2017.06.20

6月20日(火) /  睡蓮 “Burgundy Princess”・ひみつの庭の”ママの日”だより・発表会に向けて


<睡蓮> スイレン科 原産地 世界中の熱帯~温帯地域 学名 Nymphaeaceae”Burgundy Princess” 英名 Water lilly

     

こちらは赤花の温帯性睡蓮”バーガンディ・プリンセス”。前出のブログの睡蓮”ポストリングバーグ”とほぼ同じ時期から、こちらはひみつの庭のビオトープ横の睡蓮鉢で花を咲かせています。年間を通して屋外で育てられる睡蓮で冬場もそのままです。昨年よりも大きな花を咲かせましたが、花が甘いのかアリがよく行き来しています。
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本日9時半より、6月生まれのお誕生会を第三園舎で行いました。全員で、次に学年ごとに今月のお歌を歌いながらお祝いをしました。紫陽花の美しい季節に生まれた子ども達。それぞれのお名前が呼ばれると夏の空のように清々しいお返事の声が聞こえてきました。なんと、呼ばれて前に出てくる6月生まれの子ははじめ男の子ばかりが続くので驚きました。全員で12名のうち11名が男の子、紅一点で女の子が1名でした。お誕生月を迎え、さらに大きく成長していきますように。その後、時の記念日[6月10日(土)]にちなみ、先生達からの出し物は、手作り時計の針を進ませながら家庭と幼稚園の生活を劇仕立てで再現し、時間の大切さを楽しみながらみんなで考えられるというパフォーマンスでした。子ども達にわかりやすく、大人も共に有意義な時間となりました。

ひみつの庭の”ママの日”だより

10時半。本日も爽やかな快晴に恵まれました。すでにひみつの庭にはお母さま方の姿があります。

樹木の下の落ち葉や芝生の中をお手入れされています。

ひみつの庭の奥、北側エリアを、また築山周辺の芝の中にたくさん生えている別の草を手で抜いて下さっています。

ちょうど、外あそび中の子ども達が水辺にやってきました。お目当てはカエル🐸や魚類🐟、また水辺に集まる昆虫たち。 ウッドデッキ横の里桜の周辺をお手入れ中のママの姿も。

こちらは浮葉性植物で準絶滅危惧種となるアサザの花。以前に信州で水面に広がる姿を見て感動し、絶滅危惧種と知り数株ビオトープに入れたのが思い返せば4年前の夏の頃。今年もビオトープの一番奥のエリアで健在です。

アサザの手前に広がるこちらは同じく水草のミズキンバイとその黄色い花。こちらは苗を入れた覚えがなく自然に生え?広がってきました。ビオトープの中央にある睡蓮を覆うほど旺盛に広がってきたため少し刈り込む前に調べてみると、こちらも環境省レッドリストに上がる絶滅危惧II類とありました。

(Wikipediaより)
[ミズキンバイの生育が確認されているのは千葉県、神奈川県、高知県および宮崎県の4県のみであり、環境省レッドデータブックでは絶滅危惧IA類に指定されていたが、2007年版RLでは絶滅危惧II類に分類された。]

とあります。ビオトープをミズキンパイの根が覆ってしまわないように気をつけながらもこの種を大事にしなければ、と再認識しています。このミズキンバイの中には魚類や昆虫の幼虫、カエルなどがそっと身を潜める場所となっています。

ひみつの庭の一番奥のハーブエリアをお手入れ下さるママ。今年もレモンバームは依然旺盛でしょうか😊 築山のてっぺんも芝生以外の草やコケなどが生えています。放っておくと芝生はいずれ他の草に取って代わりますのでやはりお手入れは欠かせません。

子ども達の植えたトマトの付近を気掛けて下さいます。 こちらの築山のふもとはぐんぐん芝生が生えることを願うばかりです。

私はビオトープ中央の睡蓮のところまで繁殖したミズキンバイを思い切って随分カットしました。環境に適しているのかいくらでも根を伸ばして繁殖する気配です。奥のアサザも押しやられる勢いです。 横のライオン壁泉はことりぐみの子ども達の姿です。一度に三匹も羽化したアゲハチョウを、みんなでお空に返してあげる時間がありました。

年少児たちがトマトにお水をあげています。大きく育ったトマトの苗には結構大きい緑色の実が成っています。もうすぐ赤くなるかな😊

お水はおいしいかな? はやく大きくなってね、とお世話をすることりぐみの子ども達。

近づくとトマトの香りがするようです。お山のカラスに実を食べられませんように・・。白いネットで守っています。

外あそびの流れとともに、栽培しているお野菜のお世話をすることが習慣になった子ども達。太陽とお水は毎日たっぷりもらっています。

西洋紫陽花が淡く色づいています。「せんせい、あじさいのたねがほしいの」と言ってたKちゃん。紫陽花は挿し木で増やすことが多く種のことはあまり考えたことがありませんでした。種が上手くできるものとできない種類がありますが、どこかで種ができたら一緒にとろうね、とお話しています。

年長児クラスのきゅうりは次々に大きすぎるくらいの実ができています。他の学年にもあげられるほどです😊

配送先から荷物が届いた旨の連絡がりょうま先生から入りました。天気のよい日をなるべく指定すると本日火曜日に届きました。早速、園長室近くであそんでいた年長クラスの子ども達と先生が、とても重たい荷物を一緒に運んでくれました。さて中身は何でしょうか。 先日、子ども達が入れてくれたのは黒めだかですが、今日も同じく黒メダカ🐟です。二度に分けて調達をしました。ビオトープの真ん中まで移動します。

ふたを開けて早速観察中。

こちらは200匹の黒めだかですがもう一つの箱が届いていて、まだ園長室に残っています。合わせると400匹ほどになるでしょう。 さあ、みんなで箱を傾けながら入れてあげます。

本当はビオトープの水温と合わせるために、暫く水合わせをしてから入れてあげるとよいのですが、ビオトープの水もひんやりしておりほぼ同じくらいでしょう。

群れになって泳いでいく黒めだかの姿をしばらく目で追います。

ひみつの庭の北奥エリアでは年長クラスの女の子達がいました。「ここはね、上の木から実がいつも落ちていたよ。その草の中にもいっぱい落ちていたよ」と話してくれます。そうね。本当にたくさんのビワの実が成っていましたが、見る見るその実がなくなりました。たくさんビワの実が成ればみんなで食べられるね、なんて話していたのに、お山の鳥たちがこの実が大好きで、ほとんど今は実がありません。どんな鳥が食べていたのでしょうか? きっと太陽が昇るとともに、元気な鳥たちが美味しい朝ごはんにしたのかもしれないね🐤🐦🐥

年長クラスの女の子達が届いたメキシカンセージの紫色のお花を見つけました。6株ほど届きました。秋から開花する花ですが、こちらは花が咲きすすんだものがまだ残っていました。大き目の株だからでしょう。

こちらは先ほどのビオトープのミズキンバイの群生。中央にアゲハチョウが見えるでしょうか。ミズキンバイの花の蜜を吸っているのが間近で確認できました。

左へ飛び、そしてこのミズキンバイの中を元気に動いています。今までこの水草の中にアゲハチョウが来たことはなかったのに・・・。 そう😊 きっと先ほど、ことりぐみの子ども達が空へ放したチョウが、一匹だけ、すぐ側のミズキンバイの花へ飛んできたのかも知れません。

恐らくそうでしょう。 翅をはためかせながら元気に水草の茂みと戯れる姿が暫く見られました。

「スイカの畑に見慣れない葉が育って大きくなっていましたけど・・あれは、もしかして接ぎ木苗の元のものが伸びてきているのではないでしょうか?」とYママ。そう、こちらの苗は接ぎ木苗なので、これは瓜か何かの葉でしょうか、と私。早速、栄養がスイカに回らないといけないのでカットすることに。

これは瓜ですね、きっと。強い種類の植物を元苗として、スイカを接いで育てる方法ですね。 それにしても立派な葉と蔓です。

よく気づいて下さいました。私は子蔓からこんな葉も出てくるのかしら?と一瞬思っただけでした💦。皆さんとても博識です😊 そしてスイカの受粉の話に移りました。午前の早いうちに雄花を取って雌花に花粉をつける作業がスイカは必要です。風や虫などが媒介となってくれるとよいのですがスイカは少し難しそうです。一度、年中クラスの先生とやってみましたがそれで受粉できたかどうかはわかりません。雌花の元がふくらんでいるので早く大きくなり実をつけてほしいと願っているところです。Yママは現在プランター栽培で育てておられる小玉スイカの受粉を朝5時にされたとのこと!早朝に花の花粉が開くそうです。

方法を実演して下さいました。雄花の花びらをすべて取って、花粉が雌花に届きやすい形にしてから雌花にそっと花粉を付けるようにするとよいとのこと。なるほど~😊

夏野菜のきゅうりやトマトは比較的育てやすいのですが、スイカは今回が初チャレンジです。上手く実が収穫できますように!とみんなで願っているところです。7月半ばより夏休みに入りますので大玉は時期的に収穫が間に合わないと考え小玉スイカにしましたが・・、さて、どうなるでしょうか。梅雨間にもぐんぐん成長して、スイカの実が大きくなってくれるようにみんなで応援したいところです。

(放課後に先生達と確認すると、花もたくさん増えツルもまだ広がっていますので、もう少しスイカ畑の幅を広げることにしました。7月中に間に合わなければ夏休み中にたくさんスイカが大きくなってほしいと思います。9月に入っての収穫をお楽しみにするのもまた一つです。現在、年長クラスのきゅうりが次々に出来ていますので、他の学年も少しずつきゅうりの試食をする予定です)

先にお帰りになった5名のママ達も暑い中お疲れ様でした。この後、冷たいハーブコーディアル飲料で暫しのどを潤していただきつつ、楽しくお話を交わす時が流れました。本日も皆さま有難うございました。
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発表会に向けて練習中(クラス一部)(6/16(金)記録)

先週末、毎日練習している様子を見にクラスを訪問しました。どのクラスも楽しみながら頑張っているところです。

年少クラス 音楽に合わせ少しずつ覚えています。歌を歌いながら笑顔いっぱいのお遊戯練習です。

年中クラス 隊形を変えながら場所もよく覚えています。他のグループのお遊戯も横で踊っています。

年長クラス スタートの部分。音楽にのってダイナミックに動く姿があります。

こちらは年少クラスのヒマワリ。大きく成長しています。見上げる高さになるでしょう。

西洋紫陽花が満開の頃。右写真は柿の小さな実です。秋にはたくさん実ができそうです。

こちらは今朝の第5グループさん到着の様子です。一番乗りで元気に到着しました(tomomi
先生と一緒に)。

こちらは子ども達が登園後、ふと近くに止まっていたヒカゲチョウです。

近づいても逃げません。チョウは不思議です。そっと近づいていくと逆に逃げずにポーズをしてくれているように思えてきます。そこへ年中のAちゃん親子と出会いました。「あっちの葉っぱに止まったよ」とAちゃんが教えてくれます。

そっともう一度近づいてカメラ📷を向けると、翅を広げながらもやっぱりじっとポーズをしてくれます。チョウは優しいです💗

こちらの気持ちがわかるのでしょうか。戻ってきてほしいと願うと舞い戻ってきてくれることもあります。チョウは幸せの象徴のような生き物だと思います。

2017.06.14

6月14日(水) / 睡蓮 “Postlingberg”・ひみつの庭の”ママの日”だより(6/13記録)・お魚の放流・きゅうりをいただく(年長)・アゲハを空へ(年中)・花の日礼拝のお花⚘


<睡蓮> スイレン科 原産地 世界中の熱帯~温帯地域 学名 Nymphaeaceae”Postlingberg” 英名 Water lilly

     

5月中からビオトープ中ほどで開花している睡蓮”ポストリングバーグ”。睡蓮は、夕方には眠るように水の中に花を閉じることから名付けられた名前で、未(ヒツジ)の刻(午後2時頃)に咲くことから別名で羊草(ヒツジグサ)とも呼ばれます。

学名のNymphaeaceaeはギリシア神話に登場するニンフ(nymph)に由来。ニンフは英雄ヘラクレスに捨てられナイル川に身を投じて睡蓮になった妖精のことだそうです。そんな悲しいお話とは異なり、古代エジプトでは太陽がナイル三角州の睡蓮の花から昇り、また太陽神ラーが睡蓮の花から生まれたとされるので、睡蓮は太陽のシンボルである神聖な花で「ナイルの花嫁」とも呼ばれているそうです。また復活の象徴としてミイラの上にも載せられていたようです。

画家モネの絵画でも有名すぎる睡蓮ですが、好きな花の色を選び睡蓮鉢でメダカと一緒に育てると涼し気な夏空間も楽しめます。今年の夏は猛暑と聞きました。是非お楽しみになってはいかがでしょうか。
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ひみつの庭の”ママの日”だより(6/13(火)記録)

6月半ばにあって爽やかなよい気候が続いています。昨日の”ママの日だより”とともにひみつの庭のビオトープの子ども達の様子をお届けします。

10時半。この日集って下さったお母さま方が前回の芝の手入れで足らなかった土を補給して下さることになりました。早速、芝生の土、川砂、肥料などを混ぜ合わせているところです。

一輪車の上でほどよくミックスした土を、ふるいなどに移して運びます。

どうしても芝生が抜けてしまいダメになってしまう築山の下辺り、ここはやはり土が固い場所です。築山の上の方へ向けてまいていかれます。

一方、ビオトープには年少児さんが水辺にやってきました。水が澄み、底まで見通せるようになってこの時季とても気持ちのよいエリアです。毎日トンボが水面に産卵しにやってきたり、トンボの縄張り争いの羽音がダイナミックに聞こえてきます。

昨秋から冬にかけ、静かな夕方になると大きな灰色のサギがやってきてビオトープの中にじっと佇む姿があったそうです。恐らくそれらの鳥類が魚たちを食べてしまったのでしょう。すっかり魚類が見られなくなり寂しくなった水辺でしたので、少しずつ水生生物を入れることにしました。自然の中なので水辺は空から鳥が、お野菜などは猿やカラスに狙われます。今はその対策を施しながら大事に育てているところです。

左の箱にはミナミヌマエビが300匹ほど、右の箱には黒めだかが300匹ほど入っています。ビオトープのお魚を観察する絶好の機会ととらえ子ども達に水の中に入れてもらうことにしました。

年少たんぽぽぐみ 透明のコップでメダカをすくいます。 傍ら、ひみつの庭の入口をお掃除して下さるママの姿も。

みんなが育てているお野菜の足元にも雑草がニョキニョキ生えてきます。丁寧に手入れをされています。 こちらはヌマエビの箱。ヌマエビは動きが早いのでメダカよりもコップにすくいにくいかも知れません。

