Home > October, 2017

2017.10.31

10月31日(火) /  秋色アジサイ・ひみつの庭の”ママの日”だより・おいもの絵(年少児)・園内通信


    <アジサイ> ユキノシタ科  学名 Hydrangea macrophylla  原産地 日本

6月にみずみずしい青色の花を咲かせた西洋アジサイが、季節がめぐるごとに色合いを微妙に変化させています。アジサイの花の頃、年長児の女の子Kちゃんが「あじさいはたねができるの?」と聞いていたのを思い出しました。普通、アジサイは挿し木で増やしますが、ヤマアジサイやタマアジサイなどはそろそろ花のあとに果実ができる頃でしょう。種から育てると大きくなるのに時間がかかりますが、まれに新種のアジサイができることもあるようです。子ども達の素朴な疑問からこちらも学ぶことがよくあります。お山の中にいろいろな秋色アジサイを見つけたり、冬までの間にKちゃん達とアジサイの種探し?をしてみたいと思うこの頃です。
--------------------------------------------------
ひみつの庭の”ママの日”だより

週末に台風22号が過ぎ去った昨日月曜日は、全国的にとても風が強い一日でした。そして本日、ようやく穏やかな秋晴れの天候が戻りました。朝9時半より10月生まれのお誕生会でしたが、8名の10月生まれの子ども達と先生1名を前に、みんなからお歌とお言葉のプレゼントをしてお祝いしました。また、先生達からは大型絵本”もりのかくれんぼう”の読み聞かせがあり、特に年少児さんにとっては長い時間でしたが、お話の世界を集中して楽しむ子ども達の姿がありました。

さて、10時半。ひみつの庭に上がるとすでにお母様方の姿がありました。二度の台風が訪れ、ダメージを受けた所が少しずつ整えられたひみつの庭ですが、本日はひみつの庭のアイアンゲートや石段にある幼稚園門などをお手入れして下さいました。

おおきな門は鉄製ですが、特に足元にはかならず砂が上がってしまい白く汚れます。製作して下さった工房さんにはまめにシャワーをし、砂や土を取り除いて布で拭き取るよう教わりましたが、なかなか継続して実践することが難しいです。ほうきで大方の砂を落とし、奥からホースリールを伸ばしてきてまず洗浄していただくことにしました。

上の方は比較的汚れは目立ちにくいのですが、白っぽく土ぼこりや汚れがついてしまっています。細かな部分はブラシを使って磨いて下さいます。

シャワーのあと、ブラシを駆使して磨かれるママ。緑色の苔のようなものが表面についているようです。

落ち葉、枝、ドングリなどがあちこちに。また、普段目の届かない隅の方も手入れされるママ達。

さてこちらは年長児達。ママの来園とほぼ同じ10時半頃よりお待ちかねの焼き芋が始まりました。AぐみBぐみに分かれ、すでに森で集めておいた枝を組み新聞紙を使って火を起こします。

火が起こり燃えていくにつれ薪が足らなくなり、森を往復しながら木の枝やよく燃えるスギの葉を手に走る子ども達。

暑いくらいになったね。どのくらい近づいたら熱いかわかるかな。近づきすぎたら危ないからね。子ども達自身の手で木の枝をそっと火にくべていきます。

うちわで扇いで風を火元に送ります。どちらも随分火が大きくよく燃えてきましたよ。

その頃、お二人のママは朝の登園時に子ども達が通る幼稚園門を磨いて下さっていました。錆びた箇所にはシリコンスプレーを吹き付けて錆びないようにシリコンの塗膜で覆うようにします。

