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2018.01.17

1月17日(水) / ナンテン(南天)・雪景色(1/14 Sun.記録)・大根の収穫🍃~クッキング PARTⅡ!(昨日1/16(火)年長児記録)


  <南天(ナンテン)の実> メギ科  原産地 日本,中国,インド 学名 Nandina domestica Thunb.

お山の中にはあちこちにナンテンの木がありますが、冬も元気な鳥たちがあっという間に実を食べつくしてしまいます。またナンテンは「難を転じて福となす」と縁起にあやかる植物として重宝され、昔はお正月にナンテン(南天=難転)とフクジュソウ(福寿草)を合わせて新年のお飾りに使われました。生薬として“南天のど飴”にも使用されているように、果実は咳止めに、葉はうがい薬などにも利用される有難い植物でもあります。

本日は1月17日。23年前に阪神淡路大震災のあった日です。当時500人を超える子ども達が親を亡くし、そのうち両親とも失ってしまった子は103人にものぼるそうです。そしてその頃に産まれた子が成人するくらいの時が経過しました。突然、両親やきょうだいをなくして一人ぼっちになってしまった子、また二段ベッドが家に届いた夜に喜んで眠った翌朝には親が亡くなり、一人ぼっちになってしまった子、その子達のその後の成長の様子が今朝のニュースで伝えられていました。癒えない悲しみを胸に抱いたまま成人し、親になった今も子育てをしながら忘れることができない辛い思いを残されている女性の姿がありましたが、拭えぬ不安を胸に秘めつつも何とか前向きに生きようと努力される姿が映されていてとても胸をうちました。

また、両親が亡くなって一人残された赤ちゃんが祖父母に引き取られて大きくなり、なぜ亡くなった家族の分も自分が頑張って生きなければならないのか?どうしてよいのか分からない、と途方にくれながら自分のこれからの生き方を見出そうとしている少年の姿も伝えていました。亡くなられた両親の代わりに、二度目の子育てをする祖父母お二人の苦悩にも思い至ります。23年前の震災の日を忘れることなく振り返るとともに、私達なりにこれからの日々の中でできることを尽くしつつ、人と繋がりながら前向きに生きていかなければならないことを思いました。

今年の写真のナンテンは、母がくれたものと、出先で見つけたものを合わせて花瓶に入れました。数年前のブログがありましたのでご紹介まで。
2014.1.blogより
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園内の雪景色(1/14(日)記録)

前夜から降りはじめた大粒の雪が、この冬はじめて一面の雪景色となったのが14日(日)の朝でした。その時の園内の様子です。子ども達が登園する日にもたくさんの雪が降ることを心待ちにしつつ・・・