絶え間なくいつも落ち葉があり、てみに集められるママ。 芝生のエアレーション等のお手入れ後、約一カ月もたつと青々とした芝生が成長してくれますように。

年少ことりぐみ メダカ、ヌマエビをどちらも一度ずつすくい、水の中にそっとかえしてあげています。低いところから優しく入れてあげています。

そっと、やさしく、そうそう。みんな上手に入れてあげています。

たくさんコップに入ったよ、これを入れていい? どうぞ~。 上手く取れたね。さあお水に入れてあげて。           

お魚が喜んでいるね、じょうずね。            春からは芝生以外の草がどんどん伸びてきます。と同時に根っこも深くなるので抜くのも力が要ります。雑草抜きの道具がありますのでそれらも駆使されます。

芝生横の大木カシの木から築山に落ちたドングリが芽を出していることもあります。芝生の中に生える他の草は抜いておく必要があります。 草抜きの作業を続けて下さるママ達。

年中ゆきぐみ これは何かな?とたずねると「メダカ!」とかえります。みんなよく知っています。小型のヌマエビも独特の形でスイッ、スイッと素早く飛ぶように泳ぎます。 こうして下からそっと水の中に入れてあげて下さいね。

みんな優しく上手に入れてあげています。ヌマエビはとても敏感な生き物なので隠れる場所が必要です。すでに配送によるストレスなどで赤くなってしまったエビもいます。「エビが弱ってるよ」と気づけるKくん。よく見ているね。

黒めだか、ミナミヌマエビをどちらも水に入れてあげます。コップも10個ほどありますがみんなで仲良く交代で受け渡しをしながらです。

入れられたかな。水の中にみんなで入れてあげたお魚たちがビオトープでスイスイ元気に泳ぐ姿が見られますように。

元気に泳いでいく姿を見てみんなはどう思ったかな?なにを考えていたのかな? そんな子ども達の言葉も是非ひろってみたいものです。

夏アジサイのノリウツギの辺りを、またメキシカンセージの植え込みの辺りを丹念に草抜きをして下さっています。

大きな鉢の中もすっきりしたのですね。いつの間にやら手を入れて下さるママ。 年中ほしぐみがやってきました。

このコップですくってあげます。ゆっくりね。         入れてあげられたかな。

ママ達のコツコツ細やかな作業のお蔭で毎週磨き上げられていくひみつの庭です。子ども達が園で活動をするためには何につけその背景となる舞台セッティングが必要ですが、ママ達には幼児教育しぜん分野の取り組みの場を、また自然の中に身を置き子ども達が心を解放できる場の土壌作りにお力添えをいただいています。

さて、ひみつの森から帰ってきた年長児たちです。ちょうどつきBぐみのみんなは、産卵後は森に棲むモリアオガエルの親子を森の中に返してきたところでした。黒めだかとミナミヌマエビをそっと水の中に放流しています。年長児たちはさすがに手つきもよく、つぎつぎと上手に放してあげる姿が見え感心してしまいます。

みんなが入れてあげた魚たちが元気に大きくなりますように。実はビオトープは絶妙なバランスで保たれています。魚類のエサも入れません。落ち葉の堆積した土壌にはたくさんの微生物や水底に生きる水生生物、そこへタナゴ🐟が産卵するためにも二枚貝がたくさん生息し、タナゴの卵を受け入れ育てます。その関係にヨシノボリも関与し大事な役目を担います。今はトンボが頻繁に水中に産卵しますからヤゴも相当数水底で増え、また順に育っていきます。

泳いでいったね、よかった。               特に男の子たちは生き物に対してキラッと目が光ります。Sくんはかなへびも飼っているそうです。飼育する中で産卵したことも先日聞き驚きました。ひみつの庭の芝生にもかなへびが毎夏やってきます😊かなへびはヘビではなくトカゲの仲間です。私は小さな頃にトカゲの白い卵を見つけたことなどをその時にお話ししました。

手ですくって入れてあげる子もいます。          ライラックの株元はいつも他の草が生えてきます。「ここは土が柔らかくなりましたね」とママ。

年長つきAぐみ 泳いでいったよ。もうすぐお昼のお弁当の時間。外あそびの続きでやってきた子ども達。そっと水の中に放ってあげる姿があります。

年長児は大人に近いと感じるほど狭い場所でも動作がスムーズです。体は勿論大きくなりましたが、日頃の元気さに加え、5歳児になると穏やかな優しさも備わっています。

本日も”ママの日”の活動お疲れ様でした。先にご用に帰られたお二人のママも有難うございました。比較的爽やかな天候とは言え本日は休憩なしのうつむきの作業、お疲れが出られませんように。

これはこの日の夕方のビオトープです。お魚たちはどうしているでしょう。

子ども達が放った浅瀬の場所にずらりと並んでいる黒めだかの子ども達。まだ深い場所に慣れなくて浅瀬に集まっているところです。すでにメダカ連隊を組んで元気に泳ぎまわっているチームも見られますが小さなメダカは可愛らしいです。

横の水生植物の合間にヤンマのメスが産卵しています。羽音を鳴らしながらのダイナミックな産卵シーンがよく見られます。
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今のお野菜の成長です😊

左写真↑ 年中クラスの小玉スイカの株がすくすく成長しています。雄花のみならず雌花も随分咲いてきました。花の元に雌花は小さな実をつけています。午前の早いうちに雄花を取って受粉作業が必要になってきました。先日、先生と遅ればせながら親ツルの先をカットしました。農家ではそのままツルは伸び放題にして育てたりされるようで、それに近い育て方かも知れません。ツルの先がツンと上向きならば肥料も足りているようですから今のところOK👌かな。

右写真↗ 年少クラスのトマトです。青い実がしっかりついていますから、赤くなってカラスに食べられないように網をトマトにかけています。 

こちらは年長クラスつきBぐみのきゅうり畑。シーンと静かになり人影がない週末、そして先日の夕方にお山のカラスがきゅうりをツルから取って食べたあとが残っていました。網も外して食べたようです。新鮮なきゅうりでさぞかし美味しかったことでしょうが子ども達はとても残念😢きゅうりは網をかけて更に上から網で覆ってしまいました。カラスと知恵比べ😊

右上写真は年中クラスのアサガオです。随分大きくなったので明日くらいに第1園舎前に移動して育てる予定です。
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年長つきAぐみ ”育てたきゅうりを庭でいただく(6/9(金)記録)”

今年はきゅうり”夏すずみ”というタキイ種苗の品種を植えました。一昨年に年長児がきゅうりを植えた時にはもっと長期間かかりましたが、今年は5月1日に植えてこの日に収穫しましたので一カ月という早さで実がたくさん実ができたことになります。陽当たりの加減からつきBぐみはこれから徐々に大きくなり長期間実がなると思われます。同じ苗でも環境により成長に違いが出ることも子ども達は見て学んでいるとともに、勿論今か今かと収穫を待ち望む気持ちです。

ボウルに氷をたっぷり入れて・・

よーく冷えたところに立派なきゅうりをつけました。畑できゅうりをもいだシーンが間に合わず撮れませんでしたが、手でキュッとひねり簡単に収穫できました。ボウルが特大サイズなのできゅうりの大きさも実は随分立派です。

子ども達が植えて大きくなったきゅうり。実際に、スーパーのものよりも青々と立派なのが見てわかります。水分も多く美味しそうです😊 横の散水栓で順に手を洗って。

ヘタを落として大きなきゅうりを半分ずつ。いつも使う大きなまな板はこんな時に便利です。次々にカットするyuuka先生。みんなはその様子を見守ります。

はい、どうぞ😊 みずみずしいきゅうりですよ。

採りたての新鮮なきゅうりを味わうために何もつけずにいただきまーす!

ご家庭で、きゅうりを半分丸ごと手に持って食べたことなんてあまりないかも知れません。アウトドアならではの食べ方ですね。

美味しいよ~😊。いいお顔をしてくれました。少し手にお塩をもらった子はちょっとつけていただきました。

tomomi先生も来られ、私も少し一緒にいただきました。本当にみずみずしくて美味しいきゅうりでした😊 「ぼくはトマトはあんまりだけどきゅうりは好き。ブロッコリーも好きだよ。」みんな美味しくて一人も残さずペロリと食べてしまいました。まずはつきAぐみの美味しいきゅうり体験でした。その後、みんなで園長室にも改めてのお届けがありました。taro先生もryoma先生も😊でした。
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年中児ママより黒めだかを頂戴しました

ご家庭で、そしておじい様がたくさん育てておられるという黒めだかを先週頂戴しました(6/7水)。

だいぶビオトープの水も澄んできました。そして次の日にみんなでビオトープ横の睡蓮鉢の中に入れさせていただきました。

ビオトープまわりの子ども達。水辺は子ども達が大好きな場所です。今年は🐸はそう多くはありませんが、夕方から夜には昼間では考えられないような🐸の大合唱が聞こえるのです。昼間草の間で休んでいたものも集まってくるのでしょうか。以前、あまりに🐸が増えてしまった時にはオタマジャクシが山ほど産まれ、黒々とした水面になったほどです。オタマジャクシがたくさん集まると、貝が口を開けたすきに10㎝以上もある大きな二枚貝でさえ中に入り込まれ食べられてしまいます。二枚貝はタナゴ🐟の生息に不可欠な貝ですが、ほとんどの二枚貝がオタマジャクシに捕食されてしまった年がありました。そうなるとタナゴも産卵ができなくなり生息が難しくなります。

メダカを下さったママいわく、「睡蓮鉢の中にボウフラがわいていたのでメダカを入れたらよいですよ」と。確かにですね。そこでいただいた黒めだかをちょうど開花している睡蓮の合間に入れてあげることになりました。

すっと、中の方に泳いでもぐっていきました。10匹ほどいましたので活躍してくれるでしょう。早速次の日に確認しましたら、すっかりボウフラは見られなくなっていました。黒めだかの大活躍😊でした🐟。有難うございました。
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年中ゆきぐみ “アゲハを空へ”(6/8木記録)

クラスで育てていたアゲハチョウが無事羽化しました。お帰り前のこの日、クラスのみんなで自然に返してあげました。

みんなで大事にお運びしましょう。楽しみだね、みんながカラタチの葉をあげて幼虫、サナギ、成虫と変化を見届けてきたアゲハです。

この辺にする?とyoko先生。みんなはお別れの時を見つめています。

ふたを開けて、そっと翅を広げたアゲハを囲んだ子ども達の姿です。

みんな見える?先生持っているからね。上手く飛べるかな~? すると・・

「フワッ」と真っ直ぐ上に空高く、クスノキの上を目がけて飛び立ちました。一瞬の速さで舞い上がり・・・

横の木の葉まで飛んでいくのが見えました。よかったね~😊 羽化後、翅も十分に伸びた頃でしたので幸せな巣立ちを子ども達と見守ることができた幸せな時でした。
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最近見られたお山の昆虫たち

子ども達が見つける昆虫。

左上は緑色の体に斑点がついたコアオハナムグリ。ほぼ図鑑に示された実物大の大きさです。
右上は図鑑の中で最も大型のオオゾウムシ。昆虫博士のAくんは以前に二匹見つけたそうです。小さなゾウムシからこんなに大きなゾウムシまでヴァリエーション豊富です😊

こちらはケースの中でオオゾウムシが小さなオトシブミをおんぶしているところ。子ども達がのせてみるとそのまましばらく動いていました。

右上はオオヒラタシデムシ。今週12日(月)に年長Rくんが見つけたものを簡易標本に。
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「花の日礼拝」のお花をバプテストホームいずみ保育園の皆さんが届けて下さいました。感謝。(6/13(火)10:35)。

日本基督教団では6月に花の日礼拝が行われます。そのために毎年、園庭使用の感謝のお気持ちとしてお花を届けて下さいます。私もキリスト教の幼稚園で過ごしましたので、幼稚園在園の時には毎年こちらのバプテスト病院へ花の日礼拝のお花をみんなでお届けに行った思い出があります⚘ 入院されている方へ直接お渡しすると笑顔で受け取って下さいました。

「いつもありがとう」と保育園さんの子ども達がつぶらな瞳で一束ずつ手渡して下さるのを私達も感謝の気持ちでお受けしています。

各ご家庭がお持たせになったお花なのでしょう。大事に園内各クラスで飾らせていただくのが昔からの恒例となっています。

優しい香りのお花です。園長室にも一ついただきました。そして明日はバプテスト病院から園医先生が子ども達の健診にお出で下さいます。有難いご縁にも感謝です。

2017.06.07

6月7日(水) / 薔薇🌹”ボルデュール・アブリコ” ・ひみつの庭の”ママの日”だより(6/6記録)・障子紙に色染め/てるてる坊主をつくるために(年長児)・ビオトープのカエルさん🐸/折り紙、切り紙で製作(年少児)・アゲハチョウをお空へ・昆虫だより


<ボルデュール アブリコ Bordure Abricot > 系統 F フロリバンダ フランスArnaud Delbard社 2009年作出

やさしいアプリコット色のバラ は”ボルデュール アブリコ”。フリルがかったカップ咲きがとても愛らしいです。いつも放ったらかしでなかなかお世話ができないままなのに、今年も庭の中でそっと咲き出してくれました。実はなかなかの強健種、お手入れしやすい品種です。
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ひみつの庭の”ママの日”だより(6/6(火)記録)

少し暑いかな、と感じるほどの晴天に恵まれた昨日ママの日。この日は築山と庭のエントランスサークルスペースの芝生の植え込みを手入れをする日となりました。子ども達はこの芝生地で転がって空を見たり、裸足で遊んだり、また芝生の中に生き物を見つけます。

いよいよこれから夏に向け本格的な芝生シーズンがやってきますので、青々とした芝生が育つための手入れとしてまずエアレーションを行います。芝生地は歩くことで土が上から踏み固められ、また芝生の根がからみ合うために土壌の通気性が悪くなってしまいます。放置していくといずれ雨も水も浸みこまなくなり芝生の成長が止まってしまいます。エアレーションをする時季は春、または秋などの芝生の生育期が適していて、芝生が弱っている夏場は避けるのがよいようです。
 エアレーションの目的
 1.地中に空気を供給する
 2.水はけ改善
 3.根切り
 4.病気予防

そこで、ローンパンチでエアレーションを行い土壌に穴をあけることで芝生を元気にします。酸素も水分も通りやすくなるとともに、エアレーションで古い根が切れることで根の発育が刺激され成長が促される効果があります。さてエアレーションとともに芝刈りもスタートです!

