2020.09.27
9月27日(日) / ビオトープのミズキンバイとトンボの産卵✾最近の取り組み「竹馬(ほし)鉄棒逆上がり(ゆき)年中」・「縄跳び前跳び&走り縄跳び」~水あそび(年長)・体育指導の日(9/17記録)・ピーマン収穫と調理”赤いこどもピーマン甘酢和え”(9/24)(年中)~階段かけっこetc.・ほのぼのしたこと💕ほか
<ミズキンバイ(水金梅)> アカバナ科 学名Ludwigia stipulacea 分布 本州、四国、九州、沖縄
花期 6~9月 環境省絶滅危惧II類 (VU)
ひみつの庭のビオトープには、アサザ、ミソハギ、スイレンなど水草を含む数種類の水生植物が夏から秋までの間に順に花を咲かせます。いずれもひみつの庭をつくった2013年に、お山の中の環境を生かしたビオトープの土壌づくりのスタートとして、小さなポット苗を数株だけ買い求めて水際に置いたのがはじまりでした。
絶滅危惧種に指定されているミズキンバイの群生。毎年元気に茎をのばして浮葉が広がり、その先に黄色の花をつけます。
今では多種類の水生昆虫が訪れ、産卵を繰り返しながら安定して生息できる場所になりました。写真を撮っていると大型のトンボの羽音が聞こえてきました。オオルリボシヤンマのような綺麗なトンボが水中に産卵しています。
場所を変えてこっちにもあっちにも。
石にしがみつきながら、またアサザの葉につかまりながらの産卵シーンを間近で見せてくれました。
ビオトープの中でミズキンバイが広がる浅瀬を見ていると、静かに潜んでいるいろいろな生き物が観察できます。
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最近の保育の取り組み「竹馬(ほし)・鉄棒逆上がり(ゆき)年中クラス」9/14(月)記録
ほしぐみです。竹馬にチャレンジする前に、両足を揃えて体の重心を前に傾けながらオットットーっと倒れないように静止する練習を繰り返しています。
なかなかオットットーがみんな上手です。今までにたくさん練習を繰り返しました・・、そして次は・・
両手を前にして、なるべく膝を曲げないようにつま先立ちになりながら前に進んでいきます。
竹馬にのるとこんな感じかな~? ゆっくり、ゆっくり・・
長い間このような練習を繰り返してきましたが、この日はポックリを出しました。
両足を上手くのせ、ピンとヒモを上に引っ張りながら足の膝を曲げないで歩く練習です。
先生の説明を聞きながらもう一度やってみます。そうそう、こんな感じです!
紐を引っ張りながらまっすぐにした足からポックリから離れないように、上手上手😊
一本下駄や竹ポックリを履いて遊ぶことはありますが、みんなで一斉にポックリをしたのは初めてでした。
みんな着々と取り組んでいます。いーちに、いーちに。
こちらはゆきぐみです。手を上にあげてグーッと引っ張ってきて、両足を曲げてお腹に力を入れて引きつけるようにします。
可動式の鉄棒を持ってグーッと体を近づけてみます。難しいね〜。
次から次へと進みます。こうすると何回も練習を休まずに繰り返すことができます。
勢いよく走ってきて、鉄棒を両手でつかんでギューッ!!と体を近づける。 あっ、とてもいい感じ😊
だんだん手の力がついて肘を曲げて鉄棒に近づくことができてきます。
頑張ってます~
おっとっとーー それでは、肘をグーッと曲げてきて・・
くるりっ✨ そのまま~~
もう一回くるり~~(ガンバレッ)、くるっ!💕💕 やったー! 大きな反動をつけなくても、肘を曲げてお腹を鉄棒にグッと近づけていくと上手く回ることができます😊 お友だちがするのを参考に観てみるとと、とてもイメージがつかみやすくなり思わずすぐにできることもあります。✋鉄棒の下のマットは鉄棒チャレンジ用として新たに調達しました。ほどよい大きさで取り組み易いです。
