンクが優しげです。
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Yママは壁泉前のプールをお掃除中。ではいよいよ口紅スイセンの球根を植えていきましょう。球根数は多くはありませんが毎年株が大きくなってくれるでしょう。毎年2月頃には咲いてくれる口紅スイセン。Tママと植える深さを検討しています。
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相談の結果、皮がついた状態のスイセン球根計6個をこの春植栽したカシワの木の奥に植えることにしました。YママTママがシャベルで耕して下さっています。
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次々と現れるカワラ片、ガラや石など^^;。矢印形?をした大きな石板も発掘!スイセンが根を伸ばして毎年気持ちよく花を咲かせてくれるようにとの優しいお心遣い。ここに妥協はないママたち。球根を予定した六カ所に植える時間よりも、土中の埋没品を掘り起こす時間が大方だったような^^; 有り難うございました!
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カシワの木の支柱をしっかりと埋めて、スイセンの植え込みが完了!北の竹藪周辺が整然としていないので、また手入れをしましょう!とYママ。同感です。
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過日植えたハーブエリア。熊手でお掃除中。頭上のカシの大木から今でも毎日ドングリが落ちてきます。
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次は、このカシの大木の足元に明るいチューリップの球根を植えることに決まり。春、子ども達の目につきやすいかな。土を多めに足し、ピンク色の八重咲きチューリップ“ダブルユー”をSママと植えました。
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お花の写真ラベルは後ほどラミネートして、子ども達が見てわかるようにしましょう。ホースリールで水をたっぷりとあげてくださるSママ。
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次は、ビオトープのウッドデッキ近くに黒百合の球根を植えましょう。今日もカエルくんは色とりどりの落ち葉に囲まれて何だか幸せそう。
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ビオトープ横のナンキンハゼ。紅葉の落ち葉が水面を美しく飾っています。
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黒百合の球根。珍しい形です。たった二つですが、ウッドデッキを隔てた二カ所に植え込みました。夏場、この場所にオニヤンマがたくさんやってきて、始終この土の中に産卵していたことをお話ししながら。
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夏の間も、水辺に来る鳥を驚かすようにいつもユラユラと風に揺れていたコロカシア“ブラックマジック”。里芋の葉のようです。
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今年7月暑い最中、ビオトープ際に植えたヒューケラ“ファイヤーチーフ”。壁泉側の金木犀の足元はリグラリア“ミッドナイトレディ”。どれも元気に冬を越してくれますように。
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ビオトープからエントランスのサークルスペースに戻ると、大勢並んだ年長児達のお顔が見えました。「おかあさん、お庭をきれいにしてくれてありがとうございます!」と声を揃えてのご挨拶。お庭の作業に一呼吸おいたお母さま達からも思わず大きな笑みがこぼれていた喜ばしいひととき。
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ひみつの庭奥の空高くそびえる大木は“ナナミノキ(七実の木)”。現在、赤い実を枝一面につけています。烏丸今出川北東の同志社大学図書館前にも同じく大木ナナミノキがあり、この時季見事な赤い実をつけているのが見られます。
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とても高い木なので、これが椅子に乗って精一杯の撮影。
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ひみつの庭の入口ゲート前にあるモチノキの大木。春に随分剪定していただいたので今年はすっきりとしています。こちらのモチノキも毎年この時期には赤い実が枝先いっぱいに成り、鳥がたくさん集まってきています。
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赤い実を見上げながら「子ども達も下に落ちている赤い実を拾って遊んでいます」とchinami先生。おままごとの材料になっているのでしょうね^^