上手く刈れますか?と聞くと、芝刈り機の刃がだいぶ錆びていますねとYママ。まあ💦ほんとですかと私。こまめに油を差しておかなければいけませんでした。道具はお手入れが大事ですね。KURE56でよいと思いますよ、とママ。早速マシンのメンテナンスですね😊 ローンパンチでの穴開け作業をあちこちに施していきます。

この築山のてっぺんは比較的に柔らかい土壌です。容易にパンチができます。 カラカラカラ~と芝刈り作業が始まりました。

築山の横の方は結構固いようです。場所により土壌の固さが異なるようです。特に築山の裾の方は穴開けができないほどの固さに固められています。シャベルも使い土壌をそっと掘り返すようにして固い土をほぐしているところです。

「カラカラカラ~」芝刈りの音が響きます。芝は手入れをせずに放置してしまうと直立茎が伸びて雑草のようになってしまい、また芝刈りを怠ると茎が密生して蒸れ病気の原因になるようです。春秋は月に1~2回、生長期の7~8月は月3回ほどの芝刈りが望ましいとのこと。毎年8月半ば頃から芝を伸ばしておくと、夏休み明け9月には各種グラスホッパーやかなへびなどの姿も見られます。築山の縦方向、横方向と十字に刈り込むYママ。

エアレーション作業は続きます。土の固さに思いやられるほどで結構の力が必要でした。

さて、次は目土(肥料入り)をてみに入れてエアレーションを施した場所を中心にまいていきます。今回は新たな目土を注文していなかったため、以前からの残りの目土と他の園芸用土も加えました。

土をサッ、サッ、とまいておられるOママ。

手まきで土を芝生の合間に入れていきます。

てみから直接サラサラサラ~。             エアレーションの跡地を熊手でならしておられます。

赤ちゃんを背負って活動されるMママ。背中のお子さんはずっと静かにママの背中でコックリコックリ💤

目土を大事にまいておられるFママ。           サラサラサラ~とあちこちに。

黙々と土の築山に投入する作業が続きました。

赤ちゃんはもうすっかり夢の国👶             さて、今になってふるいがあったのを思い出し、使おうかな・・          

あっ、結構いけるみたいですね。            エアレーションの穴の跡。

ひみつの庭の入口スペースの芝生もエアレーションです。

築山の下も芝生が広がりますように・・と願いを込めて。 ふるいとてみをお片付け。

最後に水を撒きます~、じょうろがないのでピッチャーで、、、

あっちにも、こっちにも、、、

シャクナゲの植栽近くも土を細かくほぐしておられます。  ピッチャー、ピッチャー✰

両手でピッチャー✰✰

お野菜の生育を見ながら・・・。大きく茂ったキュウリの葉の内側には10本近く食べ頃のキュウリが下がっています。今年は実成りが随分早いキュウリ。陽当たりの差はありますがこれから長期間実を成らしてくれるでしょう。楽しみです。

いよいよお昼になりました。子ども達が裸足で芝生の緑を走り回れますように。秋にはバッタやコオロギがたくさんやってきますように💕 エアレーション、芝刈り、目土まき、水やり作業、皆さまお疲れ様でした。
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障子紙に色染め(年長クラスの一部)/てるてる坊主をつくるために~(6/1(木)記録)

先週、年長クラスを短時間訪れました。梅雨を前にして「てるてる坊主」をつくることになりました。

すでに、色染めができた人から作品乾燥棚に置いていきます。色鮮やかに色染めができているようです。

お皿に各色の絵具を入れて、障子紙を小さく折って端や角などを使って色をしみ込ませています。

他の色が少し混ざり一部マーブル状に。素敵! イタリアのフィレンツェの工芸品マーブル模様紙を作るのも楽しいかも知れません💗〔マーブリング〕

液をしみ込ませたら破れないようにゆっくり開いていきます。 ゆっくり、ゆっくり。

四角く折ってすでに色をつけた紙を広げると・・・      きれいな色合いになりました。

ゆっくりと、ていねいに・・・               破れないように広げていきます。

こちらも縦に開いて、それから横に開いていって柄が現れました。

色の混ざり具合が綺麗ですね。

こんな模様が出てきました。                ゆっくりと広げていく様子です。

ぼくはこんな感じに色をつけてみたよ。           はい、できました。白い色が引き立ちます。

多色使いで鮮やかに出来上がり。

いろんな色、いろんな形の流れ模様のように、出来上がりがとても楽しい色染めです。障子紙を使うと破れにくいです。

私は紙を雑巾のように絞ってみました😊すると・・・     こんな模様になりましたー。私がこうして持ってあげる!とKちゃんが素早く広げてくれて、一枚パチリ📷✧

乾燥棚には次々に作品がのっていきます。明日にはみんなの作品が乾いているかな? 次はてるてる坊主を作らなきゃ👆

まだまだ続く色染め体験。今回Bぐみはすでに作業を終えていたのでAぐみのみの訪問となりました。

これからいろんな色染めができると楽しいですね。自然の枝や葉、そして実を使ったり、泥を使っても染まります。
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年少クラスかえる🐸折り紙/6/1(木)記録

また同日、年少クラスへもまいりました😊 すでに年少クラスはハサミの練習も5月から始め、この日はすでに切り紙で池をつくったところに🐸かえるさんを折っています。

かえる色の折り紙で先生から教えてもらった🐸かえるをお机ごとにお話しながらゆっくりと。

ほらみて、お口ができたよ。                 集中して折っています。

ほら、みて。                        🐸さん出来上がり!

みててね。

はい、これですー                       のりを手につけて・・

のりで目がついたよ                      かわいい🐸さん!

できましたー🐸                        ぼくもね。

池?ビオトープ?にいるかえるさんのできあがりです!

🐸さんの後ろにのりをつけて・・・               ここにペタリ🐸

きょうはいいおてんき みずのなかが とってもきもちいいよ~🐸

レンガのようにきれいに並んだはっぱかな。🐸さん、うれしそう。  はい、みてー!

ぼくはここへはったよ。                     もっとはろうっと。

ケロッ、ケロッ、🐸さんのできあがりー。             わたしはこんな🐸さんです。

はさみをつかって表現した池の中。どれも素敵です。かえるさん、今も池の中にいてるかな?

ビオトープの水辺。アサザや水草の茂みにかえるさんが隠れているかな😊
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元気にすくすく育っています!アゲハの幼虫たち🐛

先月5月17日(水)にアゲハの幼虫をたくさんいただいてから早三週間が経ちました。すでに蛹から羽化したアゲハもいて、各クラスで無事に羽化した順にお空へ飛び立たせてお見送りをしているところです。先日の父親参観の日(6/4)にお父さんも一緒に羽化を見送った学年もあります(以下に掲載)。

こちらは年少クラスの幼虫。まだカラタチの葉をモリモリ食べています。大きな飼育ケースに入れ休日に羽化しても暫く過ごせるようにしています。

クラスの前には年少児みんなで植えたヒマワリが随分大きくなってきました。先日の大風で数本倒れましたので程よい支柱を施しています。

こちらは年中クラス。もうすぐ糸を二本出して蛹になりそうです。すでに蛹になっています。 
体を支えるために二本の糸を出して綺麗な色の蛹もいます。

こちらは年中クラスの「しぜんコーナー」です。お友だちが持ってきてくれたカブトムシの幼虫や図鑑、昆虫の絵もいつも見られるように置いています。

こちらは昨日朝、子ども達が登園する前の飼育ケースです。あら、ケースの上の方に羽化したアゲハがとまっています! 翅を広げて開いたり、閉じたり・・

羽化して暫くたっていたのでしょう。翅がきれいに伸びている状態です。

時間はスキップしてこちらは午前の保育中の様子です。昨日のママの日の活動の途中、ちょうど庭を出たところで年中クラスに出会いました。ひみつの庭はママ達が活動中ですのでみんなでコンポストの方へ移動しています。そして、chinami先生がそっとフタを開けると・・・

フワッとすぐ上の空高くへ舞い上がって飛んでいきました。みんなで空を見上げたところです。

クスノキの緑色の葉の端っこにしばらくとまっていました。子ども達が食料のカラタチの葉を与え無事に蛹から羽化したアゲハチョウ。先日来、次々と羽化したものが園庭から大空へ飛び立って行きます。みんなで無事にお空へ飛び立ったことを見守るひとときがありました。

ちょうどママの日の活動中、ワイヤーフェンスの向こう側にいてビオトープの落ち葉を除去していたtaro先生をパチリ。Rくんがシャッターを押したい、と撮影してくれました。

ビオトープの睡蓮も白い花を咲かせています。このまわりをいつもトンボがつがいで産卵しにきている様子も見られます。
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父親参観 年長クラスのひととき/ひみつの庭にて(6/4(日)記録)

さて、こちらは先週末3日(土)の写真です。パパの日の活動に男性チームが出かけている時間帯、私達女性チーム7名は園内の刈り込みや整備に精を出しました。園庭の草の刈り込み、ひみつの庭のハーブ植え、スイカのマルチング、ヒマワリの支柱など午前いっぱい活動後、男性チームの帰りを迎え、暫し壁泉ウッドデッキにてティータイムをしました。

こちらは年長のyuuka先生tsugumi先生が刈り込みバサミなどで刈り込みをしたところですが、この作業中、つきAぐみで育てているアゲハが羽化し始めているところでした。

見つけたyuuka先生も私もびっくり。まだ羽化したばかりで翅が縮んでいます。このあとゆっくり時間をかけて翅を広げ、体の水分を出して羽ばたく準備をしたようでした。近くのサツキの花とポカリスエットを浸したティッシュをカットした紙コップに入れ飼育ケースに入れました。次の日まで待ってみんなで一緒に自然に返してあげましょう、ということになりました。今後も休日に羽化する可能性がありますが、一日ならば何とか元気でいてくれるでしょう。

<そして次の日の父親参観でのひととき>年長各クラス

参観日の中盤、みんなでひみつの庭にやってきたこちらはつきAぐみさん父子。

飼育ケースに入れていた棒きれの先端にとまったアゲハチョウがみんなの声援とともに今にも飛び立ちそうです。みんなでアゲハを応援してあげようね! いち、にの、さん

あれ、なかなか飛ばないね。生まれて初めてお空を飛ぶからね。頑張って!! しばらく木の先に止まっていましたが・・・、ある時、

一瞬でフワッと空へ舞い上がりました。芝生の築山の下に私達はいましたからすぐ上の樫の木の辺りを高く飛び、そして・・・

第一園舎年中クラスの屋根の上を遥かに高く飛んでいくのが見えました。

こちらは同時刻のつきBぐみさん父子。

tsugumi先生とともにひみつの庭にやってきた子ども達。お父さん方もご一緒です。

名残惜しそうに、またいたわるような面持ちで羽化したばかりのアゲハを見つめています。

手の先にとまったアゲハチョウ。みんなの目は巣立ちの時をつぶらな瞳で応援しています。「さあ、がんばれ~~」とtsugumi先生。

フワッと舞い上がったアゲハ。みんなは飛び上がった先を目で追っています。

すぐ横の、こちらはAぐみとは別のビオトープ横の樫の木の上に飛び上がり、暫く葉先で休んでいるのが裸眼でも確認できました。翅を大きく広げていますからきっと太陽の陽を浴びて体を温めているのでしょう。幼虫からお世話をしてきたチョウが大空に飛び立つ言葉にならない感動をこの日、お父さま達とともに共有したのでした。とても幸せな時でした。

飛び立った余韻とともに、子ども達は目の前の水辺の中に何かを探している穏やかな時がありました。
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現在の野菜の様子(トマト・スイカ・キュウリ)

こちらは年少クラスのトマト。しっかりとした緑色の実をいくつもつけています。赤くなってきたらお山のカラスに狙われないように網カバーをかぶせています。

こちらは年中クラスのスイカ畑。たくさん黄色い花を咲かせていますがまだ雄花が多く雌花はこれからです。雌花ができたら雄花をとって受粉作業をします。地温を上げるためと実の生育のためにマルチングをしました。

こちらは年長クラスのキュウリ。外からは見えませんが黄色の花のあとにたくさんの実ができています。内側にたくさんぶら下がっている隠しキュウリです😊 カラスさんに見つかりませんように。

大きな緑色の葉を広げたきゅうりの葉。蕗の葉のように大きくフワフワしています。こちらは大キク育ったキュウリです。そろそろいただかないといけません。

こちらも月ぐみきゅうり畑。こちらは陽の辺り具合からゆっくりとキュウリが生育しています。これから長い間収穫が望めるでしょう。

この中に育っている艶のある色鮮やかなキュウリ。今年も無事に大きくなりましたね。
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今、いろいろな昆虫がお目見えしています😊

過日、年長児Kくんが見つけた珍しいコメツキムシの一種。オオフタモンウバタマコメツキと言います。コメツキ虫は私の小さい頃はプッチンムシと呼びました。体を裏返すと体の真ん中の節を使ってプチンと自ら飛び上がるのが面白い虫だからです。

左上の写真は何かと思うでしょう。手足、触角もすべて中に隠しているのです。しばらくするとそろそろと動き始めます。

結構大きいサイズのコメツキムシで3㎝以上はあるようでした。こちらは生きているから標本にはせず、クラスで観察できるようにお届けしました。

こちらは年長児Rくんが見つけたキイロトラカミキリムシ。綺麗な黄色をしたカミキリムシでお山では初めて見かけます。栗の花や切り倒された広葉樹に集まるようです。今は各種カミキリムシがよくお目見えし、子ども達はすかさず見つけて報告してくれます。近隣の公園にはゴマダラカミキリもいるようです。

こちらは山の学校A先生が見つけたキマダラカミキリ。夜行性で樹液に集まります。ただ今年中クラスで昆虫ゼリーを与えて育てています。

こちらは年長児Rくん持参のハチ、アブの仲間でアメリカミズアブ。図鑑で一緒に見るやいなや、「アメリカからきたの?」とRくん。きっとそうね。もともとはアメリカからきたようです😊 お家のコンポストにいたのかな?

