Home > June, 2018

2018.06.27

6月27日(水) / ゼラニウム”カリオペ”✾ ・ひみつの庭の”ママの日”だより(6/26)・チョウをお空へ帰してあげなくちゃ💦☔・アサガオの笹飾り(年中クラス)・園内通信


 <ゼラニウム “カリオペ レッドスプラッシュ”> フウロソウ科 原産地 南アフリカ 学名 Pelargonium peltatum

今、自宅テラスで満開のゼラニウム”カリオペ”は、ゼラニウムのアイビー系とゾナル系の交配により作出された品種。我が家では真っ赤なゼラニウムを毎夏テラスのテーブルの上とフラワースタンドの鉢植えにして置いています。20年ほど前によく流通していたゼラニウムに比べると、最近のタイプは高温多湿の中でも元気に花を咲かせ続けてくれる強さが加わり花色もより鮮やかです。

先週末に花がらを整理した時に残しておいたものが、何と子ども達の色水あそびに一役買うほど赤~ピンク系の明るい色水になりました。今日も子ども達の要望により自宅に花を摘みに戻りましたが、赤い色水がしばらくすると紫がかった色に変化していたことも後にわかりました。

--------------------------------------------------
ひみつの庭の”ママの日”だより~ 6/26(火)記録

ママの日はいつもお天気が幸いし実施が叶っていますが、昨日も炎天下の中お母様方が集って下さいました。

先にご紹介です。こちらはYママがご紹介下さった絵本「いっぽ、にほ・・・」(童話館出版 文/シャーロット・ゾロトウ、絵/ロジャー・デュボアザン、訳/ほしかわなつこ)です。小さな女の子がお母さんと楽しくお散歩をするお話です。親子で一歩、二歩と数えながら、鳥を見たり、石を見つけたり、花のにおいをかいだりして家に帰った時にはすっかり疲れて寝入ってしまうという微笑ましい内容です。この絵本を開いていくと、偶然にも上でご紹介したゼラニウムの赤い花が通りがかりの家の窓辺に咲いているのを女の子が見つける場面がありました。女の子の赤いお洋服と向こうに見える赤いゼラニウムの花。とても素敵なページです。ほのぼのとした内容と絵が温かな絵本でお休み前にもおすすめです。 右上写真は今年も咲いてくれたビオトープ際のホリホックチャターズレッド(スカーレット)。まだ小さいのですがいずれ草丈150~200㎝になる品種です。耐寒温度は-30℃ほどもあるので宿根草としてはとても心強いタイプのホリホックです。

芝生地に太陽の光が照りつけるような午前中でした。芝生の中にオオバコ、クローバーその他の草がまだまだあります。

一方、6月初旬に播種したノシバの種が発芽し、小さな細い赤ちゃん芽があちこちから出てきています。この時期を大事に経過すると、いずれ青々とした一面の芝生の築山が登場します😊 小さな未就園児さんもご一緒下さいました。

野菜畑の前には鳥🐦除けのために大きな目をしたフクロウくん(置物)が鎮座していて場を守ってくれています😊 トウモロコシ🌽も雄花が満開で、下には雌株が少しずつふくれてきているものがあります。そこも鳥か小動物?にかじられているので、ネットで保護対策をしているところです。さて、無事にスイートコーンが出来るのでしょうか?

私の手は毎年まっ黒ですが、皆さんの白い手が”ママの日焼け”をしませんようにと願うばかりです。

外遊び中の年中児Yくん。アジサイアナベルがふんわりと優しいです。アナベルにはセイヨウアジサイにはない香りが少しあるようです。細い茎だけど丈夫なアナベルの白い花。

この前はガクアジサイを手に登園したNちゃん。ビオトープはたくさんのトンボが行き来して今とても賑やかです。

数日前からアカトンボも登場し、シオカラトンボ、アカトンボはつがいで水の中に産卵しています。水の中の擬宝珠(ぎぼし)の上はいつもトンボが好きで止まる場所です。トンボを捕まえようと手で捕まえる形を作ったままトンボを待っているYちゃんです😊

水面のセイヨウアジサイと水草アサザの黄色い花。

「あっ、手の先にトンボが止まったよ!」とyuuka先生。水面に張ったテグスの上にもトンボは止まりますが、いつか伸ばした指の先に止まってくれそうでみんなでワクワク試しているところです。

石の上にアカトンボが止まったね 「あっ、わたしのてにとまってよ」とNちゃん。

夏場はビオトープが気持ちよくてメダカもスイスイ、アメンボも増えたようでスイスイ。ゲンゴロウブナも数匹で連隊を組んで素早く泳ぐ姿が見えたり、タナゴも元気です。

中央のスイレンはすでに白い花を咲かせましたがまだつぼみがあり開花が楽しみです。タナゴの産卵を受け入れる二枚貝も水底で元気でしょうか。

右手のホスタが開花中で今年も葉を大きく広げてくれました。まわりにアジサイ、卒園児が植えてくれたエキナセアが今年もピンク色の花を咲かせています😊

シオカラトンボのオス♂。ユズの木に止まっています。このユズの木にはアゲハチョウが今年も産卵していました。 何度が擬宝珠の上にシオカラトンボが止まります。手を伸ばせば捕まえられそうでなかなか難しい。気長にチャンス掴もうと頑張っているYくんです。

「あっ、あそこにカエル🐸がいたよ、とれるかな?」

「あじさいがおおきいね、わたしのあたまとおなじくらいかな?」とHちゃん。今年は昨年よりはるかに大きな花を咲かせてくれたアジサイアナベル。

「うちのあじさいがね・・・」とお話をしながらアナベルにつぶやくように話を続けてくれます。ウッドデッキを下りて丸窓の下のアナベルにも声かけています。

ひみつ庭のアジサイは子ども達の話し相手なのでしょう。またね、とアナベルを後にしました。

アナベルの向こうには大文字山が見えます。 taro先生は肩カメラをしながら、よく伸びているササ(笹)をメインにカット中。

炎天下の外遊びの最後は先生からのシャワー💦💦💦 きゃ~と嬉しい声が響きます。

霧雨のようなシャワー✨。肌に触れるととても楽しく爽快で子ども達も大好きです💖 園庭のクスノキを20年振りくらいで大々的に剪定したため、芝生にはよく陽が当たっています。芝生の育成には太陽と水が欠かせません。植物や私達人間にとっても同じく太陽は欠かせない存在です。

お昼になりました。冷蔵庫でキュッと冷えた有機コーディアルエルダーフラワー(ハーブ)と炭酸水。 草のないところには種から発芽した小さな小さな芽が少しずつ生長中です。夏休み明けには一面の芝生の築山に変身していることでしょう!

