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2016.07.18

7月18日(月) / オニユリ・シャボン玉(夏期保育)

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            <オニユリ>  ユリ科   原産地 北海道~九州
                      学名 Lilium lancifolium Thunb.    英名 tiger lily

真夏に咲くいま満開のオニユリです。今年は先週14日より咲きはじめました。子ども達がお山の最後の石段を上りつめた右手側と、左手の固定鉄棒前を進んだ植え込みの中から数本が顔を出して咲いています(2015オニユリ)。

開花一日目の朝、つぼみがついたままの長い茎が折れていたのを年中児Kくんが見つけたので、そのままクラスに持って行って花瓶に挿してもらうように伝えました。やがてつぼみが反り返りながら開花。クラス内でその様子がみんなの目に留まることとなり、『オニユリ』という花の名前を子ども達が覚えたようでした。お帰りの際も、ここを通るたびに「せんせい、お部屋でオニユリのお花が咲いたよ」「ここにもオニユリが咲いているよ」という女の子や男の子。黒い斑点のあるオレンジ色の濃い花を、強い夏の陽射しとともに子ども達はきっと大きくなるまで覚えていることでしょう。

花言葉は「愉快」「富と誇り」「荘厳」「華麗」「陽気」など。学名の「Lilium」はギリシャ語の「leirion」を表し、「lancifolium」は「披針形の葉の」という意味とのこと。球根はヤマユリと同様にユリ根として貴重な食用になります。
[オニユリを上から見ると↓]
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しゃぼん玉(夏期保育)
本日はシャボン玉の日。天候に恵まれ全学年がシャボン玉を楽しみました。過去にも夏の保育でシャボン玉をしましたが、今年はとてもお楽しみ😊。それは・・・、手作りのお道具に加え、数種類のシャボン玉グッズ(Bubbler各種、Bubbleトランペット、自動Bubble製造マシン等 )が仲間入り。夢のようにオルゴール曲がお庭に流れる中、シャボンと戯れる時となりました。
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みんなでシャボン玉のお話を聞きます。各所のテーブルの上にはシャボン玉液、お道具が並んでいます。
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一人ひとつのシャボン玉ボトルを持ち、お首から下げた自分のストローを使っていよいよ自由にあそびはじめましょう。
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大きなたらいの中に骨うちわや布団たたきなどを使って空中に揺らすと、いろんなシャボン玉がつくれます。
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やさしいオルゴール曲も心地よく流れ、大きなシャボンの玉、小さなシャボン玉がたくさん飛び交います。
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そっと吹くといいかな。強く吹くとどうなるかな。シャボン玉の出具合を一人ひとりが試します。
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あっ、だんだん大きくなってきたシャボン玉。もっと大きくなるから見ていて。
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テーブルの上に浅めに入れたシャボン液にいろいろな型のお道具を浸し、何度も試しているとだんだんコツがわかってきます。
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Aくん、そっと手を動かして、ながーいシャボン玉ができたよ。
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ほ~らHくんもできてきたね。まだもっと長くなるかな。
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このピンク色の穴空きのタイプは簡単に大小たくさんのシャボン玉ができあがります。どんな風に動かすか思案中の様子。 ほうら、とんだとんだ・・・シャボン玉.。o○.。o○
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こんなにあわがたくさんでてきたよ、とAちゃん。 これも見て、とSちゃん。
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液の浸し方にもコツがあるような。そっとつけてシャボンの膜が破れないように。
