2009.06.15
6月15日(月) / ヤマアジサイ・“お掃除隊”その後~・ヨツボシホソバ・園内通信
「三室戸寺にて」
<深山八重紫> ユキノシタ科 原産地 日本
学名 Hydrangea serrata f.Miyama-yaemurasaki
咲き始めは青色ですが、だんだん濃い青から紫がかった美しい色に変化します。土質により、アルカリ成分が強いとピンク色にもなります。
これは、山紫陽花の種類の「ミヤマヤエムラサキ」。山紫陽花は、西洋紫陽花にくらべると小ぶりで清楚なイメージがあります。この種は、京都府北部の周山街道を若狭~小浜方面に向いた美山町「堀越峠」で発見されたのだそうです。堀越峠周辺では、今でも自生しているのかしら?
是非一度、実際に訪れてみたいところです。
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【年長お掃除隊!】
本日は、爽やかな晴れ間のもと各学年ともたくさん外遊びが楽しめました。過日、ご紹介しました年長児「お掃除隊」は、今も活動が続いています。今日、はじめにメンバーから声がかかった時には、ちょうどお弁当のお茶を沸かしている最中だったので、暫く後で駆けつけました。
すると、『今日は、たんぽぽぐみからゆきぐみへつながる溝が気になっている・・』とのこと。何と、その目のつけどころに感心せざるを得ませんでした。長バサミを数個持ってきて、溝の中の落ち葉を摘みながらチリトリに入れていくと、すっかり綺麗になりました。次に場所を変えて、オレンジ色の木馬からことりぐみの前までの溝を溝蓋の上から眺めていくと、中にはクスノキの葉っぱが詰まっているところが2,3箇所ありました。「よいしょ」と溝蓋を持ち上げながら、長バサミで取り除いていく作業を、根気強く、数名で力を合わせながら続けました。(実は、ここは先生たちとも日頃から気がけている場所ですが、大木からの落葉は毎日お掃除してもきりがないほどです)
お掃除隊が、ことりぐみ前を過ぎて、固定鉄棒までの溝に差しかかっている時に、沢山の水がことりぐみから流れ出てくるのを誰かが見つけました。活動をしていた数名は、自分たちが溝を美しくしてすっかり綺麗になった所に、サラサラと水が淀みなく流れていく様子を確認すると、安堵のような、上手くいったね!といったような満足の表情が浮かんでいました。
続いて、固定鉄棒から石段に流れ込む溝までの長い距離をくまなく手入れしている様子を見て、カメラを取りに戻りたくなったほどでした。
私は、この幼稚園で子どもたちとともに過ごすこと約20年ほどになりますが、子どもたちがホウキやクマデに興味はあって少し試してみることはあっても、自らが希望して仲間とお掃除に取り組む姿をともに応援することになったのは、今回が初めてのことです。
多くの木々に囲まれたお山の幼稚園を、このような形で子どもたち自身が大切にしたい・・と思って、決して遊びにはならずに、毎日視点を動かしながら真面目に取り組んでいけるボランティアな姿は本当に尊いことと思います。
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【ヨツボシホソバ】
今日、子どもたちが降園した後で虫かごを整理していると、中に一つポツンと残っている虫がありましたが、すぐに年長児のMくんが今日の外遊びで見つけたことを思い出しました。
年少児の頃、恐竜のトリケラトプスが大のお気に入りだったMくんは、最近子どもカマキリやカノコガを見つけては図鑑で確かめているので、外遊びの終わりには自然に戻してあげることは当然知っています。でも今日は、どうしてもこの何とも言えない虫が手放し難くて、虫かごの中に入れたままにしていたことが容易に想像され、何だか微笑ましくて思わず頬がゆるんでしまいました。
早速、Mくんのかわりに図鑑を開くと、「ヨツボシホソバ」のオスでした。メスには名前の通り4つの黒紋がありますが、オスにはありません。オレンジ色の部分がとても綺麗な昆虫です。明日、Mくんに伝えられたらと思います。
<ヨツボシホソバ> ヒトリガ科 学名 Lithosia quadra
分布 北海道~九州
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本日は、園内通信「お知らせ29」をお出ししました。
内容は、
◇ 内科診断について