エルダーの炭酸割りで乾杯!! 炎天下の作業皆さまお疲れ様でした。フルーツ果汁のプチシャーベットとともに😊
--------------------------------------------------
チョウをお空へ帰してあげなくちゃ☔(6/20(水)記録)

先週の水曜日。前の日に年少たんぽぽぐみクラスのケースで羽化したので何とかお空に帰してあげたい💕と傘をさして園庭に出てきた子ども達。私もカメラを手に見守ります。

雨の日の自然観察やお散歩で使う傘☔。これがとてもお気に入りで嬉しそう。

雨が止んできて曇り空ならチョウを放してあげられるね、とひみつの庭まできましたが・・・

「みんなどう思う?チョウチョさん少し雨降りなんだけど外に出してあげて大丈夫かなあ?」とmika先生。

傘に落ちてくる雨音が大きくなってきました・・・明日雨が上がったら帰してあげようね、ということになりました。みんなで実際にお外に出てきて、その場で考えてみることは大事なことでした。もう一日だけ、またケースの中でチョウチョさんを守ってあげることになったのです。 傘も楽しかったね😊

「ながぐつだからだいじょうぶ、ねっ」(あっ、もうぎりぎり💦 でも大丈夫でした😊) 傘が嬉しい雨のお散歩になりました。

続いて年長クラスをそっと観にいきました。両クラスとも張り切っていました~😊

そして次の日~6/21(木)
次の日は晴れました~。よかったね。チョウの中にはツツジの花を入れていましたがさて、元気に飛び立ってくれるでしょうか?

さあ、これからひみつの庭の門が開きますよ~、ちちんぷいぷい、ちちんぷい✨ ほらっ

チョウは翅を広げて飛び立つ準備をしているようです。 チョウの好きなブッドレアの花の下に来た子ども達。

初めての外の世界に出る生まれて二日目のアゲハチョウさん。そっとお花に止まらせてあげることにしました。辺りにはブッドレアの花の香りが漂っています。

静かに花の上に止まっている様子を抱っこしてもらって見ているところです。

近くで見えるとやっぱり嬉しい😊 みんなで葉っぱをあげながらクラスで育てた幼虫が、無事にチョウチョになったから。

「ちょうちょさん~、がんばれ がんばれ~💕」と応援する子ども達。

「ちょっとさわってみる」お花の上もチョウチョにとっては初めての世界。ゆっくりとこの場に慣れていくでしょう。

やわらかな陽射しを受けて体が温まっているように見えます。今年も至近距離からチョウの姿が撮れました。

ちょうどそこへ、この日同時に羽化した年中クラスのアゲハチョウ二匹もみんなで放しに来たのでした。 両クラスとも二匹目の羽化ですが、ケースを開けるなり反対側のひみつの庭入口近くのサクラの樹上へ飛んでいきました。一匹はクスノキの方向へ。みんなで手を振ってお見送りする嬉しいひと時がこの場で重なったのでした😊 他のクラスもクラス毎にみんなでお空に帰してあげる嬉しい瞬間がありました。

ケースのふたに残っているサナギです。サナギの殻に切れ目が入っていて、そこからチョウになって出てきたことがわかります。 そこに小さなチョウチョが落ちていたよ、とRちゃんが手の平にのせていました。

少し元気がないようです。お花の中に入れて休ませてあげよう、ということで白いアジサイアナベルの中に入れてあげたのでした😊
--------------------------------------------------
アサガオの笹飾り(年中クラス)

一つずつ大切にクラスで作ってきた笹飾りが全部でいくつになったかな?

その一つ、みんなで育てているアサガオが大分ツルを伸ばして生長中です。昨日26日(火)にひみつの庭から第一園舎前にプランターを移動し、支柱でツルを誘引する準備ができたところです。

実際のアサカオが咲く前に、すでにクラスの中ではみんなが作った色とりどりのアサガオが満開です!

室内の柱にツルを伸ばして巻きついているアサガオの様子です。何とアサガオのお花はコーヒーフィルターを使って色染めをして作りました。

クルクルとしたツルはモールで。アサガオの葉っぱもついていてなかなか素敵にできましたね😊

アサガオの背景には過日描いたアジサイの花も満開です。七夕のお飾りが楽しみになりますね。ご家族で短冊に願い事を書いて、素敵な笹飾りを作って下さい。発表会の日にお持ち帰りいただくお山の笹をご準備しているところです。
-------------------------
本日は園内通信「お知らせ37」をお出ししました。
内容は、
◇ 夏の保育”ひみつの庭で水あそび”について
  ※水着セットについてなど
◇ 健康関連

2018.06.20

6月20日(水) / ガクアジサイ✾ ・ひみつの庭の”ママの日”だより(6/19)・チョウをお空へ!(年中ゆきぐみ)(6/19)・おゆうぎ練習,七夕短冊の一つ”トマト作り🍅”(年少クラス)(6/15)


 <ガクアジサイ(額紫陽花)>  ユキノシタ科  学名 Hydrangea macrophylla var.normalis
 <スミダノハナビ(額紫陽花)> ユキノシタ科  学名 Hydrangea macrophylla f. normalis Sumidanohanabi
 <ノリウツギ(糊空木)>    アジサイ科   学名 Hydrangea paniculata Sieb. et Zucc.

昨日のお誕生会(6月生まれ)が終わった頃、バプテストホームいずみ保育園の子ども達と先生方が園長室前に来られました。日本基督教団では毎年6月に「花の日礼拝」が行われます。神さまのお恵みである自然のお花を通して感謝の心を学ばれる伝統行事の一つですが、各ご家庭がお持たせになったお花を園児お一人ずつが手にし、「ありがとう(お庭を使わせてもらって)」と渡して下さいました。

私自身もキリスト教の幼稚園で過ごしましたので、園児の頃はバプテスト病院まで皆で出向き、花の日のお花を入院中の患者さんへ直接お渡しした思い出があります。ドキドキしながらお渡しした時に、にっこり笑顔で受け取って下さったのが嬉しくて今でもよく覚えています。
一つずつの花束を見ると、トルコキキョウ、グラジオラス、ヒマワリ、ユリ、カーネーション、アジサイ、キク、ケイトウ、バラ、ガーベラなどなど、たくさんの素敵なお花がありました。いただいたお花は毎年各クラスで分け花瓶に入れてお飾りしますが、園長室にはアジサイをいただきました。よく見ると三種類のアジサイが紙に包まれ、ガクアジサイ(額紫陽花)、スミダノハナビ(墨田の花火)、ノリウツギ(糊空木)の爽やかなアジサイの色彩が綺麗です。
--------------------------------------------------
(上写真下)〔ガクアジサイ〕
・日本原種のアジサイの一つで、ガクアジサイの品種は70品種以上あります。もともと房総半島、三浦半島、伊豆半島や四国、和歌山の暖地の海岸に近い山地や岩場、草地などに自生していました(別名 浜アジサイ)。樹高は1~2m。
・中心の小さな蕾のようなものが花(両性花)で、周りの花のように見える部分はガク(装飾花)です。その様子が額縁に似ていることから「ガクアジサイ」と名付けられます。開花時期は5~6月。セイヨウアジサイとは異なり原種のアジサイなので、種がこぼれて自然に繁殖します。
・一般的には藍色系が基本ですが、アルカリ土壌では花が赤色系に傾きます。
--------------------------------------------------
(上写真上)〔墨田の花火〕
・日本原種のガクアジサイの変種で、ガクアジサイの一つ。品種は「墨田の花火」。ガクアジサイの中でもガクが八重で装飾花の柄が長く、墨田川の花火にたとえられた名前です。