ママ達の姿も秋の陽射しに包まれて。

お天気が良いので辺りは暑いくらいです。子ども達が投入した木や緑の葉っぱも😊あっという間に燃えていきます。

ママ達の手で見る見るうちに美しくなっていくアイアンゲート。出来上がった頃の真新しいゲートのように生まれ変わっていきました。

森を何度も行き来する子ども達。焼き芋とは言うものの、森の入口辺りから園庭まで相当の距離を走っている子ども達です。

パチパチパチッ、と勢いよく燃える炎。子ども達が中に入れた生のお芋が大分焼けてきた頃かな😊

カシやクスノキの枝が台風の風でたくさん落下し、園庭に散在したものが森の入口にはたくさん残っています。また緑の葉がついた木も火の勢いでとてもよく燃えていきます。

うちわでがんばってはたいてね~、風を送ってね~。 みんなで頑張っています。園庭と森が隣接しているのでこんな時、燃やす材木に事欠かないのはとても有難いことです。山ほど薪はあります。

手にいっぱいのほどよい太さの枝。どこから入れると熱くなく置けるかな?

年少クラスの子ども達が先生とお庭に上がってくるのが見えます。これから年少両クラスは年中クラスとともに森へお散歩に行く予定です。何か見つかるかなあ? 何かいい出会いがあるかも! 右上写真はママ達用に今朝準備しておいたお芋です😊

炎の様子を見て後から一緒に仲間入りを😊  さあ、扇いで扇いで~~・・・・・! 炎が大きくなって木をよく燃やしてくれますように~。

ひみつの庭の入口アイアンゲートを確認しながら作業中のママ達。お山の園内に出てくる昆虫カブトムシ、タマムシ、カタツムリ、カマキリや鳥などなど。こうしてじっくり眺めていただけるのは嬉しい機会。

両クラスの焼き芋は佳境を迎え、なんとなくよい香りも漂ってきそうな気配。

この木はどう? 長い木はこうして折って使おうね。 たくさん用意できたらお隣のたき火にも分けてあげようね。

アイアンゲートにはバラの花がいくつもついていますが、細かな箇所をブラシで磨き上げて下さるママ。

ピカピカに再生したカマキリくんとタマムシくん。      『きれいにしてくれてありがとう!』(虫たちより)

さあ、いよいよ焼き芋が出来上がりました。みんなは石畳に座り、手が熱くないように布やタオルを手にして待ちます。

先生からお配りしてもらいます。

焼き芋のいい匂いがしています。             ママ達用のお芋はひみつの庭のテーブルに。あらっ、ハラビロカマキリが産卵した卵が椅子の背にくっついています。こんなところに上手く産んだね、と感心のママ達。

しばし語らっているところへ、子ども達からもお芋のプレゼント! 『きょうはおそうじありがとう💕』

お茶とともに焼き芋で歓談したのちに記念写真パチリ📷。太陽が眩しいほどのお天気でした。皆さま、そして先に帰られたお二人のママも本日は有難うございました。
-------------------------------------------------------
おいもの絵(年少児クラス)(10/19(木)記録)

10月半ばの保育時間。静原の畑で、一人ずつがお芋を掘り上げたことを思い出しながらのお芋の絵がほぼ完成しました。

「ほら!」と目の前に広げて見せてくれたのをすぐさまパチリ📷 りっぱなお芋が仕上がりましたね😊

二列に並んだたんぽぽぐみクラス。和紙を使って描いたそれぞれのお芋がずらりと並びます。

今日ははさみを使ってチョキチョキチョキ・・・ お芋の葉っぱはどんなんだろうね? 掘ったところに葉っぱはもうなかったけれどどんな葉っぱかな? どんな形かなあ?

