2018.11.28
11月28日(水) / オオモミジ黄葉🍁・ひみつの庭の”ママの日”だより(11/27記録)・フユイチゴを見に✾(年中クラス)・カブラをお料理して食べたよ!🍲(年長クラス)・園内通信
<オオモミジ> カエデ科 学名 Acer amoenum 日本固有種(日本各地に分布) 英名 Japanese Maple 別名 ヒロハモミジ
ここ一週間の間に、真っ赤なモミジの落ち葉が足元に舞い散るようになりました。とともに紅葉の色合いも少しずつ変化し、鮮やかなモミジ天井を仰ぎ見ながら今暫く紅葉を楽しめる園内です。
こちらの黄葉(こうよう)の木は一般的なイロハモミジよりも葉が大きいオオモミジ(大紅葉)です。葉の裂け目が大きいのでヒロハモミジ(広葉モミジ)とも呼ばれます。
葉はイロハモミジより大きく大きさは10㎝近くあります。またオオモミジの木の幹は灰褐色です。
葉が黄色に変化するのは葉緑素が分解され、黄色の色素カロチノイドが残るためです。葉に蓄積した糖類が紫外線を浴び、アントシアニンやタンニン系の色素に変化する樹木は赤系の葉色に紅葉します。こちらのオオモミジは紅葉せず黄葉が陽を受けて鮮やかに光っています。
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ひみつの庭の”ママの日”だより(11/27記録)
幸いにも天候に恵まれ、今までのところ連続してママの日のお力添えをいただいています。
昨日も温かなお天気で寒さはほとんど感じないほど。11月のお誕生会を第三園舎で行ったあと所用を済ませひみつの庭へ上がると、すでにお母様方の姿がありました。
築山周辺、ビオトープ周りなど週に一度ママの手が加わることで整えられていくひみつの庭。庭の外の落ち葉コンポスト付近に小さなベリーが数本生えていたのを見つけられたママ。鳥が実を食べて運んできたのかも知れません。何てラッキー!なこと💕 実がお庭の中にもたくさんなればとナンキンハゼの足元に移植して下さいました。
イロハモミジの紅葉は陽の辺り具合やその年の気候により毎年同じではありません。芝生築山のイロハモミジは今年は赤味が少ないように感じます。猛暑、残暑が厳しかったことも影響しているのでしょう。
カナメモチのレッドロビン近くの枯れ葉を集められるママ。来春にもまた赤い新芽を出してくれるのでしょうか。 ビオトープ付近もいつも落ち葉や草が生えてしまいます。
冬の庭にも明るい実や花があれば心和むのですが・・と過日ママと話をしていたら、ご自宅で育てておられるカラスウリの株を園に下さったのでした。陽の当たり過ぎない場所をと、ひみつの庭の北エリアに植えることになりました。なんと、ママがシャベルで植えるための穴を掘っているとそこにモグラの穴が開いているのを発見されたのでした~😲
穴の中の右下方向に穴が開いているのがチラと見えますでしょうか。そう言えば、以前も築山の端っこやビオトープのウッドデッキ横などにモグラの穴がよく開いていたことがあり、それではもしや築山の中はモグラの道が縦貫道になっているのでは?と思ったことがありました。以前にひみつの森から帰って来た子ども達が、森の途中で動かなくなっている黒くて艶々した毛並みのモグラを見つけたことがありました。きっと猫や小動物などに見つかってしまったのかも知れません。そう言えば自宅で以前に飼っていたネコ🐈がモグラを捕まえて帰ってきたこともありました。
ほんとに。手を穴に入れてみるとほどよい大きさの穴が右横に続いているのがわかります。やはりモグラもひみつの庭にすんでいるのですね😊
外あそびの子ども達も。 一番高い木メタセコイヤから落ちてくるマツボックリを手に話をしています。
今も満開のメキシカンセージ。下に落ちたところの花びらを摘む男の子達。きれいな紫色💜
花びらの先はふっくらとして蜜を貯める場所があり、その香りにキチョウが飛び交う姿がよく見られます。
コンポストの落ち葉が満杯。豊かな土ができますように。 ビオトープ際のジャンボアジサイ周辺をお手入れのママ。
朽ちかけの竹が植わっていたのを取り去り、結構深くまで掘り起こして下さいました。そこへカラスウリの大きな株を植え込み完了。来春に上手く芽を出しツルを伸ばし、大きく生長してくれると良いのですが😊お楽しみ!
