2018.12.06
12月6日(木) / ドウダンツツジの紅葉🍁・ひみつの庭の”ママの日”だより(12/4記録)・絵画「カブ」12/3(月)記録(年長クラス)
<ドウダンツツジ(灯台躑躅)> ツツジ科 学名 Enkianthus perulatus 分布 本州、四国、九州
こちらは過日、京都よりも標高が高い山岳都市で撮影したドウダンツツジの紅葉です。ドウダンツツジはツツジ科の植物。4月に若葉の下にアセビに似た壺形の白い花を散形状に吊り下げ、秋の葉の紅葉はツツジの中ではもっとも美しいと言われます。名前の由来の一つに、昔、灯台(木の枝や竹で作られ夜間に使用した照明)の脚部の形に枝分かれの樹形が似ているため”灯台躑躅”とされた説があり、やがて「灯台(トウダイ)」が転じてドウダンツツジと呼ばれるようになったそうです。
ドウダンツツジは江戸時代には庭木として使用されるようになりました。京都では明治時代に山縣有朋(軍人であり政治家。1894年~1897年にかけ東山に無鄰菴を造園←小川治兵衛(屋号:植治)作庭)が当時庭に使われていなかったドウダンツツジ、ヒイラギナンテン、モミなどを植えるよう依頼したのが始まりとのこと。その後、伝統的な日本庭園から新しい日本庭園をデザインするためにドウダンツツジは採用され、今では国内の公園や街路樹などにも使用されています。海外には1870年にイギリスへ渡り、アメリカでは輪生状に互生する特徴的な葉の形から当時のベルフラワーとして愛されたということです。
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こちらはつい数日前のお山の石段の様子。やがて子ども達がやってくる朝。
紅葉した色とりどりのモミジが広がります。
下に見えるのは第1グループさん達。モミジ絨毯の中を到着です。「おはようございま~す」
赤、黄色、黄色からオレンジ色に変わりかけた混色のモミジ葉を束にしてクラスに向かう子も。
先生とモミジでお話。 ほら、こんな色😊
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ひみつの庭の”ママの日”だより(12/4(火)記録)
この数日前は天気予報は終日☔マーク。二学期最終回は開催が難しいと思っていたところ、朝から見る見る雲が動き青空が広がってきました~😲
予想外の展開に急いで準備する私。ママ達はすでにひみつの庭に・・
落ち葉の広がる園内の石段に姿がありました。
この日は園内の大階段にもお母様方の姿がありお掃除して下さいました。
門の付近も。 ひみつの庭のビオトープ際のアジサイや奥のカシノキの足元を、ご持参のノコギリを駆使してお手入れ下さいます。
手作り〇ー〇ージのこと、ミニ英語講座やフランス語講座の開催😊✌についてなど💜お話の花が咲き・・・
年長のお母様のお集まりの流れでお庭に来られたママも。メタセコイヤの木の下で。ご家族での化石探しの体験や生きた化石と言われるメタセコイヤについて暫しお話し中。
針葉樹なのにオレンジ色の紅葉が美しいメタセコイアはかつては絶滅種と考えられおり、最初に化石が発見された後に生きた木が発見されたことから「生きた化石」と呼ばれています。発見したのは日本の植物学者の三木茂博士で、研究論文の発表から5年後の1946年に中国四川省で生きたメタセコイアの木が発見されます。その後現地を調査したアメリカの古生物学者が種子を採集後アメリカで苗木が殖やされ、1950年に100本の苗木が日本へ贈られたことから日本各地に広がっていきました。
ビオトープ際のジャンボアジサイの辺り。ウッドデッキとワイヤーフェンスの間には、以前の卒園児達が植えたオカメヅタやエキナセアなどが植わって年々株が大きくなっています。なかなか他の草との選別が難しいところ、植物をよくご存知のママ達です。収穫後のカブラと年中クラスの育てるブロッコリーがすくすく生長中です。ブロッコリーは中央の実がすくすく大きくなってきています😊
そこへ、年中クラスが大木カシノキから、毎日山ほど落ちてくるドングリを集めにやってきました😊
みるみるうちに袋にいっぱい集まっています。
ほとんど手が届かない奥のエリアをお手入れ下さり、気になっていた所に光が届くような安堵感を覚えます。
こちらは石垣の足元に落ちてきたドングリの実生が芽を出し、プツプツたくさん生えてきています。残念ながらここにドングリの木が育つと林になってしまいますので取り除いて下さっています。カシノキは弱ってくるほどたくさんの実を落とすということです。ひみつの庭のカシノキは随分長寿の木ですが、カシノナガキクイムシなどによるナラ枯れの症状があり大分弱ってきています。そんな事情もあり今も毎日たくさんの実を落としてくれるのです💜
幼稚園門の下の方まで落ち葉掃きをして下さるママ達の姿。まだたくさんの紅葉の葉をつけている木もあります。
ひみつの庭の丸窓の内側に、夏から長らく白い花を咲かせていたアジサイ”アナベル”をカットしました。長い茎の先のドライフラワーが嬉しそうな女の子達👩。
さて、雨模様だからと冬の庭のお花を調達しないままでしたが、朝から雨も上がり青空がのぞき出したこの日。急遽近くのお花屋さんに朝一でたずねてみると、何と早速に届けて下さいました。感謝。
入口シンボルツリーの周辺をくまなくお手入れ下さるママ。ここにも野芝を植えていますがよく踏み込む場所はどうしても芝が生えなくなってしまいます。
