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2007.09.21

9月21日(金) / 紫式部・美しいお干菓子・園内通信

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  <ムラサキシキブ>  クマツヅラ科   原産 日本
                 学名 Callicarpa japonica
                    (Callicarpaは、ギリシャ語で「美しい実」の意)
夏の間、淡紫色のたくさんの花をつけていた「ムラサキシキブ」。これは、娘が幼稚園の頃に園芸店で見かけ、一株だけ購入して一緒に植えた木です。場所が場所だけにそう大きくはならず、しかし毎年必ず紫色の美しい実をつけてくれます。平安時代の紫式部を連想してつけられた名とのこと。よく似た種類に、山に自生する「ヤブムラサキ」、実がムラサキシキブよりもボール状につく「コムラサキ」、そして異変種の「シロシキブ(白式部)」などがあります。
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          【園の賑わい】 祇園 鍵善さんのお干菓子
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秋の気配を感じると、ほっと温かいお茶に甘いお菓子がいただきたくなります。昨日はお彼岸の入りでしたので“おはぎ”をいただきました。おはぎは、小豆の粒をこの季節に咲く萩の花に見立てたものだそうですが、確かに毎年この時季になると、園内のあちらこちらに萩の花が可愛らしく咲いています。
和菓子の世界はとても深く美しく、ひとつ一つのお菓子の奥にある京都の歴史,文化,知恵に触れられるその芸術品としての素晴らしさに感動します。
お干菓子と言えば、個人的には来客時などに銘々皿の和菓子の横に飾ったり、昔、茶道のおけいこの時によくお茶請けに使われていました。お干菓子には幾つもの種類があり、四季折々の植物がかたどられた一つずつを手の平にのせて、愛でながら楽しめるお菓子だと思います。
桜,青楓,流水,桔梗,菊,どんぐり,すすきなど・・・。箱の中に賑々しく描かれた自然植物の絵の詰め合わせのようにも見えます。落雁(←らくがん。餅米が原料の極みじん粉に、砂糖,蜜を入れ木型で抜いてつくる)・和三盆(←わさんぼん。香川県,徳島県で伝統的に生産とれている砂糖の一種。製造工程が複雑で製造時期も限られる為、最も高価な砂糖)・干錦玉(←ほしきんぎょく。寒天を使った外はカリッと中身はゼリー状のみずみずしいお菓子)・生砂糖(←きざと。寒梅粉という細かな粉に砂糖と蜜を合わせて練り型抜きをする。薄いため、イチョウや松葉などの葉ものがよくつくられる)などなど、それぞれに違ったお味と食感があります。いつまでも眺めていたい美しさです。
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本日は、園内通信「お知らせ52」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 運動会母子競技について
◇ 役員・誘導係の再募集のお願い
◇ 総合練習について
◇ 今月末のお帳面のお預かりについて

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