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2016.09.24

9月24日(土) / ヒガンバナ(彼岸花)・ひまわりを描いたよ(3歳児)・うまれた!ツマグロヒョウモン~お空へ

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    <ヒガンバナ>  ヒガンバナ科  原産地 中国
             学名 Lycoris radiata (L’Hér.) Herb. 英名 red spider lily

お彼岸の頃。ここしばらくで随分と凌ぎやすい気候になりました。雨上がりの昨日お昼前、園庭開放に来られた未就園児さんご家族をひみつの森にご案内した際に、森のかかりで数株が美しく咲いているのが目に入りました。田畑のあぜ道などでよくみかけるヒガンバナですが、一般的な赤だけではなく白の種類もあります。植物園の観覧温室北側の植え込みエリアにも、赤白二色のヒガンバナの群生が広がっていたことを思い出します。
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最近は雨降りが多く、運動会が近づいてきたのに園庭や近隣の公園へ出かけて思いっきり練習する時間が確保できないのが悩みの種です。来週の総練の日は予報では晴れ間が出ていて一安心ではありますが、雨降りの場合は室内での練習、また他の活動を取り交ぜながら運動会までの日々を元気に過ごすプランを立てています。

年少児が9月中に描いた二つ目の絵画「ひまわり」。一回目は、手の平や指を上手く使って黄、橙色の絵具で、夏の間に色鮮やかに咲いたひまわりの花のハンドペインティングを行いました。その後、数日を置き、ひまわりの葉を型押しで描いてみることにチャレンジしました。勿論、ひまわりは夏に咲き終わりすでに姿はありません。なので、剪定ができないままで伸び放題になっていたひみつの庭のアカメガシワを利用することにしました。大き目の枝を三本カットし、クラスごとにみんなで抱えて室内に運び入れました。初めてやってきた「木」のお客さん。じっくりと観察しながら時間はすすみます。
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ひまわりを描いたよ(3歳児)🌻〔ハンドペインティング(花びら)をした後、葉の型押し〕(9月13日(火)記録)