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Rくん、フ~~と。シャボン玉がいっぱい飛び出します。「じょうずでしょ!」
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両手でやってみるとどうなるかな? 私も両手でたくさんのシャボン玉をつくって飛ばしてみました。 Mちゃんも歩きながらのシャボン玉づくり。
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Hちゃんもシャボン玉。大きくなってとんでいったね。 さあ、大きいのをつくるぞ~、とAくん。 すごいすごい、上手くできたね。
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ゆ~っくり、ゆ~っくり下に落ちてきたシャボン玉。われないように、いつまでも消えないように・・・
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ほうら、もう一つ。こんな形にもなったよ。
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こちらも挑戦。大きくてまる~いシャボン玉はどうすればできるかな。 シャボン玉がつぎつぎに生まれでます。
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す~っと動かしてみると、こんな形に。
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まるで袋のようにのび~るシャボン玉。
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ほらっ、楕円形の特大シャボン玉のできあがり!
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丸窓の下にいたのはRくん。一度に何十個ものシャボン玉が生まれています。
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どうしてシャボン玉ができるのかなあ。あれこれと思索中。 こちらはBubbleマシン。
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次々とシャボン玉が飛び出します。どうなっているのかな?
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ゆ~っくりと試しているSちゃん。もうどれだけシャボン玉ができたかわからないくらいたくさん作っていました。
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こちらは石畳に腰かけた女の子達。次々にシャボン玉がストローの中から飛び出しています。お友だちと一緒にするとさらに楽しいシャボン玉。
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今、第1園舎前に満開に咲いているのは”暁の混合”など各色の朝顔です。
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シャボン玉はフーっと強く息を吐ことで自然と深呼吸ができることにもなります。正しい深呼吸はまず息を吐くことからですが。勿論、子ども達にもとても有効です。
🐧深呼吸🐧
体から息をすべて吐き出して、お腹を膨らませながら鼻から新鮮な空気をゆっくり吸い込むことで疲労回復の効果が大です。やがて全身の血流もよくなり、何より自律神経が安定します。毎日、深呼吸を取り入れる健康法を実践しています。ただし続けてするのは一度に2回まで(あまり続けるとしんどくなるので)。予防医学の先生に一日に30回は取り入れるようにと言われます。シャボン玉をしながらこんなにいいことはない!などと考えつつ、子ども達の笑顔と空高くに飛ぶたくさんのシャボンの玉を見てまた嬉しくなります。
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日に日に咲いている朝顔の緑のカーテンと花。みんなで植えた朝顔がもう屋根に届くくらいに大きくなっています。
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フーっと吐く息とともに真っ直ぐに飛び出すシャボン玉。いよいよお終いの時間となりました。楽しかったね。
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たんぽぽぐみ前の花壇のヒマワリ。こちらも年少児みんなで種を植えたもの。すでに見上げる高さになりました。今年は夏休み前にみんながヒマワリの開花を見られて本当に幸いでした。今もまだまだ生長中。夏休み中もさらに大きく幹も太くなり、夏休み明けにはたくさんの種をつけていることでしょう。楽しみですね。