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黄葉しているのは大きな葉をつけたモクレン。お隣の銀杏の葉はほとんど落葉し、下のサツキの植え込み一面を覆っています。それを拾い集めて子ども達はバラの花束を作ります。
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アスレチック横の石製のすべり台から見えるモミジ紅葉。固定鉄棒の向こう側に広がる色とりどりのモミジ葉に陽が射し込みキラキラ輝いています。
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黄葉が綺麗です。下の溝も色とりどりのモミジで埋め尽くされています。
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ひみつの庭の外から大文字方向を眺めます。すぐ横に見える東山大文字もだいぶ色づいてきました。また一段と寒くなるようですが、子ども達は明日もお山の上で元気いっぱい過ごします。
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本日は、園内通信「お知らせ67」「お知らせ68(年長児用)」をお出ししました。
(「お知らせ66」は年長児用に使用しました)
内容は、
「お知らせ67」
◇ お招き会出演について
◇ 第2回“パパの日”開催について
◇ 園児の健康について
「お知らせ68」(年長児用)
◇ 園長先生との家庭教育相談について

2013.11.20

11月20日(水) / ひみつの庭の“ママの日”だより&ひみつの森の“パパの日”だより

いよいよ晩秋の候。今日は全園児でお外あそびの日で、優しい太陽の陽射しを感じながら思い思いの遊びをして過ごしました。お山は現在秋真っただ中、紅葉、黄葉がとても綺麗です。
銀杏の落ち葉がサツキの植え込みの上一面に落ちているのを一枚ずつ取って束ね、まるで本物のバラの花のようなお花づくりに専念している子ども達も。
年少児Kちゃんは、一生懸命小さな手で集めて形づくった可愛いバラを「はい」とくれます。また、年少児Sちゃんとモグラの盛り土を探しながら歩いてみました。すると数ヶ所の新しいモグラ塚を発見!。いつかモグラに出会えたらじっくり観察してみましょうね。その後Sちゃんは、お砂場の縁にそってモグラの穴を一生懸命掘り続けていました。
もみじ紅葉はこれからが本番です。皆さまも是非お山の秋をご覧下さい。
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“ママの日”だより (昨日11/19火曜日)
昨日午前中はわずか気温8~9℃ほど。山の大木の間を通り抜ける風の音、鳥の声が心地よく響く“ひみつの庭”でした。お庭をお掃除していると、「今日は小学校に行くよ」と年長児Dちゃん。昨日は三つの小学校の就学時健診があったのですが、本当に時が経つのは早いものですね。Dちゃん達が年少児だった頃の姿がついこの前のように脳裏に浮かぶのですが、はや来年は小学生とは・・・。
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“ひみつの庭”のビオトープ方向です。右中央の半円のレンガ敷きに植えた“ナンキンハゼ”が美しく紅葉しています。
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Mママはビオトープまわりを、Yママは築山、ハーブコーナーのお手入れの最中です。
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培養土を開けて、築山横のクリスマスホーリーの足元に「クロッカス」の球根を植えるためスコップで土を柔らかくします。
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芝が際まできているので固い場所もあります。クロッカスは植えどき9~12月。花どき2~4月。
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そこへ培養土を足して元の土と混ぜ合わせます。  丸い小さな球根。植えた数は計30個です。
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「地植えは深さ10㎝くらいね」と確認しながら。  早咲きクロッカス“シーベリートリカラー”生産地オランダ。
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すべて植え込み後、築山より撮影。赤く色づいてきたクリスマスホーリーの実。今日「うちのクリスマスホーリーの実が赤くなったよ」とお砂場でX’masケーキをつくりながら教えてくれたのは年少児Kちゃん。幼稚園といっしょだね。
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“ひみつの庭”玄関サークルスペースに沿って植栽したキンメツゲ。春には明るい黄緑色の新芽が楽しめます。この足元にフランスのお庭から届いた「スノードロップ」を植えていきます。
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        フランスでは1月2月頃からお庭一面にスノードロップが咲く姿が見られるそうです。
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シャベルでゆっくりキンメツゲの足元の土をほぐしていきます。壁泉へ向くコーナーにも。
