2010.05.31
<クレマチス> キンポウゲ科 作出国 イギリス
“キリ・テ・カナワ” 学名 Clematis ‘Kiri Te Kanawa’
ようやく5月らしい気持ちのよい日が続きそうです。
八重咲きのクレマチス“キリ・テ・カナワ”も思いっきり花を咲かせてくれました。青紫色の花弁がとてもふくよかな雰囲気です。
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本日は、園内通信「お知らせ23」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 父親参観のご案内
2010.05.20
<クレマチス> キンポウゲ科 作出国 イギリス
“ヴィヴィアン・ペンネル” 学名 Clematis ‘Vyvyan Pennell’
真ん中がまだ蕾
淡い青紫色で八重咲きのクレマチス“ ヴィヴィアン・ペンネル”。今の季節には、薔薇とともに他種類のクレマチスがあちこちで見られます。
ヨーロッパでは、花びらが4枚の白いモンタナ種が年中よく見られ、建物の軒を素敵に飾っています。クレマチスは蔓性でよく伸びたくさんの花を咲かせますが、日本の場合、冬には土から上は枯れてしまいます。蔓が細いので春に芽を出したのに気づかずに、5月になって庭の隅で突然開花しているのに驚かされることがあります。
同じくクレマチスで、ただ今開花待ちのつぼみの株がもう一種類、その名は“キリテ カナワ”。私の好きなソプラノ歌手の名前がつけられていて、咲くのを楽しみにしています。
薔薇も同じですが、昨今は品種改良により他種類作出されるためか、日本の有名人(女性)の名前がずらりとつけられたものも園芸店に並んでいます。それはちょっと違うなあ~と思ったり、羨ましいなあ~と思ったり・・・。
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しとしと降り続けた雨が上がり、お庭に子どもたちの声が聞こえてきたのは11時過ぎ。
本日午前中は、園内交通安全教室を行いました。各送り迎えコース(第1グループ~第6グループ)に分かれ、登降園の通路を歩く上でのお約束や注意事項を、送り迎え担当の先生とともに確認する日でした。今日のお帰りでは、早速先生と学んだことを実践できたのではないでしょうか。
朝、園で子どもたちをお迎えしていると、大変微笑ましく、またいつも感心することがあります。
各グループ出発地点から、年中、年長児は3才児の手を引いて一般歩道を二人一組で列になって歩き、そのままお山を登って、3才児クラスの玄関までをしっかり送り届けてあげます。
玄関に到着すると、3才児はくるりと向きを変え、「送ってくれてありがとう!」とお兄さんお姉さんの目を見てしっかり手を振って言います。
それを受けた年中、年長児は、少々照れながらもとても満足げな笑顔を返しています。お礼を言ってもらえたから嬉しいというだけではなく、自分より小さい子をずっと誘導し、最後まで連れて行って無事を確かめられた、という社会的責任を果たした達成感がベースにある笑顔なので本当に凛々しく思いやりを感じます。
つい先日は、年少の男の子Kくんがあまりに立派に「○○くんありがとうー」と言ったのを受けて、思わず年長の男の子Sくんは、被っていたキャップ帽を片手で素早く取り、「どういたしまして」と今度は会釈をしながら立派な姿でお返ししたのでした。
その仕草を見て、思わずカッコイイ!と感じた3才児のKくんは、同じように自分のキャップ帽を外して「ありがとうございました」とまたお返しをしていました。
そうしながらも、「なんで帽子を取るの?」と疑問に思って尋ねるKくんに、年長児のSくんは、「男の子が挨拶するときには帽子を外して挨拶するんだよ。帽子を取るときはこの辺を持って、さっと外して頭を下げるんだよ」と丁寧に教えてあげています。
一緒にいた私が、どうしてそんなによく知ってるの?と感心して尋ねると、お父さんに教えてもらったということでした。
そしてふと横を見ると、すでにクラスに到着していた3才児の他の男の子も、お部屋から自分の帽子を頭に被りながら出てきて、同じように帽子を外してご挨拶をする“格好いい挨拶”の練習をしている何とも微笑ましい光景がありました。
雨の日も晴れの日も、優しいお兄さんお姉さんと手をつなぎ、先生と一緒に自然の移りかわりを体感しながら歩く経験は、簡単なようで実は大変なことです。毎日歩くことは単に体が丈夫になるから、というだけではなく、感謝や忍耐や達成感など目には見えない大事なものが心身に刻まれていきます。みんなと一緒だから毎日できることかも知れません。
暑い夏日や、レインコートを着るのも嫌になるずぶ濡れの日もあります。朝、クラスでレインコートを脱ぐ補助をしながらタオルで拭いていると汗びっしょりの日もありますが、子どもたちが不平を言うことは不思議とありません。それよりも、ようやく園に着いた喜びやお友達の笑顔を見て嬉しくなる方が先なので、子どもたちは本当に立派だなと思います。
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本日は、園内通信「お知らせ20」「お知らせ21」をお出ししました。
内容は、
「お知らせ20」
◇ 七夕短冊を入れる箱について
◇ 出席カードの平熱記入について
◇ 春の親子遠足記念写真について
「お知らせ21」
◇ 保育参観について
2010.05.13
<藤> マメ科 原産地 日本 別名 ノダフジ(野田藤)
学名 Wisteria floribunda (Willd.) DC.
