2007.09.13
9月14日(金) / “マントカラカサタケ”が出現・絵が好き!・突然の雨・園内通信
<マントカラカサタケ> ハラタケ科 ~大きなキノコが見られてよかったね~
学名 Macrolepiota sp.
一昨日水曜日のお昼頃、ふと見えたのは巨大キノコ。高さは30㎝はあり、傘の直径は15㎝以上はあります。今まで何もなかったところに突然出現したキノコにはみんな驚きました。先生たちも、思わず驚きの声をあげました。やっぱり秋、キノコの季節です。昨日から、草間にツチグリ(これも面白いキノコです)を食べるダンゴムシを追いかけていた子どもたちも、目線の先にある大きな白いきのこを思わず目にして、キョトンと眺めています。
昨日のお帰りの時には、年少クラスちゅーりっぷ組さんたちが全員出てきて、大きなキノコを先生と一緒に観察していました。早速名前が知りたくて、三冊のキノコ図鑑を調べましたがすぐには見つかりませんでした。食用キノコの「カラカサタケ」と酷似していますが、微妙に違います。やっと調べ当てたら「マントカラカサタケ」でした。食べられるきのことのこと(食べませんが)。傘の部分は、フライにしたり、オリーヴオイルとガーリック,塩こしょうで調理すると美味しいそうです。柄(茎)は案外固くしっかりしています。
このお山には、春から秋にかけていろんなキノコが出てきます。変わった形をした珍しいキノコとしては、春のアミガサタケ(いつかフレンチに出てきました),初夏に竹やぶに生え優雅に白いスカートを広げたようなキヌガサタケ(北京料理のスープに使われていました),夏~秋のツチグリ(海のヒトデの上に丸いお団子を乗せたような面白い形で、子どもたちは上に小さく開いた穴の部分からシュッシュッと胞子を煙のように出して遊びます)などがあります。
秋は森を歩くといろんなキノコに出会えます。ポケット図鑑を片手に、おにぎりをもってハイキングなどはいかがでしょうか。
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【描くのが好き】
お外遊びに行く前に、園長室の入口で鉛筆と紙を借りてさらさらと昆虫の絵を描いていく年長クラスのYくん。昨日はタマムシ、今日はクワガタを描き、最後に色鉛筆でさっと色をつけて仕上げます。描く場所や描くフォームにこだわりがあるようで、自分流に仕上がったらお外に走っていきました。
カマキリやバッタを見つける子,コガネムシやカナブンやダンゴムシを見つける子,お気に入りの昆虫図鑑を石段に座って真剣に見入っている子、みんなそれぞれに秋の虫と夏を惜しむツクツクボウシの声を聞きながら楽しく過ごしています。
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【突然の雨】
本日午後2時、降園間際から何やら怪しげな黒雲が広がり始め、急ぎ足で下りるお山の道中で大粒の雨が降り始めたかと思うと、雨が川のようになって道を流れていく久しぶりの大降りに見舞われました。これほどの雨は珍しく、お馴染みの送り迎えグループの先生やお友だちと一緒とは言え、突然の天候の変化に子どもたちは心細い思いだったことでしょう。しかし、大人の誘導にしたがって思いの外泣く子もほとんどなく、落ち着いて安全第一で待機しつつお山を下りることができました。レインコートも雨を通してしまうほどでしたが、そんな中、多くのお母さま方のお迎えのご協力をいただきまして有り難うこざいました。お風邪などひかれませんように、お家でごゆっくり大事をとって下さいますようお願いします。
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本日は、園内通信「お知らせ49」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 入園説明会に向けてのお声かけ・ポスター掲示などご協力のお礼
◇ 園児募集ポスターについて
◇ 原稿ご協力のお願い
◇ 写真代について
◇ 住所変更のお知らせ