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2015.05.14

5月14日(木) / アレンジメントフラワー・すべり棒(全園児で外あそび)・園内通信

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  <アレンジメント花>

色とりどりの花がぎっしりと詰め込まれたアレンジメントフラワー。バラ、カーネーション、トルコキキョウ、デルフィニウムなど、花のバスケットになっています。5月のバラが咲く庭の中央に置いてみると、いっそう色鮮やかに映ります。娘が母の日に贈ってくれたもの。有難う!
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全園児・水曜日お外あそびの一コマ(昨日5/13)
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前日に台風6号が去り、朝から青空の広がる快晴のお天気となりました。朝の園庭は各グループの登園を待って、学年ごとにテーブルが出ています。いつもなら、登園後はまず各クラスに入り、カバンを下し帽子をかけ、出席カードにシール貼り、タオル、スモックを所定の位置にかけながら朝のお仕度をしています。昨日は各グループがお山に到着したらそのまま園庭まで行き、園庭でお帳面シールを貼り、お家からお持たせの連絡カード、変更届、持ち物などを出して所定の入れ物に入れました。毎朝のお仕度がいつもながらの習慣として身についてきた新入園児さんも、こうしてお庭でお始まりをすることができるようになりました。水曜日は心ゆくまで、好きな場所で、好きなあそびをする日です。
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さてさて、一番早くに到着したのは第5グループさん。各学年ごとのテーブルに行きおカバンを開けます。こちらは年少児Sくん。
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「今日はどのシールにする?」動物くんシールからお気に入りを選びます。シールを貼ってカゴにお帳面を入れました。気がつくと他のグループも大勢到着していました。みんな自分の場所に行って朝のご用意をします。
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一連のご用意ができたら「もうあそべる!」ととても嬉しそう。お庭のあちこちに思い思いのあそびのコーナーが展開しますが、こちらは斜面を利用した人気のすべり棒。暫くあそんでいると年長児さんがやってきました。HくんとHちゃん。上からすべってくる年少児Uちゃんの安全を考え、Hくんは上まで迎えに行ったあと、横に付き添いながらゆっくり歩いて下りてあげます。「優しくしてあげられるね」と言うと「ぼくが面倒みてあげないと」と責任感と使命感に溢れた言葉が返ります。上から年少児さんがすべってくるのを、親切な年長児さん二人が下で待ち構えています。
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下まですべってくると、Hちゃんもまるでお母さんのように優しい笑顔で迎えます。次々とすべってくる年少児さん。Nくんも気持ちよさそうにすべってきます。
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上から一緒に下りてあげるシーンも。何だかすっかり先生のようですね。 Rちゃんもスピードを上げて何度もすべって楽しんでいます。
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4人連結で勢いよくすべってきた年長児の女の子達。笑顔がキラキラ輝いています。次から次へとすべってきます。上には長い列ができています。
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すでにお気づきでしょうか。左端にずっと遮断機のお役目を自らかってでている年少児の女の子Tちゃんの姿があります。私に代わり、いつの間にかカンカン役をしてくれました。はじめは右手を真上にあげてキリリとお役目を担っていましたが、一度場所を離れ、ちょうどよい棒を見つけて再び台にのぼり、遮断機付きのカンカン役を凛々しくつとめている様子です。
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上から年長児のお姉さん達がジェットコースターさながら賑やかに下りてきますが、すっと垂直に手をあげてお役目に専念する姿が何とも言えません。一生懸命且つ無言なので余計に微笑ましく思われます。思わずカメラでパチリ。
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未就園児さんの頃からすべり棒にトライしていた年少児Aくん。今では気持ちのよいスピード感でスーっと上手くすべっています。本人もとても気持ちよさそうです。2本の鉄棒をまたいで座り、バランスを上手く保ちながらすべらないと脱落してしまいますが、繰り返し練習し楽しむことで体のバランス、集中力やスピード感が楽しめる人気のあそびです。

私はこの後、雲梯、固定鉄棒コーナーに移り、次々とやってくる園児の頑張りを応援しました。私自身が幼稚園の頃に鉄棒が大好きで、連続前まわり、連続逆上がり、また鉄棒の上で連続お座りまわりや足かけまわりなど、あらゆる鉄棒あそびを考案しながら楽しんだ時期がありました。足かけまわりは鉄棒に足をかけ両手で鉄棒を持って回転するのではなく、鉄棒にかけた片足(右足)を、鉄棒の下から両手をまわして膝の前で外れないように組み、そのまま勢いをつけて何回でも回転しました。もう片方の左足は空を蹴りつつ右足を軸にして回転するのが面白く、やがて膝の裏がすれて痛くなりました。対策として鉄棒にタオルやカーディガンを巻き、膝の内側が痛くならないよう工夫しながら、できた喜び、達成感をお友達と共有してあそんでいました。

園庭の鉄棒以外にもっとチャレンジする場所がないかと、父があちこち探し回ってくれたことも懐かしい思い出です。結局、普段は幼稚園の固定鉄棒で毎日練習し、土曜日の午後は必ず、当時御所の中にあった公園(現在はない)で父と思いっきり走る、父に支えてもらいながら高く大きな雲梯を端から端まで行く、のがお決まりの楽しみでした。最終的には自宅の庭に父が大型の鉄棒を作ってくれました。体を使ったあそび、特に鉄棒や雲梯は、チャレンジする気持ちに成功体験が重ねられ、達成感が心身で会得できる恰好の手段です。

園では今のところ、数名の年長児が雲梯を端から端まで進むことができますし、中には更にUターンして戻ってくる身軽なRくんの姿もあります。雲梯は、自分でできそうな子は2つ目でも3つ目目でも自らトライする、できない子は抱えてあげて、子ども自身が腕の力を使って先へ先へと進むことをイメージさせてあげると、できるようになった時の疑似体験ができやる気が生まれるようです。鉄棒はこの日、逆上がり連続2回ができた子がいました。是非、子ども達のチャレンジ精神を引き出しつつ、できた!体験をいくつも重ねられるよう応援したいと思います。
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本日は、園内通信「お知らせ22」をお出ししました。
内容は、
◇ カプラ教室について

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