2016.04.29
4月28日(木) / ライラック”センセーション”・ひみつの庭の”ママの日”だより(4/26(火)記録)・園内通信
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<ライラック”センセーション”>
モクセイ科
原産地 ヨーロッパ南東部
学 名 syringa vulgaris
別 名 リラ(仏語)
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こちらはただ今満開に咲いているライラック“センセーション”。
ライラックは多彩な花の色があり、また素晴らしい香りを持っていますが、こちらは唯一花の縁が白色で中は紫色の一重咲きという珍しい品種です。地植えができない場所だったのでできるだけ大きなテラコッタ鉢に植え今年で四年目になります。
ライラックはヨーロッパ原産の花木なので日本では北海道などで多く植えられています。明治23年に初めて女性宣教師により北海道にもたらされ今では全国に広がっていますが、その時のライラックは今でも北海道大学付属植物園に現存しています。
ヨーロッパの昔ライラックの木で笛が作られていたことから、笛を意味するギリシア語syringaが学名となっています。
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ひみつの庭の”ママの日”だより(4/26(火)記録)
今年度は新入園児さんが幼稚園生活に大分慣れて来られた頃をみて、4月26日(火)に”ママの日”をスタートしました。幸いなことに日中は青空の広がる快晴に恵まれ(日中27℃)、お母さま方が大勢集って下さいました。朝、お子さんを連れて来られたママが熊手で園庭の落ち葉を集めて下さったり、前日にも数名のママが落ち葉集めのお力添えを下さいました。
私が庭に上った時には皆さんがそれぞれの配置に着かれ、動きやすい服装で作業に入っておられました。ひみつの庭の外、入口のサークルエリアなど、上に広がる大木クスノキの春落ち葉が辺りに舞い落ちています。
ひみつの庭の北側エリア。ナナミノキ、カシの落ち葉が散り積もる場所を手入れされています。庭の北側に広がる竹藪からは竹が地下茎を伸ばし年々タケノコが顔を出すようになってしまいました。庭師さんには竹藪から竹の根切りを施してもらったにもかかわらず、今年は計4~5本は庭の中に生えてしまいました。庭が竹林化しては困りものです。ママが二本スコップで掘り上げて下さいました。
腰を落としててみに落ち葉を丁寧に集めて下さるママ。物で溢れている資材置き場も移動させお掃除して下さいました。日々の手入れができない場所で有難いです。
数年前にヨモギを植えた場所ですが上の樹木が茂りさらに陽射しが入らなくなってきています。ただ、これから夏場は子ども達も涼しく木陰で過ごせる場所でもあります。
熊手で落ち葉を集めて下さっています。いよいよ帽子が欠かせない季節になってきました。きちんと日除け対策もされ、大雑把な私は見習わなくてはと思い至ります。庭の外では子ども達も自発的に落ち葉集め中。家でもお掃除のお手伝いをしているよ、と時折子ども達が教えてくれます。
お片づけの鐘がなると子ども達自らほうきを上手く使いコンクリートの上を掃きます。大人用ほうきを短めにのこぎりでカットして切り口にビニールテープを巻いた子ども専用ほうきです。
北側のメキシカンセージが芽を出していますが、その植え込みの中にも落ち葉が溜まり、日頃からまったく手を入れる間がなく横目で見ては困っていた場所です。そこへお母さま方の細やかな手が入り、申し訳ないような有難味を感じます。 ビオトープにもクスノキの落ち葉が堆積しています。腐葉土になった層は水底に生息する生き物にとってある程度不可欠ですが(ヨシノボリ、ヌマエビ、ドジョウ、ヤゴ、貝類)、枝や葉が大量に落ち込むのはできるだけ長靴で水中に入り除去しなくてはなりません。
ビオトープと壁泉プール境界の植え込みにもキンモクセイの落ち葉が山ほど溜っています。ママの日があるお陰で私も気になる箇所を大分すっきりさせました。水底の落ち葉に混ざっていたミナミヌマエビを子ども達に見せているところです。これからの季節は水辺が心地よく、子ども達も生き物の観察が楽しくなります。今はメダカ、タナゴ、ゲンゴロウブナが見られますが、もうすぐ数種類のカエルが産卵しオタマジャクシがたくさん見られるでしょう。水に浮かべた大きなプラ舟もすぐに落ち葉で満杯になります。 ママは里桜の下をミニ熊手を使い丁寧に手入れされています。
太郎先生の久しぶりのビオ長靴スタイル。今年もお願いします。私はビオトープの中ほどまで行くと毎回長靴の中に水が入り込む結果となり、やはりウェーダーなるものが実用的かな・・、と思いながらの作業です。
風を受け、青空を泳ぐ鯉のぼり。子ども達の登園前に毎年鯉のぼりをあげるのですが、この日4月26日は風がとても強い朝でした。最初にくくりつけた吹き流しを少しずつ紐を動かしながら上げていくと、風にはためき出した吹き流しが横のジャグルジムのてっぺんにに幾重にも巻きついてしまうハプニングが起きたのでした。石段を上ってくる子ども達の声を背に聞きながら、慌ててジャングルジムに上って吹き流しを数回ほどいていきました。過去何十年という中で初めてのことでした。