こちらは年長児Kくんが見つけたシロテンハナムグリ。体の下の方に白いテンテンがついています。

こちらは年中児Aちゃんがお山の下でお友だちと見つけたというコバンソウの実。何だか変わったムシのような形なので不思議な感じがしたのでしょう。初めての植物標本😊

そして今朝、年長児Rくんが届けてくれたのはハチのようでした。お隣にいたSくんは「アシナガバチだよ、きっと」と言うことで、合間を見つけて図鑑を調べてみるとやはりキイロアシナガバチでした。勿論すでにまったく動かなくなっているのですが、手足をそっと広げるとハチのお尻が微細に左右に動くのがわかります。体のあちこちにある神経節の働きでしょうか。クラスに届けましたので微細に動くのに気付いた子がいたかも知れません。


こちらは先週末の自宅テラスからの空です。あまりに爽やかな天候なので思わずパチリ📷。京大構内の向こうに下鴨神社境内、その向こうに西山を臨みます。

5月末より、クラスが全員揃ったらクラス写真撮影に出向いています。みんなよいお姿勢をして頑張って撮影に臨んでいます。年少児さんも張り切って頑張っています😊ので近く、お届けできる予定です。いよいよ今日は雨が降り始めました。年長クラスがつくっているてるてる坊主のパワーで、梅雨間もよいお天気の日に恵まれますよう願っています。

2017.05.31

5月31日(水) ハニーサックル“ゴールドフレーム” ・ひみつの庭の”ママの日”だより(昨日5/30記録)・5月の空を描く~(年中児)・アゲハチョウの成長記録


< ハニーサックル ロニセラ “ゴールドフレーム” > スイカズラ科 学名 Lonicera × heckrotii ’Gold Flame’

5月初旬、プレイルーム前に満開に咲いていた日本原産のハニーサックル“ジャポニカ”はすでに花の時期を終えましたが、こちらのヨーロッパ原産種ハニーサックル“ゴールドフレーム”は今、ひみつの庭の丸窓横に満開に花を咲かせているところです。

今年もクマンバチが花の中に体ごと入って蜜を吸っている姿が見られ、年々株が大きくなるのを見届けるのは嬉しいことです。これから咲くつぼみがまだたくさんありますので、秋までの間、黄金色の明るい色合いを長く楽しむことができますように。和名は吸葛(スイカズラ)、匂い忍冬(においにんどう)。ハーブティーやポプリなどにも使用されます。


 ひみつの庭の外。                  ひみつの庭の中から。
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ひみつの庭の”ママの日”だより(昨日5/30)

なんと日中の気温は33度にもなる夏日となりました。朝晩の気温は24度ほどありますがここのところほどよい湿度なので気持ちよく過ごせるのは有難いです。

10時半。すでにママ達がひみつの庭の中におられ手入れを始められます。今年はあまりに陽当たりがよいので、テーブルを日陰になる奥まで移動しました。

大方がクスノキの春落ち葉で満杯のコンポスト。木や枝は容易には腐葉土にはならないためコンポストの左側へ置くようにしています。昨日は手押し車を横につけ、中に混ざっている木の枝を葉と分別して下さいました。

ほぼ隣の水辺のビオトープも依然としてクスノキの葉が落ち込んで、まだ水色が変色しています。見るとKママが長靴で入って、落ち葉を取り除いて下さる姿がありました。有難いことです。太郎先生とともに思い切って作業をされたお蔭で、大きな落ち葉入れに何杯もの量を取り除けたとのこと。土壌生物のためにはほどよい落ち葉の堆積は必要ですが、この量とクスノキの葉の色には毎年悩まされ課題となっているところです。お陰様で、水が澄んで落ち着いたら少なくなったお魚などを入れられそうです😊。Kママいわく、上から見るとスジの入ったお魚がいましたよ、とのこと。恐らくオイカワが生き残ってくれたのでしょう。ゲンゴロウブナやタナゴはやはりサギにやられてしまったかな😢。メダカも少しですが見られるとほっとしますけど・・

未就園児のTちゃんはママとともに来園。あちこちうまく動きながら過ごされています。 落ち葉コンポストからはたくさんの枝が分別されています。森の入口に置いておくと、子ども達の製作にも利用できそうです。Aくんが運んでくれるの?😊

今年も芝生が大分育ってきています。そろそろ芝を一度カット(芝刈り)するとよいのですが、とFママ。エアレーション(土壌に穴を開けて空気、水、栄養が行き届きやすくする作業)も梅雨までに一度したいですね。来週にできたらよいのですがお天気次第です。

ツゲのトピアリーの足元、庭のあちこちにもカシ、クスノキの落ち葉がいっぱいです。トピアリーの上や中にもたくさん落ち込んでいます。 サークルチェアの足元をお手入れ中のOママ。こちらはただ今トチノキが生育中です。

トピアリーの中のクスノキの落ち葉を取り除きます。 一輪車の操作は面白いけど難しい😊

エビもいましたよ、とKママ。そう、この辺りにはミナミヌマエビがよく集まるエリアで、ビオトープの中も生き物が棲み分けをしているのが面白いところです。アカハライモリもツガイで棲んでいますが、アカハライモリは地域によってお腹の赤い模様が異なる独特な生き物です。水の中の世界を子ども達がもっと一目瞭然に見られるとよいのですが、静かに水面を見つめていると見えてくる世界もあります。子ども達に室内で自然のお話をするときには、もし水の底に私達がいるとしたら近くにはなにが生きているかな? 水の上の方には何が見えるかな?とたずねますと、たくさんの楽しい答えがかえってきます😊

お庭ができた年に植えたジャンボアジサイの辺り。年々株が育ってきて大きな花を咲かせてくれます。アジサイはその土壌に合わせて花の色が変わるのも面白いです。そう言えばもうすぐアジサイの美しい季節💜 ビオトープ正面にもカシワバアジサイが咲きます。 カエルはあっちに行ったよ、とママ。カエルを追いかけて水の中にも入る勢いの男の子たち。夕方のビオトープは日中は考えられないほどのカエルの大合唱! 🐸🐸

芝生の合間に生えているドングリの実生や他の植物はそのまま大きくなると大変なので取り除きます。

芝生の作業をしながら。ロンドン、大学都市で有名なケンブリッジでのお話は興味深く街並み、博物館などが素晴らしい。そう、ロンドン南西部のキューガーデン(ユネスコ世界遺産の王立植物園)は一度訪れたいところで確か中には日本庭園もありますよね。

すっきりと美しくなっていく水辺。スイレンのつぼみが今年も見られます。大型トンボが舞い水中に産卵しているのでヤゴもたくさん孵りそうです。 水辺のこの際はいずれゲンゴロウブナなどが産卵してくれたらいいな、と思い植えたクリーピングタイムがあります。落ち葉が散乱したところをママがすっきりとして下さいましたので、改めてクリーピングタイム(イブキジャコウソウ)を植えましょう😊

こちらもビオトープ際の植物植え込みエリア。ホスタ、ヒューケラ(ツボサンゴ)、シミシフーガなど、すべて宿根草なので今年も元気に葉が伸びてきました。そっと中に入り落ち葉を集めます。また今年は横のユズの木にもアゲハチョウが産卵し一齢幼虫や二齢幼虫が見られましたが昨日見るともういません。やはり野鳥や蜂が見つけてしまうのでしょう。残念^^;

ひみつの庭前のここのモチノキには先日まで白い花を満開に咲かせていました。真冬に真っ赤な実を成らせます。この辺りをいつも気掛けて下さるママと一緒にお手入れ中。

カンカン照りの夏日の中、皆さまお力添えを有難うございました。ご用事に出られたママも有難うございました。

ホテイアオイと入れ替わりでスイレンの葉が成長する水鉢です。 ここのナンキンハゼの木の足元にはグランドカバーとしてヘンリーヅタを植えています。今はグリーンですが、秋冬には赤く紅葉して葉が楽しめます。

水辺で今年もいつの間にか大きく葉を茂らせてくれたホスタ”アトランティス”。ここではカエルが一休みしていることもあります。

ビオトープ全景。水面には水草のコウホネ、アサザなどが広がりこれからは花を咲かせてくれるでしょう。またここは魚類や昆虫の住処や逃げ場でもあります。寒い冬場もここで冬越しをして生息するものもいます。

年少クラスが育てているトマト。黄色い花のあとにはグリーンの実もできはじめています。 年中クラスが育てるアサガオも大分大きくなってきました。もう少ししたら第1園舎前に移動させる予定です。

こちらは年中クラスのスイカ畑。黄色の花が咲き始めましたから、そろそろスイカのベッドを敷いてあげましょう。

小玉スイカの花。葉は分厚くしっかりとしています。ツルを伸ばして生育中です。

年長クラスのきゅうり畑。こちらも同じく黄色い花がたくさん咲いています。みんなで大事に見守り育てています。

きゅうりの花。すぐ下にはきゅうりの赤ちゃんができています。
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5月の空を描く~、それから・・・(年中児)(先週5/23(火)記録)

5月の青い空が広がります。特に年中クラスの第一園舎の窓からは空がよく見えます。空を眺めながら数色の絵具を使い画用紙一面にぼくの、わたしの空がのびやかに広がりました。

一人ずつパレットに色を入れ、筆洗いも自分用で取り組んでいます。

水洗いの中も空の色。 太筆を使い思いのままに。広々と描くために自分用の画板を床に敷きその上に画用紙を載せて。

ぼくはこんなお空!                私のお空はこんな感じ!

一人ずつ違うお空がクラスの床一面に広がります。

太筆のほか大きなハケ、綿をガーゼで包んだタンポなど描きやすいお道具を使います。

思い思いの空の広がりを楽しんでいる時間が流れています。

上の方にタンポで白い雲ができたところ。      割りばしの手作りタンポ。これはトントンと色を紙に一つずつのせていくようなイメージが楽しめます。私が小学生三年生の担任の先生は美術がご専門で、厳しいけれど愛情に溢れた先生でした。絵は筆をペンキ塗りのように使わずに、太筆でトントンと一つずつ色をのせていくことを大事にしなさい、と教えて下さいました。その前段階として子ども達は家で手づくりタンポを作り、学校では絵のお道具として頻繁に使用しました。その後は、太筆で一つずつ色をのせるようになったので時間がかかり忍耐が必要でしたが、クラスのみんなの絵に深みや味わいが表現され、今でも覚えている思い出深い絵画、版画、ちぎり絵などの記憶が鮮明に残っています。

子ども達は思いのまま自由に表現してよいし、また心の内面を絵に投影できる心の解放の手段として描くことを楽しんでほしいです。

緑系の色も自由に使ってみてね。          青色がついたハケで。

ハケで描いてみるってどんな感じかな。楽しいかな、気持ちいいかな。

白絵具をタンポにたっぷりつけました。        タンポで緑色をトントントン。空に浮かぶ緑の木かな。

タンポを横に流すように使うと緑のお山ができたかな。  海に浮かぶ島のようでもあり、快晴の空と緑の樹木が見えているようでもあり・・・

鮮やかな空、5月の緑。

もう絵描きさんの気分かな😊              やさしく淡いタッチでトントントン。

空に白い雲、出来上がりです。              こちらも完成!

そしてお花紙を使ってチョウを飛ばしてみる?(5/25(木)

みんなが一昨日描いたお空。とても素敵にできましたね。

ここへ、お庭に飛んでいたり、みんながクラスで育てているチョウチョをはねをつけて飛ばしてあげたらどうだろう。みんなつくってみる?

いろんな色の柔らかい紙があるから、それで自分のチョウチョをつくってみましょう。

まず少し折って、ひっくり返してまた折って、山折り、谷折り、最後まで折っていきましょう(蛇腹折)。

折れたらモールで真ん中をとめて、チョウチョの触角を出してあげます。先をくるりとまげてあげると嬉しそう。

黄色で折っています。                  ぼくはできたからここへつけてあげるよ。

わたしはここ、ピンク色のチョウチョにしたの。      ほら、みて。

背中に背負って見せてくれたYちゃん😊 四匹の大きいチョウチョが空高く楽しそうにとんでいます。

空をひろく、あっちにも、こっちにもたくさんのチョウチョ。緑の木の上に仲良しで飛んでいるね。

ぼくは一匹だけにした、とのこと。高いところを飛んでいるぼく、かな? 出来上がったら先生にお話しています。

このチョウチョはなにをしているのかな? きもちよさそうね。 出来上がったかな。

イメージしながらお空に飛ばしてあげたチョウチョのことを先生に説明しているところです。
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作品のご紹介(一部)

翅に模様がついています。どのチョウチョも楽しそうに飛んでいます。

みんなで一緒に並んでいるね。              あっ、お友だちを見つけた!

真っ青な空の中へこれから飛んでいきたいな!

初夏のお空がモクモクモク。木の上からお空まで飛んでいきそうです。

それぞれ形が違い、色もさまざま。             仲間で一緒に空高くまで・・・

空の一番高くを飛んでいるぼくはチョウチョかな😊 木も空も応援しているようです。

やわらかな淡い春の空気の中を飛ぶ黄色のチョウが一匹。    水の上を飛んでいるようにも見えますね。

子ども達の作品には一人ずつの言葉が書いてあります。どんな気持ちで描いたのか、チョウチョの気持ちなどさまざまです。作品は参観日にご覧いただきましたがここに一部ご紹介させていただきました。
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アゲハチョウの成長~その後の様子

全クラスでアゲハチョウの幼虫を引き続き育てている最中です。産まれたばかりの黒い一齢幼虫からたくさんの葉を食べて終齢幼虫を経てすでにサナギになったクラスもあります。

こちらは月ぐみの飼育ケースです。きれいな緑色のサナギになっていました。糸が揺れないようにフタは動かしません。こちらは中に入れた木の枝でしっかりと糸を二本出して茶色のサナギになりました。

特別に幼虫を一匹だけ入れたケースを用意すると、毎日葉を食べながら成長していく過程がわかりやすいです。小さい幼虫は動きも少なく、大きくなると食べる量や動きが変化します。こちらは下に落ちるフンを採取し、ケースに日付を記入して経過を観察しているところです。日を追ってフンの大きさが変化していくのが子ども達にもはっきりわかります。アゲハチョウは1度脱皮をすると二齢幼虫と呼び、全部で5回脱皮をします。脱皮をした皮も採取できればフンとともに入れておきます。さて、今週末か来週くらいにはアゲハが羽化するかも知れません😊 いつになるのかとても楽しみです💗 羽化後は徐々に翅を広げます。翅が広がったら体の余分な水分を出し飛ぶ準備が整います。チョウの好きな花があれば入れてあげると上手く蜜を吸うところが見られますが無ければポカリスエットで代用する方法もあります。狭いケースでは翅が傷んで可哀想なので、花のある庭にみんなで放してあげるのを楽しみにしましょう。

年少クラスの子ども達が植えたこちらのヒマワリも随分大きくなっています。みんなと背比べができるかな。

今日は5月最終日、明日からいよいよ早6月。気温も高くなりました。星の見える夜でもここのところ夜間竹藪にだけ毎日雨が降っています。新しく育った高い竹の節から、まるで小雨が降っているかのように水分が放出される音が雨の様に聞こえます。真っ暗な夜に竹林に降るこの雨の音は実はとても幻想的です。どこかから、日本フクロウやアオバズクの声も響いてきます。梅雨までのこのよい時季を、精一杯楽しみたいものです。

2017.05.23

5月23日(火) モチツツジ ・アゲハチョウのお客さん・ひみつの庭でそら豆収穫~茹でていただく(年長児)・ひみつの庭の”ママの日”だより


    <黐躑躅(モチツツジ)> ツツジ科  本州(静岡県・山梨県~岡山県)と四国に分布
                学名Rhododendron macrosepalum

園庭つづきのひみつの森を歩いていると時折このツツジが目に入ります。一般的には明るいアカマツの林などで見られるそうですが、確かにこのひみつの森は、昔はアカマツが多く植わっていた森でした。また現在、園内でも開花中であるピンク色のこのツツジは花や葉、そしてガクにも粘着性があり、触るとベタベタしているのが特徴です。5月に咲くヒラドツツジなどとは異なり、毎年5月半ばから6月頃まで長期間花を咲かせています。

正式な名前を知らないままだったので今回あらためて調べてみると「モチツツジ」という名前でした。粘りを持つところが鳥餅などと似ており、それが餅躑躅という名の由来とのこと。なんと野外では、花を取って洋服や帽子にくっつけてあそぶ楽しみ方もあるそうです。なるほど、楽しそうです😊一度やってみようかな🌺
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アゲハチョウのお客さん😊

過日5月17日(水)朝、知人のKさんがアゲハチョウの幼虫(卵~終齢幼虫)が二十数匹も付いている木を鉢ごと、幼稚園にご持参下さいました。毎年、ご自宅のお庭の同じ場所に、アゲハチョウが覚えているように産卵しにやってくるそうです。園内のカラタチの木にも毎年アゲハチョウが産卵しにきますが、今年は飛来しているのは目にするものの産卵は未だ確認できません。Kさんいわく、昨年はアゲハの飛来が少なく産卵も僅かでしたが、今年は何匹もがやってきてたくさん産卵しましたので、とのこと。

チョウやガの幼虫を育てながら観察することはクラス内でも時折行っていますが、一度にたくさんの幼虫が見られのは貴重な機会です。早速、Kさんの来訪の際に早速観察していた一部の年長児だけではなく、各クラスでこのアゲハチョウの成長を子ども達がお世話をしながら見守ることにしました。

すでにサナギになる前の終齢幼虫である青虫です。柑橘系のミカンと思われる葉を本当にパクパクと食べています。

とても小さな卵も一つ見られます。アゲハチョウは一枚の葉の裏に一つ産卵します。右写真は二齢幼虫くらいでしょうか。鳥のフンのような色をしています。

こちらは何だかほのぼのとしている三齢幼虫と産まれたばかりの一齢幼虫くらいでしょうか。何だか親子のようでほのぼのしていますね。

アップ写真。目のように見えるのは目ではなく、目はもっと前にあります。頭を動かすごとに葉を食べる音が聞こえています。幼虫はとても大食漢です!