--------------------------------------------------
(上写真左上/白花)ノリウツギ〔糊空木〕
・もともと北海道、本州、四国、九州に分布し山地などに自生しているアジサイの仲間。樹液が和紙を漉く時の糊に使われていたからノリウツギと名付けられました。最近は園芸品種が多く、特徴的な円錐状の花穂を持つことからピラミッドアジサイの別名があります。代表的な品種はミナヅキ。ひみつの庭に7月から咲く品種はライムライトです。

✾ ✾ ✾ ✾ ✾ ✾ ✾ ✾ ✾ ✾ ✾ ✾ ✾ ✾ ✾ ✾ ✾ ✾ ✾ ✾ ✾ ✾ ✾ ✾
雨が多い梅雨の季節。宇治の三室戸寺をはじめ日本各地にアジサイを多く植えている紫陽花寺と呼ばれる名所があります。実際のアジサイ鑑賞ではありませんが、私は過日、南禅寺の障壁画(襖絵)を観てきました。以前は色褪せて実際の絵がほとんどわからないほど古びていましたが、方丈庭園(本坊)に400年前の色彩を復元した色鮮やかな新襖絵が復元されていました。花鳥の間(通称西の間)には日本最古のアジサイ画が襖絵の中ほどに描かれていました。今花盛りのアジサイの花を実際に見たり、絵を鑑賞したりと大いに楽しみたい時季です。

禅宗の寺院独特の稜線が美しい庫裡(くり)

鴬張りのような音がする広い廊下

方丈庭園「虎の子渡し」江戸時代初期の枯山水庭園

大方丈「花鳥の間」前。中は撮影不可のため外側のみ   無鄰菴の通信紙
--------------------------------------------------
ひみつの庭の”ママの日”だより~ 6/19(火)記録

曇りのち雨☂、の予報にもかかわらず薄日も射してきた昨日10時半。

ひみつの庭のお野菜に自らお水をあげる姿がありました😊 トマト🍅は少しずつ赤く色づいてきています。

年少クラスのトマトが早く大きくなりますように・・・年長のYちゃん。 6月お誕生会、いずみ保育園さんご来園後、ひみつの庭に上がるとすでにママ達の姿がありました。

「ここへ来るなり見つけましたよ🍀」とHママ。芝生の中に生える草抜きの最中、子ども達誰かが見つけるかも知れないと抜かずにそのままに。

細かな作業がこの日も続きます。           各クラスで育てているチョウが次々と羽化しているこの頃、この日はちょうど年中ゆきぐみがひみつの庭にやってきました。

チョウの好きなブッドレアの花が満開。その前でケースのフタを開けると、フワッと飛び出したアゲハチョウです。子ども達の目線の方向に飛んでいるチョウが見えます😊 ブッドレアの花に止まるかと思いきや、すぐさまひみつの庭入口のサクラの木のてっぺんに止まったようでした。外の世界に慣れたら、好きな花の場所にもやってくることでしょう。

お話を交わしながらコツコツと作業されています。どこを見ても芝生以外の草は至る所に見られます。

先週に植えたダリアの芽が出ているのを確認しました。指の先にしっかりと芽を出していました。

この辺りとビオトープ周りは、ササやオオバコなどが伸びやかに生えているので普段できない刈り込み作業などをします。 そこへ年少たんぽぽぐみがやってきました。

トマト🍅が赤くなっているかな? みんなで毎日訪れ、観察とお世話をしています。

年少ことりぐみもみんな一緒にやってきました。トマトげんきかな~。 こちらは年中クラスのトウモロコシ🌽。大きな花が咲いています。

トマトが赤くなってきたね。鳥🐦除けのネットをしていますが上手く食べられていることもあります。本日先生と相談してネットを更に強化したところです。野鳥よけアイデアグッズも近くお目見えします🐧。

「ママみつけた~💕」とMちゃん。

細やかな手作業のお蔭でてみにたくさんの草が集まります。随分と芝生以外の草がはびこってしまったものです。コツコツ作業に頭が下がります。過日に芝生の種を蒔いたところからは小さな赤ちゃん芽が出てきています。まだまだ小さくてわからないくらいですが、今しばらく養生しながら大きくなるのを待ちましょう。

お疲れ様でした。グリーンティーと南禅寺の紋菓。亀屋良長製で落雁に小豆餡がほんのり甘すぎず優しいお味です。

皆さまお疲れ様です。ご用で先に帰られたFママもお疲れ様でした。子ども達のこと、南禅寺滝の間のお茶や方丈の襖絵のこと、また近くのカフェの話題や無鄰菴通信を見ながら楽しいひと時が過ぎました。皆さま有難うございました。
--------------------------------------------------
年少おゆうぎ練習と短冊トマト🍅づくり訪問~(6/15(金)記録)

先週末、taro先生とともに年少クラスのおゆうぎを見にいきました。

ずらりと並んでこれから始まります。手にはポンポンを持って本番も近くなり、みんなで力を合わせて頑張っています。おゆうぎを観るお客さんもよいお姿勢で応援。終われば大きな拍手をして交代します。

ニコニコ笑顔で迎えてくれた子ども達。各グループとも覚えたところまでを精一杯踊ってみせてくれました。 一旦園長室に戻って合間をみて再び子ども達のところへ。園の業務やママの日の活動などと重なるタイミングが多く、久しぶりに叶った年少クラス訪問です😊

ひみつの庭で真っ赤に育ったトマト🍅を想いながら、七夕の笹飾りの一つ「トマト🍅」を和紙を千切って作っています。過日、年少クラスははさみを使ってアジサイを作り壁面に飾っていますが、笹飾りのトマトとはなんて素敵でしょう。

手でノリを取って千切ったところへ一つずつ塗っていきます。 「ほらみて!」

「できたー!わたしのとまと🍅」           「ぼくのとまと🍅」

みんなが作った作品は棚の上でノリを乾かしておきましょう。たくさん並んだみんなのトマト🍅

「わたしのはこれ🍅」 美味しそうな🍅がいっぱい。そろそろお昼前、何だかお腹が空いてきました。年中クラスも早トウモロコシ🌽をみんなでつくりました。畑で実るよりも早く、各クラスではお野菜が豊作のようです😊
--------------------------------------------------
6月19日(火)10時過ぎ。花の日礼拝のお花を届けて下さったいずみ保育園の子ども達と先生方。

一人ずつからお花をいただき、大きな花束になりました。保育園の皆さま有難うございました🌼 各クラスに飾らせていただきました。感謝。

ひみつの庭のビオトープはセイヨウアジサイが満開です。株が一段と大きくなったようで、横のカシワバアジサイが今年は遠慮しているほどです。

2018.06.14

6月14日(木) / セイヨウアジサイ✾ ・ひみつの庭の”ママの日”だより(6/12)・チョウが羽化したよ!(年中ほしぐみ)・アジサイを描く「花✾」6/7(木)・「葉っぱ🍃」6/11(月)(年中)・ナンカイカラスヨトウ🐛が羽化したよ!


