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2010.07.13

7月13日(火) / ヤエカシワバアジサイ・夏の昆虫と子どもたち・園の見学・園内通信

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  <八重柏葉紫陽花>  ユキノシタ科  原産地 北アメリカ
                  学名 Hydrangea quereifolia ‘Snow Flake’
緑の木々が茂り梅雨明けが待たれるこの頃、今年も何房もの花をつけてくれたカシワバアジサイです。
一番大きくなりすぎた花は、雨の重さも加わり折れてしまったほど。
学名のハイドランジアHydrangeaは、語源がギリシャ語でhydro(水),angeion(容器)からなるように、アジサイは花の中でも水分が最も必要でかつ雨が最も似合う花でしょう。しかも雨季を知って咲き出すのが植物のすごいところです。太陽の下より、やや日陰の方が生き生きと咲いています。
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  天然記念物 森青蛙〔モリアオガエル〕
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    アオガエル科 学名 Rhacophorus arboreus
夏の朝は、子どもたちといろんな生き物との出会いがあります。ゴマダラカミキリ、ノコギリカミキリ、ベニカミキリ、タマムシ、セミ類、コガネムシ類などなど。
これは、ちょうど子どもたちが登園してきたときに扉の上にのっていたモリアオガエル。「どこからきたのかなあ?」「みんなに会いにきたのかなあ」と、だれかが言ったようにきっと森の中からやってきたのでしょう。
さっそく「つかまえよう!」というところで、ここでワンポイント!
カエルは低温動物、人間とは違って粘膜皮膚です。だいたい25℃くらいの体温で人間の体温は36℃くらい、人間の手の平はカエルにとっては大やけどをするほど熱いわけで、人間だと50度のお湯に入るようなものです。これは可哀想です。どうしても捕まえる場合は、手を水でよく濡らして短い時間そっと載せるくらいでなければいけません。ということで、結構大きなモリアオガエル(恐らくメス)をそっとそのまま観察したのでした。
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  ほら、扉の上にカエルがいるよ     羽化したばかりのニイニイゼミ
朝、みんなが歩く石段の上で羽化していたニイニイゼミ。抜け殻にドロがついているのが特徴ですが、自分の抜け殻にしがみついていたところを保護しみんなで観察しました。午前中いっぱいかかって少しずつ羽が乾くにつれて色づき、お昼にヒマラヤスギの幹に置くとゆっくり上へ、おしっこをしたら(羽化後、体から水分を出す)空高く飛んでいきました。
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【園のご見学など】
この時期、来春入園の方がよくご見学に来られます。保育をご覧いただきながら、また園長室にて園の概要、保育園との違い、お母さまのお仕事との両立、教育について等いろんな観点からお話ししご検討いただいています。本日も雨の中お子さんとご来園でしたので、約30分ほどお話をいたしました。
その中で、「こちらの園の先生は決して怒られないそうですね」と仰います。これはよくお聞きすることですが、感情にまかせて怒るようなことは決して致しませんし、優しいだけでもないことをしっかりお伝えしています。悪いことはその場でしっかり話を聞いて、子ども自身の気持ちが落ち着き納得できたところで「ごめんなさい」ができたり、お友だちを許してあげることへと導きます。
お家でも同じですが、感情にまかせて怒ることと、子どもを信じて静かに諭すこととは全く違います。ただ怒ってばかりでは、より大きな声を出さないと子どもの耳には届かなくなりますし、家の外ではここぞとばかり親を困らせることをしてみたりもします。子ども自身はいけないと承知の上で親の反応を確かめているところが大いにありますから、ここは親の踏ん張りどころ、力の見せどころで、子どもとの知恵比べといったところでしょう。子どもの心に届く諭し方ができたときは、子どもの表情も晴れ晴れしているものです。
本日ご見学の方はこの辺りのことは十分ご理解ご承知の方で、園の先生が「怒ることはしない」ことを評価して下さっていました。その後、7月お誕生会の会場(全園児)をご案内し子どもたちの集う様子をご覧いただきました。
*未就園児対象のミニミニ幼稚園は7月初旬に終えましたので、ご見学希望の方は個別にお出でいただけます。お電話の上、ご来園をお待ちしております→〔TEL781-3200〕
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本日は、園内通信「お知らせ37」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 夏期保育スケジュール
◇ 2学期始業式
◇ 月ぐみが覚えた俳句
◇ 平成23年度園児募集について

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