こちらは年中児が先日植えたピーマンの苗です。すでに葉が成長しているところをFママが支柱を立て麻紐で留めて下さった模様です。右は年長児の枝豆です。こちらは成長の様子をみて支柱をしましょう。
いちごの花のあとが実になりつつあります。まだ花が咲いている苗もありますが植物の変化はあっという間です。また来週、子ども達も生長の様子を観察しお水をあげてくれるでしょう。
築山の奥、北側フジバカマのエリアを草抜きして下さるママ達。
これはヤエノオオシマザクラの木ですが、足元によく陽が当たるので花の綺麗なハーブを植えては?とプランして下さったFママ。植えることで雑草が生えるのを押さえる効果もありますし、と。なるほど納得です。
気持ちよく手入れが施されたウッドデッキ横の植え込みエリア。やはり剛健なノースポールの白い花が優勢に咲いています。
樹木の足元の落ち葉がすっかり取り除かれ、綺麗な植え込みに再生しました。ウッドデッキは数箇所釘が浮いた部分がありましたが、先週末に職人さんが修理に来て下さり一件落着。
ひみつの庭ゲート外のモチノキのエリア。足元や周辺がママの手により美しく整えられました。
ママが立っておられる左の植え込みは京都の花 フジバカマ(藤袴)で、何百キロと長距離の旅をする水色のチョウアサギマダラが飛来する場所です。秋10月がこの辺りにやってくる時季ですが、時折初夏にも姿が見られます。花はまだ咲いていないのですが、葉からもこのチョウの好きな香りがするからだろうと思います。
ひみつの庭の外周部、ライラックの足元を手入れして下さるママ達。こちらのライラックは土留めを兼ね足元に植えているフッキソウの影響を受けているせいか、また施肥が十分でなかったためか、今年は未だ花を咲かせていません。どうしても園庭の延長で砂が株を覆いやすいためでしょうか?株のために手厚いケアーが今後必要かも知れません。二本ほどの株が枯れかけ(枯れた?)の気配ですので、様子をみて新たな株も検討してみます。
ワイヤーフェンス足元のヤブランが新芽を元気よく出しています。フェンスの周辺は確かに落ち葉が溜り、手入れがなかなかできない場所です。感謝。
こちらはただ今ハーブのレモンバームが勢いよく生長中です。後部のベニバナトキワマンサクの木もピンク色の花を満開に咲かせています。 このハーブエリアの空間に、幾種類もの花が綺麗なハーブ群の植栽を考えて下さっているのはFママ。
こちらはそのプランを絵に描いて下さったものです。エキナセア類、フロックス、フェンネル、サルビアなどなど他にも。子ども達も好きなハーブスポットとして触って楽しんだり香りを感じてくれますように。5月の家庭訪問週間が過ぎた頃から少しずつ植栽ができたらと考えています。子ども達の自由あそびの時間に、植えたい子がママの日に来られたママ達と一緒に植えるのも楽しいでしょうね。
*ひみつの庭入口のサークルスペース 放射線状に配した石の合間に芝生を植えている箇所があります。そこはすっかり芝生が生えなくなりましたので、この度新たな芝生ターフを調達し、芝生の張り込みをママの日のママ達が予定されています。家庭訪問週間ですのでママの日ではありませんが、5月10日(火)9時半頃~お昼前までの時間、ご都合に合わせてお足運び下さる方がおられましたらご協力の程お願い致します(雨天中止)。
先に帰られた方以外で記念写真の撮影。やはり陽当たりが良すぎたために大分顔に影が残りお顔がわからないほど黒くなっていましたが、パソコンで明るさ調整を施すと少し明るくなりました。
手入れされたハーブエリアに陽が当たっています。バックはベニバナトキワマンサクの植え込み。
アップで撮影したトキワマンサクの花。以前、連休に北陸を訪れた際、満開に咲いていた植え込みに感動し真似して十数本植栽したもの。まだまだ背丈は低めですが。
メキシカンセージが新芽を伸ばしているエリア。今年も夏休み開け9月頃より子ども達も大好きな紫色の花をたくさん咲かせてくれますように。 ビオトープの中に新たに沈めた大型スイレン鉢。近隣の方がご厚意でひみつの庭ビオトープ用に譲って下さいました。温帯睡蓮が入っています。感謝。
まだまだ咲いてくれているシャクナゲ”太陽”。今年は濃いピンク色の花をたくさんつけてくれました。
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本日は、園内通信「お知らせ15」「お知らせ16」「お知らせ17」「お知らせ18」をお出しました。
内容は、
「お知らせ15」
◇ 家庭訪問日程お知らせ
「お知らせ16」
◇ 「送りグループ変更」開始について
「お知らせ17」(別紙「未就園児ミニミニ幼稚園」ご案内あり)
◇ 夏用スモックご用意のお願い
◇ お山のミニミニ幼稚園について
「お知らせ18」
◇ 出席カードお預かりについて
◇ 月末お持ち帰り品について
◇ 送り迎えについて
◇ 春の親子遠足写真について