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2020.07.12

7月12日(日) / ヤマアジサイ “藍姫”・トマト🍅観察~絵の具でハンドペインティング(年少クラス6/26(金)記録)・笹飾り”織姫さま彦星さま”(年中クラス6/26(金)記録)・絵画”ピーマン🍃ができた!”(年中クラス7/7(火)記録)・壁面づくり”アジサイ✾”&””かたつむり🐌~笹飾り”風船🎈”(年長クラス6/26(金)、29(月)記録)


 <ヤマアジサイ(藍姫)> ユキノシタ科 学名 Hydrangea serrata ‘Aihime’ 原産地 日本

濃い青色が美しいヤマアジサイの”藍姫”。6月初めより開花し今なお元気に咲いています。夏の終わりには毎年赤色が混ざった美しい秋色アジサイに変化するので楽しみにしてきました。今年は成長期だったのでしょうか。見る見るうちに枝葉を広げてたくさんの花を咲かせたので植物の生長には驚かされます。

記録を調べると、2013年6月に小さな藍姫の株を二株購入しここへ植えたとあります。忘れるくらいの小さな株でした。7年間の歳月をかけて大きくなってくれたことになります。

梅雨から初夏を彩るアジサイにはガクアジサイ、ヤマアジサイ、タマアジサイ、コアジサイ、西洋アジサイなど多品種があり、喜ばしいことにアジサイは日本原産種です。日本原産のガクアジサイがシーボルトによって欧米にもたらされ、華やかな園芸種として改良されたのち逆輸入された西洋アジサイが現在は世界各国でたくさん見られます。日本で桜と言えばソメイヨシノを指すように、アジサイと一口に言うのは大抵は品種改良された西洋アジサイのことです。こちらのヤマアジサイはガクアジサイと同様にもともと日本国内の山地や林に古来より自生していた原種系のもので、暑さ寒さに強く育てやすい品種です。

ひみつの庭の北側の散水栓の横で開花中。ローズマリーと昨秋に植えたユーパトリウム リトルレッド(フジバカマの西洋種)とともに。

アジサイ”藍姫”の横のユーパトリウムはすでに先につぼみが見られます。秋にかけて開花し、長距離を旅するチョウ”アサギマダラ”が今年もはるか上空からこの花を見つけて舞い降りてきてくれますように。
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トマト🍅観察~絵の具でハンドペインティング(年少クラス6/26(金)記録)

この日、年少クラス(たんぽぽぐみ)はひみつの庭で真っ赤に色づいてきたトマト🍅を観察しています。

たんぽぽぐみの前にはワイルドストロベリーやセンニチコウなどの花や実がなり、いつも目にしている子ども達。

近づいて見て「トマト🍅あかくなってる」「トマトのにおいがする」と葉っぱをさわって確かめています。

思い思いに眺め、トマトを観察中。

ほら、ここに実ができてるね😊             ほら、ここもできてるよ😊

まだまだ緑の実もあります。赤く熟してきたら鳥🐦に狙われないようにネットをかけて、守りながら育てている年少クラスのトマト。みんなでじっくり見てみました。

クラスに戻って~

さあ、それでは早速にハンドペインティングです!

絵の具は色を楽しみ、また混ざり合ってできる色合いやにじみを楽しむことがことができる一方、新聞あそびや新聞ちぎりのように手を使って思いっきり発散することで心を開放する、気持ちを表に出せるようになるための一つの方法でもあります。お砂場あそびもそうですが、手に絵の具をつけてダイナミックに取り組んでいるうちに「ぬたくり(塗りたくり)」が心地よくなります。

ペタペタペタ・・と手を使って色をのせていきます。思ったように、思いのままに。

トレイの上で色が混ざり鮮やかな色が生み出されています。

手に絵の具がついても平気、ペタペタと色をつけ、やっているとすっかり平気で楽しんでいます。絵筆を持つ前に、手で、またはスポンジやタンポ筆を使って、楽しみながら色とあそぶことを少しずつ楽しんでいきます。