  <西洋紫陽花>  ユキノシタ科  原産地 日本  英名 ハイドランジア
           学名 Hydrangea macrophylla (Thunb. ex Murray) Ser. f. hortensia (Lam.) Rehd.

6月半ば。本日は梅雨間とは思えないほど、空が青く爽やかな一日でした。昨日の避難訓練に続き、午前9時半より学年ごとに園医による内科診断を実施しました。スムーズに受診し11時過ぎには全クラスが終了しました。終了後お話した内容をまとめ明日お持ち帰りいただきます。

ただ今園内は、各種セイヨウアジサイのほか、ガクアジサイ、カシワバアジサイなどが瑞々しい色を放っています。アジサイは土壌の酸性度を表すPHにより酸性では青味がかり、アルカリ性では赤味がかった色に変化します。以前、ひみつの庭のビオトープ際に植えた真っ赤なセイヨウアジサイ(品種パリジェンヌ)が、植えた次の年から濃い紫色に変化してしまったことがありました。年により微妙に色合いが変化するのは土壌のPHが関係しています。

写真のアジサイは園長室前のセイヨウアジサイです。日本国内に昔から自生していたガクアジサイが江戸時代にカール・ツンベルクやシーボルトらプラントハンターによってヨーロッパへ渡り、品種改良された後に逆輸入され日本各地に広まっているものです。ですので私達にとってお馴染みのこのアジサイは、セイヨウアジサイと呼ばれます。プラントハンターによって採取された中でも代表的な数種のアジサイは、イギリスのキュー王立植物園を基地として世界各地に広まっていき、今ではさまざまなアジサイが生み出されています。アジサイがもともと日本原産であることを示すものとして、南禅寺の障壁画に描かれた紫陽花画(紫陽花原種)が最も古く有名です(桃山時代狩野永徳 松紫陽花図/大方丈花鳥之間)。
-------------------------------------------------------
ひみつの庭の”ママの日”だより~ 6/12(火)記録

お天気が心配でしたが、昨日は幸いにも明るい曇り空から青空がのぞく天気となりました。その前に、年中両クラスへお遊戯練習を見に太郎先生とまいりました。カメラは持たずに見ましたので記録がなく残念ですが、全員が覚えたところまでを元気いっぱいの笑顔で自信を持って披露してくれました。各グループそれぞれの子が自分の曲を大事に思い、他のグループも応援しながらクラスの気持ちが一つになって前向きに練習して過ごしていることをとても嬉しく思いました。

さて、先週に続き築山エリアに向かわれるママ。北側エリアもすでに手入れして下さる姿がありました。

今年もチョウの好きな木ブッドレアが開花しました。長い穂状の花を咲かせています。木が大きくなったので花の形も昨年と変化しているのに気づきます。この花が咲くと夏が近づいてきたことをまた嬉しく思うのです。

築山向かって右手は一見芝生が青々と広がっているように見えますが、実は芝生以外のオオバコやその他の草がびっしりと生えています。右写真は先週に芝の種を植えたところで以前からの芝は見えますが発芽は未だのようです。

次々とママが来られ、要領を得た手つきで草引きをして下さいます。

こちらはその場所のアップ写真ですが、芝とその他の草の見分けがつきにくいです。

こちらはもう芽が出てしまったダリアの球根です。早く植えてあげないと💦 もみ殻の中に埋まっています。品種はミセスマクドナルド、栄冠、ロイドヒューストン。それぞれ二個ずつ三種類。うっかりと遅くなっていました^^; 落ち込んでいるクスノキの葉などを整理しながらアジサイのアナベルやエキナセア、ジギタリスが植わっている丸窓の近くの土をほぐします。

そこへ外あそびの子ども達が。球根を観察しています。ツチガエルも見つけたようです。

ビオトープのあちこちにカエルの隠れ家があります。声が聞こえてきそうです。

時折陽がさして築山を照らしています。芝生は太陽の光と水、これが十分にあると生き生きしますが、どうしても踏み固める頻度が高い場所は芝の育成が難しくなるようです。 ダリアを植える土をシャベルで大きめにほぐされるママ。

三カ所に分けて同種類を二個ずつ、芽を外に出すようにして植えつけました。これで一安心💕

あっと言う間にお昼が過ぎていました。皆さまお疲れ様でした。週に一度のママの日ですが、お陰様で徐々に、着々と、あちこちに手が施されて土や空気が洗われていくようです。本日(6/13)もひみつの庭や園内をお手入れ下さるママが来て下さいました。感謝です😊

この日は温かなティー、またマルコポーロルージュ、ティーバッグで。 ダリアを植えた場所にも陽射しが当たっています。

ブッドレアの花穂にお昼間の蛾オオスカシバが蜜を吸いに来ています。可愛い姿。この前に生まれたオオスカシバかも?😊 高くてよく見えません。

チョウが好きなよい香りがする花穂。 右はハーブエリアのモナルダパープル、別名ベルガモット。 

今年はドクダミが顔を出していますが、よく咲いているモナルダの花。株が広がったかな。

クガイソウの花穂が薄紫で美しい。         エキナセアはつぼみ。

チョウのアサギマダラが飛来してくれるフジバカマ植え込みエリア。子ども達がお水をあげるピッチャー置き場の横に、子ども達の背丈より低いガクアジサイが開花中。

青空に白い雲、芝生築山にカシノキの影が落ちている和やかな景色の中にブッドレアの花が。

こちらはフェイジョア。本当は白い花びらがある可愛らしい花なのにおしべばかりになってしまっているのがわかりますか? 花びらは甘くて食べられるのですがそれを知っているのは、、、 🐥です。毎朝、フェイジョアの植え込みがユサユサと揺れている、何かと思って見るとヒヨドリ🐥がしがみついて食べていました。本当によく知っています。お山は早朝から🐥が大変元気です。ヒヨドリは何でも食べてしまう大食漢。昨日も、先生達とお手入れをしているとやっと赤くなってきたトマト🍅、そしてきゅうりを上手に食べて置いてあるのを見つけてビックリ(@_@) ネットを強化しましたが、トウモロコシ🌽が甘いので今から心配です。

