2016.09.06
9月6日(火) / ミソハギとキタキチョウ・水あそび記録(9/5)
<ミソハギ> ミソハギ科 学名 Lythrum anceps 和名 禊萩 原産地 日本,東アジア
<キタキチョウ> シロチョウ科 学名 Eurema mandarina
分布 世界的に広く分布。国内は本州(秋田,岩手県以南)、四国、九州、南西諸島
ミソハギはお盆の頃から咲くので盆花(ぼんばな)、または精霊花(しょうりょうばな)とも呼ばれ、昔、禊(みそぎ)に使われたことと秋の萩の花に似ていることから名付けられた名前です。国内の川辺、湿原などに生えますが、園内ではひみつの庭のビオトープの中ほどに水生植物として群生し、ヤゴがピンク色の穂状の花の上まで上り羽化する場所となったり、他にひみつの庭の内外に普通に植えてみたものが根付いています。
そのミソハギを吸蜜しているチョウ(上写真)を、園内で子ども達は一般的な名前でキチョウと呼んでいますが、従来キチョウとされてきた種はキタキチョウ(本州~南西諸島に分布)とキチョウ(ミナミキチョウ、南西諸島に分布)の2種に分類されることになりました(2005年より)。本州に分布するのはキタキチョウ(吸蜜植物ハギの仲間)とツマグロキチョウ(吸蜜植物カワラケツメイなど)ですが、キタキチョウかツマグロキチョウかを見ただけで判断するのはとても困難です。ただし、キタキチョウはミソハギも吸蜜するため、ひみつの庭にやってきたこちらの写真のチョウは「キタキチョウ(秋型♂)」ということになるでしょう。
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昨日9月5日(月)記録 水あそび(年少クラス)
昨日のこと。台風12号は幸い熱帯低気圧に変わりましたが、昨日朝は台風到来を前に夏に舞い戻ったかのような天候となり、額や鼻の上に汗をかいて子ども達は園に到着しました。そして早速、水着に着替え各学年が壁泉プールで水あそびを行いました。
まず園庭で準備運動を十分にしました(年少児クラス)。
ぐるりとウッドデッキに腰かけて、手で水をすくって~~、パーッ!😊
昨年の年長児が植えたパープルカラーの小さなブッドレア。 お水が気持ちいいよ~。
思い思いに水あそびタイム。 「楽しいよ~」ってニコニコ笑顔のAちゃん。
「ほうら、こんなのできるのよ」とKちゃん。 暫く自由タイム。
「あっ、でてきた😊 ライオンさんのお水!!」 この後、一人ずつ流水で水あびをしながら通過しました。
年少児さんが水あそびを終えました。「楽しかった」と目の前の今を思い切り笑顔で楽しむ(生きる)ことができる子ども達は輝いています。私達大人もそうありたいものです。年中児は年少児の前に、年長児はクラスの活動ののち最後に水あそびを楽しみました。