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2013.12.18

12月18日(水) / “プリマドンナ”・サンタさんありがとう!(クラスお楽しみ会のとき)・ひみつの庭の“ママの日”だより・カタツムリはげんきかな?・園内通信

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          <プリマドンナ>  サクラソウ科   原産地 中近東,地中海沿岸
                       学名 Cyclamen persicum

ウェーブラインが華やかなシクラメン“プリマドンナ ワイン”。オペラの主役であるプリマドンナの名がつけられただけあって、白と濃いピンクの取り合わせが華やかで美しい。冬の花、シクラメンが今年も窓辺を明るく飾ってくれます。
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サンタさんありがとう!(クラスお楽しみ会のとき)
今日は各クラスでクリスマスのお楽しみ会をしました。12月になるとお部屋ごとにツリーが飾られ、日に日にクリスマスムードが高まってきました。

今朝、年中クラスのお当番さん二人が園長室にお届け物をしにきてくれたときに、「ぼくたちがお部屋に飾っていたお手紙(サンタさんへの)がどこにもないんだけど、知らない?園長室にもない?」と開口一番に聞きました。
はは~ん、なるほど^^と思い、「お手紙はどこにいったのかしらね、ここにもないわよ~」とだけ応えておきました。
今日はサンタさんがこられるかもしれない日^^。もしかするとみんなのお願いのメッセージをみつけたサンタさんがあとでみんなのところに来て下さるのかも知れません^^。
「じゃあ、もしかしたらどろぼうさんかなぁ?」とどうしても合点がいかない様子で不思議そうにたずねるKくんAちゃんに、「どろぼうさんははいれないわよ。カギがかかっているんだから・・」と応える私。

さて午前10時頃のこと。園庭“ひみつの庭”の向こうに、トナカイのひくソリから下りて来られたサンタさんの姿が見えました。とても大きなお腹に真っ赤なお洋服、ふさふさの白いおひげ。大きな白い袋に入ったプレゼントをいくつも手に持って、次々に子ども達のお部屋をたずね「メリークリスマス!」とプレゼントを置いていって下さいました。

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7つすべてのお部屋をまわった後には、こちら園長室にも立ち寄られました。そして園長室から放送用のマイクを使ってしわがれ声で英語のメッセージを各お部屋に届けて下さいました。日本語にすると、
『メリークリスマス!可愛いこどもたち。わたしは北国からトナカイのソリにのってやってきました。みんなでたのしいクリスマスをすごしてください』とのこと。そしてサンタさんは隣にいた園長先生とにこにこ笑顔で握手をされました。
大喜びの子ども達がそれぞれのお部屋でサンタさんからのプレゼントを開けている頃、森に待たせていたトナカイのソリに乗ってサンタさんはふたたび高い空へ向かって出発されるところでした。
「サンタさーん、ありがとう~!!」と子ども達の声が山じゅうに響いてきた頃、ちょうど幼稚園の風見鶏の上をトナカイのソリに乗って飛んでいくサンタさんの姿がありました。サンタさんのお顔が一瞬にこっと笑ったように見えました。きっと子ども達の声がサンタさんに届いたのでしょう。
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“ママの日”だより (昨日17日火曜日)
今秋10月末より新たにスタートしたひみつの庭の“ママの日”ですが、昨日は今年最終回の取り組みでした。ふり返れば、7月にひみつの庭が完成、しかし宿根草の植栽を予定したエリアはそのままで、山の木々からは自然の営みにより毎日山ほどの落ち葉や木の実が落ちてきました。毎回、お時間を空けて来て下さるお母さま方のお力を頂戴し、ひみつの庭は美しく整備され、多種類の植物が植えられました。お庭は生きています。自然の生き物が姿を変えながらいつも訪れる場所となり、特にフジバカマ植栽後に早速やってきた蝶“アサギマダラ”を子ども達、お母さま方と観察できたことは私にとっても感動的な出来事でした。
10月24日(木) / ひみつの庭 “藤袴(フジバカマ)植栽!”
10月29日(火) / 幼稚園 “mama’s day ~ママの日~スタート”
ひみつの庭もこれから冬の最中を迎えます。体を動かしているとまったく寒くはないのですがさすがに吹雪など悪天候の日もあります。あまり無理なくあくまでゆるやかに活動できたらと考えています。

