2007.02.23
<メタセコイアの松ぼっくり> ↑ 大きさ 直径2~2.5㎝くらい
スギ科メタセコイア属
学名 Metasequoia glyptostroboides
和名 アケボノスギ
これは、ここのお山の一番大きな木「メタセコイア」の松ぼっくり。春には花が芽吹き、秋には緑色の松ぼっくりがだんだん大きく膨らみ、2個セットでよく落ちてきます。10月,11月、やがて茶色に熟すと果鱗が割れてすきまからタネがこぼれ落ち、その頃、葉は褐色がかったオレンジ色に染まります。
この木をあちこちで見かける度に、大きな樹形の美しさは勿論、恐竜時代からの歴史を思わせるロマンチックな木だなあと思います。この種の原生種の「セコイア」は、今から1億9500万年前の中生代ジュラ紀~新生代第三紀に繁栄し北半球の各地で湿地林をつくって北極圏まで勢力を広げていたようです。現代では、化石だけしか残らない絶滅種と考えられていたところ、1940年代に日本の学者(三木茂博士)が原生種にほぼ近いメタセコイア(メタ=ギリシャ語/あとの,少し変わった)を日本で発見,学名登録し、また、その数年後には絶滅したと考えられていた原生種セコイアが中国で発見されました。化石に見られる特徴そのものが確認されたことから、この木は『生きた化石』と呼ばれるようになりました。
中国から日本へは100本の苗木が送られ、挿し木で増やした苗が日本各地の学校や公園に植林されたということです。因みに、このお山の種類は、葉の形(対生)と紅葉することから、日本自生の「メタセコイア」の種類のようです。
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今日は、年中両クラスが、発表会に向けて取り組んできたリズム演奏を、第3園舎の舞台を使い試みた日でした。始まりのお歌では、一つずつの言葉を大切にしながら、最後まで戸惑うことなく大きな声で歌いました。リズム演奏は、お休みのお子さんの分もフォローしながら、それぞれの受け持ち部分を大切に奏で、クラス一つになって力を発揮できたと思います。
このリズムバンドの練習を開始する前に、両クラスを訪問したのは1月末のことでした。子どもたちが馴染みのある曲でタンバリンを使ってリズム打ちを行い、そして一人一人の受け持ち楽器が決まりました。この2月の取り組みの期間は、いろいろな楽器の音の合間に大きな大太鼓の音が、“ボ~ン、ボ~ン”とお山を響き渡っていました。
分からないところがあれば何度も繰り返し練習したり、自信がない時には先生やお友だちに励まされて頑張り、不安が笑顔にかわったこともあったでしょう。今日の子どもたちのピンと伸びた姿勢からは、この1ヶ月間にそんな幾つもを乗り越えてきた自信と成長が感じられ心から嬉しく思いました。
いよいよ来週は、ビデオ撮影日に続き、大好きなお母さんに見ていただける発表会がやってきます。十分に体に気をつけて、全員が舞台で集えることを祈っています。
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本日は、園内通信「お知らせ84」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 3学期生活発表会日時のご案内
でした。
2007.02.21
<おいしそうな?松ぼっくり> 別名 ヨーロッパトウヒ,オウシュウトウヒ
学名 Picea abies マツ科トウヒ属
原産地 ヨーロッパ
<友人から届けられたドイツトウヒの幼木>
モミ類の松ぼっくりは木に上向きにつきますが、トウヒの種類は下向きにぶら下がります。松ぼっくりが熟すと緑色からだんだん明るい褐色になり果鱗が開きます。写真は、数年前にフィレンツェ(伊)の山手を歩いていて思わず拾ったものですが、原産地では高さ50~70メートル,直径2メートルの大木になり、街路樹,公園樹,クリスマスツリーに利用されています。また、建築材やピアノの鍵盤,バイオリンなど弦楽器の素材にも使われています。鳩時計についている重りは、この松ぼっくりを模したもの。
よく似た木に、モミの木,ツガの木などがありますが、ドイツトウヒはヨーロッパでは森林を構成する代表的な木として周知で、特に、ドイツのシュヴァルツヴァルトで有名です。
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本日は、年長児月ぐみクラスの卒園記念のビデオ撮影を行いました。よいお天気にも恵まれ、有り難いことに両クラスとも全員が元気に集うことができ、園歌、続いて子どもたちのリクエストで決まった大好きな歌「カレンダーマーチ」「青い空に絵をかこう」をそれぞれ歌いあげました。
この1年を思い浮かべつつピアノ伴奏をしながら、後ろから響いてくる子どもたちの凛々しく大きな声、まさに天井を突き抜けるくらいの迫力いっぱいの合唱を賛美したい気持ちでいっぱいになりました。
早すぎるくらいに毎日が過ぎていきますが、どの学年も学期末を迎え、一人一人が自信をしっかりと蓄えておられることを折々に確信し、何より嬉しく思っています。
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本日は、園内通信「お知らせ83」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 3学期生活発表会 ビデオ撮影日,保護者鑑賞日・服装について
◇ 今月末お帳面のお預かりについて
◇ パンフレットお持ち帰りについて
◇ ひなあられ持ち帰りについて
2007.02.16
<バラの花のような松ぼっくり> “ ヒマラヤスギ”・・・マツ科 ヒマラヤスギ属
原産国 アフガニスタン,インド,ヒマラヤ,ネパール
学 名 Cedrus deodara
これは、北白川小学校の校庭で、1月ふれあいサタデーの帰りに拾った松ぼっくり。年中児のYちゃんが見つけて教えてくれました。小学校の大きなクスノキの北側にある、もっと大きな“ヒマラヤスギ”のてっぺんから落ちてきたものです。木を見上げると、高いところにまだぶら下がっているのが見えました。今までに、いろいろな松ぼっくりに出会いましたが、こんなバラの花のように愛らしいのは初めてです。これもまたコレクションの仲間入りに!
