2011.03.23
3月23日(水) / 第61回卒園式・謝恩会の思い出
〔ラナンキュラス、バラの真っ赤な花束をいただきました〕
第61回北白川幼稚園卒園式は、先日19日(土)、三寒四温の中にあって春の温かな陽射しに恵まれた日でした。
卒園児全員、お山の中を駆け回って過ごした明るくのびやかな子どもたちばかりでしたが、卒園式ではまた一段きりりと引き締まった表情、姿勢で卒園証書を受け取り、保護者が見守られる中たくさんの拍手と進学に向けての希望に包まれて卒園しました。
自分のことのように仲間の気持ちを考えられる優しさがある、またここ一番では持った力を十分発揮することのできる見事な子ども達を心から眩しく思えた一日でした。
卒園式を終え、記念撮影後に始まった『お楽しみ会』は、保護者の方々が総力を結集されたお心づくしの会でした。
ゆき、ほしぐみ園舎が会場となり、まずはランチタイム。
自然の恵み溢れる食材からなるお食事とお手製のランチョンマット・・。みんなで「よくよく噛んで楽しく食べましょう」と合唱した通り、ひとくち一口美味しくいただきながら会話を交わした幸せな時間でした。
つづく、第三園舎での謝恩会プログラム「お母さんの音楽隊」は、お母さまらしいしっとりとした素敵なリズムバンドを披露して下さいましたし、「ひみつの出し物」では大型絵本、クイズ(これはなに?)、また何と!昨秋に年長児が運動会で踊った“らっしょいわっしょい!江戸の華”を、お手製のお揃いの法被を着てそれはそれはダイナミックな勢いで力強く踊られたのは本当に見事でした。お母さま方の息の合った祭りの踊りと声は、勇気と元気をいただいたようでした。
お母さま方の活躍を見ながらも子どもたちは終始楽しそうで、お楽しみの時間はいつしか過ぎていきました。
園児からの歌のプレゼント三曲、また、代表のお母さまからの最後のご挨拶をお聞きしていると、なりふり構わずお二人のお子さんを懸命に育ててこられた折々のシーンが懐かしく思い出され、飾らないありのままのお母さまの姿に私も胸が熱くなりました。
先生全員それぞれに貴重な記念品を、そして、素晴らしい見事なお花を頂戴しました^_^。有り難うございました。
終始、洗練され流れるように段取りされた心地よいムードに身をゆだねつつ、感謝の時を子ども達、お母さま方とともに過ごせた最後の日のことを、大切な思い出の1ページにしまっておきたいと思います。
〔幼稚園が無事平成22年度を終えることができましたのは、お母さまのご協力、ご支援、温かなお心遣いのお陰です。心より有り難く感謝申し上げます。〕