過日5月18日(木)の朝、太郎先生の俳句の時間に続き、鉢ごと年長クラスに幼虫を持参、子ども達にアゲハチョウについてのお話をしました。続いてアゲハについての絵本を読んだのち、クラスごとにテーブルの上に置き、観察する時間を持ちました。産まれたばかりのあまりに小さな一齢幼虫を初めて見る子もいたでしょう。チョウの生態についてよく知っている子もいれば、ほとんど知らない子もいます。みんなでチョウを育て、脱皮をしながら形を変えて成長する様子を見る学びの機会にしてほしいと思います。

そしてこの日の夕方、食草としているこの木の葉と、いずれ足らなくなるため園内のカラタチの枝を取り全クラスが飼育ケースにセット完了。各クラスに3~5匹ほどずつの幼虫を育ててみることにしました。自然界ではサナギになるところなどは継続して見ることはなかなか難しいです。なぜならお山の場合、野鳥がとても元気なので、幼虫は大好物のエサになってしまうからです。本日、すでにサナギになった幼虫もいます。日々、変化を楽しみに各クラスでアゲハの観察をしているところです。サナギになったあとは二週間後の羽化を楽しみにし、羽化した暁には、ひみつの庭で自然界の空高くに放つのを夢見るように、それぞれ大事に育てています。
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年長児 ひみつの庭でそら豆の収穫・茹でていただく・ひみつの庭の”ママの日”だより

さて本日、ひみつの庭はとても賑やかでした。ママの日でもあり、また年長児はいよいよそら豆の収穫をすることにしました。

まずはきゅうり畑を観察。黄色いお花がいくつも咲いています。この花のあとには小さな赤ちゃんきゅうりの姿もすでに見られます。

みんなで大事に育てていきましょう。勿論、お水やりも十分にしましょう。

さて、反対側のそら豆プランター。みんなで実の入ったサヤの様子を見ています。

それではみんなでよく見てから収穫しましょう。

長く大きく育ったそら豆くんです。           女の子達もじっくりながめています。

さて、上手くそら豆がとれるかな。

どれから採ろうかな。

よく育ったね。                    サヤをぐっと引っ張ると採れましたね。上手く中に豆が入っていたかな。どんなにおいがするかな? 確かめています。

ママに見せて報告をしているところです。        こんなそら豆が採れたよ!

秋にアサギマダラチョウが飛来するフジバカマの植え込みを手入れされるママ達。フジバカマはあまりに株が密になり根詰まり状態で花も咲きにくくなっていました。そこをFママが株分けをして楽にして下さったのが昨年の頃。お蔭で伸びやかに大きくなってくれそうです。

ひみつの庭の東の奥のエリアをお手入れ中のママ。ママを見つけたRくん。 ベニバナトキワマンサクの植え込みの下、ハーブエリアをお手入れ中のママ。

さて、みんなで収穫したそら豆が集まりました。サヤの中にあるそら豆をこれからみんなで取りだしましょう。

ツゲのトピアリーが新芽をキラキラと輝かせる季節です。

トピアリーの足元エリアなど、落ち葉が溜まりやすい箇所を細やかにお手入れ中です。

子ども達が描いたきゅうりプレート。その奥や菩提樹の葉の下をお手入れ中のママです。

今日は気温が30度を越え、太陽の陽射しが照りつける日でした。お手入れ有難うございます。

どう? うまくむけた? すじに沿ってサヤを空けると、かわいいそら豆くんがふわふわベッドに眠っているのがみられます。

大事にゆっくりとサヤを開けていく子ども達。

相談しながらやっています。どう?うまくできる?

ほら、とれたよ😊😊 Mちゃん。

ほら、こんなにでてきたよ。              開けたらベッドだけだった?こんなこともあるようです?  

ふかふかベッドは綿みたい? 開けてみてわかる中身の様子。

そら豆がでてきたよ。

ゆっくり、ゆっくりサヤを開けていくと上手くいくよ・・・

そら豆くんがたくさん😊

これだけ入っていたよ。                森からやってくるおサルさんや野生動物の対策について🐒 東山沿いはどの地域も何らかの対策をされているようです。     

昨年度よりみんなで育ててきたそら豆が無事に収穫の日となりました。昨年11月そら豆を植えたよより

子ども達がそら豆を観察しながらサヤから豆を取りだしている間、傍ら、机、コンロ、そら豆をゆでるお鍋などを準備しています。育て、収穫した場所で体験したいそら豆のお味😊

ほら、こんなお豆が出てきたよ~。           それぞれの場所で黙々と作業を続けられるママ達。   

細やかな作業を有難うございます。いつも手の届かないエリアに優しい心配りがもたらされることは、庭にとっては至上の喜びとなります。

さて、お湯が沸きましたよ。お鍋の中にザザ~と投入です。お鍋から少し離れましょうね。

豆を取りだしたあとのサヤ。

きれいな色のそら豆くんがいっぱい😊 しばらくお待ちくださーい。

懐かしい卒園児ママも他のご用とともにお庭にお顔を見せて下さいました。

ひみつの庭の外側エリアをお手入れ中です。       築山も元気な芝の緑が広がりつつあります。太陽の光をたくさん浴びて青々とした芝生が今年も広がりますように・・・  


コンポスト前など普段手が届かない通路横をお手入れ下さったり、園庭ブランコの足元に生える草を取り除いて下さるママ達。

そろそろ茹で上がったので手を洗いましょう。      yuuka先生から手の中へいただきます。  

このそら豆ができるための土づくり、苗植え、そしてお水やりなどお世話をしてきた賜物です。

いいにおいがするよ。お豆のにおいだ😊

やさしい淡い色合いのそら豆、柔らかさと形をよくながめて見る子ども達。

甘いね、美味しいね。そら豆のお味はどんなだったかな😊 元気におかわり~~  

いろいろとお忙しい中をお時間捻出して下さり感謝です。 ご馳走様のあとはそら豆くんの絵本シアターのはじまりはじまり~💗 

tsugumi先生の声が緑の中に心地よく響きます。集中してお話に聞き入る年長児達。

収穫してサヤから実を取り出し、いま食べたばかりのそら豆について、さらにお話に深く入り込んでいる子ども達の様子です。

落ち葉コンポストは満杯になりました。発酵を促すために米ぬかを投入しようかと思います。

ライラックの株元にも雑草がたくさん生えてきます。そこをお手入れ下さるママ。ひみつの庭でそら豆の時間を終えた子ども達もお手伝い。

さあー、いち、にの、さーんで、クルリッ🎈ととんで・・・

着地💗 みんなの楽しそうな顔が輝いています。

それっ、と走り出す女の子達。

サークルスペースをくまなくお手入れ下さり、また集われたママ達は気軽にお話を交わされる庭スペースです。

子ども達が植えたお野菜のプランター近くや、丸窓の下などなかなか手が回らない場所をご存知のママ達です。

5月になりいろいろな生き物が姿を現し、動かなくなった昆虫を寂しく思いつつ見せにきてくれます。ゾウのような形をしているからゾウムシ。ゾウムシは大小さまざまなものが園内で見られるのです。こちらは小型でメタリックカラーが美しいゾウムシですが、どれだけ調べても名前がわかりません。だからとても珍しくきっと貴重なゾウムシです。標本希望でしたのでいつもの簡易標本にしてさらに観察ができるようにつくります。クラスでもみんなにご紹介してあげましょう。 お疲れ様でした。いよいよ正午になりました。子ども達もお弁当の時間になりました。

今日は「PARADISE」という名の冷たいフレーバーティーを。パパイヤ、マンゴなど果実ミックスのお紅茶。約10時間水出しでつくってみました。優しいお味になったかしら。

カンカン照りの中、皆さまのお力添えをいただき有難うございました。お陰様でさらに庭に細やかな手が加えられ、子ども達を支える優しい意識が広がる場所となりました。お疲れがでられませんように。
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本日は、園内通信「お知らせ23」をお出ししました。
内容は、
◇ 「ひみつの森」の”パパの日”スタート!

2017.05.16

5月16日(火) / 薔薇🌹”マダム・イザーク・ペレール” ・ひみつの庭の”ママの日”だより・ “アザオの種を植えたよ🌺(5/9記録)


   <マダム・イザーク・ペレール>  オールドローズ ブルボン系  1881年フランスで作出

たくさんの花をつけているバラ”マダム・イザーク・ペレール”。鉢植えから土に植え替えて7年目になるこのツルバラは、プレイルーム横の庭でいま満開に咲いています。週末の夜に撮影しました。向かいのフェンスにはテイカカヅラやハニーサックルの花が満開でよい香りが漂います。あっという間に周辺の木々の緑も一段と鮮やかになり、今の時季の自然のエネルギーには驚くばかりです。
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ひみつの庭の”ママの日”だより

今日は今年度一回目の”ママの日”。今年は諸々の都合により、連休明け、家庭訪問短縮期間明けになってようやく開催の運びとなりました。4月から、クスノキの春落ち葉が長らく続いており、ひみつの庭、また何よりビオトープの中は、クスノキの葉と枝がたくさん落ち込み水の色が茶色く変色しています。年によってはビオトープの中の生き物を先生達と全員ですべて容器に捕獲し、傍らビオトープの内部をすっかり洗いきれいに洗い出しますが、今年は未だ落葉が多い状態のため様子をみています。

さて10時半。ご来園下さったお母さま方の姿があり、大木ナナミノキからの春落ち葉をクマデで集め、てみで落ち葉入れに集めて下さっています。そう、北側はナナミノキの落葉が今年は激しいのです💦。二日ほどそのままだと一面落ち葉の絨毯になります。

赤ちゃんおんぶでご来園下さったママも。有難うございます。 ビオトープはご覧の色合いに^^;。長靴を履いて落ち葉のすくい上げを太郎先生にお願いしました。

芝生も少しずつ成長しています。雑草を取り除いたり、落ち葉をクマデで集めて下さるママ達。

そこへ年長児達がやってきました😊          きゅうりの畑を確認して。

畑にお水をあげている様子です。

お水やりが終われば、続いて年長の子ども達はひみつの庭の中の落ち葉を集めたり、ビオトープに落ち込んだ落ち葉を運んだり、積極的にお手伝いをはじめました。葉をミニクマデで集める横に落ち葉入れをBちゃんが持ってきてくれました。

ビオトープ横の植え込みにもたっぷりと落ち葉が山積しています。 大きなテミを手にするMちゃん。

お話しながら作業中。                芝生に枝や雑草などが生えているのを手摘み

芝生の斜面に沿って手入れされるママ達。       ビオトープの中に落ち込んでいる落ち葉をテミで。

運び出しているKちゃん達の姿があります。傍ら、カエル、ヤゴなど観察する姿もあります。ビオトープの生態系ピラミッド構造で生き物がうまく生息するには水底に腐葉土は不可欠ですが、これほど多くの落ち葉量は困りものです^^;。

ビオトープの円形の張り出し場所の前にあるスイレンの葉も芽吹きました。

ビオトープ横のウッドデッキ近くで取り組む子ども達。  年中児クラスも活動にやってきました。

落ち葉入れにてみでザザーッと入れています。      北側エリアもそれぞれに活動中です。

手首に結んだのは素敵な腕輪かざり😊 クローバー🍀でママに作ってもらったのかな。

こうして・・こうして・・ね🍀

お外あそびの流れで活躍する子ども達。         赤ちゃんすやすやとママの背中で眠ってしまったようですね。 tomomi先生も一緒に。

今日の天候は暑くなく、寒くなく、活動しても汗をかかないくらいのとても爽やかなお天気に恵まれました。こんな日がずっと続くといいのですけれどね・・。 八重桜の足元は紫色のチューリップやムスカリが元気に咲いていましたが、いよいよ咲き終わり、その上にさらに堆積している落ち葉を集めています。子ども達はこちらに差し出したてみが落ち葉でいっぱいになると、超特急のスピードで落ち葉入れに運んでくるのが楽しくなって、私を早く、早く、とせかしてくれますが、その速さにこちらが追いつけなくなるほどでした。

秋から冬、また春になった頃、夕方になるとビオトープに灰色の鷺(サギ)やカラスの大型のような黒っぽい鵜(ウ)のような大きめの鳥がじっと水の中でお魚を狙っていました、と報告をいくつか聞きました。5月に入りましたがアメンボやカエルの姿は見られるものの、メダカ、タナゴ、ゲンゴロウブナ、オイカワなど、大きな魚🐟までもが姿が見られなくなりました。どうやら結構の量の魚類が鳥に食べられてしまったようです💦 鴨川などで日中を過ごし山に寝るために帰るとききますが、その途中のレストランとして楽しんでいたのでしょうか。タナゴが産卵する二枚貝は生息していますが、タナゴがいなくなると二枚貝も生きられなくなるでしょう。近いうちにまた、メダカやタナゴの仲間を増やしたいと考えています。草食性のゲンゴロウブナは水産センターで調達した貴重な魚類でしたが寂しくなりました。またヌマエビもビオトープのピラミッド構造を維持する役割として必要ですので仲間を増やすつもりです。

てみで落ち葉運びが継続しています。 タブトラッグスバケツも道具として使用しています。

お母さんのお背中ですっかり寝入っている赤ちゃん。 暑くない日で幸いでした。 後半戦はほうきでウッドデッキ上の落ち葉掃きです。

大張り切りの子ども達のパワーが全開の時間が流れました。さて、そろそろお弁当の時間が近づいてきました。 お腹が空いてきたでしょう。みんなよく頑張りました。

ツゲの上部には黄緑色の新芽が元気に成長しています。毎年、ツゲのトピアリーも徐々に充実してきています。

こちらは昨年に植えたエルダーフラワーの小さな木。ひみつの庭の東奥にも同じく種類違いのエルダーの幼木が元気に根付いています(学名Sambucus nigra)。株が大きくなれば春に白い花が咲きますが、その花からシロッツプをつくることができます。シロップは希釈して飲料、ケーキのシロップなどに利用できる上、エルダーフラワーはハーブティーにもあるように「万病の薬箱」と呼ばれインフルエンザの特効薬でもあり、安眠にもよいとのこと。また秋の黒い実を収穫してジャムも作れます。

皆さまお疲れさまでした。今日は有機のエルダーフラワーコーディアルをミネラルウォーターか炭酸で割りましょう。お好みの方をどうぞ💗 皆さん炭酸割りで、少し甘めでいただきました😊。

お忙しい中、お力添えをいただき有難うございました。
      
      赤ちゃんもチラリと。すでにお目覚めでママと一緒で機嫌よく過ごされていました。

こちらは年少児が植えたトマト苗にもう黄色い花が咲いていました。 年長児が昨年植えたそら豆くん。さやが空を向いていることがそら豆という名前の由来だそうですよ、とYママ。なるほど~。随分大きくなってきたものもあり、そろそろ収穫時が近いかしら?