こちらはビオトープの中のスイレン。最近、白い花が先に開花しています。右は絶滅危惧種の黄色いアサザが開花です。
--------------------------------------------------
チョウが羽化したよ! 年中ほしぐみ6/7(木)

年中ほしぐみのアゲハが羽化しました。

ミカンの葉があまりなくなったのでカラタチの葉で育てていますが嬉しい日になりました。右はサナギになったときに脱いだ殻です。

羽化したのは前日夕方で子ども達が帰った後でした。まさに羽化中の翅を広げていくシーンはなかなかお目にかかれません。ツツジの花にアゲハチョウがよく来ているので、中に入れましたがケースの中ではなかなか吸蜜が見られません。

この日は幸い晴天で、毎日観察しながら育ててきたアゲハをお空へ返すことが叶いました😊

みんなでひみつの庭へ移動し、広々とした壁泉に入りました。

yuuka先生がそっとふたを開けると、角にとまっていたアゲハがフワッとすぐさま上へ飛び立ちました。

目にも止まらないほど、さっと勢いよく真上のサクラの葉の上に飛び上がりました😊

みんなで目をこらして見てみると、どうやらサクラの葉の上で翅を広げてじっとしている様子でした。チョウは大きく翅を広げながら体を温めているところをよく見ます。そんな話をしながら暫くの間みんなでチョウが舞い上がった空を眺めていました。

ビオトープにはいつもトンボが乱舞しています。大型のヤンマが飛び交い、シオカラトンボがペアで水中に産卵する姿は毎日見られます。今日は早真っ赤なアカトンボがきていました。夏は生き物の元気な姿が見られる楽しい水辺です。

ビオトープにセイヨウアジサイが満開に咲いています。その様子をみんなで観察しています。これから年中クラスはアジサイを描きます。

その前に、手触り、香りなどを実際に確かめています。

ふんわりしてる。ブロッコリーみたい。においはあまりないよ、とそれぞれの印象が聞こえてきます。別の場所でまた違うアジサイを見つけた男の子。

いくつもの青いこんもりとした花を咲かせてくれました。アジサイの花枝を数本ずつカットしクラスに取り込んで観察しながら描きましょう。

白いスイレンが一輪。水面に空が映り、しばらく見ているだけでも癒されるようです。

「まだとまっているね」みんなでアゲハの姿を見つめています。6月初夏の陽射しの中で。

どこにとまっているかわかりますでしょうか。
-------------------------------------------------------
アジサイを描く「花✾」タンポでトントン! 6/7(木)(年中クラス)
       「葉っぱ🍃」アジサイの葉で型押し 6/11(月)

続いて年中クラスはアジサイの花を描きました!

こちらはゆきぐみクラス。chinami先生がお手製タンポで色を画用紙にのせていきます。トントントン、トントントン。楽しいね~。

先生はこんな感じになりました😊 さあ、みんなも自分のアジサイを描いてみてね。花の香りをかいでみる女の子。実際にアジサイを見て、触れて、香りも確かめてみることはとても大切です。描く前には年中両クラスがビオトープ横のアジサイを訪れ、花に触れながら観察する時間を持ちました。

さて、子ども達は画板の上に画用紙を広げるとすぐさま取り組んでいきます。自分の思った通りの感覚で、タンポを使ってトントンと色をのせていきました。私はこの日、クラス写真撮影にあちこちのクラスへ行ったり来たり、その合間をぬって一部のみのご紹介です。

さてこちらはほしぐみクラス。すでにほとんどの子は書き終えていましたが熱心に二人が未だじっくりと描き続けていました。

色を少しずつトントンと丁寧にのせていくことを繰り返しています。

横にはビオトープのアジサイとお友だちがお家から持ってきたアジサイがミックスカラーで美しい。

トントン作業が定テンポで続いています。トントントン、トントントン・・・

他の子は雑巾を手に絵の具がついた床を拭きあげにかかっています。近くに来て「Tくん、がんばってるね」と励ますYくんの姿があります。

一枚ずつ手に、床を拭いています。           「ここにえのぐがまだついているよ」としっかりこすります。

「ほら、えのぐがついたよ」とHちゃん。きれいに拭けたね~。その脇でトントントンは続いています。随分画用紙の白い部分が少なくなりましたね😊

いつも粘り強くマイペースで取り組むTくんをみんなはそれとなく知っていて見守るように見ています。

「Tくん。がんばってね。もうすぐね」と雑巾を動かしながら言うHちゃんと先に仕上げたNちゃんも。「Tくん、すごいね」とSちゃんもつぶやきます。

クラスが床掃除大会のようになっています。みんなすごいね、子ども達はがんばる仕事人です。

「ほら、こんなになったよ」              トントントン、いよいよラスト。

「できたね💗 がんばったね、Tくん!」とyuuka先生。お隣でKくんも微笑んでいます。よかったね。 (ちびっこ)絵画の巨匠のようにやりきったと満足のTくんはどこかへ行ってしまい姿は見えません。

ふと下を見ると、Tくんが行くとともに間髪入れず画板を拭く子ども達。最後まで粘り強く描いていたTくんの画板を、待ちかねたように他の子がさっさと拭きあげている微笑ましい様子がありました。みんなえらいね~。

タンポでアジサイの花を書き上げた子ども達。この後はブランコのスイング。

外あそびを思いっきり楽しんでいました。
--------------------------
アジサイの続きです~ 6/11(月)は葉っぱ🍃で型押しをしました!


こちらは園内のセイヨウアジサイの葉。枝を各クラス数本ずつをいただいて、葉の裏に絵の具を塗って描きます。

つやつやときれいなアジサイの葉。特徴的な葉脈がしっかりと入った葉っぱの裏を子ども達の型押しに利用してみることにしました。葉っぱに絵の具を落としていきます。紙に描くのと違う感触です。

葉っぱを好きな場所に置いたら上から紙をのせて手でこすります。そっとめくると・・・

次々に筆で色をのせ、葉っぱをそっとめくっていくと・・・面白い!