さて、昨日は、落ち葉のお掃除につづきコンポストの「落ち葉堆肥づくり」にトライしてみました。園内約1000坪から毎日先生たちの手により掃き集められる落ち葉は、ある特定の場所で自然の落ち葉堆肥にしています。この中では毎年カブトムシの幼虫がたくさん孵化し、秋には子ども達の手の平いっぱいの大きな日本カブトムシが育っています。残念ながら子ども達は踏み込めない場所になるので観察しにくいのがとても残念でした。
今回、お母さま方にご協力いただいたコンポストの腐葉土づくりは、微生物の力を借りて発酵し約半年~1年後にはひみつの庭の植物や樹木に子ども達の手でも与えられる堆肥となり、またカブトムシの幼虫などの生き物が身近に観察できる可能性を秘める作業になると考えています。一足飛びには完成しないプランですが、将来子ども達がコンポストの前で落ち葉でできた土を触ってみたり、自然の腐葉土を食べて成長するカプトムシなどの甲虫の幼虫や成虫を見ている姿を想うととても楽しみです。
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築山のイロハモミジもほぼ落葉しました。今日も小さなKちゃんの姿が。お手伝い有り難う。
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日頃手の届かないところも気づいていただきました。ウッドデッキまわりはいつも落葉があります。
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植栽の足元の落ち葉をてみで集めます。ウッドデッキ下のプールは来夏に水をためます。また普段の保育でも使います。
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さあ、ひみつの庭の奥に設置した散水栓から30mホースを延ばしてコンポスト前まで引っ張りだします。植栽を保護するために土の袋を置いてみました。ひみつの庭の外に散水栓をつくらなかったことを後悔することたびたび^^;。
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落ち葉のあるところに欠かせない大切な道具の一つ熊手。このエリアは毎年樹木が茂ったままで冬場は暗い場所でした。
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良質な玄米を精米する時にできた養分たっぷりの米ぬか。糖分やタンパク質も含まれ有用微生物の発酵資材になります。土が発酵するときには手を入れると温かく感じます。ご家庭でもコンポストを使い生ゴミを出さないご家庭も多くなっています。その際も米ぬかは有効です。10kg入りを3袋用意。手触りはさらさらと気持ちがいいです。
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以前のママの日にもコンポストの落ち葉の中から枝を取り出しましたが、落ち葉を一旦広げるとたくさんの木の枝が入っています。手で取り出す作業中です。
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約20㎝ほど落ち葉を敷き詰め→米ぬかを振りかけ→水をかける、この行程を数回繰り返しましょう。熊手を使って多量の落ち葉を手前にかき出します。
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さすがにこの作業はブーツが有効でした。私はうっかりいつもの靴^^;。ママたちはしっかりロングブーツ!
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落ち葉は一見軽そうですが、なんのなんの。とても重くて力が要ります。コンポストの上から失礼。
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コンポストの両外側に取りあえず枝を分けて置きます。下の方は良い土になってきているので重たくシャベルも活用します。
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ほら、見て下さい。白いカビのようなものが見えます。嬉しい瞬間です。下の方の落ち葉はすでに発酵、分解がすすんで糸状菌、放線菌が働いている証拠です。腐葉土の熟成期になるとこれらの菌は鳴りを潜め次はバクテリアが働きだします。
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う~ん。よい土ができかけています。新しい落ち葉と混ぜてならした上に米ぬかを撒いていきます。
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てみに入れた米ぬかもそこそこ重さがあります。今日は結構落ち葉、米ぬかと格闘する力が要る日となりました。ママたち有り難うごさいました。
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何度もてみでサラサラサラ~~と。まな板にのせたお肉に小麦粉をはたくような感じ?でもなく、あまりない感覚かも。そしてホースリールから水を撒いていきます。
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Kちゃんもお手伝いしてくれるの? なんでも興味があってやる気十分、貫禄十分^^
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後ろからお友だちのママに支えてもらって進みます。どこまで?ずっと森までいくって!
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お母さんが教えています「こうして大きい枝は折れるでしょ」 どんどん一輪車に持てる枝を載せていくKちゃん。なかなかたくましい。