そら豆アップ。結構サヤが長いんです。

左写真はそら豆のプランター栽培の様子。右写真は年少児のトマトコーナーです。中粒のトマトでミニトマトより少し大きめサイズ。たくさんできて甘く美味しくなりますように。

こちらはスイカの苗のアップ写真。すくすくと大きくなっています。実をつけたあかつきにカラス除けとして、実にかぶせるネットなどを準備していますが果たしてどう生長してくれるでしょうか。

こちらは年長児のきゅうり。すくすく大きくなってきました。ツルが伸びてきたのでそろそろ支柱が必要です。

こちらはビオトープ奥に植栽している柏葉紫陽花ですが、もうつぼみが見られます。

今年も白い八重咲きの花がたくさん咲いてくれますように。 西洋紫陽花もつぼみをつけています。水辺の際には紫陽花が似合うと思います。

こちらは子ども達が育てている苗の予備の苗ですが、もう花を回かさせています。 右写真はたんぽぽぐみ前花壇のヒマワリの芽です。たくさんの芽が出てきました。実はミニヒマワリも手前に植えています。こちらは7月には開花が見られるでしょう。

ビオトープ際のクリーピングタイム。上からのクスノキの落葉を受けながら今年もよく育ってくれました。 ふと横を見ると大型トンボが水中に何度も産卵していたので急いでカメラを向けました。

オニヤンマとは色が違います。クロスジギンヤンマのメス♀のようです。そう言えば、ウッドデッキ横を子ども達と手入れしていた時、大型トンボのヤゴの抜け殻が落ちていました。夏に見られるシオカラトンボの姿はまだ見えません。
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“アサガオの種を植えたよ🌺”(年中児)(5/9記録)

こちらは先週火曜日の記録です。前日にプランター、土の準備を済ませ、二種類のアサガオの種をクラスごとに植えました。たくさん花が咲いたら嬉しいですね。

ほしぐみから植えました。みんなでアサガオのベッドをきれいに整えてここへ種を植える準備をしています。

この指の先くらいの穴を開けて、そこへ種を一粒いれますよ。

ほら、こんな種ですよ。みんなに少しずつ渡します。 では指で穴を開けましょう。

指で穴を開けるとちょうどよい種のベッドができそうです😊

手の平にアサガオの種一つ。角がとがっていて丸くないね。

手で土をかけてあげて、そっとピッチャーでお水をあげましょう。

力を合わせてゆっくりと水を土にかけています。あげすぎてもあふれてしまうから少しずつ。

ゆきぐみも時間差でやってきて説明を聞いているところです。 少しずつ種をもらいながらよく観察しています。

ほらっ、こんな種。

黒くて固くて小さな種だね。

それではみんなで植えていきましょう。      指で小さな穴を開けていって・・・中に種を入れました😊

そしてピッチャーでお水を。順番にそっと上からお水をかけてあげましょう。

植え終えたあと、スイカ畑に移動し、落ち葉をできるだけ取り除いてからお水をあげています。

どのクラスもお当番さんが担当したり、みんなで毎日生長を観察しながら見守り育てています。そして、ワッショイ、ワッショイ😊 運んでいます。

ここにしよう。南からの☀が当たって大きくなりますように。ゆきぐみ、ほしぐみのプランターは新芽がある程度大きくなったら第1園舎の横に移動して育てます。すくすくと大きくなりますように。

ひみつの庭のカシワの木の葉。カシワは昨年の枯れ葉が春の新芽が芽吹くまで落葉せずにしっかりとついているのが面白いです。きれいな葉が広がったのはつい最近のことでした🍃

しばらく気候がよい日が続くようです。自然の中へ身を置き、みんなで楽しい時を過ごしたいと考えています。ひみつの森へもいざ、でかけましょう👸👨

2016.12.06

12月6日(火) / 枇杷(ビワ)・ひみつの庭の”ママの日”だより

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   <枇杷(ビワ)> バラ科  学名 Eriobotrya japonica (Thunb.) Lindl.  原産地 中国

バラ科の常緑高木のビワ。春以降、野鳥が果実を食べたあとに種が落ち、自然に発芽したと思われる実生が園内のあちこちに見られます。

こちらは園庭のブランコ近くでただ今満開のビワの白い花。毎年12月になると花が咲きますが、その後少しずつ実が大きくなり、初夏にはオレンジ色の果実がたくさんなります。摘蕾もせず自然のままなので小さめの果実がたくさんなるのですが、それをお山の野鳥たちが好んで食べてしまうようです。

右上写真は滑り台横の枕木の階段に落ちていた黄葉のビワの葉ですが、ビワの葉と言えば昨年度はひみつの庭奥にあるビワの葉を収穫し、草木染め体験をしました。コーラルカラーのきれいな色染めができました。
ビワの葉で草木染め(1)ビワの葉で草木染め(2)

またビワは、私の幼稚園の頃から大好きな夏の果物の一つですが、有名な品種は茂木、田中、大房、希望などがあがります。中でも、長崎県の茂木のビワは大変有名です。昔、代官屋敷に奉公していた女性が、中国の商船から持ち込まれたビワの種を茂木町の自宅の庭にまいて育てたのが我が国での栽培の起源とされているそうです。

園のビワの品種は不明ですが、来年はたくさんの実がなりそうで楽しみです。
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ひみつの庭の”ママの日”だより

2学期最終日のママの日、今朝の気温は13℃ほど。太陽の陽が当たれば温かく感じるもののお昼前より気温が低くなり、子ども達のお帰りの頃にはおよそ9℃ほどに。寒気の影響で夜は更に寒くなるということでした。明日はいよいよ二十四節気では「大雪」。雪がちらつく日も出てくるでしょう。

本日はひみつの庭の外に位置するライラックコーナーのうち二本が枯れ込んでしまったため、植え替えをすることにしました。午前10時過ぎ。珍しく皆さんより一足早くお庭に上がり、新たな腐葉土、堆肥などを準備しながら道具を運び始めていると、ママ達が笑顔で上ってこられました。
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シャベルでGママが株を掘り起こされると、すでに軽く持ち上がるほど根の周囲の活着がなくなっていました。栄養が足りなかったことが一つの原因、そして株のまわりに土留めのために植えたフッキソウの根がとても強く、ライラックの株の中にまで根っこがしっかりと侵入していたことも株を弱らせてしまった要因でしょう。フッキソウは草ではなく木だそうです。勿論、ここ毎年の夏の暑さは相当なものなので、暑さにも強い品種だとしてもまだ小さなライラックにすると厳しい環境だったかも知れません。
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この度、白花と赤紫花”チャールズジョリー”の二株が昨日夜にお山に到着しましたので、今日のママの日にご協力いただくことが叶いました。
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こちらは植え替えた白花ライラック、160㎝ほどの高さです。前の株を掘り起こした後、シャベルでさらに大きな穴を開け、新たに腐葉土、堆肥、元の土をミックスしたものを敷き、上から重たいライラックの株を根巻き(麻布で株を巻いたもの)のまま植え込みました。麻布はいずれ土になります。
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お話をしながら他のライラックの株元をそれぞれ柔らかく耕し、まわりのフッキソウの根の侵入を整理してカットされます。
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築山の落ち葉、大木メタセコイヤから落ちるオレンジ色の落葉を集められるYママ。 ウッドデッキの上を丁寧にお掃除されるFママ。
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次は手前にもう一本の新たなライラック”チャールズジョリー”を植えましょう。園長室に届いていた苗を取りにいって下さったGママ。大きな穴を開けていましたが先ほどの白花ライラックより随分小さなライラック苗でした。梱包を解き見てからわかる実際の苗のサイズ。「大きな穴を開けてしまったけど、、、このライラックさっきのよりだいぶ小さいじゃない」とみんなで穴と苗のサイズの違いに思わず笑いがおこりました。
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まあ、根が伸びやかに成長できますし大きいことはいいことです。ミックスした用土を入れ込み、苗の大きさを見ながら穴の中にそっと配置します。
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ビニールポットの中で根がまわっていて容易に外れません。仕方なくハサミでチョキチョキとカットして外すことに。 無事、穴の真ん中に配置しました。
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先に植えた白花ライラックはすでに春芽がいくつも出ています。元気な株を送って下さったのは滋賀県の苗屋さん。一度お伺いしたいお店です。その株に速やかにお水をあげて下さるママ。株を植えることができるのは12月までのため、この度はタイミングよく植樹が叶い有難い限り。
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一輪車(ねこ)の上はいつも土を混ぜ合わせるトレイ代わりに使います。今日は培養土、腐葉土、そして土壌改良剤ヴァラリス・バイオポストをミックス。ヴァラリスは「フランス農林省から金賞を受賞したという有機肥料でパワーがある」との宣伝につられて買いました😊。なんと1g中に27億以上の微生物を含むそうで、製品は50年以上の歴史があり世界52ヵ国で農業・園芸に使用されてる、またアフリカや中近東では砂漠の緑地化に使われているという夢のような土壌改良剤。根が直接触れてもよく、油カスや鶏糞、牛糞、腐葉土、苦土石灰など必要ない・・・とあります。どうしましょう~、 元気がなかったライラック達が来春に驚くほどたくさんの花を咲かせてくれたとしたら・・・、夢の堆肥ヴァラリスの微生物の力に思いを馳せてしまいます💗
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ひみつの庭の北側エリアもメタセコイヤやドングリが散在しています。本日は大勢のママ達がご来園のお陰できっと庭も大喜びです。
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年中児がママ達を見つけました。何を手にしているのかと言うと、ガーゼハンカチです。予め水で濡らして絞ったハンカチに森でみんなで拾い集めてきたヒサカキの実を中に入れて絞り、実の色素を布に移すまさにお手製の「絞り出し染め」とでも言いましょうか、の最中です。火やお鍋を使わない簡単な方法で色染めにチャレンジしているところです。室内では実がこぼれ着色が気になることもあり、園庭でのこの度初チャレンジとなります。
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「ほらー、色がついたよ~!」と思わず駆けだしているKくん。
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一時は上の大木クスノキを通る風がとても強く、まるで海辺を渡る風の音を聞いているようでした。このようにとても風が強い日のあとは今までなら大抵次の日は雪が積もったりしますが明日は天気予報では☀模様。さて、ダイナミックな自然現象は何かのサインかもと少し心配になったり。 私もワッフル織の白ハンカチを水で絞り、ひみつの庭のヤブランの実を中に入れてこすり出してみると綺麗な紫色が布に移りました。子ども達はヒサカキの実で、私はヤブランの実で試しています。煮出さずに色染めをする方法もいくつかあります。
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どんな色になったの?とMママとUちゃん。      
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こんな感じです。ひみつの庭のヤブランの実を数個つぶして染めたもの。綺麗な紫色が染まります。
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ひみつの庭とコンポストを行き来されるSママ。      一番手前のライラックは”エスタースターレー”という品種で明るいピンク色の花をつけます。こちらも再び元気に春を迎えてくれますように。
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植え替えた二本のライラック以外にヴァラリス土壌改良剤を含んだ新たな土を配分されるGママ。  子ども達とヤブランの実を採り、中から白いビービーダンのような芯が出てくるのを見つけました。あとで聞くところによると、いま作っているお人形の目にする、と女の子。なるほど。
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小さな熊手でYママとともに。
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なにをしているのかな。上からはクヌギの落ち葉がわんさと落ちてきています。クヌギの実は二年に一度なります。今年は実がならない年でしたが来年はまたお楽しみ。
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いつも気になっているビオトープまわりを手掛けて下さるママ達。 そしてひみつの庭の北側フジバカマは秋に開花し、アサギマダラ(旅するチョウ)が訪れるコーナーですが、もともと株を密に植えすぎたためか最近は密集してしまい株分けが必要となりました。花もあまり咲かなくなってきたところをFママが手入れして下さいます。
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こちらはNママとNママ。ビオトープ水面に浮かぶ落ち葉を熊手ですくって集めて下さっています。太陽の陽が水面を照らしています。 ナンキンハゼの足元ヘンリーヅタの辺りを手入れされるFママ。
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子ども達もお手伝い。 こちらがヴァラリス夢の土壌改良剤です。こちらもほとんど花をつけなくなった端っこのライラック。力をつけてくれるように願います。 森の近くの落ち葉を集められるSママ。
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どのライラック株もほぼ手入れがなされ、ほぐした土には酸素、水分が取り込まれやがて株も活き活きと春を迎えられますように。 また年明け1、2月には忘れずに肥料をあげなくては。
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ライラックの古い土がだいぶ残りましたので、園庭のくぼみを見つけて入れて下さっています。雨のあとに水たまりができたところがどうしてもくぼんでしまうのが悩みです。
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みんなで土を踏んでくぼみを固めているところです。こうして凹んだところが真っ直ぐになるんだね。走っても足をとられてこけることがないように・・・
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トントントンとみんなでグランドを踏み固めています。しっかり下の土壌と馴染んでくれると嬉しいです。
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石段の一つずつを掃き下ろして下さいます。  落ち葉コンポストも山盛り。落ち葉のお布団ができ上がっています。
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KママOママ、てみにいっぱいの落ち葉を手に。
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壁泉の後ろをNママ、そしてフジバカマとハーブエリアをFママ。有難うございます。
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一番奥のハーブエリアは上からドングリ(カシの実)が山ほどどっさり。  風があるので掃いても掃いても、ですが、ママ達の手が入ると断然見違えるような場所に変身します。
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ウッドデッキ、壁泉の中は放っておくと落ち葉のお風呂ですね。お外あそびに出てきた年長児さんがお手伝い中。
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お昼になりました。皆さまお疲れ様でした。先にお帰りになったママも有難うございました。結構辺りは冷たい空気が漂ってきました。ポットのお湯でカップを温めながら、作業を終えられた方から温かいティーをどうぞ。
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今学期もひみつの庭へお足運び下さり、貴重なお力添えを下さいました皆さまに心より感謝申し上げます。お陰様でビオトープガーデンひみつの庭は、子ども達がお野菜を植えて収穫したり、ビオトープの生き物に触れたり、芝生の築山で飛び跳ね、また寝転がって空を仰ぎ見、ゆったりと自然をとらえ感じられる場であり続けることができます。冬の間も雪間から子ども達とママ達がともに植えた花が元気で過ごしてくれますように。