さて、こちらはことりぐみ。葉脈が裏からはっきりと見える大きな葉をしています。
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「大きな葉っぱだね」「ひまわりの葉っぱもこんなに大きかったね」と語りかけるyuuka先生。
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「葉っぱに絵の具をぬっていきますよ。ほうら、色がついてきたよ。」子ども達は静かに真剣に見つめています。「なんか、かわいそう~」という声も聞こえてきました。「そうね、葉っぱは冷たいって言ってるかもね? でも気持ちいい!って言ってるかも知れないよ! くすぐったいかも😊」と言うと、子ども達までくすぐったくなるような笑顔がほっこりとこぼれてきます。
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「次は、こうして逆さまにして好きなところにペタン。そしてゴシゴシゴシ~って、手で紙を押さえてあげますよ」
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「みててね。ほうら、葉っぱをめくるときれいな葉っぱの形が紙にうつりましたよ」。ひまわりの絵の上に明るい緑色の葉っぱが出来上がりました。
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葉っぱを手で触り感触をたしかめてみたり、つるつるの方、ざらざらの方を確かめながら、好きな葉っぱを茎から数枚ずついただきます。アカメガシワは葉柄(ようへい)が長いのが特徴で、付け根からぽろっと上手くはずれます。秋には鮮やかな黄葉が見られる葉です。
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手でゴシゴシゴシとしっかり擦ります。そして、そっと葉をめくると出来上がり。
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葉の葉柄を持ってそっとめくるのが楽しみで、何度でもやってみたくなります。
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二色の絵具をそれぞれアカメガシワの裏に端っこまで全部塗っていきます。塗るのは結構の根気が要る作業になりますが、年少クラスの子ども達はとても頑張り屋さん。黙々と取り組む姿があります。年少クラスは入園後、にじみ絵を楽しんだり、手で描いたり、スポンジや筆で描いたりしてきましたが、今回は葉脈がはっきりした葉の裏を使わせてもらっての型押し体験です。
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ひまわりの中央の種の部分は、すでに別の日に仕上げています。なので真ん中が今の段階では空いている状態です。
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ゴシゴシと葉の部分をしっかり手でこすっています。
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色画用紙上のどの部分に葉をのせるかは、子ども達自身で考えて思いのままにスタンプしていきます。
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みんなで種取りをしたお顔の部分はさすがに誰もスタンプをしないようです。よく考えて一枚ずつ押しています。
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赤くて長い葉柄が見えます。昔はアカメガシワの葉はお寿司をのせて神前にお供えしたり、お団子を包んで蒸し物に活用したそうです。若葉は食べることもでき、葉、茎、樹皮は入浴剤にしたり、皮膚や神経痛の薬効があるとのこと。
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この日は絵筆を使い、葉脈の間まで細かく丁寧に色をのせていきます。
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以下、作業をご覧下さい。↓
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絵の具の色が混ざり合い、とても鮮やかな色に変化するのも葉をめくってのお楽しみ。
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ひまわりの花びらは子ども達の指や手の平でハンドペインティングし、まさに手づくりの作品になっていきます。
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数日後には、手の指で表現した中央の種の部分を貼りつけ、素敵なひまわりの花が出来上がりました。どの作品も、夏の太陽が燦然と輝いているような力強いひまわりになりました。子ども達の元気が伝わってきます。
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自分だけの色の表現、混じり具合、感性のままに楽しんで描いたひまわりの絵。現在年少の各クラス壁面に展示しています。
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個々の表現をご紹介します(以下、3クラスとも一部のみのご紹介)。
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各クラスの壁面半分には「夏休みの思い出」の絵も展示しています。いろんなところへお出かけした楽しい様子を思い出しながら、紙いっぱいに描いています。
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各クラスにはしぜんコーナーを配置し、子ども達が観察をする姿があります。こちらはみんなで育てているツマグロヒョウモン(蝶)の抜け殻と図鑑。その後のツマグロヒョウモンについては、後ほどにお披露目していますのでどうぞお楽しみに!
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夏に花壇に咲いていたひまわりの花。背の高いロシアひまわりやミニひまわり。そして花が赤茶っぽい珍しい種類も元気に咲きました。
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続いてのの作品です。↓
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現在もしぜんコーナーにある大きなアカメガシワの葉。5月に一人ずつが手で種を植え、水をあげながらとても高く大きく育ったひまわりの花でした。今年はとても大きく育ち種もたくさん収穫することができました。体いっぱいで描いたひまわりが、今クラスを明るく飾っているところです。
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うまれた!ツマグロヒョウモン~お空へ(たんぽぽぐみ/年少)
そうです。産まれたのです😊 昨日9月23日(金)の朝、子ども達が登園しクラスに到着するとツマグロヒョウモンが飼育ケースの中で羽化していました。9月8日(木)にKくんがクラスに持ってきてくれてからおよそ二週間後に無事チョウになりました。私としては21日~25日の頃に羽化すると予想していましたが、昨日は子ども達とともにとても嬉しい日となりました。
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クラスにかけつけてケースをのぞくと、翅をゆっくりと開閉している愛らしい姿がありました。今回産まれたのはツマグロヒョウモンの男の子♂でした。
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横の図鑑を広げて説明してくれる子もあり、スミレの葉を与えながらクラスみんなで毎日楽しみに育ててきたチョウの羽化でした。幼虫、サナギ、そしてチョウへと変化する様子を、日々間近に観察できた貴重な体験となりました。