そろそろお昼前。親子登園に来られた未就園児さん親子がお散歩に来られました😊
ほしぐみはいよいよこの日、竹馬を一人一つずつ取り出して手にした初日となりました。
石畳に竹馬の足をのせて両手で構えます。
なかなか難しいですが頑張って取り組んでいます。
オットットーとなりながらもやる気が満ちている子ども達。この日から毎日コツコツと取り組みを続けています😊
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「縄跳び前跳び&走り縄跳び」~水あそび(年長)9/15(火)記録
年長クラスが出てきました。年長クラスは縄跳びを頑張っています。
走り縄跳びにも挑戦しますが、まずは基本の前跳びがコンスタントに跳べるように取り組んでいます。
縄跳びの紐と格闘中です。
1、2、3と数えながら繰り返しの連続跳びができるように頑張っています😊
一回上手く跳べたら何度も繰り返すうちに、いつしかどんどん跳べるようになるのが縄跳びの面白いところです。
1、2、3、4、と両手をクルクルと小さく回して跳ぶ姿も見られます。慣れてくると腕を大きく回さなくても跳べるようになります。
みんなで毎日繰り返し練習を重ねていきましょう。継続は力なり!必ずできるようになります✨
年少児が外あそびを楽しんでいます。太陽を浴びてひみつの庭の芝生の築山は緑が光っています。駆け上がったり・・
駆け下りたり・・
あっ、そこにいるよー! お魚かな? カエルかな?
おーーい!
ピューッと駆け下りてきました~
あっ、ライオン🦁さんがお水をためてるよ! そうです。もうすぐ年長さんが今年最後の水あそびをしにやってきます。
秋の空が広がる中、年少クラスが外あそび中。
次は上のお庭であそぼうか~😊
ライオンさん、がんばってお水をためてるよ。 そろそろいい頃かなあ?
年長さんがやってきました。15日、この日は日中はまだ気温が30℃ほどありますが少しずつ季節は秋に向かっていく9月半ば。
今夏は6月から園内で水あそびをスタートしました(例年は1学期発表会後の7月~)。例年は9月に入ると水に入るには涼しいのでなかなかできません。今年は残暑が長かったお陰です。
年少児さんが外あそび中。ふと後ろを振り返ると年少のEくんのお顔😊
芝生に太陽がさんさんと降り注ぐこの日。水から出て裸足の感覚を楽しみました。
思わず寝そべる女の子HちゃんとYちゃん。きっもちいい~~💕
Dちゃんも😊 背中がほかほかする? 太陽の光を浴びて大きく育ちますように~👏
私も一緒に芝生の上に転がると見える空とアラカシの木。
脇のモチノキ”レッドロビン”の先に春の赤い新葉が残っているのが見えます。いずれすべて同じ色になります。
みんなで集う夏の終わりのひと時。
鮮やかなハイビスカス🌺の花。
きもちいいね~~😊
みんなで水あそびできてよかった💕
コロコロコロ~~🌀~🌀~~
最後にもう一度水に入って楽しみました。
センニチコウのお花のところにキチョウがいたらしく元気がないとchinami先生。精一杯生きて力尽きたのかも知れません🍃🍃
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体育指導の日(全学年)(9/17記録)~(撮影の都合で掲載は全てではありません)
幸い天候に恵まれ、園庭で実施するのはこの日が初回になりました。「おはようございます!」「よろしくおねがいします!」
今回はお山の運動会に実施する内容を予めお伝えしておき、各学年ごとにその基礎となる動きについて教えていただきました。