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更に水を撒きます。何工程しましたっけ? 確か4工程ほどしたかと思います。
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さあ、周囲をほうきで掃いて冬の落ち葉堆肥づくりの仕込みはようやく終了しました。終了予定の12時を過ぎた頃。さすがに疲労感が残りました。私だけかな?皆さまお疲れさまでした。
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その頃、お楽しみ会を終えて園庭に出てきた年少ちゅーりっぷぐみの子ども達。「さあー、せんせいについてきてねー。それっ」
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びゅーーん、びゅーん。
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さあ、こっちですよー。みんなはやいねー。
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さあ、次はおすなばのところにタッチ~。
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さあ、つぎはどこへいこう、じゃあ、ジャングルジムまでー!
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はーい。それではみんなでお部屋にもどりましょう。
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クラスはみんな仲良し、さあ手をつないでお部屋までいこう!
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お疲れさま、でほっと一息いれましょう。Yママはお手製ベーグルを焼いてきて下さいました。少しずついただくのが何よりのご褒美です。Moママはアーモンドボール(スノーボールクッキー)を。
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私もフォションのアップルティーを皆さまに。Yママと重なりましたのでお味くらべもお楽しみ。以前あるお母さまに教えていただいた兵庫県西宮のケーキウス「ツマガリ」はとっても美味しいお店。昨秋訪れたことを思い出してつい取り寄せたシュトーレンを一切れずつ皆さまに。
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       今年最終回のひみつの庭の“ママの日”でした。お疲れさまでした。
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最後に落ち葉ボールに残っていた芝生の枯れ葉を上に載せて完了です。本当は上にビニールシートなどをかけて覆うとよいようですが、風で何処へ飛んでいくかわかりませんので落ち葉の重さに任せることにします。
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カタツムリは元気かな?
過日、ママの日に植栽したラベンダーを仕入れたときに、ダンボール箱の中に入れられたラベンダー苗にしっかりとしがみついたままやってきたカタツムリ。少し変わった柄をしています。
カタツムリを飼ったことはありませんがどのように大きくなるかしら?と思い、ラベンダーの葉や他のハーブを与えて飼っていました。
そこへ年長児の女の子Sちゃんが、お庭で見つけたあまりに小さなカタツムリの赤ちゃんを愛らしそうに手の中に入れて見せにきてくれたので、ケースの中で一緒に飼うことになりました。
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以来、年長児の女の子が代わるがわる登園した朝に観察にきています。カタツムリはいつの間にか大きくなってきました。レタスを与えると次の日には大きな穴が二つ。
子ども達の命名により、ラベンダーにいたラベちゃん(今ではラブちゃん)、小さなカタツムリの赤ちゃんはモミジにいたからモミちゃんという名前に。観察するたびにきれいなモミジの葉やドングリのお帽子などのプレゼントがケースに加わります。
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ある朝見ると、小さな赤ちゃんカタツムリがドングリのお帽子の中にちょこんと入っていました。固まってとれずしっかりしがみついていました。よほど居心地がよかったのでしょう。偶然のことに私も一緒に驚きました。
Sちゃんは年少児の頃から「わたしはあまり虫が好きじゃないの。」と言っていましたがSちゃんの小学生のお兄ちゃんは自然の植物や生き物にとても興味を持っています。
そんなSちゃんがカタツムリを見て、毎日「かわいい~、かわいい~!」と小さな命を本当に愛らしそうに見つめてつぶやく姿がとても微笑ましいのです。
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お友だちのAちゃんKちゃんYちゃんSちゃんもいつも無事を確かめるように観察しています。
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本日は、園内通信「お知らせ70」をお出ししました。
内容は、
◇ 冬休み期間について
◇ 3学期お弁当再開
◇ 京都府補助金について
◇ カプラ教室、未就園児園庭開放再開について
◇ “ママの日”“パパの日”お礼
◇ 園児名簿関連
◇ 年長児が2学期に覚えた俳句(6句)
◇ 京都府文教課より
◇ 2学期終了のご挨拶