ひみつの庭入口のモチノキの周りは丸窓の下にベンチもあり、子ども達もおままごとを楽しむ場所にもなっています。モチノキの足元にあるヒサカキの実。緑色から実が熟して黒くなっているものを少しずつもらい色水の材料にします。
こちらはカラスウリの株に加え、実際にカラスウリの赤い実がいくつも成っているツルをご持参下さいました。ちょうどテーブルクロスと同じくらいの何とも言えない朱色のカラスウリです😊こんなに間近に見ることができて感激😊 お父様からのプレゼントとのこと。大事に育てておられた赤い実をいただきまして感謝です。お山の中腹に毎年実がなるカラスウリも最近はなぜか見られなくなりました。ひみつの庭に子ども達もいつか目にする赤い実ができるとすれば、それはとても楽しみなことです💗 ママ達と観察しています。
こちらがカラスウリの葉と赤い実です。ママの日の活動の途中に年中児を連れてフユイチゴを見に行きましたので、フユイチゴの実と一緒の撮影になりました。フユイチゴの観察については後ほどご紹介します。
右下にあるのはヒヨドリジョウゴの赤い実。お山の麓の空き地になっている場所で見つけられたとのこと。以前はビオトープ横にいつの間にかヒヨドリジョウゴの実がたくさんなり、葉にとても大型の蛾の幼虫がたくさんいて、子ども達と観察した年がありました(ヒヨドリジョウゴとコエビガラスズメ2014.11.05blogより)。実が落ちていつの間にかいろいろな植物が生えてくるのは何とも言えず楽しいものですね。
皆さま今日も有難うございました。さまざまな話題とともにあっという間の時間が流れました。
今暫くお山の中は紅葉が綺麗です🍁🍁
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フユイチゴを見に✾(年中クラス)
ちょうど年中クラスが外あそびをしている最中、秋~冬にかけて実をつけるフユイチゴを観察に行きました。
お山の中にある斜面一面に実がなっています。
頭上にはモミジ紅葉が広がり、空気も爽やかなこの日。
なぜか野鳥に食べられることもなく毎年実がたくさんなります。まるで子ども達に見てもらうのを待っているかのように😊
まわりには樹木が生えているために南からの陽が当たり過ぎることなく半日陰のようなフユイチゴに適した場所になっています。
艶のある赤い実。
左はフユイチゴで右はマンリョウの実。マンリョウの実は冬の雪だるま⛄の目に置いておきましょうか(食べません)。フユイチゴは普通のイチゴの何倍ものビタミンCが含まれています。
手を伸ばして実だけがポロっと外れます。ほらっ。
小さな赤い粒のフユイチゴ。少し斜面をよじ登りながら手を伸ばして実を採りました。
いくつも手に取ってよく見ています。
こんな実だよ😊
フユイチゴの葉はこんな形。葉の下にそっと隠れるようにたくさん赤い実がなっていたフユイチゴです。そのまま一粒食べるととても美味しく甘酸っぱいお味です。「おかあさんにみせたい😊」と手の平にたくさん残している子も。
昨年も、見上げると真っ赤な紅葉の足元にたわわになっていたフユイチゴを年中クラスが観察してから早一年。今年もタイムリーによい時季に訪れることができました。ヘビイチゴっていうのもあるよ、と男の子。そうね。園内にいろいろな赤い実がたくさんできると嬉しいですね。
頭上の紅葉。
そろそろお昼、お弁当の時間です💕🍱
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畑のカブラをお料理して食べたよ!🍲(年長クラス)(11/22(木)記録)
先週の22日(木)にひみつの庭で9月からみんなで育ててきたカブラを収穫して調理することになりました。この日は年中、年少はおだんご作りを楽しみ園全体がクッキングデーで大賑わいでした。
青々としたカブラの葉っぱ。とてもビタミンが豊富です。
ほら、採れた!