明日、明後日とお天気は快晴の予報😊。明日はひみつの庭の芝生築山とライオンのプールで遊びます。明後日は夕方から納涼保育です。お山からの夜景とともに皆さまにお楽しみいただけますよう、あれこれみんなで企てております。どうぞお楽しみに💖

2016.07.06

7月5日(火) / 水生植物”コウホネ”・年中児水あそび&ひみつの庭の”ママの日”だより

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        <水生植物”コウホネ”>  スイレン科  学名 Nuphar japonicum  分布 日本、朝鮮半島

沼や池に自生する水生植物の”コウホネ”。こちらはビオトープが完成した2013年にポット苗をいくつか水底に置いただけでしたが、数年後の今は水面が華やかになるくらいに株が広がり、魚類やカエルなどの潜む場所になっています。

[👇以下ウィキペディアより引用]
生育環境など
日本、朝鮮半島に分布する。浅い池によく見かけるが、流れの緩い小川に出現することもある。根茎が骨のように見え、コウホネ(河骨、川骨)の名の由来となっている。庭園の池で観賞用に栽培されることもある。沈水葉をアクアリウムで鑑賞する例もある。
生薬として
根茎を縦割りにしたものは川骨(センコツ)と言い、日本薬局方に収録された生薬である。調栄湯(ちょうえいとう)、治打撲一方(ちだぼくいっぽう)という解熱、鎮痛を目的とした漢方方剤に配合される。なお、含有される成分としては、例えばヌファリジンなどが知られている。
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ひみつの庭の”ママの日”だより(7/5(火)記録)
昨日は、一学期最終回のママの日でした。日中は最高気温が36度。天候に恵まれ梅雨明けした真夏日のような一日に。先週末に発表会を終えた週明け4日(月)は、年長、年少児がライオン壁泉プールを楽しみました(年中児は時間の都合でかんたん水あそびだけ)。再び昨日火曜日は、朝一番から水を溜めて10時半頃からやってくる年中児を待ちました。
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たんぽぽぐみ前花壇のミニヒマワリが花を咲かせ、その後部の大型ヒマワリが見上げる高さに育っています。
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第一園舎前の朝顔。こちらは“浜の混合”“浜の輝”などの計5種類ほどの日本朝顔をミックスして植えました。中には矮性種も混ざりどのように咲くのか楽しみです。 右上写真は昨年の年長児が植えたまだ小さなブッドレア。蝶の好む花です。
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ひみつの庭ビオトープ周辺のピンク色のエキナセア。よく咲きました。
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朝の自然の中、ライオン壁泉からの水音が心地よく響きます。勢いよく水を出すと約30分でほぼ満杯に溜められます。
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10時半。ママ達が手入れを始めておられる姿があります。
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ライオンのお口から水がザザー。 年中クラスが出てきました。園庭で準備運動をかねて体を動かしています。
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それっ。ブランコのまわりをぐるり〜とかけっこ。 それでは入りましょう。
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すでに水は溜まり太陽の光が水面を照らしています。上の大木クスノキは春に半端ではない落葉があるので大変ですが、夏にはほどよい木陰を演出してくれます。
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順に体に水をかけてウッドデッキへ移動。 さあ、足をバタバタ~。水しぶきがあがります。
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それでは、いち、にの、さんで水につかりますよ~。と次々にゆきぐみ、ほしぐみ合同で水の感覚を楽しんでいます。
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さあ、自由にあそびましょう。思い思いの楽しい時間。tomomi先生、yoko先生も子ども達とともに水をエンジョイ。
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7月1日より今年はセミが鳴き始めました。蒸し暑くて梅雨空だったのが嘘のように快晴になり嬉しい限り。とても水あそびを楽しみにしていました、とママの声も。
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子ども達の歓声が空まで届くのではないかと思うくらい大きな声が響き渡っています。
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とうとうキャップを脱いで水をすくっています。ザザー。
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くったくのない笑顔で水と戯れる子ども達。
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子ども達と飛び上がる水の粒が見えます。新しいカメラにしてよかったと思うこの頃。
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子ども達が降る雪と戯れる冬のシーンと重なりますが、夏は水です。目の前のしぜんとありのままに戯れることのできる子ども達が素敵です。
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はーい、それでは少し芝生で休憩しましょう。青々と成長した芝生の上を素足で入る子ども達。土、砂、そして草や芝生を素足で踏み込む感覚は大事です。この日は太陽で熱くなったウッドデッキや芝生、水の中の感触など靴をはいた時とは違う感覚を体験できました。お母さま方がコツコツと手入れを施して下さったお陰で芝生が見事に再生。皆さま有難うございました。太陽の光を浴びた芝生が子ども達を待っています。
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寝転がったり、コロコロと芝の斜面を転がり下りたり。
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思い思いに過ごす時間がしばらく流れました。みんな気持ちよかったかなあ。
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私も仰向けに転がり高く空を仰ぐと・・、樫の木の上に広がる青い空が見え感激!空は海のようにも思えます。子どもの頃よりも今は感激が大きいかも知れません。
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再び水で足元を流してプールへ。流れ落ちるライオン壁泉からの水流と戯れる姿を見ているとこちらも嬉しくなります。