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スコップでほぐして下さるYママ。次は培養土をてみに分けて足元にすきこんでいきます。
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この辺りの落ち葉もはじめに拾い集めておき、いずれキンメツゲのトピアリー沿いに愛らしい「スノードロップ」が咲くことを夢見て。
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          ツゲの植栽と芝生のカーブに沿って土が十分に敷き詰められた様子です。
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そこへSiママが来て下さいました。お腹の赤ちゃんは早6ヶ月だそうです。赤ちゃんとともに、夏から時間が経過したビオトープの様子を見に来て下さいました。
ご持参のゴム手袋、ネーム入りで何だか素敵。「メダカ、タナゴ、ヨシノボリ、二枚貝が元気に育っていてよかったです」と。ただ、9月以降に増えた藻類のことを仰いました。現在ビオの水は比較的綺麗でSiママも驚かれるほどでしたが、綿のような緑の藻が繁殖すると魚が動けなくなったり、水の中まで光が届かなくなるため取り除いた方がよいとのこと。
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カエルくん、いつも池を守っていてくれてありがとう ♡♡♡ デンジソウ、ナンキンハゼの紅葉の落ち葉が水面を飾っています。
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Siママにはお腹を曲げていただく訳にはいきません。藻が繁殖している対面に行き、そっと手で引き上げてみます。過日に確認したときには大きくなったオタマジャクシが藻の中で気持ちよさそうに戯れていたように見えましたがやはり安全ではありません。「バケツに一度とって、卵や生き物がいないかを確かめてあげるとよいかも知れません」とSiママ。なるほど~。
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ここは絶滅危惧種の水生植物アサザの生息エリア。ヤゴ、メダカ、オタマジャクシなどが大好きな場所。ゆっくり成長してきたアサザを痛めないようにそっと確かめながら藻を取り上げてみます。
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水面を美しく構成するアサザ&浮き草。水生植物の自然の色合いが何とも言えないニュアンス。浮き草はとても小さな植物ですが種をつけるようです。また浮き草のまわりには微生物がたくさん住み、周りの水が浄化されてよい環境が保たれます。
「冬には枯れますから、今の間に水槽に採って室内で管理し春に水に戻してあげるのも一つの手です」とSiママ。冬のビオトープ、これからどのようになるのでしょう。魚たちも元気で越冬してほしいものです。
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ひと目見て、ビオトープ内のどこにどのような生き物が棲んでいるのかの見当がつくSiママ。手をとめて水場の作業を見守って下さるYママMママの姿も。
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ここは夏以降大きく成長したタナゴ達が、二枚貝の存在を気にしながら数匹で泳いでやってくる様子が見られる場所です。二枚貝(ドブ貝)も二回りほど大きくなりました。ほぼ同じ場所でお気に入りの場所を定め豊富なプランクトンを食べて成長してくれているのです。ビオトープには一切エサを入れていませんが、少しずつ堆積した砂泥の中から食べ物が得られる環境が出来上がっていたようです。

タナゴ、二枚貝、ヨシノボリの共生のバランスが上手く保たれている結果、何とタナゴの赤ちゃんがメダカに混ざって泳いでいるのが見られますとのこと。私にはすべてクロメダカの稚魚にしか見えませんでしたが(一応、小学生の頃から机の上に置いたガラス水槽でメダカを飼っていましたから稚魚の姿は目に焼き付いているのですが・・)、メダカの子の尾びれとタナゴの子の尾びれは形が少々違うとのこと。
タナゴの子が産まれていたとは何て嬉しいこと!タナゴが二枚貝(雌雄のいずれにも)の中に産卵管をのばして産卵し、二枚貝はタナゴの稚魚が孵ったら殻を開いて稚魚を外界へ出してあげる。二枚貝の幼生はヨシノボリのヒレやエラに寄生し、しばらくすると魚から離れて幼貝となり底生生活をはじめる。素晴らしい共生関係の上で産まれたタナゴの子です。
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「二枚貝にも雌雄あり見分け方があります。外殻のふくらみのある部分が僅かながら重みが感じられるのが雌です」と。はぁ~。貝の雌雄を考えたことがなかった私は驚き桃の木の境地に。ではタナゴは貝の雌に産卵するのですか?とたずねると、「雌雄どちらにも産卵可能です」とのこと。何て偉い二枚貝たち。そうしてタナゴの卵を守り育て社会に旅立たせる役割を冷たい水の中で生息しながら担っていることに感動を覚えます。