わたしはここへ葉っぱつけようっと。好きな場所にレイアウト。指でのりをつけて・・・

お芋の葉っぱ ハートみたい😊  思い思いに好きなように、好きなところへ。

なかなか素敵なお芋さんの出来上がり。絵具の色合いもとてもいいね。

和紙のお芋のシワシワ感がなかなかのもの。畑のお芋は茎でつながっていましたね。

こちらは女の子二人で話し合っていますよ。 ここに葉っぱを置くとすてきよ😊💜😊

和紙のお芋の風合い😊がいいですね! 手でそっと丸めて広げ、そこへコンテで色をのせるといい具合に。

色のちがうお芋が二つ。味わいのあるみんなのお芋がお部屋いっぱいに広がっています。近いうちに皆さまにお披露目ができますように。
--------------------------------------------------
本日は、園内通信「お知らせ64」をお出ししました。
内容は、
◇ 園児募集ポスター掲示のお礼
◇ 園児名簿関連
◇ 就学時健康診断日の送りについて(年長児用)
◇ 「卒園記念写真撮影」について(年長児用)

2017.10.25

10月25日(水) / ホトトギス・お外あそびと自然・お芋の絵(年長クラス)・園内通信


   <杜鵑草(ホトトギス)>  ユリ科   原産地 日本  学名 Tricyrtis hirta (Thunb.) Hook.

こちらは毎年お馴染みの秋のお茶花“ホトトギス”。今年も今月半ばに満開になり、10月後半の今も園長室の横で咲いています。春に鳴く鳥のホトトギスとお腹の模様が似ているためその名前がつけられています。[ホトトギスについて]

花は毎年咲きますが、ホトトギスの咲く頃に葉の裏に見られるルリタテハの幼虫はここ数年あまり見られなくなりました。夏には成虫が一匹飛んでいるのを見ましたが、近くに産卵している気配はありません。思い返せば、今年の夏はクワガタが例年と比べて園庭に頻繁に現れましたし、秋の虫であるアオマツムシも例年より確実に数が増えたようで、今もなお日中でさえ子ども達の前に姿を見せてくれるので、それを手に取り観察する姿が見られるほどです。『いのちあるものは常に変化する』ように、いつも同じではないのでしょう。落ち葉一枚ずつが美しく、それを手にした子ども達の心が輝く秋真っただ中の季節に入ります。

数年前のブログにルリタテハの記録がありました。ご紹介まで。[ルリタテハが産まれたよ!]
--------------------------------------------------
本日と10月中の外あそびの一こま
[本日]

年少児Yくん。手の中を見せてくれました。つやつやのカシのとドングリと台風で一足早く落ちてきたメタセコイヤの青い球果。秋には茶色くなり隙間からたくさんの種がこぼれます。

ひみつの庭のメタセコイヤの葉、実、ドングリを集めたら、袋に水を入れて眺めるのがお気に入りなのは年中児の子ども達。カキの真っ赤な落ち葉も入れて太陽に透かすとなんて綺麗!

こちらはクヌギ、ウバメガシの実が水の中で揺れて何とも美しいです。楽しんだ最後は上手く水だけを流して持ち帰り、お母さんへのお土産にするそうです😊
-----
[10月はじめ~おりおり]
カメラを再生していると思い出す子ども達の外あそびの一コマずつ。

ひみつの庭のサークルチェア。チーク製で丈夫ですが随分グレイッシュになりました。その上で園内のあちこちで集めた落ち葉を並べているのは年中児Rくん。一枚ずつの違いを確認しながら並べています。 ビオトープ近くで集めた落ち葉を見せてくれたのは年少児Sくん。

お腹の横に一つずつ白い点がある、大事なハラビロカマキリを手にする年長児Sくん。この日のカマキリ仲間のKくんの虫かごには、数日前に産卵を終えたばかりのオオカマキリのお母さんが入っています。生き物の姿を目前で観察できることは有難く貴重な体験です。

今度は場所を移して分類を続けるRくん。クスノキの葉、カキ、クヌギ、タイサンボク、スギの葉・・・。全部どこか違うのに同じ種類の葉がわかります。好きなあそびに集中できる水曜日の外あそび。

ビオトープにやってきた年長の女の子達。日によって違いますが、この日は足元のレンガの際にたくさんのミナミヌマエビが集まっていました。小さいので春に産まれたヌマエビの子ども達でしょう。「ほらっ!」手で上手くすくえたね。ピョンピョンと跳ねますが、手で水たまりをつくって中で泳がせてあげました。