5月に入り連休中にも満開に咲いていたフジ。今年はひんやりした日が続くためか、未だによく咲いてくれています。
やっと晴れ間がでてきた午後、時おり吹いてくる風に気持ちよさそうにゆれています。
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【お砂場シャベル~~こんなにつかったの!】
これは、子どもたちが使っているデンマーク製のお砂場シャベル。
実は、4本とも同じ製品なのですが、上3本はこの春に新調したシャベルの見本で長さ約60㎝ほどあります。一番下のシャベルだけ、先が少し短くなっているのがわかるでしょうか。
これはおよそ20年以上前から、園で代々子どもたちが使い続けてきたものの一つで日本製の同じような製品よりはるかに丈夫です。同じく、お砂場の赤や黄色の使い込まれたスコップも本来の角がすでになくなり、何とも言えず丸みを帯びた愛らしい形になっていますが、こうしてみんなで使い込んだお道具をしみじみと目にすると、これは、日々の子どもたちのたゆまぬ仕事の賜なのだ、と心から感心してしまいます。
そして、ほかに子どもたちの仕事は、と言うと・・・
今から50~60年ほど前のことになるでしょうか。
当時の子どもたちは、遊び場として決められた場所ではなく、園内にある山土の土手をスコップでどんどん掘り起こし削っていくことを何より楽しい遊びにしていたそうです。現在、たんぽぽぐみ~木馬前~雲梯,固定鉄棒につづく通路がありますが、実はあの場所は、当時の園児たちがつくってくれた道なのだよ、と先代園長の思い出話を幾度か聞いたことを思い出します。
年々子どもたちが遊びで削り込んでいくうちに通路部分が徐々に広がり、これ以上掘り続けると、上にあるはずの園庭が崩れ落ちてきたら大変だということになり、ブロックを積んで土留めをすることになったそうです。そうして残っているエリアが、現在サツキを植え込んでいる場所なのです。
そしてまた、この先代の話を証明するような出来事もありました。
何年か前に乗ったタクシーの運転手さんが、偶然にも北白川幼稚園のずっと昔の卒園児さんで、その方はすでに大分年輩の男性でした。
「楽しかったことは、みんなで一生懸命スコップで土手を掘っていったことと、園につづく森の中へ遊びにいったことが一番楽しくて、あの頃のことは今でも忘れません」と、遠い昔を懐かしむ眼差しで話されたことがありました。
森の奥は白川砂の採石場へとつづき、採石された跡と思われる天然の大きな滑り台で昔の子どもたちは思いっきり遊んだようでした。実際に、私も小さな頃にそこで遊んだことが一度ありますが、残念ながら今はすでに樹木が大きく成長し跡形はありません。
すり減ったシャベルの形を見ていると、そんなことなどを思い出しましたが、子どもたちは昔も今も変わりはなく、夢中になって遊ぶことから学んでいきます。幼稚園は、幼児期の小さな体,小さな手を使って毎日仲間と夢中になって過ごし遊び込める時間を守り育てる場であること、そして、大人になった時の、形に現されるものではない、かけがえのない小さな頃の思い出を守っている場所でもあるように思います。
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本日は、園内通信「お知らせ17」「お知らせ18」「お知らせ19」をお出ししました。
内容は、
「お知らせ17」
◇ カプラ教室について
◇ 「幼稚園児総合保障制度」被保険者証お持ち帰りについて(新入園児)
◇ PHP推薦図書のご案内
◇ 劇団飛行船公演のご案内→(同案内は、過日、既にお持たせ済みでした)
「お知らせ18」
◇ 京都市三大祭り休園について
「お知らせ19」
◇ 第1回ふれあいサタデーのご案内
2010.05.06
<躑躅> ツツジ科 原産地 日本,中国
学名 rhododendron pulchrum ‘Akebono’
4月末からゴールデンウィークにかけてはツツジが美しい季節。この辺りでは、蹴上浄水場のツツジが毎年見事です。
この北白川山に咲いているツツジの一つ、淡ピンク色の品種 “あけぼの”は、今が満開。
お山の中腹にあって赤紫に咲く“オオムラサキ”の枝変わり品種で、上の花弁に赤い斑点があるのが特徴です。
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本日は、園内通信「お知らせ15」「お知らせ16」をお出ししました。
内容は、
「お知らせ15」
◇ 家庭訪問日時のお渡し
「お知らせ16」
◇ 【送りグループ変更】開始について(変更届つき)
◇ 夏用スモックご用意のお願い