この松ぼっくりの完全形はもっと大きいのですが、果鱗がぱらぱらと半分ほど落ちてしまい、残ったてっぺんがバラの形で落ちてきます。
ヒマラヤスギは、枝葉に強い香りがあって原産地ヒマラヤでは神聖な木とされています。仲間のレバノンスギも神聖視され、古代エジプトではその樹脂を防腐剤としてミイラづくりに使ったそうです。
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本日は、年中児1クラスのお歌・リズムバンド練習を覗いてきました。お歌は、『さあ冒険だ』と言うタイトル通り、全員の大きな声がまるで冒険に誘ってくれているかのように心に響いてきて、胸がいっぱいになりました。リズムバンドは、指揮者さんを中心に、先生はピアノ、子どもたちは大太鼓小太鼓シンバルなど、大きな音の出る楽器が各所のポイントに堂々と音を出し、またトライアングル,スズ,ウッドブロック,タンバリンが、よく覚えられたなあ!と感心するほど各リズムをきっちりと奏でており、まさにクラス一つになっての作品の出来上がりを垣間見るひとときでした。
一人一人がドキドキする不安な気持ちを、毎日の練習の積み重ねで確かに克服しています。3月発表会に向かう子どもたちのストレートな度胸と力が、我がことのように誇らしく思えてくる幸せな時間でした。
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本日は、園内通信「お知らせ82」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ つき組ビデオ撮影について
◇ 名簿関連の変更について
◇ 卒園アルバム代について
◇ 実習生のご紹介
◇ 左京地区親善バレーボール大会の結果のお知らせ
◇ 第5グループ通園路付近の工事のお知らせ
以上でした。
2007.02.06
<ヒメツルソバ(姫蔓蕎麦)> 別名ポリゴナム タデ科 花期5月~1月頃
ヒマラヤ原産 学名Polygonum capitatum
昨日の、強く健気に生きている「ロゼット葉」につづき、今日は、お山の中腹や麓の石垣の辺りに、いつも元気に咲いている小さな可憐な花のご紹介です。よく見ると淡いピンクのポンポン状の花が、芝のように這うように咲いています。お庭のグランドカバーに使用されることもありますし、しゃれたお花屋さんに「ポリゴナム」と書いて置かれていたのを見かけたこともあります。
小さな鉢植えにしてテーブルの隅に置くと、ハーブの花の一種のように楽しめるかも知れません。
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本日は、園内通信「お知らせ81」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 第8回ふれあいサタデー “親子大文字登山” のご案内です。
申込は15日(木)まで。奮ってのご参加お待ちしております。
2007.02.05
<タンポポのロゼット>
今日のお山周辺は、春先のような温かな陽射しに包まれた一日でした。山の木々も春の準備を急いでいるかのように、いろいろな芽吹きが見られます。
ロゼットというのは、本来はバラの花びらの形・咲き方の一種類(ロゼット咲き)を意味する言葉ですが、上の写真のロゼット葉は、冬の時期に植物の葉が地面にはりついた状態をいいます。寒い季節には、葉を広げて太陽を体いっぱい浴びて、寒さ,風から地中の根を守っています。たとえ、葉を刈り取られるダメージを受けても、根に蓄積した栄養分で葉を再生する力を備えています。寒さを凌ぐための家も暖房器具もない自然の中で、たくましく生き延びようとする自然植物の智恵には、驚くものがあります。
路地を歩いていると、電柱の陰やコンクリートの隙間など、こんな所に・・という場所に発見できる、“ロゼット探し”もなかなか楽しいものです。オオバコ,ヒメジオン,アザミなど、きっといろいろな種類のロゼットが目に入りますよ。親子で“ロゼット探し”の楽しいお散歩はいかがですか!
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本日は、園内通信「お知らせ80」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 大文字登山(年長児)の日程変更のお知らせ
◇ PHP推薦図書についてのご案内
◇ 左京地区親善バレーボール大会のお知らせ
以上でした。