こちらは年長の男の子達。樹液がよく見られるサクラの木の上で。高いね~😊

こちらはさきほどのRくん。今度は木の実を虫メガネで一つずつ確かめているところです。

一つずつレンズを手にして何をおもっているのでしょうか。さっきから手にしていたどんぐりの図鑑を前に。クヌギは二年に一度実がなるので今年はラッキーな成り年。

そしてほぼ同じ大きさのアベマキも今年が成り年。ダブルラッキー。二つはほとんど変わりがありませんが少し帽子が大きい方がアベマキ。小ぶりがクヌギ。手で触って、並べて、虫メガネで確認。

こちらはひみつの庭の年中児のブロッコリと年長児の大根畑。すくすく成長しています。台風にも負けずこの写真の頃よりもさらに大きく育っています。子ども達がそれぞれ絵を描いたものをラミネートしたもの。ぐんぐん大きくな~れ😊

夏はきゅうり、冬は大根、ブロッコリ。虫食いもあるけど負けずに生長しています。

今ではブロッコリはもっと大きく葉を広げ、先日の台風でほとんど根が浮いて株が倒れてしまいました。今は植え直し、支柱をしてそのまま生長できるか様子をみている途中です。
------------------------------------------------------------
年長クラス“お芋の絵” (10/17絵具の上から液体ねんどで、10/20コンテで/記録)〔絵具⇒液体ねんど⇒コンテ画〕

<コンテ画>10/20
今月12日に行ったお芋掘り遠足。その時の様子を思い出しながら描きました。

絵具で下絵を描き、その上から指を使って液体ねんどで、そしてこの日はコンテで仕上げをしました。

ぼくが掘ったたくさんのお芋。お芋の間をコンテで土を描いています。こんな手になったよ!

気持ちよく空を、また好きな色で白い部分に色をのせています。

明るいピンク色の上に土の色のコンテで描き、手の平で色を伸ばしています。

ほら、こんな手になったよ。              コンテで色をのせてから薄く色を伸ばしています。

畑の土を手で上から塗っています。           私はこんな色に出来上がり。

ちゃんとクラスのカラー帽も被っている私。掘ったお芋と頑張った自分達、各々の感性の色合いで描いています。

この日は各色のコンテを使い、絵の仕上げに取り組みました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<液体ねんど画>10/17

以下は、コンテ画から三日さかのぼり、液体ねんどを初めて使用して描いた記録です。

パレットに入れた色を好きなように調合して中央に色づくりをします。筆を使わずに指だけで。

出来上がった色を真っ白の液体ねんどの中に入れてのばしていきます。途中、きれいなマーブル状になっつたり、白と混ざり具合を確かめながら・・

容器の中で指で混ぜ、混ぜ、混ぜま~す。

指ですでに絵具で描いた上にのせていくと、お芋の凹凸を色とともにつくっていくことができます。

液体ねんどはクリーム状で面白い。乾燥すると固まって、上手くお芋のシワなどを表現できます。

液体ねんどは筆で布などの素材にも描くことができ、使い方によっては描く楽しさが広がる新素材でもあります。乾いたら上からまた描くこともできます。昔はなかった新しい絵具です。

色づくりを楽しみながら、クリーミーな手触りを体感することにもなります。

私はこんな色よ。 うわ~、きれいなお芋の色ができ上がったね。

両手いっぱいに出来上がった色を画用紙にのせていきます。こうなると手も上手く使っての道具になります。

お芋の表面はぼこぼこしていたね。           手につけなきゃいけない?とたずねながらも挑戦してみる場面も。躊躇いが経験にかわる初体験!  