余談ですが、絵の具を入れるアルミの丸皿はずいぶん昔から園の絵画用に使用しているお皿なのです。 あっ、黄色も手についたね👉😊

はじめてのハンドペインティングでお楽しみ中。ふと横を見ると鮮やかなお花柄のスモックが目に入りました。「きれいな色のお花がいっぱいね~🌺🌻」と言うと「ほらっ」とお披露目してくれます😊。「ほら、こっちもよ」と次のお洋服の色も見せてくれました😊

座って、または立って、ペタペタペインティングが続きます。

みんなの作品が乾燥棚に並んでいきます。乾いた後は七夕のお飾りの一つとしてトマト🍅の笹飾りをこの紙で作ります。

初めてで手に絵の具がつくのは苦手だったSちゃん。いつも明るい笑顔が素敵なSちゃんなのできっと綺麗好きなのでしょう。この日は先生と一緒に少しずつトントン・・ 。 😊🌺👏

丁寧にトントントン・・。 一部のみご紹介でした。
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笹飾り”織姫さま彦星さま”(年中クラス6/26(金)記録)

次は年中クラスへ。すでに七夕の笹飾りの一つ”織姫さまと彦星さま”。

すでに型抜きで絵の具をぬってつくったお着物の上に織姫さまと彦星さまのお顔をつくっているところです。

ほら、できたよ。すでにのりを使って完成。          やさしいお顔ができました。

ほら、できたよ! 頭にはきらきら✨光る星のお飾りもつきました。

これはわたしのピン!                    じっくりと作業中。

できました~😊 お揃いのピンクのお着物です!        一つずつ丁寧にすすめています。

もうできたの? うん! 片付けたら図鑑を見るとのこと。

この図鑑は実に懐かしいものです。もう15~20年も前になるでしょうか。園長室に来た子ども達と調べものをする際によく使っていましたが、ある年のほしぐみに昆虫の大好きな子がいてクラスでも続いて調べられるようにと渡したものでした。その当時、園長室では子ども達も使いやすい小学館の図鑑を使ってきましたが、子ども達は同じものが家にあると言っていたので同じく小学館の昆虫図鑑NEOを各クラス分購入しました。  女の子Kちゃんはきれいにお顔を塗ってあげました😊

できたよ~! 見せてくれます。               こちらはお隣のクラスですが静かに丁寧に作業がすすんでいるところです。

きれいな色のお着物が完成しています。            完成! とても楽しそうな織姫さま彦星さま💑

優しいお顔です。涼し気なお着物がとてもお似合い。      集中して取り組んでいるところです。

各学年とも、お願いごとをした七夕の短冊とともにお飾りは計5~6品製作しました。こよりものりで一つずつつけていきました。昔は薄紙などでお家の方にこよりを作って持ってきていただきましたが、今では作れる方も少なくなったため園で準備をしています。こよりづくりは結構難しく、私の娘の時にはこよりづくりが得意な父に頼みました。父は私の幼稚園児の頃にも作ってくれて、出来上がりがあまりにピシッとヨレがないので機械で作ったかのようでした。昔はすべてが手作りしかないまだそんな時代でもありました。

そっとのりをつけて丁寧に仕上げをします。          できた。

ほらっ😊 続いてもう一つお顔をつけるところです。

完成~😊 幸せそうなお顔をしていて嬉しくなります💕

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つづいて、

絵画”ピーマン🍃ができたよ!”(年中クラス7/7(火)記録)

ひみつの庭の年中クラスの畑にこどもピーマンの実ができはじめました。

晴れの日はお水をあげたりみんなでお世話をして育てています。お山の鳥さん🐦から守るためにも現在はネットをかけています。夏期保育中にはみんなで収穫していただく量が成りそうです。きっと晴れのお天気になりますように・・👏

年中クラスは年少児の時にもたくさん絵画制作を行いました。みんな描くことが大好きな子ども達です。絵筆を手に見たままを描きます。ためらったり、考え込むことはなく、思ったまま滑らかに紙に色をすべらせていくそんな感覚です。