お帰りの時、みんなで空へお見送り~
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「ほうら、おそとにでられてうれしいっていってるのかなあ?」たんぽぽぐみ全員でひみつの庭のブッドレアの木の辺りで自然に放してあげるところです。
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「このお花はチョウが蜜を吸うとても好きなお花なの」 みんなで見守り育て来たチョウは無事お空へ飛びたてるでしょうか。
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ふたを開けてしばらく、ゆっくり外へ出てきたオレンジ色のツマグロヒョウモン。翅を初めて外気に慣らしているようです。産まれたお家が名残惜しいのか、なかなかケースから飛び立てずにいます。みんなも心配しながらその場でそっと見守る時間が暫くありました。
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「がんばってとんでいってね!」子ども達の応援の声が聞こえてきそうです。
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tsugumi先生がブッドレアの花の香りにそっと近づけていくと・・・。そこからフワッと空高くに舞い上がったのでした。
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ライオン壁泉の遥か空高くに舞い上がり、再びみんなの頭上高くに見えないほど小さくなって飛んでいくチョウの姿を全員で見送りました。小さな体に大きな力を蓄えていたことに驚きます。その間、子ども達は決して声をあげることもなく、言葉はないまま空を見上げていました。本当によかったね。無事チョウになり自然に飛び立った記念の日となりました。ちょうどお昼前にツマグロヒョウモンのメス♀がブッドレアの花の蜜を吸いにきていましたので、上手く出会えてお友だちになれるといいのですが😊
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さあ、いよいよお帰りの時間になりました。先頭の第1グループが出発する直前に、横のコケの上にいた小さなカタツムリを、年少児Hくんが名残惜しそうに眺めている姿がありました。また次に会えるといいね。
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園内のハギの花のまわりをキチョウが、また小さなシジミチョウも雨上がりにたくさん飛んでいた昨日金曜日でした。ヒガンバナもお彼岸の間しばらく咲いていてくれるでしょう。そう言えばあちこちに大きなキノコ“マントカラカサタケ”も姿を見せていた雨上がりの一日でした。

2016.09.12

9月12日(月) / ムクゲ “ルーシー”・クロメダカの放流(先週末)・みんなで育てている黒メダカ・ツマグロヒョウモン(蝶)の赤ちゃん!・落ち葉コンポストにいっぱいの○○!・園内通信

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   <ムクゲ “ルーシー”> アオイ科 学名 Hibiscus syriacus’Lucy’