片足ケンケンで行き、帰りは別の足で~
スキップで往復も。
よーいドン!でゴールを目指して~、そしてUターン。
前傾姿勢で一斉に~
玉を踏まないように~
走りながら足元をよく見て走ります。動体視力は大事です。
赤白両方の玉が散在。
赤い玉を一つとってゴールについたらUターンで。
帰りに白い玉を取ってゴール~。何通りかを何度も繰り返し、瞬発力や咄嗟の動きに取り組みました。
チームになって。
4~5名のチームに先生も加わって走ります。自分のチームを応援します。この場合、長い列のチームより少人数のチームで取り組んだ方がグループの一体感が生まれやすいです。
走って鉄棒をつかみ、肘を曲げて体を鉄棒に近づけて、足をブラブラ~。これが難しく大抵手が伸びてぶら下がってしまいます。腕の力が重要です。次から次へと走ります~
帰りは大きくまわってエアーで走り縄跳びをイメージしながらラインの右をぴょんぴょん、左をぴょんぴょん。それを続けて最後まで行きます。
縄跳びを二人で持って同じペースで上手くまわしながら進みます。
予め待機していた年少児クラスの時間です。6月から第三園舎で体育指導を受けていましたが初めて園庭で実施となる年少さん達。ご挨拶の後、まず集まれあそびをしました。号令を聞いてさっと全員が集まれることは簡単ではありません。これが楽しめるようになると先生の声かけで一斉に集まりやすくなります。
繰り返し行います。ジャングルジムに集まれ~。動きが早い子、ゆっくりペースな子、聞いていない子、よそへ行ってしまう子などさまざまです。
ブランコに集まれ~~😊
鉄棒にあつまれ~✌
瀬川先生に集まれ〜。室内では容易なことも広い場所では難しくなります。いつもあそんでいる場所なので気持ちも反れ気味になります。私は下に行ってしまった子を呼びに行き交渉に入りました😊 その後は来客があり撮影はここまで(後日アップされる絵日記をご覧下さい)。
年中児クラスが始まっています。マーカーを踏まないようにケンケンで。
両足ジャンプで~
鉄棒です。両手をぐっと体に引きつけます。
そう✨こんな感じです。みんなよく観ています。観ることでイメージが湧いてきます。私も幼稚園の頃は当時の小学生が鉄棒を楽しむのを見て覚えました。鉄棒は体が伸びてしまうとできません。腕を曲げてお腹を鉄棒から離さないようにして最後まで丸くなって回る習慣をつけます。
実は私は幼稚園の頃は鉄棒名人で(手前味噌も甚だしい!)、前回り後ろ回りを何十回も連続で数えられないほど回りました。昔は鉄棒が人気で交替しながら取り組んだものです。冬には着ていたカーディガンを鉄棒に巻きつけて足かけ回り、また鉄棒にかけた片足を鉄棒の下から回した両手で膝の前で押さえてそのままくるくる回ります。鉄棒にかけた足のもう片方の足で反動をつけ、気持ちよくまわるのが心地よい楽しみでした。鉄棒の上に座り両手を横にして鉄棒を持ち、そのまま前に後ろにお座り回りも楽しみました。とにかく何十回も回り、お友だちと数えながら競争するのが楽しみでした。いよいよ幼稚園でチャレンジする鉄棒がなくなってしまい、ブランコの上の高い鉄棒を見つけてよじ登って回ろうとしていたところを先生に見つかって叱られたこともありました。子ども達には身近な鉄棒で腕やお腹の力をつけ、取り組む楽しみとできた喜びを重ねてほしいです。
がんばってるよ! 逆上がりの時は肘を曲げてお腹を丸めて鉄棒にグッと近づけます。
やった~!! あとはグイッと回り上体を起こすのに腹筋が要ります。元に戻ったら足を地面に下ろさずにまたそのまま回れるようになると連続逆上がりができます。
がんばろうな!
