2015.11.26
11月26日(木) / クリスマスリース・「弦のしらべ(11/19)」・ひみつの庭の“ママの日”だより(11/24) ・歯科検診(年長児)・園内通信
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『クリスマスリースづくり』
11/21(土) ふれあいサタデーspecial
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先週末土曜日は、北白川別当町下がるフラワーショップ「マタハリ」さんにお越しいただき、自然の植物を使って親子クリスマスリースづくりを開催しました。会場の第三園舎にこれ以上入りきらないほど大勢のご家庭がご参加下さり、この日使用したユーカリの香りがお部屋中に漂うひと時となりました。
予めご準備して下さったサークルワイヤー芯に青々としたユーカリを巻きつけながら留めていきます。その上に、真っ赤な実がなったサルトリイバラ(山帰来)を作る人のセンスによって配置します。サルトリイバラはトゲが鋭いのですが、こちらも予め丁寧にカットして下さいました。これだけでも自然素材のフレッシュなクリスマスリースが出来上がりますが、お飾りとして真っ白な綿の実や真っ赤なヒメリンゴ、そして可愛らしい毛糸のリボンなどを趣向を凝らしながらワイヤーで取付け、親子共同作品のリースがたくさん出来上がりました。
こちらのリースはこの日に残っていた材料で作りましたので、雪を思わせる綿や毛糸はついていません。ぶら下げている側を通るたび、ユーカリのよい香りがするので嬉しくなります。
先日、御所でたくさんの松ぼっくりを拾いました。松ぼっくりをどこかにアレンジしてもよいでしょう。幼稚園にある大木メタセコイヤから落ちてくる小さな球果ばかりのクリスマスリースなども素敵かも知れません。クリスマス4週間前から飾るアドベントクランツのように、リースを飾りながら一週間ずつ近づいてくるクリスマスを楽しみにしているところです。
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『弦(ヴァイオリン)のしらべ(11/19木曜日)』
そして過日11月19日(木)は、かねてよりみんなが楽しみにしていたヴァイオリンの演奏会が幼稚園第三園舎で行われました。感性が育つとても大切な幼児期に、本物の弦楽器の音に触れる機会はそう多くありません。当園に通うお二人のお子さんのお母さまであるNママと、”ひみつの庭”でヴァイオリンについてお話していたことがそもそもの発端となったと記憶しています。その後プロとしてご活躍の一方、保育園などを中心に親子で楽しめるヴァイオリンコンサートを開いてこられた経緯もお聞きしながら、この度の音楽会がようやく実現しました。
<にこやかにヴァイオリンを奏でられるNママ>
プログラムは、前半の年少・年中組10時半~と、後半の年長組11時20分~の二部に分けて開催されました。まず、
前半のプログラム(1~7) 年少・年中組[10時半開演]
1.楽器紹介では、ヴァイオリンの弓は何でできているかクイズ!(答え/馬の尻尾の毛)に始まり、弓で擦ったり、弾いたりなどして色んな音色が奏でられる楽器であることをご説明下さいました。
2.「メヌエット(モーツァルト)」 ピアノ伴奏のAさん(ご友人)とともに。
3.「エリーゼのために」はピアノソロ。ピアノは弾くところ(鍵盤)が白と黒でできていること、また合わせて88個の鍵盤が並んでいることをクイズ形式で子ども達に問いかけて下さいました。ベートーベンが大切な人のために作った「エリーゼのために」をたっぷりと情感を込めて演奏されました。
4.5.はディズニーのアニメより「ミッキーマウスマーチ」「ハイホー」全員の手拍子にのせて元気なヴァイオリン演奏が楽しく子ども達も大喜びでした。
6.「バンジョーとヴァイオリン(クロール)」は大人も子どもも引き込まれてしまう曲。ピアノとともに、ヴァイオリンの音色が高く軽快で、且つ早いテンポにこちらまでウキウキとしてくるのでした。そして、豊かな中間部は映画音楽を想う美しい演奏で、重音のメロディーが響き鳴くような艶やかな音色に心が奪われました。高音で終わるラストがとても印象的でした。