八重咲きの花弁が重なり合って咲く、明るく華やかな品種のムクゲ “ルーシー”。猛暑の間はほとんど庭に出られず放ったらかしでしたが、少し暑さが凌ぎやすくなったら一つ二つと花を咲かせてくれました。花の中央には花の精 “ルーシー”のお顔が・・・。そっとやさしく微笑んでいるようです。
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黒メダカの放流
ビオトープには大きく成長した黒メダカが群れになって泳いでいますが、もう少し仲間を増やしてあげることにしました。
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「ほうら見てごらん。」バケツの中には約250匹の黒メダカの稚魚がいます。外あそびをしていた子ども達が集まり、用意した紙コップでそっとすくって水の中に入れてくれます。
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大事にそっと水に放してあげる姿があります。 ビオトープの石の上には草間から出てきた赤ちゃんかなへびも。
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時折、ヌマエビ、ヨシノボリ、小型ドジョウなどをビオトープ生態系ピラミッドの底辺を豊かにするために放流しているのですが、その時は絶好の生体観察の機会ととらえて子ども達に触れてもらいます。 傍ら、隣の芝生築山の切り株でジャンプあそびも始まりました。
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「いち、にの、ジャンプ」で飛び降りて、坂を勢いをつけて走り下り前方の長椅子にタッチして戻ってきます。
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サーキットあそびになり次々とお友だちがやってきます。 高くジャンプして飛び下りても面白い!
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なんどやっても楽しい、二回目に突入。
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年少児Kくんも図鑑を手に持ちジャンプ~! 続いてtomomi先生もジャンプ!
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芝生はほどよい下りラインを描き、重力をのせて走り下りるのがとても楽しい繰り返し運動になっています。
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年少児から年長児まで共に、遊びの場が自然発生的に出来上がり、それを楽しむ子ども達の姿です。 年長児Kくんも。もしかすると今練習中の運動会旗体操のポーズかな😊
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しばらくきれいなバランスのポーズをとってくれました。手がしっかり横に伸びていてなかなかナイス!
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さて、黒メダカの放流は佳境に入っています。もう手でつかんで水に入れてあげています。
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まだたくさんバケツに泳いでいるね。 おかたづけの鐘が鳴りました。年中児Rちゃん、Kくん達が最後はバケツから水の中へ直接ゆっくり流してあげ、メダカ達が連隊を組んでビオトープの中ほどに泳いでいく姿を見守っていました。
各クラスの黒メダカの様子
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ビオトープにいる黒メダカを間近に見られるよう各クラスでもそれぞれに飼っています。水槽に小石を敷き、ガボンバ(水草)、ホテイアオイ(卵の産卵床になります)を入れて育てています。すでに卵から孵った極小サイズの赤ちゃんメダカをケースを分けて飼育しているクラスもあります。お当番さんが毎朝エサをあげて大きくなるのを楽しみにしたり、メダカの動きをじっと観察している子もいます。
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ツマグロヒョウモンの赤ちゃん(幼虫)がきた!
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先週9月8日(木)にたんぽぽぐみのKくんが、お家から虫かごに入れて持ってきたのはチョウの赤ちゃん。「ツマグロヒョウモン」の幼虫です。ご近所の小学生からもらわれたという大切なチョウの赤ちゃんを、クラスのみんなで観察しながら大事に育てることになりました。食草はスミレの葉。みんなで朝からごはんになる葉をあげてみると、パクパクととても食欲旺盛であっという間に一枚をペロリと食べてしまったようです。今がすでに終齢幼虫なのでそろそろ次はサナギになり、10日~2週間ほどで羽化が見られるでしょう、と言っているのも束の間、本日(12日)の朝には、ツマグロヒョウモンの幼虫は無事サナギに変身していたのです! お休みの間にスミレの葉はしっかりと食べたあとがありました。ツマグロヒョウモンは幼虫はもちろん、サナギも独特で、黒っぽい色に金色か銀色の点々が縦に数個ずつ並んでついています。金色ならメス♀、銀色なら♂です。そう言えば過去のブログにご紹介したものがありました(「2011年10月ツマグロヒョウモンがうまれたよ!)。ツマグロヒョウモンのサナギは夜の間に羽化する習性があるので、誰が朝に羽化しているのを見つけることになるかなあ?楽しみです😊

9月12日(月) 本日の朝のたんぽぽぐみ
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チクチクの形の抜け殻を横に、無事サナギになったツマグロヒョウモン。点々は写真では銀色に見えますが裸眼で見ると金色っぽいようにも思えます。金色ならば女の子ですが、それは羽化してからのお楽しみ😊
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幼虫がサナギになった変化に見入る子ども達とtsugumi先生。ぶら下がったサナギはそっと触るとピクピクッと動きます。鳥か何かに食べられないように自己防衛する力も備えています。素晴らしいですね。各クラスではメダカや自然観察コーナーをつくり、子ども達が見つけたお山の自然をささやかでもクラスの中で感じられたり、図鑑で調べたりできるように工夫しています。
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落ち葉コンポストにいっぱいの〇〇!
ビオトープに黒メダカ放流の一方、ひみつの庭前の落ち葉コンポストが随分賑やかでした。とても大きく成長したカブトムシやカナブンの幼虫が、いつの間にかすくすくと育っているのを外あそびの時間に見つけた子ども達。続いて週末のプールの水あそび後も、年少クラスの男の子達とコンポストの腐葉土の中に生息している生き物探しをする時間を持ちました。
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腐葉土とともに虫かごの中にいるのはコンポストで育ったカブトムシの幼虫。夏の間にカブトムシが腐葉土の中に産卵したのでしょう。こんなにたくさん育っていたのはコンポストを作って以来のこと。
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かたわら、興味深く眺めている年長児Sくん。中には10㎝以上の大型ショウリョウバッタがいます。草間や芝生の中には今日もたくさんのグラスホッパーが見られます。 ほらっと見せてくれるのは年長児S太郎くん。
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腐葉土を食べて大きくなった二匹を目の前に紹介してくれました。これから秋、冬の間にさらに腐葉土を食べて育ち、大人の手の平いっぱいの大きさにまで成長します。楽しみだね。子ども用スコップで土を掘り、観察したらそっと元の土をかけて返してあげています。
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これもお部屋で飼いたい!との子ども達の要望があり、カブトムシ用の平型大き目サイズの飼育ケースをただ今調達中です。 ひみつの庭のブッドレアの花を吸蜜するツマグロヒョウモンのメス。上でご紹介したサナギの羽化が今からとても楽しみです。
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本日は園内通信「お知らせ47」「お知らせ48」をお出ししました。
内容は、
「お知らせ47」
◇ 運動会役員のご協力お願い(お父さま)
◇ 運動会誘導係のご協力お願い(お母さま)
「お知らせ48」
◇ 保護者出場の各種競技についてのご案内と参加者募集