それっ~~~
段違いで二本の鉄棒を並べ、高い方に足をかけて蹴り上げて・・
こうして回ります。
では次。肩より少しだけ広めに鉄棒をしっかり持って、上の手の方に足を蹴り上げる感じでやってみましょう。
くるり~。
足を地面に下ろさずそのままもう一回。体が伸びてしまっては回れません。いつも丸くして鉄棒からお腹を離さないように。
次はほしぐみ竹馬! 今日から裸足です。親指と人差指の間を広げて竹をつかんで乗ります。今では数歩ずつ体のバランスをとりながら進めるようになった子もいて、長い時間はなかなか取れないものの取り組み時間の中でみんな頑張っています。勿論、お山の運動会が終わっても続いてもっと乗れるようになればと思います。森にそのまま行くのが楽しみという子もいます。
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9/24(木)記録
午前中、年長児クラスが公園へ練習に出かけるところです。いってらっしゃーい😊✌
水筒をかけてお弁当までの時間まで取り組んできます。
🍃 🍃 🍃 🍃 🍃 🍃 🍃 🍃
ピーマン収穫と調理”完熟赤いこどもピーマンの甘酢和え”(9/24)(年中)~階段かけっこetc.
一学期からひみつの庭の畑で育ててきたこどもピーマンのピー太郎(品種名)。生のまま食べたり、おかか醤油和えや塩昆布和えなどお弁当にあまりさわらない量のものをつくっていただいてきたピーマンですが、まだまだ畑には白い花も咲くほど継続して育っています。この日は少し大人のお味で酢を使った簡単料理をします。
赤いね。こんなの採れたよ~😊
防鳥ネットのハウスに入り、一人ひとつずつのピーマンを収穫中。
ここにふたつもあったよ。 わたしのピーマン😊あれっAちゃん!甘いよ!
これも採ろうね。
どれにしようかな~~
こんなの採れたよ😊 おっきいピーマン採れたよ😊
私はこんなの😊 半分みどりで半分あかだ😊
え~😊 こんなかたち~😊 いいでしょ😊
みんなで育てた畑のピーマン。たくさん育ってよかったね😊
🍃 🍃 🍃 🍃 🍃 🍃 🍃 🍃
園庭では年少クラスがお山の運動会のメニューの一つおゆうぎ練習をしてします。この日はじめて園庭で行いました。
リズムにのりやすい音楽に合わせておゆうぎします。一学期は発表会が経験できなかったこともありみんなで頑張っています。
最後は「ヤーー!!」😊
つづいて第一園舎。年中クラスは調理が始まっています。真っ赤なピーマンが縦半分にカットされた状態。
コンロを四つ使い焼き網をのせました。火であぶってから甘酢に漬けます。ワタや種は食べても構わないのですが綺麗に取りましょう。
手を洗ってからお机グループに座って種とワタを取り、縦に割きます。子ども達は手作業が得意です😊
きれいにとれたよ~😊 ていねいに一つずつ。
とても静かに取り組んでいます。 できたよ。これでいいのかな。
みんなで手作業をしてきれいに縦半分になったピーマン。次はコンロの焼き網にのせて両面を焦げすぎないように焼きました。
お酢、砂糖、塩で甘酢をつくりその中につけている間、外あそびを行いました。ピーマンはマリネにしてもよいでしょう。園ではお味の浸み込み時間はそうは取れないです。
園庭で外あそび中。鉄棒に取り組む姿も。
お片付けの合図があったのでこちらはお砂場の道具を片付けています。
子ども達から各カゴに戻ってきたものを種類別に分けているところです。話し合いながら取り組んでいます。数名で建設的な言葉を出し合いながら仲良く取り組む女の子達。
おもちゃ倉庫へしゅっぱーつ! たくさん運んでいますね。
きれいにスタッキングされています。過去にはおもちゃをぽんぽん投げて片付けてしまう姿もありましたが、こうして重ねるとみんなで使うお道具を大事に思うことができます。虫メガネや図鑑、虫かごも使った人が元に戻すように頑張っています。
お片付けの後は年中クラスが「階段かけっこ」です。いつも歩いている階段を一段ずつ抜かさないように上まで駆け上がります。
よーいドン!
