2017.01.26
1月26日(木) / ニホンスイセン🌼・冬のお庭にて(1/25記録)・おゆうぎ練習と三宝づくり一日目(年少クラス)・園内通信
<スイセン(ニホンスイセン)> ヒガンバナ科 原産地 地中海沿岸地方
学名 Narcissus tazetta L. var. chinensis
真冬の最中にも確かに春が近づいていることを教えてくれるニホンスイセン。こちらは切り花ですが、お山の中ではあちこちの隅っこにそっと開花している姿も見られます。
水仙の日本三大群生地の一つ、兵庫県淡路島の灘黒岩水仙郷(なだくろいわすいせんきょう)は、山から海に続く45度の急斜面一帯に500万本もの水仙が咲き誇ります。野生種の香り漂う水仙郷に、いつか行ってみたいものです。
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お庭にて(昨日1/25(水)記録)
昨日水曜日の朝はうっすらと雪が舞い降りたようでした。ひみつの庭のビオトープ、スイレン鉢は結構分厚い氷が張っています。それを見つけた子ども達は手で触って確かめています。
ずっしりと重たい睡蓮鉢の氷が取れました。子ども達は自然の変化に敏感に気づき、すごいなあ!どうしてだろう?と触りながら確かめていました。
ひみつの庭を入ったサークルチェアはそんな自然観察の場所になったり、仲間と集うコーナーになります。
「ほうらみて!」雪を固めてつくった氷玉。冬の今しかつくれない手の平の白い玉。笑顔で見せてくれました。
ビオトープもうっすら氷が残っています。ここにこの氷があったんだよ、と氷のかけらを手に。
裸眼で近づいてよく見ると、六角形の雪の結晶が確かに見えます。フリース地、またはウール地の黒っぽいセーターの上に落ちてきた雪をよく見ると、結構鮮やかに雪の結晶が見えることがあります。デジカメで拡大してもよいでしょう。冬間は昆虫が姿を隠していますが、子ども達はきっと何かに会える、と信じて探します。また、ひみつの庭の外のコンポストは秋から冬の間の落ち葉が山盛り状態です。ずっと底の方にはカブトムシ、カナブン、コガネムシなどの幼虫が確かに生息していますが、子ども達とシャベルを手に掘り進めてみても冬場はなかなか幼虫には辿りつきません。上手く幼虫に出会えたら、と思いつつ掘り続けました。そこへ年中児Aくんが「せんせい、きて。たしかトラマルハナバチがいたとおもうんだけど・・」と呼びにきました。
コンポスト前からはるばる手を引かれて行ったところは、そこは二本のすべり棒でした。「こうして、こうしてすべっていったときに、たしかトラマルハナバチがみえたんだけど・・・、どこにいたかわからなくなった」と真剣に探しています。この冬の時季にハチがいたのは珍しいこと、と私もすべり棒を滑りつつ下までいくこと数回^^。
「あっ、いた。ここだ、これだよ」とAくんは確かに滑りながら目にしたはずの虫をタイヤの隙間に見つけ指をさしました。
近づいて見ると確かに何かがはさまっています。でも、すべり棒をすべりながらこれが「トラマルハナバチ」だと言うのが、微笑ましいを通り越してスゴイ!と思わざるを得ません。しぜんのめがねを持つ虫博士Aくん。
早速、一緒に園長室前に戻り図鑑を広げ「ハキリバチ、ミツバチなどのなかま」が載っているページでを共に確認。手の中で潰れかけているハチですが、幸い何とか原型は留めていました。トラマルハナバチ 地中のネズミやモグラのあなに巣をつくり社会生活をします。とあります。そして確かにトラマルハナバチのメス♀にお尻の形がよく似ている、ということになりひとまず一件落着。巣をつくろうとしてタイヤの間にはさまってしまったのでしょうか?
