2016.01.20
1月20日(水) / 黐の木(モチノキ)・初雪の日!
<モチノキ> モチノキ科 原産地 日本,中国
学名 Ilex integra
春に木がレースを被ったように真っ白な花を咲かせるモチノキ。今朝は冬の真っ赤な果実に雪がたくさん積もりました。モチノキの名前の由来は、モチノキの樹皮から鳥を捕まえる鳥餅を作ったことから名付けられたそうです。
小さな頃、冬に米粒ほどの小さな黒い実を集めて遊んでいた記憶がありますが、それは「ネズミモチの実」だと父に教わって以来、木が春に花を咲かせた後、秋冬になるといろんな色や形の実をつけることに気づきました。そう言えば、ネズミモチは春に白くてとてもよい香りの花(幼い頃の感覚)をつけるので大好きでした。「ネズミの糞のような黒い実をつけ、モチノキに似た葉を持つネズミモチの木」と今ではわかりますが、幼い頃は、ネズミにも、お餅にも似ていないのになぜ「ねずみ?もち?」という名前がついているのかが不思議でした。
お陰で、名前にモチがついているネズミモチ(モクセイ科)、クロガネモチ(モチノキ科)、カナメモチ(バラ科/ひみつの庭に植栽)、そしてひみつの庭ゲート前にあるこちらのモチノキ(モチノキ科)などが身近に感じられるようになりました。
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今年初めての一面雪の朝となりました。各グループがいつもよりゆっくりめにお山に到着してからは、暫く雪あそびの時間が流れました。その後、いったん各クラスに入りましたが再び、年少、年中児は園庭に出て雪と戯れる楽しい時を過ごしました。また年長児はひみつの森へ足を延ばし、途中で見つけた長い雪の斜面を何度も滑ったり、ころころ転げ下りたりして思いっきり楽しみました。私も同行し、雪投げ、雪だるまづくり、木の幹を思いっきりゆらしての雪散らし(これが楽しい^^!)、一面真っ新な雪の上に大の字になって寝転び空を見上げる・・・など、白い森に子ども達の歓声が響き渡る日となりました。森の帰り道、男の子達が雪の玉を転がしながら進んでいくと、とうとう落ち葉が巻きついた白くて巨大なボールになってしまいました(下に写真あり)。押してもびくとも動かないほどの重さでしたが、数名で力を合わせてゆっくり押しながら、やっとひみつの庭前まで辿り着くことができました。
以下に本日撮影した写真を掲載します。