丁寧に指で色をのせています。この時は黙々と色合いを確かめながら描いていました。

ほうら、とても生き生きした立派なお芋さん😊

液体ねんどでお芋の色の次は土の色をつくって手で取り組んでいます。手で直接塗っているとお芋掘りの土の手触りを思い出しそうですね。

しばし幼虫との時間(10/20/コンテ画の後で)

この日の朝、お家のヤマノイモの葉にいたという幼虫とともに登園したSくん。一目みてスズメガの仲間かと思いましたが、幼虫図鑑で一緒に照らし合わせてみると“キイロスズメ(蜂ではなく蛾)”だと判りました。「ちょっと気持ち悪い〜」と女の子が言うと「嫌なら見なかったらいいよ」と優しく応える場面も。

確かに・・似てる、とSくん。頭部にある白い点も目印のようです。スズメガ科の幼虫は大型でわかりやすいのも人気です。

「日本ではヤマノイモを摂食するスズメガは本種だけである・・」と説明があるのでこれしかない、決まり!! 他のスズメガ科の幼虫と同じく、食べるだけ食べたら土中でサナギになるために潜ります。お母さまのお話では、サナギになるために昨日(24日)土に潜りました、とのことでした。めでたし、めでたし。暫くはそのまま動かさずに幼虫からサナギに無事に変身するのを待ちます。成虫は翅を広げると8㎝~10㎝の大きさになりますが、来春の羽化になると思われます。楽しみですね😊

こちらのつきBぐみのテーブル上に描いてあったお弁当グループ毎の絵です。子ども達自身で最後にビニールテープで机に貼り付けたのだそうです。その枠取りの色が額縁の趣も持ち合わせよく引き立っているのです。さて、力を合わせて描いたそれぞれ絵は、何グループでしょうか?
〇〇〇グループ

〇〇〇〇グループ

△△グループ

◎◎◎◎◎◎◎グループ

◇◇◇◇◇グループ
--------------------
本日は、園内通信「お知らせ61」「お知らせ62」をお出ししました。
内容は、
「お知らせ61」
◇ つき組「卒園写真撮影」について
◇ つき組「就学時健康診断」について
「お知らせ62」
◇ 「ひみつの庭」の“ママの日” 再スタートについて

2017.10.12

10月12日(木) / お芋掘り遠足~静原へ🚌🚌🚌・・・🚙


  <ノブドウ>  ブドウ科 学名 Ampelopsis glandulosa var. heterophylla 分布 日本、東アジア一帯

今朝、幼稚園のお山の中腹で撮影したノブドウの実。毎夏、小さな白い花を咲かせますが、秋には色鮮やかな実がまるで可愛らしい宝石のようにできます。以前、葉をスズメガ科セスジスズメガの幼虫の食草(ヤブガラシ,ノブドウetc.)として使ったことを思い出しました。秋が深まるごとに、さらに深い色合いに変化するのが楽しみです。
--------------------------------------------------
お芋掘り遠足🚌~静原へ

早朝には雨が降っていましたので、実施についてご心配の方が多かったと思います。有難いことに午前中~夕方までは曇りの予報、また雨雲レーダーでも問題はないとなり、予定通りお芋掘り遠足を実施することができました。早朝にバス会社さんと現地橋本農園さんとも打ち合わせを済ませ、予定通り9時20分には白川通りに観光バス三台が到着しました。

子ども達を乗せてくれる明るい色合いのバス。運転手さん達とご挨拶をし、各公園から到着する子ども達を待ちました。

南から小さく列が見えてきます。渡って迎えると上終公園を出発した年長児達。定テンポでしっかり歩いています。例年より早めのペースで歩けるよう目指しました。

すぐに続いて塚本公園からの年中児達の姿です。明るい笑顔で「おはようございます!」。北大路通りを北へ渡りバスへ向かいます。

側に立っておられた運転手さんに、「おはようございます」のご挨拶をして乗り込んでいます。 野田公園からの年少児の列がやってきました。うまい具合に各学年がほんの少しの時間差で集まっています。

