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2021.09.25

9月25 日 (土) / ひみつの庭であそぶ“クロアゲハ”・外あそびSCENE(ひみつの庭/水曜)・ルリタテハ幼虫・ビオトープで観察🐡🦐(年少9/21)・ナス🍆でスタンプ絵画(年長9/24)


9月の青空のもと、思いきり駆けまわり転がります。緑と青空の間は子ども達だけの世界。すぐ横に開花中のブッドレアのまわりを舞うのはクロアゲハ。見つけた子ども達と駆け寄り、蜜を吸う様子をしばらく眺めていたのはついこの前のこと🦋

剪定したツゲのトピアリーから新芽が出てきました。子ども達の目線ではこんな景色なのでしょう。小さな子なら向こうは見えず迷路にもなるトピアリーの植栽。

こちらは水曜の外あそびの時間。7月から夏の間も満開だった夏アジサイのノリウツギ“リトルラム”。今なお満開で、枝が垂れて通路が狭くなってきましたが、剪定はせず敢えてそのままにしてあります😊

花の色は次第に秋色に変わりつつあります。この間をくぐったり、両手を上げて体を細くして通ってみたり・・・。それぞれに楽しんでここを通過する姿が見られます。

外あそびscene ~ひみつの庭~ 9/15(水)

“色水コーナー”

園長室にはじめに数名が集まりました。今まで通りだと列が長くなって、やがてギューギュー詰めにもなるからと、ひみつの庭の丸テーブルで色水づくりをすることにしました。最低限の材料を持って庭へ上がり、この日はすぐ後ろにたわわになっているヨウシュヤマゴボウの実を取って色水にしました。実を一粒袋に入れたら上から水を注ぎ、ビニールの上からそっと指で実をつぶすと綺麗なピンク色の色水がしみ出てきます。

ほかに紫、水色の出てくる植物性の材料は布袋にあります。Mちゃんは夏の間にお家で咲いていたキキョウの花の乾燥を持ってきてくれました。みんなの好きな紫色💜みんなで大事に使います!

その隣には昨年から森やお庭で集めてきたドングリが天日干しされています😊 クヌギ、アベマキ、コナラ、カシ、マテバシイなどなど・・。各種並んでいますね!さて、これを使ってなにをつくるのかなあ!😊

9/22(水)外あそび “色水コーナー”

この日は、伸びすぎて困ってしまうほどのテイカカヅラの枝葉と秋色がかったノリウツギを使って😊

ツルから葉を一枚ずつ手で外して準備中。透明の水も葉のグリーンやノリウツギのピンクがかった色が浮かんできれい!

いつもの要領で手際よく作っていく子ども達。この日はそこへもう一つ色水の材料が👆😊! お家で夏の間にたくさん咲いたアサガオの花の冷凍をtomomi先生が持ってきて下さいました💗 まあ、これはよい色が出そうです!

早速につくった色水。見て!              ぼくもつくる!

綺麗な色が出てきました。少しずつ色は濃くなっていきます。色水の中にふんわり夏アジサイが浮かんで揺れる様子が素敵💕

淡い色からビビッドな色まで。材料や水の量、ミックスするもので微妙に毎回変化するのが絵を描くように楽しいところです。

「うわぁ💕 きれいないろになってきた😊」 水色を作ったMちゃんですがスカートのエメラルドブルーが水に透け、さらに綺麗な色に見えます!

ひみつの庭の一番奥に開花中のサルビア“サリーファン”。 花が下にこぼれたものは勿論色水の中に入れる子ども達です。同じくひみつの庭の北側のメキシカンセージもつぼみをつけてきました。「もう蜜がなめられる😊?」と聞くのは昨年をよく覚えているお友達のMちゃん。もう少しね💜

ルリタテハ産卵の季節/ルリタテハ幼虫🐛

園内でもいろんなチョウが見られ今は産卵シーズンでもあります。園内のホトトギスの葉のまわりに飛来しながら産卵する様子も時折見られます。

こちらは年長のAちゃんの小学生のお兄さんKくんが、9/17(金)園長室に届けてくれたものです😊 ホトトギスの葉を一枚ずつ丁寧に水を含ませたものを入れて下さっていました。チラっと端っこに見えているのがルリタテハの幼虫です。

卵から孵ってしばらくの幼虫ですが、ルリタテハはなかなかの大食漢。食草の葉はあっという間に食べてしまうほどです。現在は学年に分けて育てているところです。

こちらは園長室外のホトトギスの花。そろそろつぼみが見えてきました。かじられている葉をそっと裏返すとルリタテハの終齢幼虫が見られます。なかなかドラマチックな姿ですがトゲは見かけだけで手にのせても大丈夫な子(幼虫)です😊