今日は子ども達がそれぞれの活動に入っていることもあり、ママ達に植栽をお願いしました。
そこへ年少クラスの子ども達が森へ行くためにやってきました。「いってらっしゃ~い😊」
「いってきま~す😊」と子ども達。
里桜”福禄寿”の足元。その根に注意しながらガーデンシクラメンを配置されています。 ナンキンハゼの足元もお手入れ中です。この少し右側と奥には過日、フユイチゴとベリー類が移植されたところです。
土が固いので培養土を追加で運んできました。
同じく年少クラスの子ども達が森へ向けて出発するところです。ママとお話💗
ホースリールを置いた散水栓の辺りや子ども達の夏の足洗い場も落ち葉が溜まってしまいます。こちらはビオトープ奥の方の森の入口辺り。つい気づかないうちにオオシマザクラが春一番に花を咲かせる足元にもガーデンシクラメンを。こちらはすでに数種の宿根草を植えてあるので土をそっとほぐしながらの作業。
手前を避けつつ半円形に植栽。こちらは土はより固く、さらに後日土を追加したい場所です。 ウッドデッキとワイヤーフェンスの間を丁寧に手入れして下さるママ達。
気づくとすでに12時を過ぎてしまっていました~。
時間に迫られつつすべて植え終えて下さったママ。 皆さま本日はひみつの庭内外、お山の石段や方々でのお手入れを誠に有難うございました。こちらの北側スペースも足元が清められたように美しくなっているのがわかりました😊
ホットティー”マルコポーロルージュ”、ツマガリのクッキーとともにお疲れ様でした💕
二学期も火曜日ママの日にお時間をつくってお足運び下さり、お声がけとともにいつも優しい眼差しで子ども達を見守って下さり心より感謝申し上げます。
シダの葉、オカメヅタの植栽。すっきりと整理され緑がきれいです💚
それぞれのサクラの足元にガーデンシクラメンのリースが飾られました💕💕
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絵画「カブ」12/3(月)記録(年長クラス)
こちらは過日11月後半のカブラの収穫、そしてお料理の後、あらためて畑で育てて実ったカブラの姿を思い出しながら描いているクラス内の様子です。
すでに絵の具でそれぞれのカブラを描いており、その上に細かな部分を書き足しながらお花紙で土を表していきます。
薄く手で千切ったお花紙にのり付けします。
赤カブ、白カブの頭から出た葉っぱが描かれています。 画用紙の斜め下からたっぷり紙を使って描くとより大きなカブに。
濃い色の赤カブと真っ白のカブ。思わず描いてしまったという優しいお顔も😊
よく育ったカブラをお料理して美味しくいただくことができました👏 カブラくんありがとう!
みんなそれぞれのカブラの姿、葉っぱが描かれています。お花紙を千切ってのり付けがなかなか難しいのですが工夫してコツコツと取り組む姿が見られました。
葉っぱをよく見て描いています。外側と内側と色の違い、カブラの下からは根っこが出ているところ。どれも青々とした葉っぱが見事!
お花紙をまとめて千切り、準備してからのり付けする方法ですね😊 個々に自分のアイデアで取り組む姿がありました。
この日も机の上ではスペースが足りず、床に画板を置きその上で取り組みます。描くことにみんなが真剣で落ち着いたムードが漂う時間です。
大小さまざまな大きさ、色のカブラがたくさん描かれています。
今はまだ途中経過ですが、カブラの表面のえくぼなど、どのようになっているのかを見て描いています。
大きくて丸いカブラが二つあります😊 お花紙を下に配置して畑の土になりました。
千切って置いて、千切って置いて・・ 柔らかな土がカブラを抜いた下にいつもくっついていましたね。
ゆっくり絵を見つめながら急がずに取り組んでいます。 さて次はどこに土を入れようかな。
ゆったりと取り組む姿です。葉っぱの中にクレパスで色を足して。
どのように土を絵の中に入れようかな? 入れながら納得がいくまで取り組む姿。
こちらは畑の土がたっぷりと。 一見扱いにくい薄っぺらのお花紙とのり。年長らしくのり付けの方法をすぐにあきらめず、忍耐強く考えています。
「このかつおぶしはくっついてたいへんなんだよ・・」とTくん。なるほど確かにカツオ節にそっくり😊 思わず笑いましたが、のり付けすると本当にカツオ節のようになります。しかも手にぺったりとくっついてきます💦
そんな感想が思わず漏れてくる時間でしたが、全員が自分なりに工夫し、諦めずに取り組み続ける子ども達の姿がとても立派でした😊
作業は続きます。最近はクレパス、サインペンやのりの減り方がすごいです。来学期も益々元気に活動を続けますから、すり減った物は個別にご購入のお願いをさせていただいています。
土をすき込みたい場所にどのように配置していけばよいのかなど、先生に相談しています。困った時のアドバイスにはなるほどという表情で作業を続けます。
カブラについた土もあり、一面に実ったカブラが生き生きと描けました。次回はコンテなどを使い、元気に育った畑のカブラを完成させます。園内ではカブラの豊作を喜びつつ、お蔭で種まき、育てる、収穫する、食べる、描くと一連の取り組みが継続しています。本日(12/6)は体育指導後に第2回目のカブラの調理を第三園舎で行いました。メニューは「かぶの浅漬け」「かぶのサラダ」「かぶとお揚げのお味噌汁」の三品です。後日ご紹介を致します🍲