2013.12.10

12月10日(火) / “ローゼス ピンクバイカラー”・“ひみつの庭”の子どもたち(12/6)・ひみつの森の“パパの日”だより

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        <ローゼス ピンクバイカラー>  サクラソウ科   原産地 中近東,地中海沿岸
                              学名 Cyclamen persicum
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初冬から流通するシクラメンですが、キュートなボール咲きの花を咲かせるこちらはシクラメン“ローゼスピンクバイカラー”。通称“ローゼス”と呼ばれます。
普通のシクラメンよりも耐寒性が強く、何よりローゼスと言うように花からはバラの香りが漂っています。
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“ひみつの庭”の子どもたち(12/6)
秋以降、ひみつの庭には秋の果実が見られます。この日は子ども達もよく知っている黄色い果実のユズ、レモンを手に取りじっくりと観察してみました。また、庭の中ほどにある大木のカシ(樫)の木から、毎日山ほど落っこちてくるカシの実をみんなでたくさん拾いました。
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ピオトープの横に実がなっています。「これはなんだろう?」「お家でお鍋のときに使うかな?」「お正月のお雑煮に刻んで入れるかな?」みんなで少しずつちぎって皮の香りに顔を近づけてみました。「いいにおいがするね!」「おいしそうなにおいだね」(ユズの実)
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「これはなんだろう?みんなしってるかな?」 「はながさいたあとに実が大きくなったよ」 花が春に咲いて秋~冬に収穫できるこれはみんな知っているレモン。小さなレモンの木に4つの大きな実がなってくれたね。
右上の写真は、たわわに実をつけた柿を築山からみんなで見ているところです。「柿はみんな好きかな」お山の鳥さんたちも大好きな甘~い柿の実です。
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「みんな何が見えるかな?ちいさなお魚見えるかな」 「この木の下はお花の球根が入っているよ。みんなのお母さんたちがチューリップを植えてくださいました。春に咲くのを楽しみにしようね。」
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さあ、それではドングリ拾いスタート。袋を片手にドングリ拾い競争です。芝生の中に隠れているのも手で取って拾ってね。そのままだとたくさんドングリの芽が出てしまうから、今日はみんなでお手伝いのドングリ拾いをしましょう。
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ドングリのお帽子も落ちてるね。カシのお帽子はスジスジ帽子。ナラのお帽子はテンテン帽子。これはカシのドングリ。「あっ、あった」「まだまだあるよ」頑張って拾うと楽しくなってくるね。
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「ほら、こんなに取れたよー」 一人平均15個ほども。多い子で30~40個も取れたようです。年少児45人で一人平均15個取れば合計675個。次に拾ってくれた年中児と合わせるとざっと1335個! 子ども達の頑張りはなかなかのもの!
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さあ、次は年中児さんたち。先生と一緒に「エイエイオー!」でどんぐり拾いが始まりました。クローバー畑の中にもたくさん落ちています。
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「ほーら、みつけたよ」とカメラに向かって見せてくれました。小さな手にはドングリ。お帽子もそのままついているね。
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手の平いっぱいになったら先生の落ち葉ボウルに入れましょう。「ありがとう!」みんなのお陰でたくさんドングリが集まりました。
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“ひみつの庭”の夕方(本日)
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今日のお昼頃に強風注意報が出ていましたので、お帰りの時にはお帽子が風で飛んだり、風に押されて倒れたりしないように注意してお帰りしました。午後には徐々に風が治まってきましたが、あらあら、お庭の中は木の葉や枝が散乱していました。お庭の奥に置いていた落ち葉ボウルは何とビオトープの中まで飛んできてフワリフワリと浮いている始末。やがて風は止み、青空が見えて夕陽が射してきました。
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先週末よりカエデの葉はほとんど落葉。冬の芝生一面に広がります。カシワバアジサイの葉は日に日に赤く美しく紅葉してきました。あらら?これはこれは・・・・・
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まるで太いホースで穴を開けたような穴が見えますよ。築山から“ママの日”に植えたクロッカスが掘り出されていることがよくあるのでこの辺りは注意していましたがやはり・・・^^;
モグラくんです。これはモグラ穴。近づいてよく見てみると結構大きな穴ではありませんか。日中モグラに出会えたら子ども達と是非観察したいと思っていますが簡単には出会えません。
そこで・・、モグラキャッチャーなるものを調達しました^^。明日一度、ryoma先生と土中に取り付けてみる予定でいます。モグラは土中の昆虫やミミズを食し植物の根や茎も食べるので、新しく植えた球根は格好のご飯になるでしょう。築山の下にたくさん穴を掘って道を造っていると想像すると微笑ましいのですが、結構大きなモグラのようなので少し困ります。上手く捕獲できたら子ども達と観察してからもっと広々とした森へ連れていこうと考えています^^
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ビオトープも随分冬の色になりました。水生植物や藻も枯れてきました。落ち葉が水底に沈んで腐葉土になり微生物豊かな水底がつくられますように。
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**マルシェ・ド・ノエル(クリスマスマーケット)のご案内**
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幼稚園に案内が届いていましたので皆さまにもお知らせです。普段は月一度開催されるル・マルシェですが、今月はクリスマスの趣です。
先日の“ママの日”に「子どもが喜ぶので時々家族で出かけますよ」と仰っていたのはTママ。アンスティテュ・フランセ関西のガーデンで行われます。
マルシェ・ド・ノエル
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ひみつの森の“パパの日”だより(先週末12/7土曜日)
先週末土曜日は9時半~今年最終のパパの日でした。(並行して10時からは未就園児さん対象のミニミニ幼稚園も開催しましたので撮影はryoma先生にお願いしました)
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ひみつの森に至る森の道周辺は、まだまだ不要な枝の剪定や笹の刈り込みが必要です。
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早速、剪定ばさみを使って刈り込み作業が始まりました。チョンチョン、チョキチョキと心地よい音が響くようです。
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見上げる高さに笹は伸びています。刈り込んだ笹は熊手を使って集められます。
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暫しティータイムで休憩中。南側からは大文字も見えます。片石造園さんも来て下さいました。
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森に投棄されたゴミや足元に埋められた物を掘りあげる作業が始まりました。
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           TaパパTパパがシャベルで土を掘っていかれると・・。
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           幾重にも重なった波板やポットなどが出土する発掘作業のようでした。
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以前は捨てられた自転車やバイクなども見られた森ですが、最近は少しずつ整ってきました。今後も継続しながら手を入れ、身近な森を美しく大切に守っていきたいと思います。
第1回~第3回までの“パパの日”に、ご参加お力添えを下さったお父さま方には心より感謝申し上げます。有り難うございました。来年もどうかよろしくお願い致します。