大きく育って土の上に顔を出していたカブラ。こちらは「温海かぶ」という紅かぶの一種です。
無事収穫ができてよかったね。 こちらは茎も赤い深紅色の「本紅丸かぶ」という品種。
一緒に持ってプラ舟に入れて並べていきます。
こちらは「四季まき小かぶ」というものの結構大きく育ちました。
大きい葉っぱを眺める子ども達。とっても大きく育ったね~。
土から抜いたところでとても新鮮。実も茎もきれいです。しかもまったくの無農薬で育てているので無事に立派に大きくなってくれたと嬉しい安堵の思いです😊
次々と収穫して並べて入れます。
赤や白のカブラがたくさん収穫できました~。ほらっ根っこが生えているよ。
店頭ではカブラが並びカブラが美味しい季節になりました。ひみつの庭で小さな種から育ててお世話をし、よく実ったところを収穫する喜びは手作りならではのもの。
さあ、みんなでクラスまで運びます。
みんなで大事に運びます😊
まっすぐ~まっすぐ~。カブラが通りまーす😊!
みんなで高さ、運ぶテンポなどタイミングを合わせて・・・
次はつきBクラスが収穫を終え、クラスまで運んでいます。
先生は見ているだけで子ども達が力を合わせます。
ここからは石段。いつも慣れた場所ですが注意深くゆっくりと運んでいます。
よいしょ、よいしょ、と声を合わせて決して急がず確実に下ろしています。今回このように運搬することは初めてですが、仲間と歩調を合わせてすぐさま活動できるのはさすが年長クラスの子ども達。
クラスに無事に到着しました。収穫した三種類のカブラが横に並びます。
ではさっそく包丁でカットしてみますよ~。こちらはつきAぐみの子ども達。
実の上の方に包丁を入れると・・、みずみずしい香りがします。
見てごらん。中はほらこんなになっていますよ。 実と葉に分かれました。
こちらは紅かぶ。薄くスライスしてサラダにしても綺麗でしょう。
とても葉が立派で虫食いもほとんどありません。
こちらはつきBぐみ。みんなで見守っています。
白いカブラと赤いカブラの中はどうなっているかな。
こちらは紅かぶ。こちらをたくさん使うとピンク色のシチューやスープが作れます💗 大きさや中身が少し違うかな。
メニューは『かぶらとベーコンの豆乳スープ』ですが他の材料も入ります。予め用意した玉ねぎ、ベーコン、しめじ。 さあ、葉は別に炒め物と生サラダにします。
子ども達が予め手を洗い、カブラも綺麗に洗いました。
カブラを準備して小さくカットしていきます。収穫したばかりで皮も柔らかく栄養があるので、そのまま皮は残します。
切り落としたところを眺めてみると・・
ひげ根が伸びていて面白いね。 さて、みんなで少しずつカットしていきましょう。
左手の指は丸めて押さえ、右手でカット。先生と一緒にそっとカットしています。
カブラが柔らかいのでスッと包丁が入ります。何頭分かにして食べやすい大きさに。
白くきれいなカブラの断面。そのまま生で食べても美味しいでしょう~😊
そっと、丁寧に。
断面もみずみずしくて柔らかそうです。 つきBぐみの子ども達も並行して同じく体験中。
先生に手を添えてもらって真剣な眼差しで。 見守る子ども達も集中して観ています。
さあ、赤いカブラをカットしましょう。
きれいに二つに分かれましたね。
ゆっくり丁寧に作業が進み、やがてボウルにたくさんのカブラの準備ができました。
次はカブラの葉を刻みます。葉がたくさんあるので時間の都合で先生が刻みますが、静かに刻む音を聞いてみてね。
どう? どんな音? 聞こえた?