一歩ずつ確実に。
上に上がる一方の取り組みです。
体育会の取り組みのようですがそんなことはなく、子ども達はスタスタとのぼってきます。
いつもは歩く石段ですが、年中児になると体が機敏に動くようになり体力もついています。
到着したら上の階段で待ち、頑張ったお友だちを迎えます。
よーいドン! 最後は先生達と一緒です。
そこへ公園練習に行っていた年長クラスが園に帰ってきました。きっと頑張ったことでしょう。手には綺麗なタマムシがいます。どこかに命尽きて落ちていたようです。
タマムシも多種類いてお山の中ではあと数種類のタマムシが見られることがあります。でもタマムシと言えばストライプ柄のこれですね。みんなで観察中です😊
鉄棒。頑張ってます😊 肘を曲げてグーッとひきつけます。
回れたよ~。一回下りたら止まらないですぐに二回目回ってごらんと言います。そのうちに下りなくてもそのまま連続で回れるようになります。みんなが帰ってもまだやっています。回数は力、継続は力なり😊
竹馬。頑張っています😊 続けましょう。
ひみつの庭にはママ達数名の姿が💕 小さなお友だちNちゃんもご一緒👧
お料理できたよ~~😊 いっこせんせいのところにもっていくの、とKちゃん。あれここにいるけど、と(笑)。お当番さん四人で園長室に届けてくれるのです。
さてクラスの中ではお楽しみのランチタイム💕~ おいしそう~💖
先生が少しずつ”赤ピーマンの甘酢和え”をお弁当のふたにのせてくれます。
各クラスのお当番さんが前に出たら、「よくよくかんでたのしくたべましょう。いただきます👏」
ピーマンおいしいよ! うん。おいしい💕
ちょっぴりすっぱいけどおいしいよ💕 もうたべちゃった~😊
たべたよ😊 おいしかったよ✌✌ よかったね😊
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ハーブ🌿を植えました~🌿🍃9/15(火)
ひみつの庭の北奥にハーブコーナーがあるものの土質の関係もあり育ちにくく、ブッドレアの近くで子ども達が手で触って香りを体験しやすい場所に三種類のハーブを夕方に植えました。夏アジサイのノリウツギ ハイドランジアパニキュラタ(学名Hydrangea paniculata ‘Limelight’)が今も咲いてくれています。
あるお母様によるとお山は涼しいからとのこと。太陽に近い分暑いようにも思えますが^^;、風が通り気持ちのよい日にはすでに涼しく感じることもあります。空気は流れているように思います。白は新たに開花した枝。薄グリーンは少し前の開花です。
こちらは反対側の北側に植栽した同じくアジサイのハイドランジアアスペラ。タマアジサイの一種で新品種です。アスペラの品種は日本にはまだほとんど入ってきていませんが、海外には本当に素敵な品種が多くあります。アジサイは日本原産ですが品種改良されて逆輸入で入ってきたものが多いです。一般にアジサイと呼ぶ西洋アジサイも同様にです。
昨年にローゼル(ハイビスカスティー🌺の花)を植えていた果樹用の大型ポットに植えることにしました。横のローズマリーの葉にジャノメチョウがとまりました。図鑑を見て載っていない場合、もしや新種では?なんてワクワクすることも。
こちらは次の日16日(水)の全園児外あそびの午前。ウッドデッキにくると数名の子がいて見るとKくんが手にしているのはさっき見せにきていたカブトムシ。潰れていたのを手に接着剤で直してあげています。上手くつかないということで少し手を添えてあげると整形できたようでした。乾くまでそっとね。よく生き物を見つけ、この日は目でよく見て治してあげていました。