乗り込む時にはステップがあるので乗りやすいです。笑顔の年少児達。

さて、私達(太郎先生と私)は子ども達と一緒にバスで行きたいところですが、毎年、掘った大事なお芋を運ぶレンタカー 通称『おいも車🚙』で一足先に現地に着くようにしています(今年は9時29分出発)。三学年がスタンバイできたバスは、ピッタリ予定通り9時30分に出発しました。~いってきまーす😊~

先においも車🚙は現地 橋本農園さんに到着。畑の準備をして下さっています。今年は私達幼稚園がお芋掘りをする一番乗りなのだそうです。よい土のお芋畑が広がり子ども達の到着を待っています。

こちらはすぐ横のすぐきの畑。青々と育つすぐきの姿も見事です。これからすぐき漬けが作られるのです。

ほどなくバス三台も到着。今年は10時5分着。橋本農園さんとともに各バスの到着を待ち受けます。予報では雨は問題ないと思われましたが、万一のための雨宿り場所として、お帰りまでバスが近隣で待機をして下さることになりました。雨降りのレインコートには慣れている子ども達ですが有難いことでした。

さあ、順に畑へ向かいます。

みんな元気に下車。一年前も来たね、覚えているかな。

農園さんからお話を聞いた後、いよいよお芋掘りスタート!

子ども達のお手伝いの傍らに撮影していますので一部のみになりますが、みんなとても頑張って掘っている様子です。土は柔らかめで掘りやすく、お芋の種類は「鳴門金時」。現地下見の際の紫芋を頂戴しましたので今年はみんなで紫芋💜を掘る!と内心ワクワクしていましたが、大きなお芋が嬉しい子ども達にはと、今年もやはり鳴門金時でした(^_-)。思わず希望を申し上げてしまいましたので、来年は紫芋も植えて下さることになりそうです・・。


みんなでおいも車🚙に積込み有難う! これからそれぞれの公園に運んで並べます。おいも車🚙出発は予定より早い1時前に出発できました。子ども達は1時20分配車のバスに乗りました。

おいも車🚙は太郎先生運転、りょうま先生、けんてつ先生、私の四名。はじめに到着する野田公園、次に塚本公園、そして最後に上終公園へと向かいます。各公園の長椅子などに置けない場合は、手提げ袋の中に入れていただいた新聞紙が有効です。広げてその上に手提げ袋を置いていくので汚れにくいです。

こちらは最終の上終公園で待機していた時、横を見ると咲いていた金木犀の花。お山の上では毎年10月運動会の少し前に咲き始めますが、今年は確か二週間ほども早く咲き始めた金木犀でした。公園で今も綺麗に咲いている姿に出会いラッキーでした。次は銀木犀の季節がやってきますね😊

お迎えに来られたお母さま方と待っていると、上終公園の東入口から賑やかな声が聞こえてきました。年長児達が元気に帰ってきたところです。この後、みんなでさようならのご挨拶後、お芋の入った手提げ袋を手に、それぞれお母さんのところまで走っていきました。

静原の現地では午後に気づかないくらいの霧雨が一瞬あったくらいでした。運動会に続いて本日も、暑くもなく寒くもないお天気に恵まれてお芋掘り遠足を無事終えることができました。感謝です。 右写真はおわんの滑り台北側に私の小さな頃からあるモミジバスズカケノキの木の幹です。めくれかかっているところを見たSくんが、「この中に何か虫がすんでいたりする?」とたずねるので、「そうね、カメムシなんかがいるかもね」と横に目をやると、いた!カメムシでした😊

「うちはいつも鳴門金時を食べているよ」と言っていた女の子もいました。土つきのきれいなピンク色のお芋です。皆さんはもう夕食でお味見をされましたでしょうか。思いつくのは、ふかし芋、お汁の具、さつまいもご飯、天ぷら、スイートポテト、さつまいものポタージュスープなどなど。お楽しみ下さい。