7.園歌はみんなが知っている北白川幼稚園の歌「おやまのようちえん」。子ども達もその場に立って一緒に歌いました。なんと最後にサプライズ曲として「アナと雪の女王よりLet it go」のプレゼントがありました。ダイナミックな演奏に全員が聞きほれてしまい最後は大きな拍手が響きました[11時前半の部終了]
後半のプログラム(1~8) 年長組[11時25分開演]
1.楽器紹介としてヴァイオリンのお話がありました。人の体のような形に4本の弦がついていること。棒(弓)についている白い毛はなに?の質問には、年長児から「馬のしっぽの毛!」と大勢からの即答があり。年長児の先月の歌「赤とんぼ」を弾いた場合の音色、弓の押さえ方によっては口笛のような不思議な音が出ることを園歌「おやまのようちえん」で、弦を指ではじいて「お誕生日の歌」を実演されました。
2.メヌエット(モーツァルト) 舞曲であることの説明を子ども達に。
3.踊る子猫(アンダーソン)は誰もが聞き覚えのある可愛らしい曲。子猫の鳴き声をヴァイオリンの音色で表現され、思い浮かべて聴いてみて下さい、とお話がありました。Aさんのピアノとのコンビネーションが絶妙で、ヴァイオリン高音から低音に下がる音色が実に猫の鳴き声のようだと子ども達も感じたことでしょう。
5.白鳥(サン=サーンス) 優雅に豊かに水面を泳ぐ白鳥が目に見えるような演奏でした。
6.チャルダッシュ(モンティ)はヴァイオリンの名手であるモンティが自らの技を披露するために作曲。ヴァイオリンが口笛のように高音を、また楽しくゆったりとした音色を、そして激しく高速で奏でられる箇所が交互に現れて、Nママの演奏に引き込まれてしまう楽しいひと時でした。
7.そして園歌「おやまのようちえん」。年長組も全員で立って演奏に合わせて元気に歌いました。そして8.は・・・↙
8.最後のブログラムの、(?)は、実はヴァイオリンの体験でした。Nママのお子さん(Hくん)のもっと小さな頃に弾いていたヴァイオリンをご持参下さいました。全員は無理なので担任の先生二人にくじを引いてもらい、運よく当たった三人の女の子(偶然女の子ばかり。男の子からは残念だ、もう一回との声も^^)は、優しく丁寧なNママの手ほどきを受けながらよい音を鳴らすことができました。
アンケートにもいただきましたように、親子でしかも幼稚園で音楽を楽しむ会はそうありません。この度はホール仕立てにした会場の第三園舎に大勢がご参加下さり、弦の音色に心弾ませる日となったことを大変嬉しく思います。何より、お子さんお二人を通園させておられる現役の園児ママでありながら、演奏会の打ち合わせやご準備をしてこられたNママのパワーに頭が下がります。また、ピアノ伴奏をされたご友人のAさんは、上のお子さんと他園に通っておられる二人目のお子さん、そして今年4月に産まれたお子さんの計三人のお子さんを持つママです。改めて子を持つ母のパワーに感銘を受けるとともに、子ども達全体を大切に包み本物のヴァイオリンとピアノの音色を大勢に聴かせて下さった情熱に感謝し、心よりお礼申し上げます。有難うございました。
(会場後部より写真撮影をしましたのでその一部をアップしました。)
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ひみつの庭の“ママの日”だより(11/24(火)記録)
先週17日(火)は、しぜんの取り組みとして年長児クラスに出向き「おちばしらべ」の導入をしました。色とりどりの落ち葉が園内からひみつの森に落ちています。春の緑色の葉から11月になり赤、黄、橙に変化している落ち葉「紅葉のおちば」について子ども達と考え、おいも掘り遠足の時から活動している各クラス5つのグループに分かれ行動しました。クラスに戻りグループことに大きな模造紙に葉っぱを張りつけた後は、紅葉する葉が載っている「紅葉図鑑」で調べていきます。現在も各クラスで継続して作業中ですが、落ち葉を見つけるごとに少しずつ白い模造紙に落ち葉が増え賑わってきているところです。イロハモミジ、ハクモクレン、クヌギ、カキ、サクラ、ナンキンハゼなどは形と色がお馴染みになり、子ども達はすでによく覚えています。
この日も歌の時間を子ども達と共に過ごしその後ひみつの庭に上がると、すでに数名のお母さま方が動かれていました。