ここは園長室前。Tちゃんが手にした中にはきれいなメタリックカラーのセンチコガネ。緑色のとても綺麗な色をしています。手の間にもぐってくるのでくすぐったい虫ですがあまり元気がありないようです。暑い夏が過ぎまだ夏の虫も頑張って生きています。園内のカラタチやユズやミカンの木に各種のチョウが産卵する姿をタイミングがよければ子ども達と見られることがあります。
あっ、なにかな。小さな小さなショウリョウバッタがいました。季節は秋へと進みます。
こちらが新たに植えたハーブ🌿のポット。左からレモンバーベナ、レモンバーム、スペアミントです。音や香りは脳に影響を与え子ども達の五感の成長に大きく関わりますから、最近音に興味を持ってきた年少児さんにも香りの体験は重要だと思いついて植えたのが理由です。
フレンチレストランでもティザーヌとして食後に出されるレモンバーベナは通称ベルベーヌ。レモンの香りがよく、葉が増えたら生葉を摘んで適当にミックスし、上から熱湯を注ぐと香りのよいハーブティー🌿ができます。蜂蜜を添えるとさらに健康的で子どもにもよいです。
レモンバームも宿根して放任で育ちます。右写真はハーブたっぷりの飲み物。出かけた時にいただいたものですが、モナンのミントシロップ(ハーブや花で作られたもの)を炭酸で割って、上からたっぷりのミントをのせたものでしょう。スペアミントの香りが爽やかでした🌿
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最近ほのぼのとしたこと💕
お子さん達がとても大好きな絵本だそうです。
みんなもよく知っている”だるまちゃんとてんぐちゃん”の絵本ですが、私もあらためて自分自身の幼稚園の頃を思い出しながらページを開きました。
だるまちゃんとてんぐちゃんがあそんでいて、だるまちゃんはてんぐちゃんのうちわがいいなあと思います。家に帰ってだるまどんに相談します。
うちわをたくさんだしてもらいましたが、いいものがなかったのでだるまちゃんはヤツデの葉っぱをうちわにして上機嫌。ところがてんぐちゃんはとてもいいお帽子をかぶっているのが見えました。そこで、また家に帰ってたくさんのお帽子を出してもらいましたがてんぐちゃんのようないいものが見つかりません。
いいことを思いついただるまちゃんは木の板にのってヒモで足をくくることにしました。ところが次にてんぐちゃんに会ったらてんぐちゃんの長い鼻にトンボが止まり、それをつかまえたてんぐちゃん。てんぐちゃんは長いいい鼻をもっているなあと思い次はそれがほしくなっただるまちゃん。
次のページはだるまどんがとてもたくさんの花をてんぐちゃんに集めてくれたところで、私も小さな頃に見たこのページが好きで懐かしくなりました。当時自分で知っている花もあり、何だかわからない花もたくさん描かれていました。
Sちゃんのお母様はSちゃんが大好きなこの絵本の中のあるページに鉛筆で書き込みをされていました。それぞれの花のなまえとその花が咲く季節まで書き込んであって、Sちゃんとお家で楽しみながら何度も一緒にページをめくったあとがついていました。数箇所のわからない花には( )がついていて、調べてもわからないので教えてほしいというお願いでした。
1960年代の昔に描かれた良い絵本で、さすがにそれぞれの花が丁寧に描かれています。「この花は?」とお子さん(男の子)と一緒に指で押さえながら読んでおられる幸せな時間が見えるようで、ほのぼのとした気持ちになりました。あとでお母様の手で記入してもらえるように私のわかる範囲で付箋を貼ってお答えしたのですが、私にとってもほのぼのとした楽しい時間をいただきました。読者になる親子を思って描かれたものが今の時代もこうして読み継がれていること、また今のように品種改良がされていない時代の花を丁寧に描かれていることにも心新たにしました。花も現代よりも原種に近いものが基本的に描かれていました。
