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2012.12.19

12月19日(水) / つくもの天使・冬のお客さん・園内通信


       <つくもの天使>   サクラソウ科   原産地 中近東,地中海沿岸
                                 学名 Cyclamen persicum
                                  別名 篝火草(カガリビバナ)  
      

新品種として出されたこの花は、産地「九十九里」と、クリスマスが近づいたこの時期にピッタリの天の御使い(天使)の名がつけられています。花びらが開いた姿はまるでアネモネのようでもあります。これも実はシクラメンです。

近年、こうして花はどんどん品種改良がすすみその華やかさで私たちの目を楽しませてくれるのですが、一方、人間が情熱をかけて品種を作り出す姿を自然の神さまはそっと見守り許して下さっているようにも思えます。

今日で2学期が終了しました。
寒くなった11月後半~12月にかけては水ぼうそうや冬のウィルス風邪でお休みの方も増えましたが、園全体として比較的体調も安定しお怪我もなく元気に過ごした2学期でした。
私自身も時間の合間に子ども達との虫探し,花崗岩発掘(^^),遊具遊びなど共に楽しく過ごした2学期が思い出されます。
すがすがしいお顔で登園した今朝も、園長室近くにいたお客さんの昆虫(↓)を見つけ早速図鑑で調べてみるのでした(年長児Rくん)。

<ヒメホシカメムシ> ホシカメムシ科 学名Physopelta parviceps
             幼虫,成虫ともシイ,カシワ,クワの花や実を食す

カメムシと一口に言っても、室内で見られるクサギカメムシやアオクサカメムシのみならず、図鑑を開くとアカ,グリーン,ブルーメタリックなど実に多種多彩な色、形をしたものがいます。
今の季節から毎年登場する背中にハートの形をつけたエサキモンキツノカメムシ(通称ハートかめむし)も3学期にかけてきっとお目見えするでしょう。
自然が姿を隠している冬間さえ、生き物の息づかいに目を見張れる好奇心に満ちた子ども達をとても誇らしく愛しく思います。

平成24年も保護者の皆さまの日々のご協力、お力添えのお陰をもちまして無事越年の運びとなりました。
近づく楽しいクリスマスシーズン,お正月を、皆さまお元気でお迎えになりますようお祈り致しております。
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昨日、園内通信「お知らせ66」をお出ししました。
内容は、
◇ 冬休み期間について
◇ 3学期お弁当再開 ほかカプラ教室,未就園児園庭開など
◇ 園児名簿関連
◇ 月ぐみが2学期に覚えた俳句
◇ 年賀状について
◇ 京都府文教課より 

2012.12.07

12月7日(金) / ファルバラローズ・園内通信


     <ファルバラローズ>(ハリオス)  サクラソウ科   原産地 中近東,地中海沿岸
                            学名 Cyclamen persicum
                            別名 篝火草(カガリビバナ)
 


    
さて、これは何の花だと思われるでしょうか?
顔を近づけるとバラの香りが漂っています。やさしいベビーピンクのパーロット咲きチューリップのような花がうつむきでたくさん咲いていますが(ロココ咲き)、時間がたつにつれやがて花がフリル状に反転しながら咲きすすむようです。
フランス生まれのモレル社作出の花・・・。これは新種の「シクラメン」なのです。
冬の花の定番のシクラメン。花の形から“かがり火花”とも呼ばれ、葉1枚につき花芽が1つ咲きます。通常、シクラメンは花芽をたくさん出させるために薬品を使って育てるそうですが、モレル社のものはその分手間ひまをかけて多くの花芽を作り、冬を越え春まで咲いてくれるように育てられているそうです。
シクラメンは品種改良をされ、年々驚くほど他種多彩な品種が出回るようになりました。
私の場合、シクラメンはごく普通の濃い赤か濃いピンクと決めていましたが、今年はこのファルバラローズがご縁で届き、自宅窓辺を明るく飾ってくれます。
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本日は、園内通信「お知らせ65」をお出ししました。
内容は、
◇ 「クラスお楽しみ会」で使用するお菓子について
◇ 平成24年度私立幼稚園保育料軽減補助について
◇ お招き会の送り迎えについて
◇ 園児名簿関連
◇ 子ども達の健康について~シンフルエンザ予防など