環境破壊により川で採れる一部の貝が両生化しているケースがあると以前何かで知りましたが、絶滅危惧種に指定されているこのイシガイ科のドブ貝はこの先も雌雄異体で生存できるのでしょうか。

特に手立てを打った訳ではありませんが、10月以降気温が低くなり水中のアオコの発生が抑わったためにビオトープの水に透明感が出てきたことを話していました。ただ、来春予想されるクスノキの大木から落ちる多量の春落葉がビオトープ内を埋める可能性があること、唯一それが心配の種ではあります。
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「泳いでいる稚魚を見ると大きさが違うのが混ざっているので、タナゴが時期違いで数回に分けて二枚貝に産卵したのでしょう」とSiママ。二枚貝の幼生が寄生するヨシノボリが棲んでいるエリアもほぼ予想がつくそうです。
「この場所の藻は砂でできたヨシノボリの住み処を崩すといけないので、手をつけずにそのままがよいかも知れませんね」とのこと。
水中で目を凝らしても見えないところが見えるSiママは、水辺の生態をとてもよくご存じなだけでなく、水辺のタナゴをのぞきながら「えらいね~。よくがんばったね~。」と無事産卵を済ませたタナゴに声をかけておられる姿がとても印象的でした^^)。
Siママもどうかお体お大事にお過ごし下さいますように祈るばかりです。
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 <ナンキンハゼ(南京黄櫨)> トウダイグサ科  学名 Triadica sebifera 原産地 中国
10~11月に落葉し6~7月に白い花が咲く。花にはチョウ、テントウムシなどの昆虫が集まり、種子はヒヨドリなどの鳥が食べにくる。葉は染料に使用。
紅葉が美しく、ビオトープ横の半円煉瓦敷きスペースに可愛い形の落ち葉を子ども達が見られるのを期待してこの春植栽。
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ママたちの活動が終了後、再度ドブ貝を手に取って暫し1人で観察しました。どのようにしてタナゴの産卵を受け入れるのだろうか~、と考えていると、一つの貝の口が少し開いたようでした。タナゴが産卵した受精卵は約二日間で二枚貝の鰓(エラ)等の場所で孵化し、約一ヶ月後に二枚貝の中から水中に出てきます。
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小さな頃にもよく琵琶湖でシジミと一緒に手にしたお馴染みの二枚貝ではありますが、大事なお役目を受け持ちつつ共に自分の子どもも育んでいると思われるドブ貝の生き方が素晴らしい、とさえ思えてきます。
ビオトープが出来た7月半ばに投入した時には二枚貝の数が4~5個と少なく、20匹はいるタナゴの産卵に二枚貝が対応しきれずにストレスを感じて死んでしまう可能性がある、と何かにあったので、回避するために夏休みに琵琶湖で採取した20~30個のドブ貝を入水しました。しかし束の間、夏に繁殖して大きくなった数え切れないほどの数のオタマジャクシが、口を開けた二枚貝の中に何匹もが頭を突っ込んで食べている姿を見て愕然としました。水辺のビオトープを命の場とするオタマジャクシにとっては格好のエサとなったのですが、二枚貝の数がたった数個になってしまい、産卵できなくなったタナゴの生息も危ぶまれるのが心配の種でした。
現在、ほぼ二個のドブ貝がしっかり成長した暁に、大事なお役目を果たしていることを想い感動を覚えます。
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貝に、ありがとう・・・と語りかけていると、すっと貝が開いたのです。まるで「どういたしまして」と応えるように・・・^^。陸上と同じく水中にも生き物の不思議の世界が息づいています。
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琵琶湖で夏に採ったオオカナダモも根付きました。右上写真はデッキの下をねぐら?にしているモグラの移動の跡です。盛り土はいつも芝生の辺りに幾つも見られます。
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水面に樹木の陰影が浮かび、ナンキンハゼの落ち葉が流れて来ました。水辺は子ども達も大好きな場所です。一瞬では見えない深い世界が季節ごとの水辺のビオトープに確かに潜んでいるようです。
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左上写真中央に(分かりづらいですが)、タナゴが泳いでいます。右上写真はメダカやタナゴの稚魚(きっと)が集まっている様子です。
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久しぶりに登場のライオンLeoの壁泉。晩秋の木漏れ日がコーラルの石板に射しています。いよいよひみつの庭の水辺も冬を迎えます。冬場のビオトープもきっと新たな発見が待っています。
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“パパの日”だより (先週末11/16土曜日)
過日16日は、「ひみつの森」のパパの日がスタートしました。
週末の休息日の中をお父さま方がお集まり下さり、9時30分スタートで「ひみつの森」へみんなで向かいました。ひみつの庭より約4~5分歩いた所を基地とし、片石造園さん、土橋左官店さんのリードにより倒木処理や樹木の剪定を行いました。