結局、「ちがうよちがうよ ぼくのほしいのは さいてるはなでなくて かおにあるはなだよ」ということで、だるまどんはあたまをかきました。でもいつもやさしいだるまどんです。だるまどんはお母様のようです。お子さんが求めるものをできる範囲で懸命に受け止めておられます。それが次への成長の糧となるのは明らかです。
だるまちゃんはお餅で長い鼻をつくっててんぐちゃんに会いました。するとすずめが飛んできてだるまちゃんの鼻にとまり、だるまちゃんはすずめをつかまえることができました。てんぐちゃんは「すずめがとまるなんて、だるまちゃんのはなはいちばんいいはなだね」とにこにこしてふたりはいつもなかよくあそびました。おわり。懐かしい絵本を私も拝見することができました。感謝。
こちらは第三園舎年長つきぐみクラス。毎朝登園後に今は折り紙を頑張っています。折り鶴や手裏剣など。折り方も難しく、丁寧に折り紙の角を合わせるのも気力がいります。
こちらは実習生担当の製作の時間に、季節の果物であるブドウ🍇をみんなで作りました。子ども達も楽しい取り組みの時間になったようです😊
色水用に~✾
庭の花や花瓶に飾った花が終わりそうな頃、今もたくさんの子ども達が並んでつくる色水あそび&ポプリづくり用にと入れておきます。
スターチス、庭のアナベルが枯れてドライになった花びら、5月のティユール(菩提樹)の花びらのドライ。
先日、お家のお庭の黄色の彼岸花(リコリス)を手に登園したHちゃん。花が少し過ぎているから色水にしても、とのことでしたが、いえいえとても綺麗なので花瓶に飾るわねと頂戴した次第。園長室で早速花瓶に飾ったところに、早、色水あそびの子ども達の姿が。今日は水曜日だからひみつの庭に行って色水づくりをしようかと声をかけたところ、ポプリがしたいとのこと。その子が言うには大事なわけがあってそのまま勝手口で作ることにしました😊 次にHちゃんもやってきてその彼岸花も使う!と花瓶を指さして言うので、いつものドライの花びらや葉っぱの上に一輪もらって黄色のリコリスを入れると素敵なポプリになりました💕
Aちゃんも入れたいと、、。みんなが黄色の綺麗な色に目を奪われてそっとサシェの最後に入れる姿がありました。
私も一つつくりました✾ リコリス、ハイドランジア、ラベンダー、マロー、ローゼル、ポンポン菊、テイカカヅラの葉など。森のドングリや木の実を中に入れてつくる子もいます。ひみつの庭で落ちている実や葉をつかってもきれいな色水もつくれます。
こちらは日本ではまだ珍しいフジバカマ ユーパトリウム”リトルレッド”。夏休みの間にほぼ花が終わってしまい先日思いきって短く刈り込みをしました。
アサギマダラの飛来を願いつつ返り咲きをしてくれることを願っています。花はドライフラワーとしての風情もあります。椅子の上にのせて。
そろそろお昼前。庭で子ども達と一緒にいると山盛りランチを年中のJくんが抱えてきてくれました。隣にいた年少のSちゃんと一緒に、ダイナミックに作られたランチを食べました。中でもスープはとても美味でSちゃんはニコニコ笑顔になってペロペロと(猫ちゃんのようなフリ)なめていました。
いよいよひみつの庭のブッドレアももうすぐ花が終わりそうで寂しくなります。この後に庭に入ると一頭の黒いチョウが飛来して吸蜜していました。
シロオビアゲハのようですがモンキアゲハのメスでしょうか? 大きな翅を広げながらあちこちに飛び移ります。
長い口吻を出して蜜を吸っています。ブッドレアはイギリスではチョウが好きな花として有名だそうで、娘の小さな頃に長野県蓼科で初めて出会ってから今も好きな花の一つです。園内のユズ、カラタチ、レモン、ミカンの木をみると今でも必ず小さなチョウの卵が見つかります。気温が低くなるとサナギは羽化せずそのまま来春まで越冬します。