春夏に生きているハチなら手に取り観察することは叶いませんが、冬に見つけその姿を観察することができたのは嬉しいことでした。生き物が姿を現す春夏がまたこれから楽しみです。 続いて手の平にのせたのはレースのように葉の葉脈が残ったもの。これも冬によく目にするものです😊
ここにもあるよ、と続いて探しています。 裸眼で雪の結晶を見つけたら虫メガネで拡大してみるとわかりやすいです。もっと大きな虫メガネならきれいな結晶がもっと鮮明に見られるでしょう。
子ども達は目がいいのですぐに結晶を見つけていました。虫メガネもなかなか上手く使っています。雪を肌で感じ、雪と戯れる今年の冬。冬のしぜん観察の方法はまだいろいろあります。年少児が植えたクロッカス、年中児が植えたチューリップの芽もだいぶ伸びてきました。今しばらく冬の季節を満喫したいものです。
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おゆうぎ練習と三宝づくり一日目(本日の年少クラス)
1月半ばより各学年が発表会練習をスタートしています。先日訪問した年長クラスはほぼ受け持ちのセリフを一人ずつが覚えられている段階で、次の立ち稽古に入っていました。なかなか皆しっかりと覚えているので、あとはいつも大きな声を出して自信を持って発表できるよう取り組み中です。年中クラスも歌とともに受け持ち楽器を手に、リズムバンド練習が日々進んでいます。クラス一つになり心をこめて歌えるように、また両クラスとも歌の三番目の歌詞はみんなで作詞をして歌うことになりました。二曲目のマーチ曲は威勢よくリズミカルな曲(百年祭マーチ)。そして、年少クラスおゆうぎも各グループとも半分ほど覚えたところで毎日頑張っています。
一曲ずつ2グループがおゆうぎします。今日はちゅーりっぷぐみを訪問し、覚えたところまでを見せてもらいました。
練習風景を見ているとさすがに一学期からの成長を感じます。手に持つものも今は練習用ですが、どの子も喜々として取り組み、何せ楽しく踊っています。
最後はお互いの曲をみんなでおゆうぎして楽しみ、ぐるぐるとお部屋を走って、ヤー!!とポーズを決めて終わり。
三宝(豆まきの入れ物)づくり
節分のお供え物を入れるための三宝を毎年つくり、2月3日の豆まきに備えます。今年は色画用紙等で折ってつくるのではなく、紙コップに色付けをして、次に鬼のお顔を取りつける(明日27日)予定です。まずは本日の取り組みをご紹介します😊
クレパスで下書きをし子ども自身の感性で色をつくってコップに描きました。早春の色を思わせるさわやかな色合いです。
椅子テーブルにして集うスタイル。自分のお椅子にクレパスと紙をのせて紙コップに自由に描いています。曲線のカーブに好きな色のクレパスで思い思いに。
クレパスで描いたら上から絵具で塗っていきます。
選んだどの色も鮮やかに映えます。 コップの中まで塗っちゃいます。
お皿の上のどの色を筆で塗ろうかな? 「つぎはぼくにかしてね」順番を待ち、交代で使うのも気持ちよくできます。使いたい色が遠くにあると椅子を持って移動します。
鮮やかにクレパスで描いた上から青を選んだRちゃん。 Hちゃんコップの中もペイント中。
春のお花の上から黄色で塗ります。 青が入りぐっと引き締まる色合いに。
こちらは細かな絵が描かれたコップになりました。 底まで青を塗るよ!子ども達が考えたまま自由に色をのせています。
クレパスで予め描いた黄色が好きなピンク色を弾く様子がいいね。
すっきりとこちらもきれいな色合い。雲に光が射しているかな。 Kくんにインタビューしたところ、冬の海だそうです。冬の海と土(陸?)と言っていたと記憶しています。
さてこちらはまた力作! まるでイタリアのマーブル模様のよう😊
赤、オレンジ、水色の融合。世界地図かな。
まるでイタリアのムラノガラスのよう😊
明るい赤に黄色は魔除けの色とか。
お顔?キャンディー?かな。コップの底は緑色に。
多色使いで素敵な容器に。
冬休みの思い出の絵(同年少クラス一部ご紹介)
こちらは冬休み明けにみんなで描いた思い出の絵。お母さんとお出かけしたこと、家族で楽しく過ごしたシーンなどなど、思い出して描くのはみんな笑顔の自信作。そう言えば、本日見たところ、子ども達のクレパスがよく使用して減り、クレパス画を一年間楽しんだことが伝わってきました。今学期末にはクレパスのバラ注文など、来年度に向けて保育用品を補充していただく「お知らせ」を3月半ば頃お届けします。
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本日は、園内通信「お知らせ75」をお出ししました。
内容は、
◇ 子ども達の健康について
◇ 豆まきについて
◇ おやまのミニミニ幼稚園のお知らせ
◇ 山びこクラブについて
◇ 小学校入学説明会及び半日入学の日のお帰りについて(年長児)
◇ こども総合保険のご案内
◇ 園児名簿関連
◇ お忘れ物について