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2019.05.15

5月15(水) / ひみつの庭の”ママの日”だより✾(5/14(火)記録)・”Au Temps Perdu”(オ・タン・ぺルデュ)🌿


 <ベニバナトチノキ> トチノキ科 学名 Aesculus x carnea 英名 Red Horse-chestnut

ウィキペディア(Wikipedia)より
「ベニバナトチノキは北米南部原産のアカバナトチノキとヨーロッパ原産のセイヨウトチノキ(マロニエ)の交雑種である。5月頃、枝先に長さ15から25㎝の大きな円錐花序を直立し、雄花と両性花を付ける。」

ひみつの庭のシンボルツリーとして、2014年3月に植えた卒園記念樹でもあるベニバナトチノキですが、なぜか上手く生長することが難しかったため、今回で通算4回ほど、諸条件を変えながら再植樹を繰り返してきました。そしてこの5月、いよいよほぼ根付いたかと思えるほど大きな花が咲いてくれました。今回は最後の挑戦として周りの土を大きく入れ替え、慎重に肥料等を施して植樹して下さいました。大型の樹木は移動の際、大きな根をカットした根巻きの状態にして運搬されるため、ダメージを受けた根っこの生長が木の生長に伴わないのが原因の一つとも言われています。土質など環境要因もありますが、「そんなに難しいものではないはずです」と植物園の専門家にも教えていただきながらの試行錯誤の連続でした。

フランスではパリの並木道に背の高いシロバナのマロニエの木が植えられていますが(マロニエの並木道)、こちらのベニバナトチノキも同様に植えられています。国内では横浜や神戸の並木道で姿が見られ、この近隣では府立植物園に数本あります。あまり見かけない珍しい木でもあります。
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ひみつの庭の”ママの日”だより(5/14(火)記録)

家庭訪問週間が終わり通常保育が再スタートした昨日、今年もひみつの庭の”ママの日”にお母様方をお迎えすることができました。連休中からほぼ快晴のお天気に恵まれてきましたが、この日天気予報はお昼頃から☂マークが。ところがお昼前に一旦雨雲が広がったかに思えたものの、一滴の雨が降ることもなく過ごすことができた有難い初日でした。

You always make the sun shine☀ もう皆さんご存知、Yママの周りはいつも晴れ間が出ています。芝生も青々と太陽の光を浴びて(浴びすぎて)、元気に育ちつつあります。夕方から夜間だけ都合よくたくさんの雨が降ってくれると有難いのですが😊

次々とママが来て下さいました。私はゲートの手前のミルテの植え込みの下に溜った落ち葉、雑草を搔き集め、ねこ(一輪車)にのせて森へ運ぶために準備中。

「よく咲いてますね、この木は何ですか?」とママ達。こちらは上でご紹介のベニバナトチノキです。青々とした葉とローズピンク色の花を見ていると明るい気持ちになります😊 引き続きミルテの植え込みを担当して下さるママも。

【ミルテ】🌿
学 名 Myrtus communis
別 名 マートル、イワイノキ、ギンバイカ
科 名 フトモモ科
原産地 地中海沿岸
利用法 食用、薬用、観賞用など
野菜のきょうしつより参照

昔から「愛と歓喜、繁栄、不滅の象徴」とされて、ウェディングの花輪等、各地で飾りとして使われてきた植物です。
つやのある葉を持ち、春から夏の間にかけて、香りのある梅のような形をした白い花を咲かせていきます。
利用法としては、生の葉や乾燥させた葉を香りづけとして料理に加えたり、葉から浸出液には、収斂や殺菌効果があるので「マウスウォッシュ」などに使うと良いでしょう。
枝は、装飾用として簡単なリースを作るのに使います。

未就園児さんを連れてきて下さったママも。       入口サークルスペースを熊手で落ち葉掃除のママ達。来週半ばにご出産予定のママも👶 無事のご出産を心からお祈りしています💕

奥のハーブのエリアをお手入れ中のママも。過日に植えたピーマンにお水をあげています。「これなーんだ?」ママからのクイズ!