窓より西に広がる市内の景色。前方は愛宕山方面です。

クリやモミジの木も雪を受けて真っ白に。屋根の上も一面真っ白。

プレイルームから山の学校方向も一面の雪に覆われました。 プレイルーム前の手すりの上にも5㎝ほどの雪。

第三園舎前の石段も、第三園舎の屋根にも積雪が一面に広がりました。

時計台の風見鶏にも。

園長室前のウサギは雪に覆われて温かそう? モミノキ、メタセコイヤにも。

たんぽぽぐみ前の花壇。チューリップの球根はどうしているかな。凍えていないかな・・🌷

秋には真っ赤に紅葉したイロハモミジの枝にも雪の花が咲いています。

園庭です。東の空からは青空が見えてきました。ブランコにもたっぷりの積雪。

足元はこんな感じ。フカフカやわらかな雪が一面に広がり雲の上にいるよう。

すべり棒にも。遊具も雪化粧。

雪の上からすわってブランコをこぐ?😊

辺りは薄暗いので、ひみつの庭のライトがまだ灯っています。物音一つ、鳥の声ひとつしない静寂の時。

シダレザクラもマツボックリのフィギーノにも雪。

モミノキも少しずつ大きくなっています。この辺りは二学期末までトゲナナフシがいたところで子ども達もよく見つけました。

ひみつの庭の木々も畑の野菜もすべて雪を受けて真っ白です。

シンボルツリーのベニバナトチノキもすっかり雪を受けました。

横を見ると大文字も真っ白雪化粧⛄

雪を積もらせたサクラの枝が、雪の重みで目の前まで垂れ下がります。 鉄棒の上にも積雪。

サクラの枝が雪の白い葉っぱに覆われたようです。

ことりぐみに至る通路も一面の雪。 雲梯の上にも8~9㎝ほどの積雪が。

竹柵の上に雪のこぼうずがたくさん降り積もっています。うた「ゆきのこぼうず」は2月の歌として年中少が元気に歌っているところです。私も幼稚園で歌った大好きな可愛らしい歌です。

カキの木の樹上を見上げると・・

モミジの上も雪の花で満開になりました✾✾✾
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大根の収穫🍃~クッキング PARTⅡ!!(年長児1/16(火)記録)

調理していただきました😊(大根煮・手作りドレッシングで大根サラダの二品)

年長クラスは俳句、劇の練習を終えてから10時過ぎ頃より、大根の葉が大きく葉を広げてきたため(収穫期の目安)、また次の積雪で葉が傷まないうちにと、予定を早めて収穫することにしました。

冬の一番寒い季節だけど、みんなが育てた大根が食べごろになりました。お花などはあまり見えない寒い冬だけど、そっと春を待つ芽が育っていたり、近くの樹木も新芽が顔を出す準備をする大切な冬であるというお話を聞いているところです。ひみつの庭には、過日みんなが植えたパンジーやガーデンシクラメンも咲いています。また、土の上に密かに芽を出す準備をしている草花もあり、ビオトープの水面下でもそっとお魚が冬眠している静かな時です。

さあ、ふさふさと育った大根の葉っぱの根元を持って、左右にゆっくりユサユサと動かしながら上に大根を引き抜いていきます。

早速お友だちとともに一人一本の大根の収穫にトライしてみます。

「ぬけた!」「とれたよ!」と歓声が上がります。

「よいしょ、よいしょ」と手を伸ばしてしばらく頑張っているところです。

「やった! とれた😊」 なかなか立派な葉っぱ🍃が育っています。無農薬ですがほとんど虫食いもない青い葉がきれいです。

さあ~、がんばって~~~

無事、大きく育った大根の実を手にする男の子達。

「ほら、こんなのがとれたよ!」

大きすぎず、小さすぎず、ほどよい大根を収穫していきます。

場所によって大根の大きさが違い、大きな大根やとても小さな大根などさまざまです。下の方で曲がっていたり、まだまだ大きくなれそうなひげ根が伸びる途中のものもありました。

葉を下に向けて持つと大根の葉が折れずに傷まないようです。そのことに気づき、下向きに手にする子ども達。

お友だちとみんなで見せ合いっこも。

「ぼくはこんなの」「おいしいかなあ?」 まだまだ小さかった大根もあり、それはサラダ用かな😊

では園舎に戻りましょう。紅白の玉で元気に運動あそびをしていた年中クラスの横を通り過ぎ、ことりぐみ前を通過して第三園舎に向かいます。

大盛りの大根葉🍃。青々として雪で覆われたにもかかわらず元気に再生したようです。

大根を置き、三角巾を自分で被ります。上手く後ろで結んで被れるようになりました。布を三角に折って頭にのせ、後ろで上手に結びます。

大根を洗いま~す。みんながきれいに洗うことができ、真っ白のきれいな大根が揃いました。先生もびっくり感激!でした。

厚めの輪切りにしますが、本来は輪に切ってから一つずつ外皮をむき、角の面取り→十字隠し包丁を入れると煮崩れずお味も浸み込みますが、時間優先でピーラーで皮むきしました。皮もたくさんあれば金平などに利用できます。