こちらは楽しんで描いたピーマンでしょう。軸から長いツルのような茎が出ているのが面白い絵です。

まさにこのような濃い深緑色をしたこどもピーマン🍃 今は畑に次々に育っているところです。 みんな違う僕の、私のピーマンです。

白い花がまだまだ咲いているので、これからたくさんの実が育つでしょう。

ピーマンの形をよく捉えています。余白があるのもいい感じです。 艶やかなピーマンが次々に生み出されています。

楽しんでいます。トントントンッ、トントントンッ・・

いい色ね~🍃 美味しそうなピーマンね~🍃、とつい声がでてしまいます。

形や色も自分の中から出てくるイメージのままに。楽しいことは集中でき、出来上がるたびに達成感が生まれます。

う~ん。ぼくのこだわりのピーマン🍃。じっくり取り組んでいます。

サラサラと一筆書きのように筆を滑らせるのは楽しそう。 すぐにでも食べたくなる美味しそうなピーマンではありませんか😊

筆を持つなり描きはじめました。大きくて(かぼちゃのような)元気なピーマン😊✌ スラスラと描いているので同じ目線に低くなってみると筆を動かすのがなかなかダイナミック。「いまどんなきもち?」とそっとたずねると『きもちいい~~😊』と。何よりです👌

この後、集中豪雨のような雨☔が音をたててしばらく降りました。園長室から滝のように流れる溝を確認すると第三園舎から年長の子ども達が笹飾りをするための姿が見えました。歌が聞こえてきます。即興の創作の歌です。
『あめあめふれふれ あめよふれ~~、あめあめふれふれ あめよふれ~~⛆⛆☔』と繰り返し雨音と同じくらいの大きな声です。
Yくんの声を筆頭に声を合わせて即興の雨の歌が繰り返され、滝のような溝に落ちる水流を目の前に見ながら声高らかに歌っているのが聞こえてきました。その後、てるてる坊主を吊るそうということになり即興で作ったものを園舎前の大笹に取りつけた途端、雨は夢のように止んでいったようでした。

皆さまにお持ち帰りいただいた笹をカットする際、同時にこちらの第三園舎の大笹と園庭のぶらんこに中笹を立てかけて毎年発表会の日に笹飾りとともに皆さまにもご覧いただいています。

途切れず強い雨が降りしきります。園長室からの外の景色もすっかり霞んでいました。

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壁面の作品”アジサイ✾”&””かたつむり🐌~笹飾り”風船🎈”(年長クラス6/26(金)、29(月)記録)

(壁面作品)
“アジサイづくり✾“6/26(金)~ まず和紙に色染め~

【つきAクラス 室内壁面】 いろとりどりのアジサイが勢揃い!

まずこの日、お椅子テーブルの形に座り、手にした和紙を自由に折りたたんでクシャクシャに丸めてやわらかくします。

ほら、こうして折って手で柔らかくしていくのよ。       ギュウギュウと力を込めて自由に丸めたり折ったり。

柔らかく揉みほぐした和紙は給水がよく、乾くとほどよい色合いになります。

私はこう折ったの、そして端っこにそれぞれ違う色を入れてみたの。  開いたらこんな色に出来上がったよ。

アジサイの白い花のように白い部分が残って素敵な色合いも。

ひろげたよ~~😊 すてきにできましたね~ 😊

ほうらっ。 優しい色合いになりましたね~😊

手もアジサイの色になったよ。                鋭意製作中の年長児達。

アジサイづくり~つづき 6/29(月)