Fママは予備の芝生として、ビニールポットに地植え芝生を起こして移し替えられます。芝生が傷んだり生えなくなった箇所に、この先移植ができるよう準備中です。Gママもクローバーのエリアをお手入れ中です。白いクローバーの花で指輪、首飾り、冠などをついこの前に作っていた子ども達。来春にはまた生き生きとした緑色の葉が広がりますように。
Yママはビオトープまわりの落ち葉を集めておられます。この日大変な量の落ち葉などがこの周辺から集まっていました。Iママはひみつの庭の外周り枕木と芝生の植え込みをお手入れ中です。
芝生の築山の上を見上げると大木カシの木が枝を広げていますが、スジスジ帽子のカシのドングリが山ほど落ちてきて芝生の中に落ち込んでいます。このままではすぐに根が生え芽が出るので大変大変。子ども達にもたくさん拾ってもらいましょう。ウッドデッキ下丸窓の周辺も頭上のクスノキから落ち葉が落ちてきます。ワイヤーネットの外の外周部分をお手入れ中のHママの姿も。年少の子ども達が遊びにきています。
竹製の大きい熊手と小さなミニ熊手。ミニ熊手は細かな作業で使いやすく、結構使い込んできましたので、先日コーナン高野店に出向き追加で仕入れてきました。
「森でまっかなツタの葉が落ちてたよ」と見せてくれる年長児Yちゃん。今みんなで歌っている歌「まっかな秋」まっかだな、まっかだな、つたのはっぱがまっかだな~~、のそのままですね。 クスノキの下のミルテの植え込みの中に落ちた落ち葉を集められていたHママ。
ビオトープに投入しようと水槽に入れていたミナミヌマエビを観察する年少児Rくん。ビオトープの中には随分大きく育ったヌマエビもいます。 Iママが植え込みの中からこの時季には珍しい綺麗な形のままのアブラゼミの抜け殻を見つけて下さいました。年中児Sちゃん年少児Kくんが見入っています。
Fママのご自宅お庭から株分けしていただいたレモングラスの束。寒さに弱いレモングラスだから刈り込まれました。株元に腐葉土などでマルチングをして何かで覆いをしてあげる予定です。少しでも温かく冬越しができるように。葉はお茶、お風呂などに利用できます。レモンのよい香りが切り口から漂います。ミント類とミックスハーブティーにしても。
今年もアサギマダラを呼んでいたフジバカマを刈り込み中です。もうお昼になりましたが大急ぎでハサミを使います。
ホーリーホックの足元もお手入れ中のママ。トピアリーのツゲの上にはいつもクスノキの葉や風でどこかから飛んできた枝がはさまっています。
メキシカンセージは9月頃より約3カ月ほどの期間よく咲いてくれました。チョウを呼んだり、子ども達が花の蜜を試したり、お買い物ごっこエリアのお飾りにも活用したりと大活躍してくれたパープルカラの美しい花。宿根草で冬場は地上部が枯れるため12月には刈り込みが必要です。また来年も咲いてくれますように。
大木メタセコイヤの下でこの日集って下さったママ達。ささやかながらアップルティーをご一緒しながら気がつくとつい一時間が過ぎ、お話の花がたくさん咲いたひと時でした。
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歯科検診(年長児)
本日11月26日(木)は駅前矯正歯科院長の山下和夫先生にお越しいただき、10時から月Aクラス→月Bクラスの順にお口の中を診ていただきました。一人2~3分ほどかけて十分に診察され、一人ひとりにアドバイスもいただきました。全体(約50名)として虫歯の子は少なめでしっかりと歯磨きができていますが、本日使用したフロスなどを使って歯間に毎日通すことでさらに虫歯が未然に防げること、みんなはもうすぐ小学生になるので自分の力でしっかりと磨き、確認をお母さんにしていただくことなども直接伝えていただきました。各クラスとも長い時間でしたが、自分の診察が終了しても最後のお友だちが終わるまで頑張って待つことができました。担任は健康診断票の記入、私は用具渡しのアシスタントでした。和夫先生は太郎先生と兄弟(弟)です。ご存知かと思いますがお伝えまで。
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本日は、園内通信「お知らせ69」「お知らせ70(年長児)」をお出ししました。
内容は、
「お知らせ69」
◇ お招き会出演について
「お知らせ70(年長児)」
◇ 園長先生との家庭教育相談について