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みんな笑顔のひととき。子ども達はとてもフォトジェニック。
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ご来園のママ達も子ども達の声に驚いておられるのでは?大きな歓声が響きます。
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こちらは頭の上にとまったシオカラトンボ。この日はオニヤンマ、シオカラトンボ、ネキトンボ(アカトンボの種類)などの姿がありました。特にシオカラトンボは水が大好き!水場の子ども達の上を仲間に入れてほしいとばかりに飛び回っているので、昆虫好きの子には気になって仕方がないところです。レンガの壁や掛けているTシャツなど同じ場所に舞い戻って止まりにくるので更に面白いね。
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続いてビオトープをみんなでみにいきましょう。水辺に植物や生き物がたくさん生息しているところです。みんなの目に見えるもの、見えないものがここにはありますが今日はなにに出会えるのかな?
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睡蓮の葉の上には巻貝、トンボやカエルなどが休憩しています。子ども達の足元までおたまじゃくしが泳いできてじっとしています。水面がとても澄んでいるので水底に堆積した腐葉土までよく見えます。腐葉土の下には二枚貝をはじめ小さなドジョウ、ヨシノボリをはじめとする土壌生物などがたくさん息づいています。
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オタマジャクシがたくさんいるね。手に届きそうなところまでやってくるお魚などを目で追いかけます。
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シオカラトンボは案外素手でつかまえやすいトンボです。4枚の翅をたたんで一つにして上からそっとつかまえてごらん。目と足を動かしているね。翅がぬれると飛べなくなるかな。
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枕木の間の雑草、モチノキの周りの草抜きなど、細かな部分まで手作業されます。
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ハンディタイプの芝刈り機の音も心地よく響いてきます。最近ではひみつの庭外周の石畳の間やフェンス付近、またコンポスト近くを細やかに手入れされる姿があります。私達は落ち葉を集めるのがやっとの日々ですが、ママ達のお陰で今の庭は維持されています。
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モチノキの足元に植えたミソハギがもうすぐピンク色の花を咲かせてくれる頃です。本来は水辺に生息する植物ですが、案外丈夫に根付いています。植え付け数年間は夜にやってくるシカがこの味を気に入ったようで、紫陽花、ライラックなどとともにこの辺りの植物の葉を食べつくしてしまいました。シカは何でも食べてしまいますが馬酔木、チューリップは食べませんでした。樹木や子ども達が植えた花壇の植物が被害を受けるため、夜中2時頃に起きて出没するシカを追いかけたことも今では懐かしい思い出になりました。現在は森のパトロールなど行政、地域の対策の方々が動いて下さるお陰と感謝しています。
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さあ、水で流してサンダルをはいてクラスに戻りましょう。楽しい水あそびの時間でした。
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エキナセアと矮性ホリホックが開花しています。どちらも昨年の年長児が好きなところを選んで植えた花です。
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石畳の合間や端の方まで手入れのお陰で場所が光っています。
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おもちゃ倉庫前をお掃除中されるママ達。
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ママを見つけたかな😊 一緒に草抜きをやってみる? ビオトープの半円レンガのエリアは水辺の観察ができる場所。横のクリーピングタイムの植え込みの中は結構枯れ葉が落ち込んでいます。この辺りを細やかに取り除いて下さいます。またここは、オニヤンマが土壌に産卵する場所でもあります。もちろんカエルも隠れています🐸
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丸窓の下を手入れ。オレンジ色のてみはすぐにいっぱいになりますが使いやすいサイズです。 芝生のサークルスペースエリアでは親子で活動中の姿が。Kちゃん親子の微笑ましい距離が見られます。
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細やかに電動芝刈り機を使用中のママ。お陰で築山もサークルスペースも、青々とした芝が子ども達の足元に広がっています。 コンポストは実はいろいろな生き物がいる場所。昨年はここから羽化したカブトムシが出てきました。今年はどうでしょう?
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ママに何かを見てもらっているのかな、Tくん。 おかたづけの鐘が鳴りました。一人ひとりがしっかり元の場所に戻しましょう。
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気軽に水あそびを終えた年長クラスが庭から出てきました。    お母さんありがとう。
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ママ達もそろそろ仕上げの頃でしょうか。私達は決して手が届かない草間の手入れを有難うございます。
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ことりぐみの子ども達。元気に飛んでいるトンボを観ているのかな。お母さんいつも有難うございます! 真夏日の最中、大変お疲れ様でした。庭の北側エリアはわずかながら建物と樹木の日陰になります。ささやかですが冷菓、お茶をお召し上がり下さい。
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子ども達がお花を見たり、花苗を植えたり、昆虫や水生生物たちの生き生きとした姿を観察できるビオトープガーデンは、お母さま方のご協力でもって現在支えられ守られています。そして庭を漂う空気に透明感があり、爽やかな意識が行き交う場所にもなっています。そんな中で子ども達が芝生の築山に仰向けになり空を眺めたり、野菜を育て収穫したり、壁泉プールで絵本や紙芝居を先生に読んでもらったり、また夏の水あそびで吹き抜ける風を仲間と感じたり、スイスイ泳ぐ魚類をいつまでも見つめられる自然の庭がひみつの庭です。