2017.10.02

10月2日(月) / 第68回運動会 〔10/1(日) 開催〕/北白川小学校グランドにて


🚩🚩🚩🚩🚩🚩🚩🚩🚩🚩🚩🚩🚩🚩🚩🚩🚩
  第68回 北白川幼稚園 運動会

〔 脚立製入退場門😊 〕
毎年、運動会前日に北白川小学校グランドにトラックで諸荷物の搬入作業を行いますが、今年はこちらの入場門と反対側に設置した退場門二つを追加で運び入れました。長年に渡り、小学校のサッカーゴール二つをお借りし運動会の入退場門として使用させていただきましたが、老朽化で処分をされたために使用ができなくなりました。

そこで、9月に入り運動会準備に動き出した最中、合間を見つけては、山の上からトラックで運び込みができる大きさで軽量、且つ風で転倒しないもの、且つ今後も繰り返し使用ができるもの、という観点でりょうま先生とともに考え続けていたところ、ふと「脚立」が脳裏に閃きました✨。段ボール箱は積み重ねた場合、下に枠組みなどの重しを施さねばならず高さもそうは望めません。ところが脚立ならもともと自立しているのできっと大丈夫、と高さ2mの脚立二台を購入しました。

到着後、脚立をほどよい幅に広げた時にできる台形面×4面×2脚分の段ボール板を用意し、上からレンガ模様の壁紙を貼りめぐらすことになりました。僭越ながら、アイデアとイメージ(ヨーロッパのお城の塔^^)は容易に浮かび上がってくるものの、製作となるとやはりりょうま先生の出番です。材料が揃った後、所用で席を外し、戻ってきたらほぼ完成に近い形になっていたのにはいつもながら驚き以外はありませんでした。最近、手仕事の速さが間違いなく加速したのではないかと思えるりょうま先生です😊 そして、トップが穴空きのままでは悲しい😢ので、やはりヨーロッパの塔のような屋根部分を取り付け、神戸異人館うろこの家の外壁のようなうろこ型で、とお願いしました。こちらは塔のサンプル写真です。

出来上がった塔が二つ。屋根を赤くしたのでまるで絵本に出てくる塔のようでしょう😊 その後は先生達が画用紙をカットしてネームの取り付け作業が完了しました。

こちらはここ数年、子ども達の運動会への思いを描いた絵を掲示するコーナー塔です。トップ部分は今年リニューアルです。

小学校グランドで入場門と退場門の距離は約30m。では長さ約30mの万国旗で二つの門を結ぶと楽しいかも💗と、こちらも急いで調達し間に合いました。風などでの転倒防止として足元にテント用ペグを役員のお父さまに地面に打ち込んでいただき準備完了。これで安心です。
この度新たにお目見えした脚立製の入退場門のご紹介でした。日本の旗を子ども達は見つけたかな?風に揺れる万国旗を見ていると、小学校の頃の運動会を思い出しました。

🚩🚩🚩🚩🚩🚩🚩🚩🚩🚩🚩🚩🚩🚩🚩🚩🚩🚩🚩🚩🚩🚩🚩🚩🚩🚩🚩🚩🚩🚩🚩🚩🚩🚩🚩🚩🚩🚩🚩🚩🚩🚩🚩🚩🚩🚩🚩🚩
さて、昨日は澄み渡る青空の下、第68回運動会を行いました。(アナウンス途中に撮ったため可能な写真のみです)

昨年のラデツキー行進曲につづき、今年はマーチ「双頭の鷲の旗の下に」の曲で年長児旗体操で運動会プログラムが始まりました。旗体操では赤白帽で二色の旗を手に臨みます。手を真っ直ぐ上に、腕が耳につくくらいにピンと伸ばします。旗は手のスナップを利かせてはためかせます。

移動も曲に合わせてリズミカルに。練習用の旗からこの日、本番用の真新しい旗を手にし、心地よい音がピシッ、ピシッと響きます。

先生のリードで移動します。間隔のつかみ方が難しい時もあります。どうしても前に詰めがちになります。後ろの子は定位置を守ります。「トントン前」で距離を計ったり、両手を真横に広げてそのままくるりと回転しお隣の子に手が届かないくらい、が自分の位置であるイメージをつかみますが、小学校グランドはこの日が皆ぶっつけ本番。担任とともに臨みます。