紙コップにカブラの葉を入れてその香りを確かめてみます。みずみずしいカブラの葉の香り、とても美味しそうです😊
ボウルに一杯のカブラの葉。
葉っぱの炒め物を一品作ります。オリーブオイルを準備して、玉ねぎを炒めたら次はベーコンを入れて火を通します。
上からしめじを加えさらに炒めます。
お鍋の中はこんな感じ。
順に木ジャクシで混ぜ、お水をいれま~す。
園長室の庭にある月桂樹ローリエはとても便利。乾燥させてもそのままでも、シチューやカレーに欠かせないスパイスの一つ。
葉は九鬼の純正ごま油で炒めます。
こちらのクラスもお鍋の中にさらにシメジを加えて・・・お水を投入~。
お鍋をよ~く熱してごま油をひいた上に、ザッと葉を入れ手早く混ぜたらすぐに出来上がり。
さっとお醤油をまわし掛けして上からかつお節をパラパラ~。もうできあがり。
カブラの赤い色が綺麗に煮えてきました。ローリエも入っています。すでにブイヨンキューブも溶け込んでいます。大きなお鍋だから5~6個ほど。
最後に豆乳が入りまーす。優しい柔らかなお味に。
こちらはBクラス。あくが取れたらローリエも一緒に煮込みます。
ブイヨンキューブも数個ずつ入れて、暫くの間グツグツグツ・・・
グツグツグツ・・・。いい香りが漂っています。つきぐみクラスはすでにとてもいい香りに包まれています😊 最後は塩白コショウでお味を調整します。
そしてカブラの葉っぱサラダをもう一品作ります。手でちぎったレタスと収穫したばかりのカブラの葉。
とても新鮮ですがほんのりほろ苦味も感じられるくらいの新鮮サラダ。
フレンチドレッシングが入りま~す。プチトマトも半分にカットして合わせま~す。フレンチどれっシングは今日は手作りではなく京都のオジカソース製のもの。子ども達に人気のお味です😊✌
できました~。『カブラの葉っぱサラダ ドレッシング和え』出来上がり~💕
お母様お手製のお弁当があるかので、それぞれ三品を少しずつ先生に添えてもらいます。カブラのスープは別のスープ皿にそれぞれ取り分けます。
お弁当箱のフタにそっと添えて。
それでは「いただきますのよういをしましょう」。お当番さんが前に出て「よくよくかんでたのしいくたべましょう、いただきます」
スプーンも一人ずつ用意しました。ほんのり温かなカブラのスープ、どんなお味かな😊
おいしいおいしいと、静かに食べています。
おいしいよ~、といいお顔のみんな😊 うんおいしい💗
優しいお味が子ども達にもお気に入りのようでした。 Bクラスもスープ皿に入れてもらい運びます。
いただきますのご挨拶の後、すっかりお腹が空いていた子ども達。ニコニコの笑顔がこぼれます😊
大きなお口でおいしいよ~。 うん、美味しい!
約二カ月ほどの期間、畑で種から育てたカブラをみんなでいただくことができた嬉しい日となりました💖。大きなお口でパクリと、またスプーンで上手にお味を確かめながらいただく子ども達でした。畑にはまだたくさんカブラが育っています。さて次は何を作りましょうか😊 (一本ずつお家に持って帰るほどは量がないのが残念です^^)
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そろそろ終盤に入るお山の紅葉黄葉です🍁
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本日は園内通信「お知らせ70」をお出ししました。
内容は、
◇ お招き会出演について