テーブルにはアジサイの花がたくさん咲き、枝から葉をいただいては作業にかかります。

紙面を上から見て一瞬で「ここ」と葉をのせる場所が決まります。子ども達の決断の早いこと、一瞬の閃き、感性が光ります。

葉っぱ🍃の色は数色から選んで。優しい色合いの葉の色が微妙に混ざることもあり、どんな風に型押しできているのかを楽しみながら。

傍ら、割りばしを使いセイヨウアジサイの本来の花の部分を描いている子もいます。セイヨウアジサイで花びらに見える部分は実は装飾花(萼ガク)で、花は中心部分で小さくてわかりにくいです。セイヨウアジサイは園芸品種のため種はできませんが、ガクアジサイやヤマアジサイなど日本原種のアジサイ類は非常に小さな種が花の後に見られます。 右写真は三色の絵の具を塗った葉っぱ🍃。誰かが(🐛)食べた跡も見られます。

花の色合いや花の描き方も個性が見え、どのようなアジサイが出来上がるかは描きながらのお楽しみになります。葉っぱに色を塗るのもいつもと違った感触でしょう。

仕上がった子はテーブルで粘土あそびを楽しんでいます。Kちゃんはあらあらお首にねんどネックレス・・!こちらのにこにこ粘土は油粘土ではなく天然成分なのでお肌にも安心です。「ほらクッキー!」

無害無臭で万一お口に入れてしまっても大丈夫なもの。ワニさんを作って大きく開いたお口も落ちてこない造形性が良い粘土でもあります。水に浮かして遊ぶこともできますがまだ試したことはありません。「はいどうぞ」

次々と作業が進んでいます。私は葉っぱはここ。丁寧に上からのせた画用紙を手で触り擦ります。茎の部分、葉の部分が何となくわかるのもまた面白い。

色とりどりのアジサイが咲きました。葉の色も優しい色合いです。

まんまるぼーるできたよ。和菓子だそうです。      なが~いこれはなに?

何を作っても楽しそうなSくんの笑顔。             これは・・? そうね🐌さん。

もくもくと作業中を続けているのはMちゃん。割り箸ペンに絵の具をつけては花の芯を描いていきました。

これピザだよ。まあ美味しそうね~。          黙々と作業が続いていきます。

集中して何かを作っているようです。Mちゃんは帽子👒だったかな。 粘土は触感を楽しむことがまず大事で、手を動かして作業しているうちに心が安定していくこともあります。また何かを想像しながらお隣の子とごっこ遊びへ展開させていくことも楽しみの一つでしょう。

葉っぱ🍃の裏に筆で塗って・・・        紙で押さえて・・・

ほら、こんなに素敵な感じに😊

要領を得たら自ら段取りよく続けていきます。

「ほら、ブレスレット!」とKちゃん。         ニコニコ顔のTくん。

「いいわね~💕」とchinami先生。           「やったー」と始めます。

葉裏の葉脈がこんなにくっきりと浮き出ています。    「ぜんぶぬれたよ」

そっとめくると・・いい感じ🍃          続けて次もゴシゴシと

そっとめくると、これまた素敵!            もう止まりません😊サラサラと色をのせて・・

めくると葉っぱ🍃が再現され浮き出てきます。

Tくんのアジサイはなかなか渋くて大人びた色合いです。葉っぱの向きも感性で迷うことなく場所を決めて型押しし完成。

すぐに手際よくはじめたMちゃん。表側にも塗ってみると裏側とまた違う感じになったようです。どちらもアジサイの明るい葉っぱ🍃の色。

クラスのしぜんコーナーにはメダカ🐟、アゲハチョウのサナギなど。「もうすぐうまれるかな?」とのぞいています。

絵画の乾燥棚には出来上がった子ども達の作品が。    「わたしのはここ」とKちゃん。お隣で作業が次々と続いています。

鮮やかなピンク色の花が満開です。型押しは花に近いところも花の色が映えるようです。

梅雨の空に映えるセイヨウアジサイ。タンポでトントンと描きとても楽しい絵画製作でした。トントン!という音とともに色彩が膨らんで、紙面がみるみる明るく鮮やかに変化していく楽しみ、また違う色合いを感覚的に合わせながら自分なりの絵画表現を一人ひとりが自由に楽しんだ時間でした。

こちらはひみつの庭の年中トウモムコシ畑。すでに花が咲いてアブラムシがきています。そこへアリ🐜も下から上ってきています。アブラムシが多すぎるところには霧吹きでシュッシュッと噴霧します。昨夕に年中の先生達がミルクを噴霧し、茎の下の方にガムテープを裏返して茎の周囲を留めてみたところ、今日はすっかりアブラムシとアリがほとんどいなくなっていました。ミルク噴霧作戦はバラ栽培の時にも有効な方法ですが、農薬などを使用せず功を奏したのでまずはほっとしています。が、次はお山の食いしん坊の鳥🐥🐦からどうやって守るかが課題です。

ひみつの庭の畑にはとても大きなきゅうりが次々にできています。年少クラスのトマト🍅も少しずつ赤くなっています。本日は内科診断の後、年長クラスBぐみが収穫したてのきゅうりを氷水でキリッと冷やしていただきました。陽当たり具合から豊作続きのAぐみの畑からも追加でいただきました。食べなくては大きくなりすぎてまるで瓜のようなものもあります。陽当たりが植物の生長に作用することはAぐみとBぐみの場所の違いでもよくわかり学びになります。早く大きなきゅうりができるのは陽当たりの良い場所ですが、ほどほどの陽当たりのBぐみの畑はこれから長い間実を成らしてくれるでしょう。父親参観日(6/3)に先にきゅうりの体験をしたAぐみは、本日はお弁当の時にスティック状にカットし、マヨネーズをつけて美味しくいただきました😊
--------------------------------------------------
あの時のナンカイカラスヨトウ🐛が羽化しました~😊

4月の植物園遠足で、年長のTくんJくん達が出会ったのはスズメガ科の幼虫に似たヤガ科のナンカイカラスヨトウでした。4月27日のblog内にあるこの虫🐛はだれ?に詳細があります。そのナンカイカラスヨトウが一昨日の夕刻、ふと園長室の飼育ケースを見ると羽化しているのに気づきました! Tくんはサナギになった後の羽化を折に触れたずねていましたが、どれだけの期間が羽化に必要なのかはわかりませんでした。

二枚の葉をピッタリと合わせてくっつけた中でサナギになっていたナンカイカラスヨトウ。黒っぽくて大人しい成虫です。右写真アップで顔を見るとまたチョウの顔とは違った表情が見られます。黒くて大きな眼をしています。

この写真の葉を見ると、グミの葉と別の葉とを自分でピッタリつなぎ留めた部分はそのままで、どうやら留めていない左側から羽化して出てきたようです。なるほど、片方はピッタリ留めて、もう片方は羽化した時のために開いたままでおいたことがわかりました。翅の小さな斑点が目のように見えてユニークです。

こちらはお顔のアップ写真。分布は日本各地。本州、四国、九州、佐渡、伊豆諸島、隠岐、対馬、屋久島、奄美大島、沖縄本島。学名ヤガ科 Amphipyra horiei
4月27日(金)に蛹化し6月12日(火)に羽化、46日間で羽化しました。ポトンと木からリュックに落ちてきたので蜂に托卵されている可能性も考えましたが、無事羽化が見られ何よりでした。昨夜、暗くなってから草むら近くに放してあげると今朝はもう姿は見られませんでした。残念ながらTくんはお休みのため、Jくんと一緒に後日お伝えしようと思います。

ビオトープのセイヨウアジサイがほぼ満開近くなりました。

2018.06.06

6月6日(水) / 寄せ植え✾ラミウム ・ひみつの庭の”ママの日”だより(6/5)・親子バケツリレー、”きゅうり食べたよ!”(6/3父親参観)