*本日は雨天のため、ひみつの庭の“ママの日”は実施できませんでした。来週火曜日は今年最終回。「落ち葉堆肥づくり」の冬の仕込み作業をする予定です。
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本日は、園内通信「お知らせ69」をお出ししました。
内容は、
◇ 「クラスお楽しみ会」で使用するお菓子について
◇ お招き会の送り迎えについて
◇ 園児名簿関連
◇ 大学の取材について
◇ 子ども達の健康について

2013.12.03

12月3日(火) / ひみつの庭の“ママの日”だより&ひみつの森の“パパの日”だより

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           <マダム・イザーク・ペレール>  オールドローズ ブルボン系
                                  1881年フランスで作出

12月に入った今でもたった一つ大輪の花を咲かせてくれているバラ“マダム・イザーク・ペレール”。2010年冬に鉢植えから庭におろしたので今年で3年目の冬になります。
今春はツルにたくさんの花をつけてくれました。年末にはじっくり土づくりと枝の整理をしてあげましょう。
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“ママの日”だより (本日火曜日)
12月に入りましたがここ暫くは本当によいお天気に恵まれています。今日の午前も10℃ほど。太陽の遠赤外線効果かまったく寒くなく陽が当たると暖かいと感じるほどです。
そろそろ“ママ”の時間、と思い支度をしているとき、「今日は“ママの日”はありますか~?」と園長室までたずねて来て下さったSaママ。急いでお庭にあがり門を開けました。
ひみつの庭の大木カシの木からは、秋以降~現在までカシの実(ドングリ)がまだまだ落ちてきています。今春のひみつの庭の造成中には、毎日4~5名の庭師さんが来る日も来る日も見上げる大木に登って枝を随分剪定されました。そのお陰か、太いカシの木肌を見ても春夏よりもだいぶ元気になったようです。
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今日は落ち葉やドングリが随分多く、早速Saママとお掃除開始。Yママは教育相談に続いて来て下さり、後には太郎先生の姿も。そして開いた門の向こうから素敵な笑顔のSuママ、次にSeママ、そしてTママ。ママたちの笑顔はなぜ爽やかで素敵なのか・・・とふと考えていると聞こえてきました!
「○○ちゃんのおか~さ~ん!」「○○くんのおか~さ~ん!」とお庭あそびの子ども達からも声援が上がっています。とても人気のママたちです。
熊手で枝葉を集めて下さるママ達。「ドングリ、私は手で取りますね」と確か仰っていたのはTママ。お陰様でドングリもたくさん集まりました。「ドングリで何かできそうですね」と、確かに。
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かたわら、ビオトープの落葉を熊手を使って集めて下さるYママSaママ。虫網を準備しておいたらよかったです。でも大小の熊手を駆使し、以前blogに書いていた水中の藻も上手く取って下さいました。
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今日の後半はコンポストの整理をしました。バックの大文字山は今日は霞んでラインのみ見えています。コンポストはたっぷり落ち葉が入るように枕木で大きめに作っていただきましたが、すでにこのように満杯状態。たくさんのイロハモミジ、イチョウ、クヌギ、ナンキンハゼ、クス、サクラなどなど、近くで見ると多種多彩な落ち葉で覆われ何だかとても豊かな気持ちになってきます。
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あらっ、コンポストの向こうに太郎先生?めったに見られない太郎先生の貴重なほうき姿(*^_^*)。私達の高校時代の同級生Mくんが当時、掃除の時間中に言ってたこと。
「太郎は(友人だから呼び捨て)、偉いぞー。朝から山じゅうを掃除してから学校に来るらしい。僕らは遅刻せんと来るだけで必死。雪の日なんて僕らは自転車で道路の雪をかき分けて自転車をこいで学校にくるだけでも大変、でも太郎は朝から山の雪かきを一通りしてから来るらしい・・・。でも、雪かきしないと山から下りて来られない、というのが本当のところやと思うけど~(笑)」などと楽しく会話していたことを思い出しました^^。
太郎先生いわく「昔に父に掃除をさせられ過ぎたから(もう今はやらない)」のだとか。
その分、私しております^^;
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今日、年中クラスはひみつの森へ出かけました。先週末のパパの日に、お父さま達が手入れをして下さった場所で早速あそびました。「うわー、広くなったなあ~」と子ども達は大喜びだったそうです(noriko先生談)。