インフルエンザ対策、また冬間の免疫維持のためにママ達がされている方法をいくつかご披露いただきました。ヨーグルトR1での健康対策(1073R-1乳酸菌にウィルスを防御する力あり。風邪やインフルエンザにかかりにくくなる説)、米麹づくりと使用法、マヌカハニーでの健康維持(子どもも1スプーンで咳、喉の痛みが止まります)、にんにく玉(にんにくと卵黄のみで作られたカプセルを使わない製品(http://www.e-ninniku.jp/)、オリーブ葉エキス(サプリ)についてなどが話題にのぼりました。皆さんいろいろと独自の健康対策をされているようです。そして何より体を冷やしてしまうといけないので、十分睡眠を(睡眠不足は体が冷える)、また無理をし過ぎず気持ちにゆとりを持って楽しく過ごすことは大事ですね。
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上を見上げると、青空に浮かんだ中央はオレンジ紅葉のメタセコイヤの大木。そして左はビワの木に右はカシの木。
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過日、年中児クラスが植えたそら豆もしっかりと根付き青々と生育中です。
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ビオトープ奥にあるアジサイが未だ明るい色をたたえています。冬色アジサイ😊として今しばらくの間楽しませてくれそうです。

2016.11.29

11月29日(火) / ガーデンシクラメン・ひみつの庭の”ママの日”だより〔そら豆を植えよう〕・

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  <ガーデンシクラメン>  サクラソウ科  学名 Cyclamen persicum cv.

昨年より、ひみつの庭に植えはじめたガーデンシクラメン。一般的なシクラメンは室内用なので寒い外では枯れてしまいますが、ガーデンシクラメンは寒さに強い品種から開発されました。自然の中にいよいよ鮮やかな色が見えなくなる冬の間も、赤、白、ピンクなどの明るい色で庭を明るくしてくれます。耐寒温度は氷点下5度ほど。今年はどんな冬になるのかわかりませんが、子ども達が手植えしたガーデンシクラメンが雪の下でも元気でいてくれるようにと思います。
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ひみつの庭の”ママの日”だより

本日は曇り空☁。お天気が難しい時季ですが、今日も10時頃よりママ達がご来園、至るところの落ち葉を熊手、ほうきで集めて下さっていました。

そら豆を植えましょう💜

年中クラスが育て、収穫後も長らく実をつけていたのはこどもピーマン。そこをいよいよ整理して、来春に収穫できるそら豆を植えることになりました。ママ達が作業を始め出すと、年中児達がちょうどお庭へやってきました。
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深く大き目プランターが4つ。ピーマンの苗を土から抜き出します。その様子を間近で見る子ども達です。
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根にしっかり土がついています。たくさんの実をならすためにこの根っこが活躍したのです。 「せんせい、力が足りないからみんなも手伝ってくれるかなー?」とtomomi先生。
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「おおきなかぶ」の絵本のように、tomomi先生の後ろにまわって引っ張ってくれるBちゃん。 すごい根っこだね~、と手で抜きながら観察しています。
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まあるく土をつけているピーマンの根っこですよ。 背も高くのびたピーマン。みんなとどちらが背が高いかなあ!
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みんなが集まってきて力を合わせて作業をしていきましょう。
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よいしょ、こうして大事に抜きましょう、とyoko先生。そっと抜いてあげましょう。 こんな根っこがあったよ、とHちゃん。
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ピーマンの背丈が大きく、また手にするとほどよい軽さなので子ども達は楽しそうに触れています。9月10月11月と、長らく実がなっているのを庭で眺めていた年中児さん。嬉しそうなKくん。根っこの土がほどよい重石になり下に置くと直立できそうです。
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「ほうら、みんな見てごらん」「すごい根っこでしょう。頑張ってたくさんのピーマンをつけてくれたピーマンの根っこです」
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それぞれ手にしてみると何となく楽しくなってくるのが不思議です。
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ピーマンを前に何やらお話中の女の子達。  ママお掃除ありがとう!
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プランターの土をほぐしながら根っこなどを取り、次に新たな土と肥料を入れてそら豆を植える準備をしましょう。
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両手で土をすくってそれぞれのプランターに運ぶ子ども達。少ないところがなくなるようにまわりをよく見て入れましょう。次は元の土と上から入れた土、肥料とをしっかり混ぜていきます。
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手でしっかりと混ぜて込んでいます。 どれどれ、土が柔らかくなり栄養もしっかり混ざっていますよ。
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ここも土を入れてあげましょう。そして表面をならします。 よしよし、よい土になりましたね。
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ピーマンと一緒にお写真をパチリ! 
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ピーマンと一緒に築山から走ってきたのはSちゃん。 Tちゃんも楽しそう。
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ほら、こんなの感じ。ぼくよりピーマンは背が高いよ。 両手に土を載せて大事に運びます。スコップでそーろりそろり。だいぶ次のお野菜を植える準備が整ってきました。
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では、そら豆の苗を植えましょう。ポットから外して素早く穴をあけた土の中に入れてあげています。
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そ~っとポットから土を外して、土を外さないようにして柔らかな土の中に入れてあげましょう。
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そら豆のポットの土がとても柔らかいから気をつけましょう。土を落としてしまわないように。
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上からそっと土のおふとんをかけてあげたら、そっと押さえます。そっとね。
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ちらりと苗の株元に赤っぽい豆が見えています。種からだと大変なので苗を送っていただきました。品種は”福ならび”のようです。可愛い苗がプランターに三つずつ。
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土の足りないところに追加します。 ポットから苗の取り方をママに教えてもらっています。指の間に苗の茎をそっとはさんで・・・
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ほうら、取れたでしょ!             赤豆です。ここから芽がでてきたのですね。
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そら豆くんの土のベッドはどうですか~。上手く植えられたようですね。 ママの落ち葉拾いのお手伝いをする子も。
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どこにうえようかな? はい、ここへどうぞ。そっと大切に土の中に入れてあげています。
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そら豆の苗を植えていく作業が着々と進みます。葉についた土をそっと払ってあげたり、植えた苗をしみじみと見ていたり。
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何往復も落ち葉を運んでお手伝いをしている女の子Kちゃん。 
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上手く植えられましたね。 土をならしておいてあげましょう。 土にも栄養が含まれています。
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そしてお水をあげます。土がお水と栄養を吸い上げ、大きく育ちますように。 お水のバケツを運んでいるKちゃん。
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あらKちゃん、こんどは大きな落ち葉入れを運んでいます。なかなかバイタリティーがある年中クラスの子ども達です。
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ほら、植えられたよ。           お水はそら豆の株の根元にたっぷりあげましょう。
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お水をたっぷりもらって、ぐんぐん大きくなりますように😊 そら豆さんはゴクゴクお水を飲んでよろこんでいるかな。
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無事に植えられたそら豆の苗。寒い冬の間もぐんぐん大きくなって、来年の春、みんなが年長さんになった頃には「そらまめくんのベッド」にでてくるような元気なそら豆がでてくるかなあ? フカフカの白いベッドもできるかな💕
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ウッドデッキの上をピーマン苗と一緒に駆けまわる男の子。 あっ、雨が降ってきた・・・
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二つのピーマン苗とTちゃん。 今日の予報は曇り空でしたが雨がぱらりぱらりと時雨れてきました。
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「ほらっ、とってもちいさなピーマンがついているよ」とRちゃん。よく気がつきましたね。 ひみつの庭の一番奥ではママと数名の子ども達の姿が。
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ここは庭の裏門横のハーブエリアです。フランスのとあるお庭からやってきた大事なハーブ(セージ)が植わっていましたが、北側エリアの竹藪から竹の地下茎がひみつの庭の中にそーっとそーっと侵入してきて、このハーブは残念なことにダメになってしまいました😢 そこを何とか耕し、竹の地下茎を掘り上げ、お楽しみの植物を植えることになりました😊 そこをシャベルのお手伝いをしている女の子達。
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なかなか板についてきた感じです。        大人の道具ですがなかなかの手つきではありませんか。
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園庭では、ピーマンの苗を手にすっかり楽しくなっている年中児達。ピーマン祭りだとか。年中児達はこのあとクラスに戻ってから、ピーマン祭りのことを絵に描こうよ!と子ども達発信で盛り上がったのだそうで、「急遽、画用紙を取りにいってみんなで絵を描くことになりました😊」とtomomi先生。活動の流れで楽しい気持ちをそのまま絵で表現できるのは何よりです。子ども達からの提案ならば尚更のことです。
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思わず走り出しました。
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土を柔らかくすることに余念がありません。よいしょ、よいしょ、とあちこちをほぐしています。
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今日は落ち葉、ドングリが山ほどひみつの庭の奥に落ちていました。それらを熊手で丁寧に集めて下さるママ達です。
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ピーマンをクラスの前のこことに植えよう!と相談している男の子達です。
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ほら、ここに植えたよ。             築山の上も美しくなりました。
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いよいよ本格的に土をほぐし、次の植物を植える場所を作ります。2ポット分の苗を持ってきました。竹の地下茎の根っこがはびこり、重たくなった土に軽めの土を投入して土壌改良します。
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シャベルで混ぜ込みます。
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新たな仲間として調達した大型のハーブはエルダー。左がサンブカス ニグラ オーレア(Sambucus nigra ‘Aurea’)、右がサンブカス ニグラ ブラックレース(Sambucus nigra ‘Black Lace’)。
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ところが土を掘り起こしほぐしていくにつれて、どんどん出てくる竹の地下茎。北側の竹林から毎年侵入してくる竹の根にはがっくりとなります。Fママと暫し策を練りましたが、取り敢えず侵入している地下茎をできる限り掘り起こしてしまうことに。
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出てきた地下茎はのこぎりが必要で、且つ力も要るのでりょうま先生にきてもらいました。
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シャベルを入れ、グーッと力を込めてめくり上げるように根っこを引っ張ります。
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出てきた竹の地下茎。これらの根っこがあちこちから庭の中に顔を出しているので本当に困ったことです😢 反対側の方も地下茎が出てきていました。そちらも掘り上げてもらうことに。
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私もその後、3本ほどの地下茎にシャベルが当たり、それを何とか掘り上げようと根っこと格闘すること暫し。ハーブエリアが竹林になってしまうと思うと放ってはおけませんし^^;
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傍ら、ひみつの庭の外周、ゲート付近を細やかに手入れされるママ達の姿があります。
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掘り上げた地下茎のあとの土は大変な粘土質でした。まるで子ども達の粘土と変わらないくらいの粘度の土。思わずFママと苦笑いするほかなく。 重機でもあるといいのですが(無理はできません)、とFママ。 魔法でも使えるといいのに、と私も思います。放っておくといずれ竹藪になるかも知れない??😓
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ふと見ると、あちらからにこやかな年長児の姿が。これはきっと上手く出来上がったようですね。午前中、年長児はお団子作りを園舎の中で行ったのでした。「どうぞ食べてください!」と出来立てのお団子をお庭まで届けにきてくれたのでした。遠いところまで有難う💗

今日はお湯で割った温かいエルダーフラワーコーディアルをどうぞ。「田舎の薬箱」と呼ばれているエルダーフラワーは風邪や花粉に効く万能ハーブとして、また香りがよいので神経の緊張をほぐしてくれたり、インフルエンザの治療に用いられることもあるそうです。
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ご用事のため、一足先に帰られたMママ、Fママも、本日も皆さまお疲れ様でした。途中、時雨もあり空気も冷たくなって、さすがに12月を迎える季節に入りました。ひみつの庭もいよいよこれから冬の景色になります。皆さまお風邪などひかれませぬようご自愛下さい。
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2016.11.22

11月22日(火) / 紅葉の錦 神のまにまに・ひみつの庭の”ママの日”だより・園内通信

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     <イロハモミジ>  カエデ科  学名 Acer palmatum  英名 Japanese maple
                     別名 イロハカエデ,タカオモミジ

いよいよ季節は本日より小雪(しょうせつ)。わずかな雨も小さな雪になって降ってきます、という時季に入りますが、本日は嬉しいことに、朝からよいお天気に恵まれました。お山のモミジは今が最高潮で、石段やお庭にもモミジの絨毯が広がってきています。
私は朝から、各グループの子ども達が到着するのを待っています。子ども達が到着し、全員が一人ずつ「おはようございます」と元気な声でご挨拶をした後、各クラスに向かう姿を見送ります。初年度4月は声が出せない子がほとんどでしたが、二学期半ばの今頃になると、全員がお腹の底から元気な声、明るいお顔でご挨拶ができるようになっています。毎日、両手をピシッと両横につけ、頭をしっかり中に入れて最上級のご挨拶をしたあと、続いてお隣におられるお地蔵様にも深々とご挨拶をしてからクラスへと向かう微笑ましい年長児Kくんの姿もあります。
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ひみつの庭の”ママの日”だより