2016.09.06

9月6日(火) / ミソハギとキタキチョウ・水あそび記録(9/5)

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 <ミソハギ>   ミソハギ科 学名 Lythrum anceps  和名 禊萩  原産地 日本,東アジア
 <キタキチョウ> シロチョウ科 学名 Eurema mandarina
          分布 世界的に広く分布。国内は本州(秋田,岩手県以南)、四国、九州、南西諸島

ミソハギはお盆の頃から咲くので盆花(ぼんばな)、または精霊花(しょうりょうばな)とも呼ばれ、昔、禊(みそぎ)に使われたことと秋の萩の花に似ていることから名付けられた名前です。国内の川辺、湿原などに生えますが、園内ではひみつの庭のビオトープの中ほどに水生植物として群生し、ヤゴがピンク色の穂状の花の上まで上り羽化する場所となったり、他にひみつの庭の内外に普通に植えてみたものが根付いています。

そのミソハギを吸蜜しているチョウ(上写真)を、園内で子ども達は一般的な名前でキチョウと呼んでいますが、従来キチョウとされてきた種はキタキチョウ(本州~南西諸島に分布)とキチョウ(ミナミキチョウ、南西諸島に分布)の2種に分類されることになりました(2005年より)。本州に分布するのはキタキチョウ(吸蜜植物ハギの仲間)とツマグロキチョウ(吸蜜植物カワラケツメイなど)ですが、キタキチョウかツマグロキチョウかを見ただけで判断するのはとても困難です。ただし、キタキチョウはミソハギも吸蜜するため、ひみつの庭にやってきたこちらの写真のチョウは「キタキチョウ(秋型♂)」ということになるでしょう。

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昨日9月5日(月)記録 水あそび(年少クラス)

昨日のこと。台風12号は幸い熱帯低気圧に変わりましたが、昨日朝は台風到来を前に夏に舞い戻ったかのような天候となり、額や鼻の上に汗をかいて子ども達は園に到着しました。そして早速、水着に着替え各学年が壁泉プールで水あそびを行いました。
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まず園庭で準備運動を十分にしました(年少児クラス)。
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ぐるりとウッドデッキに腰かけて、手で水をすくって~~、パーッ!😊
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昨年の年長児が植えたパープルカラーの小さなブッドレア。   お水が気持ちいいよ~。
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思い思いに水あそびタイム。            「楽しいよ~」ってニコニコ笑顔のAちゃん。
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「ほうら、こんなのできるのよ」とKちゃん。       暫く自由タイム。
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「あっ、でてきた😊 ライオンさんのお水!!」  この後、一人ずつ流水で水あびをしながら通過しました。
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年少児さんが水あそびを終えました。「楽しかった」と目の前の今を思い切り笑顔で楽しむ(生きる)ことができる子ども達は輝いています。私達大人もそうありたいものです。年中児は年少児の前に、年長児はクラスの活動ののち最後に水あそびを楽しみました。