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「ほら~、こんなにたくさんとったよ!」「みてみてー!」とワイヤーフェンス越しの笑顔。このドングリはコナラです。ことりぐみの横にもコナラの木がありますが、ひみつの森のコナラは大木なのでとても大きなコナラの実がいっぱい落ちています。今年は12月になってもこうしてみんなで森へでかけてドングリ拾いができました。本当に幸せなことです。自然の恵み、お父さま方のお力に感謝です。“パパの日”レポートは下をご覧下さい。
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コンポストの整理はSuママが担当して下さいました。コンポスト左端に分けて置いていた枝と落ち葉の堆積の中に混ざっていた枝を取り分け、一輪車で何度も森へ運んで下さいました。そう言えば、Suママの上のお子さんで小学生の卒園児Fちゃんは秋の落ち葉などで花束をつくるのがとても上手でした(年長児Fちゃんの手づくり花束/2011年10月blogより)。
いま、Fちゃんは食べられる野草を見つけて家に持ち帰り図鑑で調べてみることを楽しんでおられるのだそうです。食べてはいけない葉もあるので見極めが大切なこと、また身近にあるタンポポの葉を胡麻和えやサラダにしたり、ユキノシタを天ぷらにしていただくと美味しくいただけることなどなど、Suママとたくさんお話をしながらコンポスト作業をしました。
YママSaママによるビオトープの落ち葉掃除も完了。ずっと腰を曲げての作業ご苦労さまでした。
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先日まで真っ赤に紅葉していたナンキンハゼの足元のヘンリーヅタ。今は蔓のみで冬の風景に様変わり。ビオトープの築山側に12本ほど植えたカシワバアジサイ(柏葉紫陽花)の葉。赤銅色に紅葉していきます。
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先に帰られたお母さまごめんなさい。残った方で記念写真撮影。太陽の陽射しがとても気持ちよい今日の“ママの日”でした。
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これはマンデルシュトーレン。アーモンド、マジパンなどで作るクリスマス菓子の一つ。いつも香りのよいお紅茶を持参して下さるYママ。たった一切れずつでしたが私から皆さまに。しばらく有意義な会話がひとしきり続きお開きとなりました。本日も有り難うございました。
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“パパの日”だより (先週末11/30土曜日)
土曜日は“パパの日”でした。前回ご参加のお父さまに加え新たにご参加下さったお父さまもいらっしゃり、森は一段と手入れされ明るくなってきています。この日も天候に恵まれ、全職員とともに大勢で半日かけて森の活動を行いました。
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最初に園職員が園庭に集まり、当日の活動についてざっと確認しています。作業については事前に健哲先生と私で大まかに打ち合わせをし、森の現場図面を健哲先生に描いていただきました。
この日の内容は、落ち葉かき、下草刈り込み、倒木・切った枝の整理、ガラ拾い、木、枝の剪定(残す木をマーキング)。
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9時半。「皆さまお集まりいただき有り難うございます」太郎先生よりご挨拶後、一連の流れの説明を健哲先生よりお父さま方にさせていただき、作業をしていく中でお父さま方からのアイデアも頂戴しながら進めていくことになりました。
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さて、数分でひみつの森に到着。早速、鎌やハサミで刈り込みを始めます。
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要領よく鎌で下草を刈り込んでいく亮馬先生。草刈りは小さい頃に田舎でよく手伝っていましたので、と。Siパパいつもご参加有り難うございます。次々と枝を剪定されます。
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枝を運んだあとはよい土ができています。大きなドングリもいっぱい落ちています。ここは傾斜を利用して滑り台を楽しめますね。谷方向には行かないようにたくさんの木を重ねて境界を作りました。
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倒木を何度も運んで下さるIパパ。森林にお詳しく後ほどいろんなお話をして下さいました。
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Hパパ。「これはクヌギの木です」と、朽ちた倒木にロープをかけて首尾よく移動されます。「小さな頃はいつもカブトムシやクワガタ取りをしてよくあそびましたよ。息子も是非連れてきたい場所ですね」とお話しされながら。