「子どもたちが出会う事実ひとつひとつが、やがて知識や知恵を生みだす種子だとしたら、さまざまな情緒や豊かな感受性はこの種子をはぐくむ肥沃な土壌です。幼い子ども時代はこの土壌を耕すときです。」と述べているのはアメリカの海洋生物学者であり作家のレイチェル・カーソンです。自然を感じられる環境の中で、好奇心と豊かな感性が育まれることがまず大事です。
一学期の間、お母さま方にはご多用の中お力添えをいただきまして感謝しています。来る二学期も引き続きどうぞよろしくお願い致します。

7月4日(月) / エキナセア”パープレア” ・ひみつの庭で水あそび・園内通信

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<エキナセア”パープレア”>  キク科 耐寒性宿根草  原産地 北アメリカ
学名 Echinacea purpurea  別名 紫馬簾菊(ムラサキバレンギク)

娘が幼稚園児の頃、夏の庭をかざる黄色のルドベキアの群生をバックに何枚も写真を撮った記憶があります。色違いのようにそれとよく似た花のエキナセア”パープレア”です。こちらはハーブとしての効能があり風邪のお薬として有名ですが、詳しくはこちらをご覧下さい。ハーブ エキナセア
こちらは昨年の年長児がしぜんの活動の一環として、自分の好きな場所を選んで植えた苗です。大きな花芯と明るい色に心弾む気持ちになります。
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ひみつの庭で水あそび(年長・年少児/年中児は短時間の水あそび)
週が明けて7月4日(月)。幸い気温、水温を心配する必要がないほどの夏の天候となりました。
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朝一番、ライオン壁泉からプールに水を溜めています。セミの声もしていよいよ夏本番です。
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今日は第6グループの姿がはじめに見えてきました。水着の袋を持って登園しています。 ひみつの庭入口から壁泉プールを臨みます。こちらのサークルスペースも芝生の手入れのお陰で青々とした芝が育ちました。伸びた箇所は刈り込みをされます。刈り込むとより芝が密に生えてくるようです。
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芝生の築山もフサフサと芝が生え揃いました。今年は芝地のエアレーション、施肥などママの日の作業のお陰で見事に野芝の生育が成功し、いよいよオープンとなる築山。
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ハーブエリアもエキナセア、クガイソウ、ブロンズフェンネルなど次々に宿根草が根付き花を咲かせてくれています。 ビオトープには頻繁にトンボの来訪があり、こちらはこの日に初めてお目見えしたアカトンボの一種ネキトンボ。メスとともに水面に産卵している姿も見られました。
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エキナセア、バーベナ”ボナリエンシス”、アキレア”テラコッタ”など、ビオトープ奥に植栽の花たち。
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さあ、年長児がひみつの庭壁泉プールに入ってきました。まず芝生で準備運動です。 ウッドデッキで男の子達が眺めているのは・・・。
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小さな可愛らしいカマキリの子どもです! 最近園内の植え込みのあちこちで孵化したカマキリが大きくなって姿を見せています。手にとると上手い具合に動き回ってとてもソフトタッチで可愛らしい姿をしています。
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いち、に、さん、し・・・、とかけ声とともに体をストレッチ運動。ぐーんと腕を頭の上まで伸ばしてパッとはなす。
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久しぶりの芝生の感触。長い葉がフサフサと柔らかく足に痛くありません。ついでにコロコロコロ~と転がってみる年長児達。
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しばらく芝生で遊んだらいよいよプールに入ります。足元を水で流してもらっています。
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プールの際にはほぼ2クラスが腰かけられるように設計しています。他の保育でもこの場所を使いますが今日は楽しみの水あそび。 まず水を蹴りバタバタバタ~と足を動かします。
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みんなで勢いよく水しぶきをあげて楽しんでいます。 子ども達の歓声が響いてきます。
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誰かのTシャツにとまったシオカラトンボの姿。何度も飛んできて同じ場所にとまるのはなぜかな?
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後ろを向いてバタバタバタ~と水を蹴ります。白い水しぶきとともに子ども達の声が賑やかです。
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この日から年長クラスにお仲間入りしたKくんもにこやかなお顔。子ども達の輪にすぐにとけ込み自然な笑顔がこぼれています。
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それでは時計まわりにぐるぐるぐる~っと歩いてまわりましょう。 あとは自由あそびを楽しみましょう。
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水水しぶきと歓声がミックスし、太陽の光に照らされる子ども達の様子です。
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二人はなかよし! 手をつないでみています。
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元気いっぱいの男の子達。どんぐりクッキーを試したことのあるSちゃん。みんなが認める昆虫博士Sくん。小さな生き物の命を守ってあげるSちゃん。そう言えば三人ともSくん。
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自分もみんなも同じ楽しい気持ちでつながっているつきぐみさん達。