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全員を前に、片石さんより樹木にノコギリを当てるときの方法が説明されます。樹木の傾斜をみて判断しながらきり進めます。方向を違えると危ないことにもなります。
ノコギリは一般的によく使われているものを調達してみましたが、みなさんよく切れると仰り一安心。切る木、残す木を選別して次々に木をカットされるお父さま方のパワーにより、辺りがどんどん明るくなっていきます。
「このような経験はなかなかできないですよねー」と明るい笑顔で仰って下さるお父さま。有り難いお言葉に感謝です。
光が射さなくなった森は樹上ばかりに葉が広がりますから、樹木一本カットすると青空が随分見えるようになりました。
力を合わせて切った樹木を一カ所に集めたり、途中はさんだ休憩後は、さらにパワーアップして作業が進められました。
コナラ、ミズナラ、アベマキなど子ども達が大好きな木の実がなる木はそのままです。私は熊手で足元や森の通路の手入れをしました。瓦礫などもたくさんありますから、次回は瓦礫袋にそれらを集められたらと考えています。
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すっかり明るくなった森の景色です。年明け頃に大木は片石さんが動力で手入れして下さる予定です。
さすがに気候も涼しくなったため、ハチや虫などの心配もまったくありません。
次回は樹木の処理、森の入口~通路に沿って生えている笹の刈り込みを刈り込みバサミを使用して行い、さらに森の見通しがよくなる期待ができます。刈り込みバサミも準備致します。
次回も皆さまのご参加をどうぞよろしくお願い致します。我こそはと思われるお父さまは是非ともご参集お待ちしています。

2013.11.13

11月12日(火) / お買い物ごっこ招待状・“ママの日”だより

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    ~代表で各クラスのお当番さんが園長室まで届けにきてくれたお買い物ごっこ用のバッグ~
       きれいな色のパッチワーク製です。中は・・・、たくさんのお金が入っていました。
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10えん玉や○○○・・えん玉。1000えん札や1000000えん札などがたくさん。手書きの可愛らしい数字がいっぱい書かれています!
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             招待状はうちわ形。すじすじ帽子のカシのドングリくん。
             裏面はメッセージ入り。一人ずつ順番に字を書いたそうです。
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今朝の年少クラスのミニコーナーを隠し撮り(*^_^*)。 おいしい「おやましょくどう」って書かれています!

明後日はいよいよ「お買い物ごっこ」。各クラスみんなでつくってきた品が園庭に一堂に並びます。売り手に、買い手になってお買い物を楽しむ日。どうぞよいお天気になりますように。
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“ママの日”だより~~
 今朝は今シーズン一番の冷え込みとなりました。北海道は氷点下で雪、東京では木枯らし1号が昨年より一週間早く吹いたとのこと。京都も今朝はわずか5度。いよいよ冬めいてきました。
 そんな中、火曜日“ママの日”は、前回に続き“ひみつの庭”のお掃除後、北のハーブエリアでの作業を行いました。ハーブは種まき、挿し木、苗の植栽時期としては春4月5月、また秋は9月10月頃が適しています。秋の幼稚園行事などを終えてようやく準備が整った今日が“ひみつの庭”でのハーブ植栽の最適時季!と考えましょうか。冬の寒さにも比較的強いハーブばかりなので、元気に根付いてくれることを祈っています。
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コモンセージ、ゴールデンセージ、レモンバーム、ペパーミント、パイナップルミント、ローズマリーの6種類。
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「ここにカシの木があったのですね」とMoママ。       I ママも来て下さりお庭のお掃除開始です。
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あらっ、可愛いお友だちKちゃんも小さな熊手がなかなか上手! かたわらハーブの植栽デザインを思案中。
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積極的に取り組むKちゃん。手つきもなかなか。      Hママも来られしばしのtalking time。
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手つき、腰つきとも堂に入ったもの。はじめは熊手の先が裏向きでしたが、しっかり下向きに使えるようになった^^そうです。太郎先生教授の賜物?! でも本当に上手!