  <ラミウム> シソ科  学名:Lamium maculatum

ある場所で、ハンギングの寄せ植えに夕陽が射していてとても綺麗でした。シソ科のホトケノザやオドリコソウとよく似た形をしていますがこれはなんの花? 葉はハーブのミントやレモンバームにも似ていて、さり気なくて可愛らしい。あれこれ調べてやっとわかりました。「ラミウム」という花でした。

ヨーロッパから北アフリカ、温帯アジアに自生する多年草。やはりホトケノザやオドリコソウとは近縁種のようです。寄せ植えのほかグランドカバーにも合うとのこと。鑑賞期間が長く日陰にも強いようなので、ひみつの庭の奥のハーブコーナーにも植えられるかも。 葉はハーブティーやスープなどに使えるようです。
--------------------------------------------------
ひみつの庭の”ママの日”だより~ 芝生の種を蒔きました~

昨日午前は幸いにも明るい曇り空でした。いよいよ本日(6/6)から京都も梅雨入り。7月半ばまでさて今年はどんな梅雨になるのでしょう?

水辺ビオトープ際でもうすぐ開花のホスタ。年々株が大きく育っています。手の平サイズのポット苗を植えて5年目。植物の生長は素晴らしです、子ども達と同様に。

前週に引き続き芝生の手入れを始めて下さいます。「ここは先週抜いたはずなのに?」とママ。草木が伸びるのが早いこと早いこと。

先のとがったスコップ、三本鋤で草の根から掘り起こしの細かな作業が始まっています。

「これって抜いてよい葉ですか?」と。細かく見ていくとさまざまな葉が築山には生えています。「これは芝ですから抜かないです。種がついていますね」とFママ。調べてみると種=穂。芝にも葉があり茎があり穂がなる。肥料不足で栄養が少なく、芝生が生きていけないと判断すると子孫を残すために穂(種)をつけるとあります(^^;)。

そう言えばこちらの築山にある大木カシの木は樹齢何年かわからないほどの老木。京都東山一帯の樹木はカシノナガキクイムシが媒介するナラ枯れで多くの被害が出ていると言われて久しく、さまざまな対策がなされていると聞きます。「この木は毎年長い間ドングリを落としてくれるんです」と先日庭師さんと話していると、「木の寿命が短くなってくると子孫を残すためにたくさんのドングリを落としますから」と仰っていました。カシノキと同様、芝もママ達にケアをしていただき息を吹き返しているところでしょう。懐かしい卒園児ママもまたお一人、応援に来て下さいました。

こちらはアカメモチ”レッドロビン”の植え込みの下。笹などが一斉にひろがっています。築山の上から下までをお手入れ中のママ達。

枯れ葉を熊手で集め、草を抜いたら次はエアレーション作業です。エアレーションとは、踏み固められることにより硬くなった土壌に穴を開けて空気を送り込み、古い根を切ることで根の伸長を促す作業です。 傍ら、まだある芝生以外の草抜き作業をされるママ。

エアレーションはスパイク式のものと土を抜き取るタイプのタインエアレーターがあり、コアリングすることでより高いエアレーション効果が得られるとあります。コアリングとは穴空きタイプのエアレーション器具で土を型抜きすること。

ひみつの森の入口近く、築山のふもとへと移動しながら草抜き作業されるママ達。

傍ら穴を開けるようにシャベルを使います。 エアレーションをするとコルク状の土が次々と出て来て子ども達も驚き😊 

エアレーション作業のパンチ穴は約5㎝間隔で開けていきます。

今年の築山の状態は中央が踏み固められて地肌がむき出しになり、山の曲線ではなく斜面になっています。そこに目土を投入しては芝を茂らせていくプランを考えています。

いつの間にかエアレーションで出てきたコルク状の土が面白くて黄色の容器を手にしている年長児の男の子。たくさん集めて何にするのかな? 築山の上でパンチング✨パンチング✨ 芝のすでに生えていない箇所は念入りにパンチングして穴を開けています。

そこへ空気、土、肥料が入り芝がすくすく伸びてくれますように、と願いを込めて。

築山の上から5㎝間隔で下りてくるのと、穴空きが少ない箇所に新たな穴を開けること。

穴はこんな感じですがまだ芝生は十分にのびていない状態です。 ママを見つけた女の子。

外あそびの年長児が興味津々で見ています。

ママを見つけた男の子。ぼくも手伝うからとパンチング✨ まだまだここも開けなくちゃ。

ここは築山の一番奥。 なんか絵になる素敵な構図ではないでしょうか💛

まだまだエアレーションパンチング頑張ります~     こちらは土が弱るたびに使う人もいるという微生物の働きで芝生が蘇る!という土。

まず撒きます~ 大型のフルイでサラサラサラ~ パラパラ~

気持ちよく土が広がります。 色が黒いので目立ちますがこれから芝の種を蒔く下地の作業です。最後に固まった土は手でほぐして撒きます。

パラパラパラ~ 芝生が生えていないところに念入りに😊  ママとバトンタッチ。

サラサラサラ~ サラサラサラ~            次に一輪車に見えるのは目土です。てみに頑張っていれているところです。

これらがエアレーションを施した穴に入ります。今思えばトンボで土をならしてもよかったかなあ・・・

気持ちのよい目土。これは25ℓ3袋分で一輪車が一杯に。 てみに入れ替えてサラサラサラ~

時間が迫ってきています。築山が丸みを帯びるまではいきませんが、急がずボチボチと生長をみながら、いずれ丸い築山に復活できれば・・💕

今回は暑さに強い野芝の中でも”ゼニス”という品種をタキイ種苗からお取り寄せしました(1㎏)。これを上から蒔きましょう。 右写真は土の改良剤。きっと強力!😊

細かな芝の種を紙コップに移し、手作業でパラパラパラ~と蒔きます。

さあ、種を蒔き終えたところですでにお昼過ぎ。この日はすでに時間オーバーでお昼が過ぎてしまいました💦 種の上から覆土するのは休憩のあとに頑張ります。 💜皆さまお疲れ様でした。

お時間が迫り先に帰られたママも本日は有難うございました。なぜか銀座ウエストのドライケーキを少しずつ。東京では有名クッキー💛

さてさてこちらはちょっとおまけのお話。こちらにおられるYママが貸して下さった大型絵本「ねこのオーランドー 農場をかう」です。なんでも、中に出てくるねこのグレイス(素敵な名前!)が私と重なるのだそうです(重ねて読むと面白いとか^^;)。グレイスはねこのオーランドの奥さんで子ねこ三匹のお母さん。麦の穂をつけた素敵な帽子👒を被って奮闘する姿が微笑ましい?そうです。ページをめくると絵が素敵でお話も楽しそう。困ったことが多いけれど奮闘している姿が重なるのか、はたまた時折帽子👒にヘビを巻きつけている変な様子もどこか似ているのかも、と思いながら拝見しました😊