久しぶりの晴れマークが天気予報に出ているだけで嬉しく、安心の思いで迎えた今日の”ママの日”😊。いくつかの用件を済ませ、遅れてお庭にあがるとすでにお母さまの姿がありました。
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下から石段を上がってきたところは、モミジ紅葉の天井が広がっています。
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すでに作業を始めて下さっていたママ達。年少児クラスがお庭に出ていました。 ひみつの庭入口付近の落ち葉を集めて下さるママの姿も。
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夏のグリーンの芝生から秋、そしてこれから芝生も冬の季節に入ります。野芝は一応冬も枯れないのですが、そのほとんどが褐色の冬色に変化します。葉を落とした芝の枯れ葉をとりのぞかれるママの姿も。
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見上げると真っ赤なモミジ紅葉が広がっています。
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先週末、ひみつの森の谷(園庭から約20分)で森あそびをしていた時に見つけた緑色の幼虫を、ポケットに入れて大事に連れて帰ってきたのは年長児Sちゃん。幼虫図鑑で一緒に調べてみて、「ウスバフユシャク」(シャクガの幼虫シャクトリムシ🐛)だと探し当てたSちゃん。あまりに小さく細いシャクトリムシですが、週末に食草のカエデ類、バラ科の葉、カキの葉のうち、まだ食べても美味しそうな緑色のイロハモミジの葉をケースに入れておくと、週明けの今日もしっかりとフンをして元気に過ごしています。
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今日は幼虫が蛹になるには土が必要となるため、ひみつの庭にあるやわらかな土を中に入れてあげたのでした。幼虫を観察するSちゃんいわく、「ちゃんと尺を取ってる」と。お隣のクラスの女の子Yちゃんも「それにしても小さいねぇ~、この幼虫は💦」とお母さんのように感心するような口ぶりで言います。みんなでクラスで見守り育てているところです。
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山ほど掲載されているシャクガの数ページの中から一瞬で見つけたSちゃんの目には私も驚きました。何ページかをめくって確認し、結局特定に時間がかかった私よりも即座に「これだ」と認めることができる識別能力に脱帽です。
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テーブルの上にあったチューリップの球根入りの袋に目を留め、これを植えていい?とSちゃん。お隣にいたKくんとともにひみつの庭の奥に植えてあげることに。スコップ、シャベルで土を耕してほぐします。
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ハサミでネットを開けていい? どうぞ~。 よし、耕したうえに球根を配置完了🙆、とKくん。
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さて、それでは深めに土を掘って中に入れていきましょう。 作業をしながら、「ぼくも家でチューリップ植えたよ」などお話しながら首尾よく手が動きます。他の球根も持ってきて、全部植えたい、と意欲満々。
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ひみつの庭の外、園内のモミジの落ち葉などを集め何往復もされているママ。 外の通路の向こう側も見て下さっているママも。
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芝生の築山のママの横を駆け下りる年中児Aくん。 石段方面も一段ずつ落ち葉🍂を掃き下ろして下さるママ。
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下の方には今満開のモミジ紅葉。枝の一本一本が色鮮やかな美しい衣を広げているかのようです。
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ママペアを組んで足取りも軽やかなママ達。
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チューリップを二人で30球ほど植えたあとも、まだ植えたいと年長児ペアの二人😊 ではと、里桜”関山”の根をよけてウッドデッキコーナーL字にとっておきのチューリップ 紫系、ピンク系を植えることに。 里桜二本から落ち葉がたくさん落ち込んでいるところに手を入れられるママ。
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二人でなにやら相談中の様子。 年長児Cちゃんも来ました。サクラの根に当たらないよう等間隔に耕した中に新たな土を入れ、球根を仮置きし・・・
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ホスタの地上部が枯れていたものを抜き、横に置いたままだった私。ビオトープまわりを手入れして下さっています。 園庭で自由あそび中の年長児さん達が見つけやってきます。
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みんなの作業を見ながら、協力しています。 chinami先生の姿も。みんなよく頑張ってるね。
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ほぼ、チューリップを植えられたら上から柔らかな土をかぶせてあげています。
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先生、土の袋の中から土を取りにくくなってきたから袋を半分に切って小さくしていい? いいよ~。 自分の中から出てきたアイデアを試してみて、上手くいくことがわかれば経験が増えます。経験は多いほどよい、ので道具の使い方を知っていれば何でもやってみてほしい、と思います。 協力して作業をすすめる年長児達の姿。
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袋が小さくなったからやりやすいね、と二人で。
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土を全部使って上からやさしくかけてあげているYちゃん。 このあと肥料をさらに追加してあげてくれた男の子達。先に植えた奥のチューリップにもほどよい量をあげてきたそうです。 春になってウッドデッキ沿いに無事咲いてくれますように💕
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芝生築山に陽が射してきました。そろそろお昼の時間でしょうか。 あら、年中児ゆきぐみさんの姿が見えました。「おかあさん、ありがとうございました」とママ達にそれぞれがご挨拶。
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この日、年中クラスは合同で新聞あそびを室内で楽しんでいました。過日のお買い物ごっこで年長児クラスが巨大迷路をつくったことから、第1園舎の中で壁から壁へ紐をたくさん渡し、そこへ新聞紙を何枚も掛け、部分的に穴を開けて通り道を作ったりと、「間仕切りパーテーション大迷路」が完成したのでした。作業を終えた子ども達がママ達の姿を見つけ、まずRくんが「ありがとうれっしゃ、いってくるね」と言い、それに続いて全員がひみつの庭まで出かけて行こう、となったのです、とtomomi先生。ありがとうれっしゃ・・・ なんて素敵な言葉!
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さて本日はお一人ずつお好みを選んでいただけるセレクトティーをどうぞ。 
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本日もお足運び下さり有難うございました。ほどよく体が動かせました、と活動を終えられた笑顔のママ達。小雪(しょうせつ)に入ったとは思えないくらい穏やかで温かな陽射しの一日。「ひみつの森はぼくが案内してあげるから、と子どもが言ってくれるのですよ😊」と年少児Kくんママ。しばらくティータイムでゆっくり談笑し、やがてお開きとなりました。
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本日は園内通信「お知らせ66」(年長児対象)をお出ししました。
内容は、
◇ 園長先生との家庭教育相談について

2016.11.15

11月15日(火) / モミジ紅葉・ひみつの庭の”ママの日”だより・園内通信

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   <イロハモミジ>  カエデ科  学名 Acer palmatum  英名 Japanese maple
                   別名 イロハカエデ,タカオモミジ

11月半ば。今週に入り足早に園内の紅葉がすすみました。今年は例年にくらべモミジ紅葉が1~2週間早いような気がしますが街中はいかがでしょうか。落ち葉を一枚ずつイロハニホヘトと数えたことから名付けられた「イロハモミジ」。ついこの前までモミジの木から落ちてくるプロペラ(種)を子ども達が見つけ手にしていたのに、季節は留まることなくすすんでいます。

先日、「木の上の葉っぱがきれいな色になったね」と登園した子ども達と見上げて話をしていました。「きれいな葉っぱがぜんぶ落ちてしまったら・・」と言うなり「ふゆがくるよ」と続けてくれた女の子はRちゃん。園の入口扉を閉めて一緒に石段を上がっているとあちこちに落ちている色とりどりの葉っぱ。一枚ずつ手に取り”おちばクイズ🍂”をしながらクラスまで歩いていきました。サクラ、モミジ、クヌギ、クスノキの葉、モクレンの葉・・・、どれも鮮やかな色です。

また、本日登園したところのSちゃんは、お家から連れてきた大事なお客さんを見せてくれました。それは・・・
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なんの幼虫かな? 家のお野菜についていたのを見つけたのだそうです。また、黒いたくさんの実も近くの公園の辺りで夜に見つけたよ、とみんなにお話してくれました。
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すでに食べたあとがあります。あとでクラスの先生に聞くところ、クラスでもみんなに紹介をしたそうです。どんなチョウになるのかな? どんなガになるのかな?お名前はなんだろう? 
今日はSちゃんと一緒に調べることができなかったのですが、夕方に調べてみると、ヨトウムシ(ヨトウガの幼虫)と判明しました。畑では日中は野菜の根元に潜み、夜になってから活動するようです。今朝は光を浴びて少し縮まって見えましたが、暗くなったらのびやかに活動していることでしょう。そう言えば、写真のお隣にいるMちゃんのお兄さん(小学生Tくん)が幼稚園児の頃、畑のブロッコリーについていた虫のお話をしてくれたことがありました。偶然その時の幼虫と同じヨトウムシです。お野菜が大好きな幼虫です。
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      朝、第1園舎から園長室までお届けにいくお当番さん二人

いよいよ明後日はお買い物ごっこ。毎日少しずつ作り上げてきた力作の品が各クラスに並んでいます。一生懸命作って達成感も芽生え、「売りたくなくなってきたよ」「持ってかえりたい」という言葉もよく聞かれます。美味しい食べ物の数々や森の木で作ったフォトフレームなどなどなど、私もワクワクしてきます。園庭に横たわる年長児による巨大迷路もすでに完成しています。楽しいお買いものごっこの日にはきっと晴れますように。
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ひみつの庭の”ママの日”だより
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またまた本日”ママの日”火曜日は、夜から朝までしっかり雨降りのお天気となりました。登園した子ども達をお迎えしてその足でひみつの庭に入りましたが、足を踏み込む場所にも困るくらいどこも雨水に濡れてびしょ濡れでした。刈り込み予定のツゲのトピアリーも刈り込みバサミも使えない?と思うくらいに雨を受けていました。ついでに私の声も今朝からまったく出なくなりました😓。風邪ではなく、日頃と変わらず元気ですが声が不思議に出ないので、申し訳ないことに子ども達ともひそひそ声💦でしか話せません。今日はダメだわ~と内心しょんぼりしていましたが、園長室で本日お持ち帰りのお知らせ準備をしていると、西の空が心持ち明るくなってきたかに思えました。お天気に振り回されるような火曜日。そんなややこしい本日も、なんと有難いことにママ達がすでに庭に上って作業を始めておられました。
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早速に”パパの日”に使用している刈り込みばさみを数本持ち込み、はじめに予定していたツゲの刈り込みを始めました。
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ママは地域の公園やご自宅の刈り込みなどもなさるようで、勢いが違います。カシッ、カシッと心地よい音が響きます。
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以前は私の父が刈り込みをしてくれましたが、今回はママ達の手による刈り込みが実現しました。ヨーロッパの庭ではトピアリーは上を丸く刈り込んだり、横をふくらませたり、またお人形のような形にして楽しんだり、そんな庭の文化が見られます。勿論日本でもトピアリーが作れる木を植え、育てて楽しまれる方もあります。
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ひみつの庭では、上部を真っ直ぐ平らに、横も真っ直ぐ下に向かって揃え、あたかもバウムクーヘンをカットして配置したようなラインにしています。 子ども達がママを見つけてやってきました。
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真っ直ぐに揃えるのはなかなか難しい作業です。私は実はトピアリーの刈り込みは今日が初体験です。太く育った枝は結構固く力が要ります。 あちらを見ると、御所の中にある道沿いの植え込みのように見事に揃えておられます。
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ビオトープのカエル🐸さんにサクラの葉のお布団がかかって温かそう。
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上部を水平に見て揃えておられるママ達。 入口右のトピアリーを担当されるママ。
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徐々に奥の方へと刈り込みをすすめるママ。刈り込みをされる姿がとても板についています。
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可愛らしい形の落ち葉はなんですか?とおたずねだったママ。赤、オレンジ、黄色、緑と多彩な葉はナンキンハゼです。風にのって水辺をあっちに行ったりこっちに来たり・・・
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上部の刈り込みが終わると次は側面。カリッ、カリッ、カリッとよい音がします。きれいなウェーブラインが形成されていきます。ひみつの庭ができた時を知っているので、揃った時のイメージがわかります、とのこと。
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奥の方を刈り込み中のママ達。驚くほど速やかな手さばきです。おおよそ1m10㎝ほどの高さに揃えることにしました。子ども達にとって迷路のようなスペースになれば楽しいな、とイメージしたトピアリー。上に伸びすぎると足元や中ほどが空疎になり穴が空いてきてしまうため、常に年に一度、こうして刈り込んで揃える必要があります。
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なんと太陽の陽が射してきました。辺りはまだ濡れていますが少しずつ乾いてくるでしょう。 ほぼ完了です。左右の高さが一致して、見事なラインに仕上がりました。
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ツゲのトップの写真です。来春になると黄緑色の柔らかな新芽が出てきて年々株が育っていきます。今で植樹三年目の植え込みです。ひみつの森経由で大勢の職人さんが運んでこられた数十本ものツゲの株。思い返せば、植えられた日も雨上がりのずぶ濡れの日で、こんになぬかるんだ土に植えて大丈夫なのかしら?と心配したことを思い出します。
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手を伸ばせばす~っと爽快感が広がるような美しいラインです。
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刈り込んだ枝、植え込みに落ち込んでいる枯れ葉などを竹ぼうきでかき集めています。 棒に目印を留めた箇所が高さ110㎝。
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最後の仕上げ中のママ。他のスペースは本日作業はお休みで、トピアリー周辺に重点を置いた日でした。
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庭師さんも驚きの仕上がりではありませんか😊 お昼前にお帰りになったママも有難うございました。汗をかくほどで達成感に溢れたところで記念写真を💕 計5人で刈り込み作業が無事終えられました。雨も上がり、お陰様で作業も予定通り終了しました。本日ここまで来れたのは一重に皆さまのお陰です。お疲れ様でした。
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庭の外の紅葉をバックにもう一枚。 子ども達もママ達に「ありがとうー」とお礼を言うことができました。鐘が鳴りお入りの合図。次はハイライトのお弁当の時間になりました。
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向かいの大文字の中ほどにも紅葉が見られます。過日、登ってきましたよとママ。大文字山に気軽に登られるご家庭は結構いらっしゃるようです。これからは紅葉の中を登ると気持ちがよいことでしょう。思わず登りたくなりました。 太郎先生もお疲れ様でした。
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ひみつの庭奥からみた本日活動の入口方向。雨上がりの濡れた庭もすがすがしい空気が漂います。
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体を動かし汗をかくほどでしたので、本日はお疲れ様の冷たい緑茶とおかきを一口ずつでした。パッケージも紅葉の絵柄入りで、紅葉のお楽しみ気分。
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改めて少し離れて眺めると、本当にすっきりとツゲの散髪が仕上がっています😊
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あちら、こちらから写真を撮ってみました。太陽の辺り具合なのか、ツゲの株により若干成長の差があります。その辺りもファジーに滑らかに揃えられるのは女性の手ならでは、かも知れません👩✌
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アームチェアを取り囲むトピアリー。 マンリョウの赤い実もすでに成っています。
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先週に子ども達が植えたガーデンシクラメンも色鮮やかに元気に咲いています。
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「お疲れ様でした」紅葉を見ながら軽やかにお帰りになるママをお見送りしながら。
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今週になりすっかり黄葉したイチョウ。そろそろ子ども達がイチョウの葉の花束を作りだす頃です。
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いま園内はモミジ紅葉真っ盛りです。来週にかけてさらにお山は真っ赤に彩られるでしょう。来週の”ママの日”は、お天気ならばいつものお手入れの傍ら、手元にある球根類(スイセン、ムスカリ、クロッカス、チューリップなど)を植えられたらと思います。
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本日は園内通信「お知らせ65」をお出ししました。
内容は、
◇ お弁当の保温について
◇ 年賀状について
◇ 暖房費について
◇ 子ども達の健康について
◇ 出席カード「平熱」の記入について
◇ 冬場の外遊びの服装・靴などについて
◇ 冬場の靴について
◇ 昨年末で退職されたK先生ご結婚式についてのお知らせ

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