園長室の幼虫は数日前にすでにサナギになりました。サナギに何かが触れると左右にピョンピョンと体を動かすのでとてもユニークです。サナギの状態でもしっかり生きていることがわかります。羽化した成虫は黒っぽくシックな翅の色なのですが、中に綺麗な瑠璃色のラインが目立ちます。羽化するのが楽しみです!園長室玄関外のホトトギスの葉もかじったあとがたくさん見えます。幼虫はいずれもですが特にルリタテハの幼虫は食欲旺盛😊です😊✌

ここで、おさかな🐟🐟ニュース!
過日、年中クラスのMちゃんのお家が育てておられる白メダカと青メダカをいただき、現在各クラスに配置した水槽にビオトープの藻を入れて育てているところで、子ども達が毎日エサを与えながら観察をする姿があります。園のビオトープの黒メダカ(自然の川で生息している種)とは異なり育てやすく成長も早いので、藻に産卵する様子などもこれから見ることができるでしょう。楽しみです🐟🐟!

ビオトープで観察しよう!🐡🦐年少9/21(火)

秋の陽射しがきらきらと光るこの日、ビオトープの生き物観察に年少クラスがやってきました。ビオトープの水際にはたくさんのヌマエビの子どもが育っているところです。

少し動けばまだ残暑が感じられ夏の名残りの気候でもあります。先生からお話を聞いています。

ことりぐみから水辺にやってきました。haruka先生がミニバケツと網で、藻の周辺を泳いでいるミナミヌマエビをたらいの中にすくい上げます。

とても小さなサイズです。

カワニナの中くらいのサイズとヌマエビです。ビオトープや各クラスで育てているメダカとは違ったエビ特有の形をしているのがわかります。

きらきらと光る水面を見るとアカトンボのカップルが水面に産卵しているところでした。写真右上の方にその姿があります。その様子を次にきたことりぐみの子ども達がしばらく観察するひと時がありました。産卵のためにトンボが触れた水面には轍(わだち)ができています。

すぐ横にはヘンリーヅタが紅葉しかけているのも目に入ります。季節は確実に秋へとすすんでいます。

さて、たらいにたくさんのヌマエビが入りましたよ🦐🦐🐟

手で水をすくい、その中でヌマエビを泳がせられたら上手😊

旺盛に繁茂している藻も手でたらいに入れ、手で触れてみます。

気持ちのいい水辺は生き物のみならず子ども達も大好きな場所。興味津々で見ています。

隣接のらいおん壁泉に移動して観察を続けています。ヌマエビはクラスのメダカの水槽の中に入れて一緒に育てることにしました😊🦐大きさは同じくらいですが形、泳ぎ方が違うのできっと面白いでしょう。

お隣の築山では観察を終えた子が思いっきり走っています。ここも子ども達が大好きな場所。今が一番芝生がふさふさして気持ちのよい季節です。黄色のバケツに藻とヌマエビを入れて見ています。中でスイスイと泳ぐヌマエビ、見ていると楽しくなります😊

園庭に出ると年長クラスがマイ縄跳びで練習を始めていました。自分サイズにご家庭で合わせていただいた縄跳び。すぐには跳ばずに手で回すイメージ練習(この日はペアになって)から始めています。いずれ走り縄跳びでリレーができるようになるなど急がずに進んでいきたいです。

ある登園の朝。年長Aちゃんが手にしているのはきれいな赤いガーベラの花?いえいえ、実は調整してカットした縄跳びの残り紐の先が開いてお花のような形になったのだそうです😊! きれいなお花かと思いました😲💕 小花柄のワンピースにとても似合う「なわとびの赤いお花」でした😊

ナス🍆でスタンプ絵画(年長9/24)

1学期7月には何度もおナス🍆のお料理をして子ども達も大喜びでしたが、夏の間もまだまだおナス🍆はひみつの庭の畑で育ち、いよいよ実成りももう最後に近くなりました。面白いことに夏を過ぎて今はおナスの先が少し曲がり面白い形のものが出てきました。

そこで最後は調理ではくなく、おナスを使ったスタンプ絵画を楽しむことにしました。写真から見ても随分大きいおナスだとわかります。

きれいな断面でまだまだ食べられそうですが、少し痛みもあります。

大小さまざまにカットしたおナス🍆が並びます。それでは自由に筆で色をおナスにつけ、選んだ色画用紙に自分の感性でスタンプをしていきます。

こちらは青色をおナスの断面に塗っています。おナスに塗るのはどんな感触?