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Yママは庭の中の細かな変化によく気づかれます。今日もモグラの形跡を発見。調べるとこの盛り土は「モグラ塚」と言うそうです。右写真はすでに手でほぐした後のものですがはじめはもっこりと土が盛り上がっていました。いつモグラが活動しているのでしょうね。

〔以下、ウィキペディアより〕
「モグラは地下にトンネルを掘り、その中で生活する。ただし、掘削作業は重労働であるため積極的に穴掘りを行うわけではなく、主となるのは既存のトンネルの修復や改修である。地表付近にトンネルを掘ったり、巣の外へ排出された残土が積みあがるなどの理由で、地上には土の盛り上がった場所ができる。これを「モグラ塚」という。
 地中に棲むミミズや昆虫の幼虫を主な食物としている。多くの種に見られる狩猟法は、一定の範囲内に掘られたトンネルに偶然引っかかってトンネル内に落下してきた獲物を感知・採取するという方法である。そのため、モグラのトンネルは巣であるのと同時に狩猟用の罠となっている。
~途中略~。
地中での生活が主であるが実は泳ぎが上手く、移動中やむなく水辺に当たった場合などは泳いで移動をする。」

前回のママの日にも「モグラ塚」を見ましたが、“ひみつの庭”外側のコンポスト辺りから地中を潜り、庭の中に入ってウッドデッキの下を通過して築山方面が移動ルートとなっている模様です。
以前、自宅で飼っていた猫(大人のサバトラ♂pipi)がモグラを家の中に持ち帰ったことがありました。助けて庭の土に放してあげると、瞬く間に土中に潜って見えなくなったことがありました。園の子ども達もいつかモグラに出会うかも知れません(*^_^*)
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園長室に置き忘れてきたセージ苗ケースも合流。さて、前回ならした土の上にオーストラリア産ピートモスを一袋追加します。ピートモスは通気性、保水性、保肥性に富んで非常に軽く、元々の粘土質傾向にある土をさらに改良してくれます。
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美しくなった芝生の奥で作業が始まっています。        横一列で作業をしています。
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ピートモスをよく混ぜ合わせていきます。小さなKちゃんもよく見ています。上手にお手伝い中。
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前回blogで苦土石灰(くどせっかい)をまくと言っていましたが、調べたところ苦土石灰はすぐに効き目が出ますが、やがて土が固くなり土壌の有用菌が死滅するとありましたので、有機石灰(カキ殻や貝化石が原料〉を調達しました。ただし苦土石灰と比較して効き目はゆっくり。ですがこれも急がば回れです。有機石灰はなるほど貝の粉末のようなよい手触りです。説明を読み、まく量を確かめながら。
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有機石灰を手でサラサラと土の上に振りまいていきます。有機石灰の土への浸透は時間がかかります。なので、すでに弱アルカリ性に調整したハーブ用の土の残りも投入することに。
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スコップでサクリサクリと混ぜ合わせていきます。土はふんわり、サラサラ・・、何とも言えない癒しのひととき。さて、次は・・・。
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出来上がったハーブの土壌に苗を順に仮置きです。植え込み完成はまだ先ですが、植栽後のイメージが描ける嬉しい時でもあります。
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ではでは、ハーブ苗を選んでアレンジしていきましょう。ダンボール板の図を見ながら少しずつ。ウエーブエッジ(隣り合わせのハーブとの仕切り)を埋め込む場所は麻紐で目印をつけます。
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ウエーブエッジを取り出します。すでにハーブエリアに埋め込みされた外側のエッジラインに沿って苗を配置してくださるIママ。
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ウエーブエッジで仕切っていると、「あっ!こんなところに何かの卵が」と淡いきれいな色の卵を発見したHママ。オオカマキリの卵は5月頃から孵化し、ある時100匹以上もの子どもカマキリが一斉に出てくる日があります。小さな子どもカマキリは秋までの間に少しずつ大きく成長していきます。
ちょうど昨日今日の2日間に渡り、ゆきぐみほしぐみ園舎の外のネットで、お腹の大きなカマキリのお母さんが産卵場所を求めてさまよっている姿を子ども達と見守っていたところでした。木々の枝ではなく、子ども達の賑やかな声がカマキリのお母さんは気に入っているのかも知れません。
