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2010.12.16

12月16日(木) / プリンセチア・ポインセチア・魔法のことば!・園内通信

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     <プリンセチア> トウダイグサ科  原産地 メキシコ
                 学名 Euphorbia hybrids 
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       <ポインセチア> トウダイグサ科 原産地 メキシコ
                   学名 Euphorbia pulcherrima
12月が近づくと、クリスマスの花としてよく目にするメキシコ原産のポインセチアです。
上のピンク色は、8年の年月をかけて開発され昨年デビューした新品種。プリンセスのような華やかさという意味に、従来からの赤色のポインセチアの名前をミックスして“プリンセチア”といいます。
プリンセチアは私の妹から、ポインセチアは娘からのプレゼントです。
クリスマスになるとポインセチアを飾るのはなぜでしょう?今回12月の絵本通信では、メキシコに伝わるクリスマスのお話をご紹介しました〔絵本〔ポインセチアはまほうの花〕
昨日、幼稚園の一つ一つのクラスに、真っ赤なお洋服に真っ白のお髭をたくわえた大きな体のサンタさんが来てくれました。大きな袋に入ったプレゼントを持って。
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子どもたちは思いがけないサンタさんの訪問にびっくり大喜びで、自ら握手をした子もいました。最後にサンタさんは、園長室の園内マイク放送から、英語のメッセージを全クラスへ届けられました。
声は低くしわがれていましたが、温かいサンタさんの気持ちはきっと子どもたちの心に届いたことでしょう。その後各クラスから、「サンタさんありがとう~」と、空に向かって子どもたちの大きな声が響いていました。
〔魔法のことば〕
クリスマスの恵みのあるこの時季は何だか楽しくて不思議なことが起こりそうで、子どもたちのみならず私たち大人までもがワクワク嬉しくなるものです。
先日の朝も、「魔法の絵本」を手提げ袋から出して見せてくれた子がいましたし、園庭で私がほうきを持っていると、「魔女の宅急便みたいに、これに乗って空を飛べたらいいなぁ~!」と言ってほうきを手にする子も結構いるのですが、この気持ちには私もただ共感するほかありません。
小さな頃に好きだった、「アラジンと魔法のランプ」「空飛ぶじゅうたん」などのお話を思い出しますが、幼稚園の先生に「空飛ぶじゅうたん」の紙芝居を読んでもらいながらも、頭の中はすぐにでも帰って家のじゅうたんで早速ためしてみたい気持ちで一杯になり、ムズムズしながら座っていたことを思い出します。
『アブラ カタブラ~!』。きっと飛べると信じて、お気に入りの動物柄のじゅうたんの真ん中に座り、聞いたばかりの呪文を唱えてためしてみたのもついこの前のようにはっきりと思い出します。
また、当時のアニメ「魔法使いサリー」では、魔法のことばは『テクマクマヤコーン~!』でしたし、ジュリー・アンドリュース主演のミュージカル「メリーポピンズ」では、『スーパーカリフラジリスティック エクスピアリドーシャス~!』で楽しいことがたくさん起こっていました。『アンデリデリデリ アンデリアー・・・』と、ピアノを弾きながら気持ちよく歌っていたのは小学4,5年生の頃でした。
思い出す度にまた楽しくなってきますが、ここで、私が最近出会い気に入っている“魔法のことば”を皆さまにプレゼントしたいと思います。それは・・・・・
   「ありがとう」  「ごめんなさい」  「ゆるしてください」  「あいしています」
ハワイに伝わる魔法の4つのことば、たったこれだけです。このことばで奇跡が起こると言われています。これは、ハワイの伝統的な問題解決のメソッド「ホ・オポノポノ」というものですが、もうご存じの方もお出ででしょう。実際の奥深い教えは、「愛」と「許し」だそうです。
(4つのことばを代表して「ありがとう」「ごめんなさい」だけでもよいし、またすべてをまとめて「ありがとう」だけでもよいそうです。)
今、自分の(私たちの)目の前に起こっている問題は、自分の過去(潜在意識)の記憶によるもので、この記憶をクリーニングしてゼロの地点に立つことができると、あらゆる問題が解決に向かうとされています。辛いことやトラブルが起こる原因は、すべて自分の中(過去の記憶)にも同じく存在すると考えて、意識を共有する夫婦、家族を中心に、目の前に現れて見えてくることを分かち合う気持ちで、自分の心の中を見つめながらこの4つのことばを唱えてみるとよいそうです。どんな時にも、自分の内なる心を慈しむトレーニングになり心穏やかにもなれ、私も折に触れ心がけながら実践しているところです。
心穏やかでないときには、なかなか「ありがとう」とつぶやくことは容易ではありませんが、次第に慣れてきたら、ただ唱えられるようになります。パソコンのデリートキーを押すように深く考えずに、ただクリーニングするように唱える。
少しずつ、目の前に何かしら変化が現れていることにふと気づくかも知れません。そして次第に、少しずつですが、今までと違った幸せな何かが訪れてくれるようになるでしょう。
子育てと同様、気長にじっくりと楽しみに口にしてみてください。
参考図書/ハワイに伝わる癒しの秘法 みんなが幸せになる ホ・オポノポノ/徳間書店 1500円
      /あなたも魔法使いになれる ホ・オポノポノ/Banksia Books 381円
                                            (以上Amazon取扱参照)
~ご家族で幸せに包まれたクリスマスを過ごされますように~