真ん中にまずポン!                  手にのせて緑色で。

じっくりと紫色をのせています。            こちらは黄色と緑色のミックスで。

ん~~おもしろい! 向きがいいですね😊 本物のおナスのよう🍆

おナスの葉っぱも使ってスタンプします。裏面の葉脈が突出している方に塗ります。

葉っぱに絵の具を塗るのはどんな感触? 丁寧に塗っていきます。色も塗り方も自由に試しながら・・

全面にきっちり濡れましたね~😊         形の違うスタンプを組み合わせて帽子つきてドングリみたい😊        

先の曲がったナス🍆の断面で左右にスタンプ。 畑に立派なおナス🍆が育っているみたい😊

断面にすべて絵の具が塗れたところです。さて・・

おナス🍆の丸い断面があちこちに散りばめられて・・

画用紙全面におナス🍆の断面でできた模様が散りばめられて・・。 葉っぱの押し型とおナスで描いているのは何でしょう😊

筆とスタンプの両方を使いながら。            スタンプで描いたおナス、チョウ🦋、葉っぱなどさまざま。

黙々と続けています。                 これはおナス🍆畑の再現のようです😊豊かに実ったおナス🍆🍆🍆

あ~~きれい!! たくさんの惑星プラネット、メタセコイヤのような木に地球がまわっている~🌎

黄色のくま🐻さんができあがってきましたね。毛がカールしてふさふさのくまさん🐻かな。  お話の世界のようなスタンプの絵ができましたね😊

全面に細かなおナスのスタンプ模様が完成! 

真ん中の小ぶりなおナスが愛らしいね💜 水ナスのような😊 紙面の余白にリズミカルなおナス🍆のスタンプが完成!

紫が好きなMちゃん。最近はエメラルドグリーンがお気に入りカラーです💚 きれいよね😊 花びらはおナス🍆を放射線状にスタンプして花びらに。このあと気がつけば2枚ほど作りました!

コツコツといろいろな形を試しています。並び方も自由に😊

鳥の目のように見えたり、トンボの目のようにも見えたり・・😊 おナス🍆の葉っぱの葉脈がきれい写りましたね😊 

思ったままにスタンプをして、出来上がったものを見て想像してみるのも楽しいものです。

おナスの畑にチョウが飛んでいて横には草も生えている。太陽も横から光っていて・・。想像の翼を羽ばたかせてイメージの世界が広がります。

これはね・・と指をさしてお話ししています。チョウ🦋、うさぎ🐰などもいます。

葉っぱの裏面に色付けしたもの。根気よく塗ってスタンプしました。ほぼ完成しましたね😊

特徴的なおナス🍆にチョウ🦋、手形も入り力強いスタンプ絵画が出来上がりました💚たくさんイメージしてお話していたSちゃん😊

手形をしたから手が緑色のグローブをしたような手に😊

豊作のおナス🍆🍆がなっている姿が再現されました😊

おナスの中にいろんな色が混ざったグラデーションナス🍆の色が綺麗ね!

おナス🍆畑の上をキチョウが飛んでいるようなイメージかしら😊

グリーン系と黄色で楽し気なスタンプ画に完成😊

ポップでリズミカルなスタンプ画に出来がりました💛💜💚

外あそびのあるscene(年長)

二学期はじめから少しずつみんなで考えていること。それはアリ🐜を身近で観察してみよう!ということで、クラスで巣作りの様子などを観察するための容器づくり、そして砂の粒の大きさが違う容器を準備し終え、いよいよアリを園内で探しています。

いろんな大きさのアリがいるよ!🐜🐜          この苔のへんにもいるかな?

そんな合間に園長室にくる年長のOくんとSちゃん。図鑑の上の小さな容器には土が入っていて、中にはお砂場にいたというカナブンの幼虫に似た小さな幼虫が。図鑑で一緒に調べると一番小さなチビクワガタの幼虫だとわかります。カブトムシと同じくサナギになる前には蛹室(ようしつ)をつくるので、それ以降は触らず動かさないなどを話しながらしばしのお話タイムでした。園長室の勝手口にて。

この度、雨の日の通園レインコートを今までと同じ国産生地で、新たな国内工場で生産していただくルートが確立し、大切な話し合いの場が持てたことに感謝の週末でした。来年度用としては新入園児保護者会(3月)前に完成品を納品していただくことになります。
快晴の青空が広がります。爽やかな秋晴れの気候が長く続きますように👏

2021.09.13

9月13日 (月) / ひみつの庭で・二学期スタート・園内通信


  <ナミアゲハ(夏型)>                   <イナゴ>

子ども達の登園を待つように、ひみつの庭に飛び交っていた生き物。ほかにもアオスジアゲハ、ミスジチョウなどが一緒に乱舞していました。春の幼虫が夏の間に羽化した夏型アゲハは春型よりも体が少し大きく、翅の色はキアゲハのように黄色くなりとてもよく似ているため見分けがつきにくいのです。体の中心に縦筋があったこちらはナミアゲハ。キアゲハは体の中心に筋がありません。

カメラを向けていると、チョウが吸蜜している“ブッドレア”の木を横切り、向こうの草むらへ目にも止まらぬ速さで飛んでいったものがあります。何だろう..?