昨年、棉を植えていたプランターの中を整理して下さるママも。至る所に小さな草が生え出ています。今のうちに抜いておくと夏場に助かるのです。

外あそびの時間。子ども達がお庭にやってきてママを見つけてお話をする姿も。

秋にパープルカラーの花が咲くメキシカンセージの植え込み。雑草を手入れされるママ達。その横の空きスペースをママ用のミニ菜園にすることに。

まず土を耕し柔らかくして有機石灰+腐葉土+野菜の土を加え混ぜ合わせます。 年中児のKくんは丁寧にお水をあげています。

ひみつの庭の一番奥。カナメモチ植え込みの下などにある落ち葉を搔き集めているママと女の子達。

クスノキの春落ち葉が少しはましになってきたと思えるこの頃ですが、芝生の上は落ち葉、枝などが風で振り落とされてきます。毎日お天気が良すぎるため、芝生はスプリンクラーをセットして毎日水を撒いています。細かな箇所はホースリールで手撒きになります。芝生の育成は十分な太陽と水が欠かせません。

ママの手入れをお手伝い中の男の子。

卒園されたママも数名が来て下さり有難き幸せ💕 皆さん元気に小学校に通っておられることを聞き、懐かしく嬉しく思うばかり😊

ひみつの庭入口横の植え込みをお手入れのママ。未就園児さんもご一緒されました。ママの手入れを見守って。

冬咲きのガーデンシクラメンがさすがに少し元気がありません。枯れ葉を取り除いて土を寄せておきましょうか。 続いて丸窓の下エリアもお手入れ下さいました。

畝の中の子ども達。幼虫を見つけたようですが、そう言えばアオスジアゲハが庭の中を舞っていましたし、アゲハチョウ、クロアゲハ、アカタテハなどの蝶類の姿がよく見られる時季になりました。ビオトープにはすでにヤンマやオニヤンマが飛び交う姿もあります。そろそろシオカラトンボも飛び出すでしょう。一番に姿を見せるベニカミキリも飛んでいます。

卒園されたOGママと在園ママご一緒に。日頃横目で見ては手が入らないままになっている場所を、いつの間にか見つけて手入れをして下さっているという、まさに痒い所に手が届く以上に有難いことです。

ささやかなミニ菜園ガーデン🌿🍅に。子ども達とは違った品種の中玉トマト”アマルフィの誘惑🍅”、よく成ると評判の”なるなるキュウリ🍃”。コンパニオンプランツとしてバジルを植えるといいですよとYママのアドバイスあり。なるほど☝そう言えば最近何かの記事で読んだところでした。夏野菜が育ったら採れたて新鮮のサラダパーティー🌿なんてどうでしょう😊\(^_^)/

ツゲのトピアリー横のチーク椅子。グレイッシュに色あせたのも風情の一つ。

冷たい紅茶でお疲れ様のひと時💕 大勢お集まりいただきお手入れを有難うございました。先に帰られたママもお疲れ様でした。雨も降る気配がなくお天気は保たれていました😊

✾次回ママの日21日はベルベーヌ(レモンバーベナ)の小さな苗を植えます🌿残った場合のみお持ち帰りいただけます。ご自宅のキッチンガーデンで育てて下さい。ベルベーヌについては下の記事をどうぞ🌿
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こちらは京都市内にフレンチレストランを三店舗経営されている方のお店のテラスです。お気に入りの岡崎にある”Au Temps Perdu”(オ・タン・ぺルデュ)。幼稚園卒園児さんお父様経営のお店ですが、近代美術館からすぐで仁王門通りを隔てた南側にあります。

素焼きのテラコッタ鉢に植えられたローズマリー。シェフがこれを摘んでおられる姿が消えると右のお料理がきました。羊肉のローズマリー風味。香りが新鮮でした。

こちらがベルベーヌ。英語ではレモンバーベナ。とても強いハーブでこの時季に新芽が出てきます。すでに作られたものよりもこれを乾燥させたものの方がとてもよく香りますとのこと。

食後のハーブティーとしてお勧めの一つは、ハーブティーの女王とも呼ばれるこのverveineベルベーヌ(レモンバーベナ)。2~3メートルになる低木で葉からレモンの香りがします。神経を鎮めてリラックスできるのでベッドタイムティーとしてもよいかもです。胃腸の働きも助けてくれます。食後にはベルベーヌティーを🌿

アラカルトより。プレートに少しずつ楽しめる美味しさ。右上はひみつの庭にも植えていたクリーピングタイム。私はタイムは魚料理や咳止めなどに使います。ひみつの庭に追加として再度植える予定です。

こちらはお気に入りのTarte aux citronsレモンのタルト。おすすめ💕

“Au Temps Perdu”(オ・タン・ぺルデュ)
この店舗はお持ち帰り料理がメインですが、私達はもっぱら併設サロンのテラスで風を感じながら座っていただくのが楽しみです。前を流れる川と景色に心和みます。

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