2010.12.09

12月9日(木) / 初冬の薄(すすき)・手づくりの耳あて・園内通信

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          <ススキ>  イネ科  原産地 日本
                   学名 Miscanthus sinensis
薄(ススキ)、芒(ススキ)とも書き、茅葺き屋根の材料で茅(カヤ)とも呼ばれるススキは、日本の秋から冬の風情に欠かせないものです。ある和菓子店の店頭に、ススキとコスモスが信楽焼の大きな花瓶にたっぷりと生けてあるのに見とれていたのはついこの前のこと。
これは、比叡山で撮した夕暮れのススキですが、幼稚園の中にもまだ元気に咲いているススキが見られます。
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〔Sちゃんの耳あて〕
日ごと本格的な冬に向かっています。つい先日の朝、クラスの玄関で登園した子どもたちを迎えていると・・・。
「ほらっ!」と、女の子Sちゃんが自分のしていた耳あてを私につけてくれました。耳がふんわりとても温かです。手袋,マフラー,帽子などが欠かせない時季になりましたが、ここのところ特に女の子は可愛らしい耳あてをしているのを目にします。ですが、このSちゃんの耳あてはお母さんとお父さんの手づくりなのだそうです。
左右の耳あての部分は、お人形さんの枕を再利用して中には芯を入れてあり、頭の輪っかの部分は細めの黒いカチューシャを使ってあるというアイデアものです。
「耳あての中はちゃんとフカフカがはいっているのね」と言うと、「これはお父さんが中にフカフカを入れて、穴を針と糸でチクチクふさいでくれたの」と言います。
「えっ、お父さんが?」と驚いて聞くと、「うん、お仕事で針をつかうから」お父さんがしてくれたということでした。私は驚くとともにすっかり感心してしまい、その手づくりの耳あてから目が離れませんでした。
なるほど、お父さんはお医者さんでしたので針仕事はお得意なのでした。
Sちゃんの耳あての出来映えもさることながら、キラキラした嬉しそうなお顔の後ろに浮かんでくるのはふんわり温かなご家庭の和です。
あまりに見とれていたせいか、「せんせいも、ちょっと痛んでつかわなくなったカチューシャで耳あてつくればいいね!」と、私の頭のカチューシャにチラリと目をやりながら教えてくれたSちゃんでした。心が温かくなった朝の出来事でした。
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本日は、園内通信「お知らせ64」をお出ししました。
内容は、
◇ 「クラスお楽しみ会」で使用するお菓子について
◇ お招き会の送り迎えについて
◇ 子どもたちの健康について