近づいて目を凝らし葉の中を見てみるとバッタとよく似たイナゴでした。イナゴはバッタと同じバッタ科の昆虫でこちらも区別がつきにくく、イナゴはのどに突起があるのでバッタと見分けられます。そしてバッタは鳴きませんが、草むらには鳴く虫もたくさん潜んでいて特に夜は虫の大合唱になります😊

芝生の築山にはすでに大型のショウリョウバッタが育っていて、何匹もがピョンピョン飛び交い思わず踏んでしまいそうになります。水辺のビオトープにはアメンボがスイスイ泳ぐ中、アカトンボ、シオカラトンボ、イトトンボの集う姿が今も見られます。カラフルメタリックカラーのタマムシが飛ぶ姿にも出会えます。9月はみんなで生き物の観察がとても楽しみです😊
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本日9月13日(月)。子ども達の到着を待っている間、二学期はじめの朝一番にまず出会ったのがハンミョウとヒカゲチョウでした。それらが目の前から移動していった頃、子ども達の声がお山の上に近づいてきました😊さあ、懐かしいお顔が大勢お山の上に集まりました。

朝、それぞれのグループに分かれてお山の石段を上がってきた子ども達。地域の各グループ集合場所から歩いての登園。白川通り一乗寺、修学院方面から第6グループ、第1グループと続いて到着です。

朝のご挨拶では、子ども達一人ひとりが一度ずつ、心をこめて丁寧にご挨拶を交わすことができるようにと思っています。朝集合のグループ先や登園後のクラス内での全体のご挨拶も同様ですが、大きな声だからよいのではなく、今日もお母さん、お父さんに見送っていただき元気に幼稚園に来ることができたこと、大切なお友達に今日もまた会えたことを嬉しく思いながら、心を込めてご挨拶ができるように。今朝は子ども達がとても落ち着いていて、久しぶりのご挨拶を一人ずつと交わす中、夏休みの間の成長が手にとるように感じられた嬉しい日でした。見るからに背が伸びてすらりと大きくなった子もあり、日に焼けた体と笑顔の瞳の中に、二学期に向けてのエネルギーをたくさん蓄えているようでした😊✌

石段を上がる足取りも軽やか。ご挨拶をしたらお庭を通って各クラスへ向かいます。

銀閣寺方面から到着の第4グループ、そしてヴィアトール教会から上終公園、白川通りを経て通園する第2グループも、足取り軽やかにお山の上まで上がってきて到着です!

銀閣寺から旧白川街道を通りバプテスト病院横の坂道から上がってくる第5グループも到着。足取りをご覧下さい!どの子もしっかりと一段ずつを踏みしめて上がってきました。先生も一緒です😊こうして毎日、お家の近くから平均約30分~40分の道のりを毎日自らの足で歩いての登降園を重ねます。

ひみつの庭の奥に植えたサルビア“サリーファン”。横にはヨウシュヤマゴボウの実がたわわになっています。また色水にも使えますね🍇😊 通称みちおしえの夏の虫ナミハンミョウの姿もまだまだ見られますよ。どこかに必ず何かがいるよ!今日も虫かご片手に自然観察でした。これから秋に向けてお山の自然の中で楽しく過ごしていきましょう。

青々とした芝生の築山と草間のある築山。寝転がって空を仰いだり、鳥の声を聞きながらバッタの姿を追います。右上写真は水生植物と水生生物が生息するビオトープ。私も今日、普段滅多に見られない生き物(?!)にビオトープで出会いました👆ちょっとここでは言えませんが・・😵🌀 今の時季は、黒メダカの子が泳ぎ、孵化したヌマエビの子ども達が水辺の淵にびっしりと育っているので、水辺の生き物観察にはもってこいの時です。あっという間に時間が経ってしまうほど😊

始業式終了後、全員が時間差でお庭あそびを楽しみました。ひみつの庭に春に植栽したイングリッシュオーク(イギリス楢)はすでに素敵な形の実をつけています!こうして本日はお天気に恵まれ、無事二学期スタートの日を迎えることができました。コロナ禍にあり、子ども達の健康に注意しながらご家庭と園が一つになって力を合わせ、元気に二学期を過ごしてまいりましょう。今学期もどうぞよろしくお願い致します。
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本日は園内通信「お知らせ27」をご家庭にお出ししました。
内容は、
◇ 新型コロナウィルスに関する注意点とお願い
◇ 園児名簿関連
◇ 台風14号について