オオカマキリは産卵を終えると数日間同じ場所にいて卵を見守っています。やがてお母さんカマキリの姿は見られなくなります。カマキリの話題とともに、植栽は続きました。
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結構大きく成長しているパイナップルミント。触れるとよい香りがします。左隣の宿根草エリアにはフジバカマが今も咲いています。さすがに寒くなったのでアサギマダラの姿は11月初め頃から見られなくなりました。
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おおよその長さでウエーブエッジをはさみでカットして、半分以上を土に埋め込みます。
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「レモンバームが成長すると、バックに植栽してあるキンメツゲに当たりそうですね」とIママ。ママはいつも優しい気配りをされます。ツゲの枝を整理することにします。
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お話しながら手は動き続けています。ポットから苗をそっとはずして根を大切に土に植えていきます。植えたら強く押さえずそっと土をならします。今日は苗の数が多く本格的な植え付け作業日となりました。
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ほぼ、ハーブ苗の植栽完了。隅っこのエリアの下にはまたまた竹の根っこが存在しました。YママSママがシャベルで相当深く掘り起こして下さいましたが、古く大きな竹の地下茎ががっちりと石のように横たわっていました。やむなく断念することに。
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それでは本日の記念写真。Kちゃんも一緒にパチリ。皆さま今日も有り難うございました!
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一面に植え込まれたハーブ苗たち。上から眺めるとモザイクのようで綺麗です。せめてあと暫くの間、温かな陽射しがハーブに降り注いでくれますようにと願います。
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“ひみつの庭”の裏門辺りにゆるやかなカーブを描いたハーブエリア。左端からコモンセージ。ヨーロッパ地中海が原産で大きな株になると高さ70㎝ほどになり、春に花をつけます。葉はお料理、ハーブティーに利用。和名サルビア。英名コモンセージ。
確か英語のsausageは、香辛料のセージ(sage)が使われたことが由来。学名 Salvia officinalis。
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カラーリーフセージのゴールデンセージ。グリーンと黄緑とのコンビネーションが美しい。右はローズマリー“レックス”。聖母マリアがキリストの産着をローズマリーの茂みに干したという言い伝えがある尊い植物。この香りは脳の働きを活発にして記憶力を高めたりも、お肉、お魚料理に幅広く利用できます。レックスは立ち性で紫色の花が咲きます。
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ペパーミント。古くはギリシャ・ローマ時代から薬用として使われもっとも身近なハーブ。ミントの葉を摘みちぎってポットへ。お湯を注ぐだけで香りのよいフレッシュハーブティーのできあがり。右はパイナップルミント。本当にパイナップルのよい香り。
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レモンバームも放任で大株になります。ペパーミントとミックスしてお茶に、またサラダにも使えます。植栽中、レモンのよい香りが漂っていました。右はヨーロッパから海を渡ってきたご縁のセージ。大きく育ってくれますように!
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                   次回はこちらの球根たちをお庭に植える予定です!
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                   こちらは、卒園児Maママから譲り受けました。
                   フランス アミアンから届いたスノードロップの可愛い球根たち。
                   これも次回是非植えたいと思います。
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過日のママの日に植えたメキシカンセージとラベンダー。すくすく育ち、メキシカンセージはただ今満開でよい香りをたたえています。来年はさらに大きな株になって“ひみつの庭”の正面奥に明るい彩りをのぞかせてくれることでしょう。

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