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9月1日(木) / ブッドレア・二学期スタート・園内通信

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<ブッドレア> フジウツギ科 学名 Buddleja davidii Franch. 英名 Butterfly bush , Summer lilac

猛暑の夏が過ぎ、朝夕は虫の音とともに秋の気配が漂います。いよいよ今日から二学期が始まりました。夏休みの間は朝から賑やかすぎるほどだった蝉しぐれも、随分静かになったお山の朝です。みんなの到着を待っていると、8時45分を過ぎた頃、子ども達の声が少しずつお山を上ってきました。そして幼稚園門に到着すると、陽に焼けて一回り成長したお顔で『おはようございます!』と、一学期と同じく元気にご挨拶する声が響きました。夏休み中に泳ぎに行ったこと、楽しいお魚の映画を観たことなど、いろいろお話をしてくれました。

今日は始業式を終え、晴天のもと、園庭で虫探しや一学期に植えたヒマワリがたくさんの種をつけている様子を観察しながら、11時半のお帰り時間まで園庭でたっぷりと遊びました。ひみつの庭には夏の花が今も咲き残っています。中央にはチョウが大好きなブッドレア(上の写真)が株を大きく生長させ、今なおたくさんの花を咲かせています。そこへ今日もツマグロヒョウモン、クロアゲハ、アオスジアゲハ、キチョウが訪れる姿が見られました。隣のビオトープの魚類も一回り大きくなって泳ぎ回る中、オニヤンマが辺りを悠々と飛んでいました。真っ赤になったアカトンボも水面高くを飛んでいます。

夏休み中に園のホームページをリニューアルしました。全体のエンジ色系ブラウンは幼稚園ポスターの色と同じく園のイメージカラーでもあります。シンプルに引き締まりよくなりましたね、とのお声を今朝頂戴し太郎先生ともども嬉しく思いました😊。幼稚園の”ひみつの庭”や”ひみつの森”を取り巻く自然環境についても具体的にご説明を加え、ここ数年間の自然分野の取り組みの際に撮影した写真をピックアップしホームページトップにレイアウトしました。今はほんの一部のご紹介ですが、季節がめぐるにつれて新たな一枚を加えていく予定です。

また明日は、二学期はじめの園庭開放を10時半より実施致します。未就園児さんはどうぞお散歩がてらお山までお遊びにいらして下さい。3日(土)午前10時より、来春ご入園の方のための第1回入園説明会を致します(第2回入園説明会は7日(水)午後2時より)。幼稚園に至るお山の坂道が夏の工事のために凸凹していますが、二学期中は園児が登降園に通りますので工事は一旦お休みされます。次回冬休みにに入ってから、業者さんが元通りに工事を完成されます。どうぞお気をつけてゆっくりとお上り下さい。

明日は晴天の予報ですので、全園児がひみつの庭のライオンプールで水あそびをする予定です。今暫くゆく夏をできる限りみんなで楽しみたい一方、並行して運動会プランも先生達と検討中です。保護者の皆さまにも近く、ご協力のお願いをさせていただきたいと考えております。その節にはどうかよろしくお願い致します。

<今朝の登園風景> 一段一段、しっかりと上ってきました。(グループ一部の様子)
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お山の下から猫ちゃんも上ってきてみんなを待っていました😊 子ども達に取り囲まれてご満悦かな。
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本日は園内通信「お知らせ42」「お知らせ43」「お知らせ44」をお出ししました。
内容は、
「お知らせ42」
◇ 新しいお友だちのご紹介
◇ お弁当、手提げ袋、保育料、体操服、体操服購入について
◇ 「水着セット」「置き靴」「森のお着替えセット」お持たせについて
◇ カプラ教室、課外教室、悪天候の降園、未就園児園庭開放について
◇ 平成29年度入園説明会について
◇ 平成29年度園児募集ポスターについて
「お知らせ43」
◇ 保護者会のご案内
「お知らせ44」
◇ 第3回ふれあいサタデーのご案内