数日前に和紙を柔らかくして染めた後、乾かしたものを広げ、この日のアジサイづくりをスタートしました。

柔らかく素敵な色合いに仕上がりました。

似ているようでみんな違います。

ピンク色に光が射して✨

お花紙をカットしたアジサイの花びらを使います。横に飾ったアジサイの花びらの形を見ながら和紙の台紙に花びらを形作っていきます。

のりのついた手に薄いお花紙がくっつくので、そっと丁寧に作業中です。

ほらっ😊 「いい色に染まったね。よかったね~。」

好みの色をどのようにアレンジしてつけていくかは自由。のりを先につけたり、花びらにのりをつけてから張りつけたり自分の方法で思った通りに。。

やわらかで優しい色合いに。

それぞれが自分の染めたアジサイのベースに花びらをアレンジして楽しみます。 こののりはとてもジャンボ。すごいよ~😊

集中して作業が続きました。

途中で白い紙もお目見えし、納得のいくアジサイがたくさんでき上がっていきました。

わたしのはこんなの💕 夢のような色合い、優しくて素敵です😊

鋭意、取り組み中。

どれも素敵な色合いになっています。じっくりと製作中。

だ~れだ😵  Uちゃん😊

繊細な手作業で。アジサイの花びらの中央に丸い点があります。それがついている人が何名かあり、細密な手作業に驚くことも。

花びらに思い入れがあります。八重になり美しい花びらも。

花びらいっぱい、よくできました~😊

花びらをたくさん咲かせて😊

できた人からつきAぐみの壁面に順に貼ってもらいます。

少しアップで。 どれも和紙を染めた上に花びらづくりの細かな作業を集中して頑張りました。

いろとりどりの鮮やかな西洋アジサイが集まります。

白い花びらもあり、花びら中央の小さな点も施された力作。

6月7月はアジサイ ハイドランジアが美しい季節。園のお庭でもクラスの中でも、季節のアジサイが満開になりました。

青色がきれいな西洋アジサイ。                赤味がかった紫系のアジサイも。

みんなでつくった、ぼくの、わたしの壁面のアジサイが出来上がりました。梅雨の間、鮮やかな手作りアジサイとともにみんなで楽しく過ごしましょう😊

(壁面作品)
“かたつむり🐌づくり~笹飾り”風船🎈”づくり 6/29(月)

こちらは、つきBクラスの壁面。今年は園内にかたつむり🐌がたくさん出てきてくれました。観察したりクラスで飼育して育てています。

アジサイの花とともに、みんなで製作したかたつむり🐌大集合~🐌🐌。。。

かたつむりの体は、やはり以前に和紙を染めて仕上げていました。この日はかたつむりの体をはさみでつくり、殻の渦巻をヒモで再現しています。

殻の渦巻は先にボンドを渦巻状🌀につけていました。丁寧にヒモをその上から巻きつけます。

ほぅ~、できたよ。                     こんなになったよ。

濃い色のヒモでくっきりとまきつけていきます。        ほら、できた!

優しい色のかたつむりの体ができました😊

目下、頑張って取り組み中。                 細かな作業でそれぞれのかたつむりの殻を再現。

細かな渦巻きのかたつむりさん。くるくるくる・・🐌🌀

最後は目や口や触角をつけてあげます。

がんばってる? お友だちの様子を見にきたSくん。がんばってね😊

ぼくがすこしまいてあげるね、とKくん。 自分でもできる、お友だちも手を貸してくれる、嬉しいかたつむりができあがっていきます。

ボンドの白い線はいずれ透明に。つきBぐみの壁面はニコニコ笑顔のかたつむりが大集合! どこか、つくった子ども達に似ているような気がしてなりません😊🐌●●
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七夕笹飾りの風船づくり🎈/過日、大判の色紙に絵を描いた紙の作品を使って。

先日、スパッタリングの花火の傍ら、風船づくりをするために大判おりがみに絵を描いた日がありました。

この日はその時に描いた紙を折って風船づくりを行いました。それぞれの絵を前に描いた日のことも思い出す時間です。

私はこんな絵だったの。                   ぼくは水玉模様のこんな絵だ。

ストライプ柄の流れ模様やお母さんを描いた絵も。

折り紙の風船を折るのと同じく、半分に折っていきます。端と端をきっちり合わせて折りましょう。

絵の具で描いたのでコシのあるっかりとした紙になっています。

先生の説明を聞きながらしっかりと折っていけたかな? 

