2007.11.07
11月7日(水) / 木の実や落ち葉で作るかんたんポプリ・鳥のお客さん・今日に感謝・園内通信
<かんたんポプリ> ポプリ=フランス語 pot-pourri が語源
ほんとうのポプリは、すべて干して乾燥させ、最後にお好みのエッセンシャルオイルを振りかけて1~2ケ月間暗い場所で発酵させてから使いますが、これは昨日、「山の学校しぜんクラス」で子どもたちと一緒にお山の材料を集めて作った、即席ミニポプリです。子どもたちも一皿分ずつ、花,木の実,葉っぱをとりどり拾い集め、最後にみかんの皮を添えて完成させました。
今、この季節、自然に色づけられたお庭の葉のグラデーションは一枚一枚がすべて異なり、真っ赤,オレンジ,黄色・・・などなど、目に入った落ち葉を手に取るたびに、心がワクワク浮き立つ思いがしてきます。
この小さなポプリの中には、サクラ,ミズナラ,クス,ムクゲ,スギ,ドクダミの葉、そして濃ピンクのセンニチコウ,アジサイ,オオバヤシャブシの花、メタセコイヤ,コメツガ,ヒマラヤスギの松ぼっくり、クヌギ,マテバシイ,シリブカガシ,アラカシのどんぐり、最後にみかんの皮・・・、こんなにたくさんの植物が詰まっています。眺めているとつい嬉しくなります。
みかんの皮の香りもありますが、最後にマンダリンオレンジの果皮油(エッセンシャルオイル)を数滴落としました。暫くの間、楽しめそうです。
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【フリー参観日一日目 月ぐみ園舎内に来た朝のお客さん】
<名前は何だろう?ウグイス科の鳥かな?>
「おはよう!」と、あるグループの子どもたちが元気に到着した5日の朝。元気に走ってお部屋に入っていった後すぐさまUターンで戻ってきて、『せんせいせんせい、お部屋に鳥が入って飛び回っているよっ』とのことで、すぐさま虫取り網を手に月Bに行くと、窓のカーテンの奥に入って飛び立てなくなった一羽の可愛らしい鳥がいました。驚いて動けなくなっていたので、網に入れて上から手で体をつかみ救出しました。虫かごを使い慣れたGちゃんが、すかさずケースを開けてくれたので、暫くだけ観察させてもらうことになりました。ふと横を見ると、既に鳥図鑑を手にしたGちゃんがページをパラパラめくって調べてくれていました。全体が褐色で目の上に白いスジがあります。お山では、春だけではなく夏の間もずっと鳴いている「ウグイス」の種類のようですがはっきりわかりません。緑がかったり褐色のものも多く、ウグイスの仲間は見分けるのがなかなか難しい鳥です。
「今日はお母さん達が来られるから、きっと鳥さんもみんなを見に来はったのかもね!」と、tomomi先生。あと、みんなでお山に返してあげたそうです。朝の嬉しびっくりのひとときでした。
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【今日のことすべてに感謝】
秋の一日が暮れました。人生は旅にたとえられることがあります。旅の途中でさまざまな人たちと出会いそしてまた進んでいきます。短かな今日一日を振り返ってみても多くのことがありました。また多くの方と言葉を交わしました。
朝のはじまりから出会うのは子どもたち、先生方、そして配達の方や課外教室の先生、お電話でお話した方、懐かしくなって久しぶりにお山を訪れてくれた小学生のYちゃんTくんKくん達、そして幼稚園と山の学校の保護者の皆さま、大事なお手紙を下さいましたこと、すべての方に感謝の気持ちです。
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本日は、園内通信「お知らせ65」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 第5回ふれあいサタデーのご案内