子ども達のリードで列が移動することも。先生とともに旗を振り、さらに勢いが生まれます。

音楽のメロディーが蘇ってくるようです。空を仰いで🚩

横に、横に、カニさんステップで広がりますが、斜め四方に広がっていくスタイルは今年が初めての試み。子ども達は頑張りました。

赤と黄色の旗が揺れます。

園庭ではこれほど広がることはできず、近隣の公園へ出向き練習をしました。この日子ども達はとても気持ちよさそうに、伸びやかに、誇らしげに旗体操をしていることが伝わってきました。

クラス担任と子ども達。大勢の皆さまに観ていただくことができました。

年少児、年中児のかけっこ。ゴールを目指しみんな頑張りました。

いちについて、よーい、どん! 年長児はコース、距離が変わりました。体格が大きくなり勢いがあります。

見てて、頑張るから、とスマイル。みんな力いっぱい走りました。

年少児おゆうぎ”サンバのちゃっちゃっ” 大きなポンポンを手に頑張りました。

年中児親子競技”めざせ!ひょっこりゆきほし島!”。

年少児親子競技。サンバのリズムにのって “サンバでLet’s ちゃっちゃっ!”。

年長児親子競技。”COSMOS! 宇宙をひとっとび!!”

年中児おゆうぎ”ひょっこりひょうたん島” 大きな動きで踊ります。

移動がダイナミックで素早く、子ども達の大きな成長が見られました。

最後は一同に手を上げて。ひょっこりひょうたん島を目指しました!!

お父さん競技”雨に走れば”               未就園児さん”色紙ひろい” ご出場有難うございました。

午後の部。年長児おゆうぎ”Spirit” 白く大きなポンポンを手に大好きな曲で。

園内の舞台ではなく、広すぎるくらいのグランドで手をいっぱいに広げて発表しました。

双方からうねる波のようなウェーブをつくり、皆さまから拍手をいただきました。

年中児”だるまさんリレー” だるまさんに砂や白いラインなどもつきやすく、初めてのグランドは園庭や公園練習の時よりも距離が長いだけでなく思わぬハプニングも。でも全員が最後まで頑張りゴールインしました。

年長児”クラス対抗リレー” まず女の子から。ぶっつけ本番とはまさにこれ。はじめての全周100mのグランド。

みんなの応援の中、この日もクラスのために力いっぱい走り抜けました。

はやく、はやく。つぎぼくが頑張るから・・・。みんな同じ思いでクラス一体となりバトンをつなぎ続けました。そして自分の持っている力をすべて出して走りました。リードしていても負けていても何度も練習を繰り返し、この日もいつものようにみんなが一つになってバトンを繋いだ時間となりました。使命感を感じて真剣に一周を走る姿が凛々しく、つらい思いで涙とともに最後まで頑張りぬいた姿もみんなの胸を打ちました。仲間がいたから共に走れた、クラスのために自分の力を発揮できた子ども達でした。一緒に走った仲間との絆、保護者の皆さまの応援を受け、この日の思い出が将来の子ども達を力強く支えてくれる経験の一つとなりますよう心から願っています。

フォークダンス”クラリネットをこわしちゃった” 大好きなお母さんと💕

すがすがしい風が吹き、青空に旗が揺れる一日でした。大勢の役員のお父さま、また誘導係のお母さまには運動会開催について大変お世話になり有難うございました。保護者の皆さま、祖父母の皆さま、また開催に当たりご協力いただきました関係者の皆さまに厚くお礼申し上げます。引き続き二学期は、幼稚園の森を走り抜け、実りの秋を満喫して過ごしてまいりたいと思います。今後ともご支援ご協力をよろしくお願い申し上げます。