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気づくとライオン壁泉からの水流に大喜びの子ども達。
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思わず流れ出るお口からの水を押さえてみているKくん。
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ライオンの下で水流を浴びながら。 打たせ滝のポーズ?
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楽しんでるよ~とAちゃんの笑顔。 打たせ滝修行は続いている?
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年長クラスが賑やかに楽しんでいる間にひみつの庭に来た年少クラスの子ども達。足をブラブラブラ~、手もブラブラ~。よく動かしましょう。
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いち、にで、ジャンプ! いち、に、さん、し、と足のストレッチ体操。
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つきぐみさん~、最後にバタバタバタ~、水が踊り跳ねています。 年少児にとっては裸足の芝生は初めての体験です。どんな気持ち?気持ちいいかな! コロコロ~と転げる体験も少しずつ。
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さあ、みんな、てっぺんまであつまれ~。 さあ、初めて水に入る年少児さん達。 お友だちが来たら手でタッチしましょう。
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次は足をバタバタバタ~。年少さんも勢いよく水をキックしています。 驚いて泣くこともなく、3クラスみんな一緒に楽しい体験ができました。
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さあ、次はお楽しみがありますよ~。  年長児は芝生の上で。育てていた枝豆を収穫しアウトドアで茹でていただくことに。
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子ども達のすぐ上ではブッドレアの花高くにやってきてクロアゲハの姿があります。ペアでこの辺りを乱舞する様子が見られました。
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ほら、くっついている枝豆があったよ。さあ、一人ずつそっとお湯の中に入れましょう。そっとね。
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こちらのクラスもそろそろお湯に入れて柔らかくなったらいただきましょう。
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ライオンさんのお口からやさしくお水が出てきましたよ。じっと眺める眼差しも。 水流の下に入るのは勇気がいるね。
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子ども達は何も言わなくても自分なりの楽しみ方で水を楽しんでいました。
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はやく食べたいな~。しばしみんなで過ごして待つ時間も楽しみですね。 年少クラスの子ども達もみんなでお楽しみが続いています。
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ベンチにのせたみんなの水筒。 枝豆ぐつぐつ、もうできあがり!
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ウッドデッキ横に並べられた子ども達のサンダル。カラフルで素敵な色合い。 さて、つきぐみさん。みんなで育てた枝豆を今日はお鍋でぐつぐつ茹でていただくことができます。
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いいにおいがするね。美味しいかなあ・・・
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枝豆だ~。これはとっても美味しい枝豆にちがいないぞ。はやく食べたい!
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みんなで、いただきます! ひみつの庭で育てた枝豆を育てた場所でいただく喜び。 一口パクリ。
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おいしいね。いくつ豆が入っているかな。ふたつ、みっつ・・・。  仲良しでなにを話しながら食べているのかな。
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私も一緒にいただきます。枝豆の中をみるときれいなグリーンです。甘くてとても美味しい!少しずつですが自分たちが育てた野菜をいただく喜びを感じ感謝でいただきます。
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お昼までの時間がなくなりましたが、年中クラスが短時間の水あそびにやってきました。朝一番から水を溜めるライオン壁泉を眺めていた子ども達。クラスが近いのでこの日入れないのは可哀想、とtomomi先生と打ち合わせ少しだけ水あそびをすることに。本格的には次の日に入ります。
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暑いからお水がとっても気持ちいいね。まず、ゆきぐみさんの様子です。
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その後は芝生築山へ。昨年、芝生に寝そべって気持ちよさそうに目をつむっていたFちゃんを思い出す光景。 ほしぐみさんも水あそび。お弁当までのひととき、暑さを忘れて楽しい笑顔。
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芝生から庭の外に出たら、ソレッ、先生に続いて裸足で一周してみよう!! ひみつの庭の外にはミルテの花が咲いています。新芽がきれいなグリーンで年々の少しずつ大きくなっています。
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たんぽぽ横の植え込みに毎年この時季に咲くヤエクチナシの白い花。とても甘くよい香りが漂います。子ども達は気づいているかなあ。
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園内通信「お知らせ38」をお出ししました。
内容は、
◇ 途中入園のお友だちご紹介