舞台はイギリス。キャスリーン・ヘイル作・画。1938年出版。二人の息子のために飼い猫をモデルにしたお話をつくったものだそうです。ねこが主人公のオーランド―シリーズはイギリスの子ども達にとても人気で長く読み継がれているようです。同シリーズ「ねこのオーランドー」も手元に届きました~💕 これから少しずつ読むのが楽しみです。

こちらは午後から再度やってきた時の築山の様子。一斉にスズメが飛び立ちましたので芝の種をついばんでいたのだと思われます^^;。野生の生き物はよく知っていて凄いです。みんなでたくさん蒔きましたので大丈夫でしょうけどお山は鳥がとても元気です。この日は午後から雨が降り始めました。念の為ホースリールで水撒きを先にしていましたが、播種後のタイミングで幸いな雨でした。芝の種が発芽するまで暫くの間は築山に入れなくなります。その間にすくすくと芝が育ってくれますように。発芽しやすい気温は25℃前後ちょうどよいかも。種蒔き約二週間後に発芽、四週間後に青く少しずつフサフサとなってくることを願いつつ過ごします😊 7月の築山がさてどうなりますか、皆さま応援お願いします!子ども達もパワーを送ってくれるでしょう。。

すくすく育つきゅうり、とうもろこし畑🌽。       棉のコーナーとミディトマト🍅

朝顔も間引き後、本葉が出て生長中。          隣のガクアジサイも少しずつ開花。

白い棉の種を植えた大きな鉢にポツポツと。       発芽です!

こちらの4つの鉢も白い棉は発芽しました。緑の棉はこれからのようです。

ひみつの庭の入口フェイジョアが花をつけだしました。  花の後に美味しい実がなります。そのままにしておくと楕円形の実がなります。楽しみにしましょう💗
--------------------------------------------------
父親参観日の一コマ~ 年長クラス

過日3日(日)は父親参観の日。外へ出ると園庭から走り下りてきた年長児親子ペア。AB両クラス対抗で親子リレーです。

子ども達はいつも駆け下りているところも体の大きなお父さんとペアで頑張っています。 園庭に上がると燦燦と照る太陽の陽射し。

黄色のバケツはいつもお当番さんが園長室に届けてくれるお馴染みのバケツ。今日はお父さんと嬉しいペア。お父さんの代理で来られたお母さんとともに。

ABが並ぶ場所へ戻りボールを輪の中に置いたら次の子がバケツを手に走り、前に待っているお父さんのところへ。

さあ、バトンタッチ。前にお母さんがいて下さいました。

親子で元気にゴールイン!               着くなりつぎの子がスタート! 

小学生のお兄ちゃんが一緒に走ってくれました😊ちょうど年少の妹のクラスに参観中だからニイニ(お兄ちゃん)が一緒です。 そして次の子、それっ!

お父さんと駆け下りる姿があちらにあります。 勢いよく戻ってきてバトンタッチ!

向こうのお父さんと手を取って走る楽しい様子です。

待っていて下さるお父様方の姿が優しくて素敵ですね😊

さあ、最後のチームがゴールイン! 到着で~す。 みんなよく頑張りました。いつもと違うバケツリレーが終わりました。

「さあみんな。ひみつの庭の中で何を育てていた?」「きゅうり~!」と言うことでみんなできゅうりの収穫をすることにしました。

こちらは先に生長した月Aぐみのきゅうり畑です。「おおきいね~」「よく育ったね~」とお父様から声が上がっています。

親子の姿が緑の自然の中に包まれています。きゅうりもまず6本ほどが大きく育っていましたが一本は誰かがつついたようでした🐦

「こんな大きなきゅうり。よく育ちましたね。お店で見るのとくらべてどう~?」とtsugumi先生。みんなも毎日お水をあげて育てたきゅうりですから更に大きく立派に見えてきます。「おおきい~」「はやくたべた~い」と声が上がります。「ではみんな手を洗ってきて下さーい」

こども達が手を洗うのについてきたところへちょうど年少の女の子が。「わたし、かざぐるまつくったのよ、おとうさんと」とKちゃん。とても嬉しそうなのでパチリ📷。園庭では年少クラスが風車をお父さんと回して遊んでいました。 さて、大きなまな板で大きなきゅうりをカット。すでにきゅうりはボウルの氷水でひんやり冷たくなったかな。

「ほら、こんなにきれいなきゅうり。たねもなかにみえますね」へたを落とし手早くトントントン、カットカットきゅうり。

じゃじゃ~ん✨✨ とても瑞々しいきゅうりです。きゅうり横半分の縦半分が一人分。

大きなきゅうりだから一人分が結構の量になりました。 じっくり手にして眺めています。

「いただきま~す!」

静かになり、そっと口にしてみる子ども達。美味しい!!と声が上がります。「次にお塩をつけて食べてみたい人はこちらへ来て下さい」

順に手の中にお塩をいただき食べてみると・・、「あまい!」と子ども達。「お家のお父さんやお母さんにも一口食べていただきましょう」と一口ずつのプレゼント😊

こちらのお塩は岩塩です。tsugumi先生もおいし~い😊 私も思いがけず一切れいただきました~😊 こちらは何やら見ている二人。コメツキムシがいたのでした。コメツキムシは通称プッチンムシ😊裏返して置いておくと、プチンと勝手に起き上がるから。

アゲハ~サナギへ🐛🐛

先月5月7日(月)に頂戴したたくさんのアゲハの幼虫が各クラスで羽化しつつあります。一番早く育っていたクラスのアゲハは先日無事羽化しましたが、翅が上手く広がらずに可哀想でしたがそのままみんなで温かく見守りました。そしてクラスでチョウのことを思いやり、自然の世界に旅立たせてあげました。参観日の日のことでした。大事に育てていても上手く蛹にならないことも、蛹になっても羽化ができないこともある、チョウになるということはとても大変なことで不思議なことでもあります。幼虫を小さな頃から育てながら生き物の生態を観る体験とともに、何よりも子ども達に命を大切に感じてほしいと思っています。

私も各クラスと同様にケースに二匹を育てています。6月4日に蛹になりました。蛹になる前には両サイドから糸を出して固定し、体を少し曲げて蛹化のスタイルに変化したら次の日には蛹になっています。

つれから次々とチョウの羽化が見られるでしょう。梅雨の雨の合間をみて飛び立たせてあげましょう。

外はアジサイが色づいてきています。まだ葉も柔らかくこれから少しずつ綺麗なアジサイ色になるのが楽しみです。
----------
昨日、園内通信「お知らせ27」「お知らせ28」をお出ししました。
内容は、
「お知らせ27」
◇ 「森のお着替えセット」について
◇ 変更届の記入について
◇ 教育実習生のご紹介
「お知らせ28」
◇ 第2回ふれあいサタデーのご案内
 申込み14日(木)まで