真っ白のきれいな大根がたくさん出来上がりました。2.5㎝ほどの輪切りにします。

先生の手が大根を支える補助をしながら真っ直ぐにカットします。 そう、そのくらいですね。

白くてみずみずしく収穫したての大根です。太すぎず細すぎずほどよい子ども達サイズ😊

大根の上ひたひたから少し上の位置くらいに水を入れて火にかけます。土の中の野菜は、基本は水から火にかけて調理します。

「これ、なにかしってますか?」 「かつおぶし~🐡」では、これでお出汁をとります。

グツグツして柔らかくなった頃合いをみて、手いっぱいの鰹節をパッと投入。本当は一度大根を取り出すとよいのですが時間短縮のため。お味つけに出汁醤油などを使用すると便利ですが、成分の兼ね合いから、小麦、調味料のアミノ酸、水あめや砂糖などの糖類、アルコール等を含まない調理方法にし、今回はグルテンフリーの醤油(小麦を含まない)と鰹節のみでやさしいお味つけにしました。

細めの大根は薄い半月切りの大根サラダにします。

〔手作りフレンチドレッシング〕
オリーブオイル(有機エキストラヴァージン)と米酢(穀物酢ではなく米のみで醸造)をほぼ2対1で。プラス、塩(ゲランドFleur de sel)、玉ねぎのすり下ろし(淡路島産)、ガーリックすり下ろし(青森産)適量をドレッシングシェーカーで調合します。

みんなが順に交代しながらシェイクシェイク。すっかりよく混ざり合いました😊

鰹節も取り除いたところへお醤油でお味つけ。収穫したばかりの新鮮な大根スライスに手作りドレッシングを入れて和えています😊

小さな手が混ぜ合わせています😊

大根をグツグツと炊いています。一度炊いてから冷ます時間があるとそれでよくお味が浸み込むのですが、お昼の時間が近づいているので時間短縮で手早く。お出汁もとても薄味です。

さて、お弁当の時間になりました。お当番さんが保温器から出したお弁当をみんなの場所にミトンをはめて運んでくれました。
「よくよくかんでたのしくたべましょう。」「いただきます。」

「だいこんサラダ、おいし~💕」お弁当のふたに少しずつ大根サラダを入れてもらいました。大根煮は紙皿にお汁とともに入れてもらいました。

「おつゆがおいしいよ」とそっと持ってお味見している様子です。 もうお箸で大根をほどよくきってお弁当とともに食べています。

「だいこんサラダもメチャおいしい!」といってた男の子も。あとで先生に聞くと、お店を出したらいいよ、とアドバイスがあったとか😊 みんなで小さな種から育てて収穫しすぐにクッキングできたため、お味もグレードアップしたのでしょう✨✨

「おだいこん おいしいよ」とパクパクよく噛んで食べています。 お出汁が熱々でありますよ~!と先生から声がかかり、お代わりのスープをもらう子ども達も。

「やさしいおあじやね」と言っていた女の子もいました。温かな汁ものがあるとお食事もすすむものです。

「あたたかいよ」と両手でしっかり持って。 「おだしおいしいよ」とお弁当後にいただきました。
     
みんながお弁当を終えた頃です。クッキングの途中には、横に積み上げられた大根の葉の山を見て、「きょうもだいこんのはっぱをおりょうりしたらいいのに~」「のこったはっぱ🍃はどうするの?」と子ども達から声があがっていたところ、

💗💗 きょうはだいこんのはっぱ、おもちかえりしま~す。みんなどうかな~? 💗💗

と先生からのアナウンス。「やった~👏」とみんな声をあげて大喜び💗💗 今回体験したことをはやくお母さんに伝えたいという思いがきっとそれぞれの心の中にあり、大根の青い葉がその手助けをしてくれるとしたら何よりです。

お天気があがったら、みんなで大根を育てたひみつの庭にもう一度行って、畑を整える活動をする予定です。
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本日は、園内通信「お知らせ77」をお出ししました。
内容は、
◇ 子ども達の健康について
◇ 園児名簿関連

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