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Suパパ。いつも有り難うございます。前回は高木からぶら下がる長いツルをリース用にとって下さったのでした。感謝。落ち葉を集めて境界部分に運ぶ作業をするtomomi先生。
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切り残した切り株を子ども達がつまづかないように地面の際までカットするyuuka先生kaori先生。
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熊手で落ち葉を集めるnoriko先生。落ち葉入れがいっぱいになります。下の土はとてもよい土だそうです。落ち葉が堆積した腐葉土ですね。
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おもな作業リスト。この辺りは海抜約129m。確か白川通りが約60mくらいなのでその差がお山の高さでほぼ70m。なので幼稚園、ひみつの森辺りはデパートの屋上とほぼ同じ高さになります。
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枝に水筒やタオルを上手くかけて利用しておられるパパたち。ガラ入れ袋に石、ガラス片を集めて入れます。
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「ではみなさん、この辺で休憩タイムです。どうぞお集まりくださーい」
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人数を数えています。Nパパ、お仕事の都合で途中から参加下さったFパパ、有り難うございます。
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<休憩タイム~>
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朝、全粒粉マフィンでスモークサーモンとペッパーシンケンハムのオープンサンドを作りました。マフィンを半分にスライスし、トースト→バター→洋がらし→ディジョンマスタード→スライスオニオン→レタスorサニーレタス→スモークサーモン+ケパーorペッパーシンケンハムをのせる簡単サンドイッチメニュー。飲み物はホットコーヒー、ホットココアなど。
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                  フランス“ディジョンマスタード”は美味しくおすすめ。
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さて、後半開始です。
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色とりどりの落ち葉が落ちたちょっとした穴。おしりを入れて座れるかな。落ち葉を取り除くと広々とした傾斜地が現れました。駆け上がる?滑り下りる?思いっきり遊びたいね。
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木と木の間が傾斜していて木を持ってスライダーにして楽しめそうです。
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Lエルの形の木につながった枝もそのまま生かして。右は根っこが驚きの形をした木。クモの足のよう?
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ここは必ず楽しめるスライダーに。集めても集めても落ち葉が山ほど積み重なっています。
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刈り込みバサミで細い枝を刈り込み中のmami先生。木材を重ねた境界エリアがだいぶ出来上がりました。
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随分広々と開けたエリア。すっかり広くなった森の遊び場です。傾斜がほどほどにあり、思う存分走り回れる場所になりました。
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魚眼レンズの撮影は樹木が湾曲していますが、広さが分かっていただけますでしょうか。見上げる大木は、年明けに庭師さんがヒノキ類をカットして下さいます。さらに明るい森になっていく予想です。
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大勢が午前中いっぱい力を合わせて作業をした結果、前回につづき更に広く明るい森になりました。園庭ひみつの庭から歩いてわずか3~4分。一面雪で真っ白の銀世界になったならそれもまた楽しみですね。ご参加下さいましたお父さま方、有り難うございました。第3回は今週末7日(土)9時半~となります。