ほらね。                          こうでしょ~

机の仲間と確認しながら取り組み中。色とりどりの風船ができそうでお楽しみ~😊

特製の風船です。ゆっくりと丁寧に折っています。

あら、携帯電話📱? いえ、まだ続きがありま~す。

どの面も丁寧に、ゆっくりと。折るたびに柄行きが変わり、仕上がりがとても楽しみ😊

いい色です。きちんと折りながら、最後に面を広げて折ったら完成!

コツコツと。                        できた~👧✌

ふ~~~っ🎈

ふ~~~っ🎈

ふ~~~っ🎈

素敵な色合いの風船に。よかったね🎈

ふ~~~っと強く息を吹き込めばスッと風船が広がり、喜びもふくれます😊🎈

うれしい~🎈😊 なかなかの形です。

みんながとても嬉しそうでした。5回ほど見せにきてくれたKくん😊

ぼくの風船、わたしの風船。お手間入りだけどこれも七夕の笹飾りとして吊るします。みんなが作った笹飾りを笹に全て吊るし、短冊に書いた願い事がサラサラと奏でられる笹の音とともに天高くへ届きますように!!

楽しんで作り上げた自分だけの風船づくりでした。

ふうせん🎈づくり、たのしかったなあ~😊
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スクラッチング(ひっかき絵)で描いたよ!

過日、二枚のきれいな色の絵をもらいました。くるくると巻いてあったので開いてみると・・・

しっかりとパステルで色づけした絵にスクラッチングが施されていました。色が美しく、こちらはスクラッチで「すいか」の絵が現れています。種も描いてあります。スイカのスクラッチングのみならず絵全体が斜めにスイカのストライプ柄になっているのがとてもユニークで面白いです。

そしてこちらはなんでしょう?クルクルと丸🌀がスクラッチングしてあり「あじさい」なのだそうです。ブルー系とピンク系のアジサイが浮かび上がってくるようです。パステルで描いているようなので、最後は水を含ませた筆で水彩画にしても楽しめそうです。スイカとアジサイのスクラッチングの絵を有難う~😊💜

アジサイと言えば冒頭にヤマアジサイをご紹介しましたが、こちらも今まだよく咲いているひみつの庭のジャンボアジサイ。確か5~6年前に植栽したものですが、きっと年々、さらに大きな花をつけるのだろうと思います。

そしてこちらはビオトープの張り出しの横の西洋アジサイ。ブルー系のものですがすでに秋色に変化してきています。すぐ横にいつの間にかヒヨドリジョウゴ(山帰来)が育っていました。冬には赤い実がつき楽しめますがトゲに注意です。
  
  こちらはひみつの庭に毎夏開花する夏アジサイ ハイドランジア パニキュラータ。今年は少し開花が早いようです。

静かなひみつの庭を歩いていると、ダイオウグミの葉の中に薄水色にも見えるチョウの翅が垣間見えました。もしかしてもうアサギマダラが?と思いドキドキしながら近づくと、確かに翅の柄がアサギマダラに似ていました。が、ふわっと飛び移って・・

翅を広げたら「ミスジチョウ」でした。な~んだ^^;と一瞬思いましたが、ツゲのトピアリーに止まって動きません。そしてゆっくり観察させてくれました。翅を広げると横三本に白い線が見えます。だからミスジチョウと言います。

ゆっくりと翅を広げ太陽を体に受けて温めているようです。チョウは翅を開いて体の芯を温める姿がよく見られます。

<ミスジチョウ>
 タテハチョウ科
 学名 Neptis philyra
 和名 三筋蝶
 分布 日本(北海道~九州)
チョウの翅は表と裏でまったく違いますが、この裏面は一瞬アサギマダラに似ていて葉陰で白の部分が水色っぽく見えたので間違えそうでした。ミスジチョウは飛び方が独特です。羽ばたいては翅を水平に広げて停止し、また羽ばたいては一瞬停止するような独特な飛び方をします。飛びながら翅を水平にするチョウは珍しいので、そのような飛び